群精社協 日 時:平成 22 年 9 月 10 日(金) 会 場:特定非営利活動法人 GH 分科会 議事録 14:00∼16:30 山脈 事務棟 2 階 会議室 出席者:平山(群馬ダルク)、飯塚(あかつき荘)、中島(はばたきの家・ふれあいの家)、 帖佐(たびだち・ツインホーム)、坂本(桐の木クリニック)、渡辺(さくら荘)、 櫻井(波志江の杜)、志摩(ハーモニーやまなみ)、笹澤(ハーモニーやまなみ) ※順不同、敬称略 欠席者:新井(アルカディア)、堀(GH かっこう)、※順不同、敬称略 司 会:笹澤(ハーモニーやまなみ) 記 録:志摩(ハーモニーやまなみ) 【議 事 内 容】 ① 施設見学 ② 意見交換会 テーマ「内部研修について」 ③ その他 【議 事 就労継続支援事業 B 型「みやま工房」、グループホーム「ハーモニーやまなみ」 (各施設が抱える検討課題などの意見交換) 録】 ※開催にあたり、初めての参加の方もいるので自己紹介を実施。 ① 施設見学 就労継続支援事業 B 型「みやま工房」、グループホーム「ハーモニーやまなみ」2 号、1 号、4 号の 順で見学を行う。 ※開催にあたり、GH 部会のこれまでの経緯説明について坂本氏より説明をしてもらう。 生活支援に携わる施設部会として、援護寮、福祉ホーム、グループホームの情報交換の場として 昨年頃より 2 ヶ月に1回のペースで活動を始める。当初の参加は4名ほど。 23 年度末までに、援護寮、福祉ホームが GH に移行するため、群精社協におけるグループホーム の意見、情報の集約的役割を担うものとして今後、体制を構築して行きたい意向である。 ② ● 意見交換会 テーマ「内部研修について」 ハーモニー(桐の木クリニック) 内部研修の頻度:1∼2 ヶ月に 1 回程度、昼間の時間帯(1 時∼2 時)を利用。 研修の参加者:世話人、サービス管理者(時に医師のアドバイスを受けることもあり) 研修の成果:以前は、世話人による母親的な優しさだけに頼った支援であり、それが時には優し さの押し付けになることもあった。研修実施後は、これまで世話人が抱えていた問題をサービス 管理者が聞くことができるようになり、様々な問題が生じた際には立ち止まり、世話人からサー ビス管理者に対し質問がでるようになった。 GH の概要:5ヵ所、定員 21 名 戸建て 1 箇所(5 名)、アパート 3 箇所(男 4 名、女 4 名、6 名)、 県営住宅 1 箇所(2 名) 世話人の配置:常勤世話人(サビ管兼務)、世話人(各ホーム 1 名) 常勤世話人は日中支援が中心。 常勤世話人以外は女性、平均年齢は 65 歳くらい 民生委員の方や、精神保健福祉士を取得を目指す方もいる。 過去の研修資料:強迫性障害について ● はばたき・ふれあいの家(田中病院) 内部研修の頻度:年 1 回程度。 研修の他に支援会議を月 1 回開催。(医師、世話人、サビ管) 病院運営の GH のため、医師の指導を仰げる点が利点。 世話人の課題:世話人より過度に介入したり、逆にまったくしないなどの対応の差があ る。また、利用者により対応が変わる。 GH の概要:13 ヶ所、定員 83 名(来年 1 箇所増え、93 名になる予定) 男性専用 7 ホーム、女性専用 4 ホーム、男女1ホーム 世話人の体制:12 名、サビ管 3 名(来年の新設により 1 名増の予定) 日中支援については、支援センター職員(サビ管)が担当。 世話人は全員女性、平均年齢 65 歳くらい。 過去の研修資料:私たちが心がける聴き方(相談のロールプレイ) ● 波志江の杜(明清会) 内部研修の頻度:年 4 回(法人全体) 毎月 1 回、施設の代表者会議を開催(研修委員会)。 外部研修に出たものが資料をまとめ、内部研修を行う。 顧問医に病気に関する資料を作ってもらい実施することもある。 GH 単独としては、毎月 1 回世話人会議を実施し、世話人とサビ管とで全 入居者のケース検討会議を実施する。時間は利用者のいない昼間等を使う。 (勤務時間内) GH の概要:9 ヶ所、定員 34 名 10 名(1 ヵ所)、6 名(2 ヶ所)、4 名(3 ヶ所) 世話人の体制:9 名、全員女性、20 代、30 代、40 代、50 代といる。 募集は、生活支援員の名目で、ハローワークで公募。 過去の研修資料:援助的コミュニケーション技法の基礎他 ● たびだち・ツインホーム(上毛病院) 現在は、研修を実施していない。 GH ホームを立上げ、運営している者が元病院職員のベテランのため、その方に 支援全般を委ねている状態である。しかし、客観的にみるとベテランではあるが、支援方法等に ついて、いささか旧態依然の感は否めず、今後は研修等により改善の必要性を感じている。 ● ハーモニーやまなみ(NPO 法人山脈) 内部研修の頻度:過去に法人職員全体について、病気の理解及び接遇研修を実施した。それ以後 は、実施していない。 研修とは異なるが、職務及び接遇改善プログラムを半年に 1 回実施する予定である。 GH 単位では、月に 1 回、サビ管が召集する世話人全体会議を実施。様々な諸問題を検討。 GH の概要:4 ヶ所、定員 21 名 戸建タイプ 3 ヶ所、アパートタイプ 1 ヵ所 世話人の体制:7 名(内 1 名は常勤でサビ管兼務)、1ホーム 2 名体制、 日中支援、緊急対応は常勤職員が対応。 過去の研修資料:職員モラルについて、病気(障害)ついて ③ その他、意見交換等 ・研修資料などを見て、自分のことも振返らなければと感じた。 ・利用者との話し方、自分の接し方な研修資料の中から学べた。 ・食事の提供について、どこまで自主性に任せるかなど聞きたい。自主性に任せると食事を食べ ない人がいたりするので。 ・新人 3 名入職したので、今日の研修資料を使って指導をしたい。 ・ご近所との関係について意見を聞きたい。ゴミ出し、地域の子供に怖がられる、目つきが悪 い、自転車事故、セッタがうるさいなど近所から苦情がある。また、新設の GH を立てる場 合に説明会を開く必要があるのか? ・認知症の症状がある方の対応について。転びやすくなっている。周りの人に迷惑が掛かって いる。受入れ家族がいない等。 ・GH と家族との距離のとり方、関係性について。入退院に対応等。また入居者の高齢化によ る老後の心配など。 ・病院から GH への入所に際し、初期支援としてご本人の生活スキルをどう組み立てていくの か? ・入居者に対し、GH がどこまで責任を持つのか?体調不良により GH 受入れが難しくなった 場合の受け入れ先(入院、施設等)を探す際、どこまで関るのか? ※今後の分科会のテーマとしてピックアップして行きます。 ④ 次回の開催について ・当面は施設見学も含め、各施設の持ち回りとしたい。 ・次回は、11 月 12 日(金) 14:00∼16:00 上毛病院(了解を頂きました) ・テーマは上記の中から選部予定ですが、最近の時事的な内容があればそうしたものも取り上げ たいと思います。 また、GH 分科会の運営方法についても検討したいと考えております。 以上
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