第3 第4 - 南あわじ市

第57回南あわじ市議会定例会議事日程(第1号)
平成26年9月1日 (月)午前10時開議
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 諸般の報告
第4 行政報告
第5 委員会調査報告
第6 承認第3号
損害賠償額の決定及び和解の専決処分の承認を求めることについて
第7 議案第54号∼議案第57号、議案第63号、議案第65号(6件一括上程)
議案第54号
南あわじ市行政組織条例の一部を改正する条例制定にっいて
議案第55号
南あわじ市出張所設置条例の一部を改正する条例制定について
議案第56号
南あわじ市情報公開条例の一部を改正する条例制定について
議案第57号
南あわじ市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する
条例制定について,
議案第63号
南あわじ市営住宅条例の一部を改正する条例制定について
議案第65号
南あわじ市監査委員条例の一部を改正する条例制定について
第8 議案第58号∼議案第62号、議案第64号(6件一括上程)
議案第58号
南あわじ市養護老人ホーム条例を廃止する条例制定について
議案第59号
南あわじ市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基
準を定める条例制定について
議案第60号
南あわじ市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制
定について
議案第61号
南あわじ市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める
条例制定について
議案第62号
南あわじ市あわじ島まるごと食の拠点施設条例制定について
議案第64号
南あわじ市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について
第9 言義案第53号
平成26年度南あわじ市一般会計補正予算(第3号)
第10議案第52号
平成25年度南あわじ市下水道事業会計の資本剰余金の処分について
第11議案第66号∼議案第69号(4件一括上程)
議案第66号
財産の譲与について(南あわじ市養護老人ホームさくら苑)
議案第67号
字の区域の変更について(倭文、松帆、福良、阿万地区)
議案第68号
三原公民館改修工事請負契約の締結について
議案第69号
損害賠償額の決定及び和解について
第12認定第1号∼認定第15号(15件一括上程)
認定第1号
平成25年度南あわじ市一般会計決算の認定について
認定第2号
認定第3号
認定第4号
認定第5号
認定第6号
平成25年度南あわじ市国民健康保険特別会計決算の認定について
認定第7号
平成25年度南あわじ市後期高齢者医療特別会計決算の認定について
平成25年度南あわじ市介護保険特別会計決算の認定について
平成25年度南あわじ市訪問看護事業特別会計決算の認定について
平成25年度南あわじ市土地開発事業特別会計決算の認定について
平成25年度南あわじ市産業廃棄物最終処分事業特別会計決算の認定につ
いて
認定第8号
認定第9号
平成25年度南あわじ市ケーブルテレビ事業特別会計決算の認定について
認定第10号
平成25年度南あわじ市福良財産区管理会特別会計決算の認定について
認定第11号
平成25年度南あわじ市北阿万財産区管理会特別会計決算⑳認定について
認定第12号
平成25年度南あわじ市沼島財産区管理会特別会計決算の認定について
認定第13号
平成25年度南あわじ市下水道事業会計決算の認定について
認定第14号
平成25年度南あわじ市農業共済事業会計決算の認定について
認定第15号
平成25年度南あわじ市国民宿舎事業会計決算の認定について
平成25年度南あわじ市広田財産区管理会特別会計決算の認定について
第13諮問第2号、諮問第3号(2件一括上程)
諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について
諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について
第14請願第2号
手話言語法(仮称)制定を求める意見書の提出を求める請願書
議員派遣報告書
平成26年9月1日 定例会
第56回臨時会より本日までの会議規則第162条の規定による議員派遣につい
て、次のとおり報告します。
1淡路地域正副議長会定例会
(1)派遣場所 淡路消防ビル
(2)期 間 平成26年8月12日
(3)派遣議員 正副議長
2戦没学徒追悼献花式
(1)派遣場所 若人の広場記念塔
(2)期 間 平成26年8月15日
(3)派遣議員 正副議長
議 長 報 告
平成26年9月1日定 例 会
第56回臨時会を平成26年8月1日に閉会しましたが、その後の議会及び議長の活動状況につ
いて次のとおり報告いたします。
(平成26年度)
兵庫県消防操法大会(議長出席)
8月 3日
兵庫県立広域防災セン
ター
東播・淡路市議会議長会正副議長研
修会〈全国市議会議長会研究フォー
6 ∼ 7日
岡山シンフォニーホール
ラム〉 (正副議長出席)
日
12
11
淡路広域団体議会議員協議会
淡路消防ビル
淡路地域正副議長会定例会(正副議
淡路消防ビル
長出席)
日
14
福良夏祭り大綱曳(議長出席)
慈眼寺入口交差点
〃
南あわじ市市民まっり「福良湾海上
うずしおドームなないろ
花火大会」 (議長、産業厚生常任委
館
員出席)
戦没学徒追悼献花式(正副議長出
15日
若人の広場記念塔
席)
産業厚生常任委員会視察研修
18 ∼ 20日
福岡県遠賀町、佐賀県鳥
栖市・唐津市・武雄市、
長崎県諌早市
1
9
6
委員会室
洲本市・南あわじ市衛生事務組合会
計監査
やまなみ苑
地方行政課題研究会(議長出席)
兵庫県公館
兵庫県消防操法大会意見交換会(総
務建設常任委員長出席)
南あわじ市サイクリング
ターミナル
[
口
議会運営委員会
委員会室
R
南あわじ市都市計画審議会
西淡庁舎
淡路広域団体議会定例会
淡路消防ビル
淡路地域づくり懇話会(議長出席)
緑公民館
兵庫県後期高齢者医療広域連合議会
定例会
センタープラザ
日
り
総務建設常任委員会
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ヘヒ
講麟細
26,8,15
マ:巡号
南あ財政第91号
平成26年8月15日
南あわじ市議会議長
小 島 一 様
南あわじ市長
・・勝
健全化判断比率及び資金不足比率の報告にっいて
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定
により、平成25年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について、別添のと
おり監査委員の意見を付して報告します。
記
1.健全化判断比率
(単位:%)
平成25年度決算
早期健全化基準
財政再生基準
①実質赤字比率
一
12, 65
20.00
②連結実質赤字比率
}
17.65
30..00
③実質公債費比率
14.3
25.0
134.0
350.0
④将来負担比率
備 考
35.0
(備考)①②にっいて、実質赤字額及び連結実質赤字額がない場合は、「一」と記載する。
2,資金不足比率
(単位:%)
特別会計の名称
平成25年度決算
,
経営健全化基準
国民宿舎事業会計
一
20.0
下水道事業会計
一
20.0
土地開発事業特別会計
一
20ご0
(備考)資金不足が生じない場合は、「一」と記載する。
備 考
南あ監査第25号
平成26年8月13日
南あわじ市長 中 田 勝 久 様
、L、1、1
南あわじ市監査委員
小林健苛
南あわじ市監査委員
北村利夫、忌
平成25年度南あわじ市健全化判断比率及び資金不足比率審査意見について
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定
により審査に付された、平成25年度南あわじ市健全化判断比率及び資金不足比率並びに
証書類を審査した結果、別紙のとおり意見を提出する。
平成25年度
南 あ わ じ市
財政健全化判断比率及び資金不足比率
審査意見書
南あわじ市監査委員
平成25年度南あわじ市財政健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見
第1 審査の対象
1 平成25年度 健全化判断比率
α)実質赤字比率
② 連結実質赤字比率
(3)実質公債費比率
(4)将来負担比率
ノ
2 平成25年度 資金不足比率
3 1及び2の算定の基礎となる事項を記載した書類
第2 審査の期間
平成26年7月1日から平成26年8月11日
第3 審査の方法
審査は、健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記
載した書類が適正に作成しているかどうかを主眼として実施した。
第4 審査の結果
審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率は、いずれも関係法令に準拠し
適正に算定されているものと認められた。また、その算定の基礎となる事項を記載
した書類は、いずれも関係法令に準拠し適正に作成されているものと認められた。
審査の概要並びにそれに対する意見は、次のとおりである。
1一
一
1 算定対象会計
健全化判断比率及び資金不足比率の算定対象となる会計の区分は、次のとおりで
ある。
一 般 会 計
一
会計 等
般
一 般会計等
別会計
営 事 業関
係
般会計等
産業廃棄物最終処分事業特別会計
比
率
連
国民健康保険特別会計保険事業勘定
結
以外の特別
国民健康保険特別会計直営診療所勘定
実
会計のうち
後期高齢者医療特別会計
質
公営企業に
介護保険特別会計保険事業勘定
赤
係る特別会
介護保険特別会計サービス事業勘定
計以外の特
訪問看護事業特別会計
別会計
農業共済事業特別会計
一一・
公
ケーブルテレビ事業特別会計
に属する特
実
質
赤
字
下水道事業特別会計
公営企業
国民宿舎事業会計
将
率
公
債
土地開発事業特別会計
来
負
公営企業
質
費
法非適用
比
資
法 適 用
実
字
比
淡路広域連合行政事務組合
淡路広域消防事務組合
洲本市・南あわじ市衛生事務組合
南あわじ市・洲本市小中学校組合
一
部事務組合・
広 域 連 合
淡路広域水道企業団
洲本市・南あわじ市山林組台
兵床県議会議員公務災害補償組合
兵庫県市町村職員退職手当組合
兵庫県交通災害共済組合
兵庫県後期高齢者医療広域連合
地方公社 ・
第三セクター等
担
率
淡路島土地開発公社
沼島汽船株式会社
(兵庫県信用保証協会)
一
2・
率
金
不
足
比
率
2 健全化判断比率
健全化判断比率の状況は、次のとおりである。
(単位;%,ポイント)
区 分
平成25年度
実質赤字比率
平成24年度
増 減
一
一
連結実質赤字比率
一
実質公債費比率
14.3
将来負担比率
△0.6
14.9
134.0
149.4
△15.4
早期健全 財政再
化基準 生基準
12.65
20.00
17.65
30.00
25.00
35.00
350.0
実質赤字比率及び連結実質赤字比率については、算定した結果、赤字でないため
「一」で表示している。
実質公債費比率は14.3%で、前年度に比べ0,6ポイント改善しており、早期健全
化基準(25.00%)、財政再生基準(35.00%)を下回っている。
将来負担比率は134,0%で、前年度に比べ15.4ポイント改善しており、早期健全
化基準(350,0%)を下回っている。
本市の財政は、国の示す基準から判断すると、健全な状態であると言える。
〔1)実質赤字比率
地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し、財政運営の深刻度を示すも
ので、比率は次の算式による。
一 般会計等の実質赤字額A
実質赤字比率 =
標準財政規模B
本市の実質収支額は、1,090,125千円の黒字となっているため、実質赤字比率は、
生じていない。参考としての比率を求めたところ△6.40%となっている。
(単位;%,ポイント)
区 分
本市の参考比率A/B
平成25年度
平成24年度
△6.40
△4.57
一
3一
増 減
△1.83
(単位;千円,%)
区 分
一 般 会 計
実質収支額
平成25年度
1,009,812
一 般会計に属する特別会計
増減額
平成24年度
670,479
増減率
339,333
50.6
80,313
92,511
△12,198
△13.1
産業廃棄物最終処分事業特別会計
50,190
74,433
△24,243
△32.5
ケーブルテレビ事業特別会計
30,123
18,078
合 計 A
1,090,125
標 準 財 政 規 模 B
17,011,974
12,045
762,990
327,135
16,678,566
42.8
333,408
[標準財政規模]
区 分
66.6
1.9
(単位:千円,%)
平成25年度
増減額
平成24年度
標準税収入額等
6,601,432
6,635,169
普通交付税額
9,222,291
8,889,007
臨時財政対策債
1,188,251
1,154,390
合 計
17,011,974
増減率
△33,737
333,284
33,861
16,678,566
333,408
△0.5
3.7
2.9
1.9
② 連結実質赤字比率
すべての会計の赤字や黒字を合算し、地方公共団体全体としての赤字の程度を指
標化して運営の深刻度を示すもので、比率は次の算式による。
連結実質赤字額(A+B)
連結実質赤字比率 =
標準財政規模C
本市の連結実質収支額は、1,996,791千円の黒字となっているため、実質赤字比
率は生じていない。参考として比率を求めたところ△11.73%となっている。
(単位:%,ポイント)
区 分
本市の参考比率(A+B)/C
平成25年度
平成24年度
△11.73
△10.99
一
4一
増 減
△0.74
、
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実質公債費比率は、次表のとおり。
(単位:%,ポイント)
区 分
平成25年度
実質公債費比率(3か年醐
増 減
平成24年度
14.3
△0.6
14.9
(単位:千円,%,ポイント)
区 分
平成25年度
平成24年度
平成23年度
A
元利償還金
4,190,503
4,076,869
4,092,771
B
準元利償還金
1,648,213
1,625,523
1,520,120
C
特定財源
221,895
227,742
211,884
元利償還金・準元利
D
償還金に係る基準
3,779,776
3,581,161
3,453,193
財政需要額算入額
E
標準財政規模
17,011,974
単年度実質公債費率
16,678,566
13.88
16β12,737
14.46
14.58
実質公債費比率は14.3%で、前年度に比べて0,6ポイント改善しており、早期健
全化基準(25,0%)を下回った数値となっている。また単年度で比較してみると、
当年度は、前年度に比べ 0.58ポイント改善している。これは、大学誘致にかかる
起債の元利償還初年度となったことや臨時財政対策債の元利償還金が年々増加し
ていることから元利償還金は前年度に比べ増加したものの、増加原因となっている
起債がいずれも交付税算入率の高いものであり、算入公債費も大きく増加したこと。
また、上記以外の元利償還金についてはこれまでの計画的な繰上償還により年々減
少傾向にあることが要因となっている。
[実質公債費比率の推移1
25
20
15
10
5
、
0
H19
H20
H22
H21
一
6一
H23
H24
H25
〔4)将来負担比率
地方公共団体の一般会計の借入金(地方債)や将来支払っていく可能性のある負
担等の現時点での残高の程度を指標化し、将来、財政を圧迫する可能性が高いかど
うかを示すもので、比率は次の算式による。
将来負担額A一充当可能な財源(基金・特定歳入等)B
将来負担比率 =
標準財政規模C一利償還金・準元利償還金に係る基準財政需要額算入額D
将来負担比率は、次表のとおり。
(単位:%,ポイント)
区 分
将来負担比率
平成25年度
平成24年度
134.0
149.4
増 減
△15.4
(単位:千円,%)
区 分
平成25年度
平成24年度
67,476,508
A
将来負担額
66,159,228
B
充当可能な財源(基金・特定歳入等)
48,424,884
47,901,849
17,734,344
19,574,659
17,011,974
16,678,566
(A−B)計
C
D
標準財政規模
増減額
増減率
△1,317,280
523,035
△1,840,315
△1.9
1.0
△9.4
333,408
1.9
198,615
5.5
134,793
1.0
元利償還金・準元利償還金に
3,779,776
3,581,161
係る基準財政需要額算入額
(C−D)計
13,232,198
13,097,405
将来負担比率は134,0%で、前年度に比べて15,4ポイント改善している。これは、
繰上償還に伴う地方債現在高の減少と下水道事業に係る地方債元金残高の減少及
び充当可能基金のうち財政調整基金、減債基金、公共施設等整備基金、ふるさとま
ちづくり基金、産業廃棄物最終処分場基金他で増加したため充当可能基金の総額が
増加したことが主な要因である。
本年度の指数は、財政の健全化を示す早期健全化基準(350,0%)を下回った数
値となっている。
この数値は、低い方が将来の財政を圧迫する可能性が低いと言える。
一
7一
3 資金不足比率
公営企業の資金不足額を公営企業の事業規模と比較して指標化し、経営状況の深
刻度を示すものである。
資金不足比率の状況は次のとおりである。
(単位:%)
区 分
平成25年度
下水道事業特別会計
一
国民宿舎事業会計
一
土地開発事業特別会計
一
増減
平成24年度
経営健全化基準
一
20.0
一
一
一
いずれの会計も資金不足は生じていないので、「一」で表示した。
(1)法適用企業
法適用企業の資金剰余金額の状況は、次表のとおりである。
(単位:千円)
区分
A
B
C
D
流動負債
建徽頗等以外の
流動資産
解消可能資
会計年度
経費の財測二充てる
E
資金剰余額
事業規模
金不足額
ために起こした肪
債の現在高
平成25年度
274,587
0
平成24年度
216,386
0
下水道事業
特別会計
58,201
0
平成25年度
21,340
0
平成24年度
26,708
△5,368
増減額
国民宿舎事
業 △ 計
双
増減額
427,922
0
153,335
329,274
377,164
0
160,778
319,913
0
△7,443
50,758
260,774
0
0
268,199
0
△7,425
9,361
239,434
381,579
0
241,491
380,409
0
△2,057
比率の次の算式による。
資金不足額{(流動負債A+建設改良費等以外の経費の財源に充てるために起こした
地方債の現在高B 一 流動資産C)一解消可能資金不足額D}
資金不足比率 =
事 業 規 模 E
一
8・
1,170
(2)法非適用企業
法非適用企業の資金剰余金額の状況は、次表のとおりである。
(単位;千円)
会計年度
区分
A
B
C
D
繰上充用
支払繰延
建緻頗等脇の
解消可能資
額
額・事業繰
籏の財源に充てる
金不足額
越額
酬こ起こした地方
E
資金剰余額
事業規模
債の現在高1襟産
平成25年度
0
0
0
0
272,540
289,715
平成24年度
0
0
0
0
257,473
263,126
0
0
0
0
土地開発事
業特別会計
増減額
15,067
△26,589
比率の次の算式による。
資金不足額{(繰上充用額A+支払繰延額・事業繰越額B+建設改良費等以外の経費の財
源に充てるために起こした地方債の現在高C)一解消可能資金不足額D}
資金不足比率 ;
事 業 規 模 E
第5 監査意見
本年度の健全化判断比率及び資金不足比率は、国の示す早期健全化基準等の数値
を下回り、良好な状態となっている。
平成24年2月に見直しを行った財政計画に沿った財政運営を図り、新たな起債
を最小限に抑制し、計画的に繰上償還を実施したことで、取組効果が表れてきてい
る。しかし、順調に改善されていた実質公債比率の改善ポイントが1ポイントを下
回る結果となっている。
大学誘致にかかる起債の元利償還がはじまったことなどにより、前年度から元利・
償還総額は増加しており今後、新庁舎建設、若人の広揚整備事業、食の拠点施設整
備事業、火葬場建設等の大型事業により発行する起債が地方債残高や元利償還金に
大きく影響を及ぼすと見込まれる。
これらの要因となる起債は交付税算入率が高いものであるので、算入公債費も増
加することから大きくは数値に表れないものの、市歳入の約37,3%を占める地方交
付税のうち普通交付税は、特例的な合併算定替によって増額をされているが、合併
後10年を経過する平成27年度から徐々に減額となり、平成32年度には合併特例
措置がすべてなくなり、今年度の交付税額からおよそ20億の減収となる見込みで
一
9一
ある。また、歳入の約20.9%を占める市税も、本年度は、個人市民税は農業所得の
増で増収に寄与したものの、法人市民税は依然業績の低迷により減収となっている、
さらに、最大の自主財源である固定資産税も地価の下落や既存家屋の減価等により
減収となり、今後急激に回復する見込みは少なく、年々減少する恐れがある。
このような市歳入の根幹をなすものの将来にわたる増額が望めない状況の中、前
述した大型事業が、健全化の足かせとならないよう取り組んでいく必要がある。
下水道事業に対する繰出金が年々と増加している。これは、平成15年度前後に
事業を大規模に実施したことにより、当時借り入れた地方債の元金償還が平成19
年度頃から本格的に始まったためである。今後は、下水道事業の経営計画を踏まえ
料金体系の見直しと経営力を向上させるよう努め、後年度の負担軽減に取り組む必
要がある。
また、合併以前に建設された公共施設等がこれから大量に更新時期を迎える…方
で、財政状況は依然厳しい状況であるが、市所有の公共施設等は、合併前の旧町よ
り引継だものも多く、市全体で最適化が図れていない状態である。社会情勢の変化
に伴い、利用状況や需要の変化もある中で、市が管理する公共施設等の全体を把握
し、長期的な視点をもって、更新・統廃合・長寿化などを計画的に行い、財政負担
を軽減・平準化する必要がある。
本市の健全化判断比率及び資金不足比率はいずれも、現時点では国の示す基準と
の比較では健全段階の範囲であるが、これらの比率はあくまでも財政の不健全性の
度合いを示す目安に過ぎない。当該比率に加え、従来から用いている経常収支比率
なども判断指標に含め、慎重かつ適正に財政状況を把握し、今後も健全化判断比率
が国の定める財政の黄色信号となる早期健全化基準に近づかないよう健全な財政
運営を推進されるよう望むものである。
10一
地方自治法第121条の規定により説明のため出席する者の職氏名
平成26年9月1日
田
中
市
長
勝
久
朗
長
副 市
川
四
谷
浩
矢
野
市 長 公 室
長
井
橋
本
本
環
長
土
史
長
平
昌
教 育
田
長
岡
副 市
市 長 公 室 付 部
(総合調整・新庁舎建設担当)
浩
嗣
貴
総 務 部 長
兼
選挙管理委員会書記長
細
川
財 務 部
長
神
代
充
広
市 民 生 活 部
長
木
勝
啓
健 康 福 祉 部
長
弘
高
郎
馬
部 総
鳴門の渦潮世界遺産登録推進室長
良
兼
産 業 振 興 部 長
一
興
津
祐
田
兼
食の拠点事業推進室長
神
都 市 整 備 部
長
岩
下 水 道 部
長
原
拓
治
正
典
倉
農 業 振 興 部 長
夫
次
田
太
口
長
教 育 部
幸
孝
平成26年9月1日
南あわじ市議会
議長 小 島
様
響轡智融
委員会調査報告書
第50回南あわじ市議会臨時会において総務建設常任委員の選任が行われて以後、
閉会中に開催された所管事務調査の経過並びに結果を会議規則第108条の規定によ
り、別紙のとおり報告いたします。
要
調
査
概
1.調査事件
(1)市の総合的企画、調整について
(2)行財政計画について
(3)市有財産の維持管理と財源の確保について
(4)消防・防災対策の推進について
(5)情報化の推進について
(6)離島振興対策について
(7)国際交流及び友好市町の調査について
(8)都市整備事業の推進について
(9)下水道事業の推進について
(10)選挙管理委員会、監査委員、固定資産評価審査委員会に関すること
2.調査の経過
平成25年11月19日、第50回南あわじ市議会臨時会において総務建設常任委
員の選任が行われ、以来、閉会中の所管事務調査申し出の承認を受け、5回にわたり
委員会を開催し各事項について調査した。
また、調査事項について現状を把握するため、管内調査を2回、先進的取り組みを
行っている関係団体へ管外調査を2日間にわたって実施した。
(1)所管事務調査のため開催した委員会
平成26年1月17日、2月17日、4月14日、5月20日、8月21日
(2)管内調査
平成26年3月18日
○新庁舎建設工事の進捗状況について
平成26年5月20日
○地域おこし協力隊との意見交換会
・協力隊からみる沼島の感想について
(3)管外調査
平成26年7月29日∼30日
○災害に強い防災体制の確立について
・福井県敦賀市議会
○原発災害への備え及び近隣への影響について
・日本原子力発電所(株)敦賀発電所
○消防団活動及び災害への対策について
・兵庫県福崎町議会
3.調査の結果
(1)市の総合的企画、調整について
新庁舎建設について、当初の計画額より、フッ素汚染土壌の撤去費用や国からの
通達により労務単価のインフレスライド条項適用等、想定外の予算が必要となった。
平成27年4月開庁まで僅かとなり、市民の関心もより高まってくる中、進捗状
況等の情報を積極的に報告するよう努められたい。
各庁舎の跡地利用では、地域からの要望について温度差もあるが、庁舎跡地検討
委員会での市の考え方も示したうえで、それぞれの地域が望む方向へ進められたい。
吉備国際大学の学生については、クラブ活動やサークル活動を通じて、地域の方々
や学生、企業を含め南あわじの特徴を生かした、交流の場の提供などを検討してい
ただきたい。また開学後、定員割れが続いており、他大学でも同系統の学部が設置
される予定もあり、今後においては大学と連携レ、認知度アップに努められたい。
空き家等に対する適正な管理に関する条例を制定する自治体もある中、当市にお
いても管理が不十分な空き家等の対策について検討していただきたい。
らん・らんバスにっいては、平成27年度新庁舎開庁時に大幅な見直しの動きが
あるが、利用しやすい身近な公共交通として、利用者のニーズを十分に収集し、改
善に努められたい。
(2)行財政計画について
行政評価制度については、職員の意識改革、予算の効率化、特に決算資料の充実
度など行財政運営において改善工夫がなされており、平成24年度をもって、現在
休止の状態である。人事評価制度については、職員の給与・昇給に、能力・実績を
反映し、行政の効率化を目的とする制度であるが、まだまだ未成熟な面がみられる。
今後においては検証を重ねながら、人材育成の面で活用し、市民に対するサービ
スの向上という観点で、職員全体のレベルアップとして取り組んでいかれたい。
(3)市有財産の維持管理と財源の確保について
合併特例債の期間が5年間延長になったことにより、財政計画を見直す必要性が
あると思われるが、各種事業を進めるうえで、少しでも地域間格差をなくし有利な
起債を利用していくよう検討されたい。
(4)消防・防災対策の推進について
本年6月、兵庫県において南海トラフ巨大地震の被害想定が公表され、本市と洲
本市においては、津波避難対策特別強化区域に指定された。これにより国からの財
政的支援を受けることが可能となり、より迅速に防災・減災対策事業に取り組んで
いただき、万全な体制を図られたい。
今年度中には南あわじ市地域防災計画が修正され、災害ハザードマップも全戸配
布される予定の中、地域において被害想定の大小により自主防災組織の活動におい
て、かなり温度差がある。今後においては、避難訓練や防災に関する啓蒙活動等に
おいて、市民の身近な声や、活発な意見を聞き出し、防災計画の中へ盛り込まれる
よう努められたい。また、災害時の消防団員の確保において、災害の時間帯により
実働できる団員の確保等の実態把握も検証しながら、防災計画の作成に取り組まれ
たい。
(5)情報化の推進について
ケーブルテレビは、市民が手軽に行政情報を得られ、地域密着のコミュニティチ
ャンネルや災害・緊急情報サービス、新鮮なニュース報道番組等貴重な情報源であ
る。今後においても、その魅力を積極的に活用しながら、他市の事例も参考に市民
が視聴しやすいよう、工夫に努められたい。
(6)離島振興対策について
離島振興法対象地域から除外される灘地域においては、平成27年3月まで計画
されている事業については速やかに実施していただき、来年度4月以降は他の財源
を活用しながら継続的な対策を講じられたい。
沼島地域においては、あわじ環境未来島構想の重点地区にも指定されており、他
に地域おこし協力隊の活動や取り組みも期待される中、いろいろな情報ツールを通
じて島の魅力を発信し続けるよう努められたい。
(7)国際交流及び友好市町の調査について
セライナ市との国際交流においては、これからの世代を担う若者にとって国際感
覚が培われる絶好の機会であり、今後においても引き続き取り組まれたい。
国内の友好市町との交流については、スポーツや文化交流事業の参加申し込みも
なく、年々関係が希薄になっている。今年は合併10周年の節目の年でもあり、交
流を再燃させる機会として、友好の契りを結んだ原点に立ち返り今後の取組を検討
されたい。
(8)都市整備事業の推進について
市内のインフラ整備では、5年周期で橋梁点検調査が行われており、道路ストッ
ク総点検による、より詳細な点検がおこなわれるようであるが、引き続き緊急性、
危険性の高い、また生活道路の根幹にかかる橋梁においては、国県に逐次予算要望
をしていただき速やかに改修に努めていただきたい。
住宅の簡易耐震診断後の住宅の補強改修工事について、診断後工事まで至ったケ
ースは多額な負担により少ない。今後においては、いつ発生するか予知できない災
害への準備として、民間団体を利用している自治体の事例検証、工事よりは低額な
簡易耐震ベッドやシェルターの利用等、市民への広報に引き続き努められたい。
若人の広場の整備について、完成の暁には、青少年の平和学習の揚として多くの
来場が予想され、駐車場の確保等も課題となると思われるので、今後検討されたい。
(9)下水道事業の推進について
下水道事業においては、施設の維持管理や長寿命化、処理にかかるコストの削減
等も行われてきたが、依然、財政的に厳しい現状である。施設の統廃合や、それに
よる設備費の減少なども計画されている。環境保全に対する住民意識の高揚、下水
道に対する市民の理解を得るため、事業の明確な経営状況を公表していくなど説明
責任を果たし、施設の更新時期においては廃止処理施設を見極め、処理区域の見直
し等を積極的に展開し、今後も引き続き効果的な加入促進に鋭意努力されたい。
(10)選挙管理委員会、監査委員、固定資産評価審査委員に関すること
監査については、例月出納検査、決算監査、定期監査、財政援助団体監査、指定
金融機関監査をはじめ市の財政に関する事務執行及び経営に関する事業管理を積極
的に監査し、住民代表として市の財政並びに経営の健全な運営に貢献されるよう期
待したい。
平成26年9月1日
南あわじ市議会
議長 小 島
様
委員会調査報告書
第50回南あわじ市議会臨時会において産業厚生常任委員の選任が行われて以後、
閉会中に開催された所管事務調査の経過並びに結果を会議規則第108条の規定によ
り、別紙のとおり報告いたします。
調
査
概
要
1.調査事件
(1)教育の充実・文化、スポーツの振興と関係施設の整備について
(2)人権施策について
(3)税の賦課徴収について
(4)医療体制と健康づくりの推進について
(5)青少年の健全育成にっいて
(6)福祉対策にっいて
(7)介護保険と高齢化社会対策について
(8)生活環境の整備推進について
(9)産業振興の推進について
(10)農業振興の推進について
(11)農業委員会に関すること
2.調査の経過
平成25年11月19日、第50回南あわじ市議会臨時会において産業厚生常任委
員の選任が行われ、以来、閉会中の所管事務調査申し出の承認を受け、5回にわたり
委員会を開催し各事項について調査及び管内調査を行った。
また、先進的・特色ある取り組みを行っている関係団体への管外調査も行った。
(1)所管事務調査のため開催した委員会
平成26年1,月15日、2月12日、4月25日、
(2)管内調査
平成26年4,月25日
Oawajiトレーニングセンター(競馬馬育成施設)
・施設の現地調査
(3)管外調査
平成26年8月18日∼20日
○福岡県遠賀・中間地域広域行政事務組合
・火葬施設天生園について
○佐賀県鳥栖市
・うらら健康マイレージクラブについて
○佐賀県JAからつ
・唐津うまかもん市場について
5∫ヨ19日、 7,月28日
○佐賀県武雄市
・学校でのタブレット配布による学習効果について
・武雄市図書館について
0長崎県諌早市
・諫早湾干拓事業について
3.調査の結果
(1)教育の充実・文化、スポーツの振興と関係施設の整備について
学校の再編計画では、西淡中学校開校から1年が経過し、クラブ活動では選手層
が厚くなり、サッカー部が全国大会に出場するなど、統合のメリットが現れている。
今後、計画されている幼稚園、小中学校、市民の憩いの場である公民館、図書館の
統廃合が当初計画から大幅に遅延することのないよう、市民の理解と協力を得なが
ら鋭意進められたい。
学校でのいじめ問題については、引き続き学校運営支援員を配置し、警察署との
連携により問題行動への対処をサポートされたい。また不登校問題にっいては、児
童生徒の学校復帰がスムーズにできるよう適応教室の利用に努められたい。
また、淡路人形会館の福祉の求ちづくり条例違反による入口付近の修繕工事費の
負担責任の所在を明確にするよう努められたい。
市が管理運営する文化・スポーツ施設のなかには、老朽化が目立つ施設もあり、
安全かつ快適に利用できるように維持管理に努めるとともに、大規模な大会や合宿
などで利用できるサッカー場の整備を行われたい。
(2)人権施策にっいて
毎年開催されている兵庫県人権教育研究大会淡路地区大会では、記念講演及び分
科会が開催されおり、様々な人権問題を正しく認識し、差別を解消できるよう、活
発な学習がなされている。今後もより多くの市民に啓発を図り、差別のない社会づ
くりに努められたい。
(3)税の賦課徴収について
税の徴収については、コンビニエンスストアでの納付や、事業所での特別徴収な
ど、収納率向上に向けて積極的に取り組まれている。引き続き収税体制の強化を図
り、市民が滞納することなく、納税しやすい仕組みで効率的な徴収に努められたい。
(4)医療体制と健康づくりの推進について
少子化対策・子育て支援の一環として実施している医療費助成が今年度から拡充
され、0歳児から中学3年生までの医療費が無料になり、子育て世代の負担が大幅
に軽減されている。今後、国の医療制度の改年で高齢者などの医療費負担が増える
揚合には、市独自の軽減策を検討されたい。
また、町ぐるみ健診等は市民の健康づくりの基礎として大いに役立っている。引
き続き、がん検診などと共に受診率向上に努められたい。
健康づくりにおいては、市内温浴施設や温水プールの適正な運営・管理を行い、
市民の日々の健康管理に役立つ場として利用できるよう努められたい。
(5)青少年の健全育成にっいて
地域の子どもは地域で守り育てられるよう、さらに「地域のおじさん・おばさん
運動」を推進し、いっでも顔を見て、声かけでき、子どもからの小さなシグナルも
早期発見できる環境づくりに努められたい。
近年、小中学生の間でもスマートフォンが普及し、ウェブサイトへの利用が増加
傾向にあり、ネットいじめや、不当な高額請求、出会い系サイトから犯罪に巻き込
まれ為事件などが多発し、社会問題化している。これらのトラブルを未然に防ぐた
めにも、家庭、学校、地域が連携を取り合って、適切な利用方法について、子ども
たちに教育されたい。
(6)福祉対策について
地域福祉計画、障害者福祉計画、老人福祉計画及び介護保険事業計画の進捗状況
を把握し、目標達成に向けて引き続き鋭意取り組まれたい。
また、来年度から本格実施する子ども・子育て支援事業計画の策定により、今後
の保育所のあり方について、幼稚園とも調整しながら、子育て世帯が公平な支援サ
ービスを受けられるよう、今後どのような再編計画を進めるのか、統一した方向性
が得られるよう協議を進められたい。
また、市内には、高齢者の一人暮らし世帯や、高齢者のみの世帯が増加している。
援護を必要とする方々が、緊急事態時などに孤立することのないよう、地域で共助
できる体制づくりに努められたい。
(7)介護保険と高齢化社会対策について
「施設から在宅へ」という流れが一層強まってきており、市内でも新たに地域密
着型特別養護老人ホームやデイサービスセンターの建設が進められている。今後も
予測される市内の高齢化に備えて、第6期介護保険計画においては、旧津井小学校
跡地に特別養護老人ホームの新設を中心とした「福祉の里」構想を計画しており、
今後、業者選定などを的確に行い、福祉のまちづくりの推進に努められたい。
また、高齢者が住み慣れた地域で生活を送れるように引き続き、介護予防の出前
指導や「いきいき百歳体操」などの教室を継続して開催し、できるだけ在宅で過ご
せるように、高齢者の健康維持に取り組まれたい。
(8)生活環境の整備推進について
一般廃棄物については、清掃センターが今年3月をもって閉鎖したが、やまなみ
苑へ搬入もスムーズに移行できている。年々、市民のごみ分別、資源ごみのリサイ
クルの意識も定着してきており、ごみの減量化につながっているが、いまだに産業
廃棄物や家庭ごみの不法投棄が後を絶たない。
今後も不法投棄の監視体制を強化するとともに、不法投棄の違法性を周知し、適
正にごみ処理されるよう努められたい。
(9)産業振興の推進について
鳴門の渦潮の世界遺産登録に向けて、民間においても登録を応援する組織等が立
ち上がり、各々がPR活動を鋭意行っている。今後も鳴門市、徳島県、兵庫県と連
携しながら、さらなる広報活動を行い、広く周知されるよう努力されたい。
近年、漁業の漁獲量が減少してきおり、例年行っている海底環境の改善事業、稚
魚放流事業に加えて、兵庫県とも連携しながら藻場の形成や並型漁礁の設置、築磯
事業など、漁獲量の増加にっながる栽培事業に努められ、漁業振興に積極的に取り
組まれたい。
また、企業団地の残り区画の販売促進と、吉備国際大学の学生向けマンションの
建設補助金の推進を行い、学生に低価格な物件をあっせんできるよう市内業者への
周知に努められたい。
(10)農業振興の推進について
来春3月のオープンに向けて、食の拠点施設の第1期工事が着工している。今後、
淡路島の観光拠点となるよう、販売内容・方法などのソフト面、また団体客受入の
ためのトイレ数の問題など、ハード面の両面において、新会社と十分な協議をしな
がら、整備するよう努められたい。
また、施設がオープンすることで市内の農業、漁業、畜産・酪農業の第1次産業
が活性化し、市内の小売店等に影響が及ばないようなマーケティングの拠点となる
よう努められたい。
(11)農業委員会に関すること
県下において、農業特区に選定された自治体もあるが、当市においても、農業従
事者の高齢化及び耕作放棄地の増加の問題は深刻である。今後も農地の利用状況を
把握するとともに、農家個々で対応するのではなく、農業生産法人もしくは集落営
農等で農地の有効活用することも視野に入れながら、耕作放棄地の抑制、農地の有
効活用に努められたい。
決算審査特別委員(案)
第57回定例会
1 番 吉 田 良 子
2 番 柏 木 剛
3 番 谷 口 博 文
4 番 木 揚 徹
5 番 廣 内 孝 次
6 番 蛭 子 智 彦
7 番 長 船 吉 博
8 番 印 部 久 信
9 番 森 上 祐 治
10 番 原 口 育 大
11 番 砂 田 果 洋
13 番 登 里 伸 一
14 番 阿 部 計 一
15 番 川 上 命
16 番 中 村 三 千 雄
17 番 熊 田 司
第57回 南あわじ市議会定例会
請 願 文 書 表
受理番 号
第2号
受理年月日
平成26年8月22日
件 名
請願の要旨
請願者の住所
及 び氏名
手話言語法(仮称)制定を求める意見書の提出を
求める請願書
別紙写しのとおり
請願者:淡路聴力障害者協会
会長斉藤勇
住所:〒656−0025洲本市本町8丁目2番17号
紹介議員
廣 内 孝次
付託委員会
産業厚生常任委員会
//戴蘇\い
ノハ ホ こハ ほおピむて ユセレと ロ ロはぢ 定雛藷論法(仮称)制____請願.
平成26年 2月2λ日
南あわじ市議会議長 小 島
様
請願者
兵庫県洲本市本町8丁目2番17号
淡路聴力障害者協会
会長 斉 藤 勇
紹介議員 再落奥
[請願趣旨]
手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の
語彙や文法体系をもっ言語である。手話を使うろう者にとって、聞こえる人たちの
音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守ら
れてきた。
しかしながら、ろう学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別され
てきた長い歴史があった。
2006(平成18)年12月に採択された国連の障害者権利条約には、「手話は言語」で
あることが明記されている。
障害者権利条約の批准に向けて日本政府は国内法の整備を進め、2011(平成23)年
8月に成立した「改正障害者基本法」では「全て障害者は、可能な限り、言語(手
話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と
定められた。
また、同法第22条では国・地方公共団体に対して情報保障施策を義務づけており、
手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、きこえない子どもが手
話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研
究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要である
と考える。
よつて、下記の項目にっいて、採択され、国に対して意見書を提出されますよう、
地方自治法第124条の規定により請願いたします。
[請願事項]
手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、きこえない子ども
が手話を身にっけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、
研究することのできる環境整備を目的とした「手話言語法(仮称)」を制定すること。