ARTJODO17 - 浄土宗

発行所/浄土宗芸術家協会
〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-4 浄土宗社会国際局内 TEL.03(3436)3351
編 集 後 記
発行所/浄土宗芸術家協会
〒1 0 5 - 0 0 1 1東京都港区芝公園 4 - 7 - 4
浄土宗社会国際局内 T E L . 03( 3 4 3 6)3 3 5 1
C
O
N
T
E
N
T
S
《特集》
「 浄土宗芸術家協会の歴史 」
6
設立・会報誌・会員
第3 1回 「 浄土宗芸術祭 」
(平成18年11月・京都)
【併催】浄土門主御法主墨蹟展
宗門関係学校学生美術展
2
第3 2回 「 浄土宗芸術祭」
(平成19年11月・京都)
「 芸術家協会
8
演奏会 」
(平成18年6月・京都)
第1 4 回
「 芸術浄土展 」
(平成19年2月・東京)
4
第1回 「 写真作家展 」
(平成19年5月・大阪)
巻頭言
浄芸協理事長
5
飯田順雅
本年は、歳明け早々の1月19日に、大本
山清浄華院御法主、大田秀三台下が御遷化
なされた。浄芸協にとっては、あまりにも
昨年から浄土宗の全か寺に届くよう
になった本紙。これを仏縁とし当会が
より広がることを編集担当としては切
に願って紙面を作っている。浄土宗芸
術家協会という名前だけしか知らない
緒大徳も少なくないだろうが、浄土宗
社会国際局所属団体として助成されて
いる会だけに、住職はもちろん一人で
も多くの浄土宗関係者に知ってもらい
たい。この想いから今回は当協会につ
いての小特集記事を組んだ。
伺った話の十分の一も伝えられてい
ない初代理事長と事務局長への取材、
希少価値ある本紙の前身『藝術浄土』、
そして最新の会員名簿から、みなさん
の目を惹き、知ってもらえるように芸
術家協会を紙面で展開したつもりであ
る。少しでも興味を持っていただけれ
ば幸いである。
さて、次号は5月発行を編集担当と
しては勝手に望んでいる。音楽関係の
会員の努力で充実してきている6月の
演奏会を考慮し、本紙面に演奏会の報
告でなく、案内として掲載したいから
である。
前回の編集後記にも記したが、芸術
と信仰の行き着くところは感動する心
のようだ。読者にみなさんも芸術家協
会の展覧会、演奏会でその感動を味
わってもらいたい。
(村田洋一)
大きな痛手である。元会長そして顧問で
あった台下は浄芸協の発展に無くてはなら
ないお方であり、大きなバックボーンのお
1人であった。
【会員の皆様へ】
皆様の活動を随時郵送で当協会へご連
絡下さい。送付先は上記協会まで。
美術展会場となる京都市美術館別館。
思
っ
て
ご
出
品
下
さ
い
。
第31回
美術展より。
術
展
に
ご
出
品
下
さ
い
。
書画だけでなく、陶芸もこなされ、秋の
芸術祭美術展では、台下のコーナーは人気
の的であった。今秋の美術展では台下の遺
● 当会会員に関心のある皆様へ
作展を会場内に設けたいと計画している。
「この協会は芸術に関する専門分野
において、斯道の精進、創作活動を
行っている浄土宗教師及び関係者で、
常任理事会の推挙を受けた会員をもっ
て組織する」(当協会規約第5条一)と
いう創立以来の規約を守り、新会員は
理事の推薦状をもって常任理事会に推
挙する形で会員を増やしてきました。
当協会に興味のある方、または寺院
関係者で推薦したいという方がいらっ
しゃれば、当協会までご連絡下さい。
台下の遺墨「慈心相向 佛眼相看」を重く
受け止めたい。
法然上人八百年大遠忌に向けての浄芸協
の取り組みも、いよいよ具体的なプランの
立ち上げが望まれる。近年急速に充実して
きた舞台芸術部門を中心に独立した音楽祭
の計画、法然上人とその教化に的をしぼっ
た記念美術展の開催、浄芸協の巾広いジャ
ンルを網羅した記念誌の出版等、いささか
荷が重いかと懸念はあるが、何としてもや
り遂げねばならないと思っている。故大田
カンボジア・シェムレアップ アンコール・ワットのレリーフ/ 撮影・川副春海
台下への報恩謝徳の念を込めて。
浄土宗芸術家協会事務局
03ー3436ー3351
〇
三
ー
三
四
三
六
ー
三
三
五
一
の
心
を
そ
れ
ぞ
れ
の
形
に
し
、
こ
の
美
※
問
合
せ
先
/
浄
土
宗
芸
術
家
協
会
え
に
包
ま
れ
る
み
な
さ
ん
の
そ
れ
ぞ
れ
ま
す
。
宗
祖
法
然
上
人
の
念
仏
の
み
教
当
会
ま
で
お
問
合
せ
下
さ
い
。
※
そ
の
他
売
約
、
搬
入
な
ど
の
詳
細
は
創
り
手
の
心
も
見
る
人
の
心
も
動
か
し
品
を
募
集
す
る
美
術
展
で
す
。
作
品
は
宗
関
係
者
に
幅
広
い
ジ
ャ
ン
ル
で
の
作
か
も
人
さ
ま
ざ
ま
。
本
美
術
展
は
浄
土
出
品
料
は
一
人
五
千
円
。
b
点 原
数 則
に と
関 し
わ て
ら 未
ず 発
表
作
品
。
ぞ
れ
。
そ
し
て
、
そ
の
心
を
ど
う
表
す
る
か
、
上
手
く
磨
か
れ
る
か
は
人
そ
れ
b︻
各 応
部 募
門 点
と 数
も 、
三 出
点 品
以 料
内 な
で ど
、 ︼
あ
る
。
た
だ
、
そ
の
心
が
上
手
く
現
れ
う
ぞ
、
自
分
た
ち
の
た
め
の
美
術
展
と
芸
術
の
心
も
信
仰
の
心
も
誰
に
で
も
会
ま
で
お
尋
ね
下
さ
い
。
一
味
違
う
も
の
に
な
っ
て
き
ま
す
。
ど
す
。
作
品
創
り
も
目
標
が
あ
る
と
ま
た
●
美
術
展
趣
旨
宗
門
関
係
学
校
学
生
美
術
展
︵
第
三
十
一
回
美
術
展
よ
り
︶
定
が
あ
り
ま
す
の
で
、
詳
し
く
は
当
院
、
檀
家
な
ど
に
開
か
れ
た
美
術
展
で
︵
注
︶
各
部
門
と
も
大
き
さ
額
装
な
ど
の
規
ど
な
た
で
も
出
品
で
き
る
浄
土
宗
の
寺
︻
併
催
︼
浄
土
門
主
御
法
主
墨
蹟
展
入
場
無
料
ン
ト
で
あ
る
美
術
展
は
会
員
に
限
ら
ず
、
◎ ◎ ︻
写 日 応
真 本 募
画 作
◎ 品
工 ◎ の
芸 洋 部
門
◎ 画 ︼
書 ◎
◎ 彫
色 塑
紙 ・
の 彫
部 刻
浄
土
宗
芸
術
家
協
会
の
最
大
の
イ
ベ
京
都
市
美
術
館
〇
七 別
五 館
最
勝
寺
町
十
三
ー ︵
七 京
六 都
二 市
ー
四 左
六 京
七 区
一 岡
︶ 崎
﹁
美
術
展
の
案
内
と
出
品
に
つ
い
て
﹂
平 成 十 九 年 十 一 月 六 日 ︵ 火 ︶ ∼ 十 一 日 ︵ 日 ︶ b
宗 寺
門 族
役 ・
職 檀
者 信
に 徒
よ お
る よ
協 び
賛 関
者 係
者
第 浄土
32 宗芸
回 術家
協会
浄か
ら
土 のお
宗 知ら
芸せ
術
祭
美
術
展
b b︻
創 浄 応
作 土 募
活 宗 資
動 芸 格
を 術 ︼
行 家
っ 協
て 会
い 会
る 員
浄 土 宗 教 師 ・ (3)
(2)
作
品
を
鑑
賞
さ
れ
る
坪
井
台
下 ︵
現
知
恩
院
猊
下
︶
。
受付は芸術家協会の会員が
ボランティアで務めてくれている。
主
墨
蹟
展
﹂
、
そ
し
て
﹁
宗
門
テープカットは(左から)
大田台下、坪井台下、水谷当会会長によって行われた。
面
参
照
︶
。
大田台下の陶芸作品を見入る林線洞副会長。
案
内
と
出
品
に
関
し
て
は
最
終
る
。
︵
第
三
十
二
回
美
術
展
の
品
も
数
多
く
出
品
さ
れ
て
い
と
も
あ
り
、
芸
術
性
の
高
い
作
中
か
ら
会
員
推
薦
を
受
け
る
こ
い
る
。
ま
た
こ
の
一
般
部
門
の
開
い
て
い
て
作
品
を
募
集
し
て
の
会
員
以
外
に
も
広
く
門
戸
を
家
協
会
の
最
大
行
事
で
、
協
会
な
お
、
こ
の
美
術
展
は
芸
術
ど
を
披
露
し
た
。
開
催
を
予
定
し
て
い
る
こ
と
な
会場の立地の良さもあり、一般の方の入場も少なくない。
真
部
門
の
会
員
が
﹁
写
真
展
﹂
し
、
最
後
に
現
在
四
人
い
る
写
百
名
を
超
え
た
こ
と
を
報
告
で
飾
っ
た
こ
と
、
ま
た
会
員
が
の
第
一
室
を
若
手
会
員
の
作
品
で
、
今
回
の
美
術
展
で
は
一
階
祝
辞
と
続
い
た
。
飯
田
理
事
長
は
挨
拶
の
中
長
、
稲
岡
康
順
宗
議
会
議
長
の
プ
カ
ッ
ト
を
さ
れ
た
水
谷
会
館
別
館
で
開
催
さ
れ
た
。
ま
で
の
六
日
間
、
京
都
市
美
術
七
日
︵
火
︶
か
ら
十
二
日
︵
日
︶
美
術
展
が
平
成
十
八
年
十
一
月
順
雅
理
事
長
︶
の
第
三
十
一
回
浄
土
宗
芸
術
家
協
会
︵
飯
田
た 品 門
。 が 関
会 係
場 学
の 校
一 の
、 学
二 生
階 た
を ち
飾 の
っ 作
ら
に
は
次
代
の
協
会
を
担
う
宗
フ
ァ
ン
、
そ
し
て
門
法
主
、
さ
術
家
の
僧
侶
、
一
般
の
芸
術
催
さ
れ
、
協
会
に
所
属
す
る
芸
関
係
学
校
学
生
美
術
展
﹂
が
併
下
︵
平
成
十
九
年
一
月
遷
化
︶
、
下
︶
、
清
浄
華
院
大
田
秀
三
台
坪
井
俊
暎
台
下
︵
現
知
恩
院
猊
会
期
初
日
の
、
金
戒
光
明
寺
鑑
賞
し
て
い
た
。
会
場
を
訪
れ
、
熱
心
に
作
品
を
フ
ァ
ン
な
ど
、
六
百
四
十
人
が
中
に
は
浄
土
宗
僧
侶
や
美
術
同
時
に
、
﹁
浄
土
門
主
御
法
間
の
会
期
が
始
ま
っ
た
。
開
期
に
よ
る
テ
ー
プ
カ
ッ
ト
で
六
日
︵
平
成
十
八
年
十
二
月
退
任
︶
当
会
会
長
水
谷
幸
正
宗
務
総
長
飯
田
理
事
長
、
初
め
て
の
テ
ー
典
事
務
局
員
の
司
会
の
も
と
、
グ
・
パ
ー
テ
ィ
で
は
、
伊
藤
史
ま
た
、
初
日
の
オ
ー
プ
ニ
ン
第 京 31
都 回 市 7
美 美 日
術 術 ∼
展 館 12
開 別 日
催 館 ﹁
浄
土
門
主
御
法
主
墨
蹟
展
﹂
、
﹁
宗
門
関
係
学
校
学
生
美
術
展
﹂
も
同
時
開
催
会
員
の
力
作
96
点
が
全
国
か
ら
京
都
に
!
浄 平 土 成 18 宗 年 芸 11 術 月 祭 第
31
回
美
術
展
◆
◆
色
押
無法天紙躍し雨白
題然気
動花あ川
/ が 通
上澄
せ
人和
りり
せ
/ / の
お
ら
布秋
地
ぎ
袋
/ 蔵
藤
さ
ま
︵
山
際
涼
子
︶
凛羽伊
野田藤
百 々雅泰
子法昭
阪
本
純
子
辰東
村山
か
悦づ
子枝
和
新紙
緑絵
の
兼
六
園
/ 塔
の
あ
る
風
景
垣
内
麗
子
パ
ッ行
ビ チ書
ビ ワ千
ッ ー字
ド ス ク文
タ キ臨
ー ル
/ 書
ト
水 面 の 月 / 哀 し み 伊
吉
藤
水
佳
康
恵
順
書
秋ひ冬漢ま鄭ほ秋岑無峰祇李王春
/ さ の 詩 ︵つ羲と草参量春園白維風
か歌唐り下と
詩寿
精詩詩生
た
経風舎
福
、 碑 ぎ
高
の
︵す
一
寿
/ 適
臨
節
の
梅
︶
作
の
よ
花
り
︶
前藤
田原
晴 鳳光
︵ 代
晴
子
︶
西西中
谷河井
陽恭み
子子え
こ 般京
も 若人
れ 心形
び 経 / 忿 有
怒 職
勇 雛
壮 / 夕 ぐ れ の 宿 出田
口滝
大 然鳳
︵ 翔
芳
演
︶
佐古
津藤宇
泰田
恒石順
子 ︵
一
賢
隆
︶
楠加
本藤
道尚
子子
笠大伊
島屋藤
晋泰 処穹泰
︵ ︵ 昭
崇 正
信 順
︶ ︶
小
西
恵
子
臼井
田上
幸陽
子子
工
写
芸︵錦マ月紅フ真
-25 秋 チ 光 韻 ィ
℃ 倒 ャ / ー
︶ / 影 プ夕
リ
望︵チ映
ン
春戸ャえ
グ
︵隠レの
エ
白山
ベ
川鏡
レ
郷池
︶ ︶ / ス
ト
厳
/ 冬
上
若高吉
林内
麻 地 田
田
績
嘉
修
淑
節代
英
子
子子
彫
彫
笠時能刻聖塑頌刻二
子空面
風
人
の次中
像
/ 構元将
仏
え 32 ︶ 像
/
/ 能
33 面 ︵
猩
々
︶ / ︵ 金岡
野田
艶信
子基
乙
︶
太
田
博
三
若 麻 績 知 惠 子 吉
田
博
子
山原金
崎田野
義繁宏
雄昭
洋
仏
水
日
土 海 名 画 達 勢 法 画 牡 北 墨 鯨 山 寒浄 本
塀 石 も
磨至然
丹 帰 画 追 越 山華 画
の 榴 な
大菩上
行
図阿 拾
弥 得
み 咲 き
師薩人
陀 / / ぞ く 者
立図
図 達 像 / 形 ︵ 阿
奈 に
磨
山
見 / 写 弥
良 な 秋
大
越
陀
︶ の / り 光
師 阿
京 如 如
︵
け 弥
来
の 意
白
り 陀
跡 輪 来
描
と 図
観 迎
︶
/ て 音 図
は 図
小
柳
純
司
守
安
政
弘
石
黒
栄
實
林塩
次
伊稔
織
山
本
直
侑
前福西
野嶌田
美
栄真代
心理子
◇
一
般
の
部
◇
色
阿善ア紙
ン
里
ベ
賀
ー
登
ル
城
宇
造
形寿
命
甚
難
得
版
画秋月
合 / 羽日
版々
是
/ 好
踊
日
/ 躍
華
大
道
歡
生
喜
け
花
・
ジ
ャ
イ
プ
ー
ル
加
藤
龍
堂
︵
達
成
︶
大
島
皆
空
飯
田
順
雅
秋
田
豊
子
山
仲
良
隆
山
本
幸
鳳
︵
幸
子
︶
山
中
鳳
冏
︵
冏
子
︶
秋
日
偶
成
林
錦
洞
日
没
無
常
偈
野
村
澄
洞
︵
隆
清
︶
春法桜秋摂倶光草一選光七石後﹁
/ 事月の益会明の枚
明言川夜一
秋讃夜野文一遍庵起
摂 二 ゚聞 枚
の一
/ 處 照 / 請
取句木佛起
風節
心 / 鐘文
/ の
︵法請
華月素楼
御
煙僧文
獨影心
和
︶鳥﹂
模
笑
如
讃
よ
臨
雪
り
中
堀
統
石
︵
統
子
︶
長
尾
泰
邨
︵
拓
應
︶
豊
田
邦
月
︵
邦
子
︶
園
田
清
光
︵
渥
子
︶
杉
山
秀
翠
河
村
将
直
加
藤
龍
堂
︵
達
成
︶
加
藤
善
浄
大 大
田 島
秀 三 皆
台 空
下 漆
間
錦
雪
︵
弘
子
︶
今
井
泰
篁
︵
俊
光
︶
伊
藤
修
瑞
伊
藤
史
典
書
無
量
寿
経
一
節
石荒
橋木
昇 龍 大
︵
昇 樹
三
郎
︶
唯
佛
一
道
獨
清
閑
赤
平
泰
処
写
彫
夕仏さペ蓮真阿ミ刻
空世くン葉
弥ミ
1間らタ上
陀ズ
/ / スの
如ク
2
桜 / 造
来 / / / ア
型
立不
3
櫻
ーダ
像動
明
/ トイ
香王
フア
合
ェン
/ アサ
感
ス
謝
/ 洋
水
日
彼 赤 竿 十 御 心 百 二 画 静 墨 華 窮 飛 鶴 神 新 法 筆 迦豹陽本
模 岸いと一嶽化日人
止画
天 の 代 霽 然 陵
・画
上 写 の獅海面山粧紅立
観
散櫻
頻
龍
/ 人 聖 伽 詩子
観 遠 / つ 策
/ 観︵
頭
世 望 ゆ 蘇 ・ サ 花 う鉄
世像
音 / ル 勝 音 ︶ / 菩御
ナ 見 菩 弁 薩嶽
/ ー 山
/ 薩 栄 算 ト 華登
命 聖 麗山
曼 者 口
陀 御 羅 真 西
島
泰
史
谷
地
興
子
佐
和
賢
爾
大
橋
紀
雄
漆
間
英
彰
前
田
昌
宏
奥
村
美
嗣
古
野
有
宣
原
田
敏
規
西
村
冨
郎
永
谷
義
博
中
井
美
樹
五
十
栖
敏
子
飯
田
順
雅
正
木
康
子
光
成
輝
道
福
嶌
正
寛
原
口
正
弘
林永釋小
田 島
英博寿
溪司信孝
木
村
美
代
鵜
飼
義
丈
有
沢
由
◇
会
員
の
部
◇
出
品
者
一
覧
︵
順
不
同
︶
(5)
(4)
会 員 近 況 報 告
【佐和賢爾師が関西二科展の特別賞を受賞】
●
参助出品 書
林 錦洞 観無量壽経序文 八字句
●
日本画
永田英司 春爛漫/早春/海/ハイビスカス
(よう)/想/華
光成輝道
●
日本画・水墨
正木康子 静止観
●
油彩
飯田順雅 ダメーク・スツーパ一人立つ・Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ
●
洋画
中井美樹 紅の音/己貴/静心
古野有宣 シルクロードⅠ 天馬
平成18年度に当会会員(写真部門)となった
佐和賢爾師が関西二科展の写真部門にて最優秀
となる特別賞を受賞された。佐和師は独特の視
点ならびに表現で被写体を切り取る新進気鋭の
カメラマンで、今回の特別賞受賞はその才能の
奥深さがなせるものであろう。師の活躍は、平
第1回写真展「異界」出品作品より。
●
佐和賢爾/さわ けんじ
昭和43年京都生まれ。北海道大学大学院文学科東洋哲学甲(インド哲学)修士修了。
現在 浄土宗西向寺住職、写真工房 kapila photos代表取締役、京都光画道場師範、!展(企画展)
実行委員長、浄土宗芸術協会会員、二科会京都支部写真部所属、京都丹平会員
◆主な受賞歴
2004年度京都丹平賞、2005年度二科会写真部入選、2006年度二科会写真部特別賞
【國枝利章師が
KBS京都ラジオに出演】
【小川隆宏師がCD発表/
コンサート】
当協会会員(作詩部門)で歌謡曲の作詩を
当協会会員(音楽部門)で常任理事を務め
される國枝利章師が平成19年1月に、二
る小川隆宏師がCDを発表した。「小川隆宏
週にわたってK B S京都ラジオ番組、「本多
合唱作品集」――あいうえ・おーい/リフ
まる
隆朗の京都あったか円 かじり」に出演し、
レッシュノススメ――というタイトルで日
作詩家に憧れた子供時代の想い出から、現
本アコースティックレコードから販売され
在住職として作詩活動を布教に役立ててい
る話まで、作詩家、國枝星志としてその半
生を語った。
◆主な受賞歴
日本作詩大賞新人
賞入選、藤田まさ
と記念コンクール
優秀賞
●
彫刻
奥村美嗣 赤不動/ミミズク/六仏
●
写真
大橋紀雄 佛・光顔巍巍/法・微妙香潔/僧・歓喜信受
佐和賢爾 望洋
西島泰史 双来/燦算/残照
ている。また、同氏は平成19年4月1日、
知恩院三門前の和順会館ホールで女声合唱
団「コーロ・フローラ コンサート」の演奏
西
島
泰
史
﹁
中
国
佛
跡
﹂
佐
和
賢
爾
﹁
異
界
﹂
を
撮
り
続
け
会を行った。わかりやすい みんなのおつ
とめ浄土宗の「新しい音楽法要」
、ふるさと
の四季、リフレッシュのススメといった曲
目がホール内に響き渡った。
小川隆宏/おがわ りゅうこう
京都教区鴨川組善導寺住職。平成9年に芸術家
協会会員となり、現在は常任理事として音楽部
門のまとめ役として活躍。平成九年の浄土宗の
「新しい音楽法要」CD発表を皮切りに仏教、浄
土宗に関係の深い作曲、演奏、コンサート活動
を続けている。主な作品に「一枚起請文」
(CD)
、
聖譚歌「仏陀への道」など。
大
橋
紀
雄
﹁
知
恩
院
﹂
漆
間
英
彰
﹁
蓮
葉
﹂
19 15 15 16
点 点 点 点
出
品
者
と
テ
ー
マ
カ
レ
ン
ダ
ー
つ く 台 口 こ
め 、 下 の と
さ 長 入 ホ か
ん 女 院 ー
も の 中 ら
会 由 ル 浄
場 起 に で 土
特
に 子 書 か 芸
足 さ れ 別 術
ん た 展 展
、 作 示 の
次 を 会
女 品 し
の も た 場
な 多 。 入
の 数 る
テ 多 ば
ー く か
プ 出 り
カ 品 で
ッ さ な
ト れ く
な 、 、
ど オ 陶
に ー 芸
も プ な
喜 ニ ど
ん ン の
で グ 作
品
右が長女由起子さん、
も
左が次女なつめさん。
関
西
空
港
の
佐 新
和 進
賢 気
爾 鋭
師 の
、
け
る
漆
間
英
彰
師
、
昨
年
写
真
集
﹃
知
れ
た
。
八
十
四
歳
で
な
お
蓮
を
撮
り
続
芸
術
家
協
会
写
真
作
家
展
﹂
が
開
か
で
の
合
同
写
真
展
、
﹁
第
一
回
浄
土
宗
当
協
会
の
写
真
部
門
の
全
会
員
四
名
出
ば
な
し
に
も
花
が
咲
い
て
い
た
。
数 に イ
多 は メ
く 団 ー
み 参 ジ
え に を
、 同 一
写 行 新
真 を し す
見 た る
な お 作
が 檀 品
ら 家 で
の さ 、
思 ん 会
い も 場
テ
ー
マ
と
し
、
航
空
機
カ
メ
ラ
マ
ン
の
自
坊
の
団
拝
で
訪
れ
た
中
国
の
仏
像
を
る
同
展
の
中
心
と
な
っ
た
西
島
師
は
、
れ
る
大
盛
況
と
な
っ
た
。
第
一
回
と
な
さ
れ
、
会
期
中
に
八
百
八
十
五
人
が
訪
マ
で
撮
っ
た
力
作
、
六
十
五
点
が
展
示
詩は前半8曲が工藤直子さん、後半5曲が
る
西
嶋
泰
史
を
運
ば
れ
、
遺
作
と
恩
院
の
風
光
﹄
を
発
行
し
た
大
橋
紀
雄
い」の8曲と「リフレッシュノススメ」の
師
の
四
人
が
な
っ
た
作
品
の
前
で
師
、
関
西
二
科
展
特
賞
受
賞
す
る
な
ど
5曲、併せて13曲が収録されている。作
四
様
の
テ
ー
佇
ま
れ
て
い
た
。
法然上人のことば/明鏡/江月照松風吹
心浄偈/自詠
念佛禅定/善愛
決定/安心
ゆき/梅
廓然無/どこかで春が
転大法輪/無量光壽
ている(定価2100円)
。「あいうえ・おー
植木容子さん。小川隆宏師が全曲を作曲し
國枝利章
くにえだ りしょう
昭和 3 4 年 京 都 生 ま
れ。佛教大学大学院
修了。
現在 浄土宗親縁
寺住職、日本作詩
家協会会員、浄土
宗芸術協会会員
書
赤平泰処
荒木大樹
伊藤史典
大島皆空
加藤善浄
杉山秀翠
野村澄洞
力
い
た
だ
い
た
上
に
、
台
下
と
し
て
墨
下
が
永
き
に
わ
た
り
当
会
発
展
に
ご
協
含
む
作
品
が
展
示
さ
れ
た
。
こ
れ
は
台
遷
化
さ
れ
た
大
田
秀
三
台
下
の
絶
筆
を
ま
た
入
口
ホ
ー
ル
に
は
こ
の
一
月
に
示
と
な
っ
た
。
品
を
並
べ
る
な
ど
の
工
夫
を
凝
ら
す
展
今
回
は
入
口
の
部
屋
に
若
手
会
員
の
作
点
が
展
示
さ
れ
た
。
秋
の
美
術
展
同
様
、
て
い
た
。
が
会
場
を
訪
れ
、
作
品
に
目
を
凝
ら
し
あ
り
、
五
日
間
の
会
期
中
に
五
百
三
人
座
中
央
通
り
に
面
す
る
立
地
の
良
さ
も
な
つ
め
さ
ん
の
四
人
で
行
わ
れ
た
。
銀
局
長
、
さ
ら
に
大
田
台
下
の
次
女
大
田
社
会
国
際
局
局
長
、
入
西
勝
彦
文
化
局
明
寺
法
主
宮
林
昭
彦
台
下
、
谷
地
玄
雅
初
日
の
テ
ー
プ
カ
ッ
ト
は
大
本
山
光
て
筝
と
多
彩
な
内
容
で
、
い
ま
や
二
十
地
唄
三
弦
、
ピ
ア
ノ
、
チ
ェ
ロ
、
そ
し
夕
方
五
時
か
ら
開
演
さ
れ
、
独
唱
、
が
埋
ま
っ
た
。
方
な
ど
お
よ
そ
八
十
名
の
聴
衆
で
会
場
者
の
関
係
者
、
さ
ら
に
通
り
が
か
り
の
し
た
役
員
は
も
ち
ろ
ん
、
寺
院
や
演
奏
が
行
わ
れ
た
。
総
会
、
理
事
会
に
出
席
テープカットは(左から)入西局長、宮林台下、谷地局長、大田なつめさんによって行われた。
シルクロードⅡ 三供養菩薩
シルクロードⅢ 風神、雷神
成19年度第1回となった当会写真作家展の今
後の発展にもつながるに違いない。
蹟
展
に
多
く
の
作
品
を
出
品
い
た
だ
い
出品一覧
平
成
19
年
5
月
ご
協
力
い
た
だ
い
た
。
こ
う
し
た
第
一
回
10 浄
土
日 ︵
木宗
︶ ∼芸
16 術
日 ︵家
水協
︶
富会
士
フ写
ォ真
ト作
ギ
ャ家
ラ展
主
御
法
主
墨
蹟
展
に
毎
年
書
を
出
展
さ
れ
当
協
会
の
美
術
展
と
併
催
さ
れ
る
浄
土
門
勝
部
葉
子
︵
本
手
︶
き
た
。
ま
た
、
台
下
に
な
ら
れ
て
か
ら
は
◎
地
唄
三
弦
来
、
当
協
会
発
展
に
ご
尽
力
い
た
だ
い
て
れ
る
と
同
時
に
当
会
の
会
長
と
な
っ
て
以
秀
三
台
下
は
、
か
つ
て
宗
務
総
長
に
就
か
小 中
坂 野
井 寛
淳 淳
弘 ︵
︵ ピ
独 ア
唱 ﹁ ノ
か ︶
ら た ち の 花 ﹂ ︶ れ
た
浄
土
宗
大
本
山
清
浄
華
院
法
主
大
田
◎
独
奏
・
独
唱
平
成
十
九
年
一
月
十
九
日
に
御
遷
化
さ
奏
者
や
曲
目
は
以
下
の
通
り
。
大
田
秀
三
台
下
追
悼
と
に
満
場
の
拍
手
が
お
く
ら
れ
た
。
演
こ
も
っ
た
演
奏
を
披
露
し
、
そ
の
度
ご
名
を
超
え
た
音
楽
部
門
の
会
員
が
力
の
﹁
け
し
の
花
﹂
﹁
讃
歌
﹂
リ
ー
大
阪
藤堂素子さんによるチェロ演奏。
場
と
し
、
会
員
十
八
人
の
力
作
四
十
五
同
じ
東
京
銀
座
か
ね
ま
つ
ホ
ー
ル
を
会
今
年
で
第
十
四
回
目
を
迎
え
、
例
年
と
隔
年
で
開
催
さ
れ
る
芸
術
浄
土
展
は
、
な
っ
た
も
の
で
あ
る
。
要
望
と
も
相
ま
っ
て
の
特
別
展
示
と
の
回
り
の
世
話
を
さ
れ
た
吉
田
さ
ん
の
た
こ
と
へ
の
お
礼
に
加
え
、
台
下
の
身
の
間
で
浄
土
宗
芸
術
家
協
会
の
演
奏
会
駅
の
ホ
テ
ル
グ
ラ
ン
ビ
ア
京
都
の
源
氏
成
十
八
年
六
月
二
十
六
日
︵
月
︶
、
京
都
﹁
世
界
に
共
生
を
﹂
を
テ
ー
マ
に
平
◎
◎
奥 筝 ﹁ ﹁ ﹁ 中 藤 チ 戸
村 曲
澤 堂 ェ 波
美
香 素 ロ 有
野
織 子 と 香
﹂
︵
︵ ︵ ピ 子
﹁
筝
ピ チ ア ︵
愛
演
ア ェ ノ 替
の ﹂
﹁
奏
ノ ロ の 手
讃
︶
︶ ︶ デ ︶
﹁
歌
ュ
新
﹂
﹂
オ 婚
﹁
演 道
奏 成
寺
﹂
﹂ ﹂
平
成
18
年
度
第
14
回
平芸
成術
18
年浄
2土
月展
14
日 ︵
水
︶ ∼
18
日 ︵
日
︶
平
成
18
年
度
26
日 ︵浄
水土
︶ ホ宗
テ芸
ル
グ術
ラ家
ン協
ビ
ア会
京﹁
都
演
午
後奏
5会
時
開﹂
平
成
18
年
6
月
演
(7)
く
お
願
い
い
た
し
ま
す
。
月
号
で
紹
介
︶
(6)
て
ま
い
り
た
い
と
思
い
ま
す
。
ど
う
ぞ
よ
ろ
し
き
ま
し
た
こ
の
度
の
ご
縁
を
大
切
に
、
努
力
し
い
ま
す
が
、
書
の
研
鑽
、
活
動
の
場
を
い
た
だ
感
謝
し
て
お
り
ま
す
。
ま
だ
ま
だ
未
熟
で
ご
ざ
を
通
じ
て
さ
ま
ざ
ま
な
出
会
い
が
あ
り
、
深
く
り
入
会
さ
せ
て
い
た
だ
き
ま
し
た
。
書
の
活
動
た
だ
き
、
こ
の
度
、
赤
平
先
生
の
ご
推
薦
に
よ
学
在
学
中
か
ら
赤
平
泰
処
先
生
よ
り
ご
指
導
い
書
道
は
、
大
正
大
新
聞
平
成
十
九
年
六
物
館
登
録
。
︵
浄
土
宗
化
財
の
指
定
、
県
博
初
の
国
登
録
有
形
文
は
全
国
の
寺
院
で
最
に
か
か
わ
る
。
自
坊
文
化
財
の
選
定
指
定
国
宝
や
多
く
の
重
要
[
こ
れ
ま
で
の
経
歴
]
浄 芸 協
新 会 員
人 と 作 品
会
員
三
十
四
歳
︶
蓮
会
会
員
・
貞
香
会
鑑
別
組
・
成
道
寺
副
住
職
に
師 正 教
事 大 文
学 化
福 赤 コ
岡 平 ー
泰
・ 処 ス
福 教 卒
西 岡 授 大
仏
教
学
部
仏
教
学
科
仏
雅
号
泰
石
大
正
大
学
︵
さ ●
と 佐
う 藤
け ん 賢
り ゅ 隆
う ・ 堅
実
、
出
会
い
め
ぐ
り
合
い
を
大
切
に
。
千
尋
の
神
隠
し
﹂
。
信
条
は
誠
実
を
旨
に
質
素
ナ
の
モ
ル
ダ
ウ
な
ど
、
好
き
な
映
画
は
﹁
千
と
現
地
で
の
研
究
取
材
。
好
き
な
音
楽
は
ス
メ
タ
江
戸
時
代
の
音
の
響
き
、
古
民
具
︶
。
国
内
外
遺
産
の
研
究
調
査
。
予
約
公
開
︵
北
前
船
資
料
、
を
受
け
地
域
社
会
ま
ち
お
こ
し
に
貢
献
。
文
化
ヒ
ン
ト
に
生
か
す
こ
と
。
お
寺
博
物
館
の
認
定
信
。
歴
史
的
文
化
遺
産
の
知
恵
を
未
来
創
造
の
レ
ク
タ
ー
。
お
寺
の
聖
域
か
ら
芸
術
文
化
の
発
[
現
在
行
っ
て
い
る
こ
と
]
空
間
デ
ザ
イ
ン
デ
げ
普ま
段す
の。
活
動
は
古
典
の
臨
書
を
中
心
に
、
年
い
た
だ
き
ま
し
た
。
よ
ろ
し
く
お
願
い
申
し
上
赤
平
泰
処
先
生
の
ご
推
薦
に
よ
り
入
会
さ
せ
て
と
な
り
、
書
道
を
続
け
て
お
り
ま
す
。
こ
の
度
員
/
二
十
四
歳
︶
大
学
赤
平
泰
処
教
授
に
師
事
/
青
森
・
北
組
・
大
善
空間展示物。
て
い
き
た
い
と
思
い
ま
す
。
こ
の
姿
勢
を
忘
れ
ず
に
い
た
い
と
思
う
。
﹁
ま
ね
ぶ
﹂
と
い
う
こ
と
な
の
か
も
し
れ
な
い
。
も
の
に
通
ず
る
と
い
う
側
面
も
あ
り
、
そ
れ
が
師
を
志
向
す
る
こ
と
に
よ
っ
て
師
が
志
向
す
る
に
な
る
。
し
か
し
な
が
ら
そ
れ
だ
け
で
は
な
く
、
向
か
う
と
い
う
二
種
の
志
向
形
態
が
あ
る
こ
と
重
構
造
と
な
り
、
先
行
す
る
二
者
そ
れ
ぞ
れ
に
道 肇 田 会
高 俊 公
橋 静 基 良 永 遠 員
和 孝 藤
赤
高 英 了 平
橋 白 敬 昌
松 川 大 導
海 恵 津
一
鳥 俊 隆 田
居 寶 月 善
良 田 小 寿
禅
正 坂 池
を
生
か
し
て
み
た
い
と
考
え
、
手
法
を
模
索
し
寺
院
と
地
域
の
交
流
の
手
法
の
一
環
と
し
て
書
い
ま
す
。
ま
た
、
寺
院
活
動
と
い
う
視
点
か
ら
、
体
の
幅
を
広
げ
書
作
を
行
っ
て
い
き
た
い
と
思
草
書
を
中
心
に
書
い
て
お
り
ま
す
が
、
よ
り
書
を
選
ぶ
こ
と
も
あ
り
ま
す
。
現
在
は
楷
書
や
行
い
の
で
す
が
、
浄
土
宗
所
依
の
経
論
か
ら
字
句
す
。
創
作
で
は
漢
詩
を
素
材
と
す
る
場
合
が
多
に
数
回
の
展
覧
会
作
品
の
創
作
を
行
っ
て
い
ま
か
ら
、
当
然
両
者
に
は
距
離
が
設
け
ら
れ
て
三
す
。
古
典
は
師
も
ま
た
志
向
す
る
も
の
で
あ
る
は
古
典
と
称
さ
れ
る
も
の
や
師
匠
の
如
き
を
指
史
と
は
一
種
の
﹁
か
た
﹂
で
あ
り
、
直
接
的
に
は
聊
か
の
虚
し
さ
を
感
じ
る
。
こ
こ
で
い
う
歴
古
人
に
よ
る
摸
索
の
歴
史
を
無
視
し
た
そ
れ
に
こ
と
は
必
須
の
姿
勢
で
あ
る
と
思
わ
れ
る
が
、
﹁
美
﹂
に
関
す
る
創
造
性
や
独
創
性
を
摸
索
す
る
何
か
を
表
現
し
よ
う
と
す
る
人
間
に
と
っ
て
、
寺
副
住
職
/
貞
香
会
鑑
別
会
員
・
西
蓮
書
道
会
会
後
期
課
程
在
学
中
/
大
正
学
院
仏
教
学
研
究
科
博
士
現
在
は
富
山
県
大
楽
寺
住
職
六
十
三
歳
︶
大
正
大
学
で
書
道
部
に
所
属
し
た
の
が
機
縁
き
ゅ
う
︶
大
正
大
学
大
●
田
村
晴
彦
め
た
芸
術 ・ 文
化
振
興
事
業 流
団 、
局 な
長 ど
を の
最 管
後 理
に
退 職
職 を
勤
貞
香
会
鑑
別
会
員
・
西
蓮
書
道
会
会
員
二
十
七
歳
︶
り
・
雅
号
泰
穹
︵
た
い
人
権
、
文
化
財
、
国
際
交
岡
市
で
社
会
教
育
、
福
祉
、
専 正 ︵
た
攻 大 む
卒 学 ら
文
北 学 陸 部 は
の 社 る
古 会 ひ
都 事 こ
高 業 大
●
笠
島
崇
信
総
組
・
来
迎
寺
副
住
職
︵
お
お
や
ま
さ
の
教
授
に
師
事
千
葉
・
東
●
大
屋
正
順
学 大
学
大 院
正 博
大 士
学 課
赤 程
平 満
泰 期
処 退
雅
号
晋
処
大
正
大
学
︵
か
さ
じ
ま
た
か
の
ぶ
・
監
事
豊
岡
益
人
・
山
田
巖
雄
大 道 月 鈴 三
橋
信 木 遊
亮 久 成 錦 亭
明 住
静 山 承 円
大 雄 田 豊 楽
河
巌 岡 曽
内 佐 雄 益 我
常 藤
憲 大 蔦 人 晃
雅 竜 松 也
藤
浦 野 明 浦 清
尚 島 田 行 水
義 宣 中 真 東
華
道
照 望
『藝術浄土』創刊号。
副 理 副 会 ◆
理
設
事 事 会 立
長 長 長 長 時
の
松 寺 塚 稲 役
濤 内 本 岡 員
基 大 善 覚 と
道 吉 隆 順 会
︵ ・
員
※
成 飯
敬
田 田
称
略
有 信
恒 弘
︶
代
理
事
長
︶
一
瀬
直
行
菊
池
兼
雄
香 森 理
山 爽 事
︵
長
二 山 ︶
代 田
理 良 日
事 定 ︵ 比
長 四 野
︶ 代 俊
飯 理 道
田 事 松
順 長 濤
雅 ︶ 達
︵ 安 文
五 居
特 集
浄
土
宗
芸
術
家
協
会
の
歴
史
設
立 ・ 会
報
誌 ・ 会
員 永
塚
裕
康
西
田
亮
栄
林
錦
洞 ︵
三
代
◆
会
員
数
と
そ
の
部
門
昭和四十九年七月七日、浄土宗大本山増上寺本堂前での浄土宗芸術家協会発会記念の一枚。当日の第一回総会並研修会に参加された方は以
下の通り。大野法道 光山明道 古屋道雄 栗本俊道 長谷川岱祐 赤平昌導 池田公基 安居香山 静永孝英 寺内大吉 山田巖雄 竹
中信常 寶田正道 松濤達人 林錦洞 日比野俊道 菊池謙雄 曽我晃也 松濤基道 豊岡益人 山田良定 高橋良和 大津隆月 野島無
量子 飯田順雅 遠藤了敬 一田善寿(以上参加者名簿より)
。なお記念写真には上記参加者の一部と、金田明進 稲岡覚順 飯田信弘 水
谷哲雄が写られている。
(敬称略)
な
っ
て
い
る
。
回
の
こ
の
会
報
紙
﹃
が た プ
発 。 ロ
行 昭 フ
さ 和 ィ
れ 六 ー
る 十 ル
な 二 な
ど 年 ど
し て に が
、 も 掲
現 会 載
在 員 さ
は 紹 れ
﹄ 年 介 て
と 一 号 い
を
始
め
と
す
る
祝
辞
、
そ
し
て
会
員
の
ど
が
グ
ラ
ビ
ア
で
巻
頭
を
飾
り
、
門
主
景
や
作
品
、
そ
し
て
上
の
記
念
写
真
な
年
三
月
に
創
刊
さ
れ
、
会
員
の
活
動
風
会
報
誌
﹃
藝
術
浄
土
﹄
が
昭
和
五
十
設
立
時
か
ら
の
会
員
で
あ
る
。
す
る
飯
田
順
雅
師
も
若
手
会
員
と
し
て
え
、
現
在
第
五
代
理
事
長
と
し
て
活
躍
◆
会
員
の
地
域
別
人
数
と
男
女
別
会
員
数
立
当
時
を
振
り
返
る
。
念
芸
一
如
を
唱
数
字
で
見
る
芸
術
家
協
会
員
で
あ
る
自
負
を
持
っ
て
い
た
﹂
と
設
な
が
念
仏
の
教
え
を
根
底
に
持
ち
、
会
︵
文
責
・
村
田
洋
一
︶
ま
あ
、
本
当
の
プ
ロ
の
集
団
で
、
み
ん
足
当
時
は
個
性
的
な
会
員
の
集
ま
り
。
芸
術
と
宗
教
に
隔
て
は
な
い
。
芸
協
発
い
う
考
え
方
が
あ
り
、
突
き
詰
め
れ
ば
長
・
第
三
代
理
事
長
︶
は
﹁
真
善
美
と
理
事
長
を
支
え
た
林
錦
洞
師
︵
現
副
会
ま
た
、
実
質
的
な
会
の
事
務
を
執
り
、
み
に
挑
戦
す
る
新
し
い
顔
も
あ
る
。
演
奏
会
な
ど
の
活
動
な
ど
、
新
し
い
試
会
員
が
増
え
て
い
る
音
楽
部
門
に
よ
る
会
史
上
最
多
の
会
員
数
と
な
り
、
近
年
今
年
度
に
は
会
員
が
百
名
を
超
え
、
協
者
が
出
る
こ
と
も
あ
っ
た
。
し
か
し
、
協
会
の
方
向
性
な
ど
の
議
論
か
ら
退
会
事
長
に
就
任
さ
れ
て
い
る
。
と
、
協
会
の
ま
と
め
役
で
あ
る
初
代
理
も
法
然
浄
土
教
な
ら
受
け
入
れ
ら
れ
る
言
し
つ
つ
も
、
芸
術
世
界
の
も
つ
自
由
く
い
﹂
と
今
も
変
わ
ら
な
い
意
見
を
進
い
う
二
つ
の
顔
は
な
か
な
か
相
容
れ
に
順
総
長
に
﹁
プ
ロ
の
芸
術
家
と
僧
侶
と
台
下
は
、
設
立
を
提
案
さ
れ
た
稲
岡
覚
あ
り
現
在
も
顧
問
職
に
あ
る
成
田
有
恒
年
四
月
に
設
立
。
設
立
時
の
理
事
長
で
浄
土
宗
芸
術
家
協
会
は
昭
和
四
十
九
プ
ロ
の
芸
術
家
と
し
て
自
負
、
芸
術
家
術
賞
が
授
与
さ
れ
て
い
る
。
か
た
や
、
か
け
、
三
遊
亭
円
楽
師
匠
に
は
浄
土
芸
宗
門
関
係
者
、
檀
信
徒
な
ど
に
も
呼
び
ま
た
、
広
く
浄
土
宗
の
教
え
を
信
じ
る
で
の
浄
土
文
化
展
な
ど
も
行
わ
れ
た
。
念
・
日
中
友
好
浄
土
書
法
展
、
ハ
ワ
イ
に
も
、
香
積
寺
二
祖
対
面
像
開
光
記
浄
土
展
と
現
在
も
続
く
展
覧
会
の
ほ
か
な
出
来
事
が
あ
っ
た
。
美
術
展
、
芸
術
協
会
三
十
有
余
年
の
歴
史
に
は
色
々
発行所/浄土宗芸術家協会
〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-4 浄土宗社会国際局内 TEL.03(3436)3351
編 集 後 記
発行所/浄土宗芸術家協会
〒1 0 5 - 0 0 1 1東京都港区芝公園 4 - 7 - 4
浄土宗社会国際局内 T E L . 03( 3 4 3 6)3 3 5 1
C
O
N
T
E
N
T
S
《特集》
「 浄土宗芸術家協会の歴史 」
6
設立・会報誌・会員
第3 1回 「 浄土宗芸術祭 」
(平成18年11月・京都)
【併催】浄土門主御法主墨蹟展
宗門関係学校学生美術展
2
第3 2回 「 浄土宗芸術祭」
(平成19年11月・京都)
「 芸術家協会
8
演奏会 」
(平成18年6月・京都)
第1 4 回
「 芸術浄土展 」
(平成19年2月・東京)
4
第1回 「 写真作家展 」
(平成19年5月・大阪)
巻頭言
浄芸協理事長
5
飯田順雅
本年は、歳明け早々の1月19日に、大本
山清浄華院御法主、大田秀三台下が御遷化
なされた。浄芸協にとっては、あまりにも
昨年から浄土宗の全か寺に届くよう
になった本紙。これを仏縁とし当会が
より広がることを編集担当としては切
に願って紙面を作っている。浄土宗芸
術家協会という名前だけしか知らない
緒大徳も少なくないだろうが、浄土宗
社会国際局所属団体として助成されて
いる会だけに、住職はもちろん一人で
も多くの浄土宗関係者に知ってもらい
たい。この想いから今回は当協会につ
いての小特集記事を組んだ。
伺った話の十分の一も伝えられてい
ない初代理事長と事務局長への取材、
希少価値ある本紙の前身『藝術浄土』、
そして最新の会員名簿から、みなさん
の目を惹き、知ってもらえるように芸
術家協会を紙面で展開したつもりであ
る。少しでも興味を持っていただけれ
ば幸いである。
さて、次号は5月発行を編集担当と
しては勝手に望んでいる。音楽関係の
会員の努力で充実してきている6月の
演奏会を考慮し、本紙面に演奏会の報
告でなく、案内として掲載したいから
である。
前回の編集後記にも記したが、芸術
と信仰の行き着くところは感動する心
のようだ。読者にみなさんも芸術家協
会の展覧会、演奏会でその感動を味
わってもらいたい。
(村田洋一)
大きな痛手である。元会長そして顧問で
あった台下は浄芸協の発展に無くてはなら
ないお方であり、大きなバックボーンのお
1人であった。
【会員の皆様へ】
皆様の活動を随時郵送で当協会へご連
絡下さい。送付先は上記協会まで。
美術展会場となる京都市美術館別館。
思
っ
て
ご
出
品
下
さ
い
。
第31回
美術展より。
術
展
に
ご
出
品
下
さ
い
。
書画だけでなく、陶芸もこなされ、秋の
芸術祭美術展では、台下のコーナーは人気
の的であった。今秋の美術展では台下の遺
● 当会会員に関心のある皆様へ
作展を会場内に設けたいと計画している。
「この協会は芸術に関する専門分野
において、斯道の精進、創作活動を
行っている浄土宗教師及び関係者で、
常任理事会の推挙を受けた会員をもっ
て組織する」(当協会規約第5条一)と
いう創立以来の規約を守り、新会員は
理事の推薦状をもって常任理事会に推
挙する形で会員を増やしてきました。
当協会に興味のある方、または寺院
関係者で推薦したいという方がいらっ
しゃれば、当協会までご連絡下さい。
台下の遺墨「慈心相向 佛眼相看」を重く
受け止めたい。
法然上人八百年大遠忌に向けての浄芸協
の取り組みも、いよいよ具体的なプランの
立ち上げが望まれる。近年急速に充実して
きた舞台芸術部門を中心に独立した音楽祭
の計画、法然上人とその教化に的をしぼっ
た記念美術展の開催、浄芸協の巾広いジャ
ンルを網羅した記念誌の出版等、いささか
荷が重いかと懸念はあるが、何としてもや
り遂げねばならないと思っている。故大田
カンボジア・シェムレアップ アンコール・ワットのレリーフ/ 撮影・川副春海
台下への報恩謝徳の念を込めて。
浄土宗芸術家協会事務局
03ー3436ー3351
〇
三
ー
三
四
三
六
ー
三
三
五
一
の
心
を
そ
れ
ぞ
れ
の
形
に
し
、
こ
の
美
※
問
合
せ
先
/
浄
土
宗
芸
術
家
協
会
え
に
包
ま
れ
る
み
な
さ
ん
の
そ
れ
ぞ
れ
ま
す
。
宗
祖
法
然
上
人
の
念
仏
の
み
教
当
会
ま
で
お
問
合
せ
下
さ
い
。
※
そ
の
他
売
約
、
搬
入
な
ど
の
詳
細
は
創
り
手
の
心
も
見
る
人
の
心
も
動
か
し
品
を
募
集
す
る
美
術
展
で
す
。
作
品
は
宗
関
係
者
に
幅
広
い
ジ
ャ
ン
ル
で
の
作
か
も
人
さ
ま
ざ
ま
。
本
美
術
展
は
浄
土
出
品
料
は
一
人
五
千
円
。
b
点 原
数 則
に と
関 し
わ て
ら 未
ず 発
表
作
品
。
ぞ
れ
。
そ
し
て
、
そ
の
心
を
ど
う
表
す
る
か
、
上
手
く
磨
か
れ
る
か
は
人
そ
れ
b︻
各 応
部 募
門 点
と 数
も 、
三 出
点 品
以 料
内 な
で ど
、 ︼
あ
る
。
た
だ
、
そ
の
心
が
上
手
く
現
れ
う
ぞ
、
自
分
た
ち
の
た
め
の
美
術
展
と
芸
術
の
心
も
信
仰
の
心
も
誰
に
で
も
会
ま
で
お
尋
ね
下
さ
い
。
一
味
違
う
も
の
に
な
っ
て
き
ま
す
。
ど
す
。
作
品
創
り
も
目
標
が
あ
る
と
ま
た
●
美
術
展
趣
旨
宗
門
関
係
学
校
学
生
美
術
展
︵
第
三
十
一
回
美
術
展
よ
り
︶
定
が
あ
り
ま
す
の
で
、
詳
し
く
は
当
院
、
檀
家
な
ど
に
開
か
れ
た
美
術
展
で
︵
注
︶
各
部
門
と
も
大
き
さ
額
装
な
ど
の
規
ど
な
た
で
も
出
品
で
き
る
浄
土
宗
の
寺
︻
併
催
︼
浄
土
門
主
御
法
主
墨
蹟
展
入
場
無
料
ン
ト
で
あ
る
美
術
展
は
会
員
に
限
ら
ず
、
◎ ◎ ︻
写 日 応
真 本 募
画 作
◎ 品
工 ◎ の
芸 洋 部
門
◎ 画 ︼
書 ◎
◎ 彫
色 塑
紙 ・
の 彫
部 刻
浄
土
宗
芸
術
家
協
会
の
最
大
の
イ
ベ
京
都
市
美
術
館
〇
七 別
五 館
最
勝
寺
町
十
三
ー ︵
七 京
六 都
二 市
ー
四 左
六 京
七 区
一 岡
︶ 崎
﹁
美
術
展
の
案
内
と
出
品
に
つ
い
て
﹂
平 成 十 九 年 十 一 月 六 日 ︵ 火 ︶ ∼ 十 一 日 ︵ 日 ︶ b
宗 寺
門 族
役 ・
職 檀
者 信
に 徒
よ お
る よ
協 び
賛 関
者 係
者
第 浄土
32 宗芸
回 術家
協会
浄か
ら
土 のお
宗 知ら
芸せ
術
祭
美
術
展
b b︻
創 浄 応
作 土 募
活 宗 資
動 芸 格
を 術 ︼
行 家
っ 協
て 会
い 会
る 員
浄 土 宗 教 師 ・