平成20年度 事務事業評価表(平成19年度分に係る報告) 評価対象事務事業名 担当課等 事業コード 繋小学校校舎等増改築事業 所属名 教育委員会 [教委]総務課 課長名 鷹觜 徹 1529 担当係名 担当者名 盛合 和夫 電話番号 7319 1.事務事業の基本情報 コード 施策の柱 共に生き未来を創る教育・文化 総合計画体系 コード 基本事業 学校施設の充実 特記事項 事業期間 施策 4 4 コード 将来を担う次世代の育成 1 関連予算 一般会計 10款款 項2項目 3目-繋小学校校舎等増 費目名 改築事業(001-03) 総合計画主要事業 単年度 単年度繰返 期間限定複数年度 ⇒ (15年度 ∼ 21年度) 事務事業の概要 老朽化の著しい木造校舎等を改築し,教育環境の整備を図る。 根拠法令等 学校教育法及び小学校設置基準第7条 この事務事業を開始したきっかけ(いつ頃どんな経緯で開始されたのか) 老朽化の著しい木造校舎であり,教育環境上これ以上の悪化を避ける必要がある。 この事務事業に対して関係者(市民,議会,事業対象者,利害関係等)からどのような意見・要望が寄せられているか 地域住民・PTA・議会が改築に大きな関心を寄せている。 事務事業を取り巻く状況(対象者や根拠法令)はどう変化したか。今後の見通しはどうか 小規模校であり,今後の児童数の動向による。 2.事務事業の実施状況(Do) ①対象 繋小学校校舎・屋内運動場・給食室 (誰を,何を対象 としているのか) ③手段 (事務事業の内 容,やり方,手 順) ⇒ ②対象指標 (対象の大きさを 示す指標) 19年度実績(19年度に行った主な活動) 老朽化が進み管理運営上支障を来たしている木造校舎 等を総合計画に従い改築事業を進めた。 ⇒ ④活動指標 (事務事業の活動 量を示す指標) 20年度計画(20年度に計画している主な活動) A.校舎等面積 単 位 B. 単 位 C. 単 位 A.改築面積 単 位 B. 単 位 C. 単 位 A.改築割合(改築面積合計/要改築面積) 単 位 既存木造校舎の解体工事を実施し,屋内運動場建設の ため埋蔵文化財の調査を実施する。 ⑤意図 安全性を確保するとともに教育環境の向上を図る。 (この事業により 対象をどのように 変えるのか) ⇒ ⑥成果指標 (意図の達成度を 示す指標) 【指標の性格: 上げる 下げる 維持する 】 上げる 下げる 維持する 】 B. 【指標の性格: C. 【指標の性格: ⑦結果 (上位基本事業 の意図:上位の 基本事業にどの ように貢献する か) 良好に保たれている ⇒ ⑧上位成果 指標 (上位基本事業の 成果指標) 上げる 下げる 耐震化率(%) 耐震化が終了した小中学校数(施設) 維持する 】 単 位 単 位 ㎡ ㎡ % 2.事務事業の実施状況(続き) ⑨事務事業の各種指標の実績及び目標値 区分 指標名 対象 指標A 校舎等面積 単位 ㎡ 17 18 19 19 20 21 年度実績 年度実績 年度計画 年度実績 年度計画 年度計画 2,400 2,400 2,400 2,400 2,400 2,400 対象 指標B 対象 指標C 活動 指標A 年度 年度 改築面積 ㎡ 0 0 1,500 1,350 0 1,050 活動 指標B 活動 指標C 成果 指標A 目標年度 目標値 年度 年度 年度 年度 改築割合(改築面積合計/要改築面積) % 0 0 62.5 56.2 0.0 43.8 成果 指標B 成果 指標C 年度 年度 年度 ⑩事務事業に係る事業費 区分 指標名 事業費 ①工事関係費 ②補助金等 ③事務費 合 計 (①∼③) A 財源 ④国 内訳 ⑤県 ⑥地方債 ⑦一般財源 ⑧その他 合 計 (④∼⑧) (=A) 延べ業務時間数 職員人件費 (B)(臨時職員賃金は,事務費に含む) トータルコスト (A)+(B) 単位 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 時間 17 18 19 19 20 21 年度実績 年度実績 年度計画 年度実績 年度計画 年度計画 6,041 23,481 451,843 405,505 48,608 347,224 ***** 6,041 6,041 6,041 67,552 6,041 121,404 6,041 4,800 18,681 344,500 39,791 248,900 35,201 48,608 211,030 34,178 6,041 800 23,481 1,600 451,843 1,600 405,505 1,600 48,608 1,600 347,224 1,600 ***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** 6,041 6,041 102,016 千円 3,200 6,400 6,400 6,400 6,400 6,400 ***** 千円 9,241 29,881 458,243 411,905 55,008 353,624 ***** 3.事務事業の評価(See) ①施策体系との整合性 目 的 妥 当 性 評 価 この事務事業の意図は,結果(政策体系)に結びつ いていますか? 見直す余地がある ⇒ 4.事務事業の改革案へ 結びついている 理由:義務教育に関する教育環境の整備であるため。 ②公共関与の妥当性 市がやるべき事業ですか? 税金を使って達成す る目的ですか? 見直す余地がある ⇒ 4.事務事業の改革案へ 妥当である └ 「妥当」とする理由: 法定事務である 内部管理事務である その他 理由:義務教育に関する施設であるため。 ③対象の妥当性 対象の設定は現状のままでいいですか? 広げら れませんか? また絞らなくてよいですか? 拡大または絞る余地がある ⇒ 4.事務事業の改革案へ 現状で妥当である └ 「妥当」とする理由: 法定事務である 内部管理事務である その他 理由:繫小学校の校舎等全体を対象とした改築事業である。 ④意図の妥当性 意図(何を狙っているのか)を絞ったり拡大したりし て,成果向上できませんか? 拡大または絞ることができる ⇒ 4.事務事業の改革案へ 現状で妥当である └ 「妥当」とする理由: 法定事務である その他 理由:繫小学校の校舎等全体を実施するものであり,また,学校としては最小規模で実施する。 ⑤成果の向上余地 有 成果がもっと向上する余地はありますか? 効 性 評 価 ⑥廃止・休止の影響 事業を廃止・休止した場合,施策の成果に及ぼす影 響はありますか? 向上余地がある ⇒ 4.事務事業の改革案へ 向上余地がない 理由:繫小学校の改築事業であり,校舎等全体を実施する。 影響がない ⇒ 4.事務事業の改革案へ 影響がある その内容:校舎等の老朽化が著しく,学校施設として支障を来たしているため,事業の早期実施が望まれる。 ⑦類似事務事業との関係 類似の事務事業(国,県,市の内部,民間)はありま せんか? 類似事業がある 類似事業がない 事業名:他施設の改築事業 ※類似事業がある場合,その事務事業と統廃合又は連携を図ることにより成果向上はできませんか? 統廃合・連携検討 できる ⇒ 4.事務事業の改革案へ できない 理由:設置目的や補助制度が異なり,現状では困難である。 効 ⑧事業費の削減余地 削減余地がある ⇒ 4.事務事業の改革案へ 率 成果を下げずに事業費を節減できる余地はありませ 削減できない 性 んか? 評 その内容:建築コストの削減(工法・単価の精査) 価 ⑨人件費の削減余地 削減余地がある ⇒ 4.事務事業の改革案へ 成果を下げずに人件費(延べ業務時間数)を削減す る余地はありますか? 削減できない 理由:補助制度に法った事業であるため,現状では困難である。 公 ⑩受益機会の適正化余地 平 受益機会の適正化余地はありますか? 性 評 価 ⇒ 4.事務事業の改革案へ 適正化余地がある 公平・公正である 特定の受益者はいない 理由:義務教育に関する施設であるため。 ⑪費用負担の適正化余地 受益者の費用負担の適正化余地はありますか? ⇒ 4.事務事業の改革案へ 適正化余地がある 公平・公正である 特定の受益者はいない 理由:義務教育に関する施設であるため。 改 革 改 善 の 取 組 実 績 昨年度評価時の今後の方向付けと改革改善 案の内容 それぞれの工事内容において,工法や建築資材の単価などを精査し,建設コストの削減を図る。日 程的にゆとりを持った発注を目指し,PTAや地域の期待に答えながらも効率的な事業実施を行う。 ⑫昨年度の評価を受けてどのような事務事業 確実に市産材を使用するために当初の設計に盛り込むことで,材料の調達及び加工を容易にし,工 の改革改善に取り組みましたか? 程管理に齟齬を生じないように効率的な事業実施に取り組んだ。 4.事務事業の改革案(Plan) 改 ①改善の方向性(この事務事業をどう変えていくか,廃止や拡充,事業方式改善など) 革 ※複数ある場合は,代替案その1,代替案その2とすること 建築工事等のコスト削減(工法・単価の精査) / 改 ②改革,改善を実現していく際に想定される問題点は何ですか? それをどう克服していきますか? 善 (関連部門や全庁的な調整の必要性,トップへの要望も含む) 方 当該建設予定地が埋蔵文化財包蔵地であることから,埋蔵文化財発掘調査に必要な期間が推測できない部分があ 向 るため,建築工事等の工法について,最適で効率的な工法を選択して実施する。 / 実 行 計 ④改革,改善案を実施していくための実行計画 ※成果測定作業も含む 画 年度 月 準備事項 既存木造校舎解体工事 埋蔵文化財発掘調査 屋内運動場建設工事 6 7 8 ⇒ ⇒ ⇒ 平成20年度 9 10 11 12 1 2 3 ⇒ ⇒ ⇒ 4 ③改革・改善による成果期待 ※成果面とコスト面で現状よりもどう変化する か? 削減 向上 成 不変 果 低下 5 6 7 コスト 不変 増加 × × × ○ 平成21年度 8 9 10 11 12 1 2 3 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 5.課長意見 (1)一次評価者としての評価結果 一 次 ① 目的妥当性 妥当 評 : 価 ② 有効性 妥当 : ③ 効率性 妥当 : ④ 公平性 妥当 : 見直し余地あり 見直し余地あり (2)全体総括(振り返り,反省点) 平成19年度は、校舎建設を行った。埋蔵文化財調査期間の関係 等で,供用開始が平成20年度にずれ込む結果となったが,老朽化 対策が実施された。これから,既存校舎の解体及び屋内体育館等 の建設が計画されている。 見直し余地あり 見直し余地あり (3)今後の事務の方向性(改革改善案) 今 後 の 方 向 性 と 改 革 改 善 案 終了 廃止 継続 休止 ─┬→ └→ 現状維持(従来通りで特に改革改善をしない) 改革改善を行う | | └→ 有効性改善 目的再設定 効率性改善 事業統廃合・連携 公平性改善 方向付けの理由と改革改善の内容 これから実施予定の「屋内体育館・給食室」の改築工事について,工法や建築資材の単価などを精査し,建築コストの削減を図る。 (4)改革,改善を実現していく際に想定される問題点は何ですか? それをどう克服していきますか? (関連部門や全庁的な調整の必要性,トップへの要望も含む) 改築工事は,木造(市産財活用)での建設を計画していることもあり,建築コストの削減には困難な部分があるが,環 境・産業政策上からは,有意義であるという認識である。それ以外の要素で検討を行い,効率化を図ることが必要であ る。 (5)改革・改善による成果期待 ※成果面とコスト面で現状よりもどう変化す るか? 削減 向上 成 不変 果 低下 コスト 不変 増加 × × × ○ 6.事務事業の二次評価結果(基本事業主管課長) (1) 一次評価者の記述は客観的か? 記述は客観的と認める 記述の修正を検討する必要がある (2) 事務事業の成果が,成果指標により把握されているか? 成果指標により適切に把握されている より良い成果指標の設定を検討する必要がある (3) 一次評価(5-(1)及び(2))は妥当か? 評価結果は妥当と認める 一次評価とは違う考えである (4) 改革改善案(5-(3)及び(4))は妥当か? 改革案は妥当と認める より良い改革案を検討する必要がある 特記事項(事務事業の今後の方向性について,二次評価者として,特記すべき事項があればここに記載してください)
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