医療情報ネットワーク相互接続分科会(MDX) - ItrC

MDX分科会の総括と展望
主査:水島 洋、 副査 辰巳 治之
MDX:医療系Internet ≒ Isotranet?
医療系は、Openがよいか、Isolateがよいか?
日経メディカル1997年6月臨時増刊号
特集 診療に役立つインターネット p.20-21
より転載
http://www.mdx.or.jp/info/NKmed9706
インターネットの回線はいつも混
雑しているし,患者データを送る
上でのセキュリ ティにも不安が
残る。そこで,全国を結ぶ医療
専用情報バイパスを作り,高速
で安全 な通信を実現するための
研究がスタートした。
MDXのメリット
1. 他の医療機関とのより高速な通信(短い経路)
2. 他の医療機関とのより安全な通信(イントラネット)
3. 他の医療機関とのより安定した通信(バックアップ回線)
4. 研究/学術ネット参加機関とのAcceccible User Policy(AUP)に
違反しない通信
5. FireWall による外部からの防御
6. 情報提供サーバのアクセス度の向上、安全性、安定性の向上
7. cacheによる遠隔サイトでも高速なアクセス
8. 情報提供代理サーバの利用
9. DeleGate サーバによる各種情報の中継
10. ClosedなNews サーバの運用
11. 全国におけるアクセスポイントの構築(Firewall 内/外 選択可)
12. 衛星によるバックアップ通信(予定)
13. 認証サーバによる安全な情報(予定)
14. 暗号ルータによるインターネットを介した通信の検討(予定)
15. APAN / ATMによる海外の医療情報ネットワークとの連携(予定)
イントラネットを生かすMDX
MDX NOC(大手町KDDI)
フレームリレー
(ITRC→IMnet:NSPXIP2)
MDX
M e d ic a l In te rn e t E x c h a n g e
ネ ットワ ー ク図
2001/ 06/ 21
N S P IX P 2
G ig ab it S w itc h
IM N e t
G ig ab it S w itc h
C IS C O S YS T EM S
fd d i0 1 .m d x.o r.jp
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .1 2 0 / 2 5
フレームリレー接続
FDDI
FDDI
日 赤 名 古 屋 第 2
n s.m d x .o r.jjp
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .0 0 1 / 2 5
宮崎医科大学
v o d1 .m d x .o r.jp
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .0 1 6 / 2 5
P OWE R FA ULT DAT A A L ARM
直接接続
fram e - gw .m d x.o r.jp
2 0 2 .1 8 1 .2 3 9 .1 2 0 / 2 5
fram e 0 1 - gw .m d x.o r.jp
2 0 3 .1 8 1 .2 3 8 .1 2 5 / 2 6
C IS CO S Y S TEM S
AL AR M
p iafs - gw .m d x.o r.jp
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .0 0 8 / 2 5
a pc .m d x .o r.jp
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .0 1 1 / 2 5
jrc - c b c - gw
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .0 3 3 / 2 5
日赤中央血液センター
h e a lth - gw
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .0 9 4 / 2 5
健 康 体 力 つ くり 財 団
m e d - gw
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .0 9 5 / 2 5
日本医師会
te ish in - g w
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .0 9 6 / 2 5
p ro xy .m dx .o r.jp
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .0 1 0 / 2 5
2 0 3 .1 8 1 .2 3 8 .1 2 9 / 2 6
7x
8x
9x
1x
2x
3x
10x
11x
12 x
7x
8x
9x
4x
5x
6x
1x
2x
3x
10 x
11 x
1 2x
4x
5x
6x
C
7 8 9 10111 2
A
1 2 3 4 5 6
A
B
e n ku m i.m d x .o r.jp
2 0 3 .1 8 1 .2 3 8 .1 3 0 / 2 6
東京逓信病院
sp rite - gw
2 0 3 .1 8 1 .2 3 9 .0 0 9 / 2 5
N IS P ( 保 守 用 )
PO W ER F AU L T D A T A
Ethernet
フレーム リレー網
2 0 3 .1 8 1 .2 3 8 .0 6 4 / 2 6
to ky o v 6 .m dx .o r.jp
2 0 3 .1 8 1 .2 3 8 .1 3 1 / 2 6
V 6 ???
スキンバンク設立準備委員会(準備中)
皮膚提供連絡
連絡掲示板
スキンバンクについて
皮膚採取の実際
平成8年度 厚生科学研究費
死体からの皮膚移植の生着率の
評価及び、皮膚収集・提供システム
の ありかたに関する研究
平成9年度 厚生科学研究費
植皮生着率の評価及び広域
ネットワーク対応のスキンバンク
情報システムに関する調査研究
IMnet からITRC MDX分科会としてNLA1の取得
zJPMEDのIPv6化 in MDX2
zルーティング,IX, NSPIX6 への接続
zIPv6 Native -> JGNの活用
z医療系ネットワークのグランドデザイン
zポストゲノムプロジェクトのための資源配置
z認証、IPsec、QoS -> M-Labelの提案
z医療機関へのIPv6のアドレス再配布
旧MDX -> MDX2へ
Medical Internet Exchange -> Medical Information Exchange
•
•
•
研究プロジェクト立案、実行
実験から業務への技術移転(産学協力研究委員会)
コンスタントな研究会(情報交換会)、研究費獲得
– MDX研究会(NOC運用、ITRC分科会、医療情報学会課題研究会)
– 事務局 ー> MEDISへ
– 基礎研究から臨床応用まで(IPv6, ポストゲノムProject、電子カルテなど)
•
既存のシステムを活用
–
–
–
–
–
文部科学省 SINET:UMIN VPN
IMnet、 APANの利用
総務省:郵政 JGN (Japan Gigabit Network)
厚生労働省 Hospnet, A-net 国土交通省: 北海道広域医療情報ネットワーク
医療系ネットワークのグランドデザインの提案
Infrastructure & Applications
MDX2の活動テーマ(案)
A)次世代ネットワーク(IPv6など)の基礎研究から応用、実用化の検討
: SINET(UMIN), IMnet, JGNなどの活用からJPMEDなどの運用
B)基礎医学研究としてのポストゲノムプロジェクト研究から臨床応用実
用化の検討
: ポストゲノムアプリケーションとデータベース、ネットワーク活用
C) 臨床医学・医療情報のインフラ研究からその応用、実用化の検討
: OMRW、PML,MedXMLからレセコン、電子カルテ、JIMA
(1)医療サービスに適した先進的ネットワークの要件の定義
(2)医療現場での先進的インターネットテクノロジー利用技術の調査
(3)電子カルテ交換のためのアプリケーションの設計とセキュリティの調査
(4)ブロードバンドの特性を生かした遠隔医療アプリケーションの調査
(5)医療に特化したASP/iDC(Application Service Provider/Internet Data Center)の要件定義と技術的検討、など
事務局の主な役割と機能(案)
1)MDX2活動の運営支援 ……事務局総務委員
事務局業務全般、会員管理、会議等運営支援、会議資料作成、広報・渉外など
・各種事務作業(名簿、活動計画管理)
・会計(会費徴収・予算・経費管理)
・広報活動、渉外活動
・ホームページのメンテナンス
・メールマガジンの作成と発行(学会情報・医療情報・新製品等の案内を行なう)
・その他、MDX2の活動をワールドワイドに広げる為の支援活動
2)MDX2活動・運営における技術支援機能 ……技術委員
MDX2プロジェクトの運営(サーバ、ネットワーク運用など)
各種技術テーマの検討、調査、試作、モデル実験、実用化検証など
・調査研究、研究開発のサポート・調整
・各研究の技術サポート・インテグレーション代行・請負
・各研究発表に必要な成果物としての製品の作成代行・請負
・各種テスト・運用実験の技術サポート
3)MDX2におけるプロジェクト、モデル実験の企画、実施推進支援機能 ……調査・企画委員
・調査・研究(資料収集、関連調査、分析、報告資料作成など)
・公募提案書作成代行、プロジェクト企画書・提案書等の作成代行
・研究テーマの成果物作成・レポート作成・提出代行
4)事業運営 ……事業運営委員
・プロジェクト推進(各種補助事業等の実施、推進)
・セミナー、フォーラムの開催、活動報告などの作成
・各種行事の企画、準備、運営
(特に会員の臨床医の先生方向けセミナーとアンケートの実施)
・各種情報提供・特定向けメール配信サービス(官報、関連業界情報)
・会員の勧誘(個人・法人)
・記念講演開催
MDX関連プロジェクトとITRC
国土交通省
北海道局
(辰巳)
H11-14
MDX分科会ITRC
水島・辰巳(H8-17)
医療系IPv6検討委員会
MEDIS(H13-)
委員長 辰巳
MDX2研究会
(元は科技庁科学技術振興調整費)
先進的IT技術の医療応用
厚生科研
代表 田中(H13-15)
JGN
総務省郵政局
CRL 中川
田中・辰巳・水島
(H9−)
MDX課題研究会
医療情報学会
委員長 田中 (H11-15)
電子診療録の医療連携
厚生科研
代表 秋山
遠隔医療のEBM
厚生科研
札医 山本(H13-15)
ITRC(産学協力研究第163委員会)(H8−17年)
未来開拓学術研究推進事業(H9-13年)
•高度マルチメディア応用システム構築のための先進的ネットワーク
アーキテクチャの研究:ネットワークパラレルコンピューティング
先進的IT技術の医療への応用と評価(H13-15)
田中 博
開原 成允
村井 純
辰巳 治之
秋山 昌範
中川 晋一
木内 貴弘
櫻井恒太郎
井上 通敏
野川 裕記
永田 宏
三谷 博明
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
研究総括
東京医科歯科大学/情報医科学センター
ネット評価
(財)医療情報システム開発センター
ネット設計
慶応義塾大環境情報学部
ネット要件定義・運用評価 札幌医大・情報センター
電子カルテ交換及びA-NETでの検証 国立国際医療センター
動画伝送、JGNでの検証
総務省通信総合研究所
UMINでの検証
東大医療情報部 UMIN事務局
MINCSでの検証
北大医療情報部 UMIN運営委員長
HospNetでの検証
国立大阪病院:医療情報学会会長
次世代ネットワークの検証 阪大サイバーメディアセンタ
医療系ASP/IDCの検討
㈱KDD研究所NEWグループ
ユーザサイドの安全性の確認 日本インターネット医療協議会
医療サービスに適した先進的ネットワークの要件の定義と設計の研究
医療現場での先進的インターネットテクノロジー利用技術の開発・評価
電子カルテ交換のためのアプリケーション開発とセキュリティの実装
ブロードバンドの特性を生かした遠隔医療アプリケーションの開発と評価
医療に特化したASP/IDCの要件定義と技術的検討
IPv6医療応用検討委員会
(MEDIS-DC)
委員会委員 (以下50音順)
1.青山 友紀 :東京大学大学院情報理工学系研究科
2.淺野 正一郎:国立情報学研究所 3.辰巳 治之 :札幌医科大学、NORTH代表
4.田中 博 :東京医科歯科大学:医療情報学会副会長
5.宮原 秀夫 :大阪大学大学院 :ITRC委員長
6.村井 純 :慶應義塾大学 :IT戦略会議メンバー
7.矢崎義雄 :国立国際医療センター:総長
IPv6医療応用検討委員会
(MEDIS-DC)
ワーキンググループ名簿(以下50音順)
1.国立国際医療センター 秋山 昌範
2.東京大学大学院 江崎 浩
3.東京工業大学大学院 太田 昌孝
4.独立行政法人通信総合研究所 中川 晋一
5. KDDI研究所 永田 宏
6.大阪大学サイバーメディアセンター 野川 裕紀
7.(財)九州システム情報技術研究所 平原 正樹
8.WIDEproject 南 正樹
9.奈良先端科学技術大学院大学 山口 英
IPv6医療応用検討委員会
連絡協議会
名簿(以下社名による50音順)
1.アライドテレシス株式会社 大久保 融:システムエンジニアリング部
2.(株)インターネットイニシアティブ 飯塚 泰光:マーケティング本部 営業第一部
3.インターネットノード(株) 米澤 正明
4.エクストリームネットワークス(株) 小野寺 好広
(5.NTTソフトウェア研究所 三上 博英)
6.オムロン(株)伊藤 邦夫:課長 :健康サービス事業推進部
7.(株)KDDI 大塚 拓
8.シャープエレクトロニクスマーケティング(株):吉田 幸一:事業開発推進本部
9.シスコシステムズ(株) 櫻井 豊:アライアンス&テクノロジー本部
10.(株)ディアイティ 三橋 薫 11.(株)日本電子出版 高見 篤
12.ネットワンシステムズ(株) 木村 英治:公共パートナー系第一事業部
(13.日立製作所(株)新 善文: )
14.(株)ホスピタルネット 山崎 充彦:課長 :MAMA事業部
15.丸紅(株)/VECTANT 井上 幹也:副部長 所属:イネーブラ事業部
16.モバイルインターネットサービス(株) 真野 浩:代表取締役
(17.ヤフー(株) 筒井多圭志:Yahoo!BB)
18.横河電機(株) 山本 裕 :IT事業部 情報システムセンター
19.MDX:医療情報ネットワーク相互接続研究会)
19−1.(株)エヌアイエスプラス 入沢 厚:代表取締役:(MDXの技術委員)
19−2.アライドテレシス株式会社 鬼丸 美穂:(MDXの総務委員)
19−3.(株)エム・シー・エヌ 大竹 元 : マネージャー(MDXの調査企画委員)
MDX2への発展
NORTH
(ITRC→IMnet:NSPXIP2)
省際ネットワーク
ITRC-MDX
MDX
IPv6 アドレス(NLA1) 割当て申請
Medical Internet Exchange
ネットワーク図
2001/06/21
IMNet
Gigabit Switch
CISCOSYSTEMS
NSPIXP2
Gigabit Switch
2001:248:100::/44
fddi01.mdx.or.jp
203.181.239.120/25
・NLA1の下には、NLA2の下流組織
フレームリレー接続
FDDI
FDDI
日赤 名古屋第2
ns.mdx.or.jjp
203.181.239.001/25
宮崎医科大学
POWERFAULT DATA ALARM
直接接続
frame-gw.mdx.or.jp
202.181.239.120/25
frame01-gw.mdx.or.jp
203.181.238.125/26
CISCOSYSTEMS
piafs-gw.mdx.or.jp
203.181.239.008/25
apc.mdx.or.jp
203.181.239.011/25
health-gw
203.181.239.094/25
健康体力つくり財団
med-gw
203.181.239.095/25
日本医師会
teishin-gw
203.181.239.096/25
proxy.mdx.or.jp
203.181.239.010/25
203.181.238.129/26
7x
8x
9x
1x
2x
3x
10x 11x
12x
7x
8x
9x
4x
6x
1x
2x
3x
10x
11x 12x
4x
5x
C
7 8 9101112
A
12 34 5 6
A
5x
B
6x
enkumi.mdx.or.jp
203.181.238.130/26
東京逓信病院
sprite-gw
203.181.239.009/25
接続することが可能。
16の下流組織接続
jrc-cbc-gw
203.181.239.033/25
日赤中央血液センター
NISP(保守用)
POWERF AUL T DAT A ALARM
Ethernet
フレームリレー網
203.181.238.064/26
(2001:248:100:XXXX::/48)を
vod1.mdx.or.jp
203.181.239.016/25
tokyov6.mdx.or.jp
203.181.238.131/26
V6???