LEG-120L・121L・123L 生産中止品 LEG-120L シリーズ漏電リレー 更新日 2007/02/20 シリーズ№35-5D 電気設備の近代化に伴なって低圧の漏電保護も強化 され、漏電リレーの採用範囲も広くなり、コントロール盤 のような小さなスペースでの使用が増加しています。 LEG-120L シリーズはこのような要求にこたえて容積 や底面積ともできるだけ小さく設計して多回路で狭い場 所での使用に向くように製作しました。 ○制御電源 AC100V と AC200V は、端子接続切り替え により共用形です。 ○容積も底面積も極めて小形です。 ○JIS C 8374 漏電継電器規格、中感度形、時延形、 衝撃波不動作形です。 ○動作表示付もあります。 ○復帰方式は自動復帰方式、手動復帰方式とも端子接 続切り替えにより共用です。 ○高調波対策品です。 LEG-120L 形 形 式 制御電源電圧 出力接点 動作表示 LEG-120L AC100/110V. AC200/220V 2c なし LEG-121L AC100/110V, AC200/220V 2c 赤色 LEG-123L AC415V 1a 赤色 動作表示(発光ダイオード)付のものは手動復帰用押ボタンスイッチ付 定格および性能 定格感度電流整定値 0.1-0.2-0.5A 感 度 電 流 許 容 範 囲 51%∼100% 定 格 不 動 作 電 流 0.05-0.1-0.25A 定 格 動 作 時 間 0.2 秒(信号 100%印加) 許容範囲 0.1∼0.3 秒(LEG-120L は 0.1∼0.28 秒) 定格慣性不動作時間 0.1 秒(信号 10A 印加) 周 波 数 50/60Hz 常 時 2.5W 消費電カ 動 作 時 3W 使 用 温 度 範 囲 -20℃∼+65℃ (規格は 40℃) 復 帰 方 式 自動/手動復帰 端子接続切り替え 重 地 絡 耐 量 連続 600A,最大 5000A,0.3 秒 絶 縁 抵 抗 DC500V メガーにて ※1;100MΩ 以上,※2; ※3;20MΩ 以上 耐 電 圧 ※1;AC2000V ※2;AC1500V ※3;LEG-120L・121L 1000V、LEG-123L 1500V 質 量 0.35kg ※1,制御回路導電部と外箱間 ※2,制御回路導電部相互間 ※3,同一制御回路の開極接点間 1/5 光商工株式会社 LEG-120L・121L・123L 感度電流値の切り替えについて 感度電流値の切り替えは端子記号 4、5、6 の短絡で行います。 0.1A 4 0.2A 1 2 3 5 6 7 8 4 5 写真は感度電流値 0.1A の場合を示しています。 0.5A 2 3 6 7 1 8 4 5 3 6 7 8 各機種共通 各機種共通 各機種共通 9 10 11 12 13 9 10 11 12 13 9 10 11 12 13 14 15 16 14 15 16 14 15 16 復帰方式の切り替えについて 自動復帰方式と手動復帰方式の切り替えは端子記号 7 と 8 で 行ないます。 7 と 8 を短絡すれば手動復帰方式、開放すれば自動復帰方式 となります。 LEG-120L を手動復帰方式で使用される場合は、制御電源回 路に常閉の押ボタンスイッチを復帰用として設けてください。 自動復帰 手動復帰 4 1 2 5 6 7 4 8 1 2 3 5 6 7 8 各機種共通 各機種共通 9 10 11 12 13 9 10 11 12 13 14 15 16 14 15 16 制御電源電圧 LEG-120L・121L は AC100V, AC200V 端子接続切り替えです。 AC100/110V では端子 1 と 2、 AC200/220V では端子 1 と 3 を ご使用ください。 使用電圧範囲は AC80V∼121V または AC160V∼242V です。 LEG-123L は、AC415V 用です。 端子 1 と 3 をご使用ください。 使用電圧範囲は AC332V∼456V です。 AC100/110V 4 1 2 3 5 6 7 AC415V AC200/220V 8 4 1 2 3 5 6 7 1 8 4 5 3 6 7 8 LEG-120L・121L LEG-120L・121L LEG-123L (a1)(b1)(c1)(Z1)(Z2) (a1)(b1)(c1)(Z1)(Z2) (a) (c) (Z1)(Z2) 9 10 11 12 13 9 10 11 12 13 9 10 12 13 14 15 16 14 15 16 (a2)(b2)(c2) (a2)(b2)(c2) 出力接点 LEG-120L・121L は端子 9,10,11、14,15,16 で 2 組の c 接点があります。 出力接点容量 AC100V 3A 抵抗負荷 AC200V 1.5A 抵抗負荷 LEG-123L は端子 9,10 に 1 組の a 接点があります。 出力接点容量 AC415V 0.25A 抵抗負荷 2/5 光商工株式会社 LEG-120L・121L・123L 外部接続図例 LEG-120L,LEG-121L 3φ220V 手動復帰方式 感度電流値0.2Aの場合 電圧引き外し 付 MCCB 4 1 2 3 5 6 7 8 9 10 11 12 13 手動復帰方式で使うときで漏電 リレーの動作後、制御電源が切 れない場合は復帰用押ボタンス イッチを設けてください。 14 15 16 LEG-123L 3 φ415V 自動復帰方式 感度電流値0.5Aの場合 電圧引き外し 付 MCCB 1 4 5 3 6 9 10 7 8 12 13 Z1, Z2 端子の接続には絶縁チューブ付き端子をご使用ください。 ※非接地電路には接地補償用コンデンサが必要です。 漏電しゃ断器との協調 LEG-120L シリーズより負荷側に漏電しゃ断器が設け られ、その末端で漏電があっても、漏電しゃ断器の動 LEG-120Lシリーズ CBR 作時間が 0.1 秒以下の高速形のときには、時間協調 漏電しゃ断器 によって漏電しゃ断器だけ動作し、LEG-120L シリー ズは動作しません。 3/5 光商工株式会社 LEG-120L・121L・123L 零相変流器 零相変流器は下記の ZCT と組み合わせてご使用ください。(互換性があります) 貫 通 形 M30、SM41∼SM240、BM30∼BM106 分 割 形 DM70B、DM100B 一次導体付 ZC3-6∼ZC3-30、ZC4-6∼ZC4-30、 ※B 種接地線に接続する零相変流器は M30、BM30 をおすすめします。 ※分割形 DM55B は LEG-120L シリーズとの組み合わせ出荷となります。 LEG-120L シリーズと零相変流器、及びそのほかの配線には 600V 絶縁電線をご使用ください。 変流器二次回路の配線が大電流回路と並行する時は、電線を撚り合わせるか、金属電線管に入れるなどして電磁 遮断してください。 ブロック図 LEG-120L Ry 電源回路 スイッチング 回 路 保持回路 タイマ回路 Rf シュミレット回路 増幅回路 PT PS フィルター (試験) 感度切替 ⑨ ⑩ ⑪ ⑭ ⑮ ⑯ ⑫ ⑬ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 0.2A ① ② ③ a1 AC100/110V b1 c1 a2 b2 c2 Z1 Z2 0.5A H1 H2 0.1A AC200/220V LEG-123L PS2 (復帰) Ry 電源回路 表 示 スイッチング 回 路 保持回路 タイマ回路 Rf シュミレット回路 増幅回路 PS PT フィルター (試験) 感度切替 ③ ① AC415V ⑨ ⑩ a c ⑫ ⑬ ④0.2A⑤ ⑥ ⑦ ⑧ Z1 Z2 0.5A H1 H2 0.1A 4/5 光商工株式会社 LEG-120L・121L・123L 2 3 5 6 7 8 R2.3 (注) LEG-120Lには、RESET(復帰スイッチ) 及び LEAK(動作表示)はありません。 M3.5 78 銘 板 RESET 9 LEAK 90 4 1 7 外 形 図 TEST 10 11 12 14 15 16 13 50 110 5 58 本 社 銘 板 〒104−0061 東京都中央区銀座 7-4-14(光ビル) TEL 03-3573-1362 FAX 03-3572-0149 大 阪 営 業 所 〒530−0047 大阪市北区西天満 6-8-7(電子会館) TEL 06-6364-7881 FAX 06-6365-8936 名古屋営業所 〒460−0008 名古屋市中区栄 4-3-26(昭和ビル) TEL 052-241-9421 FAX 052-251-9228 福 岡 営 業 所 〒810−0001 福岡市中央区天神 4-4-24(新光ビル) TEL 092-781-0771 FAX 092-714-0852 茨 〒306−0204 茨城県古河市下大野 2000 TEL 0280-92-0355 FAX 0280-92-3709 〒216−0005 川崎市宮前区土橋 6-1-3 TEL 044-866-9110 FAX 044-877-7188 城 工 場 川崎流通センター お問い合わせ・資料のご請求は・・・・・・・・・本社継電器営業部・営業所継電器課へ。 フリーダイヤルによる技術的なお問い合わせ・・・・・・・・・0120-58-7750 (技術グループ) 土、日、祝日、当社休業日を除く 9:00∼11:45 / 12:45∼17:00 携帯電話・PHS などではご利用いただけません。 電話がかかりにくい場合もございますので、この場合は FAX をご利用いただきますようお願い申し上げます。 FAX による技術的なお問い合わせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0280-92-6706 (技術グループ) ● お断りなしに、外観、仕様などの一部を変更することがありますので、ご了承ください。 尚、最新の情報はホームページにてご案内致しております。 URL http://www.hikari-gr.co.jp 5/5 光商工株式会社
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