ここ(学校だよりNo21)

精華中学校だよりNo.21
平成25年3月13日
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】
卒業証書授与式挙行!!
~厳粛の中にも、自信と決意がみなぎる巣立ちでした~
3月8日(金)、鏡島自治会連合会長の戸野部
正八様、市橋連合自治会長の小川一雄様を始め多
くの来賓の方のご臨席を賜り、本年度の卒業式を
執り行うことができました。多くの保護者の方に
見守っていただき、256名の卒業生は、胸を張
って学舎を巣立っていきました。
卒業式では、各学級の代表に卒業証書が校長先
生より手渡しされ、その後校長先生から卒業生に
励ましの言葉がありました。引き続いて、PTA
会長からお祝いの言葉があり、卒業記念品として
印鑑が贈られました。そして、在校生代表が送辞
を、卒業生代表が答辞を述べました。精華中学校
の生徒たちが積み上げてきた伝統が、卒業生から
在校生に引き継がれた時間(とき)となりました。
(送辞・答辞の概要は、次ページをご覧下さい。)
最後の卒業合唱は、三年間の思
いの全てを込めた素晴らしい合唱
となりました。仲間との絆を胸に、
未来に向かって歩み出す決意が合
唱曲「証(あかし)」の歌声に見
事に表れていました。
2年生には、卒業生を送りなが
ら、次は自分たちが、先輩が築い
てきたものをさらに高めていかな
くてはいけないという意識が生ま
れました。1年生の皆さんは、卒
業式には参加しませんでしたが、
下級生を迎える心構えを生活の姿
として形づくるときです。在校生
が一つになって、新入生を迎える
心の準備をしましょう。
心に残る送辞・答辞
【 送
辞
】
(前略)今年の体育祭はとても印象深いものでした。三つの団に
分かれ、全校で創り上げる応援の練習では、私たちに根気よく丁寧
に教えてくださいました。事前取り組みの服装や練習に向かう姿勢
から、本気で接してくださいました。その優勝にかける熱い思いを
感じたからこそ、私たちも練習に励むことができました。(中略)
そして、精華中学校の伝統である合唱。入学して初めて聞いた上級生の方々の合唱は、聞いた
ことのないような、とても迫力あるものでした。縦わり合唱交流会では、教室いっぱいに響く声
量と美しいハーモニーに驚きました。また、先日の財産発表会で聞かせていただいた「はばたこ
う明日へ」は、さすが三年間の集大成。歌はもちろん、立ち姿さえ凛としてみえ、最上級生の貫
禄がありました。(中略)
委員会活動や生徒会活動でも、私たちをリードしてくださった三年生の方々。
(中略)生徒会
活動では、前年度のボランティア活動の継続、活性化、被災地の中学校に雑巾やメッセージを贈
る活動。後期からは、いじめ撲滅のための善いところ見つけや、学級、学校宣言の作成など、今
の時勢に合わせた活動をなさり、自分たちにできることを考え、実行するきっかけとなりました。
来年度は、私たち二年生が、精華中学校の中心となり、卒業生の方々のように、でも自分たち
らしく、より素晴らしい学校にしていけるよう努力します。(後略)
【 答
辞 】
(前略)そして、最高学年、「一心同体~進み続けろ我ら~」を学年目標とし、精華中学校の
顔として、学年としても個人としても向上できるよう活動してきました。中学生活で最後の体育
祭、合唱交流会でも、学年や学級で一心同体となり取り組みました。
その中でも私が一番印象に残っているのは体育祭です。
(中略)そのため、
「服装と時間」を重
点項目とした事前取り組みを行いました。けれど、全校を見ていてあまり以前と変わらない姿も
見られました。そんな姿を見るたび、自分のしていることが果たして全校をより良くできるのだ
ろうか、意味があるのだろうかと悩んだこともありました。そんな中でも、私は同じ生徒会役員
のメンバー、学級の仲間、先生方など多くの方々に支えられていました。また、同学年でも応援
団員を中心として下級生を引っ張っていく動きがあり、その姿を見て、私を支えてくれる方々の
ためにも全校のためにも、もっと頑張らなくてはいけないと思いました。生徒会活動は生徒主体
の活動です。三年生では進路のお話の中で「善因善果」
「悪因悪果」という言葉を教えていただ
きました。
「善いことをすれば善い結果が返ってくる」
、
「悪いことをすれば悪い結果が返ってく
る」という意味の言葉です。進路に限らず、このことは、どの活動にもあてはまります。自らの
学校生活をよりよいものにするには、自ら善い行動を進んで起こしていかなくてはいけません。
(中略)
今、私たちには、この三年間当たり前であった生活を終わらせ、着慣
れた制服をクローゼットにしまい、大切な仲間と別れを告げるときが来
ています。そして一人ひとりが別々の道へと歩み始めるときがやってき
ました。これからは、それぞれが自らの桜のつぼみを満開に咲かせるべ
く努力していきます。