埋立てごみ

不 燃 残 渣 ( 埋 立 て ご み ) の 資 源 化
不燃残渣は、不燃ごみから「処理不適物」「可燃物」「資源物」を徹底的に回収・除去した後の残渣です。熱処理してエコセメントにします。
○ 市民の皆さまのご協力で、不燃ごみは資源化され、19年度比で70%減少し約2,700㌧となりました。それに伴って不燃残渣も60%減少し約150㌧となりました。
○ 不燃残渣に熱を加え、可燃物や金属を取除く事でエコセメントの材料になります。(不燃残渣は細かいため、焼却して可燃物を除去します。)
○ 環境対策は十分に配慮し、継続的な測定を行っていきます。安全対策の詳細は、「住民説明会資料」をご覧ください。
手選別で除去します。
・鉄アレイ等の処理不適物
・木片等の可燃物
手選別で除去します。
・汚れたプラスチック等の可燃物
・電池が入ったままのおもちゃ等の処理不適物
・廃携帯電話・廃基板等の資源物
磁選機で鉄を回収します。
アルミ選別機でアルミを回収します。
破砕機で細かくします。
プラスチックと一体になっ
ている鉄・アルミを更に回
収するため、細かく破砕し
ます。
大きい物と小さい物に分類します。
磁選機で鉄を回収します。
☆ 不燃残渣ができるまで
不適物選別コンベヤ
手選別コンベヤ
磁選機
供給クレーン
磁選機
アルミ選別機
破袋機
除袋機
破砕機
不燃系
受入ホッパ
可燃性不適物
貯留ホッパ
不燃性不適物
貯留ホッパ
基板
携帯電話
鉄
貯留ホッパ
大きい物
粗大系
受入ホッパ
※1
プラスチック
乾電池
ふるい選別装置
小さい物
※2
プラットホーム
※1
アルミ
貯留ホッパ
※焼却設備へ
アルミ選別機
不燃
ピット
焼却
施設へ
金属プレス機
アルミ選別機でアルミを回収します。
不 燃 残 渣
不燃残渣を埋立処理から熱処理して資源化するメリット
熱処理(可燃分焼却)
回収しきれな
◎ 多摩清掃工場に搬入されたごみを100%資源化できる。
◎ 可燃物の熱処理において発生した熱は、熱源や発電に利用できる。
金属類回収
◎ 熱処理後に残った金属類は、非磁性物除去装置でさらに回収できる。
◎ 熱処理後に残った不燃物は、エコセメントの原料として利用できる。
◎ 最終処分場の維持管理費を削減できる。
大きさ
2.5cm×2.5cm以下
金属類
不燃物はエコセメントの原料
となります。
かった鉄類等
可燃分
1%
汚れたプラス
不燃物
チック類等
ガラス・
35%
陶磁器類
64%
100%資源化
⇒ 搬入された不燃ごみから約3%発生し、今まで埋立てをしていました。
埋立て「ゼロ」へ
⇒ 環境調査結果の詳細は、環境測定情報をご覧ください。 こちら