Instruction Bulletin MCS Warranty for UJV500-160, JF series, UJV-160, JFX series printer Revision 3, Dated January 2014 3MTM MCSTM 保証の取扱い (UJV500-160, JF series, UJV-160, JFX series Printing System) MCSTM とは MCS™ (マッチドコンポーネントシステム) とは、別紙の“ 3MTM MCSTM 保証プログラム for UJV500-160, JF series, UJV-160, JFX series プリンター対応表”に記載された製品及びその組み合わせにおいて、下記インク及びプリンター を使用し作製したグラフィックスに関し、製品説明書及び施工説明書に準拠した使用をされた場合、そのグラフィ ックスの品質に関し、弊社からの書面による保証書を伴わずとも保証するシステムです。 但し、グラフィックスの作成条件や施工仕様を明らかにしておく為、媒体への施工の際には別紙”MCSTM 物件記録 書”に必要事項を記入し、保管していることが前提となります。 LUS-200 シリーズ UV インクを搭載したミマキエンジニアリング社製 UJV500-160 シリーズシステム F-200 シリーズ UV インクを搭載したミマキエンジニアリング社製 JF シリーズシステム LF-200 シリーズ UV インクを搭載したミマキエンジニアリング社製 UJV-160 システム LF-200 シリーズ UV インクを搭載したミマキエンジニアリング社製 JFX シリーズシステム 上記インク・プリンタの組み合わせ以外で使用されますと MCS の保証対象外となりますのでご注意下さい。 MCS™対象製品 別紙の“3MTM MCSTM 保証プログラム for UJV500-160, JF series, UJV-160, JFX series インクジェットプリンター対応 表”に記載された製品及びその組み合わせ MCS™運用方法 MCS™保証の運用は、次のとおりとなっております。 施工時 各使用製品の製品説明書及び施工説明書に準拠したグラフィックスの印刷、加工および施工を実施することに よって、そのグラフィックスの品質は保証されます。 不具合が発生した場合 万一、施工されたグラフィックスに著しい変退色、シワ、クラック、剥がれ等の外観上の問題が生じた場合に は、別紙の”MCSTM 物件記録書”に必要事項並びに不具合事項を記入し、3M 製マテリアル(メディア及びオーバ ーラミネートフィルム)購入先に御連絡下さい。 MCS™ワークフロー図 MCS™保証の運用ワークフローは以下の図のとおりです。 (1)、(2)、(3)もしくは 1~4 の番号順にフローを進めます。プリンタユーザー様はグラフィックスを加工・施工した 際に MCSTM 物件記録書に必要事項を御記入下さい。万一、対象物件にてグラフィックスに著しい変退色、シワ、ク ラック、剥がれ等の外観的な問題が生じた場合には、MCSTM 物件記録書に不具合内容を御記載の上 3M 製マテリア 1/4 Instruction Bulletin MCS Warranty for UJV500-160, JF series, UJV-160, JFX series printer ル(メディア及びオーバーラミネートフィルム)購入先に御連絡下さい(不具合が発生しない限り MCSTM 物件記録書 を提出する必要はありません)。 施工時 ⇔ マ テ リ ア ル 購 入 先 (3) MCSTM 物件記録書 に記入・保管 2. MCSTM 物件記録書 3.原因調査/補填決定 プ リ ン タ ユ ー ザ ー (1) 媒体受注 (2) 加工・施工 1.外観異常発生 媒 体 物 件 4.加工・改修等 不具合発生時 品質保証基準 前記インク及びプリンターを使用し作製したグラフィックスに関して、次のような保証体制になっております。 保証者 住友スリーエム株式会社 コマーシャルグラフィックス事業部が保証を提供いたします。 保証対象となる現象 保証対象となる現象は以下です。 ・著しい変退色(*1) ・看板として外観を著しく阻害する(*2)シワ・クラック・剥離・収縮 *1;「著しい変退色」とは、施工された同一の弊社製品における部分的な劣化変色であって、かつ同時期に施工 した他の弊社物件と比較して著しい劣化変色が認められる場合をいいます。 *2;「著しく阻害する」とは、個々の看板の使用環境下において、想定される提示方法によってはこれを認識す る圧倒的多数者が提示した内容に対して不満を抱く状態をいいます。 保証内容 保証内容は不具合部分の改修に要する対象製品(原反)の無償提供です。 不具合部分の改修に要する印刷費用・施工費等については、対象外となります。 また、保証期間中に補修した対象製品の保証期間は、当該補修によって延長されるものではなく、対象製品の 最初の提示開始日を起算日とした保証期間終了日までの残余期間といたします。 保証内容の決定 保証内容が適用されるか否かの判断は保証要求者と弊社の両者にて協議致しますが、最終判断は弊社が行うも のとします。 保証期間 保証期間は施工完了日から各製品及び組合せによって決定する保証年数です。 免責事項 不具合の原因が次のいずれかに該当する場合は、本保証の対象外とさせて頂きます。 1) 他社製品と一緒に使用された場合 2) 弊社指定の印刷・加工方法に従わない印刷・加工が行われた場合 3) 弊社指定の施工方法に従わない施工が行われた場合 4) 垂直面以外に対象製品を使用した場合 2/4 Instruction Bulletin MCS Warranty for UJV500-160, JF series, UJV-160, JFX series printer 5) 異なるロットの保証対象製品の混用による、色違い 6) 保管・輸送方法、看板構造、人災・天災・地変等、対象製品の品質に起因しない事由による場合 7) 弊社以外の第三者の故意または過失に起因する場合 8) 有機溶剤、強アルカリ、強酸その他の薬品等に起因する場合 9) その他、各用途に応じた過度な使用に起因する場合 責任の制限 不具合により生じた対象製品以外の物品に対する損害、および逸失利益、機会喪失等の二次的、間接的、付随 的または派生的な損害については、弊社は一切の責任を負わないものとします。 保証書の発行を希望される場合 施主様の要望等により、書面による保証書の発行を希望される場合は、作製したグラフィックスに関し、次項の保 証書運用方法に則り、施工物件毎に保証書を発行致します。 保証書運用方法 保証書の発行を行う場合には、次のとおりの運用となっております。 施工時 施工を実施する前に別紙の”3MTM 物件記録書 兼 保証書発行申請書”に必要事項を全てご記入の上、3M 製マテ リアル(メディア及びオーバーラミネートフィルム)購入先に御連絡下さい。 弊社にて上記申請書を受領後、保証書発行可否の判断を行い、保証書発行可の場合は、当該保証書を施工物件 毎に被保証者の宛先にて発行致します。 不具合が発生した場合 万一、施工物件毎に発行した保証書の対象物件にてグラフィックスに著しい変退色、シワ、クラック、剥がれ 等の外観上の問題が生じた場合には、別紙の”3MTM 保証物件不具合記録書”に必要事項を記入し、3MTM 製マテ リアル(メディア及びオーバーラミネートフィルム)購入先に御連絡下さい。 保証書が必要な際のワークフロー図 保証書の発行及びその後の対応に関するワークフローは以下のとおりです。(1)~(4)もしくは 1~4 の番号順に フローを進めます。 施工時 ⇔ マ テ リ ア ル 購 入 先 (2) 物件記録書兼 保証書発行申込書 (3) 保証書交付 2. 保証物件不具合記録書 3.原因調査/補填決定 プ リ ン タ ユ ー ザ ー (1) 媒体受注 (4) 保証書提示・施工 1.外観異常発生 媒 体 物 件 4.加工・改修等 不具合発生時 ! 注意 保証書の発行を申請された物件の内、フィルムの組み合わせ、貼り付け下地の調整方法等によっては保証書が 発行されない場合があります。 また、保証書の発行の為、弊社より保証書発行の為の条件提示をさせて戴く場合があります。故に、保証書が 3/4 Instruction Bulletin MCS Warranty for UJV500-160, JF series, UJV-160, JFX series printer 交付されてから施工することを推奨致します。 記録書の使い分け 複数の記録書を用意しておりますが、以下の様に使い分けをします。 どんな時 MCS対象製品を施工する際 MCS対象製品に不具合が生じた時 もし保証書が必要になったら 保証書を渡した物件で不具合が起きたら 書類 MCS物件記録書 MCS物件記録書(施工の際に記入したもの) 物件記録書 兼 保証書発行申請書 保証物件不具合記録書 どうする? 記入後、記入者が保管 不具合を記入後、3Mへ提出 施工前に3Mへ提出 不具合を記入後、3Mへ提出 関連説明書 本説明書と合わせて、製品説明書、使用説明書、各種申請書をご確認ください。 その他 この使用説明書の著作権は当社に属します。よって、無断で複写・複製、引用、公開などを禁止します。 ご不明な点・ご質問などありましたら、ご購入先にお問い合わせ下さい。 本書に記載してある事項、技術上の資料並びに勧告はすべて、当社の信頼している実験に基づいていますが、その正確性若しくは完全性について絶対的な保証はしま せん。使用者は使用に先立って製品が自己の用途に適合するか否かを判断し、それに伴う危険と責任もすべて負うものとします。 3M、 MCS は、3M 社の商標です。 4/4
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