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** 2008 年 4 月改訂(第 3 版)
* 2007 年 12 月作成(第 2 版)
承認番号 21400AMZ00494000
体外診断用医薬品
Code No. 479-11101
C 型肝炎ウイルス抗体キット
スフィアライト HCV 抗体
(化学発光酵素免疫測定法)
特徴
C 型肝炎は 1988 年、米国カイロン社の研究グループによって HCV 遺伝
子がウイルス本体に先だって発見されました。この HCV に対する抗体を
検出するため各種リコンビナント抗原や合成ペプチドが検討され、抗 HCV
抗体を検出するキットが開発されています。我々は、より効率的に抗 HCV
抗体を検出するため使用抗原領域に core 領域、NS3 領域、NS4 領域および
NS5 領域を選定しました。
本キットは、ウイルス非構造領域の NS3 由来のウイルス蛋白に相当する
抗原、NS4 由来のウイルス蛋白に相当する抗原および NS5 由来のウイルス
蛋白に相当する抗原、並びに構造領域の core 由来のウイルス蛋白に相当す
る抗原を抗原ビーズに使用する第三世代のキットです。
〔操作上の注意〕
C 型肝炎ウイルス(HCV)感染の診断は、本製品による検査結果のみで行
わず、HCV − RNA 測定等、他の検査結果及び臨床経過を考慮して総合
的に判断すること。
*
〔全般的な注意〕
1) 本製品は体外診断用であり、それ以外の目的に使用しないで下さい。
2) 測定結果に基づく臨床診断は、臨床症状や他の検査結果と併せて担当医
師が総合的に判断して下さい。
3) この添付文書に記載された使用方法に従って使用して下さい。記載され
た使用方法および使用目的以外での使用については、測定結果の信頼性
を保証しかねます。
4) 測定機器は取扱説明書に従い、適切な条件下で使用して下さい。なお、
詳細については、機器の販売元に問い合わせて下さい。
5) 陽性コントロールは HCV 抗体陽性のヒト由来血清が含まれております。
加熱および界面活性剤処理により不活性化しておりますが、ウイルス感
染等の危険があるものとして、検体と同様に十分注意して取り扱って
下さい。なお、本品に使用しているヒト由来血清は、HBs 抗原および
HIV-1/HIV-2 抗体検査を行い、陰性の結果を得ています。
6) 陰性コントロールはヒト由来血清が含まれております。加熱および界面
活性剤処理により不活性化しておりますが、ウイルス感染等の危険があ
るものとして、検体と同様に十分注意して取り扱って下さい。なお、本
品に使用しているヒト由来血清は、HBs 抗原、HIV-1/HIV-2 抗体および
HCV 抗体検査を行い、陰性の結果を得ています。
■ 試薬カセット
(20
試薬カートリッジ)× 6 本 ……………………… 120 回用
試薬カートリッジ(1 試薬カートリッジ中)
1) 抗原ビーズ
1個
(HCV 抗原結合ビーズ)
2) 免疫反応用緩衝液(R1)
185 μL
3) 酵素標識抗体液(R2)
220 μL
(ペルオキシダーゼ(POD)結合抗ヒト IgG ポリクローナル抗体(ウサギ))
(ルミノール)
4) 基質液(R3)
150 μL
(過酸化水素)
5) 過酸化水素液(R4)
150 μL
試薬カートリッジ
1) 乳びはトリグリセライドとして 2% まで、リウマチ因子は 500 IU/mL
まで、ビリルビンは 40 mg/dL まで、ヘモグロビンは 500 mg/dL まで
測定値に影響は認められませんでした。
*<その他>
………………………………………………… 2 mL × 2
■ 陽性コントロール ………………………………………………… 2 mL × 2
■ 陰性コントロール
〔使 用 目 的〕
血清又は血漿中の C 型肝炎ウイルス(HCV)抗体の検出
〔測 定 原 理〕
本品は、ビーズを固相としたサンドイッチ酵素免疫測定法に基づきます。
HCV 抗原を結合させた抗原ビーズに検体中の HCV 抗体を反応させ、次いで
POD 結合抗ヒト IgG ポリクローナル抗体(ウサギ)を反応させると、「HCV
抗原− HCV 抗体−酵素標識抗体」のサンドイッチ状の複合体が形成されま
す。抗原ビーズに結合した酵素の量は、検体中の HCV 抗体量に比例します
ので、その酵素活性を化学発光試薬(ルミノール、過酸化水素)を用いて測
定することにより、HCV 抗体が検出できます。検体、陰性コントロールお
よび陽性コントロールの測定発光量から求めたカットオフインデックスによ
り、HCV 抗体の有無を判定します。
1) 抗原ビーズ 1 個が入った反応槽に検体 35 μL およ
び免疫反応用緩衝液 105 μL を加え、37 ℃で約 7
分間反応させます。(第一反応)
第一反応
2) B/F 分離、洗浄を行います。
3) 酵素標識抗体液 140 μL を加え、37 ℃で約 7 分間
反応させます。(第二反応)
B/F 分離
4) B/F 分離、洗浄を行います。
5) 基質液 70 μL および過酸化水素液 70 μL を加えま
B/F 分離
6) 発光量を測定します。
7) 検体、陰性コントロールおよび陽性コントロール
酵素反応
の発光量から求めたカットオフインデックスで判
定を行います。
発光量測定
〔測定結果の判定法〕
1) 判定
カットオフインデックス 1 未満を示す検体は陰性と判定します。
カットオフインデックス 1 以上を示す検体は陽性と判定します。
2) カットオフ値(CO 値)の計算
カットオフ値=
(陽性コントロール測定発光量)× 0.25 +(陰性コントロール測定発光量)
3) カットオフインデックス(COI)の計算
カットオフインデックス=(検体の測定発光量)(
/ カットオフ値)
自動化学発光酵素免疫分析装置「
」および自動化学発光酵
素免疫分析装置「SphereLight Wako」では、この判定を自動で行います。
**<判定結果と診断に関する注意>
1) サンプリングチップ及びサンプルカップは指定のものを使用して下さい。
2) キャリブレーションの有効期間を超えた場合には陰性コントロール及び
陽性コントロールを再度測定して下さい。(装置に表示されます)
〔用法・用量(操作方法)〕
<試薬の調製方法>
:そのまま使用して下さい。
■ 免疫反応用緩衝液 :そのまま使用して下さい。
:そのまま使用して下さい。
:そのまま使用して下さい。
■ 過酸化水素液
:そのまま使用して下さい。
■ 陰性コントロール :そのまま使用して下さい。
■ 陽性コントロール :そのまま使用して下さい。
■ 基質液
*<必要な器具・器材・試料等>
自動分析装置 : 自動化学発光酵素免疫分析装置「 SphereLight 180」
自動化学発光酵素免疫分析装置「 SphereLight Wako」
スフィアライト洗浄液(別売品)
マイクロピペット、サンプリングチップおよびサンプルカップ(別売品)
*<測定法>
抗原ビーズ
−1−
*<妨害物質・妨害薬剤>
■ 酵素標識抗体液
〔形状・構造等(キットの構成)〕
検体 / 試薬の
セット
す。(酵素反応)
1) 検体は血清又は血漿を使用して下さい。
2) 採取後の検体は速やかに測定して下さい。
3) 検体は 2 ∼ 8 ℃に保存(1 週間以内)し、ただちに測定できない場合は
−20 ℃以下に保存(2 ヶ月以内)して下さい。
4) 検体の凍結融解は避けて下さい。
5) 抗凝固剤のヘパリン、クエン酸塩、シュウ酸塩および EDTA は通常使用
量では測定値に影響を与えません。
6) 液体の抗凝固剤を使用した場合、検体の希釈によりカットオフインデッ
クスの変動が生じ、判定結果に影響することが考えられます。液体の抗
凝固剤を使用することは避けて下さい。
7) 沈殿物のある検体は、使用前に遠心分離を行い除去してから使用して下さい。
8) 測定の前に、検体中の気泡の有無を確認して下さい。気泡がある場合は
除いて下さい。
■ 抗原ビーズ
プロトコール
第二反応
*<測定試料の性質、採取法>
〔重要な基本的注意〕
6) スタートキーを押し、測定を開始します。
7) 測定結果はプリントアウトすることもできます。
(SphereLight Wako ではプリンターはオプションです)
測定操作の詳細は各自動化学発光酵素免疫分析装置の取扱説明書を参照し
て下さい。
標準操作法
1) 試薬カセットカバーを外し、試薬カセット情報を読取装置に読み込ませ
ます。
SphereLight 180 :試薬カセットのバーコード情報
SphereLight Wako :試薬カセットの QR コード情報
2) 読み込みの完了した試薬は試薬格納部にセットします。(この操作で項
目名および試薬残量等の管理が自動的に行われます)
3) 各自動化学発光酵素免疫分析装置のキャリブレーション分析の方法に
従って陰性コントロールおよび陽性コントロールをセットします。陰性
コントロールおよび陽性コントロールは、試薬カートリッジと同一ロッ
トであることを確認し、静かに転倒混和してから使用して下さい。
SphereLight 180 :「ACAL 検体受付」メニュー画面
SphereLight Wako :「スタンダードリスト」画面
4) 次いで検体を順番にセットします。
5) 項目、検体数等を装置の指示に従って入力します。
−2−
1) 本試薬で抗 HCV 抗体陰性と判定された場合でも、HCV 感染初期では抗
体が産生されなかったり、産生されていても抗体の量が少ない場合が
あるため、HCV 感染を否定できません。本試薬で抗 HCV 抗体陽性と判
定された場合でも、C 型肝炎の診断は、他の検査(肝機能検査等)結果、
臨床症状等を考慮して総合的に判断してください。
2) 本試薬で使用している NS3 由来のウイルス蛋白に相当する抗原は、マ
ウス TNF との融合蛋白として大腸菌で発現したものであり、マウス
TNF や大腸菌由来の微量蛋白等に対する抗体を含む検体では、HCV の
感染に関係なく陽性となる場合があります。
3) 自己免疫疾患および多発性骨髄腫など免疫グロブリン G が異常に高い
検体では、HCV の感染に関係なく陽性となる場合があります。
4) 検体中に非特異反応性物質(Human Anti-Mouse Antibody 等の異好性
抗体ほか)が存在する場合、正しい測定結果が得られないことがありま
すので、測定結果の判定は他の検査や臨床症状などを考慮して担当医師
が総合的に判断して下さい。
〔性 能〕
<性 能>
1) 感度
陰性コントロールを試料として操作した場合の発光量を A とし、陽性
コントロールを試料として操作した場合の発光量を B としたとき、発
光量比 B / A の値は 5 以上です。
2) 正確性
陰性管理用血清および陽性管理用血清を測定する時、それぞれ陰性およ
び陽性を示します。
(陰性管理用血清はカットオフインデックス 0.5 未
満の 2 検体、0.5 以上 0.8 未満の 1 検体を用います。陽性管理用血清は
カットオフインデックス 1.2 以上 1.8 未満の 1 検体、3.0 以上 4.0 未満
の 1 検体、10 以上 15 未満の 1 検体、30 以上の 1 検体を用います。)
3) 同時再現性
同一管理用血清(陰性および陽性)をそれぞれ 5 回同時に測定する時、
同一管理用血清内ではすべて同一の判定(陰性および陽性)を示します。
(陰性管理用血清はカットオフインデックス 0.5 未満の 1 検体を用いま
す。陽性管理用血清はカットオフインデックス 10 以上 15 未満の 1 検
体を用います。)
4) 検出限界(最小検出感度)
カットオフインデックス 1 以上
陽性検体を陰性コントロールで段階希釈するとき、カットオフインデックスは
1 未満の値に段階的に低下することが確認されています。
−3−
*<相関性>
一致率:97.4%
(263 / 270)
陽性
対照 :
陰性
他社
EIA 法
合計
<取扱い上(危険防止)の注意>
本 品
陰性
3
161
164
陽性
102
4
106
1) 検体は HIV、HBV、HCV 等の感染の恐れがあるものとして取り扱って
下さい。検査にあたって感染の危険を避けるため使い捨て手袋を着用し、
また口によるピペッティングを行わないで下さい。
2) 試薬が誤って目や口に入ったり、皮膚に付着した場合には、直ちに大量
の水で充分に洗い流し、必要があれば医師の手当などを受けて下さい。
合計
105
165
270
陽性一致率:97.1%(102/105)
陰性一致率:97.6%(161/165)
1) 異なるロット番号の構成試薬を組み合わせて使用しないで下さい。また、
試薬は指定された条件で保管し、使用期限を過ぎた試薬は使用しないで
下さい。
2) 誤って凍結させた試薬は使用しないで下さい。正しい結果が得られない
ことがあります。
3) 自動化学発光酵素免疫分析装置「SphereLight 180」をご使用の場合は、
測定終了後に試薬カセットに残った試薬カートリッジにカセットカバーを
付けて 2 ∼ 10 ℃で保存して下さい。
4) 本品中の容器、付属品は他の目的に転用しないで下さい。
5) 試薬カセット中の試薬カートリッジは残量管理をしておりますので、同
一ロットのものでも試薬カセットの中に追加しないで下さい。
追加試験
対照法
EIA
本法
No.
他 社
ELISA
HCV-RNA
定性試験
阻止試験
COI
判定
COI
判定
判定
COI
判定
判定
31
0.91
陰性
1.129
陽性
陰性
0.8
陰性
陰性
50
0.38
陰性
1.015
陽性
陰性
0.2
陰性
陰性
102
2.49
陽性
0.558
陰性
陰性
3.2
陽性
陽性
106
1.53
陽性
0.461
陰性
陰性
2.4
陽性
陽性
130
2.69
陽性
0.761
陰性
152
1.62
陽性
0.298
陰性
陰性
3.4
陽性
陽性
225
0.53
陰性
2.537
陽性
陰性
0.4
陰性
陰性
*
実施できず
(血清と血漿の相関)
血清
一致率:100%
(50 / 50)
陽性
血漿
陰性
陽性
14
0
陰性
0
36
同一人から採取した血清・血漿検体 50 例を使用し、本試薬にて相関
性(一致率)を検討した結果、一致率は 100%(50 例 /50 例)でした。
<国立感染症研究所依頼試験成績>
国立感染症研究所依頼試験成績は以下の通りでした。
【陰性検体】
【PHV105 : low Titer Performance Panel】
1回目測定
COI
0.10
0.07
0.05
0.04
0.05
0.07
0.06
0.40
0.20
0.15
0.27
0.14
0.14
0.43
0.07
0.50
0.16
0.96
0.10
0.44
判定
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
2回目測定
COI
0.10
0.07
0.05
0.04
0.04
0.08
0.05
0.36
0.18
0.16
0.29
0.14
0.14
0.40
0.07
0.43
0.16
0.91
0.07
0.30
1回目測定
判定
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
PHV105-1
PHV105-2
PHV105-3
PHV105-4
PHV105-5
PHV105-6
PHV105-7
PHV105-8
PHV105-9
PHV105-10
PHV105-11
PHV105-12
PHV105-13
PHV105-14
PHV105-15
1回目測定
PHV205-1
PHV205-2
PHV205-3
PHV205-4
PHV205-5
PHV205-6
PHV205-7
PHV205-8
PHV205-9
PHV205-10
PHV205-11
PHV205-12
PHV205-13
PHV205-14
PHV205-15
PHV205-16
PHV205-17
PHV205-18
PHV205-19
PHV205-20
PHV205-21
PHV205-22
PHV205-23
PHV205-24
PHV205-25
COI
判定
16.10
0.68
17.57
4.20
3.13
19.26
2.75
2.65
NT
5.05
28.25
3.09
6.17
38.15
17.50
1.42
8.64
34.05
20.47
35.62
90.78
78.91
77.86
75.03
0.08
陽性
陰性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
NT
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陰性
14.88
0.62
17.55
4.54
2.98
19.52
2.51
2.09
NT
5.26
28.08
2.86
6.34
37.99
16.38
1.52
8.11
34.16
ND
34.45
93.32
76.95
78.37
74.68
0.08
陽性
陰性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
NT
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
ND
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陰性
判定
COI
判定
8.69
18.39
3.15
9.45
3.25
3.22
10.56
21.18
0.43
0.03
1.13
6.75
0.86
0.97
2.48
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陰性
陰性
陽性
陽性
陰性
陰性
陽性
8.81
17.33
3.10
10.34
3.00
3.18
10.65
19.77
0.33
0.02
1.01
6.53
0.74
0.90
2.64
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
陰性
陰性
陽性
陽性
陰性
陰性
陽性
和光純薬工業株式会社
臨床検査薬 カスタマーサポートセンター 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町 4-5-13
TEL:(03)3270-9134(ダイヤルイン)
PHV906-1
PHV906-2
PHV906-3
PHV906-4
PHV906-5
PHV906-6
PHV906-7
判定
COI
判定
0.28
0.76
5.58
11.67
26.53
38.21
50.22
陰性
陰性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
0.32
0.84
5.08
10.96
26.40
38.54
48.68
陰性
陰性
陽性
陽性
陽性
陽性
陽性
【PHV907】
PHV907-1
PHV907-2
PHV907-3
PHV907-4
PHV907-5
PHV907-6
PHV907-7
2回目測定
COI
判定
COI
判定
0.07
0.06
0.08
0.33
1.02
1.28
39.06
陰性
陰性
陰性
陰性
陽性
陽性
陽性
0.07
0.06
0.08
0.39
0.95
1.29
38.61
陰性
陰性
陰性
陰性
陰性
陽性
陽性
注) NT:検体異常のため試験結果なし
ND:測定値なし
*
〔別 売〕
コード番号
品 名
包 装
475-10841
スフィアライト 洗浄液
10 L
478-90311
スフィアライト サンプリングチップ
(SphereLight 180 用)
96 本× 24
1) 検体と接触した試薬および試薬容器等は、感染の危険性がありますので、
次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素濃度 1,000 ppm、1 時間以上浸漬)に
よる消毒処理あるいはオートクレーブ(121℃、20 分以上)による滅菌
処理を行ってから廃棄して下さい。
2) 廃棄に際しては廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)及
び水質汚濁防止法等に従って適切に処理して下さい。
3) 免疫反応用緩衝液、酵素標識抗体液および陰性コントロール、陽性コン
トロールは、保存剤としてアジ化ナトリウムを 0.08%含有しています。
アジ化ナトリウムは、銅や鉛などの重金属と結合してアジ化物を形成し
ます。重金属のアジ化物は乾燥状態で衝撃により爆発する性質がありま
すので、排水後は、排水管に残留しないように十分量の水で洗い流して
下さい。
4) 検体、廃液等が飛散した場合には次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素濃度
1,000 ppm)、グルタルアルデヒド(2%)等の消毒液を用いてふき取っ
て下さい。
479-91681
スフィアライトワコー用 サンプリングチップ
(SphereLight Wako 用)
120 本× 25
〔貯蔵方法・有効期間〕
<貯蔵方法> 2 ∼ 10 ℃保存
<有効期間> 製造後 1 か年間
〔包 装 単 位〕
コード番号
品 名
包 装
スフィアライト HCV 抗体
120 回用
479-11101 ・試薬カセット
(20 試薬カートリッジ)× 6
2 mL × 2
2 mL × 2
2回目測定
COI
1回目測定
三洋化成工業株式会社
医療産業分社
〒605-0995 京都市東山区一橋野本町 11-1
TEL:(075)541-6317(ダイヤルイン)
<廃棄上の注意>
・陰性コントロール
・陽性コントロール
1回目測定
2回目測定
判定
2回目測定
COI
【PHV906】
【PHV205:Mixed Titer Performance Panel】
COI
〔問い合わせ先〕
<使用上の注意>
判定が不一致となった 7 検体の追加試験結果は次の通りです。阻止
試験の判定は、本法に使用している HCV 抗原添加により、COI が著
しく(50 % 以上)低下したものを陽性としました。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
8) 石川和克、阿部弘一、岡野継彦:C 型肝炎抗体検査の現状.臨床検査,
43,291-296(1999)
〔使用上又は取扱い上の注意〕
〔主 要 文 献〕
1) Choo QL, Kuo G, Weiner AJ, Overby LR, Bradley DW, Houghton M :
Isolation of a cDNA Clone Derived from a Blood-Borne Non-A Non-B
Viral Hepatitis Genome. Science 244 : 359-362(1989)
2) Kuo G, Choo QL, Alter HJ, Gitnik GL, Redeker AG, Purcell RH, : An
Assay for Circulating Antibodies to a Major Etiologic Virus of Human
Non-A, Non-B Hepatitis. Science 244 : 362-364(1989)
3) Wong DC, Diwan AR, Rosen L, Gerin JL, Johnson RG, Polito A, Purcell
RH : Non-specificity of anti-HCV test for seroepidemiological analysis.
The Lancet 336 : 750-751(1990)
4) McFarlane IG, Smith HM, Johnson PJ, Bray GP, Vergani D, Williams R :
Hepatitis C virus antibodies in chronic active hepatitis: pathogenetic
factor or false-positive result? The Lancet 335: 754-757(1990)
5) Gabriel FG, Teo CG : Peptide based enzyme immunoassays for
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(1999)
7) 臨 床 検 査 ガ イ ド 1999 ∼ 2000 Medical Practice 編 集 委 員 会・ 編
文光堂 833(1999)
製造販売元
三洋化成工業株式会社
京 都 市 東 山 区 本 町 1 1 − 7 2 1
T E L( 0 7 5 )5 4 1 − 6 3 1 8(ダイヤルイン)
販
売
元
大 阪 市 中 央 区 道 修 町 3 − 1 − 2
T E L( 0 6 )6 2 0 3 − 3 7 4 1(代 表)
08.04(1000)
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