西いわみ集落営農メールマガジン - 島根県

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西 い わ み 集 落 営 農 メ ー ル マガ ジ ン
~2010.1.8
第58号~
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<目次>
1 ほっトピックス
2 各集落組織の動き
①わくわくつわの協同組合設立総会
②集落営農組織“二川営農組合「一心田助」”が設立される
③小原・澄川地区の動き
3 ☆現地インタビュー☆
(農)ふきの
4 イベント・”とくとく”情報
①島根県産品展示・商談会の開催について
②島根ふるさとフェア2010の開催について
③試験研究・普及活動成果発表会の開催について
④経営管理能力向上研修会の開催について
⑤JA西いわみ農業青色申告会主催研修の開催について
⑥農業経営基盤強化準備金の積立について
⑦農政情報
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1 ほっトピックス
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●集落営農法人の税務講座を開催!
12 月 17 日に農業関係の税務に詳しい森税理士
を講師として研修会を開催しました。
今回は①経営資産の引き継ぎに関連する税務
処理②利益処分の方法(農業経営基盤強化準備
金の活用)の2つのテーマで重点的に説明を受
けました。
今後、法人化する組織や資産の引き継ぎを計
画している組織にとっては、参考となる内容で
した。
(益田普及部 領家)
●津和野町集落営農を学ぶ講座(冬期講座)
12 月 6 日、 JA 西いわみ日原支所経済センターひまわりにおいて、標題の講座
が開催されました。前半では、町内の3つの法人(おくがの村、しもたかの、
なよし)の代表者が対談を行い、各自の法人での取り組みについて発表があり
ました。いずれの法人も小さな法人ですが、農地の荒廃を防ぐことに尽力を注
いでいることが伺えました。後半は、NPO法人農と自然の研究所代表宇根豊
氏の講演があり、「農村の美しい姿は農家が作り上げている。その対価として
国から助成を受けるべきである。」など農業は他の産業と違う点を強調して話
されました。また得意の田んぼの生き物の話を交えながら、農業を語っていた
だき、楽しい講演会となりました。
(益田普及部 松原)
● 20 周年記念大会 全国合鴨フォーラム島根大会
12 月 5 ~ 6 日、吉賀町民柿木体育館で開催され、吉賀町をはじめ、北は北海道
から南は鹿児島まで、合鴨農法を実践する農家や消費者・関係機関等 200 人が
参加しました。
1 日目は、記念講演として、鹿児島大学の萬田正治名誉教授が「農に吹く風
は」と題して、崩壊した農村社会や農業を再生するためには、暮らしの視点に
立った環境共生型の農業を目指す必要があると指摘されました。また、基調講
演では吉備国際大学の靍理恵子准教授が中山間地域の集落再生と合鴨農法につ
いて講演されました。
講演に続いて、島根県からの現地実践報告がありました。松江市八雲町や益
田市美都町の報告の後、福原圧史さんが吉賀町での有機農業の取り組みを発表
されました。
夜は、吉賀町ふれあい会館で懇親会が行われました。町内の農産加工グルー
プが、地元の農産物を使った手作り料理を振る舞ったり、白谷神楽社中による
「大蛇」が披露され、参加者は吉賀町の文化に触れることができ、感動された
様子でした。
懇親会の後は、『夜鍋談義』として、参加者が「合鴨米の流通と販売、食肉
加工」等の 6 つのテーマに沿って白熱した討
議を行いました。
2 日目は、全国の合鴨農法実践農家からの
報告が行われたり、イタチなどの外敵から守
る対策や安定生産のための新たな合鴨技術に
関する報告も行われました。
2 日間を通して、食の安全・安心や地球環
境問題、担い手不足などの農業が抱える問題
について、合鴨農法が時代を切り開く農法で
あるという指摘が相次ぎ、合鴨農法の素晴ら
しさを改めて実感するフォーラムとなりまし
た。
(吉賀町産業課 佐々田)
●平成 21 年度石西地域集落営農推進研修会 について
12 月 9 日、益田市民学習センター多目的ホールに集落代表者、関係機関担当
者 130 名を集めて、石西地域集落営農推進研修会 を開催しました。
今回の研修会には、講師として中国四国農政局企画調整室長廣田道夫氏 と山
口県阿武郡 ( 農)福の里代表理事組合長市河憲良氏 の2名を招きました。廣田
氏からは、次年度の検討経過や農業施策がどう変わるかについて講演を頂きま
したが、農業施策の内容にはまだ未定の部分が多く、詳細部分が聞けなかった
のが残念でした。市河氏からは、法人設立までの経過、特別栽培米や農産加工
直売、水路改修等の農地保全対策の幅広い法人活動について講演があり、地域
において法人が担い手組織としてなくてはならない存在となっていることが報
告されました。
次年度から農業施策が大きく変わることから、農業は今まで以上に工夫が必
要となります。今回の研修が今後の農業・集落づくりの少しでも参考になるこ
とを期待したいと思います。
(益田普及部 谷口)
つ る
●津和野町栽培技術等視察研修
11 月 26 ~ 27 日に、津和野町内の6法人で、飼料用イネ・飼料用米等の栽培技
術、ヒメノモチの先進地へ視察に行きました。津和野町の一部の法人で、今年
度からWCS用イネの栽培に取り組んでおり、今後さらに取り組みが増える見
込みで、WCS用イネの栽培技術や適正品種について、近畿中四国農業研究セ
ンターの研究員から話を聞きました。直播の栽培方法や、牛が食べたイネの子
実排泄による栄養ロスを軽減するために、草丈が長く、穂が短い「リーフスタ
ー」「中国飼 189 号」の試験について講義がありました。その後、大豆・飼料
米について2グループに別れて話を聞きました。
また、岡山県新庄村のヒメノモチ栽培・加工販売の取り組みについて、村長
自ら話をしていただきました。人口 1,000 人の小さな村ですが、ヒメノモチで
村おこしを行い、道の駅の「メルヘンの里」などで販売し、そこでのヒメノモ
チ関連の売上は 6.5 千万円を上げているそうです。ちなみに道の駅の食堂でモ
チラーメン・モチうどんを販売してます。
(益田普及部 松原)
●津和野町先進地視察研修
11 月 12 日~ 14 日、津和野町農業担い手育成総合支援協議会と津和野町農事組
合法人連絡協議会との共催による九州方面への先進地視察研修が開催されまし
た。初日は佐賀県唐津市で、地元在住の農民作家山下惣一氏から“自然と環境
を守る農=誇り高き百姓仕事”についてお話を受けました。二日目は鹿児島湧
水町の ( 有 ) 鹿北製油で、菜種、ゴマ、エゴマを原料にした“まき木で焙煎し、
明治時代の石臼で搾り、手すき和紙でろ過する”昔ながらの製油方法を視察し
ました。三日目は熊本県宇城町で、 ( 農 ) 宇土割営農組合の水稲乾田直播栽培な
どについて勉強しました。津和野町内 11 の特定農業法人を中心に総勢 40 名の参
加者による九州縦断視察研修でした。
(益田普及部 安達)
●中山間直払視察研修が行われました。
11 月 25 日、市内の中山間直接支払協定で視察研修を行いました。
視察先は山口県萩市の ( 農 ) 小国ファームと ( 農 ) ファームさんみの2法人で、
どちらも中山間直接支払制度を活用しながら法人化した経緯を持つ組織です。
( 農 ) 小国ファームは、 H9 年 に機械共同利用を目的とした任意組織が基となっ
ており、 H13年 に法人として設立されました。「農地は地域の財産!地域が守
る!」を基本理念として日々活動され、水稲部門をはじめ、ハウストマト、農
産加工、林業部門など幅広い取り組みの中、有害獣であるイノシシの捕獲・繁
殖・肥育を行い、その肉を道の駅で販売するといった一風変わった取り組みも
行っていました。また、 10 ~ 11 月には感謝祭やルーラルフェスタといった交流
事業にも取り組み、消費者と直接ふれあう機会も多く設けられていました。
( 農 ) ファームさんみは、 H19 年に任意組織から法人へステップアップして水
稲と露地栽培を中心に経営を行っていました。特に山口県推奨のエコ農産物栽
培に力を入れ、水稲では減肥料・減農薬栽培や合鴨農法を実践し、ブロッコリ
ーではエコ 50 (化学肥料・農薬 50% 削 減)に取
り組んでいました。特にブロッコリーは冬場の
収入源として主要品目となっており、 H20年 は
水稲の生産面積と販売金額を上回りました。 H
22 年には道の駅に直売所を設ける予定となって
いて、直販に向けて動き始めていました。
両法人も特徴的な取り組みを行っており、水
稲だけでない多角経営による発展に参加者も新
たな取り組みのヒントを得ることが出来たので
はないでしょうか。
(益田支援C 石橋)
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2 各集落組織の動き
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●“わくわく”つわの協同組合設立総会
12 月 15 日に津和野町なごみの里において“わくわく”つわの協同組合の設立
総会が開催されました。この組合は、 H5 年に津和野町の農事組合法人の相互
の連携強化を図る目的で設立された津和野法人連絡協議会を法人化したもので
あり、津和野町内の全ての農事組合法人が参加します。
近年、特に米価下落により、各法人の経営が厳しくなってきていることに 加
え、共通作物である菜種の栽培が増え、共同機械の導入が必要となってきてい
ることから、これらの個別法人を束ねた新たな法人設立の必要性が高まってき
たことが背景としてありました。
法人の形態は、いろいろと検討した結
果「中小企業等協同組合法」に基づく「
事業協同組合」の形をとり、協同の精神
で共同機械の利用促進、集落営農の推進
を図る計画です。
法人の名称「“わくわく”つわの」は
地元の小・中学校の生徒から応募された
ものの中から選出されています。
来賓の中国四国農政局勝山局長、津和
野町下森町長等からも力強い応援メッセ
ージもあり、今後、本当に皆がわくわく
するような、また、今後の地域農業を担
うような人材も育成できるような活動が
期待されます。
(益田普及部 田中)
●集落営農組織“二川営農組合「一心田助」”が設立される
昨年 12 月 16 日に益田市では 30 番目の集落営農
組織となる“二川営農組合「一心田助」”が設
立されました。
この組合は美都町二川地区の2中山間等直接
支払協定集落と営農組合の役員及びオペレータ
ー等が構成員となり、広域的に基幹農作業を中
心に受託活動する計画となっています。今回設
立された組織は平成 16 年 10 月から話し合いが始
まり、丸 5 年かけて増野久見組合長を中心とし
た役員で、ほ場条件の違う3集落を苦労されて
取りまとめられました。
直払協定集落を基礎とした新たな形の集落営農組織として、今後の活動に期
待したい。
(益田普及部 領家)
●小原・澄川地区の動き
<小原集落>
小原集落は、匹見町紙祖川の支流である小原川周辺の地域で、耕地面積は約
9ha 。平成 20 年に中山間直払の積立金と匹見の交付金を用いて、小原ライスセ
ンターを建設し、共同で乾燥・調製を行っています。農家のほとんどが機械を
保有し、各自で農作業を行っていますが、今後の機械更新の問題もあり、コス
ト削減の必要性を感じていました。共同育苗への取り組みも計画されており、
さらなる共同化を模索しています。
12 月 12 日には、小原集会所で集落営農についての勉強会が行われており、組
織化へ向けての検討はこれからが本番です。
<澄川集落>
澄川集落は、匹見下地域振興センター周辺の地域にあたり、持三郎・三出原
など6つの集落から成ります。
匹見下地区のこの集落は、以前から体制整備の検討が行われている地域で、
地域内の四つ葉会(任意組織)を中心として協議していましたが、受託作業の
増加や、後継者不在もあり、全体がまとまって集落営農組織となるには難しい
状況にありました。
現在は、地区内外からの作業受託者の協力の下、それぞれの受託している農
地を地図に記入する取り組みが行われています。その情報から土地利用調整を
行い少しずつ効率的な作業体制になるよう受託者を交えて協議をしていく予定
です。
(益田支援C 石橋)
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3 ☆現地インタビュー☆ ~津和野町吹野
農事組合法人 ふきの~
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法人設立から約1年 代表理事の森田穣氏に聞きました
(農)ふきの
吹野上・下集落の有志による組織化の話し合いが H19 年 7 月に始まり
H21 年 2 月に法人設立。津和野町で 11 番目の特定農業法人で最も新しい。
経営面積は約 16ha 。組合員数 32名 、出資金 260 万円。転作として飼料
用イネの栽培に取り組んでいる。経営は、個人の栽培努力が反映され
るよう収入に差を付ける、いわゆる「しもぐみ方式」を導入している。
Q:まずは、法人化された経緯を教えて下さい。
A:「集落の農地を助け合って自分たちで守らないといけない」という思いか
ら、最初吹野下の 4,5 人で集落営農を立ち上げようと話し合いを始めまし
た。その中で、「吹野上を入れて法人を立ち上げよう」ということになっ
て、本格的に話し合いを始めました。ずいぶん役員会もやりました。
Q:法人化するにあたって、苦労した点はありますか?
A:複雑な会計方式を行っているため、皆さんに丁寧に説明しましたが、「な
んでそんなことせないけんか ー」と、理解してもらえないこともありまし
た。
Q:1年法人を運営してみて、率直な感想をお願いします。
A:法人に収穫作業をお願いされた方が6世帯あり、予想よりも多かった。中
でも倒伏して個人ではどうにもならんようなところを 収穫してあげた時、
涙を流して喜ばれ、法人を設立して本当に良かったと目に見えて実感でき
ました。法人がなければ、そんなことができなかったと 思います。
Q:思ったように法人運営できましたか?苦労した点など教えて下さい。
A:なかなか、「しもぐみ方式」を理解してもらえなくて、脱退しようと考え
ている人もいます。法人に留まるように説得しているところです。技術的
には、初めて共同育苗を行いましたが、箱数が多くて、育苗器を使わず、
シートをかけて育苗したんですが、生育が不揃いとなって失敗してしまい
ました。来年は安定した育苗ができるように、育苗器を購入したいと思っ
ています。それから、転作で飼料用イネに取り組んだんですが、作付けし
たほ場は 4 ~ 5 年稲を作ってなかったんで、土が硬く、何回も何回も起こし
て代かきをしました。
Q:他に今後考えている転作作物などはあり
ますか?
A:WCS用イネは来年もう少し面積を拡大
したいと思っています。また 160a 程 度、
ヘルシー元氣米を栽培しようと思ってい
ます。
Q:将来「もっとこんな事がしたい」という
ことがあれば教えて下さい。
A:今の段階では、みんなで野菜を作ったり
することは考えていません。とにかく集
落の農地を守っていきたいと思っていま
す。
(インタビュー:益田普及部 松原)
代表 理事の 森田 穣 ( ゆ たか ) 氏
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4 イベント・”とくとく”情報
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●島根県産品展示・商談会の開催
日時:平成 22 年 3 月 16日 (火) 10:00 ~ 16:00
場所:浜田市野原町 いわみーる
内容:(午前)商談直前研修会 (午後)商談会
出展募集:県内の飲食品(農林水産物を含む)製造企業、農家など 50 社程度
来場者:県内・広島県の小売店、卸、飲食店、病院・福祉施設等
〆切:平成 22 年 2 月 10日
問い合わせ:益田普及部松原まで( tel:0856-31-9618 )
その他:既に 40 社の参加がありますので (12/ 末 ) 、早めに申し込んで下さい。
●島根ふるさとフェア 2010 の開催
毎年恒例となった、広島県での「島根ふるさとフェア」が今年も開催されま
す。各市町村の特産物販売や屋外での屋台村、神楽の上演などが行われます。
日時:平成 22 年 1 月 23日 (土 ) ~ 24 日 ( 日 )
時間: 10:00 ~ 17:00 ( 最 終日は 16:30 まで )
場所:広島グリーンアリーナ(広島市中区基町)
●平成 21 年度試験研究・普及活動成果発表会の開催
試験研究機関の最新の試験研究発表や普及組織の活動事例などの発表・展示
を行います。
日時:平成 22 年 1 月 25日 (月) 10:30 ~ 15:20
場所:浜田市野原町 1826-1 いわみーる
問い合わせ:島根県農業経営課技術普及 グループ( tel:0852-22-5936 )
●平成 21 年度経営管理能力向上研修
標記の研修を 12 月 4 日~ 1月 29 日に計4回開催しています。決算期・税務申告
のこの時期に、多方面から講師をお招きし、青色申告や決算処理の仕方などを
講義していただきます。一回完結型の研修なので、興味のある回だけでも受講
は可能です。なお、1,2回は既に終了しました。
【第3回】(主に個別経営体、簿記初心者向け)
テーマ:「農業簿記と会計」
講 師:農業技術センター技術普及部 永瀬専門農業普及員
時:平成 22 年1月 14 日(木) 13:00 ~ 16:30
所:益田市昭和町 益田合同庁舎 第 1 会議室
容:①仕訳の実践演習
②決算処理の仕方(減価償却、棚卸、消費税)
③決算書から経営状況を読み取るには
【第4回】(主に集落営農法人、法人志向組織向け)
テーマ:「集落営農法人の記帳と会計のポイント」
講 師:農業技術センター技術普及部 永瀬専門農業普及員
日 時:平成 22 年1月 29 日(金) 13:00 ~ 16:30
場 所:鹿足郡津和野町後田 津和野町民 センター
内 容:①補助金等の処理の方法について
②適正な決算処理について
③経営分析による経営改善について
※申込み・問い合わせ先:益田普及部 古川まで ( 0856 - 31 - 9615)
●JA西いわみ農業青色申告会主催研修
農業青色申告会が主催する研修会を下記のとおり開催します。農業簿記ソリ
マチの操作や法人税の申告手続きについて各講師に講義いただきます。
なお、青色申告会員の方は無料ですが、会員外の方は第1回については、参
加料 500 円が必要となります。
【第1回】
テーマ:「農業簿記 決算操作研修会」
講 師:ソリマチ株式会社 野津山氏
日 時:平成 22 年1月 21 日(木) 13:00 ~ 16:00
場 所:益田市喜阿弥町 益田市開発地営農研修 センター
内 容:①農業簿記7の決算時の操作方法について
②農業用機械の耐用年数 7 年への変更方法について
参加料:青色申告会員(無料)、会員外( 500円 )
【第2回】
テーマ:「法人税申告書 記入研修会」
講 師:益田税務署法人課税部門 小林氏
日 時:平成 22 年 2 月 3日 (水) 13:00 ~ 16:00
場 所:益田市喜阿弥町 益田市開発地営農研修 センター
内 容:①法人税申告書の記入方法について
参加料:無料
※申込み・問い合わせ先:JA西いわみ 吉部まで ( 0856 - 23 - 1911 )
●農業経営基盤強化準備金の積立について
農業経営基盤強化準備金は、認定農業者、特定農業法人等が、「水田・畑作
経営所得安定対策」や「産地確立交付金」、「農地・水・環境保全向上対策」
等の補助金を損金として積み立てることのできる制度です。積み立てることの
できる金額の上限は、「その年に受領した対象補助金額」、「事業年度におけ
る所得の金額」のいずれか少ない金額です。
この準備金を積み立てようとする場合、青色申告が必要です。また、申告ま
でに農林水産大臣の証明が必要となります。証明書の交付を受けるためには、
申請書を作成し、農政事務所へ提出しなければなりません。交付までには時間
が掛かりますので、早めに申請書を作成し提出して下さい。申請書の添付書類
には、「経営改善計画の写し」「各補助金の交付決定通知の写し」「農業経営
基盤強化準備金に関する計画書兼報告書」等が必要となります。詳しくは、各
市町農業担い手支援センター等へ問い合わせ下さい。
農林水産省ホームページ→ http://www.maff.go.jp/j/aid/zeisei/nou/pdf/109_1.pdf
●農政情報
【米政策改革関連情報】
12月22日に国から示された、平成22年産米の需要量に関する情報の都道府県
別配分に基づき、県から各地域別の配分が示されました。
今後、米の配分ルール等について決定され、各地域での説明会が開催される
予定となっています。
○JA、市町村別米の需要量に関する情報
H22数量
前年確定数量対比
H22面積
島
根
県:98,000t
▲50t
1,925,000㌃
JA西いわみ: 8,942t
▲25t
181,833㌃
益 田 市: 4,551t
▲13t
92,875㌃
津和野町: 2,065t
▲ 6t
41,297㌃
吉 賀 町: 2,326t
▲ 6t
47,661㌃
(西部農振C農政部 宅間)
日
場
内
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◎編集後記
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我が家では、毎年末に家族で餅つきを行うのが恒例になっており、今年は 4
臼( 1 回 2 升)の餅をついて、正月用にと親戚に送ったところです。
昔ながらの臼と杵での餅つきに、つくづく「田舎だなぁ」と感じながらも、
各地のイベントで餅つきをしているのを見ると、こんな風景も珍しいのかと少
し寂しく感じてしまいます。
自分で作れば味も格別。道具とヤル気の続く限りこの我が家の伝統行事を続
けていきたいと思います。
(S.I)
「西いわみ集落営農メールマガジン 」第58号 2010/1/8発行
このメールマガジンは集落営農育成に取り組まれている、あるいは関心のあ
る農業者、関係機関の方々にお送りしています(2月に1回発行)。
配信先追加又は配信停止をご希望される方は、下記に連絡をお願いします。
また、感想等を遠慮なくお寄せください。投稿も大歓迎です。
バックナンバーを御覧になりたい方は以下のアドレスをご覧下さい。
http://www.pref.shimane.lg.jp/seibu_norin/magazine/
◇編集スタッフ
重本・宅間(島根県西部農林振興センター 農政部)
谷口・領家・田中・松原 (同センター 益田事務所 農業普及部 )
五百蔵・石橋(益田市農業担い手支援センター)
御手洗(津和野町農業担い手支援センター)
佐々田(吉賀町産業課)
谷尻・吉部 (JA西いわみ 営農部 営農企画課 )
◇送信担当
E-mail :島根県西部農林振興センター 益田事務所
松原 隆敏
E-mail : [email protected]
F A X : 0856-31-9608
郵送・ FAX: JA西いわみ 営農部 営農企画課 谷尻賢二
TEL : 0856-23-1911 FAX : 0856-24-0453
◇発行元:西いわみ集落営農組織連絡協議会
(事務局: JA西いわみ 営農部 営農企画課)
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