四日市市清掃事業の概要

四日市市清掃事業の概要
平成23年度
(平成22年度実績)
四日市市環境部
は じ め に
四日市市は、平成17年2月7日に、楠町と合併し、平成20年4月1日に『保健所政令市』に移行しま
した。本市は人口も30万人を超え、今後は県下初の中核市を目指します。
また、本書は、四日市市のホームページ上でご覧いただけます。
ホームページのアドレス、及びアクセス方法は以下のとおりです。
〇 四日市市ホームページアドレス
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/kankyo/
(四日市市ホームページ:かんきょう四日市)
目
四日市市民憲章
Ⅰ
市の概況
事業の沿革
Ⅰ−2
清掃関係
(1)組織及び構成
Ⅱ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
Ⅰ−1
(2)予
算
(3)決
算
Ⅰ−3
次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
原価計算
(1)ごみ処理部門(平成22年度)
・・・・・・・・・・・・・・・・9
(2)し尿処理部門(平成22年度)
・・・・・・・・・・・・・・・10
清掃施設の概要
Ⅱ−1
ごみ処理関係
ア.清掃事業所(ごみ収集関係事務所)
・・・・・・・・・・・・・11
イ.焼却施設(北部清掃工場) ・・・・・・・・・・・・・・・・・12
系統図
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
ウ.焼却施設(楠衛生センター)
・・・・・・・・・・・・・・・・14
エ.資源選別等施設(楠衛生センター)
オ.資源持込場所(北部清掃工場・南部埋立処分場・楠衛生センター)
カ.最終処分施設(南部埋立処分場)
キ.汚水処理施設(旧北部埋立処分場)
Ⅱ−2
・・15
・・・・・・・・・・・・・16
し尿処理施設
ア.投入施設(日永投入槽・大井の川中継貯留槽)
イ.し尿衛生処理施設(朝明衛生センター)
ウ.中継貯留槽
エ.中継基地(トレーラー置場)
Ⅱ−3
Ⅲ
車両保有状況
・・・・・・・・・17
・・・・・・・・・・・・・・18
・・・・・・・・・・・・・・・・19
ごみ処理事業(実績)
Ⅲ−1
ごみ処理フロー
・・・・・・・・・・・・・・・・20
Ⅲ−2
ごみ収集処理状況(総括)
・・・・・・・・・・・・・・・・21
Ⅲ−3
ごみ収集処理実績年度経緯
(1)ごみ処理実績
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
(2)焼却処理実績
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
(3)埋立処理実績
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
(4)資源化処理実績
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
Ⅲ−4
月別実績
(1)ごみ焼却・埋立処理実績
(2)資源化処理実績
・・・・・・・・・・・・・・・・26
Ⅲ−5
使用済み乾電池・水銀体温計処理実績
Ⅲ−6
粗大ごみ戸別有料収集実績
Ⅲ−7
ペットボトル資源化実績
Ⅲ−8
生ごみ処理機購入費補助事業交付状況
Ⅲ−9
資源集団回収補助金助成制度交付状況
Ⅲ−10
エコステーション設置促進事業費補助制度交付状況
Ⅲ−11
ごみの質的変化
Ⅲ−12
ごみ出し説明会の開催
Ⅲ−13
不法投棄対策
・・・・・・・・・・27
・・・・・28
・・・・・・・・・・・・・・・・・29
① 監視カメラ設置実績
② 不法投棄発見件数
・・・・・・・・・・・・・・・・・30
③ 回収量実績
Ⅲ−14
ごみ減量リサイクル推進店制度 ・・・・・・・・・・・・・・・・31
Ⅲ−15
資源物持ち去り行為禁止対策
Ⅳ
し尿処理区分別人口
Ⅴ
し尿収集委託料
Ⅵ
し尿処理事業(実績)
Ⅵ−1
Ⅶ
Ⅷ
・・・・・・・・・・・・・・・・・32
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
し尿収集処理状況(総括) ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・34
収集実績年度経緯
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
Ⅶ−1
月別し尿収集状況
Ⅶ−2
月別浄化槽汚泥収集状況
処理実績年度経緯
・・・・・・・・・・・・・・・・36
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
四 日 市 市 民 憲 章
(昭和57年8月1日制定)
私たちの四日市は、西に鈴鹿山脈、東に伊勢湾を望むすばらしい自然に恵まれ、古くか
ら市が開かれたまちとして、また、東海道の宿場として栄えてきました。この自然と歴史
のうえに近代産業が開花し、世界に広がる港とともに、明日に向かって躍進する都市です。
私たちは、四日市市民であることに誇りと責任をもち、豊かな未来と住みよい郷土を築
くため、次のことを誓います。
一、自然を愛し緑と水のきれいなまちをつくります。
一、やさしい心のかよい合う温かいまちをつくります。
一、きまりを守り楽しく明るいまちをつくります。
一、伝統を生かし文化の香りたかいまちをつくります。
一、産業を育て活気あふれるまちをつくります。
−1−
Ⅰ.市
の
概
況
四日市市は、三重県の北東部に位置し、古くから“四日の市”に代表される商業の町
として、あるいは、東海道の宿場町として繁栄し、陸運交通の要衝であった。
明治になって、植物油、萬古焼、生糸、紡績などの諸産業が盛んとなり、先覚者の偉業
によって港の修築も行われ、国内貿易はもとより、いち早く海外への門戸が開かれた。
とくに昭和30年代には、特定重要港湾「四日市港」を基軸としてわが国有数の石油化
学コンビナートが形成され、国民経済を支える産業都市として重要な役割を果たしてきた。
このような四日市の歩みを礎とし、将来に向かっても三重県最大の都市としてそれにふ
さわしい環境形成をめざし、人間尊重を基礎理念とした高福祉都市の実現を期し、
「人と
文化と自然を育む活気あふれる港まち
位
置 東経136°38’
面
広
積 205.58km
が
人
世
四日市」建設にまい進している。
34°57’
り 東西最長 23.76km 南北最長 18.20km
口 314,162人
帯
北緯
2
数 128,253世帯
−2−
(平成23年4月1日現在)
Ⅰ−1 事業の沿革
〇清掃事業の年表
明治33年 3月
「汚物掃除法」制定。
5月
汚物掃除規定が定められ、ごみの請負制をペストの蔓延により1年間中止。
市の直営事業とし実施。
大正 5年 6月
昭和初め
請負によるごみの清掃事業開始。
順次ごみの請負区域縮小。
昭和 5年 5月
「汚物掃除法」改正、ごみの請負を全廃し市直営事業として実施。
昭和 6年 5月
末永焼却場(処理能力67.5t/日)設置。
昭和23年
昭和31年 7月
自動車を2台購入し、母艦式収集方式に変更。
直営によるし尿の汲取作業を開始。
(富洲原、富田、塩浜、港地区は許可順)
昭和33年10月
第二清掃事業所(し尿)を設置。
昭和35年 4月
大井の川海洋投棄所を設置。
昭和36年 4月
衛生課から分離して、清掃課を設置。
昭和38年 1月
清掃課を清掃第1課、第2課に分割。
10月
南部清掃事業所開設、焼却炉(処理能力60t/日)設置。
日永下水投入槽(50kl/日)を開設し、公共下水道にし尿の投入開始。
昭和43年 3月
四日市・菰野・川越・朝日地区衛生組合を設立し、朝明衛生処理場(処理能力
140kl/日)設置。
昭和44年 4月
清掃管理課を新設、従来の清掃第1課、第2課を清掃作業課とし、ごみ事業に
末永清掃事業所、南部清掃事業所、し尿事業に泊山清掃事業所を設置。
昭和45年12月
北部埋立処分場を開設。
昭和46年 9月
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」施行。
昭和47年 1月
し尿収集の許可を委託に切り換え。
4月
「四日市市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」施行。衛生部を環境部に、
清掃作業課を清掃業務課に改称。
7月
北部清掃事業所を設置。
昭和48年 4月
清掃業務課を清掃管理課に統合。末永焼却場を閉鎖し、北部清掃工場(処理
能力300t/日)を設置。可燃物と粗大・不燃ごみの分別収集実施(2分別)。
7月
南部清掃事業所焼却炉を閉鎖。
昭和49年 4月
資源の再生利用と廃棄物の減量化を図るため、四日市再生資源共同組合と
共同収集を実施。一般ごみ週2回収集実施。
昭和51年 6月
し尿汲取手数料の徴収方法を自主納付制とし、料金計算事務の電算化並び
に口座自動振込制度を採用。
昭和53年10月
再生可能物と粗大・不燃ごみの分別収集を全市的に実施(3分別)。
昭和54年 8月
北部埋立処分場を閉鎖し、南部埋立処分場を開設。
昭和58年10月
炭酸カルシウム入り低燃焼性ポリエチレン袋を一般ごみ収集袋として指定。
昭和59年10月
乾電池・体温計等を有害ごみとして指定し、分別収集を実施(4分別)。
−3−
昭和61年 4月
塵芥収集標準作業量調査を実施。
9月
使用済乾電池(10t)の処理処分を開始。
10月
㈱四日市市生活環境公社を設立。
昭和62年12月
北部清掃工場1炉(150t/日)増設。
昭和63年 4月
合併処理浄化槽設置整備事業補助制度を実施。
㈱四日市市生活環境公社へし尿収集委託を実施。
5月
大井の川海洋投棄所移転投入開始。
平成 2年 4月
「合併処理浄化槽設置整備事業補助金交付要綱」を改正し対象を拡大。
ごみ収集車イメージアップデザイン採用。
平成 3年 3月
日永下水投入槽にきょう雑物除去装置及び貯溜槽を設置。
4月
合併処理浄化槽設置資金にかかる融資制度を設置。
「再生資源の利用の促進に関する法律」制定。
ごみ10パーセント減量キャンペーン開始(キャンペーンのキャラクター・デザイン
を募集し、リサちゃんマークに決定)。
6月
四日市市ごみ問題会議発足(任期2年)。
7月
家具等リサイクル事業を四日市再生資源協同組合が開始。
9月
南部埋立処分場の容量拡大事業に着手。
10月
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」改正。
平成 4年 4月
浄化槽関係事務を環境保全課に移管。
平成 5年 3月
四日市市ごみ問題会議が「提言書」を提出。
「四日市市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」を全面改正し、「四日市市
廃棄物の減量及び適正処理に関する条例」に改称。
4月
清掃管理課を生活環境課に改称。
再生可能物の収集処理業務及び家具等リサイクル事業を四日市再生資源
共同組合から㈱四日市市生活環境公社への業務委託に移行。
6月
生ごみ堆肥化容器購入費補助事業開始。(1基=5,000円以内)
8月
四日市市ごみ減量等推進審議会発足。
平成 6年 4月
資源集団回収助成事業を開始。(1kg当たり4円)
平成 7年 3月
泊山清掃事業所を廃止。
4月
衛生課を廃止し、生活環境課衛生係を設置。
生ごみ処理機購入費補助事業を開始。(1基=5,000円以内)
6月
「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」制定。
7月
第2次四日市市ごみ減量等推進審議会発足。
平成 8年 4月
再生可能物のうち、金属類を飲料缶と飲料缶以外の金属類として分別収集
開始。(再生可能物5分類)
平成 9年 3月
生ごみ堆肥化容器購入費補助事業廃止。
4月
生ごみ処理機購入費補助金額変更。(1基=10,000円以内)
ペットボトルについて一部の商店、学校において拠点回収開始。
8月
「四日市市を美しくする条例」施行。
平成10年 4月
資源集団回収助成金額一部変更。(雑誌等を1kg当たり5円に)
生活環境課の組織を管理係、施設係、リサイクル係に変更。
−4−
6月
「特定家庭用機器再商品化法」制定。
10月
四日市・菰野・川越・朝日地区衛生組合を朝明広域衛生組合に改称し、朝明
衛生処理センター(300kl/日)設置。
平成11年 1月
一般廃棄物(ごみ)処理手数料の改定及び計量器の導入。
4月
産業廃棄物の搬入制限。
生ごみ処理機購入費補助金額変更。(1基=20,000円)
資源集団回収助成金額変更。(1kg当たり5円)
8月
第3次四日市市ごみ減量等推進審議会発足。
平成12年 1月
DXN特措法(ダイオキシン類対策特別措置法)施行。
8月・9月
ごみ減量緊急アピール。
10月
粗大ごみ戸別収集2地区(日永・海蔵)にて試行開始。
平成13年 3月
粗大ごみ戸別有料収集導入に係る条例改正。(平成14年1月施行)
4月
平成14年 1月
特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)施行。
粗大ごみ戸別有料収集開始。
不法投棄パトロール班を設置。
3月
排ガス高度処理施設整備(ダイオキシン類対策)完了。
12月
清掃工場焼却灰について三重県環境保全事業団廃棄物処理センターへ処理
委託を開始。
「不法投棄対策」として、監視カメラを導入し重点ポイントに設置(2ヶ所)。
平成15年 7月
8月
「家庭ごみ減量及びリサイクルのあり方」について答申。
三重ごみ固形燃料発電所の事故により桑名広域清掃事業組合の可燃ごみを
受入れ。
平成16年 3月
ごみ処理基本計画策定。
家庭系使用済みパソコンを「資源有効利用促進法」に基づき、市の収集ではなく
メーカー回収とした。
7月
第4次四日市市ごみ減量等推進審議会発足。
10月
市内全地域でペットボトルの分別収集を開始。
平成17年 2月
「事業所向けごみ減量啓発冊子」発行。
資源集団回収助成対象品目に『布類』を追加。(1kg当たり5円)
三重郡楠町と合併。
10月
平成18年 4月
11月
平成19年 3月
一般廃棄物(ごみ)処理手数料の改定。
楠衛生センターし尿処理施設の休止。
市指定ごみ収集袋の認定規格から「炭酸カルシウム含有」を廃止。
「保存版ごみガイドブック」発行 ※「ごみガイドブック」の外国語版(5ヶ国語)発行。
不法投棄通報ダイヤル開設。
四日市市資源リサイクルセンター(平尾町)を閉鎖。
4月
四日市市資源リサイクルセンターを楠衛生センターへ統合。
資源持込場所を北部清掃工場、南部埋立処分場、楠衛生センターの3ヶ所に設置。
6月
楠衛生センター焼却処理施設の休止。
平成20年 3月
ごみリポート発行
平成20年 4月
平成20年4月1日に保健所政令市に移行。
生活環境課内に『廃棄物対策室』を設置。「自動車リサイクル法」関連業務の移管。
−5−
平成21年 2月
焼却灰セメント減量化(民間処理委託)を開始。
平成21年 3月
ごみ処理基本計画策定。
平成22年 4月
ごみ減量リサイクル推進店制度発足。
※レジ袋の有料化、簡易包装の推進など、朝日町、川越町、住民団体、事業者、三重県等が
協働でごみ減量・リサイクルを推進する。
エコステーション設置促進補助事業開始。
資源集団回収助成金額変更。(1kg当たり4円)
生ごみ処理機購入費補助金額変更。(1基=15,000円)
四日市市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例、施行規則を改正。
※集積場から資源物を持ち去る行為を禁止。違反者には20万円以下の罰金とする罰則規定
を追加。
8月
平成23年3月
4月に改正、公布した四日市市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例、施行規則を施行。
「もやさないごみ」の収集業務を一部地域で民間委託化。
−6−
Ⅰ−2 清掃関係
(1) 組織及び構成
管 理 係 7人
生活環境課 185人
リサイクル係 7人
管理職 2人
廃棄物対策室 4人
環 境 部
新ごみ処理施設整備課 10人
北部清掃事業所 63人
管理職 1人
南部清掃事業所 46人
北部清掃工場 29人
南部埋立処分場 18人
管理職 4人
環境保全課(略)
楠衛生センター 2人
北大谷斎場 3人
平成23年4月1日現在 (単位:人)
生活環境課
新ごみ処理施設
整備課
北部清掃事業所
南部清掃事業所
北部清掃工場
南部埋立処分場
楠衛生センター
北大谷斎場
計
19
9
3
3
3
2
2
3
44
運転手
1
1
1
3
用務員
1
1
1
3
整備士
1
1
1
2
6
運転手
26
20
2
48
作業員
31
19
27
13
90
事務職
事
務
所
作業員
内
訳
1
2
2
計
20
11
64
47
30
19
正職員
12
7
34
26
22
3
104
2
7
4
2
2
17
再任用
嘱 託
2
臨 時
6
2
3
196
2
2
23
17
−7−
6
14
2
3
73
(2) 予 算
平成23年度・22年度清掃費予算総括比較
平成23年度
平成22年度
区 分
増 減 額
当初予算額
歳
入
歳
出
(単位:千円)
対前年度比(%)
当初予算額
清 掃 使 用 料
122
116
6
105.2
清 掃 手 数 料
637,971
688,717
△ 50,746
92.6
国 庫 補 助 金
9,475
29,792
△ 20,317
-
県
補
助
金
12,010
0
12,010
-
財
産
収
入
775
1,944
△ 1,169
-
雑
入
131,028
132,148
△ 1,120
99.2
市
債
1,570,600
288,000
1,282,600
545.3
計
2,361,981
1,140,717
1,221,264
207.1
新ごみ処理施設整備事業費
1,594,053
482,650
1,111,403
330.3
ごみ処理経費
3,110,012
2,926,240
183,772
106.3
し尿処理経費
815,645
835,972
△ 20,327
97.6
5,519,710
4,244,862
1,274,848
130.0
計
(3) 決 算
平成22年度・21年度清掃費決算総括比較
平成22年度
平成21年度
決 算 額
決 算 額
区 分
歳
入
対前年度比(%)
増 減 額
清 掃 使 用 料
145
117
28
123.9
清 掃 手 数 料
608,194
657,294
△ 49,100
92.5
国 庫 補 助 金
29,030
1,960
27,070
-
県
補
助
金
0
1,300
△ 1,300
0.0
財
産
収
入
2,969
0
2,969
-
雑
入
127,023
243,992
△ 116,969
52.1
市
債
0
12,500
△ 12,500
0.0
767,361
917,163
△ 149,802
83.7
新ごみ処理施設整備事業費
1,122,750
-
-
-
ごみ処理経費
2,832,317
3,446,702
△ 614,385
82.2
し尿処理経費
822,984
875,498
△ 52,514
94.0
4,778,051
4,322,200
455,851
110.5
計
歳
出
(単位:千円)
計
−8−
Ⅰ−3 原 価 計 算 (1) ごみ処理部門(平成22年度)
収集部門
焼却部門
埋立部門
資源物部門
乾電池・水銀体温計
部 門
部
門
直
接
原
価
人 件 費 (千円)
544,663
220,978
39,599
―
―
経 費 (千円)
226,919
1,028,779
278,830
401,363
10,602
減 価 償 却 費 (千円)
26,335
297,389
7,055
―
―
小 計 (千円)
797,917
1,547,146
325,484
401,363
10,602
管理部門経費 (千円)
43,992
85,300
17,945
24,292
585
合 計
(千円)
841,909
1,632,446
343,429
425,655
11,187
処 理 量 ( t )
55,339
77,167
15,804
10,817
95
1 t 当 た り 経 費 (円)
15,214
21,155
21,731
39,351
117,754
*資源物部門経費は、資源物売却収入額を差し引いた額
部門直接原価グラフ
部門別
資源物
10.6%
乾電池・水
銀体温計
0.4%
原価償却
費
10.7%
収集
27.9%
埋立
9.5%
焼却
51.6%
経費
63.1%
−9−
経費内訳別
人件費
26.1%
(2) し尿処理部門(平成22年度) 部
門
直
接
原
価
収 集 部 門
処 理 部 門
人 件 費 (千円)
―
―
経 費 (千円)
272,889
536,557
減 価 償 却 費 (千円)
―
162
小 計 (千円)
272,889
536,719
8,073
15,751
(千円)
280,962
552,470
処 理 量 ( ㎘ )
16,777
76,924
1 ㎘ 当 た り 経 費 (千円)
16,877
7,182
管理部門経費 (千円)
合 計
部門直接原価グラフ
部門別
収集部門
33.7%
処理部門
66.3%
−10−
Ⅱ.清掃施設の概要
Ⅱ−1ごみ処理関係
ア.清掃事業所(ごみ収集関係事務所)
名 称
所 在 地
敷地面積
建物面積
電話番号
北部清掃事業所
四日市市垂坂町1587
5,133㎡
1,006.10㎡
331-3228
南部清掃事業所
四日市市大治田3-4-26
6,482㎡
1,115.47㎡
345-3666
北部清掃事業所
南部清掃事業所
−11−
イ.焼却施設 (北部清掃工場)
名
称 北部清掃工場
所
在
地 四日市市垂坂町1587(電話331-6181)
敷 地 面 積 43,331㎡
竣
工 1、2号炉:昭和48年3月 3号炉:昭和62年12月 改修※:平成14年3月
処 理 方 式 全連続燃焼方式
処 理 能 力 450t/日(150t/24h×3炉)
建
物 鉄筋コンクリート(延)3,893.99㎡(地下1階、地上3階)
受 入 供 給 設 備 ピット・アンド・クレーン方式 ピット容量:約2,710㎥
燃 焼 設 備 1、2号炉:階段式+鎖床式ストーカ 3号炉:階段式ストーカ
燃焼ガス冷却設備 一次減温:水噴霧式、二次減温:間接冷却+空気吹込
排 ガ ス 処 理 設 備 バグフィルタ、乾式有害ガス除去装置、無触媒脱硝装置
主 な 施 設 ・ 設 備 余 熱 利 用 設 備 温水熱交換(場内給湯)
通 風 設 備 平衡通風方式
煙
突 RC外筒、鋼板製内筒3筒集合系 高さ50m
灰 出 し 設 備 ピット・アンド・クレーン方式 ピット容量:約120㎥
排 水 処 理 設 備 凝集沈殿-ろ過方式
電 気 設 備 6.6KV1回線、高圧受電方式
計 装 設 備 DCS方式(自動燃焼制御)
財源内訳
事
業
費
総事業費
国庫補助
起債
一般財源
550,000千円
186,000千円
1号炉、2号炉
258,000千円
106,000千円
2,514,000千円
1,074,000千円
3
号
炉
1,106,000千円
334,000千円
5,855,301千円
2,499,216千円
改
修
3,011,700千円
344,385千円
※ 改修:排ガス高度処理設備改修(排ガス処理設備、燃焼ガス減温設備、排水処理設備更新等)
−12−
系 統 図 (北部清掃工場)
−13−
ウ.焼却施設 (楠衛生センター) ※平成19年6月施設休止
名
所
敷
竣
処
処
楠衛生センター(焼却施設)
四日市市楠町北五味塚1085-208(電話397-2369)
地 面
19,927.49㎡
当初竣工:昭和53年5月 改修※:平成6年12月、平成12年1月
理 方
機械化バッチ燃焼方式
理 能
15t/日×1炉
建
物 鉄筋コンクリート(延)382㎡(地下1階、地上2階)
受 入 供 給 設 備 ピット・アンド・クレーン方式 ピット容量:約104㎥
燃 焼 設 備 ストーカ炉
燃焼ガス冷却設備 一次減温:水噴霧式、二次減温:間接冷却+空気吹込
主 な 施 設 ・ 設 備 排 ガ ス 処 理 設 備 バグフィルタ、乾式有害ガス除去装置、無触媒脱硝装置
通 風 設 備 平衡通風方式
煙
突 鋼板製 高さ35m
灰 出 し 設 備 コンベア及びバンカー
電 気 設 備 6.6KV1回線、高圧受電方式
計 装 設 備 各濃度計一式
財源内訳
事
業
費
総事業費
国庫補助
起債
一般財源
342,566千円
126,855千円
建 設 当 初 ( S 53 )
207,200千円
8,511千円
711,925千円
155,467千円
改
修(H 6)
510,500千円
45,958千円
219,030千円
70,407千円
改
修 ( H12 )
132,800千円
15,823千円
※ 改修:平成6年12月 大規模改修(機械設備全面更新)
平成12年1月 排ガス高度処理設備改修(バグフィルタ設置他)
在
称
地
積
工
式
力
−14−
エ.資源選別等施設(楠衛生センター) 名
称
所
在
地
敷 地 面 積
処 理 方 式
竣
工
主な施設・設備
楠衛生センター
四日市市楠町北五味塚1085-208(電話397-2369)
18,503.98㎡
びん類の色選別(手選別)・一時保管
平成14年2月
選別棟(延)569.59㎡、ストックヤード
平成19年3月、資源の集荷、選別、加工施設である資源リサイクルセンター(四日市市下海老
町地内)を閉鎖した。現在は、楠衛生センターでびん類の選別を行っており、それ以外の資源
(紙類、布類、缶類、金属類)は業者へ直接運搬している。
選別棟
オ.資源持込場所(北部清掃工場、南部埋立処分場、楠衛生センター) 北部清掃工場
名
称
南部埋立処分場
四日市市垂坂町1587
四日市市小山町2855
所
在
地
(電話331-6181)
(電話328-2511)
竣
工
主な施設・設備
楠衛生センター
四日市市楠町北五味塚
1085-208(電話397-2369)
平成19年3月
ストックヤード
資源リサイクルセンター閉鎖に伴い、市内3箇所に市民のための資源持込場所を設け、平成19
年度から運用開始している。(北部清掃工場、南部埋立処分場、楠衛生センター)
資源持込場所(北部清掃工場)
資源持込場所(南部埋立処分場)
−15−
資源持込場所(楠衛生センター)
カ.最終処分施設 (南部埋立処分場)
名
所
敷
竣
埋
地
面
立
方
称
地
積
工
式
埋
立
容
量
在
汚水処理施設
事
建
拡
業
設
大
費
当
事
初
業
南部埋立処分場
四日市市小山町2855(電話328-2511)
埋立計画用地134,611㎡
昭和54年8月
サンドイッチ方式
251万㎥(廃棄物205万㎥・覆土46万㎥)
※平成3年3月、127万㎥(当初)から規模拡大
処理能力:600㎥/日
処理方式:回転円板式生物処理−凝集沈殿−砂ろ過−活性炭吸着−脱水
財源内訳
総事業費
国庫補助
起債
一般財源
1,310,000千円
270,100千円
800,700千円
239,200千円
1,177,120千円
0千円
0千円
1,177,120千円
延長900メートルの谷間の地形をとり入れて下流を堰堤(止水擁壁)でせきとめ、底部には、
汚水集水管等管渠、遮水構造物を施した埋立地構造物、浸出汚水を処理する浸出汚水処理施
設、雨水調整池(容量3万㎥)、その他管理棟、関連施設から成る。
この処分場を有効に利用するため、持ち込まれる廃棄物を埋立現場で特殊重機・車両(塵芥
処理用コンパクター・ブルドーザー・油圧ショベル・ダンプトラック)の組合せにより破砕、
転圧して減容し、覆土する方法をとっている。
埋立地
汚水処理施設
キ.汚水処理施設 (旧北部埋立処分場)
名
称 旧北部埋立処分場汚水処理施設
所
在
地 四日市市垂坂町1596(北部清掃工場敷地内)
敷 地 面 積 12,066㎡ 竣
工 昭和50年3月 施 設 概 要 処理能力:500㎥/日 処理方式:曝気及び薬品凝集沈殿活性炭ろ過
−16−
Ⅱ−2 し尿処理施設
ア.投入施設 (日永投入槽・大井の川中継貯留槽)
名
称 日永投入槽
所
在
地 四日市市寿町438番地1
(電話351-9395)
建物(延)173.8㎡
投入槽25㎥、貯留槽25㎥
主 な 施 設 ・ 設 備 脱臭装置(活性炭吸着)
夾雑物破砕ポンプ
※日永浄化センターへポンプ圧送
大井の川中継貯留槽
四日市市東邦町1番地2
(電話346-7825)
建物(延)490.93㎡
投入槽150㎥、貯留槽400㎥
脱臭装置(活性炭吸着)
夾雑物破砕ポンプ
※朝明衛生センターへ転送
日永投入槽
大井の川中継貯留槽
イ.し尿衛生処理施設 (朝明衛生センター)
名
称 朝明広域衛生組合(朝明衛生センター)
所
在
地 三重郡川越町大字高松1508番地(電話365-4776)
竣
工 平成11年8月(処理棟は平成10年10月より稼働)
敷 地 面 積 21,997㎡
水 処 理 高負荷脱窒素処理方式
処 理 方 式
汚泥処理 遠心脱水、流動床焼却
処 理 能 力 300kℓ/日
し尿の広域処理のため、昭和40年に四日市市、菰野町、川越町、朝日町が構成団体となり一
部事務組合が設立され、昭和43年から日量140klのし尿処理業務を開始。平成8年度より4ヵ年
継続事業として現施設を建設した。
−17−
ウ.中継貯留槽
名 称
所 在 地
構築物面積
規 模
小杉中継貯留槽
四日市市小杉町
100.0 ㎡
200.0 kℓ
桜 〃
四日市市智積町
41.0 ㎡
24.4 kℓ
橋 北 〃
四日市市新浜町7
13.5 ㎡
25.0 kℓ
西日野 〃
四日市市西日野町永長5803
13.0 ㎡
20.0 kℓ
小山田 〃
四日市市山田町5569-3外
69.7 ㎡
135.5 kℓ
水 沢 〃
四日市市水沢町1634-3
20.0 ㎡
40.0 kℓ
保 々 〃
四日市市小牧町22-5
6.3 ㎡
34.0 kℓ
エ.中継基地(トレーラー置場)
名 称
河原田中継基地
所 在 地
四日市市大治田三丁目4-26(南部清掃事業所内)
−18−
規 模
20kℓ
Ⅱー3 車両保有状況
塵 芥
(単位:台)
北部清掃事業所 南部清掃事業所 北部清掃工場 南部埋立処分場 楠衛生センター 生活環境課
1
1
合 計
小型塵芥
14
11
27
小型塵芥(ハイブリッド)
1
1
2
普通塵芥
3
3
6
小型粗大
2
1
3
普通粗大
3
1
3
7
1
普通トラック
1
小型塵芥
4
2
6
普通塵芥
2
1
3
0
小型粗大
普通粗大
予
備
車
小型ダンプ
・
そ タイヤシャベル
の
他 バキューム車
(散水用)
軽自動車
1
1
0
1
1
1
合 計
1
1
32
23
1
2
1
1
3
1
ライトバン
1t トラック
2
1
2
1
7
1
4
2
3
−19−
13
4
1
3
75
ごみ処理事業(実績)
1 ごみ処理フロー
[単位 : t]
総排出量 120,577t (焼却灰 10,297tを含む)
もやすごみ(可燃)
45,891
38.1%
埋立処分場
清掃工場
もやさないごみ
(不燃、粗大、プラ)
戸
別
有
料
家
庭
系
ご
み
収
集
ご
み
粗
大 可燃系粗大
ご 不燃系粗大
み
資
源
10,888
15,804
77,167
13.1%
64.0%
0
204
①紙類
4,579
②布・衣類
1,900
③びん
1,852
④飲料缶
412
⑤金属類
1,608
⑥ペットボトル
9.0%
466
⑦乾電池・水銀体温計
0.2%
うち 6,553
外部委託
3.8%
楠衛生
センター
1.6%
1.5%
1,852
0.3%
1.3%
焼却灰
0.4%
10,297
8.5%
0.1%
95
⑧廃プラスチック 912
⑨廃たたみ
105
⑩廃タイヤ
9
0.8%
0.1%
資源化
0.0%
27,606
22.9%
町 草等の可燃ごみ
482
ご 内
み 清 泥等の不燃ごみ 721
掃
資源集団回収
(紙類・布類)
エコステーション
4,914
457
直
接
搬
ご
入
み
もやすごみ(可燃)
もやさないごみ
(不燃、粗大、プラ)
3,991
市外ごみ
もやすごみ(可燃)
2,653
事
業
ご系
み
28,141
0.4%
0.6%
4.1%
0.4%
23.3%
3.3%
2.2%
%は、総排出量(焼却灰を含む)に対する割合
−20−
Ⅲー2 ごみ収集処理状況(総括)
平成22年度実績 ごみ処理実績
(単位:t)
北部清掃工場
(焼却)
家庭ごみ
家
庭
系
一
般
廃
棄
物
直
営
委
託
南部埋立処分場
(埋立)
資源化
10,213
54,196
457
686
1,143
不法投棄
30
195
家庭ごみ
1,878
480
2,358
25
35
60
粗大ごみ
戸別有料収集
0
204
46,373
11,813
直
営
10,351
466
466
廃プラスチック
912
912
廃たたみ
105
2,418
・(有)クリーンメンテ楠
・㈱中央クリーンメンテ
・㈱四日市市生活環境公社
105
10,817
・㈱四日市市生活環境公社
・(有)クリーンメンテ楠
・再生事業者
9
9
2
2
・(有)クリーンメンテ楠
93
93
・南北両清掃事業所
集団回収
そ
資
の
源
他
・パトロール班
58,186
10,351
乾電池・水銀体温計
55,339 ・南北両清掃事業所
204
ペットボトル
廃タイヤ
収集・処理主体
225
町内清掃ごみ
資源
委
託
計
焼却灰
43,983
町内清掃ごみ
小計
家
庭
系
資
源
資源回収
4,914
4,914
・登録団体
エコステーション
委
託
457
457
焼却灰
小計
民間搬入
0
0
28,141
3,991
11,938
5,371
74,514
15,804
9,947
9,947
27,256
32,132
11,938
中 計
9,947
5,371
9,947
27,256
〔17,309〕
朝日町・川越町
2,653
合 計
77,167
・収集運搬許可業者
・搬入許可業者
117,574
〔107,627〕
350
15,804
・三重県環境保全事業団
・民間事業者
3,003
〔2,653〕
27,606
120,577
〔17,309〕
〔110,280〕
〔 〕は焼却工場焼却灰を除いた数字
資源化率
−21−
27,256 ÷107,627
=25.3%
Ⅲ−3 ごみ収集処理実績年度経緯
(1)ごみ処理実績
区分
年度
処理実績
(単位:t)
焼 却
四日市市
埋 立
朝日町・川越町
四日市市
対18年度比
資源化
対18年度比
朝日町・川越町
18
143,778
85,223
2,591
18,332
717
100.0
36,915
100.0
19
140,373
83,226
2,571
18,793
751
98.6
35,032
94.9
20
135,618
81,925
2,705
17,558
747
96.3
32,683
88.5
21
127,719
78,032
2,709
17,583
789
92.7
28,606
77.5
22
120,577
74,514
2,653
15,804
0
87.0
27,606
74.8
※清掃工場焼却灰含む。
平成22年度 ごみ処理実績の割合
資源化
22.9%
資源化
22.9%
埋 立
13.1%
焼 却
61.8%
焼 却
64.0%
埋 立
13.1%
朝日町・川越町
2.2%
平成22年度 ごみ処理実績の推移
16
12
万
t
8
資源化
朝日町・川越町
埋立
4
朝日町・川越町
焼却
︵
処
理
量
︶
0
18
19
20
年度
21
−22−
22
(2)焼却処理実績 区分
年度
搬 入 内 訳 (t)
処理実績
市収集
直接搬入
朝日町・
(t)
対18年度比
(委託含む) (民間搬入)
川越町
87,814
85,797
84,630
80,741
77,167
18
19
20
21
22
51,197
49,681
49,279
47,896
46,373
34,026
33,545
32,646
30,136
28,141
2,591
2,571
2,705
2,709
2,653
処理内訳(t)
北部清掃
工場
100.0
97.7
96.4
91.9
87.9
楠衛生
センター
85,345
85,765
84,630
80,741
77,167
2,469
32
0
0
0
平成22年度 焼却処理の搬入割合
朝日町・川越町
3.4%
市収集
60.1%
直接搬入
(民間搬入)
36.5%
平成22年度 焼却処理実績の推移
10
8
朝日町・
川越町
︵
処
理
量 6
直接搬入
(民間搬入)
︶
万 4
t
市収集
(委託含む)
2
0
18
19
20
年度
21
−23−
22
(3)埋立処理実績 区分
年度
搬 入 内 訳 (t)
実績
(t)
市収集
(委託含む)
19,049
19,544
18,305
18,372
15,804
18
19
20
21
22
直接搬入
(民間搬入)
12,083
12,358
12,097
11,805
11,609
処 理 内 訳 (t)
対18年度比
朝日町・
川越町
6,249
6,435
5,461
5,778
4,195
717
751
747
789
0
100.0
102.6
93.7
100.4
86.0
南部埋立
処分場
三重県環境
保全事業団
14,887
11,077
10,282
10,004
9,251
4,162
8,467
8,023
8,368
6,553
平成22年度 埋立処理の搬入割合
直接搬入
(民間搬入)
26.5%
市収集
(委託含む)
73.5%
平成22年度 埋立処理実績の推移
3
処
理 2
量
︵
朝日町・
川越町
︶
万
t
直接搬入
(民間搬入)
1
市収集
(委託含む)
0
18
19
20
年度
−24−
21
22
(4)資源化処理実績
区分
年度
処理実績
(t)
内 訳 (t)
紙類
布・衣類
びん
飲料缶
飲料缶以外の金属
ペットボトル
乾電池・水銀体温計
対18年度比
廃プラスチック
廃たたみ
廃タイヤ
集団回収
エコステーション
焼却灰
18
36,915
11,742
1,893
2,319
578
2,440
437
96
5,937
11,473
100.0
19
35,032
11,005
1,905
2,035
548
2,027
462
100
5,863
11,087
94.9
20
32,683
9,243
1,895
1,900
493
1,945
474
103
5,699
10,931
88.5
21
28,606
5,910
1,964
1,930
479
1,861
459
101
5,328
10,574
77.5
22
27,606
4,579
1,900
1,852
412
1,608
466
95
10,297
74.8
912
105
9
4,914
457
※焼却灰は、市外分も含む。
平成22年度 資源化処理の種類別割合
焼却灰
4
紙類
16.6%
布・衣類
6.9%
エコステーション
集団回収
びん
6.7%
焼却灰
37.3%
3
飲料缶
1.7%
エコステーション
1.7%
乾電池・水銀体温計
0.3%
万
t
廃プラスチック
2
乾電池・水銀体温計
︶
ペットボトル
1.7%
廃たたみ
処
理
量
︵
飲料缶以外の金属
5.8%
廃タイヤ
ペットボトル
飲料缶以外の金属
1
平成21年度 資源化処理の推移
飲料缶
集団回収
17.8%
びん
廃タイヤ
0.0%
廃たたみ
0.4%
廃プラスチック
3.3%
0
布・衣類
18
19
20
年
−25−
21
度
22
紙類
Ⅲ−4 月別実績
(1)ごみ焼却・埋立処理実績
月
別
(単位:t)
焼 却
市収集
委託収集
直接搬入
(民間搬入)
埋 立
朝日町・川越町
合 計
市収集
委託収集
直接搬入
(民間搬入)
合 計
4
3,936
165
2,211
226
6,538
1,030
48
518
1,596
5
4,044
175
2,233
220
6,672
996
33
504
1,533
6
3,885
169
2,402
247
6,703
1,061
39
290
1,390
7
3,989
172
2,572
233
6,966
911
35
314
1,260
8
4,022
171
2,819
250
7,262
857
41
284
1,182
9
3,585
161
2,403
195
6,344
938
38
347
1,323
10
3,657
154
2,382
221
6,414
900
33
268
1,201
11
3,838
168
2,431
236
6,673
907
34
380
1,321
12
3,716
157
2,509
222
6,604
965
34
363
1,362
1
3,394
144
2,032
202
5,772
920
35
240
1,195
2
2,949
121
1,926
185
5,181
726
26
197
949
3
3,455
146
2,221
216
6,038
883
119
490
1,492
計
44,470
1,903
28,141
2,653
77,167
11,094
515
4,195
15,804
77,167
15,804
(2)資源化処理実績
月
別
紙 類
(単位:t)
布・衣類
金 属 類
びん
ペットボトル
飲料缶
合 計
缶以外の金属
4
412
175
171
31
137
33
959
5
363
230
127
35
144
37
936
6
364
194
156
36
124
40
914
7
377
154
167
39
125
48
910
8
409
130
123
46
134
58
900
9
383
117
155
41
131
56
883
10
360
175
205
34
125
42
941
11
366
193
155
32
147
35
928
12
450
184
130
31
172
32
999
1
388
128
189
31
117
29
882
2
301
92
141
26
105
25
690
3
406
128
133
30
147
31
875
計
4,579
1,900
1,852
412
1,608
466
10,817
−26−
Ⅲ−5 使用済み乾電池・水銀体温計処理実績
区 分
年 度
18
19
20
21
22
処理実績(t)
96
100
103
101
95
※使用済み乾電池については、「有害ごみ」として昭和59年度から収集を開始し、昭和61年度から
(社)全国都市清掃会議の定める「使用済み乾電池の広域回収・処理計画」に基づいて処理を開
始し、野村興産㈱・イトムカ鉱業所(北海道常呂郡)において資源化処理されている。
南部埋立処分場において一時保管し、年1回処理施設へ搬出しているため、各年度の処理量は必
ずしもその年度の収集量ではない。
Ⅲ−6 粗大ごみ戸別有料収集実績
年 度
件 数(件)
点 数(個)
収集量(t)
18
19
20
21
22
3,989
4,132
3,979
3,941
4,112
7,323
7,309
7,210
6,881
7,162
184
193
195
195
204
※収集された家具類の「何でも四日の市」における販売数196個(平成22年度)
Ⅲ−7 ペットボトル資源化実績
年 度
収集量(t)
18
19
20
21
22
437
462
474
459
466
平成9年度から、「容器包装リサイクル法」が施行されたことに伴い、一部の店舗での店舗回収を
回収を行っている。
平成16年10月から市内全地域で分別収集を開始し、一斉回収とした。
−27−
Ⅲ−8 生ごみ処理機購入費補助事業交付状況
年 度
交 付 件 数 (実 績)
累 計 (件)
18
222
5,158
19
206
5,364
20
192
5,556
21
126
5,682
22
73
5,755
Ⅲ−9 集団回収補助金助成制度交付状況
年 度
登録団体数
回 収 実 績 (kg)
金 額 (円)
18
256
5,937,005
29,685,025
19
260
5,862,698
29,313,490
20
260
5,699,304
28,496,520
21
262
5,327,557
26,637,785
22
269
4,914,151
19,656,604
※ 平成22年4月より、助成金額を変更 (5円/kg⇒4円/kg)。
Ⅲ−10 エコステーション設置促進事業費補助金制度交付状況
年 度
登録団体数
回 収 実 績 (kg)
金 額 (円)
22
1
457,370
1,829,480
※ 平成22年4月1日より、ライフスタイルの多様化に対応し、市民の利便性の向上及び市の資源収集や資
源集団回収に資源を出すことが困難となっている市民が利用できるように拠点回収システムを構築し、さらな
る資源回収量の拡大を図るため、新規に補助制度を創設した。補助金額:4円/kg
−28−
Ⅲ−11 ごみの質的変化
市民の生活様式の多様化に伴い、ごみ組成にも変化がみられる。ごみの組成は、焼却処理
にも影響を与えるため、常にその把握に努めている。
(1)もやす(可燃)ごみ組成の推移
年度
区分
17
18
19
51.8
60.8
58.6
54.9
51.8
48.0
ビニール、ゴム、合成樹脂、皮革類
9.7
9.1
7.6
13.0
12.2
11.7
木、竹、わら類
7.7
5.4
5.2
5.7
11.0
14.2
26.0
20.3
25.7
22.6
19.3
18.4
不燃物類
2.0
2.2
1.7
2.4
3.0
2.9
その他
2.8
2.2
1.2
1.4
2.7
4.8
紙、布類
ご
み
の
種
類
組
成
(%)
厨芥類
20
21
(2)もやす(可燃)ごみの成分および発熱量の変化
年度
区分
三
成
分
17
18
19
20
22
(%)
21
22
水 分
55.6
51.1
51.0
54.0
55.2
52.2
灰 分
5.6
6.3
5.6
5.6
5.4
7.5
可 燃 分
38.8
42.6
43.4
40.4
39.4
40.3
1,496
1,444
1,504
低位発熱量(Kcal)
1,413
1,608
1,649
Ⅲ−11 ごみ出し説明会の開催
ごみの収集や分別の現状について知っていただき、ごみ減量、分別の徹底をはかるため、地区
企業や学校等の要望に応じてごみ出し説明会を実施した。
(実施回数 54回/年 参加総数 2,277人)
−29−
Ⅲ−13 不法投棄対策
平成14年度から監視カメラを導入し、監視体制を強化している。
また、不法投棄パトロール班を設置し多発箇所を中心にパトロールを行い、投棄ごみの調査、
撤去など、悪質なケースは警察への届出も行っている。
① 監視カメラ設置実績
年 度
20
21
22
監視カメラ設置台数 (基)
2
1
4
平成23年3月31日現在 : 18基設置
② 不法投棄発見件数
年 度
20
21
22
発見件数
1,470
2,798
1,750
年 度
20
21
22
回収量(t)
157
165
149
③ 回収量実績
<監視カメラ・看板>
−30−
Ⅲ−14 ごみ減量リサイクル推進店制度
ごみ減量やリサイクル推進のため、平成 22 年 4 月 1 日から「ごみ減量リサイクル推進店制度」
を住民団体、事業者、朝日町、川越町と協働で開始した。この制度は、ごみの減量やリサイクル
に取り組む市内の小売事業者や商店街と協定を結び、協定を結んだ店舗や取り組み内容を市
民にお知らせし、その店舗の利用を促進しようとするものである。協定では、すべての項目を実施
する「基本項目」と、1 つ以上の項目を選んで実施する「推奨項目」を取り決めている。
■ごみ減量リサイクル推進店制度 協定締結事業者一覧(平成23年3月31日現在)
店舗名
レジ袋
商店街名
有料化店
イオンリテール㈱
○
一号線商店街
㈱一号舘
○
表参道スワマエ発展会
スーパーサンシ㈱
○
近鉄富田駅西通り商店会
㈱玉城
○
近鉄富田駅前通り商店会
マックスバリュ中部㈱
○
グリ−ンモ−ル発展会
商
三重農協食品㈱
○
事
㈱三河屋
○
業
㈱山田屋
○
者
㈱ヤマナカ
○
下野商店会
ユニー㈱
○
諏訪新道発展会
㈱オークワ
○
諏訪公園通り発展会
店
街
呉服町発展会
笹川中央商店街
3番街発展会
㈱おにぎりの桃太郎
諏訪栄発展会
かもじや
富田中央通り商店会
彩電館セラ
富田中町通り商店会
ハットリビジネス
ファミックスさとう
森庄米酒店
協定締結事業者:17事業者(67店舗)、14商店街(平成23年3月31日現在)
−31−
Ⅲ−15 資源物持ち去り行為禁止対策
市内のごみ集積場において、紙類や金属類などの資源物を持ち去る行為が頻発しているため、
「四日市市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例」の一部改正を行い、市又は規則で定める
者以外の者が所定のごみ集積場から資源物の収集又は運搬を行うことを禁止した。
本条例に基づき、職員によるパトロールの実施、行為者に対する指導を行っている。
平成 22 年3月 25 日改正
平成 22 年8月 1 日施行
資源物持ち去り行為禁止指導実績
年
度
22
警告書交付件数
命令書交付件数
2
4
−32−
Ⅳ し尿処理区分別人口
(単位: 人)
処 理 区 分
年度
計
くみ取り
下水道
浄化槽
18
22,606
174,536
107,889
3,606
3,267
311,904
19
20,528
185,511
99,928
4,253
3,275
313,495
20
18,800
194,603
92,320
4,948
3,292
313,963
21
17,273
200,783
87,178
5,391
3,265
313,890
22
15,414
203,486
86,540
5,522
3,200
314,162
農業集落排水 コミニティ・プラント
Ⅴ し尿収集委託料
(単位: 円/10ℓ)
年度
区分
18
19
20
21
22
120.33
122.01
123.00
123.00
113.40
122.01
127.26
128.10
142.80
141.75
従量
上段:(株)生活環境公社
下段:(有)クリーンメンテ楠
−33−
Ⅵ し尿処理事業(実績) Ⅵ−1 し尿収集処理状況(総括)
(単位:㎘)
処 理 量
収集量計
朝 明 衛 生
セ ン タ ー
日 永 浄 化
セ ン タ ー
合 計
8,280.1
9,171.2
17,451.3
委 託
㈱四日市市
生活環境公社
し
尿
16,133.7
委 託
643.3
(有)クリーンメンテ楠
1,644.3
962.6
681.7
1,644.3
計
18,421.3
9,242.7
9,852.9
19,095.6
浄
化
槽
汚
泥
許 可
54,538.7
55,783.7
−
55,783.7
排農
水業
汚集
泥落
委 託
1,744.3
1,744.3
−
1,744.3
プコ
ラ ミ
ンニ
トテ
汚
泥
委 託
300.0
300.0
−
300.0
75,004.3
67,070.7
9,852.9
76,923.6
ィ
許 可
合 計
−34−
Ⅶ 収集実績年度経緯 (単位:㎘)
し 尿
区分
年度
浄化槽汚泥
農業集落排水汚泥 コミニティプラント汚泥
合計
委 託
許 可
許 可
委 託
委 託
18
23,876.4
1,750.1
60,281.1
846.4
1,300.0
88,054.0
19
21,639.0
1,621.9
55,945.1
948.4
1,300.0
81,454.4
20
20,039.2
1,707.6
57,841.9
1,075.9
1,300.0
81,964.6
21
18,514.5
1,640.3
54,353.8
1,430.6
1,300.0
77,239.2
22
16,777.0
1,644.3
54,538.7
1,744.3
300.0
75,004.3
12.0
コミニティプラント汚泥
10.0
農業集落排水汚泥
︵
処 8.0
理
量
︶
万
㌔
㍑
6.0
浄化槽汚泥
4.0
し尿(許可)
2.0
し尿(委託)
0.0
18
19
20
年度
21
−35−
22
Ⅶ−1 月別し尿収集状況
委託 (株)四日市市生活環境公社 ・ (有)クリーンメンテ楠
(単位:㎘)
月
く み 取 り 量
件 数
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合 計
1,579.3
1,448.7
1,668.3
1,319.1
1,449.3
1,217.6
1,455.4
1,281.6
1,633.9
1,279.5
1,213.7
1,230.6
16,777.0
7,422
6,319
8,232
6,273
7,175
6,729
7,075
6,111
8,181
5,980
6,851
6,508
82,856
一 日 平 均 量
46.0 ㎘
Ⅶ−2 月別浄化槽汚泥収集状況 (単位:㎘)
月
く み 取 り 量
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合 計
4,964.3
4,590.7
5,257.5
4,594.8
4,838.7
4,282.8
4,504.1
4,559.5
4,858.5
4,202.3
4,930.6
4,999.2
56,583.0
−36−
*農業集落排水汚泥1,744.3㎘、
コミニティプラント汚泥 300㎘
を含む。
Ⅷ 処理実績年度経緯 (単位:㎘)
区分
年度
18
19
20
21
22
朝明衛生センター
日永浄化センター
し尿
浄化槽汚泥
し尿
12,367.0
11,271.4
9,306.8
9,968.8
9,242.7
62,152.2
58,258.0
60,052.9
56,636.1
57,528.0
コミニティプラント汚泥
1,300.0
1,300.0
1,300.0
1,300.0
300.0
楠衛生センター
し尿
海洋投棄
浄化槽汚泥
し尿
13,697.3
12,197.6
13,047.5
11,597.4
9,852.9
浄化槽汚泥
合計
89,516.5
83,027.0
83,707.2
79,502.3
76,923.6
平成22年度処理割合
日永浄化センター
(し尿)
12.81%
朝明衛生センター
(し尿)
12.01%
朝明衛生センター
(コミニティプラント)
0.39%
朝明衛生センター
(浄化槽汚泥)
74.79%
12.0
海洋投棄 (浄化槽汚泥)
10.0
︵
処
理
量
︶
万
㌔
㍑
海洋投棄 (し尿)
楠衛生センター (浄化槽汚泥)
8.0
楠衛生センター (し尿)
6.0
日永浄化センター (し尿)
4.0
朝明衛生センター (コミニティプラント)
2.0
朝明衛生センター (浄化槽汚泥)
朝明衛生センター (し尿)
0.0
18
19
20
年 度
21
−37−
22