中小企業産学連携育成事業 鍛造中核人材育成 模擬講義受講生 募集要項

中小企業産学連携育成事業
鍛造中核人材育成
模擬講義受講生 募集要項
社団法人日本鍛造協会
当協会では、関東経済産業局より中小企業産学連携製造中
核人材育成事業を受託致しました。本事業は、平成19年度よ
りの2年計画で、鍛造現場の事例研究により問題・課題への
対応の実践力を身につけ、将来、工場長や経営幹部を担える
中核人材を育成するための教育プログラムを、産業界と教育
界の連携によって開発することを目指しています。
そして、平成21年度からは、当協会が自主運営で、技術・
経営・管理領域について、現場で活かせる実践的教育を取り
入れた体系的で一貫した人材育成システムを展開する運びと
しております。
平成19年度はカリキュラム、シラバスの検討を行うととも
に、講義教材の作成及び模擬講義を開催して教育プログラム
の検証を行う等の諸準備を進めております。
つきましては、この度、模擬講座を開催するにあたり、会員
各位より受講生を募集致しますのでご案内申し上げます。
鍛造現場の中核人材育成事業 模擬講義
受講資格 当協会会員。実務経験5年以上で、且つ、当協会の通信教育
「職業訓練認定コース」修了者又はそれと同等の鍛造に関する
知識を有する者とする。
定 員
10名。先着順(応募者が多い場合は、1社1名に制限させて いただく場合があります)
受講期間
平成20年1月から3月 計9科目
受講費用
無料(但し、講義会場までの交通費、移動費、宿泊費(1泊8,000円前後、
朝食 別)、食事などは各自のご負担とさせて頂きます)
申込方法
別添の申込書に必要事項をご記入の上、事務局まで送付下さい。
〆 切
年12月25日(火)必着
問合せ先
社団法人日本鍛造協会 事務局 小熊、鈴木
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町4-9-2 本栄ビル9F
TEL 03-5643-5321 FAX 03-3664-6470
e-mail: [email protected]
模擬講義カリキュラム(予定)
科目
日程
内容
講師
場所
オリエンテーション
鍛造方法と鍛造の歴史
1/17(木) 鍛造技術の動向
0
小坂田 名古屋 久保 セミナールーム
吉村
(宿泊:東急イン)
鍛造現場の問題、問題課題解決例
プレゼンテーション
1/18(金)
自動車メーカーにおける鍛造技術事例
トヨタ自動車見学
北村
森下
トヨタ自動車㈱
オリエンテーション
材料の塑性と塑性加工力学
加工力、面圧の計算
2/1(金) 鍛造用材料
熱処理の基礎技術
1・2
石川 湯川 名古屋 吉田 セミナールーム
関口 (宿泊:東急イン)
五十川
材料と熱処理の問題解決事例研究と プレゼンテーション
各種鍛造実験と材料流動観察
2/2(土) 各種材料の変形能と変形抵抗
結果のまとめとプレゼンテーション
石川 関口 五十川 吉田
名古屋大学
オリエンテーション
鍛造機械の構造と特徴
3
3/14(金) 鍛造機械・設備の電気、制御
鍛造機械の変形、破棄とその防止策環境・ 公害・エネルギー設備 名古屋会議室 (名古屋駅前)
安藤 棚瀬 (宿泊:名古屋国際
ホテル) 田渡
プレゼンテーション
名古屋国際ホテル
金型材料と金型構造
4
3/15(土)
鍛造におけるトライボロジーと潤滑技術
鍛造潤滑、金型寿命に関わる事例研究
中村 西郡 名古屋会議室 山中 (名古屋駅前)
岡嶋
プレゼンテーション
オリエンテーション
鍛造品の適用機能・性能・品質と検査
5
2/15(金) 鍛造品の設計
安保ホール 岡嶋
(宿泊:名古屋国際
ホテル)
鍛造品の評価に関する事例研究
プレゼンテーション
名古屋国際ホテル
鋼材から製品出荷までの熱間鍛造プロセス
6
2/16(土)
熱間鍛造形状ならびに工程の設計
鍛造工程設計に関する事例研究
プレゼンテーション
西郡 名古屋 奥村 セミナールーム
大橋
オリエンテーション
金型設計と金型寿命対策
7
2/28(木) 金型生産と金型管理と金型補修
濱家
名古屋市 工業研究所 (宿泊:名古屋国
際ホテル) 金型寿命の対応事例研究
プレゼンテーション
名古屋国際ホテル
コンピューターシミュレーションの基礎入門
8
CAD/CAMの概要とコンピューターシミュレー
ション事例研究
2/29(金)
三次元CAEシステム導入事例研究、課題抽出
と解決法の研究
プレゼンテーション
金
名古屋市 工業研究所
模擬講義内容(予定)
科目
講義項目
内容
カリキュラム
講師
鍛造の概要
鍛造の歴史と現状、鍛造技術の世界的
な動向の講義及び、鍛造全般を経験し
てきた先輩による経験談と事例討論に
より、我が国鍛造業界の中核人材に求
められる「問題・課題解決能力」「ユ
ーザーへの提案力」の能力の重要性を
理解して、日常行っている鍛造関係の
業務の位置づけを理解できるようにす
る。
1.鍛造方法と鍛造の歴史 2.鍛造技術の動向
3.鍛造現場の問題、問題課題解決例 4.自動メーカーにおける鍛造技術事例 小坂田
久保 北村
吉村 森下
1
各種鍛造法における材料流動と鍛造に
材料流動・ 必要な加工力、面圧について講義し、 1.材料の塑性と塑性力学 工具やプレス機械の変形や熱が鍛造製 2.加工力、面圧の計算 加工力と面圧 品、金型寿命に及ぼす影響について学 3.各種鍛造実験と材料流動観察 ぶ。
石川 湯川 吉田
2
鍛造に使用される鉄鋼材料及び非鉄金
属材料の概要、材料の鍛造特性と鍛造
鍛造用材料と 製品の材質に関する原理について講義
熱処理
し、事例研究及び見学の組合せによっ
て、原理を日常業務に応用する方法を
紹介する。
0
3
4
5
鍛造設備
工具と潤滑
鍛造品と
その評価
1.鍛造用材料
石川 2.材料と組織
3.材料と熱処理の問題解決事例研究と 関口 五十川
プレゼンテーション 吉田
4.各種材料の変形能と変形抵抗 鍛造に使用されているハンマ、フォー
マ、プレス機械をはじめ素材切断機、 1.鍛造機械の構造と特徴
加熱装置や搬送装置等の構造について
広く全般にわたり基礎知識を習得する 2.鍛造機械・設備の電気、制御
3.鍛造機械の変形、破棄とその防止策
。理論的な設計概念も紹介し、実際の
環境・公害・エネルギー設備
運用に際し、利用するための技術に対
する適応能力を養うことにより、鍛造
設備全般に及ぶ知識の習得を行う。
安藤 田渡 棚瀬
鍛造用金型材料の特徴と種類及び金型
の構造と製造方法、鍛造における摩擦
・潤滑・磨耗・表面損傷等のいわゆる
トライボロジー現象の特徴とメカニズ
ム、及びそれらの評価を行うための摩
擦試験の役割・種類・特徴、さらに潤
滑剤の種類と金型表面処理について学
ぶ。
中村 西郡 山中 岡嶋 1.金型材料と金型構造
2.鍛造におけるトライボロジーと
潤滑技術
3.鍛造潤滑、金型寿命に関わる
事例研究
自動車等輸送機器や土木建設機械、重
電機産業、造船・産業機械、航空機な
どに使用されている代表的な鍛造品と 1.鍛造品の適用機能・性能・品質と検査
鍛造品に要求される機能・品質及び製 2.鍛造品の設計
造工程、管理ポイントについて講義を 3.鍛造品の評価に関する事例研究
行い、鍛造品の競争力(特徴)と生産
するための管理(品質管理・生産管
理)について理解できるようにする。
岡嶋
6
熱間鍛造において競争力の高い鍛造品
の効率的な生産方法を事例で考える。
そして、重要工程である熱間工程につ
いて、ハンマ鍛造機、プレス鍛造機を 1.鋼材から製品出荷までの熱間鍛造
プロセス
熱間鍛造形状 用いた場合の熱間鍛造形状ならびに工 2.熱間鍛造形状ならびに工程の設計
・工程設計 程の設計、競争力の高い熱間鍛造品を
開発してきた先輩達の経験談を学習し 3.鍛造工程設計に関する事例研究
、演習により、効率の高い生産のため
の熱間鍛造の設計技術を理解できるよ
うにする。
西郡 奥村 大橋
7
鍛造金型は、複雑形状品のネットシェ
イプ化、難加工材の精密鍛造品への
Needsの高まり、海外進出に伴う自社
金型設計生産 内製作などの重要度は益々増している
。本講座では、これらに対応する技術
習得をおこなう。
濱家
8
1.コンピューターシミュレーションの
鍛造業界はダウンサイジング化、短納 基礎入門
期化、高品質化、コストダウンが必須
コンピュータ となり、技術・技能の早期熟練化が求 2.CAD/CAMの概要とコンピューター
シミュレーション事例研究
ー支援技術 められている。これに対応するためコ
3.三次元CAEシステム導入事例研究、
ンピューターの適用化技術と演習によ
課題抽出と解決法の研究
る技術習得を行う。
1.金型設計と金型寿命対策
2.金型生産と金型管理と金型補修
3.金型寿命の対応事例研究
4.金型に発生する応力と応力低減実験
<担当講師一覧>(敬称略、氏名五十音順)
安藤 弘行
コマツ産機株式会社
技術顧問
石川 孝司
名古屋大学大学院工学研究科
マテリアル理工学専攻教授
五十川 幸宏
大同特殊鋼株式会社
技術開発研究所 プロセス研究部 部長
大橋 隆弘 国士舘大学
理工学部 准教授
岡嶋 一晃
株式会社メタルアート
技術部 主査
奥村 正
株式会社ゴーシュー
取締役 生産本部副本部長兼品質保証部長
小坂田 宏造
大阪大学
名誉教授
北村 憲彦
名古屋工業大学
大学院工学研究科 准教授
技術部 ソリューションエンジニアリング グループ グループリーダー
金 秀英
ヤマナカゴーキン株式会社
久保 勝司
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 中部支部 中小企業・ベンチャー総合支援センタ
ものづくりアドバイザー
関口 常久
日本大学機械工学科大学院
講師
田渡 正史
住友重機械テクノフォート株式会社
設計部 部長
棚瀬 幸彦
旭サナック株式会社
理事・金型事業部長
中村 保
社団法人日本塑性加工学会
会長
西郡 榮
株式会社ゴーシュー
代表取締役常務
濱家 信一
株式会社ニチダイ
金型技術ゼネラルマネージャー
山中 雅仁
株式会社ヤマナカゴーキン
常務取締役
森下 弘一
トヨタ自動車
要素生技部鍛造・焼結室室長
湯川 伸樹
名古屋大学
大学院工学研究科 マテリアル理工学専攻 准教授
吉田 佳典
名古屋大学
大学院工学研究科 マテリアル理工学専攻 助教
吉村 豹治
株式会社フォージネット
代表取締役社長
金
平成
年
月
日
FAX 03-3664-6470 社団法人日本鍛造協会
平成 19 年度 中小企業産学連携製造中核人材育成事業
(鍛造中核人材育成 模擬講座)
講 座 申 込 書
氏名(フリガナ)
㊞
(生年月日:
年
月
会 社 名
所属部課名
所 在 地
役職名
〒
TEL
FAX
e-Mail
氏 名
推 薦 者
所属部課名・役職名
推 薦 理 由
最終学歴
実務経験(年)
主要職歴
・
職務内容
㊞
日)