〔技術データ〕 各種加工法による粗さの範囲 〔技術データ〕 幾何公差の

0.05
0.1
0.2
0.4
0.8
1.6
3.2
6.3
12.5
25
50
100
0.1
-S
0.2
-S
0.4
-S
0.8
-S
1.6
-S
3.2
-S
6.3
-S
12.5
-S
25
-S
50
-S
100
-S
200
-S
400
-S
0.8
lll
llll
仕 上 げ 記 号
2.5
8
25
~
鍛
造
精 密
鋳
造
精 密
真直度公差
出
シ
吹
転
平
t
公差域は、tだけ離れた二つの同軸
円筒面の間の領域である。
t
キ
精 密
面の輪郭度公差
SF t
り
彫
削
り
(立削りを含む)
平行度公差
公差域は、理論的に正しい輪郭面上
に中心をおく、直径tの球がつくる
二つの包絡面の間に挟まれた領域で
ある。
0.02
A
精 密
上
中
荒
直角度公差
精 密
キ リ モ ミ
精 密
t
精密
削
仕
上
中
位置度公差
荒
真位置
精 密
ホ ー ン 仕 上
超
上
位置
公差
精 密
精 密
バ フ 仕 上
同軸度公差
又は
同心度公差
t
ラ ッ プ 仕 上
精 密
対称度
精 密
液体ホーニング
t
円周振れ公差
ロ ー ラ 仕 上
振れ
公差
放 電 型 彫
ワイヤーカット放電
精 密
化 学 研 磨
1723
公差域は、対象としている点の理論
的に正確な位置(以下、真位置とい
う)を中心とする直径tの円の中又
は球の中の領域である。
公差域はデータム中心平面に対して
対称に配置され、互いにtだけ離れ
た二つの平行な平面の間に挟まれた
領域である。
全振れ公差
任意の測定平面上でデータム軸直線
と一致する中心をもち、半径方向に
tだけ離れた二つの同心
公差付き表面
円の間の領域である。
公差域は、データム軸直線に一致す
る軸線をもち、半径方向にtだけ離
れた二つの同軸円筒の間の領域であ
る。
精 密
公差域の定義欄で用いている線は、次の意味を表している。
太い実線又は破線:形体
細い一点鎖線:中心線
太い一点鎖線
:データム
細い二点鎖線:補足の投影面又は切断面
細い実線又は破線:公差域
太い二点鎖線:補足の投影面又は切断面への形体の投影
F0.03 AB 指示線の矢で示した点は、デー
タム直線Aから60mm、データム
直線Bから100mm離れた真位置
を中心とする直径0.03mmの円の
A
中になければならない。
F0.01 A 指示線の矢で示した軸線は、デ
ータム軸直線Aを軸線とする直
径0.01mmの円筒の中になけれ
ばならない。
B
100
A
0.08 A
A
測定が行われる平面(測定平面) 公差域は、データム軸直線に垂直な
バ ニ シ 仕 上
電 解 研 磨
40B
公差を示す数値の前に記号φが付い
ている場合には、この公差域は、デ
ータム軸直線と一致した軸線をもつ
直径tの円筒の中の領域である。
精 密
ペ ー パ 仕 上
指示線の矢で示す面は、データム平面
Aに対して理論的に正確に40°傾斜し、
指示線の矢の方向に0.08mmだけ離れ
た二つの平行な平面の間になければな
らない。
A
シェービング
研
Å
ブローチ削り
傾斜度公差
Ft
法
精 密
0.08 A
指示線の矢で示す円筒の軸線は、
データム平面Aに垂直な直径0.01
mmの円筒内になければならない。
A
t
リ ー マ 通 シ
公差域は、データム平面に対して指
定された角度に傾き、互いにtだけ
離れた二つの平行な平面の間に挟ま
れた領域である。
F0.01 A
60
リ
F
0.1 A-B
F
り
グ
姿勢
公差
公差を示す数値の前に記号φが付い
ている場合には、この公差域は、デ
ータム平面に垂直な直径tの円筒の
中の領域である。
A
B
0.1 A-B
F
削
Ft
精 密
ヤ ス リ 仕 上
中
指示線の矢で示す面は、データム平
面Aに平行で、かつ、指示線の矢の
方向に0.01mm だけ離れた二つの平
面の間になければならない。
0.01 A
精 密 中 グ リ
丸
投影面に平行な任意の断面で、対象
としている輪郭は、理論的に正しい
輪郭をもつ線の上に中心をおく直径
0.04mm の円がつくる二つの包絡線
の間になければならない。
対象としている面は、理論的に正し
い輪郭をもつ面の上に中心をおく、
直径0.02mmの球がつくる二つの包
絡面の間になければならない。
0.04
公差域は、データム平面に平行で、
tだけ離れた二つの平行な平面の間
に挟まれた領域である。
t
精 密
フライス削り
工
対象としている面は、0.1mmだけ離
れた二つの同軸円筒面の間になけれ
ばならない。
0.1
公差域は、理論的に正しい輪郭線上
に中心をおく、直径tの円がつくる
二つの包絡線の間に挟まれた領域で
ある。
F
線の輪郭度公差
造
削
任意の軸直角断面における外周は、
同一平面上で0.1mmだけ離れた二つ
の同心円の間になければならない。
0.1
円筒度公差
正面フライス削り
加
対象としている平面内での公差域は、
tだけ離れた二つの同心円の間の領
域である。
真円度公差
タンブリング
砂
0.08
F
押
円筒の直径を示す寸法に公差
記入枠が結ばれている場合に
は、その円筒の軸線は、直径
0.08mmの円筒内になければ
ならない。
この表面は、0.08mmだけ離れた二
つの平行な平面の間になければなら
ない。
F0.08
平面度公差
形状
公差
冷 間 圧 延
キ
図示例と解釈
公差域を示す数値の前に、記号φが
付いている場合には、この公差域は
直径tの円筒の中の領域である。
t
熱 間 圧 延
抜
公差域の定義
公差域は、tだけ離れた二つの平行
な平面の間に挟まれた領域である。
ダ イ カ ス ト
引
記号
t
0.25
ll
基 準 長 さ の
標 準 値 (mm)
JIS B 0021(1984)
より抜粋
■幾何学公差の種類とその記号
公差の種類
最大高さ
Rmax.
幾何公差の図示方法
F
0.025
l
従
来
の
粗
さ
表
記
〔技術データ〕
A
F
算術平均粗さ
Ra
各種加工法による粗さの範囲
Ft
〔技術データ〕
B
指示線の矢で示した中心面は、デー
タム中心平面Aに対称に0.08mmの
間隔をもつ、平行な二つの平面の間
になければならない。
指示線の矢で示す円筒面の半径方向
の振れは、データム軸直線A−Bに
関して一回転させたときに、データ
ム軸直線に垂直な任意の測定平面上
で、0.1mmを超えてはならない。
指示線の矢で示す円筒面の半径方向の
全振れは、データム軸直線A−Bに関
して円筒部分を回転させたときに、円
筒表面上の任意の点で0.1mmを超えて
はならない。
技
術
デ
ー
タ
1724