デュオ・スタンダード 3667型フリーストップ機構付ステー取付説明書このたびは、弊社製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。取付作業前に本説明書をよくお読みの上、正しく取り付けを行ってください。本書に書いてある方法でキャビネットに、安全で確実に取り付けてください。本説明書をお読みになって作業した後は、本書をユーザー様にお渡しください。ユーザー様には、いつでも取り出せる場所に保管するようにお願いしてください。注意以下の注意事項をお守リいただかない場合、思わぬけがをしたり、周辺の家財に損害を与えたりする恐れがあります。取り付け上の注意 ●本品は、取付座を組み換えることにより、左右取付兼用で使用できます。 ●本品は上開き、下開き扉専用トルクステーです。これ以外の使用ならびに分解および改造はおやめください。これらが原因で故障およびけが等の事故については、その責めを負えませんので、ご了承ください。 ●本品のキャビネットへの取り付けは、本書に従い正しく施工してください。これ以外で取り付けた場合、本品の性能が発揮できないばかりでなく、破損等による思わぬけがをする恐れがあります。 ●本品の取り付けには、推奨のねじを使用してください。推奨以外のねじを使用すると本品がはずれたり、けがをする恐れがあります。 ●本品は、改良等により予告なく寸法、仕様が変わることがあります。詳細は現品にてご確認ください。 ●扉は反り、ねじれが発生しにくい構造にしてください。使用上の注意 ●扉が開ききった状態からさらに開こうとしたり、必要以上の力で扉を閉める等、無理な扉の開閉は絶対におやめください。故障の原因となります。 ●ご使用になる際は、家具やステーに指をはさまないようにご注意ください。思わぬけがや機能を損なったりする恐れがあります。 ●取付ねじにゆるみが無いことを定期的に確認してください。ゆるみがあった場合は、十字ねじ回しで、増し締めを行ってください。構成部品同梱品オプション品取付座B(3667-103-001)は、キャビネット側の取付座Cの代わりに使用します。取付穴位置が取付座Cより9mm木口近くになります。ドアパネル側取付座 A 1ケキャビネット側取付座 B 1ケ注文コード品番 180-100-323 3667-103-001 取付座D(3667-104-001)は、扉側の取付座Aの代わりに使用します。アルミフレーム扉にデュオを取り付ける場合に使用します。本体 1ケ注文コード 180-100-322 取付座 C 1ケ品番 3667-010-003 取付座 D 1ケ注文コード品番 180-100-324 3667-104-001 お客様でご用意するもの・六角棒スパナ呼び4 ・十字ねじ回し・十字穴付サラタッピンねじ呼び4 取付座 A、D用・十字穴付サラタッピンねじ呼び5 取付座 C、B用・230スライド丁番 230-26/19T(105̊開きまで) ※ねじの長さは仕上りに支障がない範囲で、極力長いものをご使用ください。本取付説明書の無断転載を禁じます。本製品に関するご質問・ご相談は、お買い求めいただいた販売店、または下記の窓口にお願いいたします。電話番号 03（ 386 4 ）1 1 2 2 月∼金 9：00∼17：30 （年末・年始・夏季休暇等は除く）アーキテクトサポート室受付時間 F A X 03（ 3863 ）6875 E-mail ： [email protected] 東京都千代田区岩本町 2 - 5 - 10 〒 1 0 1 - 0 0 3 2 建築金物・家具金物・機構部品 ISO 9001（JSAQ384）・ISO14001（JSAE597）審査登録 ※ISO9001：国内各拠点 ※ISO14001：千葉事業部千葉工場および物流事業部物流センターホームページ http://www.sugatsune.co.jp/ 新製品の情報、会社情報など最新情報を提供しております。 2010. 04 0393-2 開き角度取付図使用本数限界値グラフ開いた時閉じた時アルミフレーム扉（20mm） 132 160 最小135 32 12 19 32 75˚上開き 32 75˚ 扉側座金 37(28) 32 32 扉側座金 37(28) キャッチ必要 37(28) 32 3 32 90˚ 30 35 40 45 50 1本使い 25 30 35 扉高さ（cm） 40 45 50 扉高さ（cm）扉質量（kg）扉質量（kg） 16 14 12 10 8 6 4 2 0 20 16 14 12 10 8 6 4 2 0 20 2本使い 1本使い 25 30 35 40 45 50 2本使い 1本使い 25 30 35 40 45 50 扉高さ（cm）最小 133 19 135 32 110 32 92 扉質量（kg） 19 最大400 14 12 10 8 6 4 2 0 20 128 12 110˚ 32 32 1本使い 25 2本使い扉高さ（cm）扉側座金 110˚上開き 2本使い最小130 90˚ 12 扉質量（kg） 16 14 12 10 8 6 4 2 0 20 3 19 160 12 90˚下開きスローダウン機構扉質量（kg） 90 32 90˚上開きフリーストップ機能 16 14 12 10 8 6 4 2 0 20 扉側座金最小133 37(28) 扉質量（kg） 2本使い 1本使い 25 30 35 3 40 45 50 16 14 12 10 8 6 4 2 0 20 2本使い 1本使い 25 30 35 扉高さ（cm） 40 45 50 扉高さ（cm） ●( )寸法は取付座B(オプション品)を使用した場合の寸法です。 ●上記の寸法は、弊社230スライド丁番230-26/19T(105̊開き)を使用した場合の寸法です。それ以外の丁番を使用した場合、開き角度に違いがでてきますので、現品にてご確認ください。 ●扉の作動は必ず個々に確認してください。 ●フリーストップ機能:全閉時、全開時に扉を保持します。扉を引き出すとソフトに開き始め、途中から全開位置までの任意の位置で扉を保持できます(フリーストップ)。 ●スローダウン機能:全閉時、全開時に扉を保持し、閉止動作途中に扉から手を放してもソフトに閉止します。 ●ご不明な点があれば弊社営業担当者にお問い合わせください。取付手順 1. 本製品はアームを組み替えることにより上開き、下開き扉用に切り替えができます。上開きの場合：図のように矢印が内向きになるようにセットします。下開きの場合：図のように矢印が外向きになるようにセットします。注 2. 取付座A、Cをキャビネットに取り付けます。取付座Aは十字穴付サラタッピンねじ呼び4、取付座Cは十字穴付サラタッピンねじ呼び5 を使います。注 3. ステー本体を取り付けます。 4. トルク値の調整は、扉の条件に従って本体表側中央の 4mm六角穴を回して調整してください。取付座A、Cにカチッと取り付けます。 2本使いの場合には、調整は左右均等に行ってください。本体表側カチッ注意本体裏側中央のねじは製品組立用です。故障の原因になりますので回さないでください。正 4mm 六角棒レンチ本体裏側誤 5. 扉を実際に動かして最適な作動を得られたか確認してください。 6. トルク値が弱くなり最適な作動を得られなくなった場合には再度調整を行ってください。本体取り外し方法本体を取付座からはずす際には取付座のキャッチを上げます。キャッチを上げた状態でそのまま本体を取り外します。