4. 水質汚濁 - 美濃加茂市

4.
水質汚濁
(1) 水質汚濁及び水質検査の状況
① 河川
河川における水質汚濁の原因は、法規制の強化等により工場排水から日常生活
に伴って排出される生活排水に変わってきています。本市の市街地を流れる加茂
川(B 類型水域)の水質は、BOD については徐々に改善されていますが、大腸菌群
数については多くの地点で環境基準値を超えました。これは家庭排水が多く流れ
込んでいるためだと思われます。
平成 22 年度は、生活環境項目である pH・BOD・DO・SS・大腸菌群数の外、COD・
全リン・全窒素及び陰イオン界面活性剤の 9 項目について、加茂川は隔月(6 地
点)、蜂屋川・詰田川・大洞川・川浦川・深渡川については年 2 回(全 8 地点)調
査を実施しました。
加茂川及び各河川(蜂屋川・詰田川・大洞川・川浦川・深渡川)の水質検査結
果は A-1 及び A-2 を参照してください。
☆加茂川の環境基準
類
型
B類型流域
p
H
6.5 ~ 8.5
D
O
5mg/l 以上
B O D
3mg/l 以下
S
25mg/l 以下
S
大腸菌群数
5000MPN/100ml 以下
* MPN(Most Prbable Nhnber)最確法(コロニー数)
* P47 に用語解説があります。
17
A-1 【加茂川水質検査結果】
測
測定 天 気温 水温
定
CO
SS
地 年月日 気 ℃
℃ pH BOD D
mg/l
mg/l
点
mg/l
H22. 5.12 晴 17.0 16.8 7.5
1.3 13.0 *220.0
H22. 7.28 曇 33.0 26.0 7.7
0.7 2.8
15.0
各
H22. 9. 6 晴 30.0 26.3 7.6
0.8 2.7
2.0
務
0.5 1.4
1.0
橋 H22.11.5 晴 12.0 13.6 7.6
H23. 1.13 晴 -1.0 3.9 7.6
0.5 1.0 1.0未満
H23. 3.14 晴 12.0 11.4 8.5
0.9 1.6 1.0未満
平均値
17.2 16.3 7.8
0.8 3.8
40.0
H22. 5.12 晴 17.0 16.7 8.2
0.9 3.2
9.0
1.1 2.5
3.0
加 H22. 7.28 曇 33.0 26.0 8.3
0.9 2.7
1.0
瀬 H22. 9. 6 晴 30.0 26.7 8.0
田 H22.11.5 晴 12.0 13.3 8.1
0.8 1.6 1.0未満
橋 H23. 1.13 晴 -1.0 3.5 7.6
0.9 2.0 1.0未満
H23. 3.14 晴 10.0 10.1 8.2
1.0 1.9 1.0未満
平均値
16.8 16.1 8.1
0.9 2.3
2.7
H22. 5.12 晴 17.0 16.4
8.0
0.9 2.6
6.0
H22. 7.28 曇 33.0 25.5
8.4
1.3 2.6
3.0
前
H22. 9. 6 晴 30.0 26.2
8.1
0.7 2.7
1.0
田
0.9 1.9
1.0
橋 H22.11.5 晴 12.0 13.9 7.9
H23. 1.13 晴 -2.0 3.8 7.7
1.2 1.6 1.0未満
H23. 3.14 晴 8.0 10.2 8.0
1.2 2.0 1.0未満
平均値
16.3 16.0 8.0
1.0 2.2
2.2
H22. 5.12 晴 17.0 16.6
7.8
1.1 3.9
6.0
H22. 7.28 曇 33.0 25.5
8.5
1.4 2.6
3.0
若
H22. 9. 6 晴 30.0 26.2
7.8
0.8 2.8
1.0
宮
H22.11.5
晴
12.0
14.8
7.8
0.8
1.4
1.0
橋
H23. 1.13 晴 -2.0 4.9
7.7
1.0 1.5 1.0未満
H23. 3.14 晴 7.0 10.7 8.1
1.1 2.1
1.0
平均値
16.2 16.5 8.0
1.0 2.4
2.2
H22. 5.12 晴 17.0 16.6
7.9
1.1 3.0
5.0
H22. 7.28 曇 33.0 26.0 *9.1
2.0 2.9
5.0
光
H22. 9. 6 晴 30.0 26.0
8.0
0.8 2.7
1.0
徳
H22.11.5
晴
12.0
14.0
7.7
0.7
1.8
1.0
橋
H23. 1.13 晴 -2.0 4.6 7.6
1.3 1.8
1.0
H23. 3.14 晴 6.0 10.2 *8.8
0.5 2.1
1.0
平均値
16.0 16.2 8.2
1.1 2.4
2.3
1.4 3.5
H22. 5.12 晴 17.0 17.5 7.6
6.0
3.0 3.7
H22. 7.28 曇 33.0 25.7 7.8
4.0
深
1.9 3.2
2.0
H22. 9. 6 晴 30.0 26.5 7.7
田
晴
2.1
H22.11.5
12.0
13.4
7.6
2.1
1.0
橋
1.6 1.9 1.0未満
H23. 1.13 晴 -2.0 5.0 7.5
1.5 2.3
H23. 3.14 晴 6.0 9.4 8.5
1.0
平均値
16.0 16.3 7.8
1.9 2.8
2.5
分析項目
DO 大腸菌群数
mg/l MPN/100ml
TN
mg/l
TP
mg/l
ABS
mg/l
10.0
8.0
10.0
11.0
13.0
13.0
10.8
11.0
8.0
9.8
11.0
13.0
13.0
11.0
11.0
9.0
9.8
11.0
14.0
13.0
11.3
11.0
9.0
9.2
10.0
13.0
13.0
10.9
11.0
11.0
10.0
10.0
14.0
15.0
11.8
2,300
*49,000
*23,000
2,800
220
170
*12,915
4,900
*14,000
*33,000
1,400
78
3,300
*9,446
790
*33,000
*13,000
3,300
1,700
1,700
*8,915
2,300
*28,000
*49,000
4,900
1,300
3,300
*14,800
490
*11,000
*13,000
2,200
1,300
3,300
*5,215
2.50
0.51
0.70
1.00
1.10
0.66
1.08
3.10
2.00
2.10
3.70
5.70
4.00
3.43
2.70
1.80
1.40
3.40
4.90
3.70
2.98
2.90
1.90
1.70
3.40
4.70
3.90
3.08
2.80
1.90
1.70
3.40
4.60
3.60
3.00
0.620 0.02未満
0.092
0.03
0.120
0.04
0.058
0.04
0.047
0.03
0.036
0.03
0.162
0.03
0.099
0.04
0.087
0.04
0.085
0.04
0.049
0.05
0.180
0.06
0.088
0.05
0.098
0.05
0.100
0.05
0.100
0.04
0.078
0.04
0.046
0.06
0.092
0.06
0.070
0.06
0.081
0.05
0.096
0.05
0.070
0.04
0.072
0.04
0.046
0.05
0.049
0.06
0.084
0.08
0.070
0.05
0.089
0.06
0.070
0.05
0.071
0.04
0.064
0.06
0.050
0.07
0.066
0.07
0.064
0.06
10.0
9.0
3,300
*23,000
0.099
0.093
0.085
0.063
0.041
0.047
0.06
0.06
0.04
0.07
0.07
0.07
0.071
0.06
10.0
13.0
15.0
2,300
*7,900
3,300
3.00
2.10
1.60
3.70
4.30
3.40
11.1
*223,300
3.02
9.5 *1,300,000
(注) pH・・・・水素イオン濃度 BOD・・・生物化学的酸素要求量 COD・・・・化学的酸素要求量 SS・・・・・浮遊物質量
DO・・・・溶存酸素 *・・・環境基準未達成
平均値は便宜上1未満を1とし、0.02未満を0.02として計算する。
18
A-2 【河川半期水質調査結果】
分 析 項 目
測定 測定 天 気温 水温
地点 年月日 気 ℃ ℃ pH
深渡川
下流
深渡橋
BOD
COD
SS
DO
mg/l
mg/l
mg/l
mg/l
MPN/100ml mg/l mg/l
7.6
1.1
4.1
7.0
7.3
* 79,000 1.00 0.085
9.3
7.9
0.9
1.8
3.0
13.0
16.0 18.4
7.8
1.0
3.0
5.0
10.2
2.1 1.0未満
7.4
490
0.37 0.004 0.02未満
6.8 0.5未満 0.5未満 1.0未満
14.0
78
0.30 0.004 0.02未満
6.8 0.5未満
2.1 1.0未満
10.7
284
0.34 0.004 0.02未満
7.1
2.7
2.0
7.3
7.5 0.5未満 0.5未満
1.0
15.0
14.0 14.1
7.3
0.5
2.7
1.5
H22.8.20 晴 27.0 23.6
7.6
0.7
2.9
H22.8.20 晴 32.0 27.4
H23.2.2 晴
平均値
川浦川
上流
遊歩道
入口
川浦川
中流
廿屋川
合流
川浦川
下流
栃洞橋
H22.8.20 晴 26.0 21.1
H23.2.2 晴
平均値
H23.2.2 晴
平均値
H23.2.2 晴
詰田川
下流
詰田橋
2.0
2.0
5.8
0.5
ABS
mg/l
0.04
1.20 0.025
0.08
* 40,650 1.10 0.055
0.06
* 17,000 0.51 0.037
93
0.02
0.33 0.015
0.02
11.2
* 8,547 0.42 0.026
0.02
2.0
7.4
* 33,000 0.55 0.031
0.02
0.8 1.0未満
15.0
14.5 14.1
7.6 0.6未満
1.9 1.5未満
11.2
* 16,570 0.45 0.021
0.02
7.6
1.2
4.1
2.0
7.7
* 23,000 0.77 0.077
0.05
8.0 0.5未満
2.4
1.0
15.0
13.0 15.7
7.8
1.2
3.3
1.5
H22.8.20 晴 27.0 27.2
7.5
1.7
4.5
6.1
7.4
1.0
14.5 16.7
7.5
H22.8.20 晴 27.0 26.5
7.1
H22.8.20 晴 26.0 25.7
H23.2.2 晴
11.4
* 11,610 0.63 0.048
0.04
4.0
7.0
* 22,000 1.10 0.076
0.04
2.8
1.0
15.0
230 0.8未満 0.220
0.05
1.4
3.7
2.5
11.0
* 11,115 1.10 0.148
0.05
2.4
3.7
8.0
6.9
* 79,000 1.10 0.148
0.05
7.5 0.5未満
3.4
2.0
15.0
14.5 16.2
7.3
2.4
3.6
5.0
H22.8.20 晴 27.0 24.9
7.4
0.9
3.7
平均値
H23.2.2 晴
H23.2.2 晴
2.0
2.0
2.0
5.6
5.8
5.0
14.5 15.0
220
0.35 0.010 0.02未満
0.02
H23.2.2 晴
0.0
140
0.48 0.018
平均値
(注)
13.0 13.5
TP
7.5 0.5未満
平均値
大洞川
中流
伊深橋
5.9
6.7 0.5未満
2,300
TN
4.6
平均値
蜂屋川
下流
鷹之巣
橋
0.0
H22.8.20 晴 26.0 22.4
平均値
蜂屋川
上流
十郎橋
0.0
大腸菌群数
2.60 0.160
0.07
11.0
* 39,850 1.85 0.154
0.06
2.0
7.2
* 14,000 0.75 0.072
0.03
7.9 0.5未満
0.8 1.0未満
15.0
7.7
2.3
11.1
0.9
2.0
700
230
0.47 0.019
0.03
* 7,115 0.61 0.046
0.03
pH・・・水素イオン濃度 BOD・・・生物化学的酸素要求量 COD・・・化学的酸素要求量 SS・・・浮遊物質量 DO・・・溶存酸素 TN・・・全窒素 TP・・・全リン ABS・・・陰イオン界面活性剤
*・・・環境基準未達成
平均値は便宜上1.5未満を1.5とし、1.0未満を1.0として計算する。
19
② 地下水
平成 22 年度は、市内 1 箇所において有害物質 26 項目及び揮発性有機化合物について調査を実施
しました。調査結果はどちらも環境基準値内でした。
調査地区:蜂屋町地内
検査結果
単位:mg/l
項
カドミウム
全シアン
目
結
0.001未満
検出しない
果
環 境 基 準 値
0.01以下
検出されないこと
鉛
0.005未満
0.01以下
六価クロム
0.04未満
0.05以下
ヒ素
0.005未満
0.01以下
総水銀
0.0005未満
0.0005以下
アルキル水銀
検出しない
検出されないこと
ポリ塩化ビフェニル(PCB)
検出しない
検出されないこと
ジクロロメタン
0.002未満
0.02以下
四塩化炭素
0.0002未満
0.002以下
1,2-ジクロロエタン
0.0004未満
0.004以下
1,1-ジクロロエチレン
0.002未満
0.02以下
シス-1,2-ジクロロエチレン
0.004未満
0.04以下
1,1,1-トリクロロエタン
0.0005未満
1以下
1,1,2-トリクロロエタン
0.0006未満
0.006以下
トリクロロエチレン
0.002未満
0.03以下
テトラクロロエチレン
0.0005未満
0.01以下
1,3-ジクロロプロペン
0.0002未満
0.002以下
チウラム
0.0006未満
0.006以下
シマジン
0.0003未満
0.003以下
チオベンカルブ
0.002未満
0.02以下
ベンゼン
0.001未満
0.01以下
セレン
0.002未満
0.01以下
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素
0.76
10以下
ふっ素
0.1未満
0.8以下
ほう素
0.02未満
1.0以下
検出しない : 定量下限値(その分析法で正確に定量できる最低濃度のことをいいます。)以下
[全シアン0.1mg/l未満、アルキル水銀0.0005mg/l未満、ポリ塩化ビフェニル0.0005mg/l未満]
20
③
地下水汚染対策
美濃加茂市では、平成 13 年にテトラクロロエチレンによる地下水汚染が発生し
て以来、汚染範囲と汚染原因を調査し、現在汚染物質の除去対策を進めています。
土壌ガスの浄化を蜂屋地区・加茂野地区において平成 14 年 7 月から、地下水の
浄化を蜂屋地区において平成 15 年 3 月から実施し、周辺のモニタリングは平成 13
年 4 月から定期的に行っています。
蜂屋地区 地下水モニタリング調査結果(平成 22 年度)
採水地点
5月
8月
11 月
単位:mg/l
2月
A
1.2
0.64
0.52
2.3
B
0.027
0.022
0.027
0.029
C
不検出
不検出
不検出
不検出
D
E
不検出
不検出
不検出
不検出
不検出
不検出
不検出
不検出
*テトラクロロエチレンの環境基準
加茂野地区
採水地点
0.01 mg/l 以下
地下水モニタリング調査結果(平成 22 年度)
5月
8月
11 月
単位:mg/l
2月
A
不検出
不検出
不検出
不検出
B
不検出
不検出
不検出
不検出
C
0.002
0.0027
0.0014
0.0012
D
不検出
不検出
不検出
不検出
E
0.0032
0.016
0.025
0.039
F
不検出
不検出
不検出
不検出
G
0.2
0.25
0.24
0.20
H
0.078
0.1
0.062
0.20
I
J
不検出
不検出
不検出
不検出
不検出
不検出
不検出
不検出
*テトラクロロエチレンの環境基準
0.01 mg/l 以下
◆テトラクロロエチレンは塩素を含む有機化合物で、水よりも重く、また常温では揮発性が高
い無色の液体です。引火性が低く、容易に油を溶かしてしまうという特徴があります。この
ため、ドライクリーニングの溶剤として洗濯業で使われたり、精密機器や部品の加工段階で
用いた油の除去などに使われたりしてきました。
◆テトラクロロエチレンの製造・使用量は減っています。現在では、代替フロンの原料として
の用途が最も多くなっており、ドライクリーニングや金属の洗浄用は3割程度と考えられて
います。
21
◆慢性毒性としては、高濃度のテトラクロロエチレンを長期間取り込み続けると肝臓や腎臓へ
の障害が認められることがあり、比較的低濃度のテトラクロロエチレンでは頭痛、めまい、
眠気などの神経系への影響が現れることがあります。この神経系への影響に関する人のデー
タから、人の健康へ悪影響を及ぼさないとみられる空気中の濃度は 200mg/m3 程度と考えられ、
これを根拠にして大気環境基準が設定されています。
④
ゴルフ場
クレセントバレーカントリークラブ美濃加茂、正眼寺カントリークラブ、賑
済寺ゴルフ場、法仙坊ゴルフ倶楽部の湖沼水(調整池内の水)の農薬について
調査を年1回実施しました。
湖沼水及び底質とも上記4つのゴルフ場全てにおいて、検出されませんでした。
(2)
カワゲラウオッチング
カワゲラウオッチングとは、河川に住む様々な生物(指標生物)を調べ、そ
の結果から河川の水の状態を調査するものであり、その調査方法は川で生物を
採取し分類して数を数え、その多さで水質階級(Ⅰ:きれいな水、Ⅱ:少しきた
ない水、Ⅲ:きたない水、Ⅳ:大変きたない水)を判定するというものです。
平成 22 年度は下米田小学校の 4 年生 60 名が深渡川で実施しました。
調査の結果、深渡川は「きたない水」という結果になりました。
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カワゲラウオッチング結果
調査年月日
平成 22 年 7 月 8 日
調査地点
深渡川(下米田町地内)
天候
晴れ
水温(℃)
30.5℃
川幅(m)
3.9m
生物を採取した場所
川の全体
生物を採取した場所の水深(cm)
35cm
流れの速さ
遅い
川底の状態
こぶし大の石
水のにごり
少し濁っている
水のにおい
感じられる
水質
指 標 生 物
見つかった指標生物の欄に○印、数が多かった上
位から2種類に●印をつける。
アミカ
ウズムシ
Ⅰ
き
れ
い
な
水
カワゲラ
○
サワガニ
ナガレトビケラ
ヒラタカゲロウ
ブユ
ヘビトンボ
○
ヤマトビケラ
○
イシマキガイ
Ⅱ
少
し
き
た
な
い
水
オオシマトビケラ
○
カワニナ
●
ゲンジボタル
コオニヤンマ
○
コガタシマトビケラ
○
スジエビ
ヒラタドロムシ
ヤマトシジミ
イソコツブムシ
Ⅲ
き
た
な
い
水
Ⅳ
大
変
き
た
な
い
水
水
質
階
級
の
判
定
タイコウチ
○
タニシ
●
ニホンドロソコエビ
ヒル
○
ミズカマキリ
○
ミズムシ
○
アメリカザリガニ
○
エラミミズ
サカマキガイ
セスジユリスカ
チョウバエ
水質階級
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
1.出現した指標生物の種類
数(○+●)
3
4
5
1
2.最も出現した指標生物の
種類数(●)
0
1
1
0
3. 合計(1+2)
3
5
6
1
水質階級
Ⅲ
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(3) 参考資料
生活環境の保全に関する環境基準(河川)
基 準 値
類型
AA
A
B
C
利用目的の
適応性
水道1 級
自然環境保全及び A
以下の欄に掲げるも
の
水道2 級
水産1 級
水浴及びB 以下の欄
に掲げるもの
水道3 級
水産2 級
及びC 以下の欄に掲
げるもの
水産3 級
工業用水1 級及び D
以下の欄に掲げるも
の
工業用水2 級
D 農業用水及びE の欄
に掲げるもの
E
工業用水3 級
環境保全
生物化学的
水素イオン 濃
酸素要求量
度(pH)
(BOD)
浮遊物質量 溶存酸素量 大腸菌群数
(SS)
(DO)
(MPN)
6.5 以上
8.5 以下
1mg/l 以下
25mg/l 以下 7.5mg/l以上
6.5 以上
8.5 以下
2mg/l 以下
25mg/l 以下 7.5mg/l以上
6.5 以上
8.5 以下
3mg/l 以下
25mg/l 以下 5mg/l 以上
5,000MPN/100ml
以下
6.5 以上
8.5 以下
5mg/l 以下
50mg/l 以下 5mg/l 以上
―
6.0 以上
8.5 以下
8mg/l 以下 100mg/l 以下 2mg/l 以上
―
6.0 以上
8.5 以下
10mg/l 以下
ごみ等の浮遊が認
められないこと
―
50MPN/100ml
以下
1,000MPN/100ml
以下
2mg/l 以上
☆ 自然環境保全:自然探勝等の環境保全
☆
水道 1 級 :ろ過等による簡易な浄水操作を行うもの
水道 2 級 :沈澱ろ過等による通常の浄水操作を行うもの
水道 3 級 :前処理等を伴う高度の浄水操作を行うもの
水産 1 級 :ヤマメ、イワナ等貧腐水性水域の水産生物用並びに水産 2 級及び水産 3
級の水産生物用
水産 2 級 :サケ科魚類及びアユ等貧腐水性水域の水産生物用及び水産 3 級の水産生
物用
水産 3 級 :コイ、フナ等、βー中腐水性水域の水産生物用
工業用水 1 級:沈澱等による通常の浄水操作を行うもの
工業用水 2 級:薬品注入等による高度の浄水操作を行うもの
工業用水 3 級:特殊の浄水操作を行うもの
環境保全 :国民の日常生活(沿岸の遊歩等を含む。)において不快感を生じない限
度
☆ 加茂川全域はB型類型に指定されています。(指定日 昭 50.9.12)
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