佐賀中部広域連合介護保険事務処理 システム要件定義書

佐賀中部広域連合介護保険事務処理
システム要件定義書
平成 19 年 11 月
佐賀中部広域連合
目
次
1.概
要
………………………………………………………………………………… P. 2
2.基本要件
……………………………………………………………………………… P. 2
3.システムの機能要件
………………………………………………………………… P. 4
4.セキュリティの確保
………………………………………………………………… P. 7
5.サポート体制
………………………………………………………………………… P. 8
6.機器構成及び動作環境
……………………………………………………………… P. 9
7.既存データ移行………………………………………………………………………… P. 11
8.システム導入の日程 ………………………………………………………………… P. 12
9.システム導入に係る契約及びその期間等 ………………………………………… P. 12
10.プロジェクト管理に係る要件 ……………………………………………………… P. 13
11.システム導入の経費等 ……………………………………………………………… P. 17
1
1.概
要
佐賀中部広域連合が導入する佐賀中部広域連合介護保険事務処理システム(以下「本
システム」という)は、介護保険事務処理に関連する情報等の統括・管理を支援するも
のとする。
現行機の老朽化や介護保険制度の多様化などに伴い、現行システムにおける機能や運
用性の問題点などを解決する手段として、新システムにおいてはクライアントサーバー
方式もしくはWEB方式にて運用したいと考える。
広域連合型のシステムを導入することにより保守性、拡張性のあるシステムを構築し
職員の事務負荷軽減を図るとともに、法改正対応に伴うコスト、運用コスト、事務コス
トを含めたトータルのコスト削減を目的とする。
1.1 システムの対象範囲
(1)
住民記録システム
(2)
資格記録管理システム
(3)
保険料納付記録管理システム
(4)
受給者管理システム
(5)
給付実績管理システム
(6)
他システムとの連携機能
1.2 統計等(平成19年9月末日現在)
(1)介護保険 1 号被保険者数
79,285人
(2)要介護認定者
13,192人
(3)域内人口
357,939人
2.基本要件
(1) 佐賀中部広域連合が実施する業務全般の円滑かつ効率的な実施に資するもの
であるとともに、操作の容易性、安定稼動、機能の拡張性・柔軟性等に十分配
慮したものであること。
(2)導入システムは、介護保険事務処理システムとして30万人規模以上の市また
は介護広域連合への導入・構築実績があり、安定稼動しているシステムである
こと。
(3)導入・構築実績は、今回提案するバージョンのものとする。
2
(4)平成21年3月 1 日に稼動すること。
(5)介護保険法及びその他関係法令に遵法な機能を有すること。
(6)介護保険事務処理システムとして既存のデータを取り込み、正常に稼動するこ
と。なお、移行時に職員の負荷をできるだけ軽減すること。
(7)構成市町、国保連合会、金融機関のシステムに支障がないような連携が取れる
こと。
(8)今後の介護保険法(制度)改正に迅速、適切、柔軟なシステム対応が可能なこ
と。なお、平成21年度法改正について二重投資を避ける為のスケジュールで
あること。
(9)導入システム及び機器は、正常に安定運用できるように保守を行うこと。
(10)機器及びOS等は、システムが正常に運用できるものを導入すること。
(11)連合という性質上、職員異動が多い為、コンピュータについて専門知識のない
職員でも運用できること。
(12)当初クライアント設置予定箇所は本部を含め17箇所、38台とする。
(13)本連合内にてもカスタマイズができることを前提に、開発言語、ミドルウェ
アについては一般的なものであることが望ましい。
(14)窓口業務に即時に対応できる画面遷移が可能なこと。
(15)後期高齢システムとのデータ連携において、構成市町に対し迅速な対応が可
能なこと。
(16)本システムに関係する職員及び運用者について十分な教育を行うこと。
(17)運用条件
①
エンドユーザの利用時間および時間帯
a)
原則
7:00 ~
19:00
19:00 オンライン運用
~
バッチ運用
平日のみ稼働。(月曜から金曜)
ただし、繁忙期についてはオンライン運用を延長することがある。
b)
ハードおよびソフトウェア保守によるシステム停止については、書
面による事前申し入れがあり、実施日時の協議を行い、本連合側の
許可を得た上で実施可能とする。但し、緊急時においてはこの限り
ではない。(事後の報告は必須とする)
c)
②
毎日のバッチおよびバックアップは夜間自動実行とする。
ハードウェアの定期チェックとシステムソフトウエアのバージョンチェ
ック等
a)
年間運用スケジュール中に必ず、ハードウェアの定期チェックとシ
ステムソフトウエアのバージョンチェックおよびパッチ適用の作業
を組み込むこと。
③
システム運用に提供されるレポーティング
3
a)
④
必要に応じ、提供できること。
運用については本連合が行う。システム導入後1年間は常駐にて導入業
者SEにより運用支援を行うこと。以降については必要と思われる作業
について運用支援を行うこと。
3.システムの機能要件
将来のハードウェアの変更に対し、アプリケーションソフトウエアの移植が容易であ
ること。
アプリケーションソフトウエアの追加・変更が容易であること。
業務形態の変更等に対し、サーバ増設等が容易に行える拡張性・柔軟性を有すること。
移植が容易な ISO 規格または ANSI 規格に準拠した開発言語での構築を行うこと(た
だしパッケージプログラムを除く)
各個別業務について、別紙の資料に基づいた機能が実装されていること。
介護保険法及びその他関係法令に基づく業務が支障なく執行できる基本機能を有し、加
えて、現行運用システムで提供しているサービスレベルを、低下させないことを基本要
件とする。
別紙「システム機能要件一覧」のとおり
○ 他システム連携インターフェイス
一般的な介護保険事務処理システムにおける連携インターフェイス(国保連合等)
については標準的なインターフェイスを採用しています。
本連合独自の他システム連携インターフェイスは下記の通りであり、これは、本委
託業務においても、継続すること。
①
構成市町とのシステムインターフェイス
・住民記録情報(受信)
・税情報(受信)
・資格情報(送信)
②
認定システムとのインターフェイス(送信、受信)
③
地域包括支援センターシステムインターフェイス(送信)
4
○ 住民向け出力帳票一覧
出力帳票
資格
保険料
出力タイミング
被保険者証
随時
資格者証
転入時
受給資格証明書
転出時
特徴仮徴収額変更通知書
仮算定後
普徴仮徴収額通知書兼納付書
仮算定
普徴仮徴収額通知書(口座振替)
仮算定
口座振替依頼書
65 歳到達
口座振替通知書
月割処理
口座開始通知書
口座振替データ作成前
更正通知書
月割処理
更正通知書兼特徴開始通知書
月割処理
更正通知書兼特徴中止通知書
月割処理
納入通知書
本算定
納入通知書兼納付書
本算定
特徴決定通知書
本算定
納入通知書(口座振替)
本算定
過誤納還付充当通知書
還付充当処理
過誤納還付金請求書
還付充当処理・還付時効前
督促状兼納付書
前月特徴・口座収納後
催告書
前月特徴・口座収納後
納付書(一期)
随時
納付確認書
随時
納付確認書(葉書)
年始
意思表示票
未納保険料時効到来前
口座振替不能通知書兼納付書
前月口座収納後
5
出力帳票
給付
認定
出力タイミング
住宅改修費支給(不支給)決定通知書
支給決定後
福祉用具支給(不支給)決定通知書
支給決定後
高額介護サービス費勧奨通知書
国保連連絡後
高額介護サービス費決定通知書
国保連連絡後
負担限度額認定証
随時
負担限度額認定決定通知書
随時
負担限度額認定証(旧措置者)
随時
負担限度額認定決定通知書(旧措置者)
随時
利用者負担額減額・免除通知書
随時
利用者負担額減額認定証(訪問介護)
随時
利用者負担額減額決定通知書(訪問介護)
随時
認定結果通知書
認定後
認定更新手続き通知書
認定切れ前
6
4.セキュリティの確保
本システムは重要な個人情報を扱うため、個人情報保護並びに情報漏洩への対策を行
うこと。また、導入時に担当者への教育・指導を行い、障害発生時の対応手順を明記し
た障害復旧マニュアルの作成を行うこと。
システムバックアップ機能を有し、データ・アプリケーションはもとより、OS 設定
などを含めて全環境をバックアップでき、障害発生時にも速やかに復旧可能であること。
システムの安定稼働・安全性を維持するために、RAID 構成、クラスタ構成、ウイル
スチェック、無停電電源装置の設置等を行うこと。
システムの部分傷害時にも、できる限りデータを消失しないこと。
不正なデータ等の受信による業務処理プログラムの中断が発生しないこと。
4.1 システムのセキュリティ対策
①
最低限、システムレベルでのユーザID/パスワードによる個人単位の利用者認
証を行い、簡易で強固なセキュリティ対策を講じること。
なお本連合及び介護保険事務処理における端末使用者は80人を想定している。
②
認証方法については、ID/パスワードだけでなくバイオ認証などとも組み合わ
せたものについても検討すること。
③
本システム起動時にID/パスワードによる起動及び利用メニュー制限ができ
ること。
④
サーバから本システムのアクセスログ(ID、アクセス先、操作内容、操作日
時)を記録でき、また条件に応じて出力ができること。
⑤
OS及び本システムのID/パスワードはサーバもしくは管理者用クライアン
トによる一括管理が可能であること。ただし本システムのパスワードについては
使用者本人の操作でも変更可能とし、パスワードポリシーはサーバもしくは管理
者用クライアントでのみ設定できるようにすること。
⑦
不要なサービス及びポートは、停止もしくは無効化すること。
⑧
クライアントの資産(バージョンアップ、外字、ウィルスパターン等)につい
ては自動配付等の省力化ができること。
⑨
クライアントからの個人情報を含む情報漏洩を防止する対策を講じること。
4.2 データのセキュリティ対策
①
定期的なバックアップを実施し、障害発生時に速やかに復旧できるようにする
こと。
②
バックアップについては、原則、フルバックアップとし、夜間等に自動処理が
可能なこと。なお保存中に記憶媒体の交換等必要ない方式を採用すること。
③
外部からの不正アクセスの対策を講じること。
7
4.3 ウィルス対策
①
外部からの侵入及びスパイウェア・コンピュータウィルス等に対しての対策を
講じること。
②
クライアントのウィルスログやパターンファイルをサーバもしくは管理者用ク
ライアントで集中管理できること。
5.サポート体制
サポートに関してはシステム導入業者自らが行うこととし、障害発生等の連絡に迅速
(オンサイトでの対応が必要な時には、連絡を受けてから概ね1時間以内に作業開始)
に対応すること。
障害発生時の対応窓口は 1 ヶ所に集約し専用の電話番号を有すること。また、機器に
関するサポートサービス拠点を明確にすること。
システム納入後1年間は瑕疵担保期間とし、明らかに導入業者の瑕疵による障害や
不具合が発生した場合は、本連合が了承するまで対応作業を行うこと。
5.1 サポート担当
介護保険制度の知識、システムの知識に精通した、専門職員を配置し、システム使
用時の疑問点、聞き取りなどによる障害切り分けを行い、必要であれば担当部署への
連絡調整を行うこと。サポート専用の電話番号及びメールアドレスを有すること。
5.2 オンサイトサポート
障害発生時や担当者の異動、OS に対するセキュリティパッチの提供等があった場合
などは、サポートサービス拠点から専門スタッフを派遣し、対応作業や操作の説明など
適切な対応を行うこと。ハード障害発生時には、回線接続によりサービス拠点からの異
常監視にて適切に対応ができることが望ましい。
5.3 法改正・制度改正に伴う対応
法改正や制度改正によるシステム変更が発生した場合、バージョンアップ CD の提
供等により保守として対応が速やかにできること。なお、バージョンアップ CD のイ
ンストール作業、ローカライズ作業及びカスタマイズ部分への対応作業については、
保守費用内で対応を行うこと。
8
5.4 保守容易性
各種障害の発生を自動的に短時間で検知でき、システム管理セクションから運用者に
通知できること。
障害時においてもデータの消失を最小限にとどめること。また、消失したデータは運
用者が容易に特定できること。
システム稼動後に運用の変更が発生した場合においても、極力プログラム変更を伴わ
ずにシステム条件の設定変更(パラメータ変更)が実現できること。
6.機器構成及び動作環境
機器類については、提案していただく介護保険事務処理システムを円滑に稼動させる
ために必要十分な性能を有するようにすること。その他の要件は以下のとおりだが、シ
ステムの円滑な稼動ために下記の要件を満たせない場合、その旨を理由と共に提案書に
明記すること。
各サーバから情報を収集および管理し、稼働監視、管理および分析を可能とすること。
○ サーバ
①
システムバックアップのためのアプリケーションを備えていること。
②
ラックマウント型であること。
(ブレード型も可とする。)
③
OSはシステム運用期間中、製造元によるサポートがあるほうが望ましい。
④
バックアップ装置は媒体1本でシステムフルバックアップを行える容量と同時
に、夜間にバックアップ作業が完了する速度を有すること。なお、バックアップ
中もシステム利用(参照)可能であることが望ましい。
⑤
UPSはラックマウント型であること。停電時、正常に終了するまでの間、安
定して電力を供給できるような通電能力を有すること。停電を感知した場合、サ
ーバを自動的に終了させるソフトウェアをサーバにインストールしセットアップ
を行うこと。
⑥
ウィルス対策ソフトを有すること。
(導入後、契約期間中の更新費用を初期経費
もしくは運用経費に含んでおくこと。)
⑦
ディスプレイは 14インチ以上の液晶で、ラック内に設置すること。
⑧
キーボードは日本語対応で、ラック内に設置すること。
⑨
冗長化構成とすること。
⑩
オンライン障害発生時より、復旧までおおむね 3 時間をめどにオンライン再稼
動するサーバ構成が望ましい。
9
○ サーバラック
上記サーバ及び UPS 等、必要機器すべてを 1 台に格納できること。ただし、大
①
きさはW600mm×D1000mm×H1750mm以下(キャスター部及び
スタビライザー部は除く。)とする。
クローズキャビネット型EIA規格 19 インチラックであること。フロントパネ
②
ルやサイドパネルはスリット処理されているものでもかまわない。
③
施錠可能であること。
④
ラックキャビネットについては、充分な耐震性を確保してあること。
⑤
サーバ製造元記載のサーバ設置動作条件に適うよう、排熱用ファン等による熱
対策を施すこと。
○ クライアント
①
以下の要件に沿ったA4サイズノート型
新規18台を用意すること。
盗難防止用のセキュリティロックを有すること。
構成市町及び窓口はディスクトップ型
②
新規20台を用意すること。
OS は Microsoft Windows XP Professional SP2 で、システム稼動時において提
供されているセキュリティパッチは基本的に全て適用すること。ただし、提案シ
ステム本体への影響があるセキュリティパッチがある場合は、別途協議するので
提案書に明記しておくこと。
③
ウィルス対策ソフトを有すること。(導入後、契約期間中の更新を含む。)
④
リモートデスクトップ用ソフトを有すること。
⑤
マウス付であること。(ただしコンパクトマウスは不可とする。)
⑥
ディスプレイは15インチ以上であること。
⑦
Microsoft Office 2003 以降の PersonalEdition(もしくは StandardEdition)
及び Adobe Reader 7.0 以降を有し、システム稼動時において提供されているセキ
ュリティパッチやアップデートは基本的に全て適用しておくこと。ただし、提案
システム本体への影響があるセキュリティパッチやアップデートがあることが分
かっている場合は、別途協議するので提案書に明記しておくこと。
⑧
工場出荷時もしくはシステム稼動時の状態に戻せるリカバリCDを有すること。
⑨
NIC及びCD-ROMドライブは内蔵型とする。
○ 周辺機器
①
連帳プリンタ
1台
バッチ処理による大量印刷にストレスなく対応できるスペックとすること。
②
プリンタ
30台(内構成市町:16台)
10
A3サイズ対応レーザープリンタであること。
自動両面印刷が可能であること。
③
CGMT装置
1台
構成市町よりのデータ交換用
⑤
OCR 装置
1台
クライアント 1 台
納付書、収納消しこみ用(日に500枚程度)
⑥
システム、データバックアップ用装置
特に機器の指定はありませんのでご提案ください。
⑦
その他必要機器
MO装置
○ ネットワーク
上記の機器が良好な通信を実現する構成であること。
佐賀中部広域連合及び各構成市町間を結ぶ LAN 間接続回線は別途連合側で準備す
るので、今回の提案には含めないでよい。なお LAN 間接続回線の仕様は、OSI参
照モデルにおけるレイヤー2までが規定されたネットワークで、イーサネットインタ
ーフェイスによる提供形態を予定している。
佐賀中部広域連合及び各構成市町の執務スペース内での LAN 環境を構築する。
100BASE-TX で構成し、スイッチングハブを使用すること。UTP ケーブルは CAT5e
とし、使用色は統一し他のシステムと区別がつくようにすること。なお、配線の際に
は、機器の接続関係が分かるように、各ケーブルの両端にタグを付しておくこと。
○ グループウェア
メール送受信、会議室予約程度の機能を持つグループウェアソフトの提案を行うこと。
○ サポートするユーザ数
システムを利用する者は80人とする。同時接続ユーザ数は最大50を想定すること。
当初の同時接続ユーザ数は40とする。
7.既存データ移行
既存システムのデータの取り込みを行うこと。移行対象データは履歴を含める全デー
タとする。データ移行については、新システム導入業者にてデータを加工、取り込みを
行うことを基本とし、既存システム開発業者と協議・調整しスムースに移行できること。
新システム導入業者の作業範囲としては、既存データを受け取ってから新システムへの
取り込みまでとする。なお、既存システム開発業者との移行実績があれば参考資料とし
て、企画提案書に添付すること。
11
8.システム導入の日程
本稼動は、平成21年3月1日とする。ただし並行稼動期間を設け、2月上旬には実
施できるよう、ハードウェア及びソフトウェアの導入、カスタマイズ、データ移行、ネ
ットワーク構築、担当者及び構成市町への研修等のすべてを完了すること。これらを日
程表に記し、企画提案書に添付すること。進捗会議、研修やテスト日程等についても記
入を行うこと。
9.システム導入に係る契約及びその期間等
9.1 システムの導入に係る契約関係
○ 契約の範囲と方法
提案内容に基づき、ソフトウェア、カスタマイズ、既存データ移行(引渡し
を受けた後を言う。)、平成20年度保守及び関係者への研修まで含めたもの
(以下、システム一式という。)を範囲とする。契約締結は、基本的に業者決
定後5日以内に行う。
9.2 システムの保守に係る契約関係
○ 保守契約の対象
保守契約の対象は、システムのソフトウェアの保守、運用サポート(アンチ
ウィルスソフトのパターン更新運用を含む。)とする。
○ 保守契約の締結及び契約期間
保守契約納入事業者と直接契約する。契約は基本的に単年度契約とする。
12
10.プロジェクト管理に係る要件
10.1 開発管理
以下のドキュメントを作成すること。
また、当ドキュメントは最低限必要なドキュメントを明示的に示しているた
め、これ以外に当該プロジェクトで必要なドキュメントがある場合は、適宜追
加すること。
なお、パッケージソフト等を元に開発する場合においては、①~③の全てを
作成することは困難(移行計画、研修計画、運用計画、セキュリティ関連資料
は除く)と考えられるため、本連合にて、独自にシステムのカスタマイズが可
能となるだけの納品物を提供すること。これについては、どのような成果物が
あれば、実現可能か、具体的に提案を行うこと。
№
①
納品物
システム計画書
備考
以下のドキュメントのうち、本業務にて整備が必要なものについ
ては、追加整備すること。
・ユースケース図
・アクター一覧表
・ユースケース一覧表
・ユースケース仕様書
・システム性能要件
・信頼性要件
・システム運用要件
・移行・セキュリティ要件
・システム概要図
・システム論理構成図
・ネットワーク論理構成図
・システム機能フロー概要図
・データ概要
②
基本設計書
以下のドキュメントを用意すること。
・分析レベルクラス図
・分析レベル相互作用図
・データベース一覧
・データベース論理仕様書(RDB を扱う場合)
・ファイル一覧
・ファイル論理仕様書
・コード一覧
・コード仕様書
・画面一覧
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№
納品物
備考
・画面遷移
・画面レイアウト
・画面項目仕様
・帳票一覧
・帳票レイアウト
・帳票項目仕様
・システムメッセージ設計
・サブシステム間インターフェイス論理仕様
・セキュリティ仕様
③
詳細設計書
以下のドキュメントを用意すること
・設計レベルクラス図
・設計レベル相互作用図
・クラス仕様
・データベース物理仕様(RDB を扱う場合)
・ファイル物理仕様
・画面詳細仕様
・帳票詳細仕様
・システムメッセージ一覧
・システムメッセージ仕様
・システム構成(物理モデル)
・ネットワーク構成(物理モデル)
・サブシステム間インターフェイス物理仕様
・移行計画
・研修計画
・運用計画
・セキュリティ仕様実装対応表
④
試験仕様書・報告書
テスト実施においては、以下のドキュメントを作成すること
・ テスト実施計画書
・ テスト仕様書
・ テスト結果報告書
なお、本業務にてどのようなテストを実施するかは、導入業者の
提案を基に、業務委託開始後最終化する。
⑤
保守・運用マニュアル
管理者向け保守・運用マニュアルを納入すること。
なお、記述内容として、以下のようなものを網羅すること。
・前提条件
・適用範囲
・役割分担
・管理体制
・システム構成
・運用監視
14
№
納品物
備考
・障害管理
・リソース管理
・構成管理
・セキュリティ管理
・バックアップ/リストア手順
・性能管理
・インストール手順
・操作手順
・障害時対応マニュアル
・運用制限事項
・業務フロー
・業務手順
・メッセージ一覧
・関連ドキュメント
10.2 納品条件
(1) 納品物件の明細
①
詳細成果物については、10.1 を参照のこと。
(2) 納品関連文書類の受渡媒体、部数、方法、時期
①
正本 1 部、副本 1 部、電子媒体(CD-R もしくは DVD)で 2 部
(3) 納品場所
①
佐賀中部広域連合
(4) 納品期限
①
平成21年3月1日
10.3 プロジェクト管理
(1) プロジェクト管理手法
①
PMBOK 等の提案者が保有する体系化されたプロジェクト管理方法を適
用して、適切なプロジェクト管理を実施すること。最低限でも以下の管
理は実施すること。
a)
進捗管理
b)
課題管理
c)
リスク管理
d)
品質管理
e)
仕様変更管理
f)
コミュニケーション管理、情報管理
g)
貸与品管理
15
10.4 体制
(1) 本連合側体制について
①
プロジェクト責任者:情報政策担当を所管する課長(兼任)
②
プロジェクトリーダ:業務課担当
③
プロジェクトメンバー:原課の業務知識が豊富な職員数名(兼任)
及び
原課リーダー(兼任)
(2) 契約者の体制
①
プロジェクトチームの編成
a) 本システムの構築フェーズの責任者として、プロジェクト全体を十分
に管理可能な方に担当とすること。なお、契約者は速やかに体制図を
提出すること。
②
必要な技術者の技術・資格・人数
a) 本システムの実施設計を成功裡に完成させることが可能な能力と人
員をチームとして編成すること。
③
本連合とのコミュニケーション機能
a) 通常および緊急時において迅速な連絡を可能とすること。
④
プロジェクトリーダおよびメンバの責任・権限
a) プロジェクトリーダおよびメンバの責任・権限を明確にすること。さ
らに、問題等発生時の対応体制を明確にし、その責任者名を明確にす
ること。
10.5 作業場所
(1) 会議・レビュー
①
設計打合せやレビューの場所、デモの場所、および進捗会議の場所また
は実機レビュー等は、主に当連合本庁舎内の電算室または会議室、ある
いは各事業担当課とする。
(2) アプリケーションソフトウエアの開発
①
開発場所については導入業者にて確保すること。
10.6 使用機材等の負担
開発に必要な資材(開発用の利用料金、端末や周辺装置の検収までの費用等)は
導入業者負担とする。
(1) 本連合からの貸与物件
①
開発に必要な物件・資料のうち、返却の必要なもの、および持ち出し禁止
条件に該当するものについては、契約書の機密保持事項に基づき、所定の
手続きにより貸与する。
(2) 本連合からの提供物件
16
① システム開発に必要な前記の貸与物件・資料以外については、機密保持条
件内で所定の手続きにより提供する。
(3) 構築におけるツール
① 構築作業で使用する各種ツール・ミドルウェア・ハードウェア等は、でき
るだけ特定ベンダーに依存しないものを原則とするが、やむなく提案者独
自または特定ベンダーのツールを利用する場合は、提案書へその理由とと
もに明記をすること。
11.システム導入の経費等 (見積り積算の参考)
システム導入に関する経費については、以下に示す条件を満たす必要がある。よって、
提案の際の見積りについては、これを参考に算出すること。
システム一式の納入価額が210,000千円(消費税を含む。)以内
見積もり範囲については、
「佐賀中部広域連合介護保険事務処理システム構築実施要領」
別紙
調達の範囲一覧
を参照し今回調達範囲の経費とすること。
開発場所については、本連合の事務所スペースの関係から連合事務所を貸し出すこ
とができない状況にある。よって、開発場所については導入業者にて確保すること。
また、並行稼動期間のハードウェアの設置についても別途、設置場所の検討を行う事
とする。
17
別紙1
企画提案書等作成要領
1.企画提案書について
(1)企画提案書の形式等
①企画提案書の用紙サイズはA4判とします。
(但し、A3版による折込み頁の挿入は可)
②企画提案書は簡潔・明瞭に記載するとともに、各真下部余白に頁番号を付し、A4
判縦長ファイル綴じにして提出してください。
③図示、着色は自由とします。色数の制限もありません。
④企画提案書には表紙(上記②の頁数には含めない。)を付すものとし、表紙には表
題として「佐賀中部広域連合介護保険事務処理システム企画提案書」の文字、及
び提案者(会社)名を記入願います。
⑤目次(上記②の頁数には含めない。)は、必要に応じて適宜付してください。
(2)企画提案書への記載事項等
「提案者評価基準」に記載の各項目について、要件定義書に規定する内容は、企画
提案書の中に必ず記載してください。提案様式の大項目、中項目、小項目の各項目
は「提案者評価基準」と対応させてください。各項目に関する記載上の留意点を別紙
2にまとめていますので参照してください。
また、上記以外の事項で企画提案したいものがあるときは、積極的に提示してく
ださい。
2.その他の書類について
書類は必要最低限の頁数でまとめ、A4判ファイルに企画提案書と一緒に綴じ込ん
でください。
18
別紙2
企画提案書の項目記載に関する留意点等
項
目
2.2.1 システムの概要
留
意
点
パッケージシステムの特徴を具体的に記載してくださ
い。
また、操作性に関する機能については画面構成及び遷移等、
できるだけ具体的に記載してください。
3.1.2 機能要件の実現につい
て
別紙「システム機能要件一覧」へ、処理要件毎に、標準
装備(パッケージ)
・カスタマイズ対応・代替対応・対応不
可の別を記載してください。カスタマイズ対応の場合は作
業工数を人月にて記載してください。
3.9.3.個人情報漏洩防止につ
いて
個人情報保護並びに情報漏えいへの対策を具体的に記載
してください。
4.1.1.システム移行・導入・
サポート体制については、サポートサービスの拠点、人
運用に対する具体的な考え方
員体制、対応日・対応時間帯、オンサイト対応までの所要
について
時間の見込み等できるだけ詳細に記載してください。
対象(連合、構成市町)
、内容(システム等障害、操作方
法問い合わせ)に分けてください。
新システムの稼動に際しては並行稼動の環境、並行稼動
期間のハードウェアの設置場所、本番環境の移行等につい
ても詳細に記載してください。
4.2.1 システム導入における
研修の考え方について
5.2.1.プロジェクト管理手法
について
7.2.1 本連合独自での軽微な
変更が可能な対策について
担当者や構成市町への操作研修等については、実施方法
を具体的に記載してください。
開発場所に関するセキュリティ対策について具体的に記
載して下さい。
本連合では独自にてシステムのカスタマイズを行ってき
た経緯があり、今後も軽微なカスタマイズについては独自
に対応したいと考えています。これに対する提案を具体的
に記載してください。
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