Cosminexus Project Management Server

OPEN MIDDLEWARE
企業ポータルと連携した業務ナビゲーションを実現する
Cosminexus Project Management Server
日々発生する新たなジョブとプロジェクト。そこでは「だれが、何を、いつまでに、どのように」行うのかを、
メン
バー全員が把握しながら、個々の役割を効率的に遂行していく作業が必要です。
しかし、
そのプロセスが複雑化・
多様化するにつれ、情報が見えにくくなり、プロジェクトのスムーズな進行が妨げられるおそれが出てきます。
そこでCosminexusでは、一人ひとりの作業内容やプロジェクトに関する情報を一元管理し、情報の共有化と
作業プロセスの標準化、作業のナビゲーションを支援するCosminexus Project Management Serverをご提
供しています。
情報共有と作業の明確化で
業務効率を大幅にアップ
複数のプロジェクトを同時に遂行したり、
詳細な規格に基づいた作業が増えてくる
トルをわかりやすく提示するナビゲーショ
Web上であらゆるリソースを一覧しながら、
ン機能が不可欠です。
ワンストップで業務を遂行可能。ビジネス
そこで 力 強 いインフラとなるのが、 の進化とスピードは、
Cosminexus Project
Cosminexus Project Management
と、経験を積んだビジネスワーカーでも、 S e r v e r 。C o s m i n e x u s P r o j e c t
「今日は何から手をつけるべきか?」
「ここ
Management Serverは、作業手順を明
では何を参照すればいいのか?」
「成果物
確にするための手法のひとつであるWBS
Management Serverから加速します。
プロジェクト推進を効率化する
3つのコンセプト
のフォーマットはどれを使うのか?」
といっ (Work Breakdown Structure)
を利用 「情報の共有」
た、数々の「?」に直面してきます。
した「作業プロセスの標準化」
と
「作業の ∼作業プロセス、成果物、関連情報を共有できる∼
こうした「?」を解決し、行うべき作業を
ナビゲーション」により、日々の「?」
を明確
●作業プロセスや成果物、各作業の担当
明確化するためには、プロジェクトの全体
化。
「情報の共有」
をWeb環境で実現する
者や期限といった情報まで、
作業ごとに
状況をメンバー全員で把握した上で、
作業
ことにより、
場所や時間を選ばずに、
「みん
関連付けて管理することが可能。プロ
プロセスを個人の経験やスキルの違いを
なに見える」
を実現します。
ジェクトに関わるさまざまな情報を共有
吸収できるよう標準化し、
業務遂行のベク
さらに企業ポータルとの連携によって、
でき、管理者だけでなく、メンバー一人
ひとりが、プロジェクトの全体像を容易
Cosminexus
Project Management Server
DB
成果物を保管
に把握できます。
●排他管理、バージョン管理、アクセス権
管理など、大切な成果物を守るための
工程管理を支える
Microsoft Project
R
機能を豊富に用意。共有される情報レ
インターネット / イントラネット
ベルを統一し、情報の不整合をなくせ
るため、
図面やファイルの世代管理など
①WBS
フレーム
②成果物
フレーム
作業プロセスが作
業の流れに沿った
ツリー構造で表示さ
れます。これにより、
プロジェクトの進ちょ
く状況をメンバー全
員が把握できるとと
もに、次に行うべき
作業が明確に把握
できます。
①で選択したワーク
の内 容( 成 果 物 )
が表示されます。
成果物の取り出し/
登録などの操作は、
このフレームで行い
ます。
このフレームで選
択したワーク(作業
項目)の内容が②
のフレームに表示
されます。
左図の例では、
選択
されたワークの成果
物として、
5個のドキュ
メントが登録されて
います。
●すべての機能がWebから利用できるた
め※、インターネット/イントラネットを利用
した分散開発環境でも、成果物や情報
をスムーズに共有可能。ユーザー数や
管理対象のプロジェクト数も小規模か
ら大規模までスケーラブルに拡張でき
ます。
※クライアント側はブラウザ(Microsoft Internet Explorer)
のみで動作します。
③参照フレーム
①で選択したワークに対応した、以下の情報が表示されます。
・前提ワーク:当該作業の入力となる前工程の成果物
・共通情報:作業基準/手順書など、作業上参考となる情報へのリンク
これにより作業者は、常に最新の情報を参照しながら作業を行
うことができます。
図1 Cosminexus Project Management Server
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にも幅広くご活用いただけます。
はいたっく2003 - 7
All Rights Reserved,Copyright ©2003,Hitachi,Ltd.
「作業プロセスの標準化」
∼テンプレートとして登録可能∼
●プロジェクト活動に必要な作業を管理し
やすい単位に分割し、
階層的に構造化
する手法=WBSを適用。構造化された
OPEN MIDDLEWARE
作業プロセスはテンプレートとして登録
タルにログインしたユー
できるため、
新たなプロジェクトの立ち上
ザーの担当作業一覧
げ時にかかる時間とコストの低減、スケ
をポータル上に表示
ジュールの適切なコントロール、成果物
します(図2を参照。
の品質向上などがともに実現します。
点線部分がCPMSに
●一度作成したテンプレートは修正して再
よる担当作業一覧)。
利用できるため、
あるプロジェクトの情報
作業をナビゲートす
やノウハウを他のプロジェクトに適用で
る情 報と、業務上必
きるほか、既存の作業プロセスの問題
要な各種情報やサー
点を少しずつ改善していくといった対応
ビスへのアクセス窓
も容易に実現します。
口がポータル上に統
●WBSによるプロジェクトの定義、進ちょ
合できるため、各人
く管理などを可能にする工程管理ツー
の作業がはかどり、
プ
ル「Microsoft Project」
〈開発元:Microsoft
ロジェクトを効率よく、
Corporation/販売元:マイクロソフト
(株)
〉と連携し、
スピーディに進めることができます。
図2 ポータル連携
Serverはこのようなプロジェクト以外にも、
プロジェクト管理者の負担を大幅に軽
減することが可能です。
「作業のナビゲーション」
さまざまな業務での情報共有に有効です
また、
Cosminexus Project Management (適用モデル2を参照)。
■適用モデル1:ソフトウェア開発業務における情報共有システム
∼2種類のビューで、行うべき作業が明確化∼
設計担当者
プロジェクト管理者
本社
設計から保守までの
すべての作業と
サーバの管理
●プロジェクト全体の流れを表示する
「プロジェクトビュー」
ることが可能。これにより、
イ
の流れをひとめで把握することができ
インターネット
ます。さらに、ツリー上の作業ごとに参
開発担当者
照すべき情報、前提作業なども表示さ
海外A支社
Aモジュールの開発
・成果物の登録、参照
・担当者、進ちょく状況の確認
れるため、何をどのように行うべきかが
明確になり、作業プロセスと作業内容
をメンバーに徹底できます。
「プライベートビュー」
開発担当者
開発担当者
B支社
Bモジュールの開発
・成果物の登録、参照
・担当者、進ちょく状況の確認
C支社
Cモジュールの開発
・成果物の登録、参照
・担当者、進ちょく状況の確認
ンターネットを利用して、各支
社の担当者が進ちょく状況
などを確認したり、成果物を
公開したりできるようになり
ます。
図3 適用モデル1:ソフトウェア開発業務における情報共有システム
■適用モデル2:大学における情報共有システム
あるメンバーの作業だけを、
プロジェク
・授業スケジュールの登録
・学生の情報の管理
・各種資料の登録
・論文の登録
・各種証明書の受付
Cosminexus Project
Management Server
大学の事務局
トを横断して一覧表示。複数のプロジ
ェクトに携わっていても、
作業ごとに適
切な優先順位をつけ、
効率よく作業が
進められます。
教務管理担当
イントラネット
文学部(渋谷校舎)
・授業スケジュールの登録
・学生の成績管理
ポータル基盤Cosminexus
Portal Frameworkとの連携
教務管理担当
社会学部(横浜校舎)
・授業スケジュールの登録
・学生の成績管理
Cosminexus Project
Management Serverを利用
して、
教授、
学生、
職員間でさ
まざまな情報を共有できます。
学部ごとに校舎が離れている
場合でも、
ネットワークを介し
て講義スケジュール、成績、
論文の登録や参照など、
総合
的な情報管理が可能。また、
学生
Cosminexus Project Management
学内のパソコンルーム
・授業スケジュールの参照 ・連絡事項の参照
・論文の参照
・各種証明書の発行申請
S e r v e r で は 、C o s m i n e x u s P o r t a l
Frameworkによる「企業ポータル」と、
シングルサインオンで連携が可能。ポー
して、
ソフトウェア開発で必要
者や開発担当者間で共有す
Cosminexus Project
Management Server
をツリー形式で表示。プロジェクト全体
●メンバー個人の情報を表示する
Management Serverを利用
な情報を、プロジェクト管理
保守
担当者
テンプレートに定義された作業プロセス
Cosminexus Project
図4 適用モデル2:大学における情報共有システム
各種申請書や連絡事項の登
録など、
事務管理に適用する
こともできます。
お問い合わせ先
日立オープンミドルウェア問い合わせセンター
7 0120-55-0504
■ Cosminexus Project Management Serverホームページ
https://www.cosminexus.com/
利用時間 9:00∼12:00、13:00∼17:00(土・日・祝日・弊社休日を除く)
E-mail : [email protected]
はいたっく2003 - 7
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