香港政府観光局との友好親善協定の締結(PDF形式:30KB) - 神戸市

記者発表資料(平成18年9月22日)
(財)神戸国際観光コンベンション協会 河南・久安
TEL:078−303−1133
市政記者クラブ
経済記者クラブ同時配布
香港政府観光局との友好親善協定の締結
1.主 旨
この度、「日中観光交流年」「香港旅行年」である2006年に、中国・香港と神戸との観光交
流を推進していくため、(財)神戸国際観光コンベンション協会(会長:鵜崎 功・神戸市助役)は、
中国の香港政府観光局と「友好親善協定」を結ぶこととなりました。
香港政府観光局及び香港特別行政区政府の方々が来神され、「友好親善協定」の調印式を行い
ます。今回の「友好親善協定」を契機に相互の観光情報の発信を通じ、神戸と香港との観光交流の
促進を目指します。
また、この機会に香港の魅力を神戸市民に伝えるために、香港政府観光局が香港フェアを開催
します。
2.経 緯
(1)平成17年8月に神戸国際観光コンベンション協会が香港政府観光局を訪問した際に、香港
政府観光局から、「香港と神戸は夜景や山と海があるなどの共通点も多いため、相互の観光情
報発信の強化を図るため、香港政府観光局と神戸国際観光コンベンション協会で友好協定を結
びたい」との要望を受けた。
(2)香港からの神戸市への外国人旅行者数については、2003 年が 2,860 人、2,004 年が 6,310 人、
2005 年が 13,450 人(国際観光振興機構調査から推計)であり、近年、多くの方が香港から神
戸に来られている。
(3)また、平成18年2月に香港で、中国市場における地元産品の販路を開拓することを目的と
して、「第1回兵庫・神戸物産展」が開催されるなど香港との関係が深まっている。
(4)以上のような背景のなか、今回の提携の運びとなった。
3.調印式
(1)日 時
平成18年9月28日(木) 15:30∼16:00
(2)場 所
相楽園
(3)内 容
「友好親善協定書」の署名
(4)出席者
【香港】
・加納 國雄
香港政府観光局
・ジェニー・チョック 香港特別行政区政府
日本・韓国地区局長
駐東京経済貿易代表部 首席
【神戸】
・鵜崎 功
(財)神戸国際観光コンベンション協会 会長(神戸市助役)
・町本 欣信
神戸市国際文化観光局長・観光監
4.香港のPR活動
(1)友好親善協定締結記念レセプション
①日 時
平成18年9月28日(木)18:00∼20:00
②場 所
ホテルオークラ神戸
③出席者
・加納 國雄
香港政府観光局
・ジェニー・チョック 香港特別行政区政府
・鵜崎 功
④内 容
日本・韓国地区局長
駐東京経済貿易代表部 首席
(財)神戸国際観光コンベンション協会 会長(神戸市助役)
香港及び香港政府観光局等の紹介とともに、神戸の関係者との懇親会を実施する。
(2)香港写真展
①日 時
平成18年9月28日(木)∼10月3日(火)
②場 所
三宮インフォメーションギャラリー(三宮HATENA)
③内 容
香港の魅力を伝える写真を展示するとともに香港観光冊子などを配布する。
(3)香港中秋節 in コンチェルト
①日 時
平成18年9月30日(土)∼10月31日(火)
②場 所
ミュージック・グルメ船 コンチェルト
③内 容
中秋節フェアとして獅子舞や太極拳の実演、中国弦楽二重奏や中国茶道や月餅つ
くり等のイベントを実施する。
5.今後の予定
(1)香港での神戸観光キャンペーン
①日 時
平成18年10月17日(火)∼24日(火)
②内 容
・観光キャラバン(平成18年10月17日∼20日)
香港からの観光客誘致を目的にしたキャラバン(旅行会社・マスコミ訪問)を神戸市内
の宿泊施設等とともに実施する。
・香港そごう物産展(平成18年10月18日∼24日)
香港そごうにおいて、神戸産の洋菓子等を販売する第2回兵庫・神戸物産展を開催する。
これに神戸の観光 PR のブースを設置して神戸観光を PR する。
(2)第 11 回香港国際マラソンへ神戸全日本女子ハーフマラソン大会参加選手を招待
平成18年11月19日(日)に実施される「神戸全日本女子ハーフマラソン大会」の
出場者へ「第11回香港国際マラソン(平成19年3月4日実施予定)」に招待するなどの交
流を行う。
(3)情報発信の相互協力
観光ホームページの相互リンク等での観光情報の相互発信を実施するほか、観光キャラバ
ンなどで協力していく。
また、ベイ・シャトル利用促進のため、神戸と香港の観光交流を側面支援していく。
6.添付資料
香港及び香港政府観光局
日中観光交流年
香港旅行年
別添資料
1.香港の概要
①名称
中華人民共和国
②面積
約1,104k㎡
③人口
約693万人
香港特別行政区
④特徴
東洋と西洋の文化が交わる洗練された国際都市として発展を続ける香港は、99 年間のイギリス
による植民地時代を経て 1997 年に正式に中国に返還され、来年返還 10 周年を迎える。世界中の
金融機関をはじめ、日本からは製造業も多く進出する香港は、アジアで最も犯罪発生率の低い都
市のひとつとして知られ、さらに 11 年連続で経済自由度世界一、また、世界の潜在競争力でも 2
位につける、アジアと世界を結ぶ国際金融都市として発展してきた。国際的なイベントやコンベ
ンションも年間を通じて数多く開催され、イベント・キャピタル・オブ・アジアの地位を不動の
ものとししている。
2005 年後半からは「香港ディズニーランド」などの大型の観光施設の開発が相次ぎ、国際観光
都市として、新時代の繁栄を迎えている。世界のポートとして発展してきた香港は、国土の 40
%がカントリーパークで自然にも恵まれ、美しい夜景と豊かな食文化、中国の伝統と植民地時代
の英国の文化や歴史など豊富な観光資源を持ち合わせている。
2.香港政府観光局の概要
①名 称
香港政府観光局
②住 所
香港北角威菲路道18号、9-11/F 萬國寶通中心
③設立日
1957年
④代表者
理事長
⑤職員数
315人
⑥役 割
香港への訪問者数を増加させるため、香港の観光地の魅力を海外に伝えるとともに、
クララ・チョン
旅行業界の活動を調整する。また、インセンティブ旅行、展示会、国際会議等の誘
致や旅行受入施設の改善を促進する。
3.香港旅行年
2006 年、香港政府観光局は、
『2006 香港旅行年』としてグローバルキャンペーンを展開してい
る。東洋と西洋の文化が交わる洗練された国際都市として発展を続ける香港では、2005 年の後半
から 2006 年にかけ続々と大型プロジェクトが進行している。
2005 年 9 月には「香港ディズニーランド」が開園して、2006 年 5 月には中国の七大重要湿地
帯のひとつに数えられるマイポー自然保護地区に隣接する大型自然観察園「香港ウェットランド
・パーク」
、9 月にはランタオ島に長大なケーブルカー「ゴンピン 360」がオープンした。
4.日中観光交流年
2005 年 7 月、北側一雄国土交通大臣と邵
琪偉(しょう
きい)中国国家旅游局長とが会談し
た際、7 月 25 日より訪日団体観光ビザ発給地域を中国全土に拡大することが合意され、2006 年
を「日中観光交流年」と定めることとなった。
これを受けて 2006 年は、日中両国が協力して一連の交流活動を展開する。具体的には、3 月に
行われたオープニングイベントを皮切りとして、相互交流を総合的に展開するためのフォーラム
やシンポジウム、姉妹都市交流イベント、教育旅行プロモーション等を集中して実施していく。