ハード事業 ハード事業とは 商店街が街路灯・モニュメント・ベンチ・カラー舗装等の 施設を設置又は改修する事業です。 ■ 市のハード事業補助金 ■ (コミュニティ関連施設設置事業補助金) 補助対象団体 商店街振興組合 事業協同組合 任意商店街 地区商店街連合会 商工会議所 商工会 補助の対象となる事業 商店街が行う賑わい等を創出するためのハード事業で、次の施設の設置及び 改修に係る経費が対象となります。 1 2 3 4 CI・イメージアップ関連施設 街路灯・モニュメント・カラー舗装・ファサード整備等 安全・安心関連施設 防犯カメラ・AED等 ユニバーサル・デザイン関連施設 段差解消施設・休憩ベンチ・授乳おむつ替え施設等 環境対応施設 リサイクル施設・ソーラー付きモニュメント等 - 16 - 5 6 コミュニティ施設 コミュニティホール・ポケットパーク等 利便性向上施設 駐車場・駐輪場・公衆トイレ等 ※1∼6の施設は、各施設を基準に100mに5店舗以上あることが 必要です。 7 情報化施設 バーチャル商店街・ポイントカード等 補助率及び補助限度額 補助率 新設 補助対象経費の1/3以内 改修 補助対象経費の1/2以内 補助限度額(市分) 新設 改修 3,000万円 500万円 ※鋳物使用の場合 補助対象経費の10%を上乗せします。 ※街路灯設置の場合…基準単価 鋳 物 使 用 の 場 合…500,000円以内 (補助額が216,000円を超えない範囲) 鋳物未使用の場合…300,000円以内 (補助額が100,000円を超えない範囲) 補助対象となる経費 補助対象経費は、事業を実施するために要する経費となります。 但し、次の経費は除きます。 1 2 施設設置に係る土地の取得費用及びそれに伴う移転保証などの経費。 道路法(昭和27年法律180号)建築基準法(昭和25年法律 201号)その他関係法令に違反する施設にかかる経費 3 権利の取得等に関する経費 - 17 - 申請書類の提出 1.申請書の提出 事業を開始する前に提出していただく書類 ※事業を開始する30日前までに提出してください。 (県の補助対象事業については、40日前です。) ① 補助金等交付申請書(様式第1号) ② 商店街の規約・会則等 ③ 商店街の会員名簿(役員・構成員の氏名、住所、業種、電話番号等の 連絡先を記載してください。) ④ 総会の資料(補助事業内容・予算が議案として審議されているもの)・ 総会の議事録 ⑤ 道路占用許可・道路使用許可 事業の実施場所が、民有地の場合は土地の使用承諾書を土地の所有者から もらってください。 ⑥ 工事仕様書(位置図・見取り図・設計概要等の写し) ⑦ 資金計画表 ⑧ 商店街負担分内訳書(事業実施同意書) ※事業実施に伴い、商店街会員が費用を負担する場合 構成員負担分内訳及び事業実施同意書及び通帳の写し ※通帳については、新たに補助事業用の通帳を作ってください。 ※一般会計から事業予算を組み入れる場合は、どこから組み入れたか、 わかる書類を添付してください。 ※寄付などで入金のある場合は、相手方の名前がわかるように通帳に 振り込んでください。 ⑨ 業者選定委員会議事録 業者選定委員会 1ページ 名簿 2ページ 議事録(第1回∼業者決定まで) 1回目 出席者・見積もり徴収業者の選定理由 具体的に記載してください ○○商店会 2回目 出席者・業者の説明内容及び質疑内容 3回目 業者数の多い場合は、会議数が増え 4回目 ます。 5回目 出席者・施工業者決定の理由 具体的に記載してください ※選定業者の見積書(3社以上)をすべて添付してください。 ※※業者の選定方法については、P.27∼を参照してください。 - 18 - ⑩ 商店街の位置図・商店の位置図・事業実施場所のわかる地図 ○商店街の位置図…近隣の駅等から商店街の位置がわかるように、色を付けて ください。 ○商 店 の 位 置 図…住宅地図に商店会員、会員以外で色を分けて店舗の位置に 色を付けてください。 ○事業の実施場所…商店街の位置図に事業の実施場所を明記してください。 ⑪ 鋳物使用材料比率計算書 鋳物を使用して、街路灯・モニュメントを設置する場合は、 材料費の1/3以上の鋳物を使用した場合に補助率が上がります。 ⑫ 施設設置前の状況が確認できる写真 2.事業の検査 ○交付決定通知後に、施工業者と契約をしてください。 ○契約後、完成までに3回の検査が必要です。 施工業者に連絡し、工事の工程を産業振興課商業観光係に連絡してく ださい。 電話 259−9018 1 事前検査…設置に必要な部品等が納品された時に材料の検査を 行います。 2 施工検査…基礎の部分(掘削のサイズ等)の検査を行います。 3 竣工検査…完成時の検査を行います。 ※ 県の補助金を受ける場合は、事業を2月末までに完了してください。また、その 場合、上記の他に県の検査が実施されます。 3.実績報告書の提出 事業の終了後に提出していただく書類 ※事業終了後、30日以内に提出してください。県の補助を受ける事業については、 3月10日までに、市の補助のみで3月中の事業については、3月31日までにでき るだけ早く提出してください。 - 19 - ①補助金等実績報告書(様式第4号) ②施設設置後の配置図 ③契約書の写し 交付決定通知の日付以降の契約日になっているか確認してください。 ④振り込み依頼書 代金の支払いは、必ず金融機関を通して、支払いをしてください。 ⑤通帳の写し 入金・借入金・支払いが通帳に記載してあることを確認し、コピー してください。 ⑥帳簿 通帳の写しの明細を帳簿に記載してください。 ⑦領収書の写し 振り込んだ日付等に注意してください。 ⑧工事の記録写真 工事前・工事中(掘削のサイズのわかるもの・コンクリート注入等)・ 工事後 ⑨借入金の関係書類 借入金(一時借り入れ)の借入先・返済方法のわかるものが必要です。 ⑩資金の決算表 ⑪鋳物使用部品の価格を証明する書類 鋳物部品を使用している場合は必要です。(例:鋳物部品の納品書など) ※施工業者にお願いしてください。 4.請求書の提出 確定通知後に提出してもらいます。 補助金の請求に必要な書類 ① 補助金等交付請求書(様式第6号) ② 補助金等交付決定通知書の写し ③ 補助金等交付確定通知書の写し ④ 債権債務者登録申請書 ④は通帳の名義等が変更になった場合のみ提出してください。 - 20 - ■ 県のハード事業補助金 ■ (環境配慮型施設整備事業補助金) 補助対象団体 商店街振興組合 事業協同組合 任意商店街 地区商店街連合会 商工会議所 商工会 補助の対象となる事業 LED街路灯設置(新設・建替)及び改修(電球の LED 化等) 補助率及び補助限度額 補助率 補助対象経費の1/4以内 市の補助金と合わせると… 新設 県 1/4+市 1/3=7/12 改修 県 1/4+市 1/2=3/4 補助限度額(県分) 新設 改修 上限1,000万円 上限 250万円 下限 下限 50万円 25万円 ※1基当たり上限11万5千円。原則3基以上の改修とします。 補 助 要 件 補助事業実施年度内に1つ以上のCO2削減・省エネ対策に取 り組むことが補助の要件です。 例:①マイバック運動、②資源リサイクル運動、③エコポイ ント、④ 環境啓発イベント等 - 21 - 補 助 方 法 市を経由して補助します。県の補助金と市の補助金を合算した額 を、市から補助団体に交付します。 申 請 書 類 等 市を経由して県に申請するため、市の補助金申請書類を提出する だけで結構です。 ただし、書類によっては、必要部数が多くな ります。 県の補助金と市の補助金を合算した金額を、市に申請します。 - 22 - ハード事業の流れ ハード事業 業者選定委員会 申請書の提出 交付決定通知 業者選定委員会の設置 ①商店会員5名以上 ②市の職員がオブザーバーとして参加 ③議事録の作成 ④3社以上の業者から見積書提出 事業開始予定の1ヶ月半前までに提出してください。 提出書類 ①補助金等交付申請書 ②商店街の規約・会則 ③商店街の会員名簿 ④総会の資料 ⑤道路占用許可・道路使用許可 ⑥工事仕様書 ⑦資金計画書 ⑧商店街の負担内訳(同意書・通帳の写し) ⑨業者選定委員会の議事録 ⑩商店街の位置図等 交付決定通知書を送付します。 事業の実施 交付決定通知日以降に、業者との契約をしてください。 事業の検査 材料検査及び施行検査を全3回実施します。 ①材料検査…部品等の検査 ②施行検査…掘削等の検査 ③竣工検査…完成時の検査 実績報告書の提出 交付確定通知 請求書の提出 補助金の振り込み 竣工検査終了後に料金を支払ってください。 提出書類 ①補助金等実績報告書②契約書の写し ③振込依頼書 ④通帳の写し ⑤資金決算書 ⑥借入金内容のわかる書類 ⑦借入金返済計画 ⑧鋳物の価格のわかるもの 交付確定通知書を送付します。 請求書の提出 提出書類 ①補助金等交付請求書 ②補助金等交付決定通知書の写し ③補助金等交付確定通知書の写し ④債権債務者登録申請書 (通帳の名義等が変更になった場合のみ 提出) 指定の口座に補助金を振り込みます。 - 23 - 補助金額の算定例 補 助 率 及び 限 度 額 県 ・LED街路灯の新設(建替え)・改修(LED化) 補助対象経費の 1/4以内 補助限度額 (新設) 上限1,000万円 下限 50万円 (改修) 上限 250万円 1基あたり限度額 市 下限 25万円 115,000円以内 ・街路灯新設(建替え)・改修 【新設(建替え)】補助対象経費の 1/3以内 【改修】 1/2以内 補助対象経費の ※鋳物使用の場合 補助対象経費の10%を上乗せします。 補助限度額 (新設) 上限 3,000万円 (改修) 上限 500万円 1基あたり限度額 鋳物未使用の場合 鋳 物 使 用 の 場 合 100,000円以内 216,000円以内 市と県のハード補助を合わせて申請する場合の基本的な考え方 【新設】 補 助 率…県1/4以内+市1/3以内=(県・市の合計)7/12以内 補助限度額…県 1,000 万円+市 3,000 万円=(県・市の合計)4,000 万円 【改修】 補 助 率…県1/4以内+市1/2以内=(県・市の合計)3/4以内 補助限度額…県250万円+市500万円=(県・市の合計)750万円 - 24 - 例1 LED街路灯新設の場合(鋳物未使用) 1基あたり30万円(消費税含む)、30基設置の場合 事業費 900万円 県 900万円(事業費)×1/4(補助率)=225万円 市 900万円(事業費)×1/3(補助率)=300万円 県225万円+市300万円=525万円(補助金額) 事業費900万円−補助金額525万円=375万円(商店街負担分) 例2 LED街路灯新設の場合(鋳物使用) 1基あたり50万円(消費税含む)、30基設置の場合 事業費 1,500万円 県 115,000円(1基限度額)×30基(設置基数)=345万円 (1基50万円(1/4補助率) 基準限度額115,000円を超えるため) 市 1,500万円(事業費)×1/3(補助率)=500万円 1,500万円(事業費)×10%(上乗せ)=150万円 県345万円+市500万円+市150万円=995万円(補助金額) 事業費1,500万円−補助金額995万円=505万円(商店街負担分) 注意 記載の金額はあくまでも参考例です。設置費やLEDランプの単価・交換工事 費等は、街路灯のタイプ・形状やワット数等により異なります。 ※業者の選定については、「業者の選定方法について」(P.27∼)を見てくだ さい。 - 25 - 例3 街路灯改修の場合(LED化) 1基あたり25万円(消費税含む)、40基設置の場合 事業費 1000万円 県 1,000万円(事業費)×1/4(補助率)=250万円 市 1,000万円(事業費)×1/2(補助率)=500万円 県250万円+市500万円+=750万円(補助金額) 事業費1,000万円−補助金額750万円=250万円(商店街負担分) 注 意 事 項 1 県の補助はLED化事業のみ対象です。また、改修の場合 は3基以上が条件です。 2 新設の場合、概ね30m以内で等間隔に設置してください。 3 街路灯1基を基準に100m以内に5店舗以上のお店が必 要です。 該当しない街路灯については、市だけの補助となります。 4 総会等で事業が議案として審議され、会員全員の承諾が必 要となります。欠席者は委任状が必要です。 - 26 - 業者の選定方法について 業者選定委員会の設置 施工業者の選定にあたり、業者選定委員会を設置します。 業者は、補助金額の内示後に決めることとなります。 業者選定委員会は内示前の総会の時に、委員を商店街の会員から 選び、設置しておいてください。 議事録には、出席者・議事の 業者選定委員会の要件は 内容を記載してください。 1 人数は、商店街の会員が5名以上とする。 2 市の職員がオブザーバーとして出席する。 3 業者選定委員会での、書記を決め、毎回、議事録を 作成する。 - 27 - 業者選定委員会の流れ 1回目 業者の選定 ① 3社以上の提案業者を選びます。 ② 事業の内容(デザイン・予定金額等)を決め、見積書 を依頼します。 ※見積書には、値引きは記載しないようにお願い してください。 ※提出期限は提案業者すべて同日にしてください。 2∼4回目 業者からの説明 ① 提出された見積書について提案業者から説明して もらいます。 ※提案業者の数により会議の回数が変わります。 5回目 業者の決定 ① すべての提案業者の説明が終わりましたら、 見積書の説明をふまえ、金額・材料・デザイン等 を考慮して業者を決定します。 業者が決まりましたら、申請書類の作成となります。 申請には、業者選定委員会の議事録が必要です。 - 28 - <記入例> 様式第 1 号 補助金等交付申請書 平成 川 口 市 年 月 日 長 申請者 住所又は所在地 川口市青木2−1−1 氏名又は団体名 きらり川口商店会 及び代表者名 会長 川口 太郎 印 川口市補助金等交付規則第 5 条第 1 項の規定により、次のとおり申請します。 補助年度 平成○○年度 補 助 事 業 等 の 目 的 及 び 内 容 補 助 事 業 等 の 効 果 補助金等の名称 街路灯設置 コミュニティ関連施設設置事業補助金 30基 老朽化した街路灯を建て替えることにより、商店街のイメージ アップ及び夜間来街者の増加を図る。 補助事業等の経費所要額 6,000,000 円 (例) 補 2,000,000 円 (例) 助 金 額 補助事業等の着手年月日 着手 平成○○年○○月○○日 及び完了年月日(予定) 完了 平成○○年○○月○○日 1事業計画書 2収支予算書 添 付 書 類 3その他 4 5 6 ※ 担 注 当 課 処 理 欄 ※印の欄は記入しないこと - 29 - 様式第7号 資 金 計 画 表 市町村名 川 口 市 補助事業者名 施設種類 街路灯 事業費計 事業収支 事 業 支 出 (事業費支払) 5,000,000 金 計 画 精算時 12,808,000 計 17,808,000 △ 12,168,000 12,168,000 168,000 1,640,000 △ 積 立 金 1,808,000 補 助 事 業 者 負 担 分 17,808,000 契約時まで 工事終了まで 補 助 金 (県+市町村) 資 きらり川口商店会 徴 収 金 借 入 金 4,000,000 4,000,000 5,808,000 17,808,000 その他の資金 小 計 補助金が精算払いの 場合の一時借入金 備 考 5,000,000 ① 5,000,000 △ 12,000,000 ② 2,000,000 市商連 ① 市商連 ② 金融機関 - 30 - 円 備考 <記入例> 様式第4号 補助事業等実績報告書 平成 川 口 市 年 月 日 長 補助事業者 住所又は所在地 川口市青木2−1−1 氏名又は団体名 きらり川口商店会 及び代表者名 会長 川口 太郎 印 川口市補助金等交付規則第11条第 1 項の規定により、次のとおり報告します。 指令年月日 補助年度 平成○○年○○月○○日 平成 ○○ 年度 令 街路灯設置 補助事業等の施行場所 きらり川口商店会 着 手 年 月 日 ○○年○○月○○日 号 指令第 ○○ 号 コミュニティ関連施設 設置事業補助金 30基 完 了 年 月 日 2,000,000 補 助 金 等 の 既 交 付 額 補助事業等の経費精算額 番 補助金等の名称 補助事業等の名称 補助金等の交付決定通知額 指 円 ○○年○○月○○日 (例) 円 6,000,000 円 (例) 補 助 事 業 等 の 経 過 街路灯を建て替えることにより、商店会のイメージアップにつながっ 及 び 内 添 付 書 類 容 た。また夜間来街者の安全確保にも役立った。 ※ 報告事項審査結果 1収支決算書 2 3 4 5 注 ※印の欄は記入しないこと - 31 - 様式第12号 資 金 決 算 表 市町村名 川 口 市 補助事業者名 施設種類 街路灯 事業費計 事業収支 事 業 支 出 (事業費支払) 契約時まで 工事終了まで 5,000,000 画 精算時 計 17,808,000 12,168,000 12,168,000 168,000 1,640,000 積 立 金 資 計 17,808,000 12,808,000 補 助 金 (県+市町村) 金 きらり川口商店会 1,808,000 補 助 事 業 者 負 担 分 徴 収 金 借 入 金 4,000,000 4,000,000 5,808,000 17,808,000 その他の資金 小 計 補助金が精算払いの 場合の一時借入金 備 考 5,000,000 ① 5,000,000 △ 12,000,000 ② 2,000,000 市商連 ① 市商連 ② 金融機関 - 32 - 円 備考 <記入例> 様式第6号 補助金等交付請求書 平成 川 口 市 年 月 日 長 補助事業者 住所又は所在地 川口市青木2−1−1 氏名又は団体名 きらり川口商店会 及び代表者名 会長 川口 太郎 印 川口市補助金等交付規則第14条第2項の規定により、次のとおり請求します。 指令年月日 補助年度 平成○○年○○月○○日 平成 ○○ 補 助 事 業 等 の 名 称 指 年度 令 番 号 補助金等の名称 指令第 設置事業補助金 街路灯設置 2,000,000 円 (例) 交 付 確 定 額 2,000,000 円 (例) 補 助 金 等 の 既 交 付 額 年 月 日 交付 円 年 月 日 交付 円 年 月 日 交付 円 計 今 回 交 付 請 求 額 交 付 2,000,000 額 書 類 円 (例) 補助金等交付決定通知書又は補助金等確定通知書の 写し 付 円 円 1 添 号 コミュニティ関連施設 補助金等の交付決定通知額 未 ○○ 2 3 - 33 -
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