茨城県工業技術センター繊維工業指導所 H19年1月試験事例報告（プラスチックの強度試験）工業技術センター繊維工業指導所では依頼試験を行圧縮試験を行いました（写真右）。このように必要な試い、各企業の抱える技術的課題や疑問の解決をサポー験に応じて企業自らが冶具を製作して持ち込む事例はトしています。多くなっております。材質の変更は強度試験の結果も今回ご紹介するのはある企業における製品の材質切考慮して行ったと聞いております。り替えに伴う強度試験の事例です。この製品では従来今回使用した機器は依頼試験のほか、設備使用としポリカーボネート樹脂（ＰＣ）を使用していましたが、ても業界に開放しておりますのでご活用ください。接触物により、材質の劣化・割れが起きているため、【素材開発部門：市毛】材質を変更するというものです。ＰＣ以外の樹脂にて製品を製作し、その強度試験により比較検討を行っております。今回使用した機器は（株）島津製作所製オートグラフＡＧ−Ⅰです。この機器では材料の引っ張り、圧縮、曲げなどの物理的強度試験を行うことが出来ます。試験の方法は圧縮試験とし、まず上部冶具として当所にて保有しているプラスチック用の曲げ試験冶具を用いて行いました（写真左）。これにより、製品自体の強度を測定しました。またネジ部の強度測定には、企業自身で製作された冶具を持ち込み、ネジ部の試験の様子（右は自作治具による圧縮試験） ●第10回繊維工業指導所フェアを開催いたしました ●平成19年度本場結城紬後継者育成研修生募集のお知らせ繊維工業指導所フェアを１０月２１日（土）、２２日本場結城紬産地の機織りに就業できる方を対象に研（日）の２日間にわたり結城市民情報センターにおいて修事業を行っています。平成１９年度の募集内容は下開催いたしました。このフェアは県内外の方々に当所記になります。詳しくは紬技術部門にお問い合わせいの事業や結城紬の素晴らしさを知っていただき、さらただくか，ホームページをご覧下さい。に科学に親しんでいただくことを目的に毎年実施して研修内容本場結城紬の機織り技術の習得いるもので、今回で１０回目の開催となりました。研修期間平成１９年４月中旬から１１ヶ月程度フェアでは「ぷよぷよスライム」や「簡単プリント」応募資格研修修了後本場結城紬の機織りに就業可など毎年子ども達に人気のある体験型イベントと共に、能な方研究の紹介パネルや結城紬の試作品の展示を行いまし募集人数若干名受講料無料た。「祭りゆうき２００６」との同時開催ということも応募締切平成１９年２月８日（金）あり、約７００名の皆様にご来場いただきました。 ●研修修了生の受け入れ企業を募集します平成１８年度の本場結城紬後継者育成研修生４名が，平成１９年３月に研修を修了します。研修では，手紬糸使いの帯１本，無地縞２反の下拵え及び製織と絣の製織を行いました。研修修了生の受け入れを希望される企業のかたは，紬技術部門までお問い合わせ下さい。プリント上手にできるかな？熱心にご質問いただきました発行茨城県工業技術センター〒307-0015 繊維工業指導所茨城県結城市鹿窪189 編集工業技術情報編集委員会 TEL 0296-33-4154 FAX 0296-33-2953 平成19年1月 URL http://www.kougise.pref.ibaraki.jp/seni/ URLのリンクから工業・食品編、窯業編もご覧いただけます。 P.4