年金更なる引き下げ

おかしい年金支給額の削減
昨年の十月分より年金支
給額が削減されました。実
際には十二月支給︵十月・
十一月分︶より減額された
のです。
削減の理由は﹁二〇〇〇
年から二〇〇二年の三年間、
消費者物価指数が一・七%
下がったが、年金額は特例措置で据え置い
た。その後の年金額改定基準の適用なども
含め二・五%払いすぎている︵特例水準︶。
これを三年間二〇一三年十月一・○%、二
〇一四年四月一・〇%、二〇一五年四月〇・
五%﹂で本来水準に戻す﹂ということです。
﹁十年以上も前のことを今更﹂
﹁高齢者の
生活を配慮して据え置いたのに﹂
﹁輸入品を
中心に生活関連物価も引き上げられている
なか年金を下げるなんて﹂
﹁今の年金額でも
暮らしは大変﹂⋮どこからどう考えても不
当です。
>
23-2272まで。
二日∼二十五日
6月定例会開催されます
一般質問は、十・十一・十二日に
予定されています。
<
ど、高齢者の声を国に届けていきましょう。
六月支給分より〇・
七%削減
四月から消費税率も八%に引き上げられ、
諸物価も引きあがっています。
にも拘らず、年金は四月支給額︵実際は
六月十五日支給の四・五月分︶から、〇・
七%引き下げられました。
前述のように、特例水準の解消で四月か
ら一%引き下げの予定でしたが、消費者物
価指数が〇・四%、名目手取り賃金変動率
が〇・三%上がっていることから、〇・七%
の引き下げとなりました。
この改定で、老齢基礎年金は、満額でも
四七五円下がり、六万四千四百円となりま
す。さらに生活は厳しくなります。
誰でもできます審査請求
ところ
不服審査請求を﹁
却下﹂
と
き
6月4日(火)
14:00より
小野田公会堂
六月初めに、六月十
五日支給の四・五月分
振 込 通 知 書 が届 き ま す 。
この通知で削 減額が
明確になります。この
通知が届いて六十日以
内に﹁不服審査請求﹂
することができます。
﹁年金の削減許せな
い﹂の声を、
﹁不服審査請求﹂で示しましょ
う。
年金は、これからも『マクロ経済ス
ライド』の導入など、さらなる引き下
げが狙われています。
暮らしを守るため、どう考え、どう
すればいいのでしょうか。ご一緒に学
びましょう。
全日本年金組合袋井支部主催の学習
会が、次のように開催されます。
浅田二郎
『浅羽新聞』は、毎週金曜日に発行され「しんぶん赤旗」に折り込まれます。ぜひ「しんぶん赤旗」をご購読ください。
日刊紙1ヶ月3497円 日曜版1ヶ月823円です。
お申し込みは
14−21
2014 .5.23
日本共産党
浅羽支部
今年初め、
﹁年金額引き下げは不当﹂と不
服審査請求に立ち上がりました。全国で十
二万六六三六人余、静岡県で二八二六人、
袋井市で四十五人、浅羽地区でも二十人弱
が不服審査請求をしました。
五月中旬に、東海北陸厚生局社会保険審
議官より﹁決定書謄本﹂が送付されてきま
した。
﹁本件審査請求を却下する﹂という内容
です。年金額を一・〇%引き下げる措置は、
法令に則り改定したもので、公知もされ、
適法かつ妥当なものとのことです。
しかし、年金受給者の状況を考慮しない
形式的なものです。
﹁この決定に不服ある時は、謄本が送付
された翌日から六十日以内に再審請求でき
る﹂となっています。
再審を請求し、意見陳述の機会を得るな
年金問題学習会
行
発
『浅羽新聞』は、毎週金曜日に発行され「しんぶん赤旗」に折り込まれます。ぜひ「しんぶん赤旗」をご購読ください。
日刊紙1ヶ月3497円 日曜版1ヶ月823円です。
お申し込みは
浅田二郎
23-2272まで。