斎藤歯科診療所院内報「歯つ らつ」の読者の皆様、明けまし ておめでとうございます。院長 の斉藤光博です。 日頃よりご愛 読くださり、誠 に有り難うございます。 皆様のご支持のおかげをもち まして、 「歯つらつ も十五年目 を迎えることができました。 初期の新聞を紐解きますと、 カラーではなく白黒で 内容も拙いものでした。 しかし、読者の方々 からの様々なご指導や リクエストをいただき 少しずつ成長して今日 の姿になりました。 今後とも変わらぬご 指導のほど、宜しくお 願いいたします。 皆様にとって、昨年 はどういった年だった でしょうか? 何事もなく、平穏な年だった という方もいれば、そうでなか った方も多いと思います。 外を見れば、日本の政治は経 済・外交とも混迷の度合いを深 め、どこに落ち着くか今もって 見当もつかないという不安な年 でした。 働きたくとも職が無い、とい う人々も多く、老いも若きも将 来に希望が持てない状況です。 内を見ますと、当院の院長で 0120-24-4182 フシ ノ ヨ イ ハ ニ www.saitoshika.net 診療受付時間 曜日:月曜日~土曜日 時間:午前 9:00~12:00 当院には昔から通院して下さ る患者様が多いのですが、中に はご高齢で健康上の理由などで 通院できなくなった方もいらっ しゃいます。 訪問診療によって、食べる楽 しみを取り戻してもらい、全身 の健康の回復に寄与して行きた いと考えています。 先代院長が亡くなり、 「もう 会えないかと思うと寂しいなぁ」 と言われる患者様がたくさんお られます。 でもご安心下さい。我々は、 先代の「患者様を常に第一に考 える」という遺志を受け継ぎ、 患者様のご期待に応えるため日 々精進して参ります。 何卒今後とも変わらぬご指導 とご愛顧を賜りますよう宜しく お願い致します。 由利本荘市美倉町47-1 :午後 2:00~6:00 日曜・祝日 休診 は全て院長が整えてくれ、と ても張り切っていました。 初日、参加人数十六名でマ イカー四台に分乗し、宿泊先 である一久旅館へと向かいま した。 二時間程で到着。旅館の皆 さんの出迎えを受けました。 玄関を入るとそこはとても 清潔感があり、和の美しさや 芸術性を取り入れた館内は一 歩入った瞬間から私たちを癒 してくれました。 また、ロビーから見える日 本海の大パノラマは、テンシ ョンを更にアップさせ、職員 皆笑顔になっていました。 宴会で振る舞われた料理は 十 二 月 四 日 土 )、 歯 科 医師会主催の口腔ケア講 習会に参加させてもらい ました。 講師は介護の現場で活 躍されている、歯科医師 の平 野浩彦先生で 「認知 症の食を支える基礎知識」 というテーマで 、認知症 の取り巻く環境や病態を 理解した上で、アプロー チしていこうという内容 でした。 認知症とは、病気の名 前ではなく症状であり、 その背景疾患によりアル ( 十一月二十二日二十三日、 職員の有志による旅行へ行っ てきました。 山形県の湯野浜温泉の一久 旅館へ一泊し、鶴岡、酒田市 内 の観光地巡りをす るという 日程でした。 一久旅館は当院院長の奥様 の実家で もあり、宿泊の手配 ツハイマー型や脳血管性な ど数種類に分けられます。 背景疾患の特徴を良く理 解し、どう関わっていくべ きかは各人に合わせた対応 が必要になります。 食事の困難は、他の人の 物を食べてしまう盗食、テ ィッシュなどを食べたりす る異食といった食べる力が 残存している症状よりも、 食材を食べない、飲み込ま ない、口を開けてくれない などの低栄養に直結する困 難の方が問題なのだそうで す。 認知症の場合、音・香り ・人の動きなど、一度に多 くの情報を詰め込まれると、 パニックになってしまうこ とがあるので、その人その 人の食事風景をよく観察し、 それぞれの人に合った環境 を作ることが大切とのこと どれも新鮮で、美味しく食べ られる様に料理を配膳するタ イミングまで工夫されていま した。 皆さんお酒のペースがいつ もより進んでいる様子で、ゲ ーム大会もとても盛り上がり、 でした。 また、七十五歳以上では 約二00万人いると言われ る認知症の患者数の約六十 六%は在宅介護だそうです。 本人を理解することはも ちろんですが、それを支え る家族への理解と支援を行 う体制が必要とのお話でし た。 来年四月から、当院でも 歯科の訪問診療を始める予 定です。 スタッフは、認知症だけ でなく介護の現場での口腔 ケアも勉強していきます。 訪問出来る施設の範囲に は制限がありますが、歯科 治療が必要なのに障害等に よって歯科の受診が困難な 場合など、是非当院のスタ ッフにお声をかけてくださ い。 中山 ( 楽しい旅行の夜を過ごすこと が出来ました。 次の日は善宝寺でお参りを し、酒田の相馬楼へ向かいま した。 相馬楼は昔、相馬屋という 料亭で、現在は舞子さんの踊 りを見ながら食事をしたり、 雛人形などの展示物を見るこ とが出来ます。 私たちは、そこでお昼を頂 きながら舞子さんの踊りを楽 しみ、まるで京都を旅行して いるような時間を過ごしまし た。 一泊二日の旅行でしたが、 充実した旅行で心の充電が出 来たと思います。 高橋 薫 | ) | | | 2011年1月 ある斉藤長俊が七十三歳で亡く なりました。 葬儀には八〇〇名もの弔問の 方がいらして下さり、その約二 割は患者様でした。 こんなにも多くの方々に支持 され、信頼された院長だったの だと思うと、後継者たる私の責 任の重さを感じます。 明るい話題もあり ました。当院のスタ ッフで、衛生士の伊 豆と谷がめでたく結 婚し、それぞれ佐藤、 小野となりました。 また、衛生士の横 山と技工士の草刈、 そして私事ですが我 が家に子供が産まれ ました。 是非とも明るい家 庭を築き、元気な子 を育てて貰いたいも のです。 診療上のことでは、一昨年導 入した歯科用 は稼働回数がま すます増え、従来のレントゲン では診断が困難だった事柄も判 断し易くなりました。 もっと使用法を研究して正確 で迅速な診断を行い、患者様の お役に立てるよう活用したいと 思います。 また、今年四月から訪問診療 を開始する予定でおります。 CT 」
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