2010 年度マックスワイン会10 月 - マックスワインサロン

ビッグボーナスワイン会
2010 年度マックスワイン会 10 月
スペシャルブルゴーニュ!!!第 2 弾!
「DRC~ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ~」
10 名様限定 会場「マックスワインサロン横浜」
日時:2010 年 10 月 29 日(金)19:00 開場 19:30 スタート
会費:¥25,000
スペシャルワインリスト
①
②
③
④
⑤
⑥
ドン・ぺリニョン・エノテーク 1993
モンラッシェ 2000
ブシャール・エイネ
グラン・エシェゾー2001
ドメーヌ・フランソワ・ラ・マルシュ
ロマネ・サンヴィヴァン 1997
ドメーヌ・ルイ・ラトゥール
グラン・エシェゾー2002 DRC~ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ~
ロマネ・サンヴィヴァン 2001 DRC~ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ~
1、ドン・ぺリニョン・エノテーク・ヴィンテージ 1993
Champagne Cuvee Dom Perignon Enotheque Vintage 1993
★モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)
創業年は 1743 年、LVMH グループに属し、傘下に最高級シャンパンで有名なドン ペリニヨ
ンを有します。毎年 200 万ケース以上のシャンパンを出荷する大メゾンです。
シャンパーニュ地方のエペルネに本拠地を構えます。
★ペリニョン神父(ドン・ピエール・ペリニョン)
シャンパンという名称と同じほど、世界中にその名を知られ、愛され、飲まれているシ
ャンパンの王者、ドン・ぺリニョン。
ペリニョン神父は、オーヴィレール大修道院の酒庫管理係として 47 年間勤め、
その中でコルク栓を開発し、偶然の産物でシャンパン(泡のワイン)を発明した人物です。
★エノテーク
エノテークは、瓶詰から最低 7 年以上を経た 1 度目の出荷、更に瓶詰から 12~15 年、20
年を経た 2 度目の出荷、なおも瓶詰から 20~25 年、30 年と経た 3 度目の出荷と 3 度に分
けて行われています。単にオールド・ヴィンテージとしての過去ではなく、
『将来向けて』
という未来志向です。この段階を「プレニテュード」と呼びます。
エノテークとは、ドン・ペリニヨン誕生の地、オーヴィレール大修道院の地下深く抱かれた秘蔵ワインライブラ
リーを指し、そこは、代々の醸造家が将来を見越してストックしておいたワインが眠っている、ドン・ペリニョ
ンの歴史そのものとも言えます。 そこで寝かせ、プレニテュードに達したドン・ぺリニョンをデゴルジュマン
し、エノテークとして市場に送り出されます。
ちなみにですが、銀座の高級クラブで「ドン・ペリ・ブラック」といえばこの「エノテーク」をさし、
「ドン・ペリ・ゴールド」とは「レゼルヴ・ド・ラベイ」のことでこちらは、フランスと日本のみの販売になり
ますが、滅多に市場には出回りません。
ドン・ペリニヨン
ドン・ペリニヨン・ロゼ
エノテーク
レゼルヴ・ド・ラベイ
2、モンラッシェ 2000
ブシャール・エイネ
ブシャ
ール・エ
イネ・
エ・フィ
ス社は
1750 年
ジョセフ・ブシャールによって設立された、ボーヌでもっとも由緒あるネゴシア
ン・エルヴァール(ワインの貯蔵熟成も手がける販売業者)です。「最良のワイン
であるため、畑からびん詰めまでを見守り続ける」。それこそがブシャール・エ
イネのスピリットです。
ブルゴーニュにあって、古くから名ネゴシアンとしてその名を知られるのが「ブシャール・エイネ・エ・フィス」です。
「ブシャール・エイネ・エ・フィス」は、1750 年、ミッシェル・ブシャールと彼の息子ジョセフ・ブシャールによって
設立されました。以来 250 年余にわたり、ブルゴーニュのワイン産業の中心地であるボーヌの中でも、屈指のネゴシア
ン・エルヴールとして知られてきました。その品質は広く世界に認められ、世界的コンテストでの数々の入賞歴に加え、
世界各国のエアラインに採用されるなど、高い評価を得ています。
その秘密は、ぶどう園を所有せずに貯蔵熟成のみを行うネゴシアン・エルヴールだという点にあります。確かにぶどう
畑を所有するドメーヌのなかには優れたワインを造り出す者もいますが、ぶどうの栽培は天候や環境などに左右される
ため、
小規模なぶどう栽培を行うドメーヌにおいてはぶどうの出来がそのままワインの品質につながってしまうのです。
そのため、毎年安定した高品質のワインを生産できるとは限りません。しかし、ネゴシアン・エルヴールは、毎年より
良い状態のぶどうやワインを各ドメーヌから購入することができるため、安定した良質なワインを提供することができ
るのです。
ブシャール・エイネ・エ・フィス」には、長い経験と優れた才能をもつワインメーカー
とセラーマスターがいます。彼らによって熟成されるワインは、凝縮度が高く、しっか
りとしたエレガントな味わい。ブルゴーニュの赤ワイン用の主要品種であるピノ・ノワ
ール種、そして白ワイン用のシャルドネ種の繊細さや複雑さ、新鮮さや芳醇さを最大限
に引き出す努力を惜しみません。栽培農家により手摘みで収穫されたぶどうは、
「ブシャ
ール・エイネ・エ・フィス」独自のスタイルに則って醸造された後、同社のカーヴで熟
成されます。その期間は赤ワインなら最大 18 カ月。この樽熟成が、ワインの香りのハ
ーモニーや複雑な味を決定するといってもいいでしょう。この間、常にワインの状態を
見つめ続け、完璧な温度管理と細心の注意のもと、
「ブシャール・エイネ・エ・フィス」
のワインならではの個性と深い味わいを花開かせます。
「最良のワインであるため、畑か
らびん詰めまでを見守り続ける」──それが「ブシャール・エイネ・エ・フィス」のスピリットなのです。
3、グランエシェゾー2001
ドメーヌ・フランソワ・ラ・マルシュ
0.3 ヘクタールのグラン・エシェゾー
18 世紀の半ば以来、代々ヴォーヌ=ロマネに居
住し、ワインを生んできたラマルシュだが、ドメ
ーヌではこのグランド・リュ以外にも 3 つのグラ
ン・クリュ――グラン・エシェゾー、エシェゾー、
クロ・ド・ヴージョ――を所有し、合わせると 10
ヘクタール強の地所のうち、半分をグラン・クリ
ュが占めるというクオリティの高さを誇る。また
プルミエ・クリュを始めとするその他の区画もヴ
ォーヌ=ロマネ村中心の構成となっていて、樹齢
もグラン・クリュが平均で 30 年、プルミエ・ク
リュで 40 年ほどと安定している。
現在、当主フランソワの娘ニコルがつくりを担当。収穫時に加え、選果台を備えたカー
ヴと、2 段階でしっかりとトリを付す。余分なストレスを与えないよう、果汁とワインの
移動はグラヴィティ・フローでおこなっている。ぶどうは除梗――年により 2 割ほど果梗
を残す――はするものの破砕せずに木製――一部イノックス――の発酵槽行きとなる。ま
た、ぶどうが完熟した年――最近では 2002 年、2003 年、それに 2005 年――にはシャプタ
リザシオンはなし。低温のマセラシオンの後、アルコール発酵中はルモンタージュをしっ
かりおこなう。新樽比率は 6 割から 10 割と高めで、期間は 14 ヵ月から 20 ヵ月におよぶ。
そして清澄、フィルターはなしで瓶詰め。
しっかりした色調ながら、濃すぎるということのないワインは、ヴォーヌ=ロマネらしいエレガントさとフィネ
スを感じさせてくれるもの。リリースされてすぐでも愉しめるが、やはりじっくりと熟成させてこそ全開となる
風味、味わいを堪能したい。なかでもフラッグシップのグランド・リュのカリテ・プリには素晴らしいものがあ
り、接しているグラン・クリュに較べるとその割安感が際立つが、立地、テロワールからすると価格の上昇は時
間の問題。なお、2006 年のミレジメからニュイ=サン=ジョルジュのプルミエ・クリュ、レ・クラが加わった。
4、ロマネ・サンヴィヴァン 1997
ドメーヌ・ルイ・ラトゥール
1898 年から所有しているわずか 0.76ha の究極特級畑!
ワインの産地としてボルドー地方とともに賞され
るブルゴーニュ。「ルイ・ラトゥール」は、この地
で家族経営を守り続けている世界的に著名なワイ
ンメーカーです。その歴史は、1731 年に一族がブル
ゴーニュの中心コート・ド・ボーヌでぶどう畑を所
有し、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたことに始まります。
1768 年にアロース・コルトン村へ移住した一族は、フランス革命直後の 1797 年に、醸
造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)として創業を迎え、まだ残る革命の余波をもろと
もせず、徐々に自社畑を広げていきました。
また成功への大きな契機となったのは、4 代目当主による大胆な改革でした。19 世紀
後半、彼はヨーロッパのぶどう畑がフィロキセラ(畑を食い荒らす害虫)で壊滅状態に
なった際、従来のピノ・ノワール種に替え、コルトンの丘にそれまで誰も想像さえしなかった、シャルドネ種の
苗木を植樹し、後にブルゴーニュの 2 大白ワインのひとつと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生さ
せたのです。こうした努力と成功を経て、「ルイ・ラトゥール」は現在、コート・ドール最大のグラン・クリュ
(特級畑)をはじめ、プリミエ・クリュ(グラン・クリュに次ぐ一級畑)、村名畑など、全畑で約 60ha を所有す
るブルゴーニュ屈指の作り手にまで成長を遂げています。
フィロキセラ害の窮地を乗り越え、1895 年に白の傑作「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させた 4
代目当主の原動力は、困難や現状に甘んじることなく、斬新なアイディアと果敢な挑戦心で新しい活路を見
出そうとする“革新の精神”でした。
フランス革命直後という困難な時期に創業を迎え、屈することなく自社畑を広げていったことでもわかる
ように、「ルイ・ラトゥール」には、この革新の精神が当初より息づいています。そして歴代の当主たちは
この精神を継承し続けることこそが、よりよいワインを生み出し、「ルイ・ラトゥール」を世界屈指の作り
手の座に導くと信じてやまなかったのです。
6 代目当主が、ブルゴーニュ以外のアルデッシュ地方やヴァール地方でその土壌の優秀さを見抜き、ぶどうの苗木
を植え、現在、高い評価を受けている「アルデッシュ・シャルドネ」や「ドメー
ヌ・ド・ヴァルモワシン・ピノ・ノワール」を成功させたのも、この革新の精神
を実践したからに他なりません。
さらに現 7 代目当主であるルイ・ファブリス・ラトゥールもこれにたがわず、
伝統を頑なに守り続ける一方で、常に革新的な技術の追求に挑み、最新のワイン
づくりに取り組んでいます。
5、グランエシェゾー2002
DRC~ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ~
<グラン・エシェゾー>
昔、グラン・エシェゾーの名称はレ・ゼシェゾー・デュ・バ、いわゆる下の方の
エシェゾーという風に呼ばれていました。
本当に素晴らしいグラン・クリュであり、
クロ・ムジョ村の一番良い部分のすぐ上に位置しています。
エシェゾーの土地に尐し囲まれていますが、
エシェゾーと比べると、
土壌が深く、
土の中の石が尐なめの土地です。そのため、グラン・エシェゾーのワインもエシェ
ゾーより深く、フローラルでエレガントなワインです。そのエレガントさは、ロマ
ネ・サン・ヴィヴァンに引けをとりません。
6、ロマネ・サンヴィヴァン・マレ・モンジュ 2001DRC ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ
ロマネ・コンティの東側に位置するロマネ・サン・ヴィヴァン、ロマネ・コン
ティを取り巻くグラン・クリュの中で最もエレガン
トで熟成が早いと言われているロマネ・サン・ヴィ
ヴァン。
この畑はもともとサン・ヴィヴァン修道院が所有
しており、その修道僧がワインを造っていました。
その後、1790 年にブルゴーニュの大地主であるマレ・モンジュ家が殆どの区画を所
持。1947 年に長期賃貸契約を DRC と結び、1966 年から栽培と醸造を委託される
ようになりました。
ラベル上には Domaine Marey-Monge という名前がありますが、ロマネ・コンテ
ィ社がワインを造っています。
当時、ロマネ・コンティ社はマレ家の所有していた畑の区画を借りていてワイン
を造ってきましたが、マレ家の子孫のネラン家が 1988 年までは、ロマネ・サン・
ヴィヴァンの畑の半分を所有していましたが、この年の巨額の相続税が課せられた
ためにロマネ・コンティ社に売却されてしまいました。
1988 年 9 月にロマネ・コンティ社が、マレ家の全区画を買取り現在に至ってい
ます。
しばらくの間、マレ・モンジュの名を称えてレベルに印字していたロマネ・コン
ティ社ですが、やがてマレ・モンジュの名前が消えていきます。
ところが、1992 年になってマレ・モンジュ家の子孫は途絶えてしまいました。
かねてから哲学者や数学者等優秀な頭脳明晰な人材を輩出していたマレ・モンジ
ュ家を惜しみました。そのため一旦消えていたマレ・モンジュの名を 93 年から復
活させました。
この区画を得るために、ロマネ・コンティ社も所有するグラン・エシェゾーやエ
シェゾーの一部を売却してまで購入しました。それだけ畑の中でもマレ家が所有し
た区画は魅力のある区画のようです。