第6学年前期 教科名:臨床実習の展開[アドバンスト - 日本大学歯学部

第6学年前期
教科名:臨床実習の展開
臨床実習の展開[アドバンスト歯科学演習]
臨床実習の展開
学修目標
学修目標
第5学年の臨床歯科学Ⅰ,Ⅱで履修が不十分であった領域の歯科医療の内容を
理解し,多様な患者への対応を修得する。
■教 科 書:平成 26 年度 第6学年 アドバンスト歯科学演習要項
臨床実習の展開(日本大学歯学部)
■授業期間: 4 月 7 日~7 月 8 日
■授業時間: 月曜日(4 月 7 日~7 月 7 日)
13:00 ~16:50
ただし,4 月 28 日を除く
火曜日(4 月 8 日~7 月 8 日)
13:00 ~16:50
■オフィスアワー :
(専門歯科学演習) 今村 佳樹
水曜日 17:00 ~18:00(要予約)
植田耕一郎 金曜日 17:00 ~18:00(要予約)
大井 良之 月曜日 17:00 ~19:00
中島 一郎 金曜日 17:00 ~18:00
本田 和也 月曜日 17:00 ~19:00
米原 啓之 火曜日 17:00 ~18:00(要予約)
小池 一喜 水曜日 17:00 ~18:00
萩原 芳幸 月曜日 17:00 ~18:00
(基本歯科学演習) 岡
俊一 月曜日 17:00 ~18:00
本吉
満 土曜日 10:00 ~13:00
高津 匡樹 月曜日 17:00 ~18:00
菅野 直之 月曜日 17:00 ~18:00
■成績評価:・専門歯科学演習では,各専門歯科学演習内容について理解度をテ
スト等を用いて評価する。臨床医学教育,摂食機能療法学,歯科
インプラント学,障害者歯科学,口腔顔面痛学(顎関節症を含む),
心療歯科学の各演習の成績の平均点を評価点とする。ただし,障
害者歯科学演習については,レポート等により評価する。6 課題の
平均得点を 100 点満点で評価する。
・基本歯科学演習では,第1~5教育診療科の成績の平均点を成績
評価点とする。
・専門歯科学演習と基本歯科学演習の成績の平均点をもって総合成
績とする。
■注意事項:・全出席を原則とする。
・必ず事前にアドバンスト歯科学演習要項で各診療科の実習日程を
確認する。
・午後1時(BTM 時)と終了時(ATM 時)に点呼を受ける。
・特に,専門歯科学演習では,学外の演習も含まれるので,集合時
間には留意する。
・学生グループは A, B2班に分かれ,交互に専門歯科学演習と基
本歯科学演習を履修する。さらに A, B 班は,小班(各 18 班)編
成でそれぞれの内容をローテーション履修する。
■準備学習:実習前に教科書等で各診療科の学習内容を一読しておくこと。
■履修概要
1.専門歯科学演習
以下の各専門歯科診療について,疾患概念,病態生理,基本治療方針を見
学実習,相互実習,模型実習,少人数講義を通して学修する。
・ 臨床医学教育
・ 摂食機能療法学
・ 歯科インプラント学
・ 障害者歯科学
・ ペインクリニック(顎関節症を含む)
・ 心療歯科学
2.基本歯科学演習
5年次から継続して担当しているPOS症例について,一連の歯科治療を
履修する。併せて,5年次に履修できなかった各診療科の履修項目を履修す
る。
・POS 患者は,すでに担当している症例について,継続した歯科診療を履修
する。新たに POS 症例を取ることは行わない。
・第4,5教育診療科においては,治療継続中の患者についても履修対象と
なり,見学・介助ならびに一部の治療行為(自験,カルテ記載)を行う。
特に,5年次に履修できなかった第1水準・第2水準の各項目について履
修を行う。
・第3教育診療科(歯科矯正科,小児歯科)にて歯科矯正治療あるいは小児
を対象とする介助実習を行う。
■専門歯科学演習
◆障害者歯科
歯科診療での心身の管理が困難な障害児・者のための安心と安全な医療の在り
方について理解を深める。
指導医
実 習 項 目
学 修 到 達 目 標
(引率者)
[課題実習]
・ 身体的,精神的および心理的特徴を
中島 一郎 1.障害者歯科治療
説明できる。
山﨑 晴美
尾崎 哲則
・ 安心と安全な歯科治療に必要な注意
点を説明できる。
上原
任
三澤麻衣子
・ 本人およびその介護者に対して適切
な歯科保健指導ができる。
・ 患者の特性に応じた口腔ケア処置に
ついて説明できる。
・ 患者に対する基本的なコミュニケー
ションができる。
・ 集合場所・演習場所:
演習該当日の 13 時に歯学部3号館3階,医療人間科学研究室の前に集合し指導
医により口腔保健センターへ移動する。見学後に歯学部に戻り,講堂で振り返り
を行なう。
◆臨床医学
歯科医にとって必要となる全身状態の把握が可能となるように,内科診断学に
基づいた全身所見の診察法を修得する。
指導医
実 習 項 目
学 修 到 達 目 標
・ Japan Coma Scale (JCS) に基づき意識
(内科診断学) 1.意識状態
米原 啓之
状態を把握できる。
秀 真理子 2.眼周囲の診察
・ 眼瞼異常(浮腫,下垂)が診察でき
白圡 博司
る。
・ 眼および瞼結膜の診察ができる。
・ 眼球運動が診察できる。
・ 瞳孔の状態が診察できる。
3.頸部の診察
・ 頸動脈が触知できる。
・ 頸部可動域を把握できる。
・ 視診により胸部を診察できる。
・ 打診により肺野を診察できる。
・ 打診により心臓の大きさを診察でき
る。
・ 聴診により呼吸音を聴取できる。
・ 聴診により心音を聴取できる。
5.腹部の診察
・ 視診により腹部を診察できる。
・ 触診により腹部異常(筋性防御,圧
痛点)を診察できる。
・ 打診により鼓腸を診察できる。
・ 聴診により腸蠕動音を聴取できる。
6.四肢の状態の診察 ・ 視診(肢位,手指形態,爪形態)に
より変形を診察できる。
・ 関節可動域(肩関節,肘関節,手関
節,股関節,膝関節,足関節)を診
察できる。
・ 徒手筋力テストにより筋力を把握で
きる。
・ 四肢知覚異常を診察できる。
1) 十二誘導心電図 ・ 循環の生理を説明できる。
・ 心電図基本波形を説明できる。
解読
・ 不整脈を判読できる。
2) 呼吸機能検査解 ・ 呼吸の生理を説明できる。
・ 肺気量検査を説明できる。
読
・ 胸部レントゲン写真の読像ができ
る。
・ 動脈血ガス分析について概説でき
る。
3) 血液検査解読
・ 血球計算ができる。
・ 凝固・線溶系検査について説明でき
る。
・ 生化学検査について概説できる。
・ 免疫学的検査について概説できる。
・ 内分泌代謝系検査について概説でき
る。
4.胸部の診察
(臨床検査)
大井 良之
・ 集合場所・演習場所:
2号館6階ゼミナール室に演習当日 13 時に集合する。
◆インプラント
歯科インプラントにおける基本的な埋入術式および印象採得から補綴装置装着
までの基本的な流れを体験学習する。演習を通して基本術式を理解し,それぞれ
の作業過程の意味,術式,使用材料の種類・使用方法・手技を修得する。また,
インプラント外科処置と密接に関連する全身状態の評価についても理解する。
指導医
実 習 項 目
学 修 到 達 目 標
萩原 芳幸 1.インプラントの基 ・ インプラント埋入に用いる器具を説
本埋入術式
明することができる。
・ インプラント埋入術式を説明するこ
とができる。
・ インプラント埋入時に必要な全身的
状態の各種検査値を説明することが
できる。
2.インプラントの基 ・ インプラント補綴の種類と特長を説
本補綴術式
明することができる。
・ インプラントの印象・咬合採得の方
法を説明することができる。
・ インプラント上部構造の作製方法を
説明することができる。
・ インプラント上部構造の試適・装着
の方法を説明することできる。
・ インプラント補綴装置のメンテナン
ス・口腔ケアについて説明すること
ができる。
・ 集合場所・演習場所:
演習当日 13 時に付属歯科病院地下 2 階,第4実習室(保存実習室)に集合す
る.
◆摂食嚥下療法・高齢者歯科
摂食機能障害の病態を理解し,本障害を有する患者への対応を学修する。なら
びに高齢者に比較的頻度の高い疾患を理解し,医科―歯科連携,多職種協働(チ
ームアプローチ)について,包括的医療の実際を知る。
指導医
実 習 項 目
学 修 到 達 目 標
・ 摂食機能の 5 期について説明ができ
植田耕一郎 1.摂食嚥下療法
る。
平場 久雄
・ 摂食機能障害の 5 期分類について説
中山 渕利
明ができる。
阿部 仁子
・ 摂食機能障害の診断ができる。
佐藤 光保
・ 摂食機能障害を起こす基礎疾患を説
和田 聡子
明できる。
飯田 貴俊
・ リハビリテーション医学の理念と手
三瓶 龍一
法を説明できる。
・ 摂食機能療法,摂食嚥下リハビリテ
ーションにおける以下の 4 つの側面
について説明できる。
① 治療的アプローチ
② 代償的アプローチ
③ 環境改善的アプローチ
④ 心理的アプローチ
・ 高齢者に高い頻度で起こる疾患(脳
2.高齢者歯科
卒中,認知症,パーキンソン病等)
を説明できる。
・ 高齢者に対するケアマネージメント
について説明できる。
・ 高齢者および摂食機能障害者に対す
る歯科疾患治療計画がたてられる。
・ 口腔ケアの考え方,手法について説
明ができる。
3.チーム医療
・ 医科歯科連携,多職種協働,訪問診
療における各職能を説明できる。
・ チーム医療における歯科の在り方に
ついて説明ができる。
・ 集合場所・演習場所:
演習該当日の 13 時に付属歯科病院2階第5総合診療室に集合し,2階の第3,
4,5総合診療室,および日大駿河台医学部付属病院病棟の症例の見学を行う。
また,付属歯科病院2階示説室,6階摂食機能療法学研究室にて演習を行う。
◆ペインクリニック・顎関節
慢性の痛みの病態を理解し,急性痛との相違を認識したうえで慢性痛を有する
患者への対応を学修する。顎関節症に代表される頻度の高い口腔顔面痛の特徴を
知ると同時に,診断と治療法を知る。
指導医
実 習 項 目
学 修 到 達 目 標
今村 佳樹
1.ペインクリニック ・ 口腔領域の疼痛の分類について説明
ができる。
本田 和也
・ 侵害受容性疼痛の診断と治療法につ
岡田 明子
いて述べることができる。
野間
昇
松本 邦史
・ 歯科で用いられる一般的な鎮痛薬の
作用機序ならびに用法について説明
河野 晴奈
できる。
平木 文佳
・ 筋筋膜痛の特徴を説明できる。
*出澤
幸
・ 関連痛の定義と診断,治療方針を説
*本田 智美
(*は,補充要員)
明できる。
・ 神経障害性疼痛の病因を述べること
ができる。
・ 神経障害性疼痛の代表的な病態(疾
患)を列挙できる。
・ 歯原性疼痛と非歯原性疼痛の病態の
違いについて述べることができる。
・ 原因の特定できない疼痛に対しての
診察,検査の進め方を体験し,要約
する。
2.顎関節症
・ 顎関節症の症型分類を説明できる。
・ 顎関節症の診査法を説明できる。
・ 顎関節症の画像検査上の特徴を説明
できる。
・ 顎関節症の保存療法について説明で
きる。
・ 顎関節症の侵襲的治療法について説
明できる。
・ 集合場所・演習場所:
演習該当日の 13 時に歯学部2号館1階,口腔診断学研究室の前に集合し指導医
により指示を受ける。
◆心療歯科
心と体は密接に関連していることを理解し,心因性疾患をもつ患者への対応を
学び,診断,治療について理解する。
指導医
実 習 項 目
学 修 到 達 目 標
小池 一喜 1.心療歯科
・ 心身相関について学ぶ。
・ 疼痛に対する心理ストレスの影響に
見崎
徹
篠﨑 貴弘
ついて理解する。
・ 心身症の発生について学ぶ。
原
和彦
・ 心身症患者の対応について学ぶ。
・ 観察する自我について学ぶ。
・ 舌痛症・口唇・口腔・頭蓋・顎顔面
領域の心因性の痛みを説明できる。
・ 診断方法について理解する。
・ 質問紙法心理テストを理解する。
・ 投影法心理テストについて学ぶ。
・ 一般心理療法について理解する。
・ 心理療法の種類を学ぶ。
・ 薬物療法について学ぶ。
・ 集合場所・演習場所:
演習該当日の 13 時に歯学部2号館1階,口腔診断学研究室の前に集合し指導医
により指示を受ける。
■基本歯科学演習
◆第2教育診療科
教育診療医
実 習 項 目
学 修 到 達 目 標
(歯科放射線科) [課題実習]
本田 和也 1.口外法エックス線 ・ 口外法エックス線撮影法および特殊
橋本 光二 撮影および特殊撮影法
撮影法の原理と画像形成を確認し,画
荒木 正夫
像診断を理解する。
江島堅一郎
・ 顎顔面領域における臨床症状とエッ
クス線画像から鑑別診断を行い,病理
澤田久仁彦
組織像による考察を加えた確定診断
川嶋 祥史
法を理解する。
松本 邦史
雨宮 俊彦 2.疾患の鑑別診断
鈴木 敏浩 (5課題から1題選択) ・ 口内法・パノラマエックス線写真お
よびCTなど顎顔面領域のエックス線
河野 晴奈 1)歯の異常,う蝕, 歯
画像により,歯の異常,嚢胞,腫瘍,
髄・根尖歯周組織疾
炎症,顎関節症の診断あるいは軟組
患および歯周疾患
織疾患の鑑別診断を理解する。
2)顎骨に発生する嚢胞
,腫瘍
3)副鼻腔の解剖学的構
造の理解と,副鼻腔
疾患
4)顎関節の解剖学的構
造の理解と,顎関節
疾患
5)唾液腺および軟組識
疾患
[自験症例]
・口内法エックス線撮影とパノラマ
エックス線撮影が実施できる。
・パノラマエックス線写真の画像形成
を理解し,画像診断ができる。
◆第5教育診療科
教育診療医
実 習 項 目
(保存修復科) [見学・介助実習]
陸田 明智 ※ 各処置のうち1症例
黒川 弘康
以上が必修
高見澤俊樹
坪田 圭司 保存修復科:
光重合型コンポジッ
川本
諒
トレジン修復
辻本 暁正
市野
翔
小泉 美香 歯内療法科:
抜髄・感染根管処置
利根川雅佳
島村
穣
田村ゆきえ 歯周病科:
チャート診査,スケー
村山 良介
リング・ルートプレー
遠藤
肇
ニング,歯周外科処置
大塚詠一朗
*鈴木英梨子
(*は,補充要員) [課題実習]
設定なし
(歯内療法科)
林
誠
武市
収
小森 規雄
勝呂
尚
清水 康平
羽鳥 啓介
平野 頼是
柴﨑 郁恵
松浦 慎吾
大原 絹代
小林 慶美
平 亜希子
會田 泰代
*土方 美香
*小林 弘樹
*鈴木 菜お
*上原 輝映
(*は,補充要員)
学 修 到 達 目 標
・ 医療チームの一員としてクリニカル
パスウェイにおける役割を果たすこ
とができる。
・ 光重合型コンポジットレジン修復の
実施手順を修得する。
・ 抜髄・感染根管処置の実施手順を修
得する。
・ チャート診査,スケーリング・ルート
プレーニングおよび歯周外科の実施
手順を修得する。
教育診療医
(歯周病科)
菅野 直之
佐藤 秀一
吉沼 直人
西田 哲也
山田
豊
高山 忠裕
好士 亮介
諸岡 朋子
髙野麻由子
蓮池
聡
長嶋 麻美
小森谷祐理
中村 泰三
*吉巻 友裕
*深山 朋子
*持山 剛広
*鈴木 仁子
*椎名 由貴
実 習 項 目
[POS・自験症例]
※ 必修とはしない。
保存修復科:
光重合型コンポジッ
トレジン修復,インレ
ー修復
歯内療法科:
ラバーダム防湿,抜髄
・感染根管処置
歯周病科:
ブラッシング指導,ス
ケーリング・ルートプ
レーニング
(*は,補充要員)
学 修 到 達 目 標
・ 硬組織疾患,歯髄疾患および歯周疾
患に対する診査ができる。
・ 硬組織疾患,歯髄疾患および歯周疾
患に対する治療方針の立案と説明がで
きる。
・ 保存治療に必要な前処置を実施する
ことができる。
・ 水準1の修復処置,歯内処置および
歯周処置が実施できる。
・ 患者に術後の治療内容を説明ができ
る。
◆第4教育診療科
教育診療医
実 習 項 目
(総義歯補綴科) [見学・介助実習]
高津 匡樹
飯沼 利光
伊藤 智加
1.患者治療の介助な
らびに技工実習
佐藤
仁
池田 貴之
李
淳
2.SOAP式カルテ記載
成田 達哉
塩田 洋平
3.医療コミュニケー
近藤 雄学
福井 雄介
ションのとり方
篠宮 知世
吉田 政史
[課題実習]
千葉健太郎
設定なし
(局部床義歯科)
月村 直樹
大山 哲生
[自験症例]
1.補綴治療内容の一
永井 栄一
部
大谷 賢二
梅川 義忠
2.必要な技工操作
中林 晋也
田所 里美
寺田みかげ
3.SOAP式カルテ記載
鴨川 紫乃
伊藤 顕治
木内 美佐
秋田 大輔
古市
匠
松浦
悠
*江原 弘剛
*佐伯 悦司
*須田 賢司
*山﨑 由紀
*荒井 洋子
*今村 真人
*金沢 孝憲
(*は,補充要員)
学 修 到 達 目 標
・ 補綴治療を行うための目的と意義を
理解する。
・ 補綴3科の教育診療医の患者治療に
対して,見学・介助ならびに適切な技
工操作ができる。
・ SOAP式カルテ記載ができる。
・ 患者治療の見学・介助に必要な実習態
度を理解し,医療コミュニケーション
がとれる。
・ 無歯顎,部分欠損およびう蝕・少数歯
欠損患者の補綴治療の一部(水準1も
しくは2)が実施できる。
・ 補綴治療に関わる技工操作が適切に
実施できる。
・ SOAP式カルテ記載ができる。
教育診療医
(クラウン・
ブリッジ科)
桟
淑行
萩原 芳幸
小峰
太
小泉 寛恭
橋口亜希子
中山 大介
伏木 亮祐
松本 圭史
岡村 浩太
大場 祐輔
田口 耕平
実 習 項 目
学 修 到 達 目 標
[テュートリアル学習]
・ 補綴治療と技工操 ・ 補綴治療を行うための目的と意義を
理解する。
作の目的と意義
・ クラウン・ブリッジ ・ クラウン・ブリッジによる治療に必
による治療
要な基本事項を理解する。
・ 部分床義歯による ・ 部分床義歯による治療に必要な基本
治療
事項を理解する。
・ 総義歯による治療 ・ 総義歯による治療に必要な基本事項
を理解する。
・各補綴装置の作製に ・ 各補綴装置の作製に必要な技工作業
必要な技工作業
の内容と順序が説明できる。
◆第1教育診療科
教育診療医
実 習 項 目
(口腔外科)
[見学・介助実習]
外木 守雄
・G 1~3 課題症例の見
金子 忠良
学・介助
関和 忠信
三宅 正彦
岩成 進吉
[自験症例]
本田 雅彦
<G-1課題>
清水
治
※5課題を実施する。
田中 孝佳
G 1-1) 術前診査
石井 輝彦
西村
敏
秀 真理子
G 1-2) 術前説明
上原 浩之
生木 俊輔
G 1-3) 術後説明
佐藤 貴子
原 八重子
G 1-4) 手術後処置
渡部 達久
古川 明彦
G 1-5) 浸潤麻酔
白圡 博司
斎藤 忠仁
<G-2課題>
前川 紀雄
(G-1課題終了者対象)
宮田 忠明
G 2-1) 抜歯
荻澤 翔平
小宮 一記
植木映美子
山田健太郎
真下 貴之
*平尾 大介
*島田奈緒美
G
G
G
(*は,補充要員) G
学 修 到 達 目 標
・ 安全と清潔に配慮した見学介助がで
きる。
・ 医療チームの一員として良好な医療
コミュニケーションをとることがで
きる。
・ 5年次に実施していないG-1課題
があれば,残りを必ず実施する。
・口腔外科受診患者の術前診査(問診,
視診,触診,血圧測定等)が適切にで
きる。
・ 口腔外科小手術(抜歯,外来小手術)
のリスクを患者に説明できる。
・ 口腔外科小手術後(抜歯,外来小手術)
の注意事項を患者に説明できる。
・ 口腔小手術後(抜糸,洗浄)の処置が
安全に実施できる。
・ 口腔内で安全に浸潤麻酔ができる。
・ 永久歯で簡単な場合の抜歯操作が安全
に実施できる。
2-2)口腔内縫合処 ・ 口腔内の縫合が安全に実施できる。
置
2-3)処方箋の作成 ・ 院外処方箋が適切に作成できる。
2-4)検査指示書の ・ 目的に合った臨床検査のオーダーが
作成
できる。
2-5)医療情報提供 ・ 他医療機関あての紹介(照会)状が作
書の作成
成できる。
<G-3課題>
(G-2課題終了者対象)
G 3-1) 伝達麻酔
・
下顎孔部への伝達麻酔を安全
に行うことができる。
教育診療医
実 習 項 目
G 3-2)小膿瘍切開
学 修 到 達 目 標
・ 歯肉膿瘍の消炎処置が適切にできる。
G 3-3)乳歯抜歯
・ 晩期残存乳歯の抜歯を安全に行うこ
とができる。
G 3-4)歯肉弁切除
・ 下顎第2大臼歯遠心部歯肉弁を安全
に切除できる。
G 3-5)小帯整形手術 ・ 舌小帯形成術を安全に行うことがで
きる。
(歯科麻酔科)
岡
俊一
見﨑
徹
高田 耕司
内田 琢也
小柳 裕子
関野 麗子
里見ひとみ
田子 智晴
[マネキン実習]
1.乳児および小児の ・ 乳児および小児の救急蘇生法が行え
る。
救急蘇生法について
・ 乳児および小児の救急蘇生法につい
て,成人の救急蘇生法との違いを理解
する。
◆第3教育診療科
教育診療医
実 習 項 目
(歯科矯正科) [課題実習]
本吉
満
1.矯正治療症例の見
田村 隆彦
学・介助項目
中嶋
昭
納村 泰弘 2.理解すべき課題
馬谷原琴枝 1) 矯正治療の実際
内田 靖紀
鈴木 里奈
稲葉 瑞樹
長谷川桃子 2) 矯正装置の作用機
序
坂口 真人
矢野 沙織 3) 矯正用材料と器具
の取り扱い
栗原智恵子
*五十嵐 雄
*砂田 麻衣
*深山和香子
*横塚 怜奈
*田村 瑛子
*金藤 麻紀
*清河 智康
*佐々木京三
*中田 智雄
学 修 到 達 目 標
・ 1症例以上の見学・介助・自験がで
きる。
・ 矯正治療の時期,方法および現在の
進行状況を説明できる。
・ 矯正歯科治療の診断,治療計画の立案
を理解することができる。
・ 矯正装置の作用機序を説明できる。
・ 矯正用材料と器具の取り扱いについ
て説明できる。
(*は,補充要員)
(小児歯科)
高森 一乗
佐藤妃枝子
新国七生子
武井 浩樹
関
信幸
西山 未紗
佐藤 桃子
*滝口 旗一
*長井 春香
*横山瑛里香
[課題実習]
1.小児歯科での治療 ・ 1症例以上の見学・介助・自験がで
症例の見学・介助 項目
きる。
2.見学・介助・自験 ・ 各症例の治療目的,意義および実施
の内容
手順が理解できる。
1) 行動変容技法
2) 口腔疾患の予防
3) 診断・治療
(*は,補充要員)
・ 歯科診療における小児への行動管理
について説明できる。
・ 小児の咬合発育の診査を行うことが
できる。
・ 乳幼児期からの全身発育について説
明できる。
教育診療医
実 習 項 目
学 修 到 達 目 標
・ 小児の口腔管理・咬合誘導計画につい
て説明できる。
3.理解すべき課題
※各1例が見学・介助 ・ 発育期における予防処置(ブラッシ
ング指導,フッ化物塗布およびシーラ
項目
ント処置)の適応症と禁忌症および
1.予防処置
実施・管理法について説明できる。
・ 乳歯列期および混合歯列期における
2.歯冠修復
歯冠修復(乳歯冠,インレー,アマル
ガムおよびレジン充填処置)の適応症
・禁忌症および実施・定期的管理に
ついて説明できる。
・ 乳歯および幼若永久歯の歯内処置
3.歯内療法
(覆髄法,断髄処置,抜髄,感染根管
治療)の適応症・禁忌症および実施・
予後観察について説明できる。
・ 小児患者に対する各外科手技(麻酔,
4.口腔外科処置
抜歯,軟組織疾患への処置)の原則を
説明できる。
・ 各外科手技の適応症・禁忌症および
実施・予後観察を説明できる。
・ 咬合発育段階における咬合誘導処置
5.咬合誘導処置
(受動・能動的咬合誘導)の適応症・禁
忌症について述べることができる。
・ 治療計画立案までのクリニカル・パ
スウエイを説明できる。