実習教育のあり方を考える講演会を開催 - 北海道医療ソーシャル

2010年11月6日(土)
出席者
15:00~18:30
於
北星学園大学
主催
A館
北海道医療ソーシャルワーカー協会
札幌支部連絡協議会
主管
中央A支部、中央D支部
第12回中央5支部合同学会 開催リポート
合計133名
中央A支部
17名
中央B支部
28名
中央C支部
29名
中央D支部
20名
中央E支部
33名
他支部、ブロック協議会
6名
「医療ソーシャルワーカーの責務について考える」
~将来に向けた今からできる準備~
◆演題発表[5演題]
座長上田
学
氏(新さっぽろ脳神経外科病院
◆講演会
座長山口
修史氏(真栄病院
/
当協会
康弘
講演1
「当協会の実習受け入れの現状と課題」
巻
講演2
「実習現場に求める実習教育について」
米本
/
当協会
中央D支部
医療福祉実習委員会
氏(北樹会病院
/
秀仁氏(北星学園大学
支部長)
委員長)
当協会
副会長)
社会福祉学部
教授)
~社会福祉士法及び介護福祉士法の改正をふまえて~
実習教育のあり
実習教育のあり方
のあり方を考える講演会
える講演会を
講演会を開催
昨今、我々、医療ソーシャルワーカーの役割期待は増大され、それを
裏付けるように、社会福祉士の養成においては、より実践力の高いソーシ
ャルワーカーを養成するべく、「社会福祉士法及び介護福祉士法」の改正が
行われました。それに伴い、各養成校において新カリキュラムが導入されて
おり、環境が刻々と変化しております。
特別企画として、
「実習のあり方を考える」講演会を実施致しました。
まず、当協会 巻 康弘副会長より、
「当協会の実習受け入れの現状と課題」
▲北星学園大学
米本 秀仁教授
として、医療機関での実習経験率36%や、入会者に対しての実習受入機関が圧倒的に少なく、他の福祉領域に後継者養成を委ねている等の現
状の報告と、今後、地域での相互支援により、バイザー数を増加させ、
「医療分野も必要な人材を自ら育てなければ」という提言等
がありました。
次に、北星学園大学 米本 秀仁教授より、
「社会福祉士法及び介護福祉士法」の改正の概要と今後の実習教育のあり方について、
社会福祉士法及び介護福祉士法改定の趣旨、実習・演習教育の厳格化、実習教育における後継者養成の意義等の講演があり、今後
の方向性として、
「社会福祉士制度における「専門分化」の展望」
「実習受け入れ・指導を当然とする文化」
「実習前評価システムの
共有及びそこでの協働」等を挙げられました。
フロアとの質疑応答では、社会福祉士法及び介護福祉士法改正の内容について質問やバイザー側の指導の方法について更なるレ
ベルアップのための研修会を求める声が出るなど、実り有る質疑応答であったと感じました。
米本氏、巻氏のご指摘の通り、社会福祉士の専門分化(専門社会福祉士)に向けての動きがある中、我々自ら後継者を育ててい
く文化をつくりあげていく必要を感じた講演会であったと思います。
また米本先生には、学会運営についてのご意見も頂き、今後、学会全体の質を上げていく必要性も感じました。
[講演会座長コメント
講演会座長コメント]
コメント]
山口
修史
氏
実習受入について多くの会員は、個々の事情があるとは思いますが、
「絶対しなくてはいけないもの」という認識にはなっていな
かったのではないでしょうか?後進育成を卵(学生)の頃から私達の手で行うことや、それを怠った場合の私達の未来を想像する
と、今回の講演内容は積極的に乗り越えるべき課題であると実感しました。そして個人的には、講師の先生方の直接的な言葉には
ありませんでしたが、その行間を読むと私達に対しての期待と叱咤激励を踏まえた思いが伝わってきたように思います。私自身医
療福祉実習員会の委員長として、この日の経験を活かして皆様のお役に立てるよう頑張る次第です。
演題発表では
演題発表では5
では5演題の
演題の発表
演者
川端
テーマ
毅
氏
「MSWの病棟担当制を導入して」
[札幌しらかば台病院]
~ケアミックス型病院におけるMSWの取り組み
米山
「新人MSWが抱える悩みへの具体的対処行動について」
香奈絵
氏
[琴似ロイヤル病院]
~入会2~3年目MSWへのアンケートによる実態調査から
水野
「透析医療機関のネットワークづくりを目指した取り組み」
亜紀
氏
▲
演題質疑応から(水野亜紀氏)
[札幌北楡病院]
橋本
恭尚
氏
[しんえいの杜]
菊地
攻
氏
「介護療養型老人保健施設でのショートステイから
みえてくる地域課題とそれに向けた具体的な取り組み」
「当院における筋萎縮性側索硬化症患者さまの
[定山渓病院]
入退院状況」
[演題発表座長コメント
演題発表座長コメント]
コメント] 上田
学 氏
▲ 演題発表質疑応答から①
中央D支部が学術担当という経緯で座長をさせていただきました。演題内容は、病棟
連携や新人へのスーパービジョン、医療機関相互の連携など、様々な角度からMSWの
発表者:米山香奈絵氏
他
責務について考えることができたと思います。
発表者の皆さんの緊張感をひしひしと感じ、私自身も緊張しながらの進行でしたが、
フロアの方々からのたくさんのご発言に助けられ、無事に終えることができました。
この中のいくつかの演題は、さらに研究を進め、他の学会にエントリーを予定してい
るとのことで、発表者の今後に期待しています。ありがとうございました。
アンケート(一部)
▲
[講演会]
演題発表質疑応答から②
[演題発表]
◆専門職としての意識が高まった。
◇時間にゆとりがあり、良かった、意見交換も活発で
◆後継者養成の重要性をあらためて意識しました。
良かった。
◆実習を受ける中で明確に出来なかった疑問が解決し
◇研究の質を向上させる必要性を感じた。
た部分があった。
◇研究考察と今後すべきことにつき、更に具体性があ
◆MSW側、養成校側、両者の見解が分かりやすかった。
ると良いと思う。
◆身近な話題で参考になった。
◇演題数が少なくて残念でした・・・。
◆専門職としての意識が高まった。
◇研究支援者の協力を得て、より深めた内容になれば
◆今後、実習受け入れへの努力のキッカケになった。
と思う。
第12回中央5支部合同学会
実行委員会
■学会長(当Report発行責任者)
岡村
紀宏(西岡病院)
TEL
011-853-8322
E-mail [email protected]
■実行委員
中央A支部
前田
陽子(北樹会病院)
、森本
美耶(もなみクリニック)
中央C支部
郡司あさみ(勤医協中央病院)
、倉舘真樹子(東苗穂病院)
中央D支部
山口
修史(真栄病院)
、橋本
中央E支部
斉藤
俊輔、鹿野なつみ(以上、手稲渓仁会病院)
恭尚(しんえいの杜)
、野村
中央B支部
岡本
恵子(順天病院)
涼(創成東病院)