ファイル名:H26.6.pdf サイズ:255.91KB - 羽島市

平成26年
第6回羽島市農業委員会議事録
羽島市農業委員会
1.開催日時 平成26年6月18日(火)午後1時30分~午後2時5分
2.開催場所 羽島市文化センター4階
特別会議室
3.出席委員(22名)
3番 柴
田
正
義
4番
山
川
宏
逸
5番
佐
藤
文
6番 今
井
佳
男
7番
森
川
治
義
8番
西
川
ひとみ
9番 高
橋
辰
夫
10番
番
幸
一
11番
渡
邊
勝
12番 仲
谷
富
夫
13番
山
田
勝
一
14番
大
橋
勝 好
15番 大
橋
專
利
16番
岩
田
利
弘
17番
大
橋
勝 英
19番 南
谷
春
義
20番
山
田
良
二
21番
服
部
好 一
22番 浅
野
喜代子
23番
山
田
令
次
24番
加
藤
奨
25番
橋
嘉
大
恵
次
明
4.途中入席委員(1名)
18番 伊
藤
忠
(1時55分
議案第27号
より入席)
5.欠席委員(2名)
1番 森
川
貞
秋
2番
岩
田
浩
一
6.議事日程
第1 議事録署名者の指名
第2 議案第24号
農地法第3条第1項の規定による許可申請について
第3 議案第25号
農地法第3条第1項の規定による買受適格証明願について
第4 議案第26号
農地法第5条第1項の規定による許可申請に対する意見に
ついて
第5 議案第27号
農業経営基盤強化促進法に基づく農用地利用集積計画の決定に
ついて
第6 報告第16号
農地法第3条の3第1項の規定による届出報告について
第7 報告第17号
農地法第4条第1項第7号の規定による農地転用届出報告に
ついて
第8 報告第18号
農地法第5条第1項第6号の規定による農地転用届出報告に
ついて
7.農業委員会事務局職員
事務局長
伴野
英彦
農地係長
山田
久男
土地改良課長
哲生
総務係長
入野
よし子
8.出席関係職員
農政課長 永田
則武
裕之
9.会議の概要
○
事務局長
「現在の会議の出席委員は、25名中22名で、定足数に達しておりま
すので、総会は成立しております。
それでは、羽島市農業委員会会議規則第3条の規定により、議長は会
長が務めることになっていますので、以降の議事進行を大橋会長にお願
いいたします。」
○
議
長
委員各位に委員会への出席のお礼を述べ、第6回羽島市農業委員会の
開会を宣言する。
第
1
議事録署名者の指名
○
議
長
本日の議事録署名者を指名にて決定する旨を告げ、7番
8番
第
2
議案第24号
○
議
長
森川委員及び
西川委員を指名する。
農地法第3条第1項の規定による許可申請について
「議案第24号
農地法第3条第1項の規定による許可申請について」
を上程し、事務局に説明を求める。
○
農地係長
「「議案第24号農地法第3条第1項の規定による許可申請」につい
て説明をさせていただきます。
番号23番及び2ページの番号24番は関連がありますので、併せて
説明させていただきます。
上中町中の番号23番の譲受人及び番号24番の賃借人は、非農家の
方ですが、実家が農家で幼い頃から農業の手伝いをされており、現在は家
庭菜園をたしなむ程度でいらっしゃいますが、かねてから農地を取得し、
本格的に農業をやりたいという意向があったため、自宅から近郊の調整区
域内にあるにある番号23番の申請地8筆
番号24番の申請地3筆
合計面積
合計面積2,696㎡は取得、
1,417㎡は賃借し、農業経営を
開始したいという申請です。
一方、番号23番の舟橋町の譲渡人は、生活資金に充当、番号24番の
下中町城屋敷の賃貸人は、労力不足のため申請に到ったものです。
現在、譲受人兼賃借人の農業経営面積はありませんが、番号23番の所
有権及び番号24番の耕作権を併せて取得することにより、農業委員会が
定める別段の面積40aを満たすものです、通作距離は自宅から申請地ま
で、すべて約1.5km・車で5分程度の圏内です。
また、必要な農機具も農地の権利を取得しだい利用できる準備を進めて
いることや必要な労働力が確保されていることを確認し、農地法第3条第
2項の各号に該当せず、許可要件のすべてを満たしていると考えます。
以上、2件の内訳は、生活資金充当
1件
46㎡
計
2,696㎡、 労力不足
68㎡
計
1,417㎡、
014㎡
合計
合計
田
1件
2件
田
田
2,050㎡
畑
6
1,049㎡
畑
3
3,099㎡
畑
1,
4,113㎡です。
以上について、ご審議お願いいたします。」
○
議
長
「ただ今、事務局からの説明について、何か質問・ご意見はございませ
んか?」
○14番委員
「農地の権利を取得される方は、今はまったく農地を持っていないとい
うことですね。これから農地を取得していくことになりますが、もとも
と農家の方なんですか?」
○
農地係長
○14番委員
「もともと実家は、農家でお手伝いはされていました。」
「私の感覚としては、農地を取得できるのは農家だけという思いなので、
その辺りをもっと詳しく説明願います。」
○
農地係長
「はい、羽島市の別段の面積は、40アールと規定されており、権利を
取得するところと合わせて、耕作権が40アール以上の面積にならない
と権利が取得できません。ただ、県等にも確認はしておりますが、新規
就農者等の方について門を閉じている訳ではありません。下限面積は、
満たされければいけませんが、今回の申請も購入する土地と借りる土地
を合わせて40アールを満たしての申請をいただいております。あと法
的な要件としては、労働力の確保と必要な農機具があるかというもので
すが、家族3人で農業をやっていくという意向と農機具は、借りるもの
も含めて順次、準備できるという説明を受けているため、事務局では許
可相当であると考えるものです。」
○14番委員
「私も新規就農者に関しては大歓迎で、農業に携わる人が増えていけば
良いと考えております。基準をどのようにクリアしたということを明確
に説明して頂きたいと思い、お尋ねしました。私の今までの感覚では、
農地の売買・賃借については農家しかできないという認識でしたので、
ありがとうございました。」
○
議
長
「他に質問・ご意見はございませんか?」
○
委
員
(質問・意見なし。)
○
議
長
「ご発言も無いようですので、採決いたします。
議案第24号「農地法第3条第1項の規定による許可申請について」許
可決定することにご異議ございませんか?」
○
委
員
「異議なし。」(全員)
○
議
長
「ご異議がないものと認め、議案第24番は、許可決定いたします。」
第
3
議案第25号
○
議
長
農地法第3条第1項の規定による買受適格証明願について
「議案第25号
農地法第3条第1項の規定による買受適格証明願に
ついて」を上程し、事務局に説明を求める。
○
農地係長
「「議案第25号
農地法第3条第1項の規定による買受適格証明願
について」説明させていただきます。
5番及び6番いずれも岐阜地方裁判所で競売に付されている案件の入
札に参加するために必要な、民事執行規則第33条に係る、農地法第3
条買受適格証明願です。
それでは、番号5番及び6番について併せて説明させて頂きます。5
番の申請地は、田・991㎡及び6番の申請地は、田・694㎡です。
竹鼻町狐穴の願出人は、申請地を取得し、農業経営の拡大を計るもので
あります。
現在、願出人の農業経営面積は、51.9aで、農業委員会が定める
別段の面積40aを超えており、通作距離は自宅から申請地まで約80
0m、徒歩10分程度です。
また、耕作の状況や必要な農機具、労働力は確保されていることを確
認し、取得後も効率的に利用されるものと認められるため、農地法第3
条第2項の各号に該当せず、許可要件のすべてを満たしていると考えま
す。以上、ご審議の程よろしくお願いいたします。」
○
議
長
「ただ今、事務局からの説明について、何か質問・ご意見はございませ
んか?」
○
3番委員
「この土地は、地権者が数十人いる共有地と聞いていますが、落札者は、
共有者の同意なしで、この土地を買うということですか?」
○
農地係長
「この土地が裁判所の競売に係ったということは、落札者と裁判所のや
りとりになります。」
○
議
長
「この案件は、裁判所が預かっている物件で、基準額や最低基準額も公
表されているので、それによって競争入札されるものです。」
○14番委員
「農業委員会の手を離れているということですね。」
○
「物事をいろいろ知るためにお尋ねしました、ありがとうございまし
3番委員
た。」
○
議
長
「他に質問・ご意見はございませんか?」
○
委
員
(質問・意見なし。)
○
議
長
「他にご発言も無いようですので、採決いたします。
議案第25号農地法第3条第1項の規定による買受適格者として証明
することにご異議ございませんか?」
○
委
員
「異議なし。」(全員)
○
議
長
「ご異議がないものと認め、議案第25号は、証明書を発行いたします。」
第
4
議案第26号
農地法第5条第1項の規定による許可申請に対する意見につ
いて
○
議
長
「議案第26号
農地法第5条第1項の規定による許可申請に対する
意見について」事務局に説明を求める。
○
農地係長
「「議案第26号
農地法第5条第1項の規定による許可申請に対す
意見について」説明させていただきます。
番号23番について説明させていただきます。小熊町2丁目の使用借
人は、会社員の方です。家族と同居する自宅敷地が手狭なため、父が所
有する隣地を使用貸借し、分家住宅を建築したいとの申請です。
申請地は、小熊小学校の西に位置し、既存集落の区域内の農地が10
ha未満の区域のため、第二種農地に分類され農地法施行規則第33条
第4項、周辺の地域において居住する者の日常生活上必要な施設で集落
に隣接して設置されるものの規定を準用して許可相当となるものです。
申請地の東側は畑、西側及び南側は水路、北側は水路で、農地と隣接す
る部分には、コンクリートブロックを設け、周囲の営農に支障のない様
にします。なお、申請地は、所有者が雑種地として利用していたため、
始末書を添付しての申請です。
以上の内訳は、一般個人住宅
1件
畑
385㎡です。それでは、
この案件についてご審議お願いいたします。」
○
議
長
○
委
員
○
議
長
「ただ今の説明について、何か質問・ご意見はございませんか?」
(質問・意見なし。)
「ご発言も無いようですので、採決いたします。
議案第26号「農地法第5条第1項の規定による許可申請に対する意
見について」許可相当として決定することにご異議ございませんか?」
○
委
員
○
議
長
「異議なし。」(全員)
「ご異議がないものと認め、議案第26号は、許可相当として意見を決
定いたします。」
第
5
議案第27号
農業経営基盤強化促進法に基づく農用地利用集積計画の決定
について
○
議
長
次に、「議案第27号
農業経営基盤強化促進法に基づく農用地利用
集積計画の決定について」の内番号231番と232番を上程し、事務
局に説明を求める。
○
農地係長
「「議案第27号
農業経営基盤強化促進法に基づく農用地利用集積
計画の承認について」の内番号231番と232番について、関連があ
りますので、一括して説明させていただきます。
231番、桑原町八神の借受人が、桑原町八神の土地所有者と1筆の
田、面積599㎡について、期間5年9ヶ月の10a当たり11,00
0円の賃貸借にて利用権貸借の設定をするものです。
続いて、232番は、桑原町八神の借受人が、桑原町八神の土地所有
者と4筆の田、合計面積5,112㎡について、期間10年9ヶ月の1
0a当たり米30kgの賃貸借にて利用権貸借の設定をするものです。
以上2件について、ご審議お願いします。」
○
議
長
○
委
員
○
議
長
「ただ今の説明について、何か質問・ご意見はございませんか?」
(質問・意見なし。)
「ご発言も無いようですので、採決いたします。
議案第27号の内番号231番と232番について原案のとおり決定
することにご異議ございませんか?」
○
委
員
○
議
長
「異議なし。」(全員)
「ご異議がないものと認め、議案第27号の内番号231番と232
番については、原案のとおり決定いたします。」
○
議
長
次に、議案第27号の内番号233番から242番までを上程し、
事務局に説明を求める。議席番号17番
伊藤委員及び議席番号18番
大橋委員及びに関係する事項があるため、農業委員会等に関する法律第
24条議事参与の制限により、審議終了まで退席を求める旨告げる。
(伊藤委員・大橋委員退席)
○
農地係長
「続きまして、議案第27号の内番号233番から242番までにつ
いて一括して説明させて頂きます。
この案件は、岐阜市司町のぎふ農業協同組合が9名の方と42筆の田、
合計面積37,094㎡について利用権貸借の設定をするものですが、
その内訳は、期間5年9ヶ月の10a当り4,000円の賃貸借が10,
853㎡について、期間6年9ヶ月の使用貸借が13,951㎡につい
て、期間5年9ヶ月の使用貸借が11,342㎡について、期間2年9
ヶ月の使用貸借が948㎡についてです。
なお、ぎふ農業協同組合が借受た農地は、地域の担い手農家及び株式
会社援農ぎふへ再配分され、転貸されます。以上10件についてご審議
お願いいたします。
○
議
長
「ただ今の説明について、何か質問・ご意見はございませんか?」
○
委
員
(質問・意見なし。)
○
議
長
「ご発言も無いようですので、採決いたします。
議案第27号の内番号233番から242番までについて原案のとお
り決定することにご異議ございませんか?」
○
委
員
○
議
長
「異議なし。」(全員)
「ご異議がないものと認め、議案第23号の内番号233番から24
2番までについては、許可相当として意見を決定いたします。」
○
議
長
「ここで、伊藤委員及び大橋委員の除斥を解きます。」
(伊藤委員・大橋委員着席)
第
6 報告第16号
農地法第3条の3第1項の規定による届出報告について
第
7 報告第17号
農地法第4条第1項第7号の規定による農地転用届出報告につ
いて
第
8 報告第18号
農地法第5条第1項第6号の規定による農地転用届出報告につ
いて
○
議
長
「報告第16号 農地法第3条の3第1項の規定による届出報告につ
いて、報告第17号
農地法第4条第1項第7号の規定による農地転
用届出報告について及び報告第18号
農地法第5条第1項第6号
の規定による農地転用届出報告について」を一括上程し、事務局に報
告を求める。
○
総務係長
報告議案をそれぞれ朗読し、関係資料を基に説明する。その内訳は、
農地法第3条の3第1項の規定による届出が相続
8件
について
説明。引き続き、農地法第4条第1項第7号の規定による農地転用届
出が、その他
1件
畑
925㎡
について説明、引き続き、農地
法第5条第1項第6号の規定による農地転用届出が一般個人住宅
4件
田
400㎡
の他
4件
203㎡
田
件
田
畑
836㎡
3,088㎡
、駐車場・資材置場
3,691㎡
畑
計
1,236㎡、集団住宅そ
、工・鉱業(工場)用地
1件
畑
1,220㎡
384㎡
総計
1件
、合計
田
10
4,911㎡につ
いて説明し、受理をした旨を報告する。
○
議
長
○
3番委員
各委員に対し、受理通知をした旨を報告する。
「報告事項なので申し訳ありませんが、疑問点があるのでお尋ねしま
す。申請の中で、畑を太陽光発電施設に転用するというものがありま
すが、この届出が受理されると固定資産税は、どうなりますか?」
○
事務局長
「固定資産税につきましては、税務課の固定資産税係が現況を確認の
うえ課税することになっています。今回の場合、農地として使ってい
ないことが見て取れれば、雑種地として課税されるものと思われます
が、課税部門は別にありますので、はっきりとしたことは申し上げら
れません。また、営農型発電施設については対応が異なるものと思わ
れます。」
○
3番委員
「はっきりとした回答は、私ももらおうとは思っておりませんが、周
囲の方に尋ねられると困るので、お尋ねしました。」
○
7番委員
「営農型発電施設については、制度の説明を一度して頂けたら良いと
思います。」
○
議
長
「これまで、常任議員会議でも営農型発電施設については、色んな議
論がありました。機会がある時に事務局から制度について、ご説明頂
けると、私も良いと思います。」
○
農地係長
「各委員さん言われますように、営農型発電施設は、色々な制約のも
とに認められている制度です。羽島市においても申請があるかもしれ
ません、その時は、当然条件等を皆さんに知ったうえで、ご審議頂く
必要があります。制度について、説明する機会を設けたいと思います
ので、よろしくお願いします。」
○
議
長
本日の議事が全て終了した旨を述べ、会議の閉会を宣言する。