PDF(950KB) - 東京都地球温暖化防止活動推進センター

平成 25 年度
中小テナントビル向けBEMS導入補助事業
(中小テナントビルエネルギー管理支援サービス普及促進事業)
手続きの手引き
(平成 25 年 6 月)
(お問い合わせ先・申請書の提出先)
公益財団法人東京都環境公社
東京都地球温暖化防止活動推進センター
(愛称:クール・ネット東京)
〒163-8001
東京都新宿区西新宿2-8-1 東京都第二本庁舎16F
TEL:03-5320-7871
Eメール:[email protected]
ホームページ:http://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/bems/
受付時間:月曜日~金曜日(祝祭日を除く)9:00~17:00
東京都地球温暖化防止活動推進活動センターとは
「地球温暖化対策の推進に関する法律」第 24 条に規定され、地球温暖化防止活動の推進を図ることを目的
とする一般財団法人の中から一つを、都道府県知事が指定するものです。
東京においては、財団法人東京都環境整備公社(現公益財団法人東京都環境公社)が平成 20 年 2 月 4 日
に、東京都地球温暖化防止活動推進センターとしての指定を受け、同年 4 月 1 日に活動を開始しました。
平成 25年度 手続きの手引き
本助成金に申請又は本助成金を受給される皆様方へ
公益財団法人東京都環境公社(以下「公社」といいます。)が実施する本助成金交付事業に
つきましては、東京都の出えん金を基にした基金を財源としておりますので、社会的にその適
正な執行が強く求められています。公社としても助成金に係わる不正行為に対しては厳正に対
処いたします。
そこで、本助成金に申請をされる方、申請後助成金を受給される方におかれましては、以下
の点について、十分にご認識された上で、申請・受給されますよう、お願いいたします。
1.中小ビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業(以下「本事業」といいます。)につ
いては、中小ビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業(BEMS)実施要綱(平成
25 年 5 月 1 日付 25 環エ分第 3 号環境局長決定。以下「実施要綱」といいます。)及び
中小ビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業(BEMS)助成金交付要綱(平成
25 年6月 17 日付 25 都環公総地第 413 号。以下「交付要綱」といいます。
)に基づき
実施いたします。
2.本助成金の申請者が公社に提出する書類には、如何なる理由があってもその内容に虚偽の
記述があってはなりません。
3.助成対象経費については、平成 25 年 3 月 31 日以前において、発注、契約等を行ってい
た場合は、助成金を交付することはできません。
4.以上「2.」
「3.
」の事項に違反した場合は、公社からの助成金の交付決定及びその他の
決定を取り消します。また、公社からの助成金が既に交付されている場合は、その金額に
加算金(年 10.95%の利率)を加えてお返しいただくことになります。
〈
目 次 〉
1
平成 25年度 手続きの手引き
1.事業の概要
1.1
目的
1.2
事業スキーム
1.3
スケジュールのフロー図
2.助成内容
2.1
助成対象事業者
2.2
助成対象事業
2.3
交付の条件
2.4
助成対象経費
2.5
助成金の額
2.6
実績の報告
2.7
BEMS導入効果の公表
2.8
本事業の実施期限等
3.申請の方法
3.1
申請受付期間
3.2
事前申請
3.3
交付申請
3.4
申請に当たっての留意事項
3.5
交付決定
3.6
申請の撤回
3.7
助成金の交付
4.助成金交付後の手続き等
4.1
助成金の承継
4.2
事情変更による決定の取り消し等
4.3
事業者情報の変更について
4.4
債権譲渡について
4.5
交付決定の取り消し
2
平成 25年度 手続きの手引き
4.6
助成金の返還
4.7
違約加算金
4.8
延滞金
4.9
他の助成金等の一時停止等
4.10 財産の管理等及び処分等
4.11 助成事業の経理等
4.12
調査、指導・助言、実績の報告
4.13
個人情報等の取り扱い
4.14
免責
5.本事業に関連する事業のご案内
5.1
地球温暖化対策報告書制度
5.2
省エネルギー診断
6.参考資料
7.Q&A よくある質問
8.申請書類作成要領
実施要綱・交付要綱
3
平成 25年度 手続きの手引き
「賢い節電」へのご協力のお願い
電気の無駄遣いをなくし、都市の魅力や快適性を大事にしながら
需給のひっ迫にも弾力的に対応できる「賢い節電」へのご協力を
お願いします。
1
事業の概要
1.1
目的
東京都は、低炭素・快適性・防災力を同時に兼ね備えた「スマートエネルギー都市」の実
現を目指して、賢い節電・省エネの徹底と定着、低炭素・自立分散型エネルギー源の普及及
びエネルギーマネジメントによる需給の最適制御を促進する取組を進めています。
本事業は、建物全体のエネルギー需要の状況を総合的に把握し、機器や設備の運転を効率
的に行うBEMSの普及が進んでいない中小テナントビルを対象に、BEMSアグリゲータ
事業者を通じた効率的なエネルギー管理を推進するBEMSの導入を支援し、エネルギーマ
ネジメントの普及・拡大を図ることを目的に実施するものです。
目指すべきスマートエネルギー都市
4
平成 25年度 手続きの手引き
1.2
事業スキーム
本事業では、都からの出えんにより、平成 25 年度において、公益財団法人東京都環境公社
(以下「公社」という)に約 2.6 億円の基金を造成します。この基金を基に、都内の中小テナ
ントビルにおいて、BEMSを導入する事業に対し、その経費の一部について助成を行うもの
です。本事業のスキームは次のとおりです。
スキーム図
(
基
金
造
成
)
・導入助成
テ
ナ
ン
ト
ビ
ル
・BEMS の導入
(使用電力の抑制制御)
(電力消費量の見える化)
(アB
※グE
)リM
・サービス料の支払
ゲS
ー
タ
助成申請
データ提供
東
京 ・出えん金
都
東
環
京
境
都
公
社 ・事業実施の報告
国
・アグリゲータ認定
(SII)
・導入助成
(※) 一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が実施する補助事業において、中小ビル等にB
EMSを導入するとともに、クラウド等によって自ら集中管理システムを設置し、ビルオーナー、
テナントに対しエネルギー管理支援サービス(電力消費量を把握し節電を支援するコンサルティ
ングサービス)を行うエネルギー利用情報管理運営者として同法人の登録を受けた事業者をいう。
5
平成 25年度 手続きの手引き
1.3
スケジュールフロー図
BEMS
助成対象事業者
検討・準備
BEMS 導入工事
アグリゲータ
助成事業の協議
SII への交付申請
決定通知受領
国助成金(SII)
東京都助成金
(東京都環境公社)
審査
交付決定
① 都への事前申請
助成事業の実施
工事の完了
完了報告
SII の確定通知受領
受付
・契約・工事完了
・エネルギー管理
支援サービス
審査
交付額確定
② 都への交付申請
審査
交付決定
都の交付決定通知受領
助成金支払
③助成金請求・支払
助成事業手続きの流れ
① 一般社団法人環境共創イニシアチブ(以下「SII」という)の交付決定通知をもって、都(東京都環境公社)
に「事前申請」を行います。
② SII の交付確定通知をもって、都(東京都環境公社)に「交付申請」を行います。
③ 都(東京都環境公社)の交付決定通知をもって、助成対象事業者は助成金の請求を行います。都(東京都
環境公社)は当該請求に基づき、助成金を支払います。
6
平成 25年度 手続きの手引き
2
助成内容
2.1
助成対象事業者
(交付要綱第3条参照)
本助成金の交付対象となる事業者(以下「助成対象事業者」といいます。
)は、以下のいず
れかに該当するものとします。
(1) 中小企業者(中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者、中小企業団体の組
織に関する法律(第3条第1項第7号)に規定する協業組合又は中小企業等協同組合
法(第3条第4号)に規定する企業組合)(P25参照)
(2) 資本金が10億円未満の会社法に定める会社(株式会社、合名会社、合資会社、又は合
同会社)
(3) 個人事業者
(4) リース等事業者
リース、割賦、ESCO(シェアードセービング)、無償貸与を利用して、BEMS の導入を
行う事業者も助成対象事業者として交付申請を行うことができます。
注意
2.2
主申請者を(1)から(3)までの事業者、共同申請者をリース等事業者として申請してくださ
い。
助成対象事業
(交付要綱第4条参照)
以下の要件を満たす事業に対して助成を行います。
(1) 一般社団法人環境共創イニシアチブが実施する「エネルギー管理システム導入促進事
業」において平成25年4月1日以降、交付決定を受けた事業であること。
(2) 主たる用途が事務所である中小テナントビルにおいてBEMSを導入すること。
(3) テナント事業者等がビルオーナーとアグリゲータとの間で締結するエネルギー管理
支援サービスを利用し、自ら使用する部分の電力使用量のリアルタイムでの「見える化」
(30分刻み以内等)サービスを受けること。また、「見える化」するための表示端末(専
用端末でなくとも可)が、テナント専有部において使用できること。なお、当該テナント
事業者はBEMS設置者(助成対象事業者)と別法人であること。
7
平成 25年度 手続きの手引き
2.3
交付の条件
(交付要綱第 11 条参照)
公社は、助成金の交付の目的を達成するため、次に掲げる事項を満たすことを条件とし
ます。以下の条件をご理解いただき、承諾した場合のみ助成金の申請を行って下さい。
(1) 助成対象事業者において、都の「地球温暖化対策報告書制度」における報告書を提出
していることとします。(P23参照)
(2) 助成対象システムの設置後に、以下の取組を行うことに承諾した上で、交付申請を行
って下さい。
① 本事業においてBEMSを設置する中小テナントビルにおいて、当該ビルに入居す
る全部又は一部のテナント事業者は、継続的に電力消費の効率化に努め、電力逼迫時
など国等が発する電力消費制御の協力要請に対し、無理のない範囲で応じることとし
ます。
② 助成対象事業者において、BEMSを設置した日以降6ヶ月経過後1年以内に、公社
が実施する省エネルギー診断を受診することとします。助成対象事業者は、省エネル
ギー診断の受診に際して、テナント事業者におけるエネルギー管理責任者等の立ち合
いについても、協力を求めることとします。) (P24参照)
③ ビルオーナーとBEMSアグリゲータ事業者との間で締結するエネルギー管理支援
サービス契約の開始後1年間における電力使用量の実績、及び②による省エネルギー
診断の受診を証する書類を公社に提出することとします。
※ リース事業者等からのサービスを利用して助成事業を行う場合は、以下の条件を満た
すこととします。
・1 年以上の契約解除禁止期間を設定することとします。
・ 助成対象となる設備は、原則として、処分制限期間(5年)の間使用することを前
提とした契約であることとします。
(契約終了後、サービスを提供する事業者が保
有する設備をBEMS導入事業者に譲渡する契約も認めます。)
・ サービス利用者に対して都の助成金相当分の利益が還元される契約であることと
します。
※ 原則、本助成金により支援を受けて事業を行うBEMSアグリゲータが、自身も補助
金を活用して所有する建築物にBEMSを導入することは、助成金交付の目的上ふさ
わしくないと考えられるため、助成金の交付申請を行うことはできません。
ただし、必要に応じて取引価格から利益相当分を排除することで、交付申請を行う
ことができます。
(P26参照)
8
平成 25年度 手続きの手引き
2.4
助成対象経費
(交付要綱第5条参照)
国(SII)の補助制度において、助成対象となる設備及び工事費とします。(P27
参照)
2.5
助成金の額
(交付要綱第6条参照)
2.4 の助成対象経費について、その4分の1を助成します。ただし、250万円を限度
とします。(助成金交付の計算例:P28参照)
※助成金の額に千円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるものとします。
<都の助成率>
2.6
助成対象経費区分
国の助成率 1/3 の機能を
満たすシステム
国の助成率 1/2 の機能を
満たすシステム
設備費
1/4以内
1/4以内
工事費
1/4以内
1/4以内
1 事業所当たりの上限額
250万円
250万円
実績の報告
(交付要綱第 27 条参照)
助成対象事業者は、2.3「交付の条件」に定めた以下の内容について、BEMS設置
後に、公社への報告を行っていただくことに承諾した上で、助成金の申請を行うものと
します。なお、助成金の交付後、これに応じていただけない場合は、返還を求める場合
があります。
(1) BEMSアグリゲータによるエネルギー管理支援サービス開始後、6ヵ月を経過した日
以降1年以内に公社が実施する省エネルギー診断を受診し、診断結果を報告していただ
くことが必要です。
(2) BEMSアグリゲータによるエネルギー管理支援サービス開始後、1 年間のエネルギー
使用実績の報告が必要です。また、テナント等事業者が自ら使用する部分の計測デー
タについても報告が必要です。
9
平成 25年度 手続きの手引き
2.7
BEMS導入効果の公表
(交付要綱第 11 条参照)
公社は、助成金の交付対象となった中小テナントビルにおけるBEMS導入後の電力使
用量に関して分析・検証を行い、今後の中小テナントビルにおけるエネルギー利用の効率
化につなげるため、BEMS導入後の効果等(業種別、時間帯、季節ごとの電気使用量等
について統計的な処理を行ったもの)に関する分析結果を公表するものとします。
2.8
本事業の実施期限
(交付要綱第7条参照)
助成対象事業者が行う事業の実施期間は、交付決定を行った日の属する年度から起算
して2箇年度目の末日とします。
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平成 25年度 手続きの手引き
3
申請の方法
3.1
申請受付期間
平成25年6月28日(金) から 平成26年3月14日(金)(必着)まで
助成金の交付を希望する方は、本期間内において、下記により「事前申請」及び「交付申
請」の2段階の手続きを行ってください。
なお、申請書類の作成に当たっては、以下の記載事項のほか、16ページ「3.4
申請に当
たっての留意事項」、29ページ「7 よくある質問」、及び34ページ「8 申請書類作成要
領」等を必ず確認いただきますようお願いいたします。
注意 事前申請の受付は平成 26 年 1 月 24 日(金)(必着)をもって締め切らせていただきます。
3.2 事前申請(交付要綱第 8 条)
(1) 助成金の交付を希望する方は、国(SII)による交付決定通知を受領後、速やかに「事
前申請書」(第1号様式)
、及び当該申請に必要な添付書類(P13
別表第1)をとりま
とめ、公社に提出してください。
本助成金は、国(SII)の補助対象額に基づき、助成額を確定します。
国(SII)補助金に対して都が上乗せして補助金を交付するスキームのですので、
都の助成要件を満たした上で、国(SII)への交付申請を行っていただく必要があり
ます。十分ご注意ください。
(2) 公社は、申請書類の審査を行った上で、書類に不備がなく、かつ交付条件を満たす場
合については、「事前申請受理書」(第2号様式)を送付します。また、必要事項が適切
に記載されていない、又は添付書類に不備がある場合は、「事前申請不受理書」(第3号
様式)によりその旨を通知します
申請に当たっては、以下の点にご注意ください。
・
(別表第1)No.3~5関係
事業計画書、計測箇所等を示すポイントリスト等により、助成対象事業者及びテ
ナント事業者において、自ら使用する部分のエネルギー使用量を可視化するサービ
スが利用されることについて、具体的に確認できることが必要です。
・
(別表第1)No.7関係
主申請者(BEMS設置者)の商業(法人)登記簿謄本により、資本金が中小企
業基本法に定める中小企業者、又は会社法に定める資本金 10 億円未満の法人等で
11
平成 25年度 手続きの手引き
あることを確認できることが必要です。
・
(別表第1)No.8関係
BEMS設置事業所におけるテナントとの賃貸借契約書又はそれに準ずる書類
により、自ら使用する部分のエネルギー使用量を可視化するサービスについて、当
該サービスを利用するテナント事業者がビルオーナーとは異なる法人であること
を、具体的に確認できることが必要です。
・
(別表第1)No.9関係
主申請者(BEMS設置者)の会社事業所概要書は、会社・事業所の事業内容が
わかるものであり、かつ、従業員数が確認できるものとしてください。
・
(別表第1)No.10関係
事前申請時において、東京都の「地球温暖化対策報告書制度」における報告書の
提出が行われていることとします。このため、当該報告書の提出を証するものとし
て、
「東京都地球温暖化対策報告書提出書」に対して、同報告書制度を運営する公
社による受領印の押印がある書面の写しを提出いただく必要があります。
12
平成 25年度 手続きの手引き
(別表第 1)
(第8条第1項関係必要書類)
(事前申請書類一覧)
必要書類
様式
助成金交付に係る事前申請
書
SIIが発行した「交付決定
通知書」
第1号様式
及び別紙
№
1
2
SIIの写し
3
事業計画書
SIIの写し
4
システム概要図
SIIの写し
5
6
7
8
9
計測・制御対象一覧 (ポイン
トリスト)
(該当する場合のみ)設置許可
書
商業(法人)登記簿謄本
(発行後3か月以内のもの)
BEMS設置事業所におけ
るテナントとの賃貸借契約
書、又はそれに準ずる書類
主申請者(BEMS設置者)の
会社事業所概要書
(パンフレット等)
10
「東京都地球温暖化対策報
告書」の
提出書及び報告書(その 2)の
写し
11
返信用封筒(角型 2 号)2 枚
12
その他公社が必要と認める
書類
SIIの写し
SIIの写し
原本
写し
写し
写し
内容・作成上の留意事項
収支明細に設備費・工事費の詳細を明記すること。
(都の助成における前提条件)
助成対象事業者及び、テナント事業者がどのようなエネル
ギー管理支援サービスを受けるのか具体的に確認できるこ
と。
・計測・制御箇所が明確になるよう作成されること。
・エネルギー使用量を可視化できる場所を明確にすること。
・計測・制御箇所が明確になるよう作成されること。
・自ら使用する部分のエネルギー使用量を可視化するサー
ビスをテナント事業者が利用することを確認できること。
リース等事業者、1棟借りのテナント事業者等が本事業を
行う場合で、建物所有者が助成事業者と異なる場合は必須。
BEMS設置者である中小企業者等の資本金等が確認でき
ること。
個人事業の場合は業種が確認できる書類。開業届(写し)、
青色申告承認申請書(直近のものの写し)など。
エネルギー管理支援サービスを利用するテナント事業者
(ビルオーナーとは別法人)が、BEMS設置事業所に実在
することを確認できるもの。
BEMSを設置する中小企業者等の従業員数が確認できる
こと。(株主総会の事業報告、会社、事業内容が分かるもの)
・事前申請時において平成 25 年度提出分の報告書を提出し
ていること。
(公社受領印のあるもの)
・報告範囲、報告範囲の主たる用途が記載されているもの
であり、当該主たる用途が「事務所」であることを確認で
きるもの。
受領書、公社の助成金交付決定通知書等の送付用(送付先が
記入されたもの)
(注)(SIIの写し)とは、SIIが発行した書類、及びSIIに提出した書類。
(備考) 協業組合、企業組合等の場合にあっては、7の商業(法人)登記簿謄本に、定款及び組合員名簿を添付すること。
13
平成 25年度 手続きの手引き
3.3
交付申請(交付要綱第 9 条参照)
(1) 3.2 の手続きにより公社への事前申請を行い、「事前申請受理書」
(第2号様式)を受
領した事業者に限り、交付申請を行うことが出来ます。
(2) 公社への交付申請は、国(SII)による補助金の確定通知を受けた事業について行
うことが出来ます。
(3) 平成26年3月14日(金曜)(必着)までに、国(SII)の補助金額確定通知の
写しとともに、必要な交付申請書類(P15
別表第2)をとりまとめた上で、都の助
成金交付申請書(第4号様式)により交付申請を行ってください。
(4) 予算の範囲を超えた日をもって、申請の受付けを停止します。
注1 上記期間に助成金交付申請書を先着順に受け付けたものについて、審査の対象になります。
注2 予算の範囲を超えた日に複数の申請書が提出された場合は、提出された助成金交付申請書(第
2号様式)の中で抽選を行います。
申請に当たっては、以下の点にご注意ください。
・
(別表第2)No.4関係
エネルギー管理支援サービスのサービス契約書により、ビルオーナーとは別法人
であるテナント事業者が、自ら使用する部分のエネルギー使用量について「可視化」
するサービスを利用していることが確認できるものとします。
・
(別表第2)No.7関係
契約設計図書の写しは、以下の内容がわかるものとしてください。
① エネルギー使用量を可視化できる場所(特にテナント事業所部分の計測
箇所)が明確にされているものとします。
② 計測・制御が明確になるよう作成されたものとします。
③ 自ら使用する部分(専有部)のエネルギー使用量を可視化するサービス
について、テナント事業者が利用出来ることを確認できるものとします。
14
平成 25年度 手続きの手引き
(別表第2)
(第 9 条第1項関係必要書類)
(交付申請書類一覧)
№
1
必要書類
助成金交付申請書
様式
内容・作成上の留意事項
第4号様式
及び別紙
収支明細に設備費・工事費の詳細を明記すること
2
助成事業完了時にSIIへ提出した
「助成事業実績報告書」
SIIの写し
・SIIに提出した「助成事業実績報告書」
(別紙)
収支明細表の内訳記載欄について、SIIの確定
額と異なる場合は、その理由と金額内訳がわかる
書類を添付すること。
・設備費、工事費の内訳が分かる書類を添付する
こと。
3
SIIが発行した「助成金額確定通
知書」
SIIの写し
(SIIの補助金確定額を確認する書類)
4
エネルギー管理支援サービスのサー
ビス契約書
SIIの写し
5
(工事請負、リース等)
BEMS導入に係る契約書類
SIIの写し
6
事業報告書
SIIの写し
7
契約設計図書
SIIの写し
8
計測・制御対象一覧(ポイントリスト)
SIIの写し
9
工事写真
SIIの写し
10
(該当する場合のみ)
利益排除計算書
SIIの写し
11
助成金振込口座登録書
12
振込口座が確認できる書類
13
その他公社が必要と認める書類
第 13 号様式
写し
ビルオーナーとは別法人であるテナント事業者
が、自ら使用する部分のエネルギー使用量につい
て「可視化」するサービスを利用していることが
確認できるもの。
・テナント事業者が使用する部分のエネルギー使
用量の計測が行われること等の確認。
※リース等による場合、電力需要家に対して助成金相当
分の利益が還元される契約・1 年以上の契約解除禁止期
間の設定等、明確に記載された書類
助成対象事業者及びテナント事業者がどのような
エネルギー管理支援サービスを受けるのか具体的
に確認できるもの
システムの要件の確認
・導入拠点の消費電力全体、空調、照明等の計測・
テナント事業者においても「可視化」するサービ
スを利用する表示端末(自社 PC での閲らんも可)
が設置されていることが確認できること。
・工事写真は工事前、中、後が確認できるように
撮影すること。
助成金申請者が自社製品を調達して設置する場
合。
・助成対象事業者(法人の場合は代表者)の署名、
捺印が必要。
・リース等、必要に応じて共同申請が必要な場合
は、双方の事業者における署名、捺印が必要。
・上記口座の通帳のコピー(口座番号・名義が分
かる面)など振込口座が確認できる書類
・小切手帳や銀行から送付される振込明細書で銀
行名口座番号、支店名がわかるもの
(注)(SII の写し)とは、SIIが発行した書類、及び SII に提出した書類。
注1 申請書類及び添付書類等については、本審査以外には使用しません。
注2 必要書類への記入漏れや不備等があった場合は、書類審査で不採択となることがありますので、
漏れのないよう、提出前によく確認してください。
注3 申請書類について、公社より修正をお願いする場合があります。
注4 提出された申請書類及び添付資料は、原則、返却いたしません。
15
平成 25年度 手続きの手引き
3.4 申請にあたっての留意事項
(1) 審査の過程で、現地確認・調査を行うことがありますので、その際はご協力をお願い
します。
(2) 審査中の途中経過等に関するお問合せには、一切応じかねますのであらかじめご了承
ください。
(3) 選考に係わる審査料等は徴収しませんが、申請書類作成・送付等に係わる経費は、助
成金申請者の自己負担になります。
(4) 交付決定後、 助成金申請者の都合で辞退する場合は、次回以降の応募を制限するこ
とがあります。
(5)
職員への働きかけ・陳情等により、公正中立性が確保されないと判断された場合に
は、審査対象から除外させていただきます。
(6) リース等で助成事業を行う場合の留意点は以下のとおりです。
① BEMSアグリゲータがリース等によってシステム・機器を提供する場合には、リ
ース料等から助成金相当分が減額されることを記載した書類(助成金の有無で各々、リ
ース料等の基本金額、賃金コスト(調達金利根拠)、手数料、保険料、税金等を明示)を
提示できることとします。
② リース期間等については、導入した助成対象設備を処分制限期間の間使用すること
を前提とした契約とすること。なお、リース事業者等が保有する設備を契約終了後に
共同申請者に譲渡する契約も認める。この場合、共同申請者は所有権異動後も、助成
対象設備を助成金の交付目的に従って、その効率的運用を図ることとします。
16
平成 25年度 手続きの手引き
3.5
交付決定(交付要綱第 10 条参照)
交付・不交付の結果については、その可否を書面で通知いたします。
(1) 交付申請書類において不備等はないか、必要に応じて行う現地確認等の審査の結果に
基づき、公社が当該募集の助成枠の範囲内で助成金の交付を決定した助成金申請者(以
下「助成対象事業者」と言います。
)には、助成事業名、助成対象経費及び助成金の額等
について記載した助成金交付決定通知書(第5号様式)を送付します。
(2) 交付決定に当たっては、助成金の適正な交付を行うために必要と認めたときは、申請
内容について修正を加え又は条件を付して交付決定を行う場合があります。また公社は、
必要に応じて、助成対象事業者に対し現地確認を行うことがありますので、その際は、
ご協力をお願いします。なお、不交付のときは、助成金不交付決定通知書(第6号様式)
を送付します。
3.6
申請の撤回(交付要綱第 12 条参照)
助成事業者は、交付決定の内容またはこれに付された条件に対し異議があるなど、や
む得ない事由がある場合は、助成金交付決定通知書(第5号様式)を受領した日から 14 日
以内に助成金交付申請撤回届出書(第7号様式)を提出することで、助成金の交付申請
を撤回することができます。
3.7
助成金の交付(交付要綱第 16 条参照)
助成事業者は公社の助成金交付決定通知書(第5号様式)をもって、助成金交付請求書
(第10号様式)を提出することとします。
(1)
助成金交付請求書(第10号様式)の内容が、公社の助成金交付決定通知書(第5号様
式)の内容と違う場合、助成金の支払いが行われない場合があります。
(2)
助成金の振込み口座は原則として対象設備の所有者である助成対象事業者の口座と
しますが、共同申請の場合は、共同申請者で協議の上、助成対象事業者が指定するリー
ス事業者の振込みも可能です。
17
平成 25年度 手続きの手引き
4
4.1
助成金交付後の手続き等
助成事業の承継(交付要綱第 13条参照)
助成対象事業者は、相続、法人の合併または分割等により助成事業を行う者が変更さ
れる場合において、もしくは契約により共同申請者への所有権移転が行われる場合にお
いて、その変更により事業を承継する者が当該助成事業を継続して実施しようとすると
きは、助成事業承継承認申請書(第8号様式)をあらかじめ公社に提出することで、そ
の者が助成金の交付に係る変更前の助成事業を行う者の地位を承継する旨の承認を行う
ことができます。
4.2
事情変更による決定の取消し等(交付要綱第 14 条参照)
助成金交付決定後、天災地変その他事情の変更により、本事業の全部又は一部を継続
する必要がなくなった場合には、公社は、助成金の交付決定の全部又は一部を取り消し
又は、その決定内容若しくはこれに付した条件を変更することができるものとします。
注1 申請が妥当であると認められた場合は、公社が必要に応じ条件を付して、その旨を通知します。
4.3
事業者情報の変更について(交付要綱第 15 条参照)
助成事業者は、氏名、住所等を変更した場合は、速やかに、住所等の変更届出書(第9
号様式)を提出してください。
4.4
債権譲渡について(交付要綱第 17 条参照)
助成金交付決定によって生じる権利の全部又は一部について、第三者に譲渡し、又は継
承することは原則として認められません。ただし、助成対象事業者について相続、法人の
合併又は分割等により助成事業を行うものが変更される場合においては、あらかじめ、助
成事業承継承認申請書(第8号様式)を提出し、都または、公社がその旨を承認すること
で、助成金交付に係る地位を継承することが認められる場合があります。
18
平成 25年度 手続きの手引き
4.5
交付決定の取消し(交付要綱第 18 条参照)
(1) 次のような場合には、助成金交付決定の取り消しを受ける場合があります。
① SIIによる交付決定の全部または一部の取消が生じたとき
② 虚偽申請等不正事由が発覚したとき
③ 交付決定の内容又は目的に反して助成金を使用したとき
④ 本事業にかかる都及び公社の指示に従わなかったとき
⑤ その他助成金の交付決定の内容又はこれに付した条件その他法令又は条例に違反し
たとき
(2) 公社は、上記によって取り消しを行った場合は、速やかに当該助成対象事業者に通知
を行います。
(取り消しの具体例)
① 都が交付する他の助成金との重複受給が判明した場合
② 公社が実施する省エネルギー診断を、BEMS設置から 1 年を経過した後において
も受診していないことが判明した場合
③ 本要項及び交付要綱に明記されている本事業に必要な実績等書類が提出されない場
合
4.6
助成金の返還(交付要綱第 19 条参照)
助成事業者による事業内容の虚偽申請、助成金等の重複受給、その他違反が判明した場
合、次の措置が講じられることがあります。なお、公社が取消しを行った場合において、
既に交付を行った助成金があるときは、当該助成事業者は、助成金の全部又は一部を返還
しなければなりません。また、助成事業者は、公社からの助成金返還請求を受け、当該助
成金を返還したときは助成金返還報告書(第11号様式)により公社に報告する必要があ
ります。
① 交付決定の取消し、助成金等の返還による加算金の納付
② 助成対象事業者等の名称及び不正の内容の公表
4.7
違約加算金(交付要綱第 20 条参照)
助成金交付の取消しあるいは助成金の返還となった助成事業者については、助成金交付
決定額に年10.95%を加算した額を、返還納付期日まで加算させていただきます。助
成事業者は、違約加算金の請求を受けた場合には、これを公社に納付しなければなりませ
ん。
19
平成 25年度 手続きの手引き
4.8
延滞金(交付要綱第 21 条参照)
助成事業者が、返還請求に応じず、返還納付期限までに助成金の返還を行わなかった場
合、年10.95%の延滞金を請求させていただきます。助成事業者は、延滞金の請求を
受けた場合には、これを公社に納付しなければなりません。
4.9
他の助成金等の一時停止等(交付要綱第 22 条参照)
都または公社は、助成事業者に対し、本助成金の返還を請求し、助成事業者が当該本助
成金、違約加算金又は、遅延金の全部又は一部を納付しない場合において、同種の事務又
は事業について交付すべき助成金その他の給付金がある時は、相当の限度においてその交
付を一部停止し、又は当該給付金と未納付額とを相殺するものとします。
4.10 財産の管理及び処分等(交付要綱第 23 条参照)
(1) 助成事業者は、助成事業により取得し、整備し又は効用の増加した財産(以下「取得
財産等」と言います。
)については、本事業の実施期限の日までの間、善良な管理者の注
意をもって適切に管理し、助成金交付の目的に従って、その効率的運用を図らなければ
なりません。
(2) 取得財産等のうち取得価格又は効用の増加価格が単価50万円以上のものであって
法定耐用年数が10年以上となるものを、本事業の実施期限の日の後5年以内に処分し
ようとするときは、あらかじめ取得財産等処分承認申請書(第12号様式)を提出し、
都と協議を行い、承認を受けなければなりません。
(3) 取得財産等の処分について承認を受け、当該取得財産等を処分した場合は、交付した
助成金の全部または一部に相当する金額について公社が請求します。助成対象事業者は、
公社から請求を受けたときは、これを返還しなければなりません。
(4) リース等のサービス契約期間が助成対象となる設備の処分制限期間より短い場合は
再リース等、処分制限期間を超える期間でサービス契約を延長しなければなりません。
また、所有権の承継手続きを行い、継続利用することとしてください。
20
平成 25年度 手続きの手引き
4.11 助成事業の経理等(交付要綱第 24 条参照)
(1) 助成事業者は、助成事業の経理について、助成事業以外の経理と明確に区分した上で、
帳簿や支出の根拠となる証拠書類をきちんと揃えておく必要があります。
(2) さらに、これら帳簿や証拠書類は、工事が完了した日の属する公社の会計年度終了の
日から5年間、管理・保存する義務を負っていただきます。
4.12 調査等、指導・助言、実績の報告(交付要綱第 25、26、27 条参照)
(1) 都及び公社は、本事業の適切な遂行を確保するために必要があると認めた場合は、助
成事業に関し報告を求め、助成事業者の事業所等に立ち入り、帳簿書類その他の物件を
調査し、又は関係者に質問を行いますので、助成事業者は、これに協力しなければなり
ません。
(2) 本事業で設置した助成対象設備及びその他の設備機器について、助成事業者が適切か
つ効率的な運用を行っていない場合、都及び公社は、助成事業者に対し必要な指導及び
助言を行います。
(3) 都及び公社は、助成事業の適切な執行のために、助成事業者に対し必要な指導及び助
言を行う場合があります。助成事業者がこれに従わないときは、助成金交付の取り消し
又は助成金の返還請求を行う場合があります。
(4) 助成事業者は、省エネルギー診断の結果、及び、BEMSアグリゲータによるエネル
ギー管理支援サービス開始後 1 年間における全部又は一部のテナント等事業者ごとの電
力使用量の実績について、都及び公社が統計的な処理を加えた上で公表する場合に当該
公表に協力し、かつ、当該公表の内容を承諾していただくこととします。
4.13
個人情報等の取り扱い(交付要綱第 28 条参照)
本事業への応募にかかる提出書類により公社が取得した個人情報及び企業活動上の情
報(以下「個人情報等」と言います。)等については、本事業の目的を達成するために必
要な範囲において、都に提供させていただきます。
なお、これらの情報等については、上記の目的を除いては、以下の利用目的以外に利用
することはありません(ただし、法令等により提供を求められた場合を除きます。)。
・ 本事業における中小企業等の審査・採択・事業管理のため。
・ 事務連絡、資料送付、効果分析等のため。
・ 応募情報を統計的に集中・分析し、応募者を識別・特定できない形態に加工した統計
データを作成するため。
・ 公社の行う各種施策・サービスに関する情報の提供のため。
21
平成 25年度 手続きの手引き
4.14 免責(交付要綱第 29 条参照)
BEMSアグリゲータから提供されるBEMSの不具合や故障、またエネルギー管理支援
サービスによって生じる如何なる損害・不利益についても、都及び公社はその一切の責任
を負いません。また、複数の助成対象事業者による共同申請の場合、助成金の交付に関し
て助成事業者間に生じた紛争について、都及び公社はその一切の責任を負わないとともに、
関与もしません。BEMSアグリゲータと助成事業者間に生じた一切の紛争についても同
様とします。
22
平成 25年度 手続きの手引き
5
本事業に関連する事業のご案内
5.1
地球温暖化対策報告書制度
(P8関係)
地球温暖化対策報告書制度は、都内に設置する全ての中小規模事業所を対象とした制度で、
事業所等ごとの前年度の温室効果ガス排出量及び地球温暖化対策の実施状況を都に報告する
ものです。
地球温暖化対策報告書の作成を通じて、二酸化炭素排出量を把握し、具体的な省エネルギー
対策を実施していただき、中小規模事業所からの二酸化炭素の排出抑制を推進していくことを
目的としています。
地球温暖化対策報告書は、中小規模事業所を所有又は使用する事業者が、事業者単位で作成
し提出しますが、提出には、義務提出と任意提出の二つの場合があります。どちらの場合も、
都に提出した報告書の内容は、一部を除き都によって公表されます。
なお、提出期限は、義務提出9月2日、任意提出12月16日となっています。
本事業においては、地球温暖化対策報告書の提出を交付条件としています。地球温暖化対策
報告書制度の詳細及び地球温暖化対策報告書の作成方法については、「地球温暖化対策報告書
作成ハンドブック(本編)
(平成 25 年 東京都環境局)」、又は都及び東京都地球温暖化防止活
動推進センターのホームページをご覧ください。
http://www.tokyo-co2down.jp/report/warming/
注1 中小規模事業所:前年度の原油換算エネルギー使用量が 1500kl 未満の事業所等(事業所(条
例第 5 条の7項第 6 号の事業所をいいます。以下同じ。
)又は事業所内に設置する事務所、営
業所等をいいます。
)をいいます。
注2 都内で所有又は使用する事業所等の合計が 3,000KL 以上となると提出義務の合算対象となり
ます。なお、合算対象となる事業所等は、前年度の原油換算エネルギー使用量が 30kL 以上
1,500kL 未満の事業所等ですので、30kL 未満の事業所等は合算対象から除外されます。
【地球温暖化対策報告書制度の問合せ先】
公益財団法人 東京都環境公社
東京都地球温暖化防止活動推進センター(愛称:クール・ネット東京)
「地球温暖化対策報告書制度」ヘルプデスク
電話 03-5388-3408
23
平成 25年度 手続きの手引き
5.2
省エネルギー診断
(P8関係)
本事業の対象となる省エネルギー診断は、公社が行うものです。
東京都地球温暖化防止活動推進センターが、都より受託し、都内の中小規模事業所に対し
無料で行っている省エネルギー診断及び、運用改善支援(以下「省エネ診断」といいます。)
平成20年4月から実施しています。
注1 省エネ診断を受けるためには、都内事業所であることや、年間のエネルギー使用量が原油換算
値で 15kL 以上から 1,500kL 未満であることなど、いくつかの条件があります。詳細は、東京
都地球温暖化防止活動推進センター(愛称:クール・ネット東京)にお問い合わせ下さい。
注2 本事業の対象となる省エネ診断は、平成 25 年度以降に実施したもののみです。東京都地球温
暖化対策推進ネットワークで実施した省エネ診断は対象外となります。助成金申請のために再
度診断を希望する場合は、
(愛称:クール・ネット東京)にお問い合わせ下さい。
【省エネルギー診断の問合せ先】
公益財団法人 東京都環境公社
東京都地球温暖化防止活動推進センター(愛称:クール・ネット東京)
省エネ推進チーム
電話:03-5388-3439
URL:http://www.tokyo-co2down.jp/
24
平成 25年度 手続きの手引き
6
参考資料
【参考1】中小企業基本法による中小企業者の定義 (本手引き7ページ関係)
【参考2】利益排除の方法
(本手引き8ページ関係)
【参考3】SIIにおける助成対象経費の考え方
(本手引き9ページ関係)
【参考4】国(SII)の補助率
(本手引き9ページ関係)
【参考5】助成交付額の計算例
(本手引き9ページ関係)
25
平成 25年度 手続きの手引き
【参考1】中小企業基本法による中小企業者の定義
(P7関係)
中小企業者については、中小企業庁の定義に従っております。日本標準産業分類による業種
を 4 区分(卸売業、小売業、サービス業、製造業その他)に分類し、それぞれの区分で、資本金
の額(または出資の総額)、従業員の数の基準に該当するものを中小企業者としています。
① 財団法人、社会福祉法人、学校法人、医療法人、NPO 法人などは、上記基準値を満た
していても中小企業者にはなりません。
② 複数の業種がある場合は、「売上高」が大きい方を主たる業種とします。売上高が同
じ場合には、
「各事業の従業員数」から判断することになります。ただし、
「製造小売」
は「小売業」に該当します。
【中小企業者の基準】
業種分類
資本金の額又は出資の総額
常時使用する従業員の数
卸売業
1 億円以下
100 人以下
小売業
5 千万円以下
50 人以下
サービス業
5 千万円以下
100 人以下
製造業その他
3 億円以下
300 人以下
資本金規模もしくは従業員規模のどちらかに該当することが必要です。
【参考2】利益排除の方法
(P8関係)
調達先の製造原価、あるいは仕入価格
・当該事業者が製造者(工事事業者)である場合はその製造原価(工事原価)
・当該事業者が一括発注している場合はその仕入れ価格
調達先の利益相当額を排除した価格
・取引金額から、調達先の利益相当額を差し引いた価格
※取引金額は、一般販売価格の範囲とします
※利益相当額は、取引金額における調達先の直近年度の決算報告(単独の損益計算書)に相
当する金額とします。また、調達先が連結事業者の場合、上記の利益に助成対象事業者の
持ち分比率を乗じた金額とします。
直近の売上総利益
調達先の利益相当額 = 取引価格 ×
直近の売上高
(×持分比率)
※連結事業者の場合
(注)リース等のサービス契約期間が助成対象となる設備の処分制限期間より短い場合
①処分制限期間を超える期間で再リース等のサービス契約を延長すること
③
有権の承継手続きを行い、継続利用すること
26
平成 25年度 手続きの手引き
【参考3】SIIにおける助成対象経費の考え方
(P9関係)
≪BEMS導入にかかる設備費、工事費が助成対象になります。≫
○
設備費 : 助成対象システム・機器の導入に必要な機械装置・計測装置等の購入、製造、既
存設備の改造、または据え付け等に要する設備の費用(ただし、助成事業に係る土地
の取得及び賃借料を除きます)
○
工事費
:
助成対象システム・機器の導入に不可欠な工事に要する費用
≪助成対象とならない経費≫
×
助成対象事業者が行うBEMSアグリゲータへの実績報告において、報告義務のないガス・水
道等の計測・制御に係る設備費及び工事費
×
昇降機・冷凍機・ヒートポンプ・コジェネ・ポンプ・空調機・照明器具などのエネルギー消費
機器・器具類に係る設備費及び工事費
×
外溝工事費、及び事業に関係のない工事費
×
諸経費(交通費、会議費等)
×
撤去費(既存建物解体費・既存設備の撤去費)
×
消費税
など
≪注意事項≫
注1 過剰と見なされるもの、増設されるもの、将来用・兼用・予備用のもの及び本事業以外において
使用することを目的としたものに要する経費は対象になりません。
注2 中古の設備については、助成対象経費とは認められません。
【参考4】国(SII)の補助率
助成対象経費区分
設備費
(P9関係)
助成率 1/3 の機能を満
たすシステム
助成率 1/2 の機能を満
たすシステム
1/3 以内
1/2 以内
備考
1/2 の助成を受ける
には特定のサービ
ス契約が必要です
工事費
1 事業所当たりの上限額
1/3 以内
170 万円
27
250 万円
平成 25年度 手続きの手引き
【参考5】助成交付額の計算例
(P9関係)
1. 国(SII)の交付決定で補助率 1/2 とされたもの
設備費 300 万円
助成対象経費区分
都(公社)
工事費 200 万円の場合(合計 500 万円)
備考
国(SII)
合 計
設備費
75 万円
150 万円
225 万円
工事費
50 万円
66.6 万円
116.6 万円
合
125 万円
216.6 万円
341.6 万円
計
2. 国(SII)の交付決定で補助率 1/3 とされたもの
設備費 300 万円
助成対象経費区分
都(公社)
工事費 200 万円の場合(合計 500 万円)
備考
国(SII)
合 計
設備費
75 万円
100 万円
175 万円
工事費
50 万円
66.6 万円
116.6 万円
合
125 万円
166.6 万円
291.6 万円
計
28
平成 25年度 手続きの手引き
7
Q&Aよくある質問
7-1
・・・・・
国(SII)の補助制度について
Q.101~103
7-2
助成対象について
・・・・・・・・・・
Q.201~209
7-3
申請について
・・・・・・・・・・
Q.301
7-4
リース等事業者について
7-5
その他
7-1
・・・・・・
Q.401~403
・・・・・・・・・・・ Q.501~502
国(SII)の補助制度について
Q.101
BEMSアグリゲータとは何ですか?
A. BEMSアグリゲータとは、中小ビル等にBEMSを導入するとともに、クラウド等によ
って自ら集中管理システムを設置し、中小ビル等の省エネを管理・支援するサービスを行う
事業者でSIIにより登録されたものです
Q.102
エネルギー管理支援サービスとは何ですか?
A.エネルギー管理支援サービスとは、電力消費量を把握し節電を支援するコンサルティング
サービスの総称です。
Q.103
エネルギー管理支援サービスのサービス料は、助成対象となりますか?
A.エネルギー管理支援サービスに係る費用(通信費用含む)は、助成対象となりません。
29
平成 25年度 手続きの手引き
7-2
助成対象について
Q.201
中小企業者とは何ですか?
A.〈中小企業基本法第 2 条による〉中小企業法の資本金が 10 億円未満の会社法に定める会社
(株式会社、合名会社、合資会社、合同会社) 、個人事業者をいいます。
【参考】中小企業者の基準
業種分類
資本金の額又は出資の総額
常時使用する従業員の数
卸売業
1 億円以下
100 人以下
小売業
5 千万円以下
50 人以下
サービス業
5 千万円以下
100 人以下
製造業その他
3 億円以下
300 人以下
資本金規模もしくは従業員規模のどちらか該当することが必要です。
Q.202
テナント事業者とは何ですか?
A.オフィスビルその他の建築物の全部または一部を賃借権その他の権原に基づき事務所等、
(用途は問わない)として事業活動を行う者です。
Q. 203
中小テナントビルとは何ですか?
A.オフィスビル等複数の事業者が入居しているビルです。
電力会社等との契約電力が原則 50kW 以上 500kW 未満の高圧小口需要で、テナント等事
業者が存在する建物をいいます。
Q.204
BEMSを設置する建築物についての用途・区分の条件はありますか
A.「地球温暖化対策報告書」の記載事項における主たる用途が事務所である事を条件としま
す。事務所部分の面積が当該建築物の延べ面積の 1/2 以上であることが条件です。
① 「地球温暖化対策報告書」で建物の主たる用途の確認をします。
(「地球温暖化対策報告書」では、登記簿上における用途区分を前提に報告するとされて
います)
Q.205
50kW 未満あるいは、500kW 以上~1000kW 未満の建物でも申請できますか?
A.SIIの交付決定を受けている場合は対象になります。
【参考】SIIにおける補助対象の考え方
・BEMSの導入によって効果的な節電(概ね 10%程度)が見込まれる
・50,000 円/kW(補助金額/契約電力)より効率の悪い設備投資は補助の対象としない。
30
平成 25年度 手続きの手引き
Q.206
新築の建物も助成対象になりますか?
A.新築の建物も助成対象となります。
Q.207
助成を受けるには、国(SII)の補助制度の要件を満たしていればいいのか?
A.本事業は国(SII)の補助制度の要件を満たす他に都の要件も満たす必要があります
① 国における交付額の確定が前提となります。
② テナント事業者において、BEMS設置者とBEMSアグリゲータとの間で契約する
エネルギー管理支援サービスを利用し、自ら使用する部分のエネルギー使用量を計測
し「見える化」されていること。
③ 事前申請時に地球温暖化対策報告書の提出がされていること。
④ BEMSを設置した日以降 6 ヶ月経過後 1 年以内に、公社が実施する省エネルギー診
断を受診すること。
⑤ BEMSアグリゲータが行うエネルギー管理支援サービス開始後、1 年間の実績・効
果、テナント等事業者が使用する部分の計測データについても報告がされること。
Q.208
設備費・工事費の助成対象経費は?
A.SIIにより交付確定された助成対象経費(設備費・工事費)を対象に、その 1/4
を助成します。ただし、250万円を限度とします。
Q.209
地方自治体の助成金と重複して受給することは可能ですか?
A.重複して都の助成金を受け取ることはできません。
31
平成 25年度 手続きの手引き
7-3
申請について
Q.301
助成金に係る事前申請書類、助成金交付申請書類の提出について教えてください。
A.申請書類の提出の際には、公社への事前連絡をお願いします。なお、申請書はBEMSア
グリゲータを経由して、公社へ提出して下さい。
①
SIIの交付決定後、事前申請に必要な書類をとりまとめ、速やかに公社に申請し
てください。(手続きの手引き P11 3.2 参照)
②
国(SII)の助成金額確定後、申請に必要な書類をとりまとめ、速やかに公社に申請し
てください。(手続きの手引き P14
7-4
3.3 参照)
リース等事業者について
Q.401
リース等事業者から助成事業を行う場合のリース金額等の考え方について教えて下さい。
A.電力需要家に対して助成金相当分の利益が還元される契約をしていただきます。
その他、1 年以上の契約解除禁止期間の設定、処分制限期間の間、使用することを前提と
した契約等があります。
【参考】SIIにおけるリース事業者等との契約上の留意点
助成事業申請者となる者
(主)主申請者、(共)共同申請者
補助金を
受取る者
リース
(主)BEMS導入事業者
(共)リース事業者
リース事業
者
(主)BEMS導入事業者
(共)割賦事業者
割賦事業者
割賦
ESCO
(主)BEMS導入事業者
(共)ESCO 事業者
ESCO 事 業
者
(主)BEMS導入事業者
(共) 新電力(PPS 事業者)等
新電力(PPS
事業者)等
サービス
無償貸与
32
契約上の留意点
・補助金相当分を割引いてリース料、割賦料、
ESCO 料を設定すること
・処分制限期間の間使用することを前提とした
契約とすること
・1 年以上の契約解除禁止期間を設定すること
・節電実績に応じたインセンティブ等に、補助
金相当分が利益還元される仕組みを設定する
こと
・処分制限期間の間使用することを前提とした
契約とすること
・1 年以上の契約解除禁止期間を設定すること
平成 25年度 手続きの手引き
Q.402
アグリゲータとBEMS導入契約、エネルギー管理支援サービス契約を取り交わす事業者は
原則、都の「地球温暖化対策報告書制度」における報告書を提出している事業者と記述があ
りますが、リース会社も「地球温暖化対策報告書制度」の報告書を提出しなければいけませ
んか?
A.ビル所有者が報告主体となります。
各階共有部、専有部を含め、すべて合算したビル全
体のエネルギー使用量を報告していただきます。
Q.403
リース期間についての制約はありますか?
A.1年以上のリース契約解除禁止期間を設けることとします。
また、助成対象となる設備は、原則として、処分制限期間(5年)の間使用することを前提
とした契約(再リース、譲渡等)としてください。
7-5
その他
Q.501
財産処分制限期間は何年ですか?
A.本事業により取得した財産の処分制限期間は 5 年の期間となります。
Q.502
報告・公表等とはどのようなことですか?
A.BEMS設置後に、省エネ診断の結果報告、エネルギー管理支援サービス開始後、1 年間の
エネルギー使用量の実績から、統計的な処理を行った上で分析を行い、その効果を公表いた
します。
33
平成 25年度 手続きの手引き
8
申請書類作成要領
(1)事前申請
提出する書類はファイル綴じとし、資料ごとにインデックスを使用してください。
必要に応じ、適宜、補足説明資料を添付することは可能です。なお、補足説明資料は印刷物
に限り、かつ、必ず A4サイズ(A3 折りたたみ可)として下さい。
※ 表紙と背表紙には、事業の名称を記入します。
事前申請 事業名 事業者名
事
前
申
株式会社○○○○
請
事
ファイルの中身
・各資料の前には、インデックス付きの中仕
切りを挿入する。
(資料自体にインデックスは付けないこと。
)
業
者
名
事前申請における必要書類
(別表1)
⑪その他公社が必要と認める書類
⑩「東京都地球温暖化対策報告書」
・提出書 ・報告書(その 2)
⑤計測・制御対象一覧(ポイントリスト)
⑨主申請者(BEMS設置者)の会社事業所
概要書(パンフレット等)
④システム概要図
③事業計画書
②SIIが発行した「交付決定通知書」
①助成金交付に係る事前申請書
表紙
⑧申請事業所におけるテナントとの賃貸借
契約書
⑦商業(法人)登記簿謄本
(発行後3か月以内のもの)
⑥(該当する場合のみ)設置許可書
34
平成 25年度 手続きの手引き
(2)交付申請
提出する書類はファイル綴じとし、資料ごとにインデックスを使用してください。
必要に応じ、適宜、補足説明資料を添付することは可能です。なお、補足説明資料は印刷物
に限り、かつ、必ず A4サイズ(A3 折りたたみ可)として下さい。
※ 表紙と背表紙には、事業の名称を記入します。
交付申請 事業名 事業者名
交
付
申
株式会社○○○○
請
事
ファイルの中身
・各資料の前には、インデックス付きの中仕
切りを挿入する。
(資料自体にインデックスは付けないこと。
)
業
者
名
交付申請における必要書類
(別表2)
⑦契約設計図書
⑥事業報告書
⑤工事請負、リース等)BEMS導入に係る
契約書類
⑬その他公社が必要と認める書類
④エネルギー管理サービスのサービス
契約書
⑫振込口座が確認できる書類
③SIIが発行した「助成金額確定通知書」
⑪助成金振込口座登録書
②助成事業完了時にSIIへ提出した「助成
事業実績報告書」
①助成金交付申請
表紙
⑩(該当する場合のみ)利益排除計算書(根
拠書類含む)
⑨工事写真
⑧計測・制御対象一覧(ポイントリスト)
35
様式記入例
第1号様式(第8条第1項関係)
平成○○年○○月○○日
公益財団法人
東京都環境公社理事長 殿
(助成対象事業者)
住 所 東京都新宿区西新宿○丁目○番○号
氏 名 環境 太郎
㊞
(共同申請の場合は併記)
住 所
氏
名
㊞
法 人 に あ っ て は 名 称 、 代 表 者 の 氏 名
及 び 主 た る 事 業 所 の 所 在 地
中小テナントビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業
助成金交付に係る事前申請書
中小テナントビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業助成金交付要綱(平成2
5年6月17日付25都環公総地第413号)第8条第1項の規定に基づき、助成
金の交付について関係書類を添えて、次のとおり事前申請します。
おおよその目安として予定日を記入のこと
( 助 成 事業 情 報)
助成事業の名称
○○ビルBEMS導入工事
助成対象事業所数
○箇所
都の助成金交付
事前申請額
(a)×0.25(※)
(参考)
SIIによる
交付決定額
※SII による交付決定時におけ
る補助対象経費の 4 分の 1 の額
(上限 250 万円までで記載)
補助対象経費
=(a)
補助金額
SIIにおける
補助事業開始予定日
平成○○年○○月○○日
SIIにおける
補助事業完了
予定日
平成○○年○○月○○日
※千円未満切捨
( 主 申 請者 助 成事 業 担当者 情 報 )
会社名
○○○○株式会社
住 所
〒○○○-○○○○
所属/役職
○○○部
電話番号
○○-○○○○-○○○○
○○県○○市○丁目○番○号
部長
担当者名
○○-○○
担当者名
○○-○○
( B E MS ア グリ ゲ ータ記 入 欄 )
アグリゲータ名称
□□□□株式会社
※リース、ESCOを活用する場合は、それらの事業者と共同で申請すること。
(備考)用紙は日本工業規格A4とする。
36
第1号様式:別紙
収支明細表
複数の事業者をまとめて申請している
場合は、各項目それぞれに全事務所の
合計額を記入すること
(単位:円)
SII における交付決定額
経費区分
補助対象経費=(a)
本事業の助成金交付に係る事前申請額
本事業の助成金
事前申請額
(a)×0.25(※)
補助金額
設備費
工事費
合計
※千円未満切捨
SIIの交付決定額を記入
(備考)用紙は日本工業規格 A4とする。
37
第4号様式(第9条第1項関係)
平成○○ 年 ○月 ○○日
公益財団法人
東京都環境公社理事長 殿
(助成対象事業者)
住 所 東京都新宿区西新宿○丁目○番○号
氏 名 環境 太郎
㊞
(共同申請の場合は併記)
住 所
氏 名
㊞
法 人 に あ っ て は 名 称 、 代 表 者 の 氏 名
及 び 主 た る 事 業 所 の 所 在 地
中小テナントビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業
助成金交付申請書
中小テナントビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業助成金交付要綱(平成
25年6月17日付25都環公総地第413号)第9条第1項の規定に基づき、
助成金の交付について関係書類を添えて、次のとおり申請します 。
おおよその目安として予定日を記入のこと
( 助 成 事業 情 報)
助成事業の名称
○○ビルBEMS導入工事
事前申請受理番号
BJ-○○○
助成対象事業所数
○箇所
都の助成金交付
申請額
(a)×0.25(※)
(参考)
SIIによる
交付確定額
※SIIによる交付確
定時における補助対象
経費の 4 分の 1 の額(上
限 250 万円までで記載)
SIIにおける
補助事業開始日
補助対象経費
=(a)
補助金額
平成○○年
○月○○日
SIIにおける
補助事業完了
予定日
平成○○年
○月○○日
※千円未満切捨
( 主 申 請者 助 成事 業 担当者 情 報 )
会社名
○○○○株式会社
住 所
〒○○○-○○○○
所属/役職
○○○部
電話番号
○○-○○○○-○○○○
○○県○○市○丁目○番○号
部長
担当者名
○○
○○
担当者名
○○
○○
( B E MS ア グリ ゲ ータ記 入 欄 )
アグリゲータ名称
□□□□株式会社
※リース、ESCOを活用する場合は、それらの事業者と共同で申請すること。
(備考)用紙は日本工業規格A4とする。
38
第4号様式:別紙
収支明細表
複数の事業者をまとめて申請している
場合は、各項目それぞれに全事務所の
合計額を記入すること
(単位:円)
SIIにおける交付確定額
経費区分
補助対象経費=(a)
本事業の助成金交付申請額
本事業の助成金
事前申請額
(a)×0.25(※)
補助金額
設備費
工事費
合計
(※)千円未満切捨
SIIの交付確定額を記入
(備考)用紙は日本工業規格 A4とする。
39
第10号様式(第16条第1項関係)
平成○○年○○月○○日
公益財団法人
東京都環境公社理事長 殿
(助成事業者)
住 所 東京都新宿区西新宿○丁目○番○号
氏 名 環境 太郎
㊞
(共同申請の場合は併記)
住 所
氏 名
㊞
法人にあっては名称、代表者の氏名
及 び 主 た る 事 業 所 の 所 在 地
交付決定通知書に記載された交
付決定日を記入すること。
中小テナントビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業
助成金交付請求書
平成○○年○○月○○日付をもって交付決定した事業について、中小テナントビル
のエネルギー管理支援サービス普及促進事業助成金交付要綱(平成2 5年6月17日付
25都環公総地第413号)第16条第1項の規定に基づき、下記のとおり助成金
の交付を請求します。
記
助成事業の名称
(交付決定番号)
事業所の所在地
○○ビルBEMS導入工事
BK-○○○
東京都新宿区西新宿○丁目○○番○○号
交付請求額
工事完了年月日
金 ○○○○○○○円
平成○○年 ○○月 ○○日
※受付欄
(注) ※印の欄には、記入しないこと。
(備考)用紙は日本工業規格 A4とする。
40
第13号様式
平成○○年 ○月 ○日
公益財団法人
東京都環境公社理事長 殿
(助成事業者)
住 所 東京都新宿区西新宿○丁目○番○号
氏 名 環境 太郎
㊞
(共同申請の場合は併記)
住 所
氏 名
㊞
法 人 に あ っ て は 名 称 、 代 表 者 の 氏 名
及 び 主 た る 事 業 所 の 所 在 地
中小テナントビルエネルギー管理支援サービス普及促進事業助成金
助成金振込口座登録書
中小テナントビルエネルギー管理支援サービス普及促進事業(BEMS導入事業)に係る、
助成金の振込口座情報を、下記の通り登録いたします。
1.
助成事業の名称
○○ビルBEMS導入工事
2.
助成金振込先 ※ゆうちょ銀行の場合、振込用の口座情報を記入。
金融機関
金融機関コード
■口座名義認欄の記載方法に関す
(数字4ケタ)
○
○
○
振込銀行名
○
る注意
○○○○銀行
支店コード
※カタカナでご記入ください。
※濁点・半濁点は一文字として扱い
ます。
支店名
(数字3ケタ)
○
○
○
○○○○支店
預金種別
口座番号(右詰めで記入してください)
(該当に○)
普通・当座
その他(
)
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
口座名義人(カナ記入)
カ ) ○ ○ ○ ○ ○
(注)※振込口座が確認できる資料(通帳等)のコピーを添付すること。
(備考)用紙は日本工業規格 A4とする。
41
※口座名義が前株の場合は、「カ)
●●●」、あと株の場合は、
「●●●」
(カ」とご記入ください。
※口座名義が枠内(30文字)を超
える場合は、名義名称の冒頭から3
0文字までをご記入ください。
中小テナントビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業実施要綱
施するエネルギー管理システム導入促進事業(以下「国事業」という。)の助成対
象として認められているもの。
(制定)平成25年5月1日付25環エ分第3号
3
BEMS
建築物内で使用する電力消費量等を計測蓄積し、導入拠点や遠隔での
可視化を図り、空調・照明設備等の接続機器を制御し、又は電力需要のピークを抑
第1
要綱の目的
制する機能等を有するエネルギー管理システム
この要綱は、東京都(以下「都」という。)が、「中小テナントビルのエネル
4
中小企業者等
個人、中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条第1
ギー管理支援サービス普及促進事業」(以下「本事業」という。)の実施に関す
項に規定する中小企業者、中小企業団体の組織に関する法律(昭和32年法律第1
る基本的な事項を定めることを目的とする。
85号)第3条第1項第7号に規定する協業組合、中小企業等協同組合法(昭和2
4年法律第181号)第3条第4号に規定する企業組合又は資本金が10億円未満の
第2
1
本事業の概要
会社法(平成17年法律第86号)第2条第1号に定める会社
都は、中小テナントビルにBEMSを導入する中小企業者等(以下「BEMS
5
とともに、照明、空調等の効率的な運転管理、電力需要のピークの抑制等を支援す
ビスの契約の締結を条件として、当該導入に必要な経費の一部を助成する。
る役務
1の助成を受けたBEMS導入者は、BEMSアグリゲータを通じて、テナン
6
ト等事業者ごとのエネルギー需要を把握する。
中小テナントビル等に対してエネルギー管理支援サー
用語
テナント等事業者
第4
オフィスビルその他の建築物の全部又は一部を賃借権その
1
他の権原に基づき事務所、営業所等として使用して事業活動を行う者
2
BEMSアグリゲータ
ビスを提供する者で、一般社団法人環境共創イニシアチブの登録を受けた事業者
この要綱における用語の意義は、次のとおりとする。
1
BEMS等を利用して電力消費量等を把握する
導入者」という。)に対し、BEMSアグリゲータとのエネルギー管理支援サー
2
第3
エネルギー管理支援サービス
本事業の具体的な内容
BEMSの導入に係る経費の助成
(1) 助成対象事業者
中小テナントビル テナント等事業者が存在する建築物のうち、契約電力(電気
助成金の交付対象となる事業者(以下「助成対象事業者」という。)は、中
を使用する者が電気事業者との契約上使用できる最大電力の値をいう。)が50キロ
小企業者等であって、次の全ての要件を満たすものとする。ただし、国、地方
ワット以上500キロワット未満のもの又は一般社団法人環境共創イニシアチブが実
公共団体、独立行政法人、地方独立行政法人並びに国及び地方公共団体の出資
42
又は費用負担の比率が50%を超える法人は除く。
ア
(2)の助成対象事業を実施すること。
イ
都の「地球温暖化対策報告書制度」における報告書を提出しているこ
ー診断を受けなければならない。
(2) 助成対象事業者の報告
助成対象事業者は、BEMS導入後1年間のテナント等事業者ごとの電力使
と。
用量の実績及び(1)の省エネルギー診断の結果を別に定める日までに速やかに
(2) 助成対象事業の要件
報告するものとする。
助成金の交付対象となる事業は、次の全ての要件を満たすものとする。
ア
都内の中小テナントビルにおいてBEMSを導入すること。
イ
助成対象事業者がBEMSアグリゲータとエネルギー管理支援サービ
(3) 助言
都は、必要に応じて、助成対象事業者に対し(2)の報告内容について助言を
行うことができる。
スの契約を締結し、国事業の助成対象となっていること。
ウ
3
分析・検証及び公表
イのサービスが、当該契約に係る中小テナントビルに入居している全
都は、今後の中小テナントビルの照明、空調等の効率的な運転管理につなげ
部又は一部のテナント等事業者に対するBEMSアグリゲータによるエ
るため、助成金の交付対象となった中小テナントビルにおけるBEMS導入後
ネルギー管理支援サービスの提供を含むものであること。
の電力使用量の実績等に関して分析及び検証を行い、当該実績等を公表してい
(3) 助成対象経費
くものとする。
助成金の交付対象となる経費(以下「助成対象経費」という。)は、国事業
において助成対象となる設備費及び工事費とする。
第5
(4) 助成金額
本事業の実施体制
都は、次のとおり本事業を実施する。
助成金の交付額は、助成対象経費の4分の1の額とする。ただし、250万
1
円を限度とする。
都は、公社に対し、第4
る。
2
2
1による助成金の原資として出えんを行うものとす
助成対象事業者による報告等
公社は、1の出えん金をもとに基金を造成し、都と公社とで別途締結する出え
ん契約に基づき、基金を適正に管理するものとする。
(1) 省エネルギー診断
3
助成対象事業者は、BEMSを導入した月から6月経過した後に、公益財団
都は、1の出えん金のほか、公社に対し次の事務を委託し、当該事務の執行に
要する費用については、都の予算の範囲内において、委託料として公社に支払う
法人東京都環境公社(以下「公社」という。)が実施する事業所の省エネルギ
ものとする。
43
(1) 2の基金を原資として、第4 1による助成金の交付を行うこと。
(2) 第4 2及び3により、助成対象事業者から報告を受け、並びに報告内容の分
析及び検証を行うこと。
(3) 第4 2により、助成対象事業者に対する助言を行うほか、BEMSの導入に
係る普及啓発を行うこと。
第6
本事業の実施期間
本事業の実施期間は平成25年4月1日から平成27年3月31日までとする。
第7
その他必要な事項
この要綱に定めるもののほか、本事業の実施について必要な事項は、東京都知
事が別に定める。
附 則(平成25年5月1日付25環エ分第3号)
この要綱は、平成25年5月1日から施行し、平成25年4月1日から適用する。
44
中小テナントビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業
る時まで当該BEMSの所有権が売主に留保されることを条件に、当該BEMSを
助成金交付要綱
販売すること。
三
(制定)平成25年6月17日付25都環公総地第413号
リース契約又は割賦販売の契約に基づき、BEMSの貸付又は販
売を行う者
(目的)
第1条
リース事業者
(助成対象事業者)
この要綱は、中小テナントビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業
第3条
本助成金の交付対象となる事業者(以下「助成対象事業者」という。)は、
実施要綱(平成25年5月1日付25環エ分第3号東京都環境局長決定。以下「実
次に掲げる者であって、過去に税金の滞納がない者、刑事上の処分を受けていない
施要綱」という。)第5
者その他の公的資金の交付先として社会通念上適切であると認められる者とする。
3に基づき、公益財団法人東京都環境公社(以下「公社」
という。)が東京都(以下「都」という。)の委託を受け事務を執行する中小テナ
一
実施要綱第4
1(1)に定める者(以下「助成対象中小企業者」という。)
ントビルのエネルギー管理支援サービス普及促進事業(以下「本事業」という。)
二
BEMSの設置に係るリース契約又は割賦販売の契約(第7条に定める本事業の
における助成金(以下「本助成金」という。)の交付に関する必要な手続等を定め、
実施期限の日までの間継続するものに限る。以下「リース契約等」という。)を助
業務の適正かつ確実な執行を図ることを目的とする。
成対象中小企業者と締結し、共同して次条に定める本助成金の交付対象となる事業
(以下「助成対象事業」という。)を実施しようとするリース事業者(助成対象中
(定義)
小企業者と共同で交付対象となる場合に限る。)
第2条 この要綱における用語の意義は、実施要綱に定めるもののほか、次のとおり
2
とする。
一
助成対象事業者(前項第2号の場合にあっては、助成対象中小企業者に限る。)
は、実施要綱第4
リース契約 BEMSの所有者である貸主が、当該BEMSの借主に対し、当事
1(1)イに定める都の「地球温暖化対策報告書制度」における
報告書は、助成金の申請年度の前年度実績分について提出していること。
者間で合意した期間にわたり当該BEMSを使用収益する権利を与え、借主は、当
事者間で合意した当該BEMSの使用料を借主に支払う契約
二
(助成対象事業)
割賦販売 BEMSの所有者である売主が、当該BEMSの買主に対し、当事者
第4条
間で合意した期間にわたり月賦、年賦その他の賦払の方法により分割して当該BE
助成対象事業は、実施要綱第4
1(2)に定める事業であって、次の要件を
満たすものとする。
MSの販売代金を買主から受領し、かつ、当該代金の全部の支払の義務が履行され
一
45
一般社団法人環境共創イニシアチブが実施するエネルギー管理システム導入促
進事業(以下「国事業」という。)において、平成25年4月1日以降に交付決定
第7条
を受けた事業であること。
二
本事業の助成対象事業ごとの実施期限は、第10条第1項に規定する交付決
定を行った日の属する年度から起算して2箇年度目の末日とする。
助成対象事業においてBEMSを導入する中小テナントビルに入居する全部又
は一部のテナント等事業者が自らが使用する部分の消費電力を把握することがで
(事前申請の受理期間、受理の停止等)
きること。
第8条
本助成金の交付を受けようとする助成対象事業者は、公社が別に定める期間
2
次に掲げる個人又は団体は、助成対象事業者としない。
(天災地変等申請者の責に帰することのできない理由として公社が認めるものが
一
暴力団(東京都暴力団排除条例(平成23年東京都条例第54号。以下「暴排条
ある場合にあっては、公社が認める期間)に、一般社団法人環境共創イニシアチブ
例」という。)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)
二
が実施する国事業において交付決定を受けた機器・システムについて、助成金交付
暴力団員等(暴排条例第2条第3号に規定する暴力団員及び同条第4号に規定す
に係る事前申請書(第1号様式)及び別表第1に掲げる書類をBEMSアグリゲー
る暴力団関係者をいう。以下同じ。)
三
ターを経由して公社に提出するものとする。
法人その他の団体の代表者、役員又は使用人その他の従業者若しくは構成員に暴
2
力団員等に該当する者があるもの
前項の規定による申請は、先着順に受理するものとし、受理した申請による交付
額の合計が公社の予算の範囲を超えた日(以下「予算超過日」という。)をもって、
申請の受理を停止する。
(助成対象経費)
第5条
3
本助成金の交付対象となる経費(以下「助成対象経費」という。)は、実施
要綱第4
前項の規定にかかわらず、予算超過日に複数の申請書が提出された場合は、当該
申請書の中で抽選を行い、受理するものを決定する。
1(3)に定める経費であって、公社が必要かつ適切と認めたものとする。
4
公社は、第1項の規定による申請を予算超過日以前に受理した場合又は前項の規
定により受理した場合にあっては、当該申請をした助成対象事業者に対し、受理し
(本助成金の額)
第6条
本助成金の交付額は、実施要綱第4
た旨を助成金交付に係る事前申請受理書(第2号様式)で通知するものとし、前項
1(4)に定める金額とする。この場合
の規定により不受理とした場合にあっては、当該申請をした助成対象事業者に対し、
において、本助成金の額に千円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるもの
不受理とした旨を助成金交付に係る事前申請不受理書(第3号様式)で通知するも
とする。
のとする。
5
(本事業の実施期限)
前項の規定による通知は、本助成金の交付申請の交付決定に関して、優先的な扱
いを認めるものではない。
46
(本助成金の交付申請)
る助成対象事業者(以下「助成事業者」という。)に対し、交付の条件として、次
第9条
の条件を付すものとする。
本助成金の交付を受けようとする者は、国事業において交付すべき補助金の
額が確定し、その旨の通知を受けた後に、助成金交付申請書(第4号様式)及び別
一
表第2に掲げる書類をBEMSアグリゲーターを経由して公社に提出するものと
エネルギー診断を受診すること。
する。
2
二
前項において、リース事業者が助成事業を実施しようとする場合は、リース契約
前号の受診に当たっては、BEMSを通じたエネルギー管理支援サービスを受け
る全部又は一部のテナント等事業者の専有部に対しても、受診の協力を求めるよう
等を締結した中小企業者等とリース事業者とが共同で申請するものとする。
3
BEMSを導入した日から起算して6箇月後から1年以内に、公社が実施する省
努めること。
前項の規定は、前条第1項、第12条、第13条第1項、第15条、第16条第
三
エネルギー管理支援サービス開始後1年間における全部又は一部のテナント等
1項、第19条第3項及び第23条第1項第2号の規定による申請をした場合に準
事業者ごとの電力使用量の実績及び第1号に規定する省エネルギー診断の結果を、
用する。
BEMSアグリゲータを経由して、速やかに公社に報告すること。
四
(本助成金の交付決定及び助成額の確定)
第10条
助成対象経費に関して本助成金以外に都から交付される助成金その他の給付金
を受給しないこと。
公社は、前条第1項の規定により本助成金の交付の申請を受けた場合は、
五
前条第2項の本助成金の交付決定の通知の後に都又は公社が本事業の事業者名、
当該申請の内容についての書類審査及び必要に応じて行う現地調査等により、公社
事業所名その他本事業の実施に関連する事項を公表することを承諾し、かつ、その
の予算の範囲内で本助成金の交付又は不交付の決定及び交付することとする場合
公表に協力すること。
にあっては交付すべき本助成金の額の確定を行う。
2
六
公社は、前項の決定において、本助成金を交付することとする場合にあっては助
この要綱、本助成金の交付の決定の内容及びこれに付した条件に従い、善良なる
管理者の注意をもって助成事業を行うものとする。
成金交付決定通知書(第5号様式)により、不交付とする場合にあっては助成金不
七
第13条第1項に該当するときは、あらかじめ公社の承認を受けること。
交付決定通知書(第6号様式)により通知するものとする。
八
公社が第18条第1項の規定により助成金の交付の決定の全部又は一部を取り
消した場合は、これに従うこと。
(交付の条件)
第11条
九
公社が第19条第1項の規定により助成金の全部又は一部の返還を請求した場
公社は、前条第1項の規定による本助成金の交付決定に当たっては、本事
合は、公社が指定する期日までに返還するとともに、第20条第2項の規定に基づ
業の目的を達成するため、同条第2項の規定により本助成金の交付決定通知を受け
き違約加算金を併せて納付すること。この場合において、当該期日までに返還しな
47
かったときは、第21条第2項の規定に基づき延滞金を納付すること。
十
第14条
公社が助成事業の適正な執行に必要な範囲において報告を求め、又は現地調査等
公社は、本助成金の交付の決定をした場合において、天災地変その他本助
成金の交付の決定後生じた事情の変更により助成事業の全部又は一部を継続する
を行おうとするときは遅滞なくこれに応ずること。
必要がなくなった場合においては、本助成金の交付決定の全部若しくは一部を取り
消し、又はその決定の内容若しくはこれに付した条件を変更することができる。
(申請の撤回)
第12条
2
助成事業者は、第10条第1項による本助成金の交付決定の内容又はこれ
公社は、前項の取消し又は変更に当たっては、あらかじめ都の承認を受けるもの
とする。
に付された条件に異議があるときは、同条第2項の本助成金の交付決定の通知を受
領した日から14日以内に助成金交付申請撤回届出書(第7号様式)を公社に提出
(事業者情報の変更に伴う届出)
し、申請の撤回をすることができる。
第15条
2
公社は、前項の助成金交付申請撤回届出書の提出があったときは、その内容を、
助成事業者は、個人にあっては氏名、住所等を、法人にあっては名称、代
表者の氏名、主たる事務所の所在地等を変更した場合は、速やかに住所等の変更届
都に報告するものとする。
出書(第9号様式)を公社に提出しなければならない。
(助成事業の承継)
(本助成金の交付)
第13条
第16条
助成事業者は、相続若しくは法人の合併若しくは分割により助成事業を行
助成事業者は、第10条第2項の規定により本助成金の交付決定及び額の
う者の地位が承継される場合において、又は契約により助成対象となる機器につい
確定の通知を受け、本助成金の交付を受けようとするときは、助成金交付請求書(第
てリース事業者から共同で申請をした中小企業者等への所有権移転が行われ、当該
10号様式)を提出しなければならない。
リース事業者の助成事業を行う者の地位が当該中小企業者等へ承継される場合に
2
おいて、承継をする者が当該助成事業を継続して実施しようとするときは、助成事
公社は、前項の助成金交付請求を受けた場合は、その内容を確認し、妥当である
と認めたものについて、本助成金を支払うものとする。
業承継承認申請書(第8号様式)をあらかじめ公社に提出するものとする。
2
公社は、前項の規定により申請を受けた場合は、その者が助成事業を行う者の地
(債権譲渡の禁止)
位を承継すると認めるときは、承認を行うものとする。
第17条
助成事業者は、第10条第1項の規定に基づく交付決定によって生じる権
利の全部又は一部を、第三者に対して譲渡をし、又は承継(第13条第1項に規定
(事情変更による決定の取消し等)
する承継を除く。)をさせてはならない。ただし、公社の承認を事前に得た場合は
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この限りではない。
2
事業者に対し、期限を付して当該本助成金の全部又は一部の返還を請求するものと
公社は、前項ただし書の承認に当たっては、あらかじめ都の承認を受けるものと
する。
する。
2
助成事業者は、前項の規定により本助成金の返還の請求を受けたときは、公社が
指定する期日までに、当該本助成金を公社に返還しなければならない。
(交付決定の取消し)
第18条
3
公社は、助成事業者が次の各号のいずれかに該当する場合は、第10条第
助成事業者は、前項の規定により本助成金を返還したときは、公社に対し、助成
金返還報告書(第11号様式)を提出しなければならない。
2項の規定に基づく本助成金の交付決定の全部又は一部を取り消すことができる
4
ものとする。
前項の規定は、次条第1項の規定による違約加算金及び第21条第1項の規定に
よる延滞金を請求した場合に準用する。
一
国事業に係る交付決定の全部又は一部が取り消されたとき。
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本事業に係る都から公社への委託が終了しているときは、前4項中「公社」とあ
二
虚偽申請等不正事由が発覚したとき。
三
交付決定の内容又は目的に反して本助成金を使用したとき。
四
本事業に係る公社の指示に従わなかったとき。
(違約加算金)
五
その他本助成金の交付の決定の内容又はこれに付した条件その他法令に違反し
第20条
るのは「都」と読み替えて、当該各項の規定を適用する。
たとき。
公社は、第18条第1項の規定による取消しを行った場合において、助成
事業者に対し前条第1項の規定により返還請求を行ったときは、当該助成事業者に
2
公社は、前項の決定に当たっては、あらかじめ都の承認を受けるものとする。
対し、本助成金の受領の日から納付の日までの日数(公社の事務処理に係る期間と
3
公社は、第1項の規定による取消しをした場合は、速やかに当該助成事業者に通
して公社が認める日数を除く。)に応じ、返還すべき額につき年10.95 パーセント
知するものとする。
4
の割合を乗じて計算した違約加算金を請求するものとする。
本事業に係る都から公社への委託が終了しているときは、第1項及び第3項中
2
「公社」とあるのは「都」と読み替えて、当該各項の規定を適用する。
に納付しなければならない。
3
(本助成金の返還)
第19条
助成事業者は、前項の規程による違約加算金の請求を受けたときは、これを公社
本事業に係る都から公社への委託が終了しているときは、前2項中「公社」とあ
るのは「都」と読み替えて、当該各項の規定を適用する。
公社は、助成事業者に対し、第14条第1項又は前条第1項の規定による
取消しを行った場合において、既に交付を行った本助成金があるときは、当該助成
(延滞金)
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第21条
公社は、助成事業者に対し、第19条第1項の規定により本助成金の返還
他の者に貸し付け若しくは譲り渡し、他の物件と交換し、債務の担保の用に供し、
を請求した場合であって、当該助成事業者が、公社が指定する期限までに当該返還
又は廃棄することをいう。以下同じ。)に関して、次の事項を守らなければならな
金額(違約加算金がある場合には当該違約加算金を含む。)を納付しなかったとき
い。
は、当該助成事業者に対し、納付期限の翌日から納付の日までの日数に応じ、未納
一
取得財産等については、第7条の本事業の実施期限の日までの間、善良な管理者
付の額につき年10.95 パーセントの割合を乗じて計算した延滞金を請求するもの
の注意を持って管理し、本助成金の交付の目的に従って、その効率的運用を図るこ
とする。
ととし、処分をしてはならない。
2
助成事業者は、前項の規定による延滞金の請求を受けたときは、これを公社に納
二
付しなければならない。
3
取得財産等のうち取得価格又は効用の増加価格が1件当たり50万円以上のも
のであって減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15
本事業に係る都から公社への委託が終了しているときは、前2項中「公社」とあ
号)に定める耐用年数が10年以上となるものについて、耐用年数の期間内に処分
るのは「都」と読み替えて、当該各項の規定を適用する。
をしようとする場合は、取得財産等処分承認申請書(第12号様式)により公社の
承認を受けること。
(他の助成金等の一時停止等)
第22条
2
公社は、助成事業者に対し、本助成金の返還を請求し、助成事業者が当該
等の処分をした場合は、当該助成事業者に対し、交付した本助成金の全部又は一部
本助成金、違約加算金又は遅延金の全部又は一部を納付しない場合において、同種
に相当する金額を請求するものとする。
の事務又は事業について交付すべき助成金その他の給付金があるときは、相当の限
3
度においてその交付を一部停止し、又は当該給付金と未納付額とを相殺するものと
助成対象事業者は、前項の規定による交付した本助成金の全部又は一部に相当す
る金額の請求を受けたときは、これを公社に返還しなければならない。
する。
2
公社は、前項の規定により承認を受けた助成事業者が、当該承認に係る取得財産
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本事業に係る都から公社への委託が終了しているときは、前項中「公社」とある
本事業に係る都から公社への委託が終了しているときは、前3項中「公社」とあ
るのは「都」と読み替えて、当該各項の規定を適用する。
のは「都」と読み替えて、当該項の規定を適用する。
(助成事業の経理)
(財産の管理及び処分)
第23条
第24条
助成事業者は、助成事業により取得し、整備し又は効用の増加した財産(以
助成事業者は、助成事業の経理について、その収支を明確にした証拠の書
類を整備しなければならない。
下「取得財産等」という。)の管理及び処分(本助成金の交付の目的以外に使用し、
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助成事業者は、前項の書類について、第10条第1項において規定する公社の交
付決定日の属する公社の会計年度終了の日から5年間保存しておかなければなら
ばならない。
ない。
(個人情報等の取り扱い)
(調査等)
第25条
第28条
公社は、本事業の適切な遂行を確保するため必要があると認めるときは、
業活動上の情報(以下「個人情報等」という。)については、本事業の目的を達成
助成事業者に対し、本事業に関し報告を求め、助成事業者の事業所等に立ち入り、
するために必要な範囲において、都に提供することができる。
帳簿書類その他の物件を調査し、又は関係者に質問することができる。
2
2
助成事業者は、前項の規定による報告の徴収、事業所等への立ち入り、物件の調
前項及び法令に定められた場合を除き、公社は、本事業の実施に関して知り得た
助成事業者の個人情報等について、本人の承諾なしに、第三者に提供しないものと
査又は関係者への質問を受けたときは、これに応じなければならない。
3
する。
本事業に係る都から公社への委託が終了しているときは、前2項中「公社」とあ
るのは「都」と読み替えて、当該項の規定を適用する。
(その他必要な事項)
第29条
(指導・助言)
第26条
公社は、本事業の適切な執行のため、助成対象事業者に対し必要な指導及
附 則(平成25年6月17日付25都環公総地第413号)
本事業に係る都から公社への委託が終了しているときは、前項中「公社」とある
(施行期日)
のは「都」と読み替えて、当該項の規定を適用する。
この要綱は、平成25年6月18日から施行する。
(実績の報告)
第27条
公社は、助成事業者から第11条第3号の報告書の提出を受けた場合には、
速やかに都に報告するものとする。
2
この要綱に定めるもののほか、本事業の円滑かつ適正な運営を行うため必
要な事項は、公社が別に定める。
び助言を行うことができる。
2
公社は、本事業の実施に関して知り得た助成事業者に係る個人情報及び企
助成事業者は、都又は公社が前項の報告に基づき事業者名、事業所名その他本事
業の実施に関連する事項を公表することを承諾し、かつ、その公表に協力しなけれ
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