チャンパー通信 第21号(2009年5月)

発行者:舘野直子(H19-1 村落開発普及員
ラオス国セコン県教育局)
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皆さんこんにちは。セコン県では今
を作成したものが良い授業計画であ
軍によるパラシュート降下など様々
月下旬に 5 日近く停電が続き、職場で
ると理解してもらう必要があります。
な行事が行われました。また各局がブ
は業務停止、携帯電話充電切れ、夜は
また、生徒を授業の中心にするという
ースを作り、局の紹介や関連商品の販
ロウソク、帰国前の報告書つくりに一
目的のため必ず授業に取り入れられ
売を行ないました。
番忙しい時期に PC が使えないと言う
る③グループワーク の目的を明らか
事態に見舞われました。
にし、それに合ったグループの人数を
《授業研究の評価と課題》
考える必要があります。最後に、
これまで 5 回の研究授業を行ってき
Yes/No の 単 純 な 問 い か け か ら 、
ました。参加した先生達からは、同じ
How/Why/Whatなどの答えの幅が広がる
学年の先生達と教授法について意見
④発問の技術 をもう一度学ぶことが、
交換をする良い機会となったという
よい授業につながると感じました。
意見を頂きました。また何人かの先生
先生や CP の感想にあるように、今
は、授業観察で学んだ事柄を自分の授
回の研究授業は、研究授業の流れと意
昼間は各郡の特産品を見て回った
業で活かしているそうです。1 年一緒
見交換により学び合いができること
り、各局のブースを回ったり、夜には
に活動を行なったカウンターパート
を体験してもらう活動としては成功
コンサートと花火を楽しんだりと、帰
(CP)は、よりよい授業を行うための意
したと考えています。しかしさらに先
国直前の最後のスペシャルイベント
見交換の場として良い活動だったと
生の授業の質を向上させるには、上記
を楽しみました。
話してくれました。本来ならば、指導
した教授テクニックの研修を行い、そ
主事である自分が積極的に行なわな
れを反映させた授業計画を立て、授業
ければならない仕事だったと。
研究を行なう必要があると感じまし
また 1 年この活動を行なってみて、
先生達が知りたがっている、又はもう
一度確認が必要な教授テクニックが
いくつかあることがわかりました。①
た。是非後任に引き継いでもらいたい
活動です。
《セコン県 25 周年記念》
任地セコン県は、私より若い県です。
教材の作り方と使い方 は先生達から
4 月 30 日にセコン県成立 25 周年記念
毎回教材の作り方の研修をしたいと
行事が行われました。4 月のラオス正
いう提案があります。多くの先生が
月が終わってから約 2 週間弱、街は 5
「教材の制作=良い授業」と誤解して
年分に匹敵(?!)するかと思われる
いる印象を受けました。教材制作後、
発展を遂げました。穴の開いた道路を
生徒の理解促進のためにどのように
整備し、街の中心部だけでなくその周
使えば良いのかも含めて、学んでもら
辺まで道路を舗装し、中心部には街頭
いたいと思います。また第 5 回授業研
が設置され、メイン会場になるかつて
究の際に指摘したように②授業計画
の空き地には競技場が作られました。
の作り方や書き方 は、指導書を参考
今まで見たことのないようなスピー
にすることは大切だが、最終的に生徒
ドで街が様変わりしました。
特設コンサート会場
お
魚
に
猫
も
興
味
津
々
↓
動
物
柄
の
ダ
ク
チ
ュ
ン
郡
の
布
。
街は停電、職場機能停止…しかし結婚式
の状況を熟知している担任の先生が、
当日は、競技場で学生や各局の職員
は決行です。発電機が用意され、大音量
クラスのレベルに合わせて授業計画
が行進を行い、学生による踊りの披露、
でカラオケが始まりました。さすが!