大洲− おおず − 2011 3月号 広報 こんにちは市長です こんにちは 市長です №4 だ け で な く、 水 に 溶 け た さ まざまな栄養を吸収するた め に、 一 日 に 3 リ ッ ト ル は 水を飲む必要があると言わ れ て い ま す。 こ の よ う に 生 命を維持するうえで貴重な 水 で す が、 限 り あ る 資 源 で あるという意識は希薄にな り が ち で す。 地 球 上 の 水 は 週間程度という驚くほど の 短 い 周 期 で、 雨 が 川 に な り 海 へ 至 り、 蒸 発 し て 雲 と な り、 ま た 雨 に な る と い う 循 環 を 繰 り 返 し て い ま す。 こ の た め、 水 は 当 た り 前 の ように天から授かるもの で、 無 限 の 資 源 の よ う な 錯 覚を人は持っているのでは ないでしょうか。 さ て 私 た ち は﹁ 汚 い 水 ﹂ と い う 言 葉 を、 普 段 何 気 な く 使 っ て い ま す が、 本 当 に 水 が 汚 い の で し ょ う か。 実 は ほ と ん ど の 場 合、 人 が 自 らの生活を便利にしよう と、 水 に た く さ ん の も の を 2 水 の 恵 み 地 球 は 水 の 惑 星 で す。 最 初に宇宙飛行士となったソ ビエト連邦のガガーリン少 佐 は﹁ 地 球 は 青 か っ た ﹂ と い う 言 葉 で、 地 球 が 水 の 惑 星であることを世界の人々 の胸に刻み込みました。 水は不思議な物質であ り、 地 球 上 の 生 命 の た め に 欠くことのできない物質で す。 ま た、 日 本 の 平 野 は、 ほ とんどが水で運ばれた土砂 ちゅう せき で 出 来 た沖 積 平 野 で す。 大 洲盆地も肱川の運んできた 土砂によって出来たもので あ り、 同 時 に 多 く の 栄 養 も 運 び 込 み、 恵 み の 大 地 を 作 り上げています。 豊かな自然を形成する草 や 木 も、 水 が な け れ ば 枯 れ て し ま い ま す。 動 物 も 水 が なければ生きていけませ ん。 人 の 体 の % 程 度 が 水 分 だ と 言 わ れ て い ま す が、 この水分量を維持するため 60 溶 か し 込 み、 本 来 溶 け 込 ん でいるはずの酸素が少なく な り、 そ の 結 果、 魚 な ど の 生 き 物 が 減 り、 バ ク テ リ ア だ け し か 住 め な い、 臭 い の ある水になってしまいま す。 し か し こ の 水 も、 水 に 溶け込んだものが分解され る と、 栄 養 豊 か な き れ い な 水 と な り ま す。 ち な み に 蒸 留 水 は、 水 の 中 に 何 も 含 ま れ て い な い た め、 お い し く あ り ま せ ん。 体 の 中 の 水 に 比べて溶けているものが少 な い た め、 体 へ の 吸 収 も 良 く あ り ま せ ん。 ス ポ ー ツ ド リ ン ク は、 体 へ 吸 収 し や す いように調整されているた め、 ス ポ ー ツ の 最 中 や、 高 熱のときなどの水分やミネ ラ ル 補 給 に 最 適 で す。 地 下 水 が お い し い の も、 豊 富 な ミ ネ ラ ル の た め で、 水 の 面 白い側面だと思います。 水 を 汚 く し て い る の は、 私たちの生活を便利にする ことが原因となっているこ と が 多 い も の で す。 少 し 生 活 が 不 便 に な っ て も、 水 を 汚 さ な い、 環 境 に や さ し い 生 活 に 努 め る こ と が、 世 紀の地球人としての心がけ の一つだと思います。 21 安全安心な生活を守るために 清水市長と永井大洲警察署長が「大規模災害時等における 大洲市所有の施設の使用に関する協定書」と「大洲市物品 購入等からの暴力団排除に関する合意書」を締結しました。 2 月 2 日︵ 水 ︶、 市 役 所 で の確保は重要な課題だった﹂ 行 わ れ た 調 印 式 で、 清 水 市 と 今 回 の 協 定 書 締 結 の 重 要 長 は﹁ 警 察 と 市 役 所 は と も 性 に つ い て 話 さ れ ま し た。 に市民の安全安心を守る重 この協定書が結ばれたこと 要 な 仕 事 を し て い る。 組 織 に よ り、 大 規 模 な 災 害 な ど は 異 な る が、 同 じ 方 向 性 を で 大 洲 署 庁 舎 が 使 用 で き な 持 っ て 進 ん で い く べ き で あ く な っ た 際 に は、 市 役 所 2 り、 そ れ ぞ れ の 立 場 で 状 況 階 大 ホ ー ル を 大 洲 署 災 害 警 に応じて連携していきたい﹂ 備 本 部 な ど の 活 動 施 設 と し と あ い さ つ し ま し た。 そ れ て使用することになります。 を 受 け て、 永 井 大 洲 警 察 署 ま た、 同 時 に﹁ 大 洲 市 物 長 は﹁ 全 国 的 に は ゲ リ ラ 豪 品 購 入 等 か ら の 暴 力 団 排 除 雨など災害が多発している。 に 関 す る 合 意 書 ﹂ が 締 結 さ 南 海 地 震 の 危 険 性 も 高 ま っ れ ま し た。 こ れ は、 大 洲 市 て い る と さ れ る な か、 地 域 が 発 注 す る 物 品 の 購 入 や 修 の 人 々 の 安 全 を 守 る た め、 繕 な ど の 契 約 か ら、 暴 力 団 いざというときの活動拠点 や暴力団員などの不当な介 入 を 排 除 し、 必 要 な 措 置 を 講じるための連絡協調体制 を確立するためのものです。 大 洲 市 と 大 洲 警 察 署 は、 こ れ ま で に﹁ 建 設 業︵ 通 報 制 度含む︶﹂や﹁指定管理者制 度﹂など5件の暴力団排除 に関する合意書を締結して お り、 今 回 の 合 意 書 の 締 結 で暴力団排除に関するすべ ての合意書を締結しました。 8 ○ 大洲− おおず − 2011 3月号 広報 旧末永邸・大洲城版画展 70 12 29 1 3 【期 間】 2月下旬∼9月末まで展示予定 【場 所】 大洲城 ☎24−1146 愛称は『百帖浜屋敷』に決定 ま た、 旧 末 永 家 住 宅 が、 今後たくさんの人に親しま れるように愛称を募集した と こ ろ、 県 内 外 か ら 件 の 応 募 が あ り ま し た。 愛 称 選 定 委 員 会 で の 選 考 の 結 果、 港町として栄えた長浜をイ メージさせる﹃浜屋敷﹄と、 国登録有形文化財である﹁百 帖座敷﹂の広さを連想させ る﹃百帖﹄を結合させ、﹃百 帖浜屋敷﹄に決定しました。 最優秀賞に選ばれた上田 正 雄 さ ん に は、 記 念 式 典 で 清水市長から記念品が贈呈 されました。 【最優秀賞】 「浜屋敷」の提案者 上田 正雄さん︵長 浜︶ 【佳 作】 「百帖」を含む愛称をつけて 9 ○ 99 いた提案者 弘中 和博さん︵中 村︶ 田中 勇貴さん︵西大洲︶ 黒川 節美さん ︵兵庫県姫路市︶ 2 修 復 し た 末 永 家 住 宅 は、 左記のとおり開園していま す の で、 ぜ ひ 一 度 足 を お 運 びください。 住 所 大洲市長浜甲309の 開園時間 午前9時∼午後5時 休園日 年末年始 ︵ 月 日∼ 月 日︶ 入場料 無料 【問い合わせ先】 教育委員会生涯学習課 ☎ 1735︵直通︶ 独特の画風で描かれた牛鬼をモチーフにした木版画で有名な故兵 頭俊朗氏(宇和島市出身)の作品を大洲城に展示します。 この展示は、「できるだけ多くの人に見てもらいたい。この作品を 見て、ここに行きたいという気持 ちになってくれれば嬉しい」とい う寄贈者のご意向により実現しま した。今回展示される版画は、主 に大洲城や長浜赤橋など市内の風 光明媚な観光スポットの作品14点です。 兵頭氏の視点を通して優しい色使いで描かれた版画の中では、普段見慣 れている風景にもまた新しい発見があるかもしれません。とても心温まる ほのぼのした作品を、ぜひ一度ご覧になってください。 なお、兵頭氏の人気モチーフ牛鬼の作品など9点を、市役所庁舎内の廊 下や階段に展示していますので、市役所にお立ち寄りの際に、こちらもぜ ひご覧ください。 旧末永家住宅修復工事完成 1 月 日︵ 土 ︶、 長 浜 地 区 にある旧末永家住宅の修復 工 事 が 完 成 し、 記 念 式 典 が 行 わ れ、 関 係 者 約 人 が 出 席 し ま し た。 こ の 記 念 式 典 で、 清 水 市 長 は﹁ 歴 史 あ る 長浜の地からの情報発信の 主要な拠点として活用して いただきたい﹂とあいさつ し、 ま た 地 域 を 代 表 し て 長 浜歴史遺産保存会の丸山壽 一 会 長 が﹁ 今 後 は 長 浜 大 橋 や 江 湖 の 港 な ど、 他 の 文 化 財と連携して市民の文化の 拠点として活用していきた い﹂と述べられました。 15 木版画で描かれた色鮮やかな大洲市 携帯でアクセス↓ 【 指定管理者からの 耳より情報 】 城 下 町 の 歴 史、 庶 民 の 文 化、 そ し て 伝 統 が 息 づ く 三 大和菓子、﹁月窓餅﹂・﹁志ぐ れ ﹂・﹁ 残 月 ﹂ を 中 心 に、 大 洲の特産品やあさもやオリ ジナルスイーツなどが勢揃 い! せ て み ま せ ん か? 市 民 の み なさんからの温かいご寄付 を お 願 い し ま す。 寄 付 い た だ い た 鯉 の ぼ り は、 大 切 に 使 わ せ て い た だ き ま す。 な お、返却はできませんので、 あらかじめご了承ください。 み な さ ん の 善 意 を、 心 よ り お待ちしています。 な お、 5 月 3 日︵ 火 ︶に イ ベントを開催する予定です。 み な さ ん、 ぜ ひ お 越 し く だ さい。 【問い合わせ先】 大川公民館 大洲市森山甲437の1 ☎ 0200 10 ○ 市内観光施設シリーズ企画 私たちが指定管理者です! №8 毎 月 第 3 土 曜・ 日 曜 日 は あさもや感謝祭開催中! 大川鯉のぼり川渡し実行 ま た、 案 内 人 と 巡 る 町 並 委 員 会 で は、 毎 年 4 月 下 旬 散 策 や ひ じ か わ 遊 覧、 鵜 飼 から5月上旬ごろまでの間、 いも大人気です。 子どもたちの健やかな成長 を願って、肱川︵大成橋上流︶ に約110匹の鯉のぼりを 泳 が せ る﹁ 鯉 の ぼ りの川渡し﹂事業 を実施しています。 平 成 年 度 は、 さらにワイヤーを 大 洲 藩に関する貴 重な史 料 1 本 増 や し て、 2 を展示しており、大洲に住ん 本︵ 約 2 0 0 匹 ︶ でいるけれどゆっくり町を歩 いたことの ない人 に も ぜひ、 の川渡しを行うこ お越しいただきたいです。 とになりました。 シ ョ ッ プ﹁ あ さ も Yahoo! そこで実行委員 や﹂も営業中♪大洲特産品 会 で は、 無 償 で お や、 季 節 限 定 の あ さ も や オ 譲りいただける鯉 リ ジ ナ ル 商 品 な ど、 イ ン タ のぼり︵鯉のぼり、 ーネットでご注文いただけ 吹 流 し、 の ぼ り ︶ ま す。 ご 注 文 は 左 記 URL か を4月 日ごろま 所在地 らどうぞ。 で募集しています。 http://store.shopping.yahoo. 大洲市大洲649の1 ☎ 7011 ご家庭で眠ってい co.jp./asamoya/ http://www.asamoya.com/ る 鯉 の ぼ り を も う 一 度、 大 空 に 泳 が 【施 設 名】 大洲まちの駅あさもや 【指定管理者】 ㈱おおず街なか再生館 大洲市では市内に点在するさまざまな観 光施設のサービスを向上させるため、指 定管理者制度を導入してきました。この コーナーでは、施設と指定管理者を皆様 に知っていただけるよう、指定管理者か らの声をお届けしていきます! 私 た ち は、 集 客 交 流 に よ る経済効果創出を目的とし て、 大 洲 ま ち の 駅 あ さ も や を 運 営 し て い ま す。 大 洲 特 産 品 の 販 売 だ け で な く、 大 洲の観光サポーターとして、 パ ン フ レ ッ ト 作 成・ 川 ま つ り花火大会プロデュースな ど の 制 作 部 門 や、 お 客 様 の 旅のお手伝いをする観光部 門 に も 力 を 入 れ て い ま す。 施 設 に は﹁ 案 内 人 ﹂ が 常 駐 し て お り、 い つ で も み な さ ん の﹁ 感 動 の 田 舎 旅 ﹂ を お 手伝いします。 また、最近話題の﹁大洲歴 史探訪館﹂には、ここでしか 見 ら れ ない﹃いろ は 丸 ﹄と、 「鯉のぼり」 大募集 !! 23 15 着地型集客交流地域活性化事業を 展開しているまちづくり会社です。 大洲− おおず − 2011 3月号 広報 シリーズ指定管理者 広報 大洲− おおず − 2011 3月号 活用します・エビネ展 火災時の初期消火に 活用します 防火・防災講座などに 活用します 平成22年度電源立地地域対策交付金事業により 消防設備『小型動力ポンプ3台』を整備し、肱川 方面隊中央分団、正山分団、岩谷分団の小型動力 ポンプ一式を更新しました。 平成₂₂年度㈶日本防火協会の助成金により「防火防 災普及啓発用の視聴覚資器材」を整備しました。 財団法人日本防火協会では、 ㈶日本防火協会 助成事業 宝くじの普及広報事業の一環 として、民間防火組織などの育 成強化を図るための助成を行 っています。 大洲市ではこの助成事業を利用して防火・防災の 意識高揚を図り、災害に強い人づくり、まちづくり に役立てるため、プロジェクターやデジタルビデオ カメラなどの視聴覚資器材を購入しました。 今後は、出前講座や講習会、防災訓練などに活用 し、より一層防火・防災の普及活動に努めていきます。 【問い合わせ先】 危機管理課防災係 ☎24−2111(内線352) 電源立地地域対策交付金とは? 大洲市肱川町にある3か所の水力発電用施設(惣 川発電所・横林発電所・肱川発電所)の周辺地域 における公共用施設の整備などを促進することに より、地域住民の福祉の向上、発電用施設の設置 および運転の円滑化に役立てることを目的として います。 11 ○ の 色 の 変 異 が 大 き く、 鉢 ご とにさまざまな色の花が咲 き誇ります。 今回は、日本エビネ園︵長 浜町須沢︶で一足早く花を 咲かせた200鉢が出品さ れ ま す。 色 と り ど り の 清 楚 な花々をお楽しみください。 ま た、 昨 年 好 評 だ っ た﹁ 野 点﹂に続いて今年は教会を 再現した造り物が登場しま す。 花 の バ ー ジ ン ロ ー ド が エビネの美しさをひきたて、 会場の雰囲気を盛り上げま す。ぜひお楽しみください。 【期 間】 4月1日︵金︶∼ 4月 日︵日︶ 【場 所】 おおず赤煉瓦館本館2階 【入場料︼無料 【問い合わせ先】 おおず赤煉瓦館 ☎ 1281 10 エ ビ ネ と は、 日 本 原 産 の ラ ン 科 に 属 す る 植 物 で、 花 ▲展示されたエビネ おおず赤煉瓦館誕生11 0 周 年 を 記 念 し て、 企 画 展 ﹁エビネの里の花紀行﹂を開 きます。 【問い合わせ先】 肱川支所総務課 ☎34−2311(内線212) おおず赤煉瓦館 110th Anniversary エビネの里の 花紀行 ▲昨年好評だった「野点」
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