大型X線検査装置整備等経費 - 財務省

事業番号
001
平成24年行政事業レビューシート (財務省)
事業名
担当部局庁
大型X線検査装置整備等経費
事業開始・
終了(予定)年度
事 業 開 始 :平成12年度
終了(予定):なし
会計区分
担当課室
一般会計
施策名
関税法等
関係する計画、
通知等
根拠法令
(具体的な
条項も記載)
作成責任者
監視課長
監視課
菊川 正博
5-3 関税等の適正な賦課及び徴収、社会悪物品等の密輸
阻止並びに税関手続における利用者利便の向上
関税局
事業の目的
(目指す姿を 近年の密輸事犯の悪質・巧妙化や多様化に対応した取締体制の整備などを図ることにより、不正薬物や銃砲等の社会悪物品、
簡潔に。3行程 大量破壊兵器等のテロ関連物品や知的財産侵害物品等の効果的な水際取締りを図る。
度以内)
大型X線検査装置は、コンテナで輸出入される貨物に対する効果的かつ効率的な取締り及び物流の円滑化の両立を図るため配
事業概要
備しているものである。また、コンテナ貨物以外の貨物であって、通常のX線検査装置では透過することができない貨物(例えば、
(5行程度以 自動車やモーターボート等の大型貨物、大型金属製ギア)に対しても、検査対象貨物を破壊することなく、隠匿された不正薬物等
内。別添可) の有無を的確かつ迅速に確認するために活用している。さらに、同検査装置の透過画像については、貨物を破壊しなければなら
ない場合のための令状請求の際の疎明資料及び裁判所の公判における密輸行為を裏付ける証拠として活用している。
実施方法
■直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 □交付 □貸付 □その他
予算額・
執行額
(単位:百万円)
21年度
22年度
23年度
24年度
25年度要求
当初予算
2,598
2,406
2,798
2,735
2,903
補正予算
▲ 147
▲ 23
▲8
-
繰越し等
-
▲ 11
▲ 81
92
計
2,451
2,372
2,710
2,827
執行額
2,266
2,208
2,472
執行率(%)
92.5%
93.1%
91.2%
予
算
の
状
況
単位
21年度
22年度
23年度
目標値
( 年度)
成果実績
件
1,310
940
1,192
―
達成度
%
―
―
―
単位
21年度
22年度
23年度
24年度活動見込
16
16
16
―
(16)
(16)
(16)
成果指標
成果目標及び
成果実績
(アウトカム)
コンテナ貨物の輸出入検査における
非違発見件数
活動指標
活動指標及び
活動実績
(アウトプット)
(東日本大震災により停止している機器を含む)
単位当たり
コスト
24年度当初予算
25年度要求
消耗品費
9
通信運搬費
27
光熱水料
125
125
2,307
2,533
266
216
2,735
2,903
借料及び損料
雑役務費
計
(当初見込
み)
台
年間費用/台数
算出根拠 ※1日あたりのコスト
(23年度執行額/設置台数)
423,011(円/台・日)
費 目
平
成
2
4
・
2
5
年
度
予
算
内
訳
活動実績
大型Ⅹ線検査装置の設置台数
2,903
主な増減理由
4 主な増額の理由は、平成24年度に更新した機器借料の平年度化(1ヶ月⇒12ヶ
25 月)によるものである。
事業所管部局による点検
評価
項 目
評価に関する説明
目
的
状・
況予
算
の
○
○
不正薬物や銃砲等の社会悪物品、大量破壊兵器等の
国が実施すべき事業であるか。地方自治体、民間等に委ねるべき事業
テロ関連物品や知的財産侵害物品等の効果的な水際取
となっていないか。
締りを図るものであり、国が実施すべき事業である。
不用率が大きい場合は、その理由を把握しているか。
資
金
の
流
使
れ
途
○
支出先の選定は妥当か。競争性が確保されているか。
○
単位あたりコストの削減に努めているか。その水準は妥当か。
-
受益者との負担関係は妥当であるか。
費
目
・
-
資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。
○
費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。
○
他の手段と比較して実効性の高い手段となっているか。
-
適切な成果目標を立て、その達成度は着実に向上しているか。
○
、
、
活
動
実
績
成
果
実
績
点
検
結
果
広く国民のニーズがあり、優先度が高い事業であるか。
○
活動実績は見込みに見合ったものであるか。
-
類似の事業があるか。その場合、他部局・他府省等と適切な役割分担と
なっているか。
-
※類似事業名とその所管部局・府省名
○
整備された施設や成果物は十分に活用されているか。
契約にあたっては、
①一般競争入札を実施
②再リースの契約を行う場合には、公募を実施し、競
争入札への参加を確認
③少額随意契約については、複数社から見積りを徴収
することなどにより競争性を確保している。これによりコ
スト削減に努めている。
また、事業の運用に必要な契約に限定し、不要不急の
契約は行っていない。
コンテナで輸出入される貨物に対する効果的かつ効率
的な取締り及び物流の円滑化の両立を図るため配備し
ているものであり、検査対象貨物を破壊することなく、隠
匿された不正薬物等の有無を的確かつ迅速に確認する
ために活用している。
平成23年においては、同検査装置による検査を端緒の
一つとして大量の覚醒剤等を摘発している。
・コンテナで輸出入される貨物等に対する効果的かつ効率的な取締り及び物流の円滑化の両立を図るために必要なものである。
・平成18~22年における我が国の不正薬物の押収量に占める水際押収量の割合は67.7%(覚醒剤94.2%、大麻44.7%)と、水際での摘発が
大半を占めている。
・平成23年における税関が摘発した覚醒剤等の不正薬物は、326件、約509㎏となっており、大型X線検査装置による検査を端緒の一つとし
て大量の覚醒剤を摘発している。また、知的財産侵害物品やその他の申告外物品等の発見も多数実績があり、税関における大型X線検査
装置の整備は必要である。
・機器の更新の際には、過度な仕様とならないよう配備場所の状況を踏まえた上で仕様を決定している。また、一般競争入札を実施すること
により、競争性の確保に努めている。
予算監視・効率化チームの所見
一
部
改
善
今後も、効率的な検査装置の配置とするため、機器等の更新時期に合わせて検査を必要とする貨物量の多い港への重点配備
など最適な配置の検証や効果検証のあり方の検討を行うなど、引き続き可能な限りコスト削減等の工夫に努める。
上記の予算監視・効率化チームの所見を踏まえた改善点(概算要求における反映状況等)
縮
減
機器の更新に際し、配備される港の貨物取扱量に応じ、機器の仕様の見直しを図り、機器リース経費の削減を反映した。
また、機器の更新に係る期間短縮に向けた検討を実施し、調達手続き等の見直しを行い、機器停止期間の短縮(1~3月)を図
る。
補記 (過去に事業仕分け・提言型政策仕分け・公開プロセス等の対象となっている場合はその結果も記載)
平成22年度 予算執行調査
<調査結果>
・配備している各種機器について、同庁舎内等で複数台設置されている場合に、機器の稼働実績が低調なケースが認められた。また、機器の
種類によっては、個々の稼働実績や故障状況に関わらず、一定期間経過後に一律で更新するケースが認められた。
<今後の改善点・検討の方向性>
・各種機器の適切な更新のため、基準を策定し、使用期間延長を検討すべき。
<反映の内容等>
・大型X線検査装置について、再リース契約の活用により経費を削減。
※平成22年度予算執行調査では、税関治安対策経費として取締機器関係予算等全体について、指摘があったもの。
関連する過去のレビューシートの事業番号
平成22年行政事業レビュー
36
平成23年行政事業レビュー
0036
税関
2,470百万円
大型X線検査装置等の
整備、維持管理に必要
な経費。
【一般競争入札】
資金の流れ
(資金の受け
取り先が何を
行っているか
について補足
する)(単
位:百万円)
【一般競争入札】
【一般競争入札】
【一般競争入札】
【公募】(注1)
【随意契約】(注2)
【公募】(注1)
【随意契約】(注2)
【長期継続契約】(注3)
【随意契約】(注2)
【少額随意契約】
【少額随意契約】
A.更新機器借料
B.既存機器等借料
C.運営管理
D.維持管理
民間会社
1社
1契約
7百万円
(1ヶ月分)
民間会社
7社
27契約
2,189百万円
民間会社
147社
250契約
249百万円
民間会社
29社
73契約
25百万円
大型X線検査装置の更
新に必要な経費。
既存の大型X線検査装
置、附帯施設等の借
上げに必要な経費。
車両誘導委託費、電気
料等運営管理に必要
な経費。
大型X線検査装置保守
料、故障修繕等の維持
管理に必要な経費。
(注1)
既存機器等借料の「公募」については、導入時の調達は一般競争入札を行っているが、リース期間の延長の再リース
契約等は「公募」で調達を行っている。
維持管理の「公募」については、機器等の修繕業務等を「公募」でメーカー以外に対応できる者がいないか確認を行っ
ている。
(注2) 既存機器等借料の「随意契約」については、導入時に一般競争入札を行っているリース契約であり、国庫債務負担行
為を取得していなかったため、単年度での契約となり、次年度以降を随意契約をしているもの。
運営管理の「随意契約」については、コンテナ検査センターのし尿処理業務について、当該センターが所在する自治
体から認可されている事業者のみであったことから、特命随意契約となったもの。
維持管理の「随意契約」については、「公募」により確認している時間が無く、緊急対応が必要な修繕にかかる契約で
ある。
(注3) 長期継続契約とは、会計法第29条の12の規定により、翌年度以降にわたり、電気、ガス若しくは水、又は電気通信役
務について、その供給又は提供を受ける契約である。
(注4) 各ブロックごとに百万円未満四捨五入しているため、合計と一致しない場合がある。
A.更新機器借料
費 目
使 途
㈱IHIファイナンスサポート
機器借料 (更新機器に係るリース契約)
計
E.
金 額
(百万円)
費 目
計
B.既存機器等借料
使 途
㈱IHIファイナンスサポート
機器借料 (既存機器に係るリース契約)
金 額
(百万円)
7
7
費 目
使 途
0
F.
金 額
(百万円)
費 目
使 途
金 額
(百万円)
583
費目・使途
(「資金の流れ」
においてブロッ
クごとに最大の
金額が支出され
ている者につい
て記載する。費
目と使途の双方
で実情が分かる
ように記載)
計
583
計
C.運営管理
費 目
光熱水料
使 途
㈱エネット
(電気需給契約)
計
G.
金 額
(百万円)
費 目
計
D.維持管理
使 途
㈱IHI検査計測
随時保守 (故障修繕等)
計
使 途
金 額
(百万円)
30
30
費 目
0
0
H.
金 額
(百万円)
費 目
使 途
金 額
(百万円)
15
15
計
0
支出先上位10者リスト
A.更新機器借料
支 出 先
1
業 務 概 要
支 出 額
(百万円)
㈱IHIファイナンスサポー
更新機器に係るリース契約
ト
入札者数
7
落札率
2
B.既存機器等借料
支 出 先
業 務 概 要
支 出 額
(百万円)
入札者数
1 日本GE㈱
既存機器に係るリース契約
217
※
2 日本GE㈱
既存機器に係るリース契約
213
※
既存機器に係るリース契約
197
※
既存機器に係るリース契約
142
※
既存機器に係るリース契約
133
※
付帯施設に係るリース契約
119
※
付帯施設に係るリース契約
117
※
既存機器に係るリース契約
108
※
107
※
105
※
3
4
5
6
7
㈱IHIファイナンスサポー
ト
Smiths Heimann G
mbH
㈱IHIファイナンスサポー
ト
住信・パナソニックフィナ
ンシャルサービス㈱
住信・パナソニックフィナ
ンシャルサービス㈱
8 日本GE㈱
住信・パナソニックフィナ
9
付帯施設に係るリース契約
ンシャルサービス㈱
三井住友ファイナンス&
付帯施設に係るリース契約
10
リース㈱
落札率
C.運営管理
支 出 先
業 務 概 要
支 出 額
(百万円)
入札者数
落札率
1 木口総合保全㈱
車輌誘導等業務(青海及び城南島)
17
4
2 ㈱光進ガードシステム
門司税関北九州地区及び博多地区国際貨物検査センター車両誘導
業務
15
4
3 ㈱清王サービス
コンテナ検査センター車両誘導等請負契約(本牧・大黒)
13
4
9
10
4
㈱ライジングサンセキュリ
神戸税関コンテナ検査センター車両誘導等業務委託
ティーサービス
5 中部電力㈱
電気需給契約
9
6 関西電力㈱
電気需給契約
9
7 東京電力㈱
電気需給契約
8
8 東京電力㈱
電気需給契約
8
1
7
5
7
2
9
アーバンセキュリティサー
車両誘導業務委託(大阪)
ビスオオサカ㈱
10 ㈱エネット
電気需給契約
随意契約
2
随意契約
D.維持管理
支 出 先
業 務 概 要
支 出 額
(百万円)
入札者数
落札率
故障修繕
3
随意契約
故障修繕
2
随意契約
(公募)
故障修繕
2
1
放射性物質検知装置の点検校正
2
1
故障修繕
1
6 ㈱千代田テクノル
サーベイメータ点検校正
1
7 ㈱IHI検査計測
故障修繕
0.9
随意契約
8 ㈱IHI検査計測
故障修繕
0.9
随意契約
東芝電力放射線テクノ
9
サービス㈱
故障修繕
0.8
随意契約
故障修繕
0.7
随意契約
1 ㈱IHI検査計測
2
東芝電力放射線テクノ
サービス㈱
3 ㈱IHI検査計測
東芝電力放射線テクノ
4
サービス㈱
東芝電力放射線テクノ
5
サービス㈱
10 ㈱IHI検査計測
随意契約
(公募)
2
(注1)落札率については、同種の他の契約の予定価格を類推させる恐れがあるため記載していない。
(注2)「入札者数」欄における「※」については、平成22年度以前に国庫債務負担行為で契約をしているため、平成23年度における契約は発生
していない。
大型X線検査装置整備等経費
○ 税関の使命
1.安全・安心な社会の実現
2.適正かつ公平な関税等の徴収
3.貿易の円滑化
<コンテナで輸出入される貨物に対し、効果的かつ効率的な取締り及び物流の円滑化の両立を図るため、大型X線検査装置を配備>
輸出入通関の流れ
全国の大型X線検査装置配備状況
苫小牧港
13港16箇所に配備
仙台港(東日本大震災
新潟港
名古屋港
により停止中)
水島港
北九州港
東京港(青海・城南島)
清水港
博多港
大阪港
四日市港
横浜港(本牧・大黒)
神戸港(PI・六甲)
外貿コンテナ個数の推移
(単位:千TEU)
全国の外貿コンテナ取扱貨物量に占める大型X線検査装置を
配備した13港の外貿コンテナ取扱貨物量の割合(平成23年)
(注2)
18,000
8.2%
12,000
全国
17,507,964TEU
6,000
全国の外貿コンテナ取扱貨物量のうち、
9割以上が大型X線検査装置を配備し
た港において取扱われている。また、限
られた職員で画像解析を実施しており、
大型X線検査装置を効果的かつ効率的
に活用している。
13港
16,066,038TEU
0
12年
13年
14年
15年
16年
17年
18年
19年
(注1)「港湾調査 年報」(国土交通省)に基づき作成。
(注2) TEUはコンテナ取扱個数の単位。長さ20 フィートのコンテナ1 個を1TEUとして計算。
20年
21年
22年
91.8%
(注)「港湾別の外貿コンテナ取扱貨物量(TEU)のランキング(2011年速報値)」(国土交通省)に基づき作成。
大型X線検査装置整備等経費
主な社会悪物品の摘発実績
大型X線検査装置の導入前後の比較
大型X線検査装置導入前
大型X線検査装置導入後
検査省略
平成23年における覚醒剤の摘発件数は185件と、これまで過去最高であった
164件(平成21年)を上回り、過去最高を記録している。
年
種類
覚醒剤
検査省略
検査
大 麻
あへん
検査
麻薬
向精神薬
合計
大型X線検査(画像解析) 約10分
平成19年
件
kg
件
kg
件
kg
件
kg
千錠
件
kg
千錠
件
kg
千錠
平成21年
平成20年
72
287
168
491
6
17
121
22
1,329
28
12
395
816
1,340
110
408
123
87
46
3
142
34
20
313
498
162
164
333
111
52
4
3
93
15
83
30
10
402
403
93
平成22年
平成23年
152
322
59
27
2
3
50
11
16
33
1
14
296
364
30
前年比
185
402
71
57
2
4
37
44
5
31
2
13
326
509
18
122%
125%
120%
213%
100%
125%
74%
387%
31%
94%
302%
92%
110%
140%
60%
(注) 1.税関が摘発した密輸入事犯に係る押収量の他、警察等関係機関が摘発した事件で、税関が当該事件に関与したものに係る押収量を含む。
2.覚醒剤には、覚醒剤原料を含む。
3.数量の表記について、「0」とは500gまたは500錠未満の場合を示し、「-」とは全く無い場合を示す。
4.端数処理のため数値が合わないことがある。
X- Ray
コンテナ全量取出検査 約2時間
国内押収量に占める密輸押収量の割合
平成 (注2)
18~22年
平成
15~19年
平成
16~20年
平成
17~21年
密輸押収量の割合(注1)
80.4
77.3
67.3
67.7
覚醒剤
78.7
88.3
90.1
94.2
<覚醒剤(平成18~22年)>
輸入許可(国内引取)
コンテナ貨物の全量取出検査については、40フィートコンテナ1本あたり約2時
間を要していたが、大型X線検査装置の導入により、約10分で非破壊検査が可能
となり、検査時間が大幅に短縮している。また、全量取出検査に際しては、専門業
者によるコンテナ開梱費用が発生していたが、大型X線検査装置の検査の場合に
は、コンテナ開梱費用が不要となり、輸出入者の負担が軽減されている。
5.8%
(注1)当該年を含めた過去5年間における不正薬物(覚
醒剤、大麻、麻薬類(ヘロイン、コカイン、あへん))の国内
全押収量(厚生労働省統計)中、密輸押収量(税関が摘
発した事件、または警察等関係機関が摘発した事件で税
関が関与したものに係る押収量)の占める割合。
1 ,5 82 kg
(注2)関係機関による実績等外的要因による変動が大き
いため、過去5年間の平均値で把握。
1,490kg
94.2%
大型X線検査装置整備等経費
○大型X線検査装置による検査の流れ
① 検査時間に合わせ、コンテナが検査センター
に到着。
② 誘導員の指示に従い、コンテナトレーラーの前
輪は搬送台車へリフトアップ。
③ 搬送台車がコンテナを検査トンネル中央へ自
動的に搬送後、遮蔽扉を閉じ、X線を照射。
④ X線画像が専用端末機に展開され、担当職員
が画像解析を実施。
(異常なし)
<輸入許可(国内引取)>
(異常あり)
<開披検査>
画像解析の結果を踏まえ、異常がない場合は輸入を許可し、異常がある場合は開披検査を実施。