003品質管理

3
品 質 管 理
3
品質管理
(1) 品質管理基準
この品質管理基準は,森林土木工事施工管理基準(5)の(イ)に規定する品質管理の基準を定めたものである。
(2) 品質管理
品質管理は,品質管理基準により実施し,その管理内容に応じて工程能力図又は品質管理図表(X-R管理
図,X-R s -R m ,ヒストグラムなど)を作成する。ただし,原則として,セメントコンクリート工を除き,
測定数が10点未満の場合は試験成果一覧表(標準3)のみとし,工程能力図及び管理図表の作成は不要とす
る。
この品質管理の適用は,試験区分で「必須」となっている試験項目は実施する。
なお,試験区分で「その他」となっている試験項目は,特記仕様書又は監督職員の指示がある場合に実施す
る。
(3) 品質管理の方法
(ア) 品質管理総括表(標準-1)
試験項目を品質管理総括表(標準-1)にまとめる。
(イ) 品質管理成果総括表(標準-2)
試験成果一覧表または試験成績表より,測定値の最大値,最小値,平均値を試験項目毎に記載する。
(ウ) 試験成果一覧表(標準-3)及び試験成績表
測定値を試験成果一覧表(標準-3)にまとめる。表-1に示す項目は試験成果一覧表(標準-3)を運
用し,その他の品質管理に関する試験成績表等は様式自由とする。
(表-1)
工種
試験
セメントコンクリート スランプ試験,空気量測定,圧縮強度試験,曲げ強度試験,塩化物総量規制
現場吹付法枠工
コンクリート圧縮強度試験,塩化物総量規制,スランプ試験,空気量測定
道路土工
現場密度の測定
簡易舗装
路盤締固密度の測定,舗設温度測定
(エ) 工程能力図又は品質管理図表
コンクリート強度など,そのバラツキ状態を把握することが望ましい項目については,表-2に示すとお
り測定数に応じ,試験成果一覧表と合わせて工程能力図又は品質管理図表により管理する。
(表-2)
測定数
区分
様式
管理項目
0~9点
工程能力図
(標準-6)
コンクリート圧縮強度,曲げ強度,空気量,スランプ
10点以上 工程能力図
(標準-6)
コンクリート圧縮強度,曲げ強度,空気量,スランプ
(標準-5)
締固密度(路体,路床,路盤,表層)
アスファルト舗装(プラント温度,舗設温度)
20点以上 X-R管理図 (標準7,8)
アスファルトプラント温度
吹付工塩化物,現場吹付法枠工塩化物
X-R s-R m (標準9,10)
コンクリート圧縮試験,曲げ強度試験
管理図
コンクリート塩化物
(4) 品質管理資料のまとめ方
品質管理資料は原則としてA4判とする。
(注)
品質管理の試験項目及び規格値の右欄の「試験成績表等による確認」に「○」がついているものについて
は試験成績書やミルシート等によって品質を確認できる項目であるが,必要に応じて現場検収を実施する。
空欄の項目については必ず現場検収を行う。
3-1
品質管理の試験項目及び規格値
目
次
1
セメント・コンクリート
・・・・・・・・・・・・・・
3-3
2
アンカー工
・・・・・・・・・・・・・・
3-7
3
補強土壁工
・・・・・・・・・・・・・・
3-8
4
吹付工
・・・・・・・・・・・・・・
3-8
5
現場吹付法枠工
・・・・・・・・・・・・・・
3-13
6
道路土工
・・・・・・・・・・・・・・
3-17
7
下層路盤
・・・・・・・・・・・・・・
3-19
8
上層路盤
・・・・・・・・・・・・・・
3-20
9
アスファルト舗装(表層)
・・・・・・・・・・・・・・
3-21
10
特殊モルタル吹付A,B
・・・・・・・・・・・・・・
3-25
11
特殊モルタル吹付C
・・・・・・・・・・・・・・
3-25
12
高エネルギー吸収柵工
・・・・・・・・・・・・・・
3-25
13
固定工(ロープネット工)
・・・・・・・・・・・・・・
3-25
14
鉄筋(普通棒鋼)
・・・・・・・・・・・・・・
3-26
15
鉄筋(異形棒鋼)
・・・・・・・・・・・・・・
3-26
3-2
3-3
モルタルの圧縮強 JIS A 5308の附属 圧縮強度の90%以上
度による砂の試験 書3
骨材中の粘土塊量 JIS A 1137
の試験
工事開始前、工事中1回/月以上お よび産地が変わった場合。
(山砂の場合は、工事中1回/週
以上)
工事開始前、工事中1回/年以上お
よび産地が変わった場合。
細骨材:1.0%以下
粗骨材:0.25%以下
工事開始前、工事中1回/月以上お よび産地が変わった場合。
試料となる砂の上部における溶液 の色が標準色液の色より濃い場
合。
標準色より淡いこと。濃い場合で 工事開始前、工事中1回/年以上お 濃い場合は、JIS 5308「モルタルの
圧縮強度による砂の試験」附属書3に
も圧縮強度が90%以上の場合は使 よび産地が変わった場合。
よる。
用できる。
砂の有機不純物試 JIS A 1105
験
粗骨材:1.0%以下
細骨材:コンクリートの表面がす
りへり作用を受ける場合3.0%以
下、その他の場合5.0%以下(砕
砂およびスラグ細骨材を用いた場
合はコンクリートの表面がすりへ
り作用を受ける場合5.0%以下そ
の他の場合7.0%以下)
骨材の微粒分量試 JIS A 1103
験
JIS A 5005
40%以下、舗装コンクリートは
35%以下
但し、積雪寒冷地の舗装コンク
リートの場合は25%以下
粗骨材のすりへり JIS A 1121
試験
JIS A 5005
試
種 験
工 種
試験項目
試験方法
規格値
試験基準
摘 要
別 区
分
材 必 アルカリ骨材反応 コンクリート耐久性向上対策(塩化物総量規制,アルカリ骨材反応抑制対策)(土木構造物)について
1
セメント・ 料 須 対策
〔平成14年8月13日土木部長通知〕による
コンクリー
ト
そ 骨材のふるい分け JIS A 1102
設計図書による。
工事開始前、工事中1回/月以上お (転圧コン
の 試験
JIS A 5005
よび産地が変わった場合。
クリート・
他
JIS A 5011-1~3
コンクリー
トダム・覆
骨材の密度及び吸 JIS A 1109
絶乾密度:2.5以上
工事開始前、工事中1回/月以上お JIS A 5005(砕砂及び砕石)
工コンク
水率試験
JIS A 1110
細骨材の吸水率:3.5%以下
よび産地が変わった場合。
JIS A 5011-1(高炉スラグ骨材)
リート・吹
JIS A 5005
粗骨材の吸水率:3.0%以下
JIS A 5011-2(フェロニッケルスラ
付けコンク
JIS A 5011-1~3 (砕砂・砕石、高炉スラグ骨材、
グ細骨材)
リートを除
フェロニッケルスラグ細骨材、銅
JIS A 5011-3(銅スラグ細骨材)
く)
スラグ細骨材の規格値については
摘要を参照)
品質管理の試験項目及び規格値
○
○
○
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-4
試験基準
懸濁物質の量:2g/ 以下
工事開始前及び工事中1回/年以上 上水道を使用してる場合は試験に換
溶解性蒸発残留物の量:1g/ 以下 および水質が変わった場合。
え、上水道を使用してることを示す
塩化物イオン量:200ppm以下
資料による確認を行う。
水素イオン濃度:PH5.8~8.6
モルタルの圧縮強度比:材齢1,7
及び28日で90%以上
空気量の増分:±1%
回収水の場合:
塩化物イオン量:200ppm以下
工事開始前及び工事中1回/年以上 JIS A 5308附属書 セメントの凝結時間の差:始発は および水質が変わった場合。
9
30分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比:材齢7及
び28日で90%以上
練混ぜ水の水質試 土木学会規準
験
JSCE-B 101
工事開始前、工事中1回/月以上
JIS R 5210(ポルトランドセメン 工事開始前、工事中1回/月以上
ト)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメ
ント)
セメントの物理試 JIS R 5201
験
工事開始前、工事中1回/年以上お 寒冷地で凍結のおそれのある地点に
よび産地が変わった場合。
適用する。
細骨材:10%以下
粗骨材:12%以下
ポルトランドセメ JIS R 5202
ントの化学分析
摘 要
細骨材:
工事開始前、工事中1回/年以上お スラグ細骨材、高炉スラグ粗骨材に
コンクリートの外観が重要な場 よび産地が変わった場合。
は適用しない。
合0.5%以下
その他の場合1.0%以下
粗骨材:
コンクリートの外観が重要な場
合0.5%以下
その他の場合1.0%以下
規格値
硫酸ナトリウムに JIS A 1122
よる骨材の安定性 JIS A 5005
試験
(転圧コン
クリート・
コンクリー
トダム・覆
工コンク
リート・吹
付けコンク
リートを除
く)
試
種 験
工 種
試験項目
試験方法
別 区
分
材 そ 骨材中の比重1.95 JIS A 5308の附属
1
セメント・ 料 の の液体に浮く粒子 書2
他 の試験
コンクリー
ト
品質管理の試験項目及び規格値
○
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-5
粗骨材の表面水率 JIS A 1125
試験
連続ミキサの場
合:
土木学会規準
JSCE-I 502
バッチミキサの場
合:
JIS A 1119
JIS A 8603
試験方法
細骨材の表面水率 JIS A 1111
試験
)
試
種 験
工 種
試験項目
別 区
分
1
製 そ 計量設備の計量精
セメント・ 造 の 度
コンクリー
他
ト
プ
(転圧コン ラ
クリート・ ン
コンクリー ト
ミキサの練混ぜ性
トダム・覆
能試験
工コンク
リート・吹
付けコンク
リートを除
く)
(
設計図書による
設計図書による
コンクリートの練混ぜ量
公称容量の場合:
コンクリート中のモルタル単位
容積質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量
の差:5%以下
圧縮強度平均値からの差:
7.5%以下
空気量平均値からの差:10%以
下
スランプ平均値からの差:15%
以下
公称容量の1/2の場合:
コンクリート中のモルタル単位
容積質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量
の差:5%以下
コンクリート中のモルタル単位容
積質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度差:7.5%以下
空気量差:1%以下
スランプ差:3㎝以下
水:±1%以内
セメント:±1%以内
骨材 :±3%以内
混和材:±2%以内
(高炉スラグ微粉末の場合は
±1%以内)
混和剤:±3%以内
規格値
試験基準
1回/日以上
2回/日以上
工事開始前及び工事中1回/年以
上。
工事開始前及び工事中1回/年以
上。
設計図書による。
品質管理の試験項目及び規格値
レディーミクストコンクリート以外
の場合に適用する。
レディーミクストコンクリート以外
の場合に適用する。
レディーミクストコンクリートの場
合、印字記録により確認を行う。
摘 要
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-6
(転圧コン
クリート・
コンクリー
トダム・覆
工コンク
リート・吹
付けコンク
リートを除
く)
JIS A 1101
JIS A 1116
JIS A 1118
JIS A 1128
そ コンクリートの曲 JIS A 1106
の げ強度試験
他
空気量測定
規格値
試験基準
1回の試験結果は指定した呼び強
度の85%以上であること。
3回の試験結果の平均値は、指定
した呼び強度以上であること。
±1.5%(許容差)
1回の試験結果は指定した呼び強
度の85%以上であること。
3回の試験結果の平均値は、指定
した呼び強度以上であること。
スランプ5㎝以上8㎝未満 :
許容差±1.5㎝
スランプ8㎝以上18㎝以下:
許容差±2.5㎝
(コンクリート舗装の場合)
スランプ2.5cm:許容値±1.0㎝
(道路橋床版の場合)
スランプ8cmを標準とする。
コンクリート舗装の場合に適用
し、打設日1日につき2回(午前・
午後)の割りで行う。なおテスト
ピースは打設場所で採取し、1回に
つき原則として3個とする。
・荷卸し時
・1回/日または構造物の重要度
と工事の規模の応じて20~150m3ご
とに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時
・荷卸し時
・1回/日または構造物の重要度
と工事の規模の応じて20~150m3ご
とに1回。但し,基礎コンクリー
ト,練石・ブロック積み胴込コン
クリート又は小型構造物の場合等
は,一工事当たり工事規模に応じ
1~3回程度とすることができ
る。
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工
事の規模の応じて20~150m3ごとに1
回、および荷卸し時に品質変化が認
められた時。ただし、道路橋鉄筋コ
ンクリート床版にレディーミクス
コンクリートを用いる場合は原則
として全車測定を行う。
・道路橋床版の場合、全車試験を
行うが、スランプ試験の結果が安
定し良好な場合はその後スランプ
試験の頻度について監督職員と協
議し低減することができる。
摘 要
材令28日強度試験の立会いについ
ては,監督職員と協議すること。
原則として,σ7は,標準養生の供
試体(3本)を用い,σ28を推定する。
σ28は,現場養生の供試体(3本)を用
いる。
コンクリート耐久性向上対策(塩化物総量規制,アルカリ骨材反応抑制対策)(土木構造物)について
〔平成14年8月13日土木部長通知〕による
試験方法
コンクリートの圧 JIS A 1108
縮強度試験
スランプ試験
試
種 験
工 種
試験項目
別 区
分
施 必 塩化物総量規制
1
セメント・ 工 須
コンクリー
ト
品質管理の試験項目及び規格値
試験成績
表等によ
る確認
3-7
設計図書による。
設計図書による。
モルタルの圧縮強 JIS A 1108
度試験
モルタルのフロー JIS R 5201
値試験
練りまぜ開始前に試験は2回行
い、その平均値をフロー値とす
る。
2回(午前・午後)/日
品質に異常が認められた場合に行 う。
品質に異常が認められた場合に行
う。
試験基準
摘 要
・定着時緊張力確認試験
・残存引張力確認試験
・リフトオンテスト
等があり、多サイクル確認試験、1
サイクル確認試験の試験結果をもと
に、監督員と協議し行う必要性の有
無を判断する。
1サイクル確認試 グラウンドアン
設計アンカー力に対して十分に安 ・多サイクル確認試験に用いたア 但し、モルタルの必要強度の確認後
験
カー設計・施工基 全であること。
ンカーを除くすべて。
に実施すること。
準、同解説
・初期荷重は計画最大荷重の約0.1
(JGS4101-2000)
倍とし、計画最大荷重まで載荷し
た後、初期荷重まで除荷する1サ
イクル方式とする。
多サイクル確認試 グラウンドアン
設計アンカー力に対して十分に安 ・施工数量の5%かつ3本以上。
但し、モルタルの必要強度の確認後
験
カー設計・施工基 全であること。
・初期荷重は計画最大荷重の約0.1 に実施すること。
準、同解説
倍とし、引き抜き試験に準じた方
(JGS4101-2000)
法で載荷と除荷を繰り返す。
設計図書による。
コンクリートの洗 JIS A 1112
い分析試験
設計図書による。
規格値
所定の緊張力が導入されているこ
そ その他の確認試験 グラウンドアン
カー設計・施工基 と。
の
準、同解説
他
(JGS4101-2000)
(転圧コン
クリート・
コンクリー
トダム・覆
工コンク
リート・吹
付けコンク
リートを除
く)
2
施 必
アンカー工 工 須
試
種 験
工 種
試験項目
試験方法
別 区
分
施 そ コアによる強度試 JIS A 1107
1
セメント・ 工 の 験
他
コンクリー
ト
品質管理の試験項目及び規格値
試験成績
表等によ
る確認
3-8
4
吹付工
施 必 現場密度の測定
工 須
補強土壁工法各設 補強土壁工法各設計・施工マニュ 設計図書による。
計・施工マニュア アルによる。
ルによる。
そ 骨材のふるい分け JIS A 1102
JIS A 5005
の 試験
JIS A 5011-1~3
他
設計図書による。
工事開始前、工事中1回/月以上お よび産地が変わった場合。
最大粒径≦53㎜: 最大乾燥密度の90%以上。
高さ1.5m~2.0mに1箇所とする。
JIS A 1214
または、設計図書による。
1箇所とは3個1組とする。
JIS A 1210 A・B
箇所は監督職員と協議する。
法
最大粒径>53㎜:
舗装試験法便覧
1-7-2
材 必 アルカリ骨材反応 コンクリート耐久性向上対策(塩化物総量規制,アルカリ骨材反応抑制対策)(土木構造物)について
〔平成14年8月13日土木部長通知〕による
料 須 対策
そ 土の粒度試験
の
他
コンクリート製壁 補強土壁工法各設 補強土壁工法各設計・施工マニュ 補強土壁工法各設計・施工マニュ 面材のコンクリー 計・施工マニュア アルによる。
アルによる。
ト強度試験
ルによる。
当初及び土質の変化時。
試験基準
設計図書による。
規格値
外観検査(スト
補強土壁工法各設 補強土壁工法各設計・施工マニュ 補強土壁工法各設計・施工マニュ リップ、鋼製壁面 計・施工マニュア アルによる。
アルによる。
材、コンクリート ルによる。
製壁面材等)
JIS A 1210
試験方法
試
種 験
工 種
試験項目
別 区
分
3
材 必 土の締固め試験
補強土壁工 料 須
品質管理の試験項目及び規格値
摘 要
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-9
摘 要
骨材中の比重1.95 JIS A 5308の附属 細骨材:
工事開始前、工事中1回/年以上お スラグ細骨材、高炉スラグ粗骨材に
コンクリートの外観が重要な場 よび産地が変わった場合。
の液体に浮く粒子 書2
は適用しない。
合0.5%以下
の試験
その他の場合1.0%以下
粗骨材:
コンクリートの外観が重要な場
合0.5%以下
その他の場合1.0%以下
細骨材:1.0%以下
粗骨材:0.25%以下
骨材中の粘土塊量 JIS A 1137
の試験
工事開始前、工事中1回/月以上お よび産地が変わった場合。
試料となる砂の上部における溶液 の色が標準色液の色より濃い場
合。
モルタルの圧縮強 JIS A 5308の附属 圧縮強度の90%以上
度による砂の試験 書3
工事開始前、工事中1回/月以上お よび産地が変わった場合。
(山砂の場合は、工事中1回/週
以上)
標準色より淡いこと。濃い場合で 工事開始前、工事中1回/年以上お 濃い場合は、JIS 5308「モルタルの
も圧縮強度が90%以上の場合は使 よび産地が変わった場合。
圧縮強度による砂の試験」付属書3に
用できる。
よる。
粗骨材:1.0%以下
細骨材:コンクリートの表面がす
りへり作用を受ける場合3.0%以
下、その他の場合5.0%以下(砕
砂およびスラグ細骨材を用いた場
合はコンクリートの表面がすりへ
り作用を受ける場合5.0%以下そ
の他の場合7.0%以下)
砂の有機不純物試 JIS A 1105
験
骨材の微粒分量試 JIS A 1103
験
JIS A 5005
試験基準
絶乾密度:2.5以上
工事開始前、工事中1回/月以上お JIS A 5005(砕砂及び砕石)
細骨材の吸水率:3.5%以下
よび産地が変わった場合。
JIS A 5011-1(高炉スラグ骨材)
粗骨材の吸水率:3.0%以下
JIS A 5011-2(フェロニッケルスラ
(砕砂・砕石、高炉スラグ骨材、
グ細骨材)
フェロニッケルスラグ細骨材、銅
JIS A 5011-3(銅スラグ細骨材)
スラグ細骨材の規格値については
摘要を参照)
規格値
4
吹付工
工 種
試
種 験
試験項目
試験方法
別 区
分
材 そ 骨材の密度及び吸 JIS A 1109
料 の 水率試験
JIS A 1110
他
JIS A 5005
JIS A 5011-1~3
品質管理の試験項目及び規格値
○
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-10
摘 要
懸濁物質の量:2g/ 以下
工事開始前及び工事中1回/年以上 上水道を使用してる場合は試験に換
溶解性蒸発残留物の量:1g/ 以下 および水質が変わった場合。
え、上水道を使用してることを示す
塩化物イオン量:200ppm以下
資料による確認を行う。
水素イオン濃度:PH5.8~8.6
モルタルの圧縮強度比:材齢1,7
及び28日で90%以上
空気量の増分:±1%
JIS R 5210(ポルトランドセメン 工事開始前、工事中1回/月以上
ト)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメ
ント)
工事開始前、工事中1回/年以上お 寒冷地で凍結のおそれのある地点に
よび産地が変わった場合。
適用する。
試験基準
JIS R 5210(ポルトランドセメン 工事開始前、工事中1回/月以上
ト)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメ
ント)
細骨材:10%以下
粗骨材:12%以下
規格値
回収水の場合:
塩化物イオン量:200ppm以下
工事開始前及び工事中1回/年以上 JIS A 5308附属書 セメントの凝結時間の差:始発は および水質が変わった場合。
9
30分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比:材齢7及
び28日で90%以上
練混ぜ水の水質試 土木学会規準
験
JSCE-B 101
ポルトランドセメ JIS R 5202
ントの化学分析
セメントの物理試 JIS R 5201
験
4
吹付工
工 種
試
種 験
試験項目
試験方法
別 区
分
材 そ 硫酸ナトリウムに JIS A 1122
料 の よる骨材の安定性 JIS A 5005
他 試験
品質管理の試験項目及び規格値
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
4
吹付工
工 種
プ
ラ
ン
ト
水:±1%以内
セメント:±1%以内
骨材 :±3%以内
混和材:±2%以内
(高炉スラグ微粉末の場合は±
1%以内)
混和剤:±3%以内
設計図書による
設計図書による
規格値
試験基準
設計図書による。
1回/日以上
2回/日以上
品質管理の試験項目及び規格値
3-11
連続ミキサの場
合:
土木学会規準
JSCE-I 502
コンクリート中のモルタル単位容 工事開始前及び工事中1回/年以
積質量差:0.8%以下
上。
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度差:7.5%以下
空気量差:1%以下
スランプ差:3㎝以下
ミキサの練混ぜ性 バッチミキサの場 コンクリートの練混ぜ量
工事開始前及び工事中1回/年以
能試験
合:
公称容量の場合
上。
JIS A 1119
コンクリート中のモルタル単位
JIS A 8603
容積質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量
の差:5%以下
圧縮強度平均値からの差:
7.5%以下
空気量平均値からの差:10%以
下
スランプ平均値からの差:15%
以下
公称容量の1/2の場合
コンクリート中のモルタル単位
容積質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量
の差:5%以下
そ 計量設備の計量精
の 度
他
粗骨材の表面水率 JIS A 1125
試験
試
種 験
試験項目
試験方法
別 区
分
製 必 細骨材の表面水率 JIS A 1111
造 須 試験
(
)
・レディーミクストコンクリートの
場合、印字記録により確認を行う。
・急結剤は適用外
レディーミクストコンクリート以外
の場合に適用する。
レディーミクストコンクリート以外
の場合に適用する。
摘 要
試験成績
表等によ
る確認
3-12
規格値
JIS A 1116
JIS A 1118
JIS A 1128
そ コアによる強度試 JIS A 1107
の 験
他
空気量測定
設計図書による。
±1.5%(許容差)
コンクリートの圧 JIS A 1108
3本の強度の平均値が材令28日で
縮強度試験
土木学会規準JSCE 設計強度以上とする。
F561-1999
スランプ5㎝以上8㎝未満 :
許容差±1.5㎝
スランプ8㎝以上18㎝以下:
許容差±2.5㎝
スランプ試験
JIS A 1101
(モルタル除く)
試験基準
摘 要
品質に異常が認められた場合に行 う。
・荷卸し時
・1回/日または構造物の重要度
と工事の規模の応じて20~150m3ご
とに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
吹付1日につき1回行う。
材令28日強度試験の立会いについて
なお、テストピースは現場に配置 は,監督職員と協議すること。
された型枠に工事で使用するのと
同じコンクリート(モルタル)を
吹付け、現場で7日及び28日養生
し、直径50㎜のコアーを切取り
キャッピングを行う。原則として1
回に1回に6本(σ7…3本、σ28…3
本、)とする。
・荷卸し時
・1回/日または構造物の重要度
と工事の規模の応じて20~150m3ご
とに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
コンクリート耐久性向上対策(塩化物総量規制,アルカリ骨材反応抑制対策)(土木構造物)について
〔平成14年8月13日土木部長通知〕による
試験方法
4
吹付工
工 種
試
種 験
試験項目
別 区
分
施 必 塩化物総量規制
工 須
品質管理の試験項目及び規格値
試験成績
表等によ
る確認
3-13
モルタルの圧縮強 JIS A 5308の附属 圧縮強度の90%以上
度による砂の試験 書3
試料となる砂の上部における溶液 の色が標準色液の色より濃い場
合。
標準色より淡いこと。濃い場合で 工事開始前、工事中1回/年以上お 濃い場合は、JIS 5308「モルタルの
圧縮強度による砂の試験」付属書3に
も圧縮強度が90%以上の場合は使 よび産地が変わった場合。
用できる。
よる。
砂の有機不純物試 JIS A 1105
験
工事開始前、工事中1回/月以上お よび産地が変わった場合。
(山砂の場合は、工事中1回/週
以上)
絶乾密度:2.5以上
工事開始前、工事中1回/月以上お JIS A 5005(砕砂及び砕石)
細骨材の吸水率:3.5%以下
よび産地が変わった場合。
JIS A 5011-1(高炉スラグ骨材)
粗骨材の吸水率:3.0%以下
JIS A 5011-2(フェロニッケルスラ
(砕砂・砕石、高炉スラグ骨材、
グ細骨材)
フェロニッケルスラグ細骨材、銅
JIS A 5011-3(銅スラグ細骨材)
スラグ細骨材の規格値については
摘要を参照)
工事開始前、工事中1回/月以上お よび産地が変わった場合。
粗骨材:1.0%以下
細骨材:コンクリートの表面がす
りへり作用を受ける場合3.0%以
下、その他の場合5.0%以下(砕
砂およびスラグ細骨材を用いた場
合はコンクリートの表面がすりへ
り作用を受ける場合5.0%以下そ
の他の場合7.0%以下)
1109
1110
5005
5011-1~3
設計図書による。
骨材の微粒分量試 JIS A 1103
験
JIS A 5005
骨材の密度及び吸 JIS A
水率試験
JIS A
JIS A
JIS A
そ 骨材のふるい分け JIS A 1102
の 試験
JIS A 5005
他
JIS A 5011-1~3
5
現場吹付
法枠工
工 種
試
種 験
試験項目
試験方法
規格値
試験基準
摘 要
別 区
分
材 必 アルカリ骨材反応 コンクリート耐久性向上対策(塩化物総量規制,アルカリ骨材反応抑制対策)(土木構造物)について
〔平成14年8月13日土木部長通知〕による
料 須 対策
品質管理の試験項目及び規格値
○
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-14
セメントの物理試 JIS R 5201
験
ポルトランドセメ JIS R 5202
ントの化学分析
練混ぜ水の水質試 土木学会規準
験
JSCE-B 101
懸濁物質の量:2g/ 以下
工事開始前及び工事中1回/年以上 上水道を使用してる場合は試験に換
溶解性蒸発残留物の量:1g/ 以下 および水質が変わった場合。
え、上水道を使用してることを示す
塩化物イオン量:200ppm以下
資料による確認を行う。
水素イオン濃度:PH5.8~8.6
モルタルの圧縮強度比:材齢1,7
及び28日で90%以上
空気量の増分:±1%
JIS R 5210(ポルトランドセメン 工事開始前、工事中1回/月以上
ト)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメ
ント)
JIS R 5210(ポルトランドセメン 工事開始前、工事中1回/月以上
ト)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメ
ント)
工事開始前、工事中1回/年以上お 寒冷地で凍結のおそれのある地点に
よび産地が変わった場合。
適用する。
細骨材:10%以下
粗骨材:12%以下
硫酸ナトリウムに JIS A 1122
よる骨材の安定性 JIS A 5005
試験
摘 要
工事開始前、工事中1回/月以上お よび産地が変わった場合。
試験基準
骨材中の比重1.95 JIS A 5308の附属 細骨材:
工事開始前、工事中1回/年以上お スラグ細骨材、高炉スラグ粗骨材に
の液体に浮く粒子 書2
コンクリートの外観が重要な場 よび産地が変わった場合。
は適用しない。
の試験
合0.5%以下
その他の場合1.0%以下
粗骨材:
コンクリートの外観が重要な場
合0.5%以下
その他の場合1.0%以下
細骨材:1.0%以下
粗骨材:0.25%以下
規格値
5
現場吹付
法枠工
工 種
試
種 験
試験項目
試験方法
別 区
分
材 そ 骨材中の粘土塊量 JIS A 1137
料 の の試験
他
品質管理の試験項目及び規格値
○
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-15
試験基準
水:±1%以内
セメント:±1%以内
骨材 :±3%以内
混和材:±2%以内
(高炉スラグ微粉末の場合は±
1%以内)
混和剤:±3%以内
設計図書による
設計図書による
設計図書による。
1回/日以上
2回/日以上
ミキサの練混ぜ性 バッチミキサの場 コンクリートの練混ぜ量
工事開始前及び工事中1回/年以
能試験
合:
公称容量の場合
上。
JIS A 1119
コンクリート中のモルタル単位
JIS A 8603
容積質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量
の差:5%以下
圧縮強度平均値からの差:
7.5%以下
空気量平均値からの差:10%以
下
スランプ平均値からの差:15%
以下
公称容量の1/2の場合
コンクリート中のモルタル単位
容積質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量
の差:5%以下
そ 計量設備の計量精
の 度
他
粗骨材の表面水率 JIS A 1125
試験
規格値
摘 要
・レディーミクストコンクリートの
場合、印字記録により確認を行う。
レディーミクストコンクリート以外
の場合に適用する。
レディーミクストコンクリート以外
の場合に適用する。
回収水の場合:
塩化物イオン量:200ppm以下
工事開始前及び工事中1回/年以上 JIS A 5308附属書 セメントの凝結時間の差:始発は および水質が変わった場合。
9
30分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比:材齢7及
び28日で90%以上
試験方法
製 必 細骨材の表面水率 JIS A 1111
造 須 試験
試験項目
5
現場吹付
法枠工
工 種
試
種 験
別 区
分
材 そ 料 の
他
品質管理の試験項目及び規格値
○
試験成績
表等によ
る確認
3-16
5
現場吹付
法枠工
工 種
試験基準
スランプ5㎝以上8㎝未満 :
許容差±1.5㎝
スランプ8㎝以上18㎝以下:
許容差±2.5㎝
そ コアによる強度試 JIS A 1107
の 験
他
設計図書による。
ロックボルトの引 参考資料「ロック 引抜き耐力の80%程度以上。
抜き試験
ボルトの引抜試
験」による
品質に異常が認められた場合に行 う。
設計図書による。
JIS A 1116
JIS A 1118
JIS A 1128
空気量測定
・荷卸し時
・1回/日または構造物の重要度
と工事の規模の応じて20~150m3ご
とに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
コンクリート耐久性向上対策(塩化物総量規制,アルカリ骨材反応抑制対策)(土木構造物)について
〔平成14年8月13日土木部長通知〕による
塩化物総量規制
±1.5%(許容差)
摘 要
1回6本 吹付1日につき1回行う。 材令28日強度試験については,監督
なお、テストピースは現場に配置 職員と協議すること。
された型枠に工事で使用するのと 参考値:14.7Mpa以上(材令28日)
同じコンクリート(モルタル)を
吹付け、現場で7日間および28日間
放置後、φ5㎝のコアーを切り取り
キャッピングを行う。1回に6本
(σ7…3本、σ28…3本、)とす
る。
・荷卸し時
・1回/日または構造物の重要度
と工事の規模の応じて20~150m3ご
とに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
コンクリート中のモルタル単位容 工事開始前及び工事中1回/年以
積質量差:0.8%以下
上。
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度差:7.5%以下
空気量差:1%以下
スランプ差:3㎝以下
規格値
コンクリートの圧 JIS A 1108
設計図書による
縮強度試験
土木学会規準JSCE
F561-1999
施 必 スランプ試験
JIS A 1101
工 須 (モルタル除く)
試
種 験
試験項目
試験方法
別 区
分
製 そ ミキサの練混ぜ性 連続ミキサの場
造 の 能試験
合:
他
土木学会規準
JSCE-I 502
品質管理の試験項目及び規格値
試験成績
表等によ
る確認
3-17
土質試験の方法と 設計図書による。
解説
土のせん断試験
設計図書による。
JIS A 1217
当初及び土質の変化した時。
当初及び土質の変化した時。
当初及び土質の変化した時。
土の三軸圧縮試験 土質試験の方法と 設計図書による。
解説
土の圧密試験
・路体:当初及び土質の変化した 時。
・路床:含水比の変化が認められ
た時。
当初及び土質の変化した時。
当初及び土質の変化した時。
当初及び土質の変化した時。
当初及び土質の変化した時。
(材料が岩砕の場合は除く)
当初及び土質の変化した時(材料
が岩砕の場合は除く)。
但し、法面、路肩部の土量は除
く。
試験基準
当初及び土質の変化した時。
土の一軸圧縮試験 JIS A 1216
設計図書による。
設計図書による。
設計図書による。
設計図書による。
設計図書による。
設計図書による。
規格値
設計図書による。
土の液性限界・塑 JIS A 1205
性限界試験
JIS A 1203
土の含水比試験
JIS A 1204
土粒子の密度試験 JIS A 1202
そ 土の粒度試験
の
他
JIS A 1211
JIS A 1210
試験方法
CBR試験
(路床)
6
道路土工
工 種
試
種 験
試験項目
別 区
分
材 必 土の締固め試験
料 須
品質管理の試験項目及び規格値
摘 要
試験成績
表等によ
る確認
3-18
最大粒径≦53㎜:
JIS A 1214
JIS A 1210 A・B
法
最大粒径>53㎜:
舗装試験法便覧
1-7-2
コーン指数の測定 舗装試験法便覧
1-2-1
たわみ量
設計図書による。
設計図書による。
設計図書による。
・路体:最大乾燥密度の85%以
上。
・路床:最大乾燥密度の90%以
上。
その他、設計図書による。
設計図書による。
規格値
舗装試験法便覧
設計図書による。
7-2
(ベンゲルマンビーム)
JIS A 1203
含水比試験
JIS A 1222
JIS A 1215
現場CBR試験
そ 平板載荷試験
の
他
プルーフローリン 舗装試験法便覧
グ
1-7-4
施 必 現場密度の測定
工 須
JIS A 1218
試験方法
6
道路土工
工 種
試
種 験
試験項目
別 区
分
材 そ 土の透水試験
料 の
他
試験基準
摘 要
プルーフローリングでの不良個所 確認試験である。
について実施
トラフィカビリティが悪いとき。 確認試験である。
降雨後又は、含水比の変化が認め 確認試験である。
られたとき。
各車線ごとに延長40mについて1回 確認試験である。
の割で行う。
各車線ごとに延長40mについて1箇 ・確認試験である。
所の割で行う。
・セメントコンクリートの路盤に適
用する。
路床仕上げ後全幅、全区間につい ・確認試験である。
て実施する。 但し、現道打換工 ・但し、荷重車については、施工時
事、仮設用道路維持工事は除く。 に用いた転圧機械と同等以上の締固
効果を持つローラやトラック等を用
いるものとする。
路体の場合、1,000m3につき1回の
割合で行う。ただし、1工事当たり
3回以上。
路床の場合、500m3につき1回の割
合で行う。ただし、1工事当たり3
回以上。
当初及び土質の変化した時。
品質管理の試験項目及び規格値
試験成績
表等によ
る確認
3-19
7
下層路盤
(簡易舗装)
工 種
舗装試験法便覧
2-5-3
そ 含水比試験
の
他
JIS A 1203
プルーフローリン 舗装試験法便覧
グ
1-7-4
施 必 現場密度の測定
工 須
設計図書による。
基準密度の93%以上
X10 95%以上
X6 95.5%以上
X3 96%以上
塑性指数PI:9以下
土の液性限界・塑 JIS A 1205
性限界試験
修正CBR10%以上
規格値
JIS A 5001表2参照
舗装試験法便覧
2-3-1
試験方法
骨材のふるい分け JIS A 1102
試験
試
種 験
試験項目
別 区
分
材 必 修正CBR試験
料 須
試験基準
随時
全面
1,000m2に1個所または随時
1箇所とは3個1組とする。
箇所は監督職員と協議する。
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
品質管理の試験項目及び規格値
・荷重車は,施工時に用いた転圧機
械と同等以上の締固効果を持つロー
ラやトラック等を用いるものとす
る。
・締固め度は、10個の測定値の平均
値X10が規格値を満足しなければなら
ない。また、10個の測定値が得がた
い場合は3個の測定値の平均値X3が規
格値を満足していなければならない
が、X3が規格値をはずれた場合は、
さらに3個のデータを加えた平均値X6
が規格値を満足していればよい。
摘 要
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-20
そ 含水比試験
の
他
JIS A 1203
粒度(75μmフル JIS A 1102
イ)
粒度(2.36mmフル JIS A 1102
イ)
舗装試験法便覧
2-5-3
施 必 現場密度の測定
工 須
土の液性限界・塑 JIS A 1205
性限界試験
骨材のふるい分け JIS A 1102
試験
舗装試験法便覧
2-3-1
試験方法
7
上層路盤
(簡易舗装)
工 種
試
種 験
試験項目
別 区
分
材 必 修正CBR試験
料 須
設計図書による。
75μmふるい:±6%以内
2.36mmふるい:±15%以内
基準密度の93%以上
X10 95%以上
X6 95.5%以上
X3 96.0%以上
塑性指数PI:4以下
JIS A 5001表2参照
修正CBR 60%以上
規格値
試験基準
随時
1,000m2に1~2回または随時
1,000m2に1~2回または随時
1,000m2に1個所または随時
1箇所とは3個1組とする。
箇所は監督職員と協議する。
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
品質管理の試験項目及び規格値
・締固め度及び粒度は、10個の測定
値の平均値X10が規格値を満足しなけ
ればならない。また、10個の測定値
が得がたい場合は3個の測定値の平均
値X3が規格値を満足していなければ
ならないが、X3が規格値をはずれた
場合は、さらに3個のデータを加えた
平均値X6が規格値を満足していれば
よい。
摘 要
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-21
フィラーのフロー 舗装試験法便覧
試験
3-4-15
そ フィラーの塑性指 JIS A 1205
の 数試験
他
フィラーの水分試 JIS A 5008
験
粗骨材の形状試験 舗装試験法便覧
3-4-7
フィラーの粒度試 JIS A 5008
験
骨材中の粘土塊量 JIS A 1137
の試験
骨材の密度及び吸 JIS A 1109
水率試験
JIS A 1110
試
種 験
工 種
試験項目
試験方法
別 区
分
8
材 必 骨材のふるい分け JIS A 1102
アスファル 料 須 試験
ト舗装
(表層)
50%以下
4以下
1%以下
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
細長、あるいは偏平な石片:
10%以下
便覧 表3.3.17による。
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
試験基準
粘土、粘土塊量:0.25%以下
表層
表乾密度:2.45g/cm3以上
吸水率 :3.0%以下
JIS A 5001表2参照
規格値
品質管理の試験項目及び規格値
・火成岩類を粉砕した石粉を用いる
場合に適用する。
・火成岩類を粉砕した石粉を用いる
場合に適用する。
摘 要
○
○
○
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-22
粗骨材中の軟石量 JIS A 1126
試験
針入度試験
JIS K 2207
硫酸ナトリウムに JIS A 1122
よる骨材の安定性
試験
製鋼スラグの比重 JIS A 1110
及び吸水率試験
粗骨材のすりへり JIS A 1121
試験
製鋼スラグの水浸 舗装試験法便覧
膨張性試験
3-4-17
フィラーの剥離抵 舗装試験法便覧
抗性試験
3-4-13
試
種 験
工 種
試験項目
試験方法
別 区
分
8
材 そ フィラーの水浸膨 舗装試験法便覧
アスファル 料 の 張試験
3-4-12
ト舗装
他
(表層)
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:
表3.3.1
・改質アスファルト:表3.3.3
・セミブローンアスファルト:
表3.3.4
軟石量:5%以下
損失量:12%以下
すり減り量
砕石:30%以下
CSS :50%以下
SS :30%以下
SS
表乾密度:2.45g/cm3以上
吸水率 :3.0%以下
水浸膨張比:2.0%以下
合格
4%以下
規格値
試験基準
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
品質管理の試験項目及び規格値
・火成岩類を粉砕した石粉を用いる
場合に適用する。
・火成岩類を粉砕した石粉を用いる
場合に適用する。
摘 要
○
○
○
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-23
JIS K 2207
密度試験
JIS K 2207
蒸発後の針入度比 JIS K 2207
試験
JIS K 2207
JIS K 2265
薄膜加熱試験
引火点試験
トルエン可溶分試 JIS K 2207
験
伸度試験
JIS K 2207
試験方法
試
種 験
工 種
試験項目
別 区
分
8
材 そ 軟化点試験
アスファル 料 の
ト舗装
他
(表層)
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:
表3.3.1
・改質アスファルト:表3.3.3
・セミブローンアスファルト:
表3.3.4
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:
表3.3.1
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:
表3.3.1
・改質アスファルト:表3.3.3
・セミブローンアスファルト:
表3.3.4
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:
表3.3.1
・改質アスファルト:表3.3.3
・セミブローンアスファルト:
表3.3.4
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:
表3.3.1
・セミブローンアスファルト:
表3.3.4
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:
表3.3.1
・改質アスファルト:表3.3.3
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:
表3.3.1
・改質アスファルト:表3.3.3
規格値
試験基準
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
品質管理の試験項目及び規格値
摘 要
○
○
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-24
アスファルト量 -0.9%以内
配合設計で決定した混合温度。
プ 必 粒度(2.36mmフル 舗装試験法便覧
ラ 須 イ)
3-4-3
ン
ト
粒度(75μmフル 舗装試験法便覧
イ)
3-4-3
アスファルト量抽 舗装試験法便覧
出粒度分析試験
3-9-6
温度計による。
温度測定(アス
ファルト・骨材・
混合物)
75μmふるい:±5%以内基準粒度
2.36mmふるい:±12%以内基準粒
度
舗装施工便覧参照
・改質アスファルト:表3.3.3
タフネス・テナシ 舗装試験法便覧
ティ試験
3-5-17
舗装施工便覧参照
・改質アスファルト:表3.3.3
・セミブローンアスファルト:
表3.3.4
舗装試験法便覧
3-5-11
舗装施行便覧参照
・セミブローンアスファルト:
表3.3.4
規格値
60℃粘度試験
舗装試験法便覧
3-5-10
試験方法
試
種 験
工 種
試験項目
別 区
分
8
材 そ 高温動粘度試験
アスファル 料 の
ト舗装
他
(表層)
試験基準
随時
定期的又は随時。
印字記録の場合:全数又は抽出・
ふるい分け試験 1~2回/日
定期的又は随時。
印字記録の場合:全数又は抽出・
ふるい分け試験 1~2回/日
定期的又は随時。
印字記録の場合:全数又は抽出・
ふるい分け試験 1~2回/日
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
品質管理の試験項目及び規格値
摘 要
○
○
○
○
○
○
○
試験成績
表等によ
る確認
3-25
外観検査(混合
物)
そ すべり抵抗試験
の
他
試験基準
12 固定工 施 必 アンカー
(ロープ
工 須 耐力試験
ネット工)
11 高エネ 施 必 アンカー
ルギー吸収 工 須 耐荷試験
柵工
ロープネット工法 ロープネット工法
各施工マニュアル 各施工マニュアルによる。
による。
ロープネット工法
各施工マニュアルによる。
打設量40 に1回(3個)以上の
基準強度σ28=13.3N/
13.3÷9.80665×100≒135.6kgf/ 割合とする。但し,1施工箇所2
回以上。
基準強度の90%以上で測定値の平
均は基準強度以上でなければなら
ない。
高エネルギー吸収 高エネルギー吸収柵工法
高エネルギー吸収柵工法
柵工法
各施工マニュアルによる。
各施工マニュアルによる。
各施工マニュアル
による。
JIS A 1107
JIS A 1108
10特殊モル 施 必 圧縮試験
タル吹付
工 須
C
舗設車線毎200m毎に1回
随時
随時
モルタルブロック供試体 基準強度σ28=0.8N/
250㎡に1個以上の割合で測定。但
による2cm立方 0.8÷9.80665×100≒8.2kgf/
し,1施工箇所4個以上。
体(フック金具付) 基準強度の80%以上で測定値の平
均は基準強度以上でなければなら
ない。
設計図書による
110℃以上
基準密度の94%以上。
1,000m2に1個所または随時
1箇所とは3個1組とする。
X10 96%以上
箇所は監督職員と協議する。
X6 96%以上
X3 96.5%以上
歩道の基準密度については、設計
図書による。
規格値
9特殊モル 施 必 接着試験
タル吹付
工 須
A,B
舗装試験法便覧
6-5
目視
温度測定(初期締 温度計による。
固め前)
舗装試験法便覧
3-7-7
試験方法
試
種 験
工 種
試験項目
別 区
分
8
舗 必 現場密度の測定
アスファル 設 須
ト舗装
現
(表層)
場
品質管理の試験項目及び規格値
測定値の記録は、1日4回(午前・午
後各2回)。
・但し、橋面舗装はコア採取しない
でAs合材量(プラント出荷数量)と
舗設面積及び厚さでの密度管理、ま
たは転圧回数による管理を行う。
摘 要
試験成績
表等によ
る確認
3-26
14 鉄筋
(異形棒
鋼)
13 鉄筋
(普通棒
鋼)
工 種
製造工場の試験成 JIS G 3191
績表(検査証明書) JIS G 3117
により確認
形状寸法
JIS G 3112
JIS G 3117
観察
外観
JIS G 3112又は
JIS G 3112
JIS G 3101公的機 JIS G 3117
関の試験成績表に
より確認
材 必 化学成分,機械的 製造工場の試験成 JIS G 3112
料 須 性質
績表(検査証明書) JIS G 3117
により確認
製造工場の試験成 JIS G 3191
績表(検査証明書) JIS G 3117
により確認
形状寸法
JIS G 3112
JIS G 3101
JIS G 3117
観察
外観
JIS G 3112又は
JIS G 3112
JIS G 3101公的機 JIS G 3101
関の試験成績表に JIS G 3117
より確認
試
種 験
試験項目
試験方法
別 区
分
材 必 化学成分,機械的 製造工場の試験成 JIS G 3112
料 須 性質
績表(検査証明書) JIS G 3101
により確認
JIS G 3117
規格値
試験基準
搬入時
搬入時,全数又は結束毎
搬入時,ロット毎
搬入時
搬入時,全数又は結束毎
搬入時,ロット毎
品質管理の試験項目及び規格値
JIS及び設計図書の形状寸法に適合し
ていること。
試験成績表(検査証明書)を提出。
有害な傷,変形等がないこと。
JISに適合していること。
製造工場の試験成績表により確認出
来ない場合。
試験成績表を提出。
JISに適合していること。
試験成績表(検査証明書)を提出。
JIS及び設計図書の形状寸法に適合し
ていること。
試験成績表(検査証明書)を提出。
有害な傷,変形等がないこと。
JISに適合していること。
製造工場の試験成績表により確認出
来ない場合。
試験成績表を提出。
JISに適合していること。
試験成績表(検査証明書)を提出。
摘 要
試験成績
表等によ
る確認