財団法人長崎県暴力追放運動推進センター

暴追センターだより
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(シンボルマーク)
財団法人 長崎県暴力追放運動推進センター
ごあいさつ
長崎県警察本部 組織犯罪対策課
課 長
平 新一郎
ひら
本年3月に警察本部組織犯罪対策課長に就任致しました平でございます。
皆様方には、暴力団対策はもとより、警察業務全般に対しまして、深甚なるご理解とご協力を
賜っておりますことに、心より御礼申し上げます。
さて、全国の暴力団員数は、昨年末の統計で約8万900人と、平成16年頃をピークに毎年減少
しており、また、平成18年頃からは構成員よりもいわゆる「準構成員」、つまりその属性が不確
実な者の割合が多くなるという逆転現象が継続している状況にあります。
これについて、特に全体数の減少は「警察の取締りが功を奏しているから」と評価できれば幸
いなのですが、実のところ、近年の暴力団が暴力団対策法の適用を免れ警察の取締りから逃れよ
うと、組織の実態を隠ぺいし表と裏の顔を使い分けるなど、いわゆる「不透明化、潜在化」して
いるため、組員数といった組織の実態を把握することが困難になっているからと分析されていま
す。
昔の暴力団は事務所に堂々と看板を掲げ、組員といえば派手な背広に金バッジ、肩で風を切っ
て闊歩するというイメージでしたが、「不透明化、潜在化」した現在はそのような暴力団はほと
んど見られなくなりました。今や「どこに暴力団事務所があるのか、誰が暴力団員なのか」分か
らない、言い換えれば、知らず知らずのうちに暴力団が企業取引や県民生活に深く介入している、
という状況にあり、今後益々その傾向が強まっていくと言えるのです。
こうした暴力団を世の中から消滅させるため、警察は、「首領をはじめとした幹部や組員の反
復徹底検挙」「暴力団対策法の積極的かつ効果的運用」「官民一体となった暴力追放運動の推進」
を三本柱として、様々な暴力団対策を推進しているところです。しかし、このうち、検挙や暴力
団対策法の運用は警察が努力すべきものですが、こと暴力追放運動については、警察の力だけで
成しえるものではありません。
これからの暴力団対策に必要なことは、県民、企業、行政が一体となって「暴力団に付け入る
隙を与えない」「暴力団の存在を許さない」という社会の土壌を作ること、つまり、これまでは
「警察対暴力団」であった暴力団対策を、これからは「社会対暴力団」という図式にすることな
のです。
そのためには、県民の皆様が手を取り合い、暴力団を社会から排除する運動を絶え間なく続け
ていく、そして未来へと継承していくことが何よりも大切であり、そうであればこそ、その牽引
者である長崎県暴力追放運動推進センターの更なる活躍に大きな期待が寄せられるところです。
長崎県という豊かな土壌に「暴力団という毒草」は必要ありません。
警察はこれからも暴力団という毒草の芽を摘み葉を刈り続けます。そして、県民の皆様には
「毒草に水や栄養を与えない」社会作りに十分ご理解いただき、併せて長崎県暴力追放運動推進
センターに対する、より一層のご支援、ご協力をいただきますよう宜しくお願い申し上げます。
専務理事就任のごあいさつ
㈶長崎県暴力追放運動推進センター
専務理事 立 山 秀 夫
皆様には、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、私こと、平成22年5月13日
に開催されました第19回評議員会、理事会において選任され、同日付けをもって専務理事
に就任いたしました。㈶長崎県暴力追放運動推進センターに対する県民の期待がますます
高まる中、身に余る光栄に存じますと共に、責任の重大さに身の引き締まる思いです。松
尾前専務理事同様、よろしくお願い申し上げます。
思い返しますと、暴力団対策法が成立した平成3年から同法が施行された平成4年まで、
私は、暴力団対策課の一員として法の施行業務などにたずさわりました。暴力団壊滅の千
載一遇のチャンスだと確信し、当時の上司・同僚はもちろんのこと、県下の暴力団担当の
刑事が一丸となって法の施行業務に邁進しました。同僚と慣れぬ行政的手法を懸命に勉強
したことは、私にとっては今も忘れることができない経験となっています。
また法の施行業務と並行して進められていたこの財団の立ち上げに際しては、県下の警
察署長さんや暴力団対策課のN氏、M氏が、県下をくまなく回り、暴力団排除活動の必要
性を訴え、県や市町村のみならず多くの企業、団体そして個人の方にご賛同とご支援をい
ただきました。
それから十数年。この間の県内における暴追意識の高まりと成果には瞠目すべきものが
あり、各地区で継続して活動されている暴追協議会の皆様、そしてこのような活動を支え
ていただきました弁護士会の皆様のご努力とご労苦に対して満腔の敬意を表するものです。
一方、法施行時に11類型であった暴対法の暴力的要求行為が、現在では21類型となり、
暴力団等の民事介入暴力等の手段が驚くほど多様化しているといわざるを得ません。数年
前から社会問題化している振り込み詐欺においてさえも、その背後に暴力団やその交友者
が見え隠れしています。このほかにも暴力団の不透明化、市民生活を支える社会システム
の悪用、暴力団事務所等の住宅街への進出など、課題はまだまだ多く残されています。今
後は、ますます弁護士会をはじめあらゆる職域の方々のこれまで以上の知恵と力が必要と
なっています。
このような課題と暴力団の変容ぶりをみるとき、㈶長崎県暴力追放運動推進センターが
果たすべき役割はいっそう重要になり、事業の停滞は決して許されないものと感じており
ます。センター職員一同、これまでに得た知識と経験を活かし、県民のみなさんのご相談
にしっかりとお応えしながら暴力追放運動の推進に全力を尽くしたいと思っています。ぜ
ひ、皆様方のご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
1
平成22年 地域安全・暴力追放運動
「安全・安心まちづくり」長崎県大会開催のご案内
平成22年 安全・安心まちづくり長崎県大会を次の通り開催予定です。
と き 平成22年10月12日 ㈫ 午後1時頃から午後3時30分まで
場 所 長崎市魚の町4番30号 長崎市公会堂
主 催 ㈶長崎県暴力追放運動推進センター
㈳長崎県防犯協会連合会
長崎県
長崎県警察
大会次第 オープニングセレモニー
青パト広報隊出動式・青パト隊代表者による出動宣言など
第一部
暴力追放運動功労(団体・個人)表彰・大会宣言など
第二部
①暴追ミニ企画∼暴力団への対応要領の寸劇を実施
②アトラクション:県警察音楽隊の演奏
ご期待ください
表彰おめでとうございます
平成22年6月8日、大分県で開催されました、平成22年度九州ブロック暴力追放運動推進センター
連絡協議会定例会の席で本県から次の団体が暴力追放運動功労により表彰されました。
(敬称略)
功労団体 ①ア リ ア ケ ジ ャ パ ン 株 式 会 社(代表取締役 田 川 智 樹 様)
②稲佐地区暴力追放運動推進協議会(会 長 小 林 喜平太 様)
2
最近の暴力団情勢
暴力団の総数は、全国で約80,900人(昨年比−1,700)
、このうち山口組、住吉会、稲川会という重点3団
体の合計が約58,600人と全体の7割以上を占めており、相変わらずこの3団体による寡占化が進んでいま
すが、その中でも山口組が約36,400人と全体の約半数に及んでいることを見れば、もはや山口組への一極
集中と言うべき状況にあります。
暴力団対策法の施行以来、国を挙げての暴力追放運動が高まる中、暴力団はその組織や活動を不透明化、
潜在化させ、企業活動や政治活動(右翼)、あるいは社会運動(人権団体、同和団体等)、NPO法人といった
偽装看板を掲げて市民生活や企業等に接近、介入し、合法的な事業や犯罪行為に至らないぎりぎりの手法を
駆使するなど、様々な資金獲得活動を展開しています。
もっとも、その一方では、大きな利益になると見れば外国人や国際犯罪組織との結託、連携も辞さず、更
にはインターネット等時代の最先端を利用する新たな犯罪にも手を染めるなど、金のためには手段や対象を
選ばない狡猾で冷酷な暴力団の本質には何ら変わりはありません。
県内の暴力団勢力
指定暴力団傘下組織
山口組傘下組織 8組織
約 230人
道仁会傘下組織 2組織
約
50人
福博会傘下組織 1組織
約
35人
工藤會傘下組織 3組織
約
15人
九州誠道会傘下組織 2組織
約
20人
計
16組織
交友者
29%
約 350人
暴力団交友者
約 160人
本県暴力団員総数
約 510人
本県認定県外暴力団員
約
15人
他府県認定県外暴力団員
約
35人
合 計
他府県認定
県外暴力団
5%
本県認定
県外暴力団
2%
山口組
42%
道仁会
9%
九州誠道会
4% 工藤會
3% 福博会
6%
約 560人
県内の行政命令状況
①県内における暴対法施行後の運用累計
②県内の暴対法運用状況
(H16.1.1∼H21.12.31)
(件)
命令の種別
運用件数
中止命令
168件
再発防止命令
6件
30
25
20
23
18
15
禁止命令
13
2件
10
10
脱退措置命令
合 計
4件
180件
15
7
5
0
16年
17年
18年
中止命令
禁止命令
19年
14件
1件
20年
21年
計15件
(加入強要及び脱退妨害の禁止)
3
長崎県暴力団事務所等の排除に関する条例の概要
不動産所有者等及び建設業者に対し、暴力団事務所等として利用されると認められるときの無催告契約解除条
項を不動産取引の契約内容に含める努力義務規定、努力義務を遵守しない業者等に対する勧告、公表、入札排除
措置規定等を内容とする県条例が平成22年4月1日に施行されました。この詳細は下記のとおりです。
【項 目】
【不動産取引及び新築・改築・改修工事請負の契約内容】
県民の大きな脅威である暴力団事務所等の排除
目 的
県・県民・関連業者の責務
県民生活の安全と平穏の確保
用語の定義
暴力団・暴力団員・暴力団事務所等・不動産所有者等・建設業者
本条例を効果的に推進するための最大限の努力と必要な支援
県
暴力団事務所等の排除のための市町に対する協力要請
県民
責
務
県民並びに不動産所有者等及び建設業者が責務を果たすための支援
暴 力 団 事 務 所 等 の 設 置 に 関 与 し な い 行 為 の 堅 持
暴 力 団 事 務 所 等 の 排 除 に 関 す る 施 策 に 協 力
力
団
事
責務︵努力義務︶
暴
務
対象業者
契約(取引)内容
不動産所有者等
不動産物件の売買・
交換・賃貸借
建 設 業 者
建造物の新築・
増改築・改修
責務の内容
①暴力団事務所等として利用するものと
認められるときは、催告なしで契約を
解除できる旨を定めた特約条項を契約
内容に追加
②特約条項に該当する事実があった場合
には、契約を解除
所
等
の
進
調査
業者が責務を遵守していない疑いがある場合に調査∼資料の提出等
勧告
業者が責務を遵守していないため、暴力団事務所等の排除に支障が
生じていると認める場合∼必要な措置を講じさせるための是正措置
出
(暴力団員等)
契約解除の要求
阻
(契約取引の相手方)
止
公表
県からの入札排除
4
暴力団員等が暴力団事務所等に使用する目的で契約を行った場合
正当な理由なく、勧告に従わない場合
意見を述べる機会の付与
正当な理由なく、勧告に従わない場合
㈶長崎県暴力追放運動推進センターの事業活動
1 暴力団排除の広報、啓発活動
○暴力団からの被害を防止し、暴力追放意識を高めるために「暴力追放県大会」を開催したり、ポス
ター・パンフレット等の発行やテレビ等による広報啓発を行っています。
2 暴力団員による不当行為に関する相談活動
○暴力団から被害を受けたり、困っている人のために専門知識を持つ相談委員が無料で相談に応じ、
問題解決の指導や助言、支援などを行っています。
3 企業対象暴力に対する阻止・支援活動
○地域や職域で活動している暴力追放組織を支援し、暴力団の被害を受けやすい企業等に対する研修、
講演などの活動を行っています。
4 少年に対する暴力団の影響排除活動
○警察をはじめ少年指導委員等の関係機関・団体と協力して少年の暴力団加入を阻止するための活動
や暴力団の影響を受けている少年の指導などを行っています。
5 暴力団離脱者の社会復帰等更生支援活動
○暴力団から離脱したい気持ちを持っている人に対して、離脱の援助や就職の指導・助言などを行っ
ています。
6 被害者等の保護及び救済活動
○暴力団員からの被害を受けた方に対して、見舞金を贈呈したり、暴力団に対して事務所の明け渡し
や損害賠償等の民事訴訟をする人に、訴訟費用を無利子で貸与しています。
7 講習研修活動
○事業所で暴力団からの不当要求被害を防止するための責任者に選任された方を対象に、公安委員会
からの委託を受けて不当要求防止責任者講習を行っています。
また、少年指導委員等に対して、少年に対する暴力団の影響を排除するための研修を行っています。
8 暴力団排除のための調査研究活動
○相談活動により暴力団等に関する多くの情報を収集するとともに、アンケート調査などを行い住民
等の暴力団に関する意識を把握し、暴力団根絶の諸対策に資するための検討を行っています。
職 員 紹 介
県下一斉 民事介入暴力相談所の開設
本年3月末、長崎県警を定年退職
し、当暴追センターの相談委員とし
て従事しています馬津川強です。
登山と写真の趣味があります。よ
ろしくお願いします。
毎年9月11日、警察本部・県下全警察署との合同で「民事
介入暴力特別相談所」を開設し相談を受けています。相談所
には民暴弁護士にお願いして相談を受けて貰っています。
5
平成22年7月28日付 長崎新聞
9月12日㈯の集会とパレード
①平成19年8月 佐世保市の住宅街
に九州誠道会が組事務所を構えた
のを確認
②平成20年4月 住民ら450人によ
る暴力団事務所撤去パレードを実
施。組員に暴追センター専務理事
が立退き要求書を交付
③佐世保署が24時間体制で張付警戒
を実施
④事務所使用差し止め住民165人に
よる原告団結成、7月原告団が組
事務所使用差し止め仮処分申請
⑤9月12日㈯ 佐世保市松浦公園に
住民等850人が集合
「暴力団追放市民決起集会」後、
アーケード街を佐世保市消防音楽
隊の先導でパレードを実施
⑥11月26日㈭ 長崎地裁佐世保支部
で使用差し止め仮処分決定
⑦11月29日㈰ 佐世保市瀬戸越公園
に住民等400人が集合「暴力団事
務所撤去」決議後、同組事務所ま
で、パレードを実施
⑧12月22日㈫ 周辺住民192人の原
告団が「組事務所使用差し止め」
訴訟後の平成22年6月24日原告
(住民側)が組事務所買取り額を
当初の競落価格とする案を提示し
た。
⑨6月27日㈰ 暴力団組事務所買い
取りに向けて「住民ら募金呼びか
け」「企業に募金呼びかけ」をは
じめた。
●暴排運動は日に日に高まりを見せ
ています。
11月29日㈰のパレード
6
平成22年6月25日付
長崎新聞
平成22年6月28日付
長崎新聞
暴 排 運 動 ・ 県 発 注 工 事 の 入 札 制 度 の 改 正 な ど
長崎で「いのちを守る」集会
∼市民パレード
平成22年4月11日付
長崎新聞
暴力団事務所排除条例の施行
平成22年4月16日付 長崎新聞
長崎県の入札制度の改正
『業者の暴排意識の高揚を図る』
平成22年4月3日付 長崎新聞
路線バスによる暴力追放の広報活動
毎年、県下を走行する路線バス100台位に「暴力追放」
のフロントマスクを掲げて広報活動を行っています。
長崎バス
7
賛 助 会 員 の 募 集
あたたかいご支援ありがとうございました
平成22年1月1日から平成22年8月30日迄の間に次の方々から賛助金を頂きました。
(受理順)
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㈲タイテック 様(新入会)
㈱つくもサービス 様(新入会)
長崎県建設工業協同組合 様(新入会)
㈱九十九島グループ 様(新入会)
長崎三菱信用組合 様(新入会)
郵便事業㈱長崎支店 様(新入会)
長崎県民共済生活協同組合 様(新入会)
アリアケジャパン㈱ 様
㈱真興産業 様
㈱ピュア九州本部 様
医療法人 行清会 様
㈱清栄 様
㈱かとりストアー 様
長崎西彼農業協同組合 様
㈳長崎市歯科医師会 様
長崎電建工業 様
㈱ガードサービス長崎 様
㈱ウエノ 様
東海産業㈱ 様
協和機電工業㈱ 様
ジェイリース㈱ 長崎支店 様
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良生コンクリート㈱ 様
南海産業㈱ 様
㈱東運 様
㈱かんぽ生命保険 長崎支店 様
㈱メガネトップ 様
㈲E.V.O 様
服部産業㈱ 様
㈱パラダイス 様
㈱松進 様
九州塗料商業会長崎部会 様
㈱ダイエイ 様
㈱石原組 様
㈱マルハン 佐世保店 様
野崎地平税理士事務所 様
㈱チョープロ 様
長崎県遊技業協同組合 様
長崎地区企業等安全対策懇話会 様
佐世保遊技場組合 様
日本たばこ産業㈱ 様
他 個人3名
多 く の 方 の 入 会 を お 待 ち し て い ま す
●賛助会員の入会手続きは、
「入会申込書」で受け付けております。
ご賛同の節は、事務局
電話095−825−0893
までご連絡頂ければ「入会申込書」を郵送
あるいは持参いたします。
●年会費 法人(団体)1口 2万円
個人 1口 5千円
●脱会は自由です。
●賛助会員には「暴追会員之証」を交付する
ほか継続して各種暴排資料などの提供をし
ています。
※尚、当暴追センターは「特定公益増進法人」の認定を受けておりますので、
ご賛同をいただく方々には税法上の優遇措置が認められております。
暴力団を「利用しない」
すべてを「金づるにする」
それが暴力団の姿勢です
恐れは「誤ったイメージから」
恐れることは暴力団を助長させる
●暴力団を利用したつもりが、骨の髄まで
しぼられます。
●暴力団は、タダでは動かず、法外な金を
要求されます。
●暴力団は、相手が弱い、甘いと見ると、
トコトン食い付き離れません。
●暴力団は怖いものではありません。
皆で相談し合い、団結して対応しま
しょう。
●暴力団を恐れず「存在を許さない」
と皆で対決姿勢をもつことです。
くら
8
暴力団を「恐れない」
暴力団に「金を出さない」
金が「腐れ縁の元」
暴力団を支援・容認することになる
●暴力団に金を出すことは、結果的には暴力団
を認め、資金獲得の手助けをすることになり
ます。
●暴力団は、一度味を占めると、何回も金を要
求し続けてしぼり取るものです。
●暴力団は、自らの遊びや組の活動資金を、常
にかぎ回っているカネのための集団です。
・・
不当要求防止責任者講習会のご案内
(財)長崎県暴力追放運動推進センターでは、長崎県公安委員会からの業務の委託を受けて
暴力団対策法第14条に基づき、暴力団員による不当な要求の被害を防止するため、各事業所
において選任された「不当要求防止責任者」に対して講習を行っています。
受講手続き
講習は無料です
「不当要求防止責任者の選任」 「責任者選任届の提出」 「暴追センターから講習会の通知」
「講習の実施」 「受講者に対する受講修了書の交付」の手順により行っています。
○現在、県下の各地域で毎年20回程度、責任者講習会を開催しています。
長崎市の会場
長崎市の会場
大村市
大村市の会場
の会場
暴力団による悩み・困り事は
(財)長崎県暴力追放運動推進センターへ
小さな事でも、迷わず、恐れず、すぐ相談を!
◎暴追センターは、暴力団の絡む様々な相談を受け、県警・県弁護士会民暴被害者救済センターと連携して、
刑事・民事両面での解決を図っております。
相談は無料です
◎暴追センターに対する相談は、年々増加していて、その中で多いのは
●情報誌・書籍等の購読要求、金銭を巡るトラブル、事業所の業務への不当介入要求
に関する相談となっています。
相 談 方 法 は
◎直接来訪する・電話・ファックス・書面などでも結構で方法は問いません。
相 談 先 は
㈶長崎県暴力追放運動推進センター‥‥電 話 095−825−0893
FAX 095−825−0841
(午前9時から午後5時まで、夜間留守番電話)
長崎県警察本部、暴追テレホン‥‥電 話 0120−110−874
長崎県下各警察署の刑事課又は組織犯罪対策係
∼ 暴力団追放三ない運動を実践しましょう ∼
暴力団 みんなで追放 明るい社会
長 崎 軍 艦 島
∼ 本日天
本日天気
気晴朗なれど波高し
晴朗 なれど波高 し ∼
↑
2010.8.5
長崎端島を野母半島から撮影
撮影者 馬津川 強
↓
浜の町
財団法人
長崎県暴力追放運動推進センター
暴追
センター
所在地 長崎市万才町5番24号
ヒルサイド5ビル4F
福岡銀行
長崎県庁
← 長崎市役所
← JR長崎駅
大波止
県警本部
電 話 095−825−0893
FAX 095−825−0841
相談メール
アドレス
[email protected]
◎暴力団等のことでお困りの方は
まず相談を(無料・秘密厳守)
出島 →
【編集と発行】
■発行 平成22年9月
(財)長崎県暴力追放運動推進センター
■印刷 長崎市弥生町8番30号 Tel 821-2341
株式会社 岩 永 印 刷 所