参考資料 2012-12 2012-12 資生堂、乳液の低エネルギー製造プロセスの開発で「平成24年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞資生堂は、環境省が主催する「平成 24 年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞しました。これは、資生堂リサーチセンター（所在地：神奈川県横浜市）で開発し、工場の製造工程で導入している乳液の低エネルギー製造プロセスの開発を評価いただいたものです。なお、表彰式は平成24年12月12日（水）11時より東京都千代田区のＫＫＲホテル東京にて開催されます。地球温暖化防止活動環境大臣表彰について同表彰は、環境省が平成10年度から地球温暖化対策推進の一環として、毎年、地球温暖化防止月間である12月に、顕著な功績のあった個人や団体に対しその功績を讃えて行っているものです。今年度は、合計30の個人・団体が選ばれました（別紙ご参照）。同表彰には「技術開発・製品化部門」「対策技術導入・普及部門」「対策活動実践部門」「環境教育・普及啓発部門」「国際貢献部門」の5部門があり、資生堂はこのうち、「技術開発・製品化部門」で受賞しました。受賞した乳液の低エネルギー製造プロセスについて今回受賞した乳液の低エネルギー製造プロセスは、従来一般的であった、すべての原料を一旦加熱し乳化してから冷却するという方法を見直し、一部の原料を加熱して高濃度の乳液を作り、それを常温の水分で薄めながら自然に冷却させることで、加熱のエネルギーを低減できることに加え、冷却のプロセスそのものが不要となる製造法です。これにより、品質を落とすことなく、これまで加熱・冷却に要していたエネルギーを大幅に削減することができ、従来に比べて約65%のCO2の削減が可能となりました。本製造法は、「ばら園ローズボディーミルク RX」などに採用されています。 ※本技術の詳細は、資生堂ウェブサイト「Pick Up Technology 」内でご紹介しています。 http://group.shiseido.co.jp/technology/detail/08.html 別紙「平成 24 年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」受賞者部門名受賞者株式会社資生堂株式会社神鋼環境ソリューション技術開発・製品化部門（5 件）ＪＸ日鉱日石エネルギー株式会社日本郵船株式会社・株式会社ＭＴＩ福島工業株式会社株式会社アミノアップ化学株式会社セブンーイレブン・ジャパン対策技術導入・普及部門（4 件）株式会社豊田自動織機、株式会社ナニワ炉機研究所、学校法人近畿大学、大阪府森林組合株式会社ローソン愛媛県立丹原高等学校エコワークス株式会社熊本支店エンテック研究所おひさま進歩エネルギー株式会社株式会社神戸製鋼所加古川製鉄所京セラ株式会社福島棚倉工場対策活動実践部門（11 件）日本興亜損害保険株式会社認定特定非営利活動法人おかやまエネルギーの未来を考える会美合温泉ビレッジ美合館ヤマト運輸株式会社レンゴー株式会社八潮工場秋田市立秋田商業高等学校ユネスコスクール班岡田清隆高崎市立馬庭小学校特定非営利活動法人環境保全会議あいづ特定非営利活動法人九州バイオマスフォーラム環境教育・普及啓発部門（10 件）朴恵淑秦野市立東中学校東久留米市市民環境会議くらし部会福山市立旭小学校山本達雄国際貢献部門該当なし ※社名・団体名の表記および順番は環境省発表に基づく（50 音順、敬称略）