連絡先 自動車交通局技術安全部審査課 リコール対策室 TEL 03-5253-8111 内線 42353 ｱﾄﾞﾚｽ : http://www.mlit.go.jp リ コ ー ル 届 出 一 覧 表 リコール届出日：平成 23 年 6 月 23 日 2774 リ コ ー ル 届 出 番 号 届出者の氏名又は名称 不具合の部位(部品名) 基準不適合状態にあると 認める構造、装置又は性 能の状況及びその原因 改 善 措 置 の 内 容 リコール開始日 三菱自動車工業株式会社 取締役社長 益子 TEL 合 件 数 3件 発 見 の 動 機 市場からの情報による。 周知させるための措置 車名 なし ・自動車分解整備事業者：日整連発行の機関誌に掲載する。 ・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近に No.2774 のステッカーを貼付する。 型式 通称名 GBD-U61V ﾐﾆｷｬﾌﾞ リコール対象車の車台番号の範囲及び リコール対象 製作期間 車の台数 U61V-1505652～U61V-1608110 平成 22 年 7 月 23 日～平成 23 年 6 月 6 日 U61W-1800431～U61W-2000589 ﾀｳﾝﾎﾞｯｸｽ CBA-U61W 平成 22 年 7 月 24 日～平成 23 年 6 月 4 日 U61W-1900605～U61W-2100860 平成 22 年 7 月 22 日～平成 23 年 6 月 4 日 H53A-0901194～H53A-1001090 ABA-H53A ﾊﾟｼﾞｪﾛﾐﾆ ABA-H58A 事 故 の 有 無 ・使用者：ダイレクトメール等で通知する。 ABA-U61W 三菱 0120-324-860 動力伝達装置（オートマチックトランスミッション） ４速オートマチックトランスミッションにおいて、トランスミッションケース 内部の潤滑油路が不適切なため、高速走行時(65km/h 超え)に、プロペラシャフト との潤滑が不足となることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、 トランスミッション後端部が破損し、走行不能となるおそれがある。 また、一部の車種においては、プロペラシャフトが外れ、燃料タンクを損傷さ せ、燃料漏れとなるおそれがある。 全車両、エクステンションハウジング及びプロペラシャフトを点検し、 ①いずれも異常が認められない場合は、オートマチックトランスミッション内 に潤滑油路変更用スペーサーを追加する。 ②エクステンションハウジング及びプロペラシャフトのいずれか、または両方 に異常がある場合は、オートマチックトランスミッションのアウトプットシ ャフトを点検し、異常が認められる場合は、新品のプロペラシャフトおよび 潤滑油路を変更した対策品オートマチックトランスミッションに交換する。 ③エクステンションハウジング及びプロペラシャフトのいずれか、または両方 に異常がある場合は、オートマチックトランスミッションのアウトプットシ ャフトを点検し、異常がない場合は、オートマチックトランスミッション内 に潤滑油路変更用スペーサーを追加し、新品のプロペラシャフトおよび新品 のエクステンションハウジングに交換する。 なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置として 全ての使用者に対し、高速走行(65km/h超え)での使用停止を要請する。 具 自動車分解整備事業者に 問い合わせ先：お客様相談センター 修 不 自 動 車 使 用 者 及 び 平成 23 年 6 月 23 日 平成 22 年 7 月 24 日～平成 23 年 6 月 7 日 H58A-0904813～H58A-1006595 平成 22 年 7 月 24 日～平成 23 年 6 月 4 日 959 台 386 台 658 台 850 台 4,790 台 備考 4 速ｵｰﾄﾏﾁ ｯｸﾄﾗﾝｽﾐｯ ｼｮﾝ仕様 車のみ 車名 型式 通称名 GBD-U71V ｸﾘｯﾊﾟｰ ｸﾘｯﾊﾟｰﾘｵ CBA-U71W ABA-H59A 製作期間 U71V-0505681～U71V-0559088 平成 22 年 7 月 23 日～平成 23 年 6 月 7 日 U71W-0400339～U71W-0500381 ABA-U71W ﾆｯｻﾝ リコール対象車の車台番号の範囲及び 平成 22 年 7 月 23 日～平成 23 年 6 月 6 日 U71W-0420506～U71W-0520661 平成 22 年 7 月 22 日～平成 23 年 6 月 6 日 ｷｯｸｽ H59A-0101118～H59A-0151565 平成 22 年 7 月 24 日～平成 23 年 6 月 7 日 リコール対象 車の台数 1,410 台 187 台 備考 4 速ｵｰﾄﾏﾁ ｯｸﾄﾗﾝｽﾐｯ ｼｮﾝ仕様 車のみ 472 台 1,108 台 3台 GD-U61V ﾐﾆｷｬﾌﾞ GBD-U61V 10 台 GF-U61W 5台 TA-U61W 1台 ﾀｳﾝﾎﾞｯｸｽ ABA-U61W 三菱 対象となるオートマチックトランスミッシ ョンが補用品として出荷され、 CBA-U61W 平成 22 年 9 月 17 日 ～ 平成 23 年 6 月 4 日 までの間に載せ換えられたもの GF-H53A GF-H58A TA-H53A 1台 1台 7台 32 台 ﾊﾟｼﾞｪﾛﾐﾆ 1台 TA-H58A 9台 ABA-H58A 72 台 対象となるオートマチックトランスミッシ ABA-U71W ｸﾘｯﾊﾟｰﾘｵ ABA-H59A ｷｯｸｽ (計 16 型 (計 6 車 （製作期間の全体の範囲） 式) 種) 平成 22 年 7 月 22 日～平成 23 年 6 月 7 日 ﾆｯｻﾝ ョンが補用品として出荷され、 平成 22 年 7 月 30 日 ～ 平成 23 年 5 月 25 日 までの間に載せ換えられたもの 13 台 28 台 (計 11,003 台) 【注意事項】 リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。 4 速ｵｰﾄﾏﾁ ｯｸﾄﾗﾝｽﾐｯ ｼｮﾝ仕様 車のみ 改 善 箇 所 説 明 図 スペーサー(潤滑油路部) エクステンションハウジング プロペラシャフト オートマチックトランスミッション 破損箇所 プロペラシャフト (スリーブヨーク部) アウトプットシャフト 軸受(ブッシュ) 基準不適合発生箇所 （トランスミッション後端部) オートマチックトランスミッション断面 ４速オートマチックトランスミッションにおいて、トランスミッションケース内部の潤滑油路が不適 切なため、高速走行時(65km/h 超え)に、プロペラシャフトとの潤滑が不足となることがある。そのた め、そのままの状態で使用を続けると、トランスミッション後端部が破損し、走行不能となるおそれ がある。また、一部の車種においては、プロペラシャフトが外れ、燃料タンクを損傷させ、燃料漏れ となるおそれがある。 改善の内容 全車両、エクステンションハウジング及びプロペラシャフトを点検し、 ①いずれも異常が認められない場合は、オートマチックトランスミッション内に潤滑油路変更用ス ペーサーを追加する。 ②エクステンションハウジング及びプロペラシャフトのいずれか、または両方に異常がある場合は、 オートマチックトランスミッションのアウトプットシャフトを点検し、異常が認められる場合は、 新品のプロペラシャフトおよび潤滑油路を変更した対策品オートマチックトランスミッションに 交換する。 ③エクステンションハウジング及びプロペラシャフトのいずれか、または両方に異常がある場合は、 オートマチックトランスミッションのアウトプットシャフトを点検し、異常がない場合は、オー トマチックトランスミッション内に潤滑油路変更用スペーサーを追加し、新品のプロペラシャフ トおよび新品のエクステンションハウジングに交換する。 なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置として、全ての使用者に対 し、高速走行(65km/h 超え)での使用停止を要請する。 注：図中の 図中の 内は追加または必要に応じて交換する部品を示す。 内は点検し、必要に応じ交換する部品を示す。 識別：トランスミッションケース後方左下部に白または黄色のペイントを塗布する。
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