用瀬町総合支所だより 2月 2012 No.088 1,804 人( −4 ) 計 3,847 人( −4 ) 世帯( +1 ) 2,043 人( ±0 ) 世帯数 1,294 男 女 鳥 取 市 用瀬地域の 人口と世帯 平成 23年 月 12 31日現在 ( )は前月比 決意新たに 新年賀詞交換会 1月5日(木) 、用瀬町民会館で、用瀬町自治会長会 が主催する「新年賀詞交換会」が開催されました。町民 や部落役員、来賓など約70人が出席し、新しい年を祝 うとともに、 「地域の絆」の大切さを再認識し、住民一丸 となって用瀬地域の発展に向け、取り組むよう決意を新 たにしました。 1 用瀬町総合支所だより 2月号 No.088 鳥取市消防団出初式 用瀬地区団参加 絵本の読み聞かせで 園児と交流 12月14日 (水) 、 用瀬中学校3年生が家庭科の授業で用 瀬保育園の園児と交流しました。 この日は、 授業で生徒一 人ひとりが自分で作った絵本を使って園児に読み聞かせ を行いました。 生徒達は、 絵本の読み方や声の出し方に工 夫をしたり、園児の反応を見て問いかけをしたりしなが ら丁寧に読み聞かせていました。 1月8日(日)、鳥取市消防団出初式が行われ、用瀬地区 団からは山田政人地区団長以下43人が参加し、会場の鳥 取西高グラウンドを堂々と行進しました。式典では、功績 のあった消防団員(用瀬地区団17名)への表彰の後、一日 消防団長を務めた流しびなレディの坂本綾さんが、約 1,200人の消防関係者を前に訓示を述べました。 やま だ まさ と さか もと あや 第16回鳥取市用瀬町 「あらゆる差別をなくする町民集会」 と き 3月4日(日)13:00(受付) ところ 用瀬町民会館 大会議室 入場無料 講演会 13:30∼15:00 要約筆記あり 演題 「あーよかったな あなたがいて」 なか じま まさ のり 講師 仲島 正教さん(教育サポーター) ふくし作業所・十人十色のご協力により、コー ヒー、手作り小物などの販売をおこないます。 問い合わせ先 用瀬人権文化センター 87-2447 確定申告 確定申告の時期になりました。平成23年分所得税、市県民税の 確定申告相談、申告書の受付が始まります。 国民健康保険や長寿医療(後期高齢者医療)に加入している人は、 申告をしないと保険料の計算が正しく出来ない場合がありますのでご注意ください。 準備するものなど、詳しくは「とっとり市報」1月号をご覧ください。 申告相談の日程や会場をご確認のうえ、できるだけ対象集落の指定日においでください。 平成23年分申告相談日程表 月 日 2月16日(木) ∼22日(水) 2月23日(木) ∼28日(火) 対 象 集 落 会 場 午前の部 9:00∼12:00 午後の部 13:00∼16:00 河原町総合支所 河原町の人を対象(用瀬町の人も受付できます) ※土・日曜日は除く 佐治町総合支所 佐治町の人を対象(用瀬町の人も受付できます) ※土・日曜日は除く 2月29日(水) 用瀬一区、用瀬二区 用瀬三区、用瀬四区 3月 1 日(木) 用瀬五区、別府 別府 美成 鷹狩 3月 5 日(月) 用瀬地区 保健センター 馬橋、旭丘 下平、馬路、下土居、上土居 3月 6 日(火) 金屋、樟原、宮原、駅前 鹿子、塚原、岡、松原、山口 川中、鳥居野、古用瀬、下古用瀬 家奥、屋住、江波 3月 2 日(金) 3月 7 日(水) 3月 8 日(木) ∼15日(木) 河原町総合支所 河原町の人を対象(用瀬町の人も受付できます) ※土・日曜日は除く 問い合わせ先 市民福祉課 87-3782 佐治・用瀬中学校統合準備会議たより(その2) 新中学校名を募集します。 第2回統合準備会議が1月11日(水)に佐治町地域活 性化センターで開催されました。大雪注意報が出る中、 午後7時から約2時間にわたり熱い議論が交わされま した。今回は①新校舎の設計案、②新学校名の募集方法、 を中心に協議を行い、その他今後取り扱っていく③校 章・校歌・校訓・制服などの決定方法、④閉校記念誌等 に関する取組についての概要説明がありました。 新校舎の設計案については様々な質問や意見が出 され、両校の校旗や各種トロフィーなどの展示場所 や地域の特色を生かした工夫をしていくことなど継 続検討課題の確認もされましたが、基本設計に向け た教室、技術室などの特別教室や図書室、トイレ、多 目的ホールなどの配置や広さについて案のとおり承 認されました。なお、新校舎への工夫やアイデアにつ いては、可能な限り皆さんのご意見を反映させてい ただきますので、各中学校や分室にご提案ください。 学校名については、 佐治・用瀬地域を中心に募集を 行い、 当会議の中で選考委員会を設置して選定するこ とが決定されました。 新中学校名の募集チラシを折り 込みしていますのでみなさん奮ってご応募ください。 また、新校舎図面や今後のスケジュール概要も折 り込みしておりますのでご覧ください。 問い合わせ先 教育委員会用瀬分室 87-3787 用瀬町青少年育成研修会 と き 2月12日(日) 10:00∼11:30 ところ 用瀬町民会館 大会議室 講演会 演 題 鳥取市のすすめる教育 講 師 鳥取市教育長 中川俊隆 氏 参加費 無料 主 催 用瀬町地区子ども会育成連絡協議会 なか がわ とし たか 問い合わせ先 用瀬町中央公民館 87-2288 鳥取大学地域学部地域政策学科 「地域調査実習」 現地報告会 と き 2月12日 (日)13:30∼16:30 ところ 河原町中央公民館 大講堂 内 容 地域政策学科の2年生が、 必修授業「地域調査 実習」をつうじて、1年かけて鳥取市南部地域 (河原、用瀬、佐治)で調査した成果の報告会 参加費 無料 ※予約不要 問い合わせ先 鳥取大学地域学部地域政策学科 (仲野) 0857-31-5146 用瀬町総合支所だより 2月号 No.088 2 新用瀬再発見 しげ のぶ 五代藩主池田重寛侯参勤交代の時 参勤交代の人数と費用 て到着していた。 め、飛騨守・兵庫頭・和三郎からの使者が手紙を持っ 重 寛 侯 到 着 の 時 、 子 息 の 鶴 五 郎 ・ 生 母 桂 香 院 を は じ 達があって準備にかかり、一週間前には郡代の見 池田侯の場合、二百名位である。二ヶ月位前に通 石以上は二百五十名∼三百名と目安が示された。 る。八代将軍吉宗の享保六年︵一七二一︶、二十万 行列の人数は大名の石高によって異なってい 地 元 の 下 村 孫 右 衛 門 ・ 亀 屋 安 兵 衛 ・ 大 庄 屋 佐 々 木 七 分、荷馬は因幡一円から約百疋、寝具、炊飯、夜 — 用瀬本陣で宿泊したのは、復路﹁下ノ渡﹂ ︵円通 兵衛・宗旨庄屋原安兵衛・茶屋守助右衛門が肴を持参 警等に近郷近在から多くの人が集められた。 明和四年︵一七六七︶ — 寺︶ ﹁上ノ渡︶ ︵渡一ツ木︶が大水で渡れない時と、 して挨拶。さらに、宝来屋七郎治が菓子、麩屋次郎兵 費 用 の 一 例 が 鳥 取 藩 史 に 掲 載 さ れ て い て 、 県 立 ︵そ その の2 2︶ ︶ 参勤交代と用瀬本陣︵ 明治三年︵一八七〇︶九月十日上府の時である。明 衛が麩を持参している。御目見得が許され小袖・食事 博物館の常設展示場に分かりやすく書かれてい 用瀬本陣で宿泊の時 治三年は廃藩後のことで、参勤交代ではないが、 が与えられている。︵御用人日記より︶ 古老の話から 内訳 になる。 る。一両を二十万円とすると約二億円以上の経費 ぴき 池田慶徳侯が藩知事として最後の御出立であるの 平 時 の 時 、 本 陣 に 泊 る 人 数 は 六 十 名 く ら い で あ ・前もって庄屋さんから割当てられた家は、疉や障 県立博物館常設展示資料 で、藩改時代の延長として考えてもよいと思う。 るが、用瀬に泊る時は三十五名が限度と考えられ まぐさ 子・壁の張替えなど大掃除をした。近くの村々から むしろ 497両(約9,840万円) (通馬 軽尻 馬代等) ︵鳥取県郷土史より︶ の財政を苦しめた。 かき 四十三 %は人足賃︵行列の荷物を運ぶ人︶で藩主 駄 賃 敷いて土下座をした。頭が高いと 387両(約7,740万円) (含 修理賃) の駕籠舁賃が日当としては一番高かったようだ。 諸費購入費 役人が頭を押えたり棒で叩いた。 134両(約2,680万円) (含 川渡賃 船賃) 江 戸 の 生 活 を 体 験 し 、 鳥 取 に 江 戸 文 化 を も た ら 運 賃 背くようなことが三回も続くと、御 97両(約1,940万円) (含 昼食 休憩) した が 、 そ の 一 方 で 、 た く さ ん の お 金 が か か り 藩 宿泊費 目付屋敷の牢に入れられた。 ・ いよいよお通りの時は、軒下に筵を の横に水桶を置いて迎えた。 箒目を正して、箒を逆に立て、そ り、提灯を吊し、道には砂を盛り ・街道に面した家々の前には幕を張 ど空にした。 たり、牛も裏に引き出して家は殆 家の家族は、裏の蔵や納屋に移っ ち出してきた。当日は街道沿いの も大掃除の手助けや秣・薪など持 る。本陣の間取りは二十二間 二 ×十九間 ︵図参照︶ 用瀬本陣絵図︵天保八年︶ 用瀬本陣間取り 用瀬町総合支所だより 2月号 No.088 3 文化9年(1872)帰国時 2月 3日 精神障がい者デイケア (金) 用瀬地区保健センター 14日 離乳食講習会 (火) 用瀬地区保健センター 13:30∼16:00 7日 BCG予防接種 13:00∼13:30(受付) (火) 河原町老人福祉センター 8日 精神障がい者家族教室 (水) 用瀬地区保健センター 定期健康相談 20日 (月) 流しびなあるこう会 用瀬地区保健センター 13:30∼15:00 February 13:30∼15:30 9:30∼11:30 13:30∼15:00 総合支所・市民の声(支所長相談日) 毎週水曜日 13:00∼14:00 総合支所 ★「さじ谷ばなし」を聞く会★ 人権相談日 2月8日(水)10:00∼12:00 用瀬町民会館 と き 2月5日(日)14:00∼14:40 ● ところ 用瀬図書館 おはなしの部屋 ● 内 容 さじ民話会による 「さじ谷ばなし」 ● 対 象 小学生以上 (先着20名) ● 参加費 無料 ● 申込み 2月1日 (水)まで ● ★リツ子さんのゆかいなおはなし会★ と き 2月19日(日)14:00∼14:40 ● ところ 用瀬図書館 おはなしの部屋 ● 内 容 語りや絵本の読み聞かせ 講師:末宗 リツ子さん ● 対 象 5歳以上 (先着30名) ● 参加費 無料 ● 申込み 2月10日 (金)まで ● 2月8日(水) ・17日(金)13:30∼15:30 用瀬地区保健センター ★もちっこおはなし会★ と き 2月9日(木)15:15∼15:35 ところ 用瀬図書館 おはなしの部屋 ● 内 容 図書館職員によるおはなし会 ● ● 臨時休館のお知らせ 蔵書点検のため、臨時休館いたします。 臨時休館日 2月13日(月)∼17日(金) あるじ 北満の凍つる荒野を拓きたる友の 訃報が相次ぎとどく 林 重吉 旅先の店の主人に乗せられて求め しマットレスがようやく届く 鳥越 政子 浜に住む妹よりの烏賊とどく海の 香りの新鮮な色 西村 節子 元日の朝には孫よりラン届く胡蝶 蘭とう気高き花が 西尾百合子 背に負いて小守りしていし児らは いま鴨居に届きて吾を見下ろす 寺崎 淑子 太陽のさ庭に赤の実南天 上紙 悦子 友一人落葉のやうに逝きにけり 沖田 富子 短日を惜しむが如く夕日落つ 岸田 弘子 天辺に柚子取り残し農仕舞 岸本 宣明 花御所の見事色づく柿の里 谷口 富治 般若湯住持とすする後の月 徳永 東泉 一刻をわらべとなりし冬館 西村すみ江 日差し受け真っ赤に萌ゆる庭紅葉 西村 尚子 どっしりと鳥居のまたぐ冬田道 森田 早府 じっとしてをれぬと小春妻は畑 山本 小品 問い合わせ先 地域振興課 愛用の二個の枕を届けてよりテレ ビ見始む術後の夫は 北尾 嬌子 みんなで童謡・唱歌を歌い、 ひなまつりを お祝いしましょう。 ご家族おそろいでお出か けください。 と き 3月3日 (土) 13:30∼15:00(開場13:00) ところ 流しびなの館 ふれあいホール 参加費 無料 主 催 流しびなの館で童謡を歌う会 名をふたつ持てば郵便届くたびポ ストの前にて私を仕分く 大川 直子 大根にブロッコリーに白菜にナメ クジまでも届くと嗤う 葉狩 静枝 恋文を思わせ届く便りなり君の結 びはいつでも ﹁合掌﹂ 長谷 静枝 仏前に座すもひととき影出でず祈 り不足か涙のあふる 大谷 嘉子 百歳を生きて来る世を見てみたい アフガンの児等そして東北 田渕 薫子 手の届く範囲にものを置く習ひ横 着ならず理にかなひゐて 西尾 憲治 流しびなの館で童謡をうたう会 困りごと・行政相談 用瀬町総合支所だより 2月号 No.088 4
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