2012・10・10 No.017 KOUSHIN 第14回定期大会 ダイジェスト 発行人 関 政人 編集人 櫻井由紀夫 長野県諏訪郡下諏訪町南高木10616-66 Tel 0266-28-6011 Fax 0266-28-6088 Email:[email protected] 組織拡大と「とどろき氏」再選が課題! 2012年9月21日、千曲市の圓山荘にてJAM甲信 第14回定期大会が代議員・傍聴など176名が出席す る中で開催された。 2013年度方針を満場一致で確認! 冒頭、挨拶に立った関委員長は、 「この1年はSE 労組の脱退もあり、地区協の体制や財政に大きな変 化があった。しかし、役員並びに構成単組・支部の 理解と協力により従来以上に体制強化が出来たこと に感謝申し上げたい。 」と1年を振り返った。 一方、新年度に向けて、 「携わる業種の違いによ り企業環境が厳しくなっている単組もある中で、引 き続き単組・地区協・書記局の連携を密にし、課題 解決に当たりたい。 また、 この1年間で成し得なかっ たJAM甲信の自力による組織拡大を是非とも具体 化したい。 」と述べた。また、 「不安定な政治情勢が 続く中で、 与党民主党には落胆するところもあるが、 民主党政権になったことにより多くの労働法制が改 善されたことも事実であり、来る2013年7月に予定 されている参議院議員選挙ではモノづくりの代表と して引き続き津田議員とタッグを組んでもらえるよ う基幹労連出身の「とどろき利治」氏の再選に向け て全構成組織の支援をお願いしたい。 」との言葉が あった。 その後、大会では、2012年度一般経過報告、会計 報告等が行われた後、議案審議に移った。 議案としては、1号議案:2013年度運動方針案、 2号議案:2013年度予算案、3号議案:JAM甲信 規約の一部改定の件、4号議案:JAM政策実現活 動に関する件、5号議案:役員補充に関する件、6 号議案:役員表彰に関する件の6議案が審議され、 それぞれ満場一致もしくは賛成多数で可決された。 その他、4月にJAM甲信に加盟したKYBキャダッ ク労組の紹介や新旧役員による挨拶などが行われ、 最後に大会宣言が採択された。また、懇親会の場に は、党の代表戦を終えたばかりの津田議員にも駆け つけてもらい国政報告をしてもらった。 関委員長のあいさつを真剣に聴く代議員の皆さん KYBキャダック労組のご紹介 ■所在地:東筑摩郡筑北村東条1088 ■加盟日:2012年4月 ■組合員数:46名 ■主要製品:建設機械用バルブユニットの製造 組合旗を披露するKYBキャダック労組丸山委員長と関委員長 ―2013年度の重点課題― 1.地区協活動の充実、単組支援体制の強化 ・地 区協幹事会における課題研修と情報交換 を更に進めます。 ・ 「出席して参考になった」という活動を目 指します。 2.教育学習活動の強化 ・年 間研修計画の実施による組合リーダーの 育成 ・単 組課題に合わせた出前研修の継続実施 ・教 育研修ツールの周知と活用 3.組織拡大 ・目 標 2単組、200名以上 2013年度JAM甲信役員体制 第14回定期大会の中で行われた2013年度・役員補充選挙において、副委員長1名、執行委員2名、会計 監査1名の計4名の新役員が選出された。 ※下表の☆印が新任役員 役 職 選出枠 氏 名(選出単組名) 役 職 執 行 委 員 (地区協事務局長) 齊藤 伊人(TDK甲府) 〃 宮本 秀一(都筑製作所) 〃 池内 功(日本電産セイミツ) 〃 依田 孝彦(TDK浅間) 〃 前川 公晴(HDS) 〃 〃 林 光彦(NTN長野) 〃 五十川嘉一(平和時計) 執 行 委 員 長 全 体 関 政人(松山) 副 執 行 委 員 長 山 梨 ( 地 区 協 議 長 ) 長 野 〃 上 小 〃 佐 久 〃 中 信 〃 上伊那 〃 飯 田 〃 諏訪北 武田 彰(TPR) 〃 諏訪南 ☆小松 等(イースタン) 財 政 委 員 長 兼 務 林 光彦(NTN長野) 書 記 長 専 従 今井 一敏(書記局) 副 書 記 長 専 従 櫻井由紀夫(書記局) 〃 専 従 高橋 昌彦(書記局) ※特別執行委員・顧問・参与は選挙でなく執行委員長より委嘱 第14回定期大会 役員研修会 選出枠 氏 名(選出単組名) 山 梨 長 野 上 小 佐 久 中 信 上伊那 飯 田 諏訪北 諏訪南 宇野 仁(キッツ長坂) 宮澤 寿幸(アピックヤマダ) 小倉 康男(松山) ☆高見沢孝一(TDK千曲川) 荘司 秀樹(カワイ精密金属) 藤森 博之(トーハツ) 小林 直樹(多摩川精機) 小布施 清(大和電機工業) ☆葛西 健一(ミスズ工業) 会 計 監 査 諏訪北 中野 智速(マルヤス機械) 〃 諏訪南 ☆茅野 哲男(野村ユニソン) 特別執行委員 五味 哲哉(前副書記長・JAM本部) (青女協・議長) 小林 剛(荻原製作所) (青女協・副議長) 両角あすか(SUWAオプトロニクス) 顧 問 奥原 一由(前執行委員長) 参 与 野澤 徹司(準組織内議員) トークと演奏に癒されリフレッシュ! JAM甲信第14回定期大会の翌日、9月22日は、 役員研修会として音楽家のESPERANZA(えすぺ らんさ)のお二人(奥田勝彦・良子)を招き、 「明 日は今日よりきっと幸せ」と題したトーク&コン サートをお願いした。 トークでは、良子氏が音楽大学在学中に難病であ るクローン病を発症し、フルートの演奏が困難にな り、精神的にも挫折しそうになったところを家族や 友人、そして夫である勝彦氏に支えられ今日では、 二人で年間150回のトークと演奏を行えるまでに なったことや神戸在住の頃、阪神大震災を体験した ことなどから、 人はひとりで生きているのではなく、 皆で支えあって生きていることや「言葉の力」で人 は救われることなど演奏の合間の短めのトークにも 拘らず重みがあり琴線に触れる話をされた。 また、コンサートでは、前段のトークに関連した 曲が勝彦氏のベースと良子氏のフルートで演奏され た。演奏曲は、クラシックなどではなく、情熱大陸 のテーマ曲である「エトピリカ」や「いとしのエ リー」 、 「上を向いて歩こう」 、 「ヘッドライト・テー ルライト」などポップス系の聴きなれた曲ばかりで トークと同様に参加者の胸の中に溶け込んで行っ た。 従来、定期大会の翌日に行われる役員研修は、コ ミュニケーションスキルやモチベーションをアップ させるための内容が多かったが、今回、音楽も絡め たトーク&コンサートと言うことで開演までは戸惑 いもあったが、1曲聴いた時点でその不安や戸惑い は無くなり、お二人のトークと演奏に魅了されるこ ととなった。 研修を終えた参加者からは、 「今までで一番良かっ た。 」 「 、癒された。 」 「 、自分の単組でも呼んでみたい。 」 などの好評が聞かれた。 トークと演奏で参加者を魅了するESPERANZAのお二人 政策実現活動 2013参議院議員選挙 津田・とどろきのタッグを継続させよう! JAM甲信第14回定期大会の第4号議案として「JAM政策実現活動に関する件」が審議され、賛成多数で可決 された。主な内容は、2013年7月に予定されている第23回参議院議員選挙(比例代表選挙)において、JAMと しては、基幹労連出身の「とどろき利治」氏を推薦し、同氏の再選に向けて全力で取り組むというものである。 ■取り組みの背景 円高や新興国の台頭などモノづくり産業を取り巻く環境は極めて厳しく、国策として国づくりの生 命線である製造業を維持発展させなくてはなりません。JAMでは、津田やたろう議員を輩出し、奮闘 頂いていますが、やはりモノづくりに精通し、同じ志を持ったより多くの議員と連携しなければ、私 たちの願う政策が実現しません。 よって、JAMとしては、引き続き津田議員とタッグを組んで国政に望んでもらうべく、6年前と同 様に、同じモノづくりの産別である基幹労連出身の「とどろき利治」氏の再選に向けて取り組みを進 めることを決定しました。 ■今後の具体的な行動 1.単組・支部における「とどろき利治」氏の推薦決定 12月末までに全単組・支部で推薦決定して下さい。 ※推薦に関する機材は、10月上旬に送付されます。 2.「とどろき利治サポーター」エントリー活動 推 薦決定終了後に組合員本人と同居家族を中心にエン トリー活動をお願いします。 ※上記の推薦決定及びエントリー活動には、JAM発行の次の 機材を利用して下さい。 ①「JAMとどろき利治プロジェクト・政策実現活動推進計画」 ②「参議院議員とどろき利治さんの活動」 JAMの眞中会長とガッチリ握手を交わすとどろき氏 JAM長野 第24回労使会議 企業も組合もリーダー次第で変わる! JAM長野労使会議では、去る7月19日に甲府市 の湯村ホテルに労使33名を集め、第24回労使会議を 開催した。 1部の日立オートモティブシステムズ㈱山梨事業 所(トキコ労組山梨支部)の工場見学では、背後に 南アルプスと八ヶ岳、正面に富士山を臨む抜群のロ ケーションである第2工場を見学させて頂いた。工 場内には、安全衛生は元より、 「勝てる事業構造」 、 「DCQ活動」 、 「魅せる5S」など効率や収益性を高め る取り組みが一般社員にも分かるように随所に掲示 されており、 参加者一同感心しきりであった。また、 同事業所には、製造したブレーキをテストするため のテストコースもあり、初めて目にする参加者も多 く、説明に聴き入っていた。 第2部は、会場を湯村ホテルに移し、研修会とし てISTコンサルティングLLPの産業カウンセラー: 内山裕章氏を招き「リーダーの役割・職場の活性化」 と題して講演頂いた。 講演では、経営のコンサルティングをする際に経 営者で無く、その企業のミドル層・管理者層と話を すればその企業の様子も殆ど分かる。つまり、リー ダー(ミドル層)によって、 企業が支えられており、 経営の競争力や組織の成長は、ミドル層によって左 右される。 また、現場力を発揮するチーム形成に向けての リーダーの役割としては、①コミュニケーション、 ②明確な目的の説明、 ③情報の共有化が重要であり、 「今いるメンバーがベストメンバー」 との感覚を持っ てPDCAを廻すことと説かれた。 このレクチャーを受け、使側の参加者らは、 「リー ダーのあるべき姿が再認識できた。 」 「自社も一度 チェックしてもらいたい。 」などの声があった他、 労側の参加者からは、 「会社組織におけるリーダー の話であったが、労働組合の運営にも共通する話で あり、今後の参考にしたい。 」との声があった。 日立AMSの皆さんとの記念撮影(お世話様になりました!) 2012年年末一時金・労働協約取り組み方針について 各単組・支部では、既に2012年年末一時金並びに労働協約の取り組みをそれぞれ進めていることと思われますが、 以下にJAMとしての取り組み方針の概略を記しますのでそれぞれご確認下さい。 ※情勢や詳細については、 「JAM甲信第14回定期大会・議案書の資料編」に記載されています。 ■労働協約における最重点課題と重点課題 1.最重点課題 ◎65歳までの雇用・所得確保について ①2013年以降の無年金に対応する65歳 までの希望者全員の雇用確保につい ては、法の動向に関わらず、その内 容を労働協約に入れる。 ②賃金は、賃金、在職老齢年金、高年 齢雇用給付金の合算額で月額28万円 を確保する。 ■年末一時金の取り組み 1.年間5ヶ月基準または半期2.5ヶ月基準 2.最低到達基準:年間4ヶ月または半期2ヶ月 ■取り組みの日程 1.労働協約 要求提出 :10月11日(木)まで 回答指定日:11月15日(木)まで 2.年末一時金 要求提出 :10月25日(木) 回答指定日:11月15日(木) 2.重点課題 ①メンタルヘルス対策の充実・強化 ②企業内労災補償の引き上げ ③時間外割増率の引き上げ、年休取得促進運動、労働時間に関する取り組み ④育児・介護休業法に基づく取り組み、⑤非正規労働者に対する取り組み ⑥ボランティア活動に対する休暇制度の整備、⑦退職金・企業年金の保全状況の把握等 JAM甲信からのお知らせ ■2013年度・共済推進全体会議 1.日 時 2012年11月3日(土) 午後1時~午後5時(受付:午後0時より) 2.場 所 茅野市・マリオローヤル会館 ベルビア3F 3.内 容 第一部(全体会議):JAM共済の現状報告と制度改定など 第二部(分散会議):自家共済と提携共済に分かれて新年度方針などを確認 4.要 請 代表者、共済担当、共済窓口(書記)など各単組2~3名程度(全体で150名程度) ■2013年度・第1回単組役員研修会 1.日 時 2012年11月10日(土) 午前9時~午後5時30分 2.場 所 岡谷市・ライフプラザ・マリオ 3.内 容 ①単組役員の心構え、②経営分析(財務諸表の分析体験学習) 4.要 請 構成単組三役から各2名程度(全体で50名程度) 5.持参品 電卓、筆記用具 ■JAM甲信・第4回広報セミナー(初級) 1.日 時 2012年11月10日(土) 午前9時~午後5時30分 2.場 所 岡谷市・ライフプラザ・マリオ 3.内 容 ①文章の書き方、②見出しの取り方、③写真の撮り方 4.募 集 各単組の教宣担当者など20名程度(先着順) 5.持参品 ノートパソコン、デジカメ、筆記用具 ※各催しともに開催案内を10月上旬に配信・送付致します。多数の参加をお願い致します。 JAM甲信ホームページにも最新情報満載! http://www11.plala.or.jp/jamnagano/
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