縄文土器に触れ、描いてみよう(2)(915KB)(PDF文書) - 茅野市

ことになりました。この土偶
︵愛称︶が国宝に指定される
する大形土偶﹁仮面の女神﹂
ナス﹂があります。全体像は
ている完形土偶﹁縄文のビー
︵平成7︶年に国宝指定され
畑遺跡から出土し、1995
ら全国的に知られている土偶
市内出土で国宝出土以前か
表現があり、上半身は極めて
け、体側の両側には渦巻きの
顔のような浮き出し紋様を付
尖石遺跡の土偶
から地元の宮坂春三氏が発掘
この土偶は縄文時代中期の
による記載があります。
尖石遺跡で発掘調査を指導、
宮坂英弌氏からの要請を受け、
現在、尖石縄文考古館には
崩壊してしまいました。
が、後に下部が更に1㎝ほど
八幡氏は﹃人類学雑誌﹄に
茅野市公民館報562号2
お詫びと訂正
主 催 茅野市教育委員会・茅野市公民館 (問い合わせ先 茅野市公民館 ☎72−3266)
に広がるイレズミの表現があ
ること、背面の首から下に朝
扁平ですが腰に近付くに従っ
し、八幡一郎氏︵岡谷市西堀
中部高地を代表する土偶とし
後に東京国立博物館考古課長、
崩壊後に作成したレプリカが
発表した報告文の中で﹁縄文
頁の茅野かるた会の申込先の
内 容 縄文アート体験授業の小中学生と教員が制作した作品20点を展示の予定
きること、下まぶたからは下
は全高が ㎝、重量は2・7
下方に重心がある安定した立
で現在、東京大学総合研究博
物館・人類先史部門の所蔵に
てのお尻の部分を張らせた傾
出身︶が中央の学会誌に発表
て知られています。
東京教育大学教授、上智大学
展示されています。2点の国
時代のもので女性を表す特徴
お名前が誤っていました。お
開館時間 ※平日:午前9時∼午後9時30分 日曜日:午前9時∼午後5時30分
で見つかりました。
㎏あります。顔に仮面をつけ
像形で、全長は ㎝、重量は
なっているものがあります。
向がある。﹂
と指摘しています。
しました。
下部は欠損していて、発見
教授をつとめ、1961年か
宝とともに見ることができま
を持っている。左右のつり合
詫びし、平澤英利︵誤︶を平
期 間 7月1日(火)∼10日(木)
ばたけ
た姿を思わせる形であること
0年前の縄文時代中期に作ら
この土偶は1922︵大正
2・ ㎏あります。約500
れるタイプの土偶で、今から
れたもので、一般に見られる
八幡氏は東京帝国大学講師
当時の高さは ・5㎝でした
ら1969年までは日本考古
すので、国宝の指定を機会に
いがとれ、頭部は結髪を示し、
澤英則︵正︶に訂正します。
よ すけ
穴があり、吊下げることがで
力されました。
お ね
学協会委員長で、尖石・与助
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足を運んで見てみましょう。
11
尾根遺跡の保護・保存にも尽
ふさかず
の1936︵昭和 ︶年以来、
﹃諏訪史第1巻﹄には鳥居氏
約4000年前の縄文時代後
11
︶年、豊平広見の尖石遺跡
とがりいし
壊された土偶とは異なり、完
たな
期前半に作られたものです。
はいばら だ
全な形のまま埋められた状態
から、一般に仮面土偶と呼ば
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茅野市には米沢埴原田の棚
▲崩壊前の尖石遺跡出土土偶(江坂輝弥『土偶』から)
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会場 茅野市公民館1階ロビー
『仮面の女神』国宝指定記念
「ホンモノの縄文土器に触れ、描いてみよう!」