プレス・リリース - 伊丹市立美術館

伊丹市立美術館 展覧会開催のご案内 ー 陶酔のパリ・モンマルトル 1880-­‐1910 For Immediate Release: Le Chat Noir: Entertainment, Art and Culture in Paris 1880-­‐1910
ITAMI CITY MUSEUM OF ART February 25th, 2011 拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
このたび伊丹市立美術館では、2011年4月16日(土)より「陶酔のパリ・モンマルトル 1880-1910:シャ・ノ
ワールをめぐるキャバレー文化と芸術家たち」展を開催いたします。
退廃的な世紀末と享楽的なベルエポック。19世紀末から20世紀初頭にかけて、ふたつの対照的な時代を
駆け抜けたパリでは、実に様々な芸術が開花しました。1881年にモンマルトルで創業したキャバレー「シャ・ノ
ワール(黒猫)」は、「アンコエラン(支離滅裂な人々)」と呼ばれる新進芸術家の拠点となり、最新の娯楽ス
ポットとして活況を呈しました。とりわけ注目されたのが、画家リヴィエールらによって創設された影絵芝居で
す。シルエットの色彩効果や生き生きとした動き、 さらに軽妙な口上や音楽が一体となったスペクタクルに
人々は魅了されました。それは映画に先駆けた総合芸術であり、平面的で抽象度の高い舞台は、ロートレッ
ク、ゴーガン、ヴュイヤールといった画家たちにも大きな影響を与えたのです。
本展では、「シャ・ノワール」をはじめ、モンマルトルで繰り広げられた前衛芸術や大衆芸術を絵画、ポス
ター、影絵芝居の関連資料など約180点より紹介します。激動の時代の芸術を「キャバレー文化と娯楽」とい
う新しい視点から捉える画期的な試みです。
つきましては、この好機にぜひ貴媒体にて「陶酔のパリ・モンマルトル:シャ・ノワールをめぐるキャバレー文
化と芸術家たち」展をご紹介くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
上図:ピエール・ヴィダル《『モンマルトルの生活』の表紙》(部分)1897年
ITAMI CITY MUSEUM OF ART February 25th, 2011 伊丹市立美術館 展覧会開催のご案内 ー 陶酔のパリ・モンマルトル 1880-­‐1910 For Immediate Release: Le Chat Noir: Entertainment, Art and Culture in Paris 1880-­‐1910
開催概要 OUTLINE
展覧会名(日本語):
展覧会名(英語):
会期: 開館時間:
休館日: 会場: 問合せ先:
交通: 入館料: 陶酔のパリ・モンマルトル 1880-­‐1910 シャ・ノワールをめぐるキャバレー文化と芸術家たち Le Chat Noir: Entertainment, Art and Culture in Paris 1880-­‐1910 2011年4月16日(土) 6月5日(日) 午前10時 午後6時(入館は午後5時30分まで)
月曜日(ゴールデンウィークは暦通り開館) 伊丹市立美術館+伊丹市立工芸センター 〒664-­‐0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2-­‐5-­‐20 tel.072-­‐772-­‐7447 阪急伊丹駅より徒歩東へ約9分、JR伊丹駅より徒歩北西へ約6分
阪急バス[系統56:阪神尼崎⇔川西ターミナル]伊丹中央下車徒歩北へ3分
*美術館には専用駐車場はありません(宮ノ前地下市営駐車場等をご利用ください)
一般700(500)円/大高生350(250)円/中小生100(80)円 *( )内は20名以上の団体割引料金
*兵庫県内の小・中学生はココロンカード、クローバーカードの呈示にて入場無料
*4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
主催: 後援 協賛 監修 企画協力
協力 伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター[公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市]、
読売新聞大阪本社 フランス大使館
エールフランス航空 フィリップ・デニス・ケイト Phillip Dennis Cate ニュージャージー州立ラトガース大学付属ジェーン・ヴーヒーズ・ジマーリ美術館名誉館長
Director Emeritus, Jane Voorhees Zimmerli Art Museum, Rutgers University アートインプレッション 伊丹アイフォニックホール、アトリエ アルション、ビストロ・ダ・アンジュ 展覧会構成
第1章:キャバレー「シャ・ノワール」とアンコエラン派 55点 第2章:サーカス 20点
第3章:カフェ、カフェ・コンセール、公演 57点
第4章:前衛演劇とナビ派 26点
第5章:象徴主義 13点
上記172点およびその他関連資料、計約180点(点数など変更になる場合があります) 主な作品
■平面作品 約110点(油彩、水彩、グアッシュ、素描など約85点、版画約25点
■プログラム、機関誌など 約50点
■影絵芝居用亜鉛版プレート 8点
■ 映像資料 5点 ・アンリ・ソム作、影絵芝居『象』(1885)の再現映像
・ジョルジュ・メリエス作、映画「月世界旅行」(1902)
・ロイ・フラー参考フィルム(1899)
・ 影絵芝居の楽譜本2冊に収録されている楽曲の再現 合計 約180点
ドレスコード割引「幸運の黒猫」
「幸運を探しに行く、シャ・ノワールのあたりに♪」というシャンソンの父ブリュアンの歌にちなみ、猫をモチーフにした服やアクセサリーを身に
付けてご来館されたお客様は、団体割引料金にてご入館いただけます。(他の割引との併用はできません) 【本展覧会に関するお問合せ先】 伊丹市立美術館
〒664-­‐0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2-­‐5-­‐20 tel.072-­‐772-­‐7447 fax.072-­‐772-­‐5558 hTp://www.artmuseum-­‐itami.jp 展覧会担当:藤巻/広報資料請求:斉藤、玉澤
ITAMI CITY MUSEUM OF ART February 25th, 2011 伊丹市立美術館 展覧会開催のご案内 ー 陶酔のパリ・モンマルトル 1880-­‐1910 For Immediate Release: Le Chat Noir: Entertainment, Art and Culture in Paris 1880-­‐1910
本展の見どころ&主な出品作 WORKS
第1章 キャバレー「シャ・ノワール」とアンコエラン派 才気の饗宴 シャ・ノワール
1881年にロドルフ・サリスと詩人エミール・グドーとの出会いから、後世に燦然と名を残す芸術キャバレー「シャ・ノワール」は生
まれました。今、最も面白いものは、芸人たちによって行われるショーではなく芸術家や文人たちである、とのグドーの助言を受
けてサリスは新しいタイプのキャバレー「シャ・ノワール」を創設。グドーがカルチエ・ラタンの仲間を引き連れて、開店初日から
仕組んだ金曜の夜間興行のおかげで、「シャ・ノワール」は一躍有名になり、またたくまにパリの前衛的な芸術・文学の活動拠
点となりました。
サリスはまた、他の芸術・文学キャバレーと差別化を図るため、毎週土曜日に詩、シャンソン、小説のほか、デッサンや水彩、
楽譜などあらゆる作品が掲載された新聞『シャ・ノワール』を発行し、紙上においてもユーモアと諷刺を標榜しました。そこで活
躍したのが、既成の美術界や文壇に批判的な芸術家や作家たち、とりわけグドーの後継者で「アンコエラン(支離滅裂派)」と称
されるグループの面々たちで、『シャ・ノワール』紙や多くの書籍の出版に協力して才を寄せました。
上段左:エドゥアール・マネ 《ポリシネル(道化師)》 1874年、個人
蔵 上段右:レオーンス・ビュレ 《シャ・ノワール》 1896年、個人蔵
下段左:ジョルジュ・ティレ=ボネ 《「シャ・ノワール」、ロドルフ・サリス
のカリカチュア》 1890年頃、個人蔵 下段右:シャルル・レアンドル 《エミール・グドーのカリカチュア》 1896年、個人蔵
上:テオフィル・アレクサンドル・スタンラン
《高名な「シャ・ノワール」一座近日来演のポ
スター》1896年、北海道立帯広美術館
ロドルフ・サリス(1851-­‐1897):ディレクター・経営者
エミール・グドー(1849-­‐1906):詩人・著述家
1881年にモンマルトルのロシュシュアール大通り84番地にキャバレー
「シャ・ノール」を開く。その後、15年にわたり、シャ・ノワールで革新的な活
動を行い、モンマルトルが芸術と娯楽の街へと変貌を遂げる立役者となっ
た。
1878年に結成されたイドロパット(意味のない名)と呼ばれる前衛的文芸グ
ループのリーダー。定期的にカフェやキャバレーに集まってはナンセンスな詩
やハプニングを楽しみ、美術論や文学論を交わした。ダダの先駆ともいわれ
る。
「アンコエラン(支離滅裂派)」とは
シャ・ノワールの創設に参加したグドー率いるイドロパット集団
の後継者が1881年に興した反芸術運動。主導者である
ジュール・レヴィは、馬鹿馬鹿しさを志向した展覧会や舞踏会
を多く開催。自宅を会場にして開催した第2回アンコエラン展
には、ボール紙の上に貼り付けられた玩具、胡桃の殻を運ん
で空中にゆれる赤い風船、靴底を板にはめ込めた郵便配達
夫などレディメイドを使用した作品が並び、1日の間に2,000人
を超える人々が押しかけた。伝統的な芸術の概念を壊そうと
したこの芸術運動は、20世紀のダダやシュルレアリスムなど
の重要な先駆けとして位置づけられている。
左:アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《楽譜集『病気のカルノー大統領』》 1893年、個人蔵 中央:ジュール・シェレ 《アール・ザンコエラン展のカタログ表紙》1886年、個人蔵 右:ウジェーヌ・バタイユ(サペック)《パイプを咥えるモナ・リザ》 (コクラン・カデ『リール(笑い)』誌の挿絵)1887年、個人蔵
伊丹市立美術館 展覧会開催のご案内 ー 陶酔のパリ・モンマルトル 1880-­‐1910 For Immediate Release: Le Chat Noir: Entertainment, Art and Culture in Paris 1880-­‐1910
ITAMI CITY MUSEUM OF ART February 25h, 2011 映画に先駆けた総合芸術「影絵芝居」
1885年の移転にともない「シャ・ノワール」は、客席から起こる即興的なパフォーマンスが売り物の店から、食事をしながら舞台
を見物するレストラン・シアターへと変貌しました。そこで評判となったのが、画家リヴィエールが考案した影絵芝居です。シル
エットの色彩効果や生き生きとした動き、さらに軽妙な口上や音楽が一体となったスペクタクルに人々は魅了されました。この
影絵芝居は、ロートレックやナビ派はもとより、多くの美術家たちにも影響を与えています。
シャ・ノワール内部の影絵芝居の舞台
影絵芝居スクリーン裏にて カラン・ダッシュ(エマニュエル・ポアレ)の亜鉛版を使って『叙事詩』
を上演している様子
当時の影絵芝居で実際に使用した亜鉛版:左から『ローラン』 より「死んだ騎士」、『ロバを引く女』、『叙事詩』より「将校と兵士」、『傘をもつ山高帽の男』
ジョルジュ・オリオール 『シャ・ノワール・ガイド』の挿絵表紙 1888年 *影絵芝居『象』の場面が描かれている
アンリ・リヴィエール 『聖アントワーヌの誘惑』(楽譜本)より、1887年 *リヴィエールは著作権有効作家です。図版掲載をご希望の
方は、当館までお問い合わせください。
影絵芝居『象』再現映像より
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第2章:サーカス 19世紀後半、サーカスはパリの芸術家、文学者、さらには上流社会の間で、演劇と並び称されるほど、ドラマ性やユーモ
アに満ちた芸術の一形態として人気を博しました。人間が空を飛び、野生の動物が従順なペットと化す。そうした非現実
的な不可思議な世界に人々は惹きつけられたのです。
スーラやロートレック、イベルスらの絵にはしばしばサーカスが登場します。またモンマルトルには、パリで3つしかな
かった常打小屋のひとつ「シルク・フェルナンド」があり、早くからこの地域に住んでいたルノワールやドガは常連客でした。
サーカスには娯楽だけでなく、当時の芸術家を惹きつける絵画の主題としての魅力があったのです。
左:アンリ・ガブリエル・イベルス 《サーカスにて》1893年、個人蔵 中央:アンリ・ガブリエル・イベルス 《道化師》1895年頃、個人蔵 右:ジュール・シェレ 《『踊り子の愛人』の表紙》 1888年、個人蔵
第3章:カフェ、カフェ・コンセール、公演 1850年代以降に始まるパリの大改造にともない、1,000人規模の観客を収容できるホール付きの大衆的カフェ・コンセー
ルが登場しました。シャンゼリゼ大通りの「アンバサドゥール」や「アルカザール」をはじめとし、「エルドラド」「ジャルダン・
ド・パリ」「フォリー=ベルジェール」「エリゼ=モンマルトル」「ディヴァン・ジャポネ」「ムーラン・ルージュ」などが各地に
次々と誕生。1890年代には350軒以上にもその数は上り、パリの夜を彩りました。
またアリスティド・ブリュアン、イヴェット・ギルベール、ロイ・フラーなど多彩なタレントや歌手が生まれ、娯楽文化の象徴
として絵画や印刷物、ポスターに登場。「現代生活」を創出しようとしていた前衛的な芸術家の格好の主題となりました。
左上:ルイ・アベル=トリュシェ《カフェ・
コンセール》 1895年頃、個人蔵
左下:アンリ・ド・トゥールーズ=ロート
レック 《アリスティド・ブリュアン》1893年、
公益財団法人ひろしま美術館蔵
中央:テオフィル・アレクサンドル・スタ
ンラン 《『ミルリトン』紙の表紙》1893年6
月9日号、個人蔵
右:アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
《「ディヴァン・ジャポネ」のポスター》1892年、
北海道立帯広美術館蔵
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第4章:前衛演劇とナビ派 シャ・ノワールでの大成功を受けて1888年には影絵芝居はパリの各地に広まり、生身の俳優たちによって舞台化もされました。
時を同じくして、再現的な自然描写よりも線や色、フォルムに着目した、より抽象度の高い表現を追求するナビ派が興ります。
広がりのある平らな色面の重なり、動的かつ構成的な装置として機能する白い背景、二次元やシルエットの強調という影絵芝
居の美学は、ナビ派の芸術運動の基本要素と相通じるものが多く、彼らの多くは、その前衛的な美意識により、テアトル・リーブ
ル(自由劇場)やテアトル・ド・ルーヴル(作品座)で上演されるプログラムの挿し絵や、芸術劇場の舞台美術を制作しました。ア
ルフレッド・ジャリ作『ユビュ王』の舞台美術もそのひとつです。
左:エドゥアール・ヴュイヤール 《『ムッシュー・ビュート』、テアトル・リーブル(自由劇場)のプログラム》1890年、個人蔵/左から2番目:アンリ・ガブリエル・イベ
ルス 《『時代遅れの人々』、テアトル・リーブル(自由劇場)のプログラム》 /1892年、個人蔵/右から2番目:ピエール・ボナール 《『歓楽の女王』の表紙》1892
年、個人蔵/右:アルフレッド・ジャリ 《『ユビュ王の開幕』の表紙》 1898年、個人蔵
ナビ派とは
ヘブライ語で「預言者」を意味する芸術運動。ポール・ゴーガンがブルターニュで制作した象徴主義的作品に影響を受けた画家ポール・セリュ
ジエによって1889年に結成された。ナビ派のメンバーにはピエール・ボナール 、エドゥアール・ヴュイヤール、アンリ・ガブリエル・イベルス、
モーリス・ドニ、フェリックス・ヴァロットン、ヨージェフ・リップル=ローナイ 、ケル・グザヴィエ=ルーセル 、ポール・ランソン、アリスティド・マイ
ヨールらがおり、シャルル・フィリジェ、シャルル・コッテらとも密に交流した。
第5章:象徴主義 リヴィエールが影絵芝居のために手がけたデザインは、象徴主義演劇にも影響を与えました。1893年にテアトル・ド・ルーヴル
(作品座)で上演されたモーリス・メーテルリンクの象徴主義演劇『ペレアスとメリザンド』では、幻燈を使ってまるで影絵のような
演出がなされたといいます。現実よりも、むしろこの世に存在しない領域を理想として追い求めた象徴主義とリヴィエールによる
影絵芝居のシンプルかつ抽象的な表現が呼応した結果でした。また象徴主義のなかでもポン=タヴァン派の画家たちが形成し
た統合主義の画風には影絵芝居との共通点が見いだせます。象徴主義の芸術は、あらゆる種類の神秘主義、宗教、空想世界
のみならず、古典主義や中世・ルネッサンス文学のかたちをかりて表現されました。
左:ジョルジュ・ド・フール《アルミー
ダの庭園》1897年、個人蔵
中央:シャルル・ラヴァル 《黒いキ
リスト−ポール・ゴーガン》 1893年、
個人蔵
右:エリザベート・ソンレル《10月》 1895年頃、個人蔵
エミール・ベルナール 《刺繍をするハニナ・サアーティ》 1894年、個人蔵
エミール・ベルナール(1864-1941)と統合主義
1884年にアカデミー画家コルモンのアトリエでトゥールーズ=ロートレック、ゴッホと知り合う。その2年後にゴッ
ホを介してゴーガンと出会うと、1888年に一緒にブルターニュ地方のポン=タヴァンに赴き、イメージを象徴と
して捉える統合主義を形成した。ステンドグラスのように黒の輪郭線で色面を区切り、平坦さを強調する様式
は、浮世絵版画に刺激を受けできあがった画法で、リヴィエールの影絵芝居と共通する要素をもっている。ポ
ン=タヴァンで制作された作品は、象徴主義を代表する作品として知られている。
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ITAMI CITY MUSEUM OF ART February 25th, 2011 関連企画 EVENTS
1.講演会
2.トーク
モンマルトルのエスプリ:ユーモア、キャバレー、前衛
4月17日[日] 14:00-15:30(予定) 本展監修者がパリ・モンマルトルの文化を紐解きます。
講師|フィリップ・デニス・ケイト
Phillip Dennis Cate 元ニュージャージー州立大学付属ジェーン・ヴーヒーズ・ジマーリ美術館名誉館長
Director Emeritus, Jane Voorhees Zimmerli Art Museum, Rutgers University 会場|美術館1F講座室 聴講無料|先着100名|申込不要|要観覧券
シャ・ノワールの時代の音楽事情
5月14日[土] 14:00-15:00 (予定) シャンソンからサティまで、歌姫による楽しいフランスの音楽話が満載です。
話し手|深川和美(ソプラノ歌手) 会場|美術館B1F展示室(予定) 聴講無料|先着30名|申込不要|要観覧券
3.コンサート [伊丹アイフォニックホール・タイアップ企画] キャバレッツ シャ・ノワールのナイトミュージック
5月21日[土] 17:00開演 16:30開場 調べにのって華やかかりし往時のパリへタイム・トリップ! ■一般前売 2,500円 ■学生前売 2,000円 *全席指定、当日500円増、3月21日(月・祝)発売
出演|唄=深川和美/ピアノ=鶴来正基/クラリネット=鈴木孝紀
会場|伊丹アイフォニックホール(伊丹市立音楽ホール)
伊丹市宮ノ前1-3-30 tel. 072-780-2110
展覧会+コンサートのコラボ割引チケット販売!(前売のみ/全席指定) *美味しいフランス菓子付き(協力:アトリエ アルション)
■一般前売 3,000円 ■学生前売 2,000円 *販売期間=3月21日(月祝) 5月10日(火)/伊丹アイフォニックホール・美術館にて取扱。
*このほか、伊丹アイフォニックホールではロートレックの料理を再現した企画など開催。
詳しくは同ホールまでお問合せください(tel. 072-780-2110) ミュージアム・グッズ SHOP etc.
SWEETS
大阪のフランス菓子の名店「アトリエ アルション」の本展オリジナルラベルの
人気焼き菓子が登場。アルションのシェフ・パティシエは、今年1月にフランス
で開催されたお菓子のオリンピック「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティス
リー Cuop du monde de la pa`ssrie」の日本代表メンバーに選ばれた実力派
です。今、乗りにのったパティシエが作ったお菓子を、フランス直輸入のアル
ション・オリジナルブレンドの紅茶と一緒に召し上がってみませんか。 このほか、シャ・ノワールの人気者「黒猫」グッズなどが目白押しです。 アトリエ アルション 〒531-­‐0041 大阪市北区天神橋7-­‐5-­‐9 tel. 06-­‐6358-­‐9440 hTp://www.anjou.co.jp
*本展限定メニュー* 「モンマルトル・コース」が大阪の老舗フレンチに登場 大阪でフランス料理のビストロといえばここ!といわれるくらい、1972年から愛されているお店。 今回はなんと本展のための特別メニューが4月 5月にかけて登場。当時の音楽やポスター
とともに店内がモンマルトルの雰囲気に染まります。本展チケットをご持参の方には、プチデ
セールが付くという特典あり! 展覧会を観た後は、チケットを持って、ビストロにGO! 期間/ 4月1日∼5月31日 特典あり!
内容/前菜、メイン料理、パン、食後のお飲み物 *本展チケット持参の方には、プチデセールプレゼント! (注文時に半券をご呈示ください) 金額/2,800円 場所・お問い合わせ/ビストロ・ダ・アンジュ 大阪市中央区心斎橋2-­‐6-­‐18 B1F tel.06-­‐6211-­‐6085 hTp://www.anjou.co.jp
伊丹市立美術館 展覧会開催のご案内 ー 陶酔のパリ・モンマルトル 1880-­‐1910 For Immediate Release: Le Chat Noir: Entertainment, Art and Culture in Paris 1880-­‐1910
ITAMI CITY MUSEUM OF ART February 25th, 2011 広報用画像一覧 LIST OF PHOTOS
*本展広報用として、次の画像データ9点がございます。掲載ご希望の方は別紙ファックスシートにてご希望の図
版番号をお知らせください。 1. テオフィル・アレクサンドル・
スタンラン《高名な「シャ・ノワー
ル」一座近日来演のポスター》
1896年、北海道立帯広美術館
4. アンリ・ド・トゥールーズ=
ロートレック 《「ディヴァン・ジャ
ポネ」のポスター》1892年、北海
道立帯広美術館蔵
7. エドゥアール・ヴュイヤー
ル 《俳優コクラン・カデ》
1892年頃、個人蔵
2.レオーンス・ビュレ 《シャ・ノワール》 1896年、個人蔵
5.ルイ・アベル=トリュシェ《カ
フェ・コンセール》 1895年頃、
個人蔵
8.ジュール・シェレ 《フォリー=ベ
ルジェール劇場のエミリエンヌ・ダ
ランソンのポスター》1893年、北海
道立帯広美術館蔵
3. アンリ・ガブリエル・イベルス
《サーカスにて》1893年、個人
蔵
6. アンリ・ド・トゥールーズ=ロート
レック 《アリスティド・ブリュアン》
1893年、公益財団法人ひろしま美
術館蔵
9.ジョルジュ・ド・フール《アル
ミーダの庭園》1897年、個人蔵
伊丹市⽴立立美術館宛 FAX. 072-772-5558 陶酔のパリ・モンマルトル 1880-1910 広報⽤用画像申込書 下記ご記⼊入の上、FAXにてご送信ください。追って画像データをメールにてお送り
いたします。 ★なお、本展をご紹介くださる媒体に対し、本展のご招待券を読者/視聴者プレゼン
ト⽤用にご提供いたします。ご希望の⽅方は、併せて下記にチェック欄にご記⼊入ください。 掲載媒体名: あてはまる種別に○をおつけください 掲載予定⽇日: 媒体種別: 新聞/雑誌/フリーペーパー/テレビ
御社名:
ラジオ/ネット媒体/その他 ご担当者名: Eメールアドレス: @ ご住所:〒 電話番号: FAX番号: 希望画像no.: 画像名: 希望画像no.: 画像名: 希望画像no.: 画像名: プレゼント⽤用招待券をご希望の場合は、下記のいずれかに✓をお付けください。 □ 5組10名様
□10組20名様 なお、画像データの使⽤用に際し、下記の点についてご注意ください。 ・画像データは、申請の⽬目的以外には使⽤用しないでください。所蔵館および著作権者との取り決めにより、営利を⽬目的とし た商品などへの掲載、会期終了後の掲載は許可されておりませんので、ご協⼒力力お願いします。 ・ご使⽤用の際は、こちらからご案内するキャプションならびにクレジットの表記をお願いします。 ・部分使⽤用やトリミング、図版の上に⽂文字を重ねるなどの処理はご遠慮ください。 ・本展記事をご紹介くださる際は、恐れ⼊入りますが情報確認のため、校正をお送りください。また掲載された刊⾏行行物、DVD、 CD等も当館に⼀一部ご寄贈ください。 お問合せ先:伊丹市⽴立立美術館 〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2­5­20 tel.072-772-7447 fax.072-772-5558