会計・人事労務の統合業務基盤を奉行 V ERP

奉行V ERP 導入事例
日本チューブラープロダクツ株式会社
奉行V ERP 導入事例
日本チューブラープロダクツ株式会社
※会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。 ※カタログに記載された内容および製品の仕様は改良のため、予告なしに変更することがあります。
※本カタログの記載内容は2013年7月現在のものです。 ©2013 OBIC BUSINESS CONSULTANTS CO.,LTD.ALL rights reserved.
会計・人事労務の統合業務基盤を奉行V ERPで構築
内部統制の強化と
コンプライアンスを実現
奉行V ERP 導入モジュール
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勘定奉行V ERP
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債権管理 Pro
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債務管理 Pro
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支払手形管理
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受取手形管理
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固定資産奉行V ERP
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申告奉行V ERP[法人税・地方税編]
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申告奉行V ERP[内訳書・概況書編]
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給与奉行V ERP
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人事奉行V ERP
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就業奉行V ERP
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法定調書奉行V ERP
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勤怠管理WEB
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OFFICE BANK
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OBC Management Studio
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BACKUP for 奉行V ERP
販売代理店
東 京 〒163-6032 新宿区西新宿6-8-1住友不動産新宿オークタワー32F TEL 03-3342-1880
(代)FAX 03-3342-1874
札 幌 〒060-0003 札幌市中央区北三条西4-1-1 日本生命札幌ビル6F
TEL 011-221-8850
(代)FAX 011-221-7310
仙 台 〒980-0014 仙台市青葉区本町2-2-3 鹿島広業ビル7F
TEL 022-215-7550
(代)FAX 022-215-7558
関 東 〒330-0854 さいたま市大宮区桜木町1-9-6 大宮センタービル7F
TEL 048-657-3426
(代)FAX 048-645-2424
横 浜 〒220-0004 横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビル7F
TEL 045-322-0922
(代)FAX 045-322-3648
静 岡 〒420-0851 静岡市葵区黒金町11-7 三井生命静岡駅前ビル4F
TEL 054-254-5966
(代)FAX 054-254-5933
金 沢 〒920-0024 金沢市西念1-1-3 コンフィデンス金沢8F
TEL 076-265-5411
(代)FAX 076-265-7068
名古屋 〒460-0003 名古屋市中区錦1-16-7 NORE伏見ビル7F
TEL 052-204-3350
(代)FAX 052-204-3354
大 阪 〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル23F
TEL 06-6367-1101
(代)FAX 06-6367-1102
広 島 〒730-0032 広島市中区立町2-27 NBF広島立町ビル4F
TEL 082-544-2430
(代)FAX 082-541-2431
福 岡 〒812-0039 福岡市博多区冷泉町2-1 博多 園M-SQUARE 9F
TEL 092-263-6091
(代)FAX 092-263-6099
2013 07 ICI
奉行V ERP
導入モジュール
勘定奉行V ERP/債権管理 Pro/債務管理 Pro/支払手形管理/受取手形管理/固定資産奉行V ERP/申告奉行V ERP[法人税・地方税編]/申告奉行V ERP[内訳書・概況書編]/
給与奉行V ERP/人事奉行V ERP/就業奉行V ERP/法定調書奉行V ERP/勤怠管理WEB/OFFICE BANK/OBC Management Studio/BACKUP for 奉行V ERP
奉行V ERP 導入事例
日本チューブラープロダクツ株式会社
会計・人事労務の統合業務基盤を奉行V ERPで構築
内部統制の強化と
コンプライアンスを実現
①部分的なシステム化のため、紙と人
の手による属人化された業務が多く
残っていた
課題
効果
②内部統制の強化とコンプライアンス
の実現が課題であった
①広い範囲の業務をシステムで統合したこ
とで、業務の標準化とペーパーレス化を
実現
②承認プロセス等システム機能による統制
やログ管理による内部統制の強化を実現
■日本チューブラープロダクツ株式会社
(新日鐵住金グループ)
日本チューブラープロダクツ株式会社は、新日鐵
資本金…2億円 従業員数…78名 本社住所…大分県中津市 ホームページ…http://www.ntpc.jp/
住金グループの鋼管関連事業の中核企業として、
事業内容… 油井管関連部品
(カップリング・プロテクター)
製造、土木建材関連部品
(ラクニカン・STマイクロパイル)
製造、
車輪およびその他関連部品製造、鉄鋼用工具製造、精密加工部品製造
高い技術力を強みに油井管関連部品や車輪、土
木継手関連等の加工製造を行っている。
●システム概要図
生産管理システム
会計
税務申告
債権債務管理
債権管理
債務管理
受取手形管理
・売上債権処理 ・入金消込
・購入債務処理 ・前支払消込 ・てん末管理
・請求書発行 ・前受金/仮受金 ・支払明細書発行 ・支払消込
・期日管理
・FBデータ取込
・即時支払
・FBデータ作成 ・領収書発行
制度会計
仕訳処理
・外部システム連携
・仕訳承認・締処理
支払手形管理
・ファクタリング ・てん末管理
・節税分割
・手形発行
・ファクタリング
会計帳票
財務諸表
キャッシュ・フロー
決算処理
消費税申告
過年度遡及修正
法人税・地方税申告
申告書作成
・法人税申告書
・地方税申告書
内訳書・概況書作成
内訳書
WEBインターフェース
概況書
固定資産管理
固定資産管理
資産登録
人事労務
電子申告
地方税納付
勤怠申請
資産管理
減損会計
人事管理
給与管理
給与賞与処理
社会保険処理
年末調整計算
法定調書
就業管理
勤怠打刻
勤怠実績管理
勤務体系管理
休日・休暇管理
組織管理
労働時間管理
・変形労働時間制
管理帳票
人事異動 人事考課
社員情報管理
配賦処理
会計連携
管理帳票
申告書作成
人事情報分析
タイムレコーダ
導入前の課題と導入に到る経緯
ありましたので、業務ミスが統制上の問題につな
方針が出ている点は重要な選定ポイントとなりま
同社では、これら内部統制やコンプライアンス
した。奉行V ERPは、今までの改正に対しても迅
大分県中津市にある日本チューブラープロダク
に対する課題を解決するために、会計と人事労
速に対応してきている実績がありましたので、そ
ツ株式会社は、精密特殊ねじをはじめとする油井
務の全体業務をカバーできる統合的なシステム
の点も評価できました。」
(司城氏)
管関連部品や車輪、土木継手関連等の加工製造
構築を進めることとなった。検討の末、同社が新
を行っている。品質と技術力の高さを強みとし、
たなシステム基盤として選んだのは奉行V ERP
新日鐵住金グループの鋼管関連事業の中核企業
であった。
紙と人の手による属人化された業務が課題
として成長を続けてきた。2012年には創業30
年の節目を迎える。
同社が基幹業務システムの見直しをはじめた
算には市販のパッケージシステムを導入してい
たが、まだ紙や人の手による属人化された業務
が多く残っていた。当時の業務課題ついて、業務
部長 森 敬一郎氏は次のように振り返る。
「システム化を検討することとなった一番の目的
内部統制・IFRSへの対応、会計・人事労務
における業務網羅性がポイントに
会計システムのポイント
●債権債務管理はExcel管理を無くし、
システム内で入金支払の自動消込が可能となった
●固定資産管理システムの導入により、全ての固定資産についてデータによる一元管理を実現。
数量・設置場所の正確な把握が可能になった。
●業務全体のシステム化により、多くの紙による管理を無くすことに成功。
人事労務システムのポイント
●勤怠申請はWEBワークフローによる申請/承認を実現。
●やさしいインターフェースにより、全社員が使うWEBワークフローも短期間で利用を統一化できた。
●社員証による入退出管理とタイムレコーダ打刻を実現。Excelによる入退出管理・出勤簿を廃止できた。
●勤怠打刻データは各現場の責任者がチェック後、勤怠管理システムで自動集計される。
勤怠締めから給与計算までのデータ連携により、業務の大幅な効率化とスピード化を実現。
内部統制におけるポイント
●セキュリティ機能により業務全体の処理ログを正確に残せるようになった。
システム概要
日本チューブラープロダクツ株式会社では、会
選定のポイント
のは2011年の3月頃。従来より、会計と給与計
計基盤には「勘定奉行V ERP」を中心に、
「固定
資産奉行V ERP」
「申告奉行V ERP」を導入。
手間が発生していました。やはり、Excelにコ
で行えるようにしている。勤怠締め後の勤怠集
2012年4月、全てのシステムが本稼働を迎えた。
自社の生産管理システムとのデータ連携を行って
ピー貼付けを行う過程ではミスが起こりやすい
計業務が自動化され、給与計算システムへの
その導入効果について司城氏は次のように評価
いる。また、オプションを追加することにより、手
ですし、セキュリティの問題やデータの書き換え
同社が奉行V ERPの導入を決定したポイント
形管理を含めた債権債務管理までを実現した。
ができてしまう点など、内部統制上の問題もあり
「人事労務に関しては、システム化によって情報
について、業務部 司城 俊一氏は次のように語る。
人事労務管理では「人事奉行V ERP」
「就業奉
ます。奉行V ERPでシステム化できたことで、業
のスピード感が全く違うことに驚いています。以
てはパッケージの機能を使うことで、非常にス
行V ERP」
「給与奉行V ERP」による統合運用を
務のプロセスをシステム内で正確に運用でき、さ
前は、担当者が何日も掛けて社員ごとの勤怠を
ムーズに実現することができました。現在は各業
「様々なシステムを調べましたが、製造業である
データ連携までが一連の流れで行える。
する。
「内部統制やコンプライアンスへの対応につい
当社の業務に合致でき、また、内部統制を含め、
実現。勤怠申請WEBワークフローを合わせて導
らに各業務処理のログを残せるようになりました。
集計していましたが、今は勤怠を締めると同時に
務に承認プロセスによるチェックと統制がきっち
は、内部統制の強化とコンプライアンスを実現で
会計・人事労務の広範囲の業務にも網羅的に対
入することで、勤怠管理の効率化に成功している。
この点が内部統制強化の実現としては重要で
集計が終わります。」
(司城氏)
り入る仕組みが構築できました。属人化されてい
きる環境の構築でした。当時のシステムが使用
応できるパッケージは奉行V ERPだけでした。
あったと思います。」
(司城氏)
また、同社の工場では、休日以外は3グループ
た業務もシステムで標準化され、特定の人しか
できるのは業務の一部分でしたので、部分的に
具体的なご提案を頂く際に、運用時の細かな要
交代制の24時間操業を行っている。工場の急な
把握していない業務というものが無くなりました。
稼働率の変動にも対応できる正確な勤怠管理が
現在は並行稼働中のため、一部にまだ紙による
必要であるが、複雑な勤務形態にも奉行V ERP
業務が残っていますが、今後システムでの本格
で対応することができた。
的な運用が開始すればペーパーレス化も大幅に
債権債務管理のシステム化により
月次決算の確定スピードが向上
勤怠の申請/承認と打刻、
システム化された業務と業務の隙間を、人の手
望など広範囲に及ぶ業務に関して様々な要件を
による業務でつなぐ必要がありました。限られた
お伝えしましたが、ほとんどの要件をパッケージ
会計においては、特に債権債務管理をシステ
人にしかできない処理も多く存在しており、属人
の標準機能でカバーできました。このシステムな
ム化したことでペーパーレス化と月次数字の確
化の問題も大きな課題のひとつでした。また、承
ら自社の業務に対応できるという確信を持てまし
定スピードに大きな効果を発揮している。FBシ
人事労務分野では、特に勤怠管理についてコ
認プロセス自体がシステム化されて無い業務も
たので、奉行V ERPの導入を決定することに迷
ステムから取り込んだ入出金データから、債権債
ンプライアンスの実現に向けた強い目的があった。
いはありませんでした。」
務情報の自動消込を実現。そのまま仕訳データ
現在は、社屋の入退出管理システムの認証と、タ
また、新日鐵住金グループである同社では、将
の作成までが行える。
イムレコーダの打刻を統一の社員カードで行える
来的なIFRS(国際財務報告基準)への対応スケ
業務部長
「固定資産管理については特にIFRSへの対応
がる不安がある状況でした。」
森 敬一郎氏
業務部
司城 俊一氏
「今までは債権債務の管理にはExcelを使って
勤怠集計から給与計算への連携まで
業務の統合により大幅な効率化を実現
ように整備し、正確な出退勤管理を実現している。
ジュールが開示されていることも選定上の重要
いました。会計システムからデータを一旦Excel
また、勤怠の事前申請と承認はWEBワークフ
なポイントであったという。
に落とし、必要な情報を追記管理しますので二度
ローシステムを導入し、申請から承認まで各現場
進みます。」
導入効果と今後の展望
パッケージ機能により内部統制と
コンプライアンスへの対応をスムーズに実現
業務のペーパーレス化を実現
こうして、奉行V ERPの導入決定から半年後の
同社では、奉行V ERPの各システムの利用度
をさらに高めながら、今回の成功を基に今後もシ
ステムによるさらなる業務の統合管理を目指し
ていく考えだ。
(以上)