板橋区基本構想ワークショップ 中間成果発表会 平成16年6月19日(土) 13:30∼16:30 会場:ハイライフプラザいたばし 板橋区 政策経営部 政策企画課 ★ プログラム ★ 13:30 ■ 開 会 ■ あいさつ ············································································· 板橋区 ■ 基本構想ワークショップの開催経過と 中間成果発表会の開催主旨··················· 板橋区 ■ 各班の発表 ································ ワークショップ・メンバー(12班) ■ 区長のあいさつ ∼ 休 憩(14:55∼15:05)∼ ■ 意見交換 ·············· 各班の発表内容をまとめたポスターを会場に掲示し、 ワークショップ・メンバーと来場者との意見交換 16:05 ■ 総 括 ········································ 大東文化大学法学部 16:30 ■ 閉 会 中村昭雄 教授 ♪ も く じ ♪ ●【開催主旨】 ··············································································· 1 ●【各班の発表】 ············································································ 3 1. 行財政の刷新班·································································· 3 2. コミュニティ班·································································· 8 3. 地域経済班······································································ 10 4. 教育と子育て班································································ 13 5. 障害者福祉班··································································· 14 6. 高齢者福祉班··································································· 15 7. 健康な街づくり班····························································· 17 8. 自然環境班······································································ 19 9. 住環境・景観班································································ 21 10.道路・交通班 ································································· 23 11.危機管理の優れた街班 ····················································· 26 12.防災班 ·········································································· 28 【開催主旨】 ○基本構想ワークショップの開催経過と中間成果発表会の開催主旨 (1) 基本構想・基本計画とは 第6回板橋区基本構想ワークショップ 中間成果発表会 ①区の計画体系 基本構想ワークショップの開催経過 中間成果発表会の開催主旨 基本構想 最も 上位の計画 基本計画 板橋区政策経営部政策企画課 個別事業計画 平成16年6月19日(土) 板橋区 政策企 画課 実施計画 1 板橋区 政策企 画課 ②基本構想・基本計画とは (2) 新たな基本構想・基本計画の 策定に向けて 基本構想 区の将来像とそれを実現するための目標 を示すもの ⇒議決を要する(地方自治法第2条第4項) 基本計画 目標別に取り組むべき施策の方向と具体 的な事業の達成目標を体系的に示したもの ⇒行政の責任で策定すべきもの 板橋区 政策企 画課 新たな基本構想の方向性 「経営刷新会議」で示された基本的な考え方 “自立的な市民型社会の形成” をふまえて ⇒新しい板橋区の将来像 ⇒新たな基本構想の策定 3 板橋区 政策企 画課 基本構想ワークショップ 平成15年12月∼平成16年9月 長期基本計画審議会 平成16年7月∼平成17年10月 多様な区民参加の方法 情報公開の徹底 社会経済状況の変化への的確な対応 行財政改革の実行 行政評価システムの構築 板橋区 政策企 画課 4 (4)策定体制 区民参加による計画策定 社会の変化・地域の課題に対応する 区民のみなさんが安心して住み続けられる (3)策定にあたっての視点 2 基本構想・・・区議会の議決を経て公表 基本計画・・・平成18年度スタート 5 板橋区 政策企 画課 1 6 【開催主旨】 (5)ワークショップのあり方・ 区民提案のイメージ ワークショップ のあり方 『広報いたばし』 ホームページ 『いたばし基本構想 ニュース』 提案作成状況を随時公開 ワークショップ中間成果発表 ①ワークショップのあり方 【広く区民の意向収集】 区 民 基 基本構想 本構想 ワ ワークシ ークショップ ョップ ワークショップの特性を十分に活かす 区民のみなさんの意見を広く収集する 「区民意識意向調査」「まちづくり学習講座」・・・ 【提案の作成】 【提案の作成】 まちづくり学習講座 【情報を得る】 区民意識意向調査 【区民意識の傾向・自由意見】 メール、FAX、電話、手紙 質の高い区民提案をめざします 【提案に対する意見等】 7 板橋区 政策企 画課 ■テーマ別班分け (6)ワークショップの全体スケジュール 基本構想ワークショップ(WS) 第1回 まちづくり学習講座 WSをはじめるにあたって 第2∼3回 区の課題 第4∼5回 区の将来像・課題・ 目標・施策 1.行財政の刷新 まちの姿 4.教育と子育て 分野別学習会① 分野別学習会① 5.障害者福祉 第3∼4回 全体公開WS(中間成果発表) 第7∼9回 区民提案 板橋区 政策企 画課 6.高齢者福祉 7.健康な街づくり 8.自然環境 分野別学習会② 分野別学習会② 9.住環境・景観 第5回 第6回 2.コミュニティ 3.地域経済 暮らし 第1∼2回 区民メンバーのみなさんが設定 プロセス学習会 プロセス学習会 10.道路・交通 11.危機管理のすぐれた安全なまち 9 板橋区 政策企 画課 2 12.防災 10 【各班の発表】 1. 行財政の刷新班 1. 行財政の刷新班 【 概 要 】 公開ワークショップ 未来 ある板橋のために 未来ある板橋のために 基本構想ワークショップ 行財政検討グループ 【区民】:井出弘明、田川幸子、田坂勝芳、野田幹朗、 林嘉貴、星野紀明 【職員PT】:大澤宣仁、神田直樹、小林利明 【事務局】:高橋秀司 「 この街に住んでよかった、 生まれてきてよかったふるさと 」 2004年6月19日 ハイプラザいたばし 僅かな、ほんのわずかな1歩を、区民一人 ひとりの小さな努力を積み重ねれば、子 ども たちに誇れる郷土を遺産として残せる。 と語りつがれるために。 基本構想ワークショップ行財政検討グループ 1 2 【 説 明 】 ワークショップの議論の経緯 【基本構想の位置付け】 この報告は、難しい多くの課題を100人もの区民とボランテア、 区の職員が一丸となり汗と努力によって議論を重ね、貴重な 意見と提言をまとめ完成されたものです。 ワークショップの全員が約6か月にわたって時間を割き、議論 と作業を繰り返して参りました。 その力と熱意は板橋区にとって何物にも代え難いものであり 誇りと私たちは考えております。 時間とスペースの関係から議論が収斂していない、又は未完 成な内容も見受けられますが、次の段階において更なる議論 を深め内容の充実したものにしなければなりません。 是非、区民の多くが参加できる仕組みを再構築していただき たい。 なお、時間と情報の少なさから課題に対する焦点が合ってい ない場合が多々ありますが、区民という直接的立場で新しい 観点から意見を申し上げることは、行政に新しい風を吹き込 む機会と考えております。 4 3 【 概 要 】 □ 刷新のための基本方針 □ 1. 組織の改革 6. 赤字財政の解消 2. 開かれた行政 7. 事業・業務の合理化 3. 受益者負担 8. 社会資本基盤整備 4. 行政の刷新 9. 結果責任の明確化 5. 区民の参画 10. 企業経営システムの導入 基本構想ワークショップ行財政検討グループ 板橋区の基本構想は、区の将来を託す重要な位 置付けと考えております。基本構想による行財政改 革を推し進め実現するためには、区長、議会、職員、 そして区民が一丸となって邁進する必要があり、そ のためには多少の痛みが伴うものです。しかし、一 部の区民の優遇又は犠牲があってはなりません。 弱いところへのしわ寄せだけは避けなければなりま せん。子どもたちに胸を張って誇れる板橋、自慢でき る郷土にするためのものです。 5 3 【各班の発表】 1. 行財政の刷新班 【 概 要 】 【 概 要 】 区の財務対策 区 の 行 政 対 策 (主要課題)(★):重要課題 ① 事業の縮小廃止(事業の民営化より廃止)(★) ② 事業の効率化(★) ③ 業務の休日サービス(★) ④ 業務に関する行政評価制度の厳正な運用(★) ⑤ 事業への専門家の意見聴取及び登用(★) ⑥ 天下り先の抑止、適正な配置 ⑦ 業務のアウトソーシング(外部委託)の限定、精査 ⑧ 区民の参加と情報の公開 (★) ⑨ 区民と未来のための社会資本整備(★) ⑩ 行政の企業経営システムの導入 (★) ⑪ 板橋ブランド(特徴)の構築 (★) 6 (主要課題)(★):重要課題 ① 歳出の改善、抑制策及び削減(★) ② 補助金に頼る事業の精査及び評価制度(★) ③ 受益者(利用者)負担原則の確立(★) ④ 区長、議会、職員の待遇(全ての手当の検討(★) ⑤ 区債の抑制(区債の現状と課題の調査)(★) ⑥ 新しい増税策 ⑦ 増収策の検討(施設の使用料) (★) ⑧ 施設の利用効率の向上 ⑨ 東京都、国からの交付金などの増額 ⑩ 区民の理解と支援 ⑪ 健全なる財政運営 (行政の無駄の排除) (★) 7 ◆ 施設の新設改築及び統廃合 ◆ ◆行政組織の改革◆ (★):重要課題 (★):重要課題 1. 出張所の統廃合(18出張所、1分室) (★) 2. 図書館(12か所)などの統廃合 (★) 3. 出先機関の施設の統廃合 4. 都、区などの出先機関の統廃合 5. 不必要な施設、機関の統廃合又は有効利 6. 生じた空き地の利用 ( 代替え地、公園、道路、区の総合施設など ) 7. 施設の的確な建設及びメンテナンス 8. 施設・設備のバリアフリー化* (★) 1. 区の組織の統廃合(★) 2.区長の報酬、手当てなどの精査(★) 3.職員の給料、手当てなどの精査(★) 4.区職員の意識の改革(★) 5.関連団体の統廃合(★) 6.組織運営の刷新(★) 7.柔軟な組織の運営 8.前例主義からの脱却 8 9 ◆ 社会資本整備(未来に残す事業)◆ ◆ 業務の改善及び統廃合 ◆ (★):重要課題 (★):重要課題 1.将来を見据えた社会資本の整備 ( 交通機関、環境、文化、歴史など ) (★) 2.公共事業、施設などの長期耐久性及び ノンメンテナンスへの対策 3.多重層請負契約は廃止し直接請負契約 ( 区の事業、特に土木建築関係の事業 ) 4.不必要な施設機関の建設の精査 ( ハコモノ行政からの脱却 ) 5.ユニバーサルデザイン 及びノーマライゼーションによる整備 (★) 1.業務の統廃合(★) 2.費用対効果の算定 (★) 3.行政(業務)評価による査定(★) 4.土日曜日、夜間の業務 5.区民サービスシステム向上の再構築 6.各施設、機関の自序努力の推進(★) (改善、PR,公告、募集、アンケートなど) 10 11 4 【各班の発表】 1. 行財政の刷新班 ◆ 区 長・行 政 の 責 任 ◆ ◆ 区職員ヘの対策 ◆ 1.基本構想に求められる分野で聖域はない。 2.例えば区の機関の統廃合などをより具体的に 触れる実施すべきです。 3.区長、議会、組織、財政、区政、事業、人事など、 区の全ての事業について再検討が必要です。 4.何事もトップ、経営者(区長)の姿勢によります。 1.適正配置 2.挑戦へのための教育、啓発 3.職員の勤務評定 4.管理職の勤務評定の実施 5.専門制職員の配置 6.仮採用期間の厳正な実施 7.外部機関、企業、営業、福祉施設等への(体験)出向 8.プロジェクト制の実施 9.外部職員の登用 12 13 ◆ 板 橋 区 議 会 ◆ ◆ 審議会、諮問委員会など ◆ (★):重要課題 1.議員定員の削減 (★) (現議席数の半減以下) 2.報酬、手当などの精査 (★) 1.区民委員の増員(3/30名から10/30名) 2.委員発言の公開 3.行政からの委員就任の排除 (例え区長であっても事務局の立場である) 4.議論の焦点(意見の相違点)の公開 5.答申作成に対する事務局の責任体制 6.答申に対する行政の責任体制 3.議会運営の刷新 4.議員の個人情報の(部分)公開 5.基本構想の実効責任 14 15 ◆ 区 民 の 参 加 ◆ 1.行政への関心度の向上 2.区政、事業、行事などへの参画 3.議会、審議会などへの参加・傍聴 4.区政への提案、意見 5.区の広報、情報への関心 6.選挙投票への有権者の責任 7.行政への自主的な区民参加 16 5 【各班の発表】 1. 行財政の刷新班 ◆ 開 か れ た 行 政 ◆ ◆ 財 政 の 健 全 化 ◆(★):重要課題 1. 情報の公開・広報 ( 広報、情報の公開、経 緯の公開、議事録の公開など ) 2.情報の入手のしやすさ 3.外部通報体制の整備 (不正を見逃したり、違法行為、不正行為 などの情報を得ながら黙認することは、 区民を欺くことになります。) 4.区民の意識の向上 1. 赤字財政の解消 ● 思い切った歳出の削減U(★) ● 受益者(利用者)負担の原則(★) 2. 区債(特別区債、一時借入金)の抑制 ● 借金までしハコモノを必要としているか。(★) 3. 助金、助成金の廃止 ● 個人の資産、受益のなる補助の廃止(★) ● バラマキになっていないか。(★) ● 呼び水的な短期間の補助にとどめる。 ●甘えの構造を断ち切ること。(★) ● 補助が行政の仕事と誤認していないか。(★) ● 補助に頼らない自助努力するための知的支援(★) 17 18 区の行政に企業経営システムを ! 区の行政に企業経営システムを! 【民間企業】 1. 発想の転換と改革のできない企業(人)には 未来はない。 2. 企業のサステナブルマネンジマント*(持続型企業経営) 3. 護送船団方式*からトップランナー方式*へ 4. 迅速な意思決定(経営方針)と変更 5. 現状維持からビジネスモデル* 6. 経営トップの経営方針で決まる業績 7. 企業の社会的責任(CSR)* 8. 後は人材のみ。 19 【行政】 1. 新しいビジネスモデル*を行政に。 2. 刷新しない他の打開策はあるのか。 3. 行政への提案制度は可能か。 4. リスクを負わない改革はない。 5. 民間ならあり得ない行政、財政運営 6. 前例主義と責任の所在 7. 現状維持は後退でしかない。 8. 人材 (人財、人済、人在、人罪) の確保 9. 「板橋ブランド」の立ち上げ 20 ◆ ま と め ◆ 基本構想のフローアップ体制 ① 基本構想の作成経緯と内容の公表 ② ワークショップの意見と基本構想との相違とその理由の公表 ③ 各分野における計画の見直し ・アクションプログラムの策定 ④ 基本構想の実施、フローアップ、確認のための体制造り ・外部委員会、外部監査会議の設置 ・NPOなどによる監視体制 ・意見書の提出、パブリックコメントなどへの対応 ・条例、規則、計画などとの具体的な整合化 ⑤ 基本構想の中間修正作業 ⑥ 基本構想と実施状況(5年ごと)のフローアップとその公表 ⑦ 基本構想の実施の妥当性の検証とその公表 ⑧ 実施状況の公表(確認体制と責任、その公表,議会への報告) ■ 赤字財政となった結果の責任を誰がとるのか。 ■ 後年度負担の考えは区債のいいわけになる。 ■ 赤字財政は、これを見逃した区民の責任であり、その 代償は私たちの子供たちが報わなければならない。 ■ 区長、議会、職員そして区民は、この様な状況が明確 であれば刷新を否定する理由はないのではないか。 ■ 区民と行政とのギヤップの起因は何か。 ■ 区民は厳しい眼で注視する必要がある。 ■ ビジョンの挫折の多くはフォローアップ体制の構築に 失敗したことにある。 21 22 6 【各班の発表】 1. 行財政の刷新班 赤字財政のツケは子供たちに !? 赤字の財政はこれを見逃した区民の 責任であり、その代償は我々の子供た ちが報わなければならないのです。 健全なる行政は 良識ある区民から生まれる 。 私たちはそれを認識しなければなら ない。 基本構想ワークショッ プ行財政検討グループ 基本構想ワークショップ行財政検討グループ 24 23 用語の説明 用語の説明 ユニバーサルデザイン ノーマライゼーション できる限り最大限、すべての人に利用可能であるように 製品、建物、空間をデザインすること。 以下のデ ザインを総称したもの ★ ノーマライゼーション(Normalization)を意味するもの ★ 「 障害のある人もない人も、高齢者、子供も、全ての人が自然 で普通の生活をすることができる社会をつくることを目指して努力 すること。」 ● アクセシブルデザイン(バリアフリーデザイン) ・ 障害をもつ人々がたやすくアクセスでき利用できるデザイン。 ※ 1950年代後半デンマークで提唱され日本では1970年代から注目された。 ● アダプティブデザイン(適応デザイン) ・ 障害をもつ人々の特別なニーズ一部修正又は適合させ一般公衆の 利用を目的として始めからデザインされたもの。 デンマ ーク、スェーデン、 イギリス、アメリ カなどの諸外国におけるノーマラ イゼレーシ ョン( もちろんユニバーサルデザインを含んで おりま す。)とはこ れらが基本となっております ● トランスゼネレーショナルデザイン(超世代デザイン) ・ いかなるグループにも不利をもたらさずに若年、中年、高齢者を含む 「世代を超えた人々」にサービスをするように最初からデザインされたもの。 (C) 2004 K.Tasaka K. Tasaka (C) 2004 K.Tasaka K.Tasaka 25 用語の説明 用語の説明 ノーマライゼーションへの配慮事項 企業経営システム / 我が国の民間企業はグローバル化のなか国際的にも通 ずる経営手法を構築している。 自治体の一部で もその手法(システム) を行政 に活用する動きがある。 顧客満足(CS) / 販売する商品、 サービスの客の満足度を高めるための考えで、 区民と行政の関係において も同様な理論が求められて おり、既に市町村の長 自ら積極的に行政に導入している。 ビジネスモデル / これまでの経営手法にとらわれず新しい観点から企業展開を するためのシステム を開発する考え。 説明責任(ア カウンタビリティ) / 消費者、株主な どに対して 経営の責任、製品の 事故な どに対して明確な説明をする責任を問う。 企業の社会的責任(CSR) / 経営は企業のみの問題でで はな い。取り巻く 社会 に対する企業倫理に対する責任をも問われる。 現在国際的な基準づくり が行 われている。 護送船団方式 ・ トップランナー方式 / これまで 関連企業が同様な 思考、 行動 によって守られてきたが、国際化の波では通用しなくなってきた。特に環境保全、 製品・食品の安全な どは生活者を保護する立場からリーデイングカンパニー (先導的な役割を担う企業)の水準に合わる考え方。 サステナブルマ ネジメント(持続性ある企業経営 ) / 改革・再構築な どを繰り返し な がら企業を永続的に業績を確保する考え方。 PDCA / 品質管理 (計画・実行・検証・手直し )の手法のひとつ . 都心回帰現象 / 一度離れた住民が都心の高層住宅に戻ってくる現象。 28 (C) 2004 K Tasaka ■ この“ノーマライゼーション”の概念を具体的に実行するためには、 次の事項に配慮することが必要です。 ① ② ③ ④ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ 法律、条例、 ガイドラインなどの整備 行政な どの体制整備 財政の確保 本人及び家族な どへの啓発 周辺の幼児教育からの啓発 住民の理解のための啓発 各教育施設(小中高等)の障害者を共学又は特殊学級の設置 地域の環境づくり 施設公共機関の改善 施設を街の中心に置く こと 都市開発に伴う高層マ ンションの建設に際して 義務付け ※ 子供のときから障害者に接することがノーマライゼレーションの原点です。 ( C) 2004 K.Tasaka K.Tasaka 26 27 7 【各班の発表】 2. コミュニティ班 2. コミュニティ班 テーマ名:コミュニティ 目 次 1.コミュニティ組織の課題 生活像:社会の変化に応じた多様な コミュニティの連携と強化 2.これまでの取り組み 「いたばし2005計画」 3.その成果と区民の認識 メンバー: (区民) 今井 修、河元 氾、横井 元成、海川 浩司、 4.新しい取り組みの必要 (報告者) 飯島 廣夫、矢田 茂 (職員PT)村山 寛子、小川 智彦、小泉 修二 (事務局)坂口 裕志、田中 大策 以下の報告の基礎 となる重要な問題 コミュニティ組織の課題 組織が硬直化 町会の問題 位置づけが不明 平等の問題 活動が不明 これまでの取り組み: 「いたばし2005計画」での扱い 役員が固定化 活動内容が固定化 こころ豊かなふれあいの あるまちづくり 行政は、町会・自治会の内容 を把握していな い ふれあいと交流の地域 社会づくり 町会の大小に係らず、同じ事 務事業が求められ、小さい町 会では対応できない 継続性が問題 人に依存した体質や、財源か ら、継続的活動に限界がある 縦割りが問題 行政と町会・NPO・ボランティア活 動等との横連携の場が無い 1 NPOに対する理解 不足 進めるため、平成9年3月「ボラン ティア活動推進条例」制定 平成14年3月「ボランティア・NPOと 2 情報公開に対する 課題 区との協働に関する推進計画」策 ・支所・出張所の充実 ・区民センターの新設 ・集会所の整備 ・葬祭場の新設 ・保養所の整備充実 支所・出張所 の充実 区民セン ター の新設 集会所の 整備 葬祭場の 新設 保養所の 整備充 実 計画推進のために 2 町内会・自治会、NPO、ボランティア 組織に対し、行政から財政的支 援を行っていながら、その活動内 容、会計報告がわからないのは 変である コミュニティ活動に対する支援が ばらばらで、全体が見えない ハコモノ行政への傾斜と条例創り 区民参加のまちづくり 支所・出張所 の充実 区民セン ター の新設 集会所の 整備 コミュニ ティ推進組織の 設置 都市型C AT Vの活 用 開かれた行政の推進 公文書館 の新設 総合行政 情報 システムの 確立 ていない 5 ハコモノ行政対する 1 区民と区の新たな関係づく り が、活動の成果が区民に伝わっ 財政難から、コミュニティ施設の体 系的整備が行なわれない可能性 を 危惧する と同時に、既存施設の 柔軟な活用が必要 コミュニティ組織の設 置 推進組織を モデ ル的に設 置して、コミュニ ティの活性 化の検 討を すすめる NPOに対する支援を行っている 4 コミュニティ施設の減 少に対する危惧 反省 2 コミュニティ施設の体系的 整備 コミュニティ活動を 総合的に推進 してゆく ため、町会・自 治会を はじめ 各種団 体を 含めた 定し、協働をすすめている 3 地域のコミュニティ活 動全体に対する支援 総合行政 情報 シス テムの 確立 何をおこなって いるか不明 お金の流れが不明 その成果と区民の認識 区民・ボランティア・NPOとの協働を 1 コミュニティ活動の活性化と 支援 3 自主的まちづくり活動への 支援 NPOについては、特に良くわ からない 地域組織の問題 連携の問題 5.まとめ:基本構想として 盛り込みたい内容 に傾斜したことと条例つくりに終始 したことへの反省が必要 8 【各班の発表】 2. コミュニティ班 まとめ:基本構想として盛り込みたい内容 新しい取り組みの必要 社会の変化への対応 1 生活や活動の基盤 区民のニーズ 町会・自治会、NPO、ボラン ティア組織といったコミュニティ組織を 、生活やさまざ まな活動を 支える ベース(基盤)として位置づけ、支援する 施策体系を 創る ・住民 の連帯・連 携 による地域 づくり ・少子・高齢化 2 区民参画の環境 ・住民 の多様 な価値 観が共 存 する豊 かで質 の高い地域 社会つ くり ・核家族化 ・住民 主体のボランティ ア活動 、コミ ュニティ形成 のイベント ・共稼ぎの拡大 ・従来 の町会・自 治会を超 えた横のつな がりで、 若い世代の 参加 ・区民の多様な価値観 ・定年 退職後 のセカン ドライフの人材 活用 ・行財政改革 ・住民 の自主 的活動 と行政 の協働 町内会に関わる 主な事務事業のお金の流れを 公開する 町内会・自治会組織の総点検 活 動内容 の見直 し 3 連携の輪を拡大し、地域の活性化 町内会・自治会、商店街、NPO等、地域の組織による 勉強会、交流会、交流イ ベン トの実施によ り、情報交流 の拡大とそれぞれの特色の相互理解 区民にむ けた新たな情報提供 各組織を 通じた情報の提供とイン ターネット等による 新たな区民の参加を 促す 「豊島区自らが、直接的なサービ ス提供を 担うだけではなく、ボランティア、町会・自治会を はじめ、 計 画(案)の例 NPOが、それぞれの特質や専門性を 生かし、地域の政策に関与できるようにしなければなりません」 4 行政との連携の場 町内会の事務事業の絞込みと自主事業の拡大 2 豊 島区協 働推進 3 組織の情報公開、 区民への提供 情 報公開 の必要 1 て位置づけ、集会のほかに、普段参加できないサラ リーマン 、学生などに向けた イン ターネット環境等を 整える の 促進 ・人の流動化 さまざ まなコミュニティ組織を 区民のすべてが自らの意思に応じて参加する 場とし 5 行政の役割と支援 9 コミュニティ組織の情報公開を 促す条例を 設け、各コミュニティ組織について、活 動内容、お金の流れ、組織について、総点検を 行い、これを 区民に情報公開する と 同時に、区民の意見に対して回答し、理解と参加を 促す コミュニティ組織間、行政との間で出張所・イン ターネット等を 利用し、多様なチャネル ・場を 設け、ここを 地域ニーズの把握、課題を 検討・解決する 場とする 様々なコミュニケーショ ンの健全な成長のために、行政の一歩踏み込んだ姿勢を 望む 【各班の発表】 3. 地域経済班 3.地域経済班 〈区 民〉 新井徹 ・海川浩司 ・岡田晃一 ・鈴木絢香 ・田頭脩宏 古山真実 ・山下千佳 〈職 員〉 相田治昭・新部明・篠田聡 〈事務局〉 岡田昭人 地域経済の活性化 商店街 インフラ整備 産業 観光資源 地域通貨 板橋区経済の課題 地域経済の現状 全体には衰退傾向にある <工 業> ●工場数の減少 3,349→2,952工場 ●製造品出荷額の減少 9,168→7,666億円 ●従業者数の減少 39,361→34,109人 平成10年と12年の工業統計比較 <商業(商店街)> ●商店数の減少 4,430→3,957店 ●販売額の減少 4,086→4,037億円 ●従業者数 24,935→24,772人 平成11年と14年の商業統計比較 卸売業はよこばい →雇用の低下、工場跡地問題 労働生産性の低下 →利益減少・経営悪化、技術ノウハウの低下 商店数の減少 →商店街空き店舗、消費者の生活が不便 開業率の低下 →地域活力の減退、ベンチャー企業 新しいインフラ整備 →生活が豊かになる新しい生活インフラ 新しい産業の創出 →産学公連携、サービス業(地域情 報、福 祉、観 光他) 新しい地域経済の創出 →地域通貨、コミュニティビジネス、市民生活事業 既存事業の改善 課題解決に向けての取り組み • • • • • • 工場数の減少 • 商店街振興事業 • にぎわいのあるまちづくり事業 • 工業振興事業 • いたばし産業見本市 • 情報交流事業 (企業情報交流会・受発注相談) • 創業支援事業 (融資、相談、支援オフィス・支援セミナー) • コミュニティビジネス事業 • 情報提供事業 (いきいきタウン、いたばし産業情報ネット) 産業融資 経営相談 経営支援 区民が選ぶ板橋のいっぴん事業 空き店舗ルネッサンス事業 板橋製品技術大賞 10 【各班の発表】 3. 地域経済班 新しい事業の取り組み ① 新しい事業の取り組み ② <知の創造力を高める製造業支援事業> <心が響き合い、暮らしが豊かになる コミュニティ事業> • 先端技術&知識集約工場支援事業 • 情報インフラ整備事業 • ナレッジ・マネージメントを推進する産学 公連携事業 困っている人に「やさしい・まち」 →新しい「価値」の創造 保育:子育てのお母さんが楽しく買い物ができる「まち」 福祉:障害者がより自由に活動できる「まち」 老人:いつまでも若々しく、地域に参加できる「まち」 • ふれあい提案商店街事業 (コミュニケーション&サービス付加) • 環境・福祉・生活向上インフラ整備事業 • テーマパークいたばし観光資源再開発事業 新しい事業の取り組み ③ <地域システムを再構築し、 新しい産業を興す地域再生事業> • 地域通貨事業 • 地域の課題を解決するコミュニティビジ ネス事業 • 健康・福祉などテーマごとに地域の資源 を結集するタスクフォース事業 板橋福祉のまちづくり整備指針の充実 <目的>障害者や高齢者等のために、既存の施設等を整備 改善する事業主に対し、区がその費用の一部を助成 することにより、施設等の改善を奨励し、もって障害者や高齢 者を含むすべての区民が同じように住みやすく、行動しやすい 「まちづくり」を積極的に促進する。 助成限度額の増額と交付対象の拡大 新しい事業の取り組み ④ <商店街・まちづくりのサポートを組織化> 「買いたくなるお店」づくり 「出かけたくなるまち」づくり 応援します商店街! 11 【各班の発表】 3. 地域経済班 ■具体的には ■まとめ 地域資源活用型産業活性化プロジェクト 行 政 (責任・支援) 市民(個人) 医療・福祉関係機関 福祉サービス事業者 商店街 ものづくり産業 暮らし・文化関連の 産業 暮らし支援型 暮らし支援型 安心・福祉 安心・福祉 ・文化のまち ・文化のまち 地域のコミュニティビジネス 暮らし支援サービスの提供 地域通貨・観光資源 ・ 老人保健施設・特別養護老人ホー ム ・ケアタウン・老人ホーム ・手すり設置・段差の解消・床や 扉の交換 ・高齢者・障害者向け住宅の改善 と建設 ・中層アパート用階段昇降機、段 差解消機の開発・改良 ・痴呆性高齢者のためのグループ ホーム建設 ・グループリビング、ケアハウス などの建設 ・区営住宅の整備・改修・建設 ・都営住宅などの改善や改良のた めの交渉 学 校 建築・建設業 ★施設の充実・建設 地域のコミュニティと福祉力の強 化 ★住まいの改善 多様な主体 (参画・自立) 多様な主体 (参画・自立) 市民団体・NPO法人 ・ボランティア団体 ★地域の拠点づくり 人材育成・就労機会 /地域の新しい価値 /コミュニティ ■具体的には ★共同試作工場の設置 ★移動手段の確保 企業が共同して、試作品製造に取 り組めるような場所や研究施設 ・ LRT(低床新型路面電車)の 運行 ・環境にやさしい交通機関の検討 ・ 三田線と東武東上線のアクセス の確保 ・コミュニティバスの運行 ★制度の改善・充実 ・板橋福祉のまちづくり整備指針 ・障害者・高齢者の住宅改造や日 常生活助成 ・商店街・工業振興事業 ・にぎわいのあるまちづくり事業 ・情報交流・情報提供事業 ・創業支援事業 ★健康維持増進サービス事業 ・高齢者が自立した生活ができるよ うに介護予防プログラムの実施。 ・中高年層に対する健康維持・増進 プログラムの提供 ★健康・医療・福祉のネット ワーク 地域内の企業や製品・サービス・ ニーズなどに関する情報のネットワ ーク化 ■具体的には ★交流の機会と場づくり ・学校と地域の連携 ・買い物、散歩などの付き添い ・話し相手 ★アイデア公募プロジェクト ・ 高齢者や障害者が使いやすい生活 用品・家電製品の開発・改良や、 介護・介助する側が楽になり、使 いやすい快適な医療・福祉機器の 開発・改良など。 ・商店街の活性化計画 12 ★「人と環境にやさしいもの」 づくり ネットワークを活用して、ユーザー ・消費者の欲求に即応したものづくり ★商店街の活性化 ★安全安心 外に出よう ・商店街のバリアフリー化 ・買いたくなる店づくり ・応援します!商店街作戦 ・新商品・新サービスの創出 ・宅配事業・ネットワーク化 ・空き店舗の活用 ・高齢者・障害者に使いやすく、 多機能で公共交通機関の利用にも 適 した電動車いすの開発 ・転がり性能や直進安定性など、基 本性能に優れた車いすの開発 ・滑りにくく安全で、疲れにくい杖 の開発・改良 ・視覚障害者等移動支援のためのし くみづくり 【各班の発表】 4. 教育と子育て班 4. 教育と子育て班 子ども達の環境・子育ちサポートのかたち 子育ちと教育 現在 ー次世代にむけた人間愛と地域愛をー 子どもの家庭との 関わり合いが、地域 や学校に比べて小 さいのでは? 家庭 子育て教育班 地域 学校 家庭、学校、地域の 接点が少ないので は? 区民:内田加津子、野島朱実、藤井浩、 宮島一子 区職員:中島実、山岸有子 事務局:三崎修 次世代につながる板橋の子ども像 子ども達の環境・子育ちサポートのかたち ・自主性 ・生命力 未来(20年後) 子どもとの関わり合い が家庭、学校、地域で バランスよく、大きくな る ・意欲 ・感動 ・感謝 ・忍耐力 家庭 地域 学校 ・行動力 ・判断力 互いに有機的に関係 している ・自信 見分ける力・聞き取る力・考える力 生きる力・学ぶ力・話す力 生活力 精神力 ・食生活 ・暮らしの基本 ・主体性 社会力 ・創造性 ・好奇心 相手を認める 自己の存在 子育ちに向けたアイディア 子育ちに向けたアイディア 自ら育つ子どもを認め、見つめ、話し相手になる 自ら育つ子どもを認め、見つめ、話し相手になる • 家庭の手伝いを通して生活の歯車を。 • 物事や困難に直面しながら、社会のしくみを。 • 地域の人と一緒に行動し、支えあいながら思 いやる気持ちを。 • 食生活について家庭、学校で考え、食育の知 識を。 • 異年齢や他地域との交流によって自己の育み を。 • 話し合いの場を設けて、保護者同士の交流を。 • さりげなく子どもに接し、地域を愛し、人を愛す 心を。 13 【各班の発表】 5. 障害者福祉班 5. 障害者福祉班 障害者福祉班 ●生まれてくる赤ちゃんの1 生まれてくる赤ちゃんの1..3%は障害を持っています。 将来像 ●板橋区には1万9000人の障害者がいます。 『豊かで安心できる自立生活』 メンバー 【区 民】:工藤拓也、鈴木健一、武石典子、永島弘子、 松本福一、山崎憲司、渡部勇 【区職員】:鈴木宏之、田村淳一、勝沼深 身体障害者の暮らし 知的障害者の暮らし ・ホームヘルパーの 手をかりて生活 ・24時間の活動も必要 ・障害が重かったり多様 ・実際に介助できる ヘルパーが少ない 【事務局】:飯島玲子 精神障害者の暮らし ・独りぼっち ・言うことを素直に聞いてもらえない ・働く場所がない ・障害年金がない ・病院に収容された状態 ●だれでもいつかは障害者になります ●医療・療育 医療・療育 安心して治療と入院を 「いのち」 「心」 「尊厳」 を守る 日常的に医療が 必要な人もいる 板橋区民だれもが 生きている価値のある構成員として 存在できる社会に!! ・区レベルでも医療の取り組みを ・医療的ケアを区内通所施設 (幼児∼成人)で安心して 受けられるように 連鎖の社会 ・介護する人、してもらう人 ・地域の人、専門家など ●基盤整備 基盤整備 ●日常生活支援 日常生活支援 土台から作ろう 『自立』には不可欠 20才を過ぎたら、本人の 意志決定による自立生活の実現 ・ 障害者に対する理解啓発 施設の整備と 地域の理解が広がれば 安心して暮らせる。 現状の問題点の多くが解決出来る 教 育 就 労 医 療 日常生活 ・ホームヘルプサービス、 有効活用(重度含め) デイサービスの充実 ・ショートステイ、生活寮、グループホーム、 ケアホーム、生活訓練の場、介護者支援の充実 ・移動手段の確保 余 暇 働きたい人、働かせてよ ・就労訓練、多様な就労支援の充実 14 法定雇用率の 達成を 【各班の発表】 6. 高齢者福祉班 6.高齢者福祉班 課題 心もからだも 元気な高齢者 高齢者福祉 介護や支援が 必要な高齢者 健康づくり 在宅 生涯を通じて区民の自主的 な健康づくり活動を支援す る体制が必要 生活像:心もからだも元気 生きがいづくり ・可能な限り在宅で暮らせる 環境が必要 ・地域の見守りが必要 バリアフリー いきいき生活するために生 涯学習・趣味や生きがいを 持って暮らせる環境づくりが 必要 メンバー: (区民)伊藤哲郎、内田和正、大谷正子 施設・心・情報のバリ アフリーが必要 社会参加・就労 大葉清隆、 酒田悦子 仕事や地域での活動につい て情報を得たり相談できる場 が必要 (職員・PT)小城誠、小倉浩和 (事務局)室井仁 健康づくり 施設 施設に入らない為の施設作り が必要 生きがいづくり いきいき生活するために生涯 学習・趣味や生きがいを持っ て暮らせる環境づくりが必要 生涯を通じて区 民の自主的な健 康づくり活動を 支援する体制が 必要 社会参加・就労 バリアフリー 仕事や地域での活動について情 報を得たり相談できる場が必要 施設・心・情報のバリアフリーが 必要 15 【各班の発表】 6. 高齢者福祉班 在宅 施設 ・可能な限り在宅 で暮らせる環境 が必要 施設に入らない為の施設作りが必要 ・地域の見守りが 必要 必要な取り組み 心もからだも 元気な高齢者 わく わくわく作戦 わく作戦 よ く動き よ く休む (栄養) (運動) ・高齢者料理教室 すいすい作戦 すいすい作戦 (休息) ・会食・配食サービス ・転倒予防 健康づくり ・買物途中の休 ハ ードの バリアフリ ー ・むかし遊び 憩スペース 心 のバリアフリ ー (学習) (交流) (交流) ・世代間の交流 ・みんなが先生 ・たまり場づくり ・出たがり老人に ・言葉遣い (おじいちゃん・おばあちゃ んと呼ばない) みんなが生徒 社 会参加・就 労 情 報のバリ アフリ ー よ く助け合い (社会参加) (就労) ・地域の見守り ・有償ボランティア よ く働く ・マナー指導 ・高齢者の居酒屋 ・すみずみまで情報 ・バリアフリー地図 を いきわたらせる 家族のささ え やすらぎ やすらぎ作戦 作戦 施設 よく助け合い (社会参加) ・みんなが先生 みんなが生徒 ・地域の見守り よく動き (運動) よく笑い (交流) よく働く (就労) ・ ショ ートステイ ・デイ サービ ス よく休む (休息) よく遊ぶ (交流) 入所施設 ・買物途中の休憩スペース 情報の バリアフリー ・好きな所にいつでも 行ける ・駅のエレベーター、 エスカレーターの設置 ・世代間の交流 ・すみずみまで情報を いきわたらせる ・バリアフリー地図 在宅福祉 地域のささえ 家族のささえ ・有償ボランティア ・高齢者の居酒屋 ・出たがり老人に みんながんばれ作戦 みんながんばれ作戦 心の バリアフリー ・マナー指導 ・たまり場づくり ・グループ ホーム ・多様 な選択を 持たせる ・転倒予防 ・むかし遊び 在宅応援施設 ハードの バリアフリー (おじいちゃん・おばあ ちゃんと呼ばない) よく学び (学習) すいすい作戦 すいすい作戦 ・言葉づかい 社会参加・就労 ・会食・配食サービス ・高齢者 ・料理教室 在 宅福祉 地域のささ え ・好きな所にい ・駅のエレベーター、 つでも行ける エスカ レーターの設置 生き がいづくり よ く学び よ く笑い よ く遊ぶ 生きがいづくり よく食べ (栄養) みんながんばれ作戦 みんな がんばれ作戦 健 康 づくり よ く食べ わくわく作戦 わくわく作戦 介護や支援が 必要な高齢者 やすらぎ作戦 やすらぎ作戦 施設 在宅応援施設 ・ショートステイ ・デイサービス 入所施設 ・グループホーム ・多様な選択を持たせる 16 【各班の発表】 7. 健康な街づくり 7. 健康な街づくり班 生活像 健康な街づくり いつでも、どこでも、 だれでも、 健康でいきいき ∼区民の健康づくり∼ ◆メンバー 区 民 :向山厳 区 民 :向山厳 ・中村孝子 ・林則子 ・中村孝子 ・林則子 職 員 :今野一江 職 員 :今野一江 ・伊藤久雄 ・伊藤久雄 事務局 :小野崎研朗 ・藤崎理恵 事務局 :小野崎研朗 ・藤崎理恵 板橋区健康づくり21計画 『板橋区健康づくり21計画 ■計画実施期間 ∼健康でいきいきとした暮らしを目指して』の実現 平 成14 年度か ら22 年度ま での計 画とし て実施 します 。 『板橋区健康づくり21計画』で不足していると思われる要素 ■計画推進体制の整備 ・障害者、障害児の健康づくりについて ・難病への対策 ・病弱児への対応 ・受動喫煙、禁煙への対応強化 こ の計画 を推進 し、区 民の「 健康で いきい きとし た暮ら し」 を 実現す るため に、板 橋区内 の関係 機関で ネット ワーク をつ く ります 。 ◆Topic◆ ◆取り組みの方向性についての提案◆ ■世界のたばこ自販機規制(2000年現在)■ 禁 煙教育 をすす める会 代表 仲野暢 子 街 角にタ バコ自 販機の 設置が 許され ている 国は、 日本と ドイツ しかあ りませ ん。 行政の体制づくり 行政の体制づくり た ばこ自 動販売 機は法 律で禁 止また は、厳 しく規 制され ている ・ ( B:全 面禁止 、 R :未成 年が出 入りで きない 場所に 限る) ア ジア・ 太平洋 B : マレ ーシ ア、 タイ 、香 港、台 湾、 パラ オ、シ ンガ ポール 、ベ トナ ム、パ ラオ 、パプ ア ニュー ギニア R :韓国 、オー ストラ リア、 ニュー ジーラ ンド、 インド ネシア 、フィ リピン 、フィ ジー ア フリカ ・具体策の推進 ・中間評価(H18)には実際の成果をもって評価 R :チュ ニジア 、南ア フリカ 南 北アメ リカ B :ブラ ジル R :メキ シコ、 チリ、 カナダ 、US A 中 近東 B :バー レイン 、キブ ロス、 チュニ ジア R :ラト ビア、 リトア ニア、 レバノ ン ヨ ーロッ パ ・区民を交えた検討グループ で施策の具体化を図る B : ギリ シア 、ア イス ラン ド、リ トア ニア 、ノル ウエ イ、ポ ーラ ンド 、ポル トガ ル、ス ロ バキア 、スロ ベニア R : マル タ、 スペ イン 、ル クセン ブル グ、 イギリ ス、 ベルギ ー、 フィ ンラン ド、 アイル ラ ンド、 イタリ ア (以上 、アメ リカが ん協会 「 tobacco contro l co unt ry pro file s」 より 作成) ・保健サービス課以外との連携 をもっと進められるように ・区立体育館と健康福祉センタ ーとの連携 ド イ ツの 街頭 にあ った 自販 機も、 ほか の国 の規制 され た自販 機も 、全 部地味 で広 告など つ いてい ません でした 。(仲 野) 日系新聞 より ・区の支援体制 ・担当部署の早期決定 17 ・健康福祉センターが地域の拠 点でいいか? 【各班の発表】 7. 健康な街づくり ◆取り組みの方向性についての提案◆ 医療ネットワークの必要性 医療ネットワークの必要性 板橋健康ネットワーク ・患者同士の情報交換の場 ・情報提供、健康相談室の 活用・活性化 ・人材育成 ・地域グループの活 性化 ・ネットワーク参加 団体を増やす ・運動指導員の派遣 ◆取り組みの方向性 についての提案◆ 行 行政の体 政の体制づく 制づくり り ・具体策の推進 ・中間評価(H18)には実際の成果をもって評価 ・集いの場、お茶が飲める 場所 ・運動、健康づくりに興味 がない人に参加させる動 機づけ ・とじこもりをなくす ・区民を交 えた検 討グルー プで施 策の具体化を図る ・区の支援体制 ・担当部署の早期 決定 地域の拠点づくり ・実際に運動できる場所の 運営、開設 ・学校等の施設の活用 施設:行政 運営:市民・NPO ・計画を伝えるPR、 啓発 医療ネットワークの必要性 医療ネットワークの必要性 板橋健康ネットワーク 板橋健康ネットワーク ・患者 同士 の情報 交換 の場 ・情報 提供 、健康 相談 室の活用・活性化 ・人材育成 ・地域グループの活性化 ・ネッ トワ ーク参 加団体 を増やす ・運動指導員の派遣 ネットワークづくり ネットワークづくり 地域の体制づくり 地域の体制づくり 子供へのケア ・かかりつけ医の一次予防への積極的関与 ・定期健診の実施期間の延長 ・内臓脂肪のCT実測の推奨 ・乳がん検診におけるマンモグラフィーの導入 ・壮年期・中年期からの予防・取り組みを強調 ◆具体的な取り組みの提案◆ ・行政からの積極的な働きかけ(児童へのケア) ・スクールヘルパーの増加 ・学校敷地内禁煙 ・中高年向けプログラム(ストレッチ、リズム体 操、筋力トレーニング他)の充実 ・安全に水中ウォーキングができる施設の拡充 ・仲間・目的・興味をもって続けられる歩け歩け の奨励 ・道路、交通網のユニバーサルデザイン整備 ・障害者が施設を使いやすいように ・自転車道の拡大 運 動 子 どもに 無煙環 境を 人材育成・ 参加機会の拡大 地 地域の体 域の体制づく 制づくり り ・難病への理解を広める取り組み ・難病相談、ネットワーク拡大 難病対策 ・タバコ(お酒)自販機の撤去 ・コンビニでの販売ルールの徹底 ・社会的な監視を高める ・苦情窓口の設置 ・禁煙外来、医師との連携の仕組み ・自販機屋外設置自粛条例 ・受動喫煙防止(禁煙・完全分煙) ・歩きたばこの禁止(全区) 食品等の安全性 栄養食生活 ・実際に運 動でき る場所の 運営、 開設 ・学校等の施設の活用 ◆具体的な取り組みの提案◆ ◆具体的な取り組みの提案◆ 予防医療 ・運動、 健康づく りに興味 がな い人に参加させる動機づけ ・とじこもりをなくす ・集いの場、お茶が飲める場所 ・ 計 画 を伝 え るP R 、 啓発 ネ ネットワ ットワークづ ークづくり くり タバコ、お酒 ・保健サ ービ ス課以 外と の連携 をも っと進められるように ・区立体育館と健康福祉センターと の連携 ・健康福祉センターが地域の拠点で いいか? ◆ まとめ ◆ ・洗剤等の安全性への配慮(学校で使うもの等) ・食品の安全性への配慮 ・ファミリーレストランなども協力店に ・飲食店の禁煙、完全分煙化 ネットワーク拡大 ・若手のリーダー発掘 ・他の行事、施策、活動との連携 ・発表の場づくり ・普段から付き合いのできるネットワークに 例)おやじの会との連携 ・集会等の休日の開催 参加の拡大 公共施設等(学校)の開放 拠点づくり 運営は地域の人材活用 施策の具体化・推進 18 【各班の発表】 8. 自然環境班 8. 自然環境班 ● はじめに(その1) 自然環境班 昔あった豊かな生活 板橋の呼称 将来像 板橋は豊富な水の流れがあり、 暮らしの行き来に『板の橋』をつくり、 その多さに誰が言うともなく 『板橋』の呼称がついた。 『おいしい空気・美しい水辺・元気なみどり』 メンバー 昔の道と生活 【区 民】:矢田茂、斉藤ツヤ子、幸絢子、小林次男 【区職員】:吉平憲一、河西敏、大庭方起 ・道のそばに水の流れる溝 ・みんなで道の『手入れ』をしていた。 『地域の連帯感・強い絆』 【事務局】:森 良 ● 課題 ● はじめに(その2) 石神井川 ● 昭和27年頃の下頭橋下流の景色 豊かな自然環境のある生活 空気 をきれいにする 水辺 の再生 ● 昭和32年頃の栗原堰付近 みどり を守りふやす 今の石神井川 19 【各班の発表】 8. 自然環境班 空気 水 ● 現在の取り組み ● 現在の取り組み 大和町交差点局地汚染対策 低公害車の普及 池の浄化 ● これからの取り組み ● これからの取り組み 幹線道路と鉄道の地下化 自家用車に乗らない、持たない 交通量を減らす 雨水浸透ますの設置 水とみどりの回廊をつくる 板橋発『水の日』を決めよう! サイクルステーションをつくる(乗り捨て方式) 30分ルール(自転車)・ 30 分ルール(自転車)・15 15分ルール(歩く 分ルール(歩く) ) 暗きょを開きょにする 湧水の復活 道路に降る雨を地下浸透させる みどり ● これからの取り組み ● 現在の取り組み 生垣助成 保存樹木制度 環境管理のしくみづくり ① 自然ボランティア養成講座 自然ボランティア養成講座 ● これからの取り組み 幹線道路の緑化 ② 公園里親制度の活用 公園里親制度の活用 中央分離帯をグリーンベルトへ 両側の街路樹の増加 ③ 自然を残す開発のしくみづくり 自然を残す開発のしくみづくり 緑道をのばす⇒小さな緑地をつくりつなげる 20 【各班の発表】 9. 住環境・景観班 9. 住環境・景観 ■板橋の現状 現状(特色ある地域性) 住環境・景観まちづくり班 将来像 工場の多い高島平 ・志村地域 高層団地群の高島平 『住んでいてみんなが誇りに思うまちをつくる』 そのための板橋独自の仕組みづくり メンバー 緑豊かな赤塚地域 【区民】:飯島 廣夫、井ノ口 信行、金澤輝秋、久世 洋一、 倉持 陽子、島田 晴子、林 義貴、本多 大佑、 真船 智美、宗像 由梨、薬師寺 典子、 山本 仁二、 徳升 寛子 【区職員】:岩田雅彦、高岡俊一、松澤紀一 街並みの整備された 常盤台地域 【事務局】:小島康太朗 ■課題 課題(何が起きているか) 住環境が、 変わってきた! ■現在の板橋区(行政)の 取り組み 背景。。。 ・用途地域の多様性 (■工業専用地域 から■商業地域、 ■住宅専用地域 まで) ・用途地域の混在 (■住宅地域と■商 業地域、 ■工業 地域が隣接) ◆工場跡地が高層マンションに変わる ◆農地がマンション、戸建て住宅に ◆古い団地の 急激な少子・ 高齢化 「板橋」は、 1つの イメージ では 語れません! 密集住宅地の多い 板橋 地域、大谷口地域 「良いまち」を創ろう という意識は 行政も同じだが。。。 ◆マンション紛争予防条例を強化しているが。。。 ◆住民参加の拡大 ●各種委員会・ワークショップの実施 ◆幹線道路の 整備による 交通量増大・ 環境変化 ◆NPO活動への協働参画支援 (住民活動と協調よる 可能性の拡大) ●NPOトライアルの 自転車道整備 ・社会実験 ◆行政と住民が協調した、それぞれの取り組みが必要! ■課題(区の対応の限界) ■課題を解決するための 「住民側」の現在の取り組み ◆先取りした対応が難しい (例)建築お知らせの看板が立ってからでは遅い ◆もっと規制が必要!(住民の声) ◆法的規制の限界 (区でできることは限られる) ◆「行政主導による対応にも限界 ◆縦割り行政の限界 ◆区が住民と協調して問題解決をしようとする「姿勢」に欠ける ●公園里親制度 の導入 まちづくりを 住民主体で考える 動きがでてきた! ◆既存の住環境を守るための住民運動 (常盤台の事例) ・高層マンション建設反対運動 ・区全体景観条例制定への提案 ◆これからの住環境をより良くするための住民活動 (加賀まちづくり協議会等) ◆住民参加による公園管理 ・参加意識の高揚(けやきの 公園里親等) ◆NPOと行政の協働によるまちづくり活動 (自転車の走るまちづくり活動等) ◆住民の意識の高まりと区のサポートが必要 21 【各班の発表】 9. 住環境・景観班 ■提言・まとめ(新しい取り組み) ◆住民と区(行政)が協調するまちづくりのための 新しい仕組みが必要 ●地域 志村 公的な地区 の計画・取り 組みとして 認定されるし くみづくり 板橋 赤塚 連携・連動 大谷口・小竹 常盤台 ●地区 ●住民主体で、地区の計画・取り組みをつくる →地区ごとの統一ある独自のルール →地区らしい景観づくりのための取り決め (私的権利の制限) 高さ・デザイン・カラー を地域で統一する など 場所とし て出張所 を活用 地区とは。 住民が住環 境の価値観 を共有でき る単位 −住んでいて誇りに思うまちづくり− ●地域 公的な地域 計画として 認定されるし くみづくり 住民の主体的な参画 ●区役所のサポート (まちづくり担当部署) ●まちづくり活 動に参加して いる住民 住民ニーズを反映する 議論の調整・まとめ ●専門家・NPOなど ●専門知識をもつ 地域住民 ■実現のためには ●住民参加を高めるための新しい仕組みをつくろう! 誰が、 どう変わる のか? 【地域単位での取り組み】 例 地区の思い を反映 ●町会・地縁団体 ●新住民(マンション等) 情報提供・他 の行政機関 (都・国など) との調整 ●地区の計画・取り組み→ (連携)→ ●地域の計画へ ●地域ごとの独自性 → 板橋区らしい取り組み 6つの地域 協議の場 場の設定・呼びかけ ◆具体的にはどう取り組むか? ●地域 ◆板橋区らしい地域 計画を創る 問題が発生してから では遅い ●自分たちの地区のルールを自らの手で創る (地区:住民が住環境の価値観を共有できる単位) 6地域 高島平 ●地域単位の具体的な まちづくり方針を創る ◆ 単位の協議の場をつくる ●地区 公的な地域 計画として 認定されるし くみづくり ● 地 域 ● 地 区 公的な地区 の計画・取り 組みとして 認定されるし くみづくり (高島平・志村)・工場の周辺住宅へのエネルギー利用 ●住民側の意識改革 (赤塚)・生産緑地によ る緑地保全と街路樹の苗木供給 ●行政改革 ●地区 空 間 的 広 が り A出張所 B出張所 A町会 B−1町会 A地区 新住民 B−2商店街 仕組みが実 現する条例 づくり 継続的な住 民参加の 協議体制の 確立 C出張所 C通り沿道地区 ●住んでいてみんなが誇りに思うまちづくり ●地区:住民が住環境の価値観を共有できる) 22 【各班の発表】 10. 道路交通班 10. 道路交通班 【将来像】快適で安全な道路・交通 道路・交通体系の現状 道路・交通班メンバー 成増2丁目 区民 : 小川欽司、小川宏、西尾友里、鈴木一郎 ◆人口 宮本町、大原町、 前野町、中台、 若木、西台 職員PT : 松原英昭、内田洋二 事務局 : 清水雄二、藤崎理恵 524,034人(平成16年5月1日) (65才以上8,911人-17.1%) ◆面積 板橋3∼4丁目、 32.17k㎡ (約4km×8km) 仲宿、本町、 ◆人口密度 稲荷台 半径500m→約12,800人 赤塚4∼5丁目 ◆幹線道路 首都高速5号線、中山道、 大谷口、向原、 小茂根 川越街道、環状(6,7,8号線) ◆鉄道 生活道路・地先道路整備地区 課題と取り組み 課題と取り組み 1. 地下鉄(三田線、有楽町線) JR埼京線、東武東上線 自転車交通マナー ∼放置自転車追放しよう∼ 1 自転車交通マナー • ・・・・放置自転車を追放しよう! 2 道路環境 ・・・・澄んだ空気を我々のまちに! • 3 区道整備 ・・・・もっと便利で安心して歩きたい 放置自転車 – 駐輪場の整備 – 監視員の増員強化 – もっと歩こう 乗り方マナー – 自転車条例 – 交通マナー教育 4 公共交通 ・・・・地域に密着した移動手段を! 親子で学ぼう! まずは親から! 《東上線・成増駅北口》 23 駅から1km未満の乗り入れが50% ( 土木部 資料) 成増駅 1,575台放置 平成15年 10月現在 東京都内ワースト10位 区営駐輪場 有料駐輪場 47箇所 17,000台 無料駐輪場 9箇所 2,094台 合計 19,094台 区民の64%が自転車のマナーが 悪いと自覚 (区民アンケートより) 【各班の発表】 課題と取り組み • 10. 道路交通班 2. 道 路 環 境 ∼澄んだ空気を我々のまちに∼ 渋滞の緩和 −道路交通網の明確化 −幹線道路の整備促進 • 大気汚染 −大和町交差点におけ る大気汚染調査 −排気ガスを 吸着する塗料の使用 −環境にやさ しい乗り方の促進 (アイドリングストップ) • 通過交通としての利用 −全道路の交通量把握 −ノーカーデ ー等交通量の規制 −国・都へも働きかける。 区内幹線道路渋滞不満の区民 38.4% (区民 アンケートより) 大和町交差点ワースト1 二酸化窒素濃度 環境基準の1.5倍 土壌による浄化実験中 都ディーゼル車規制効果 1年前と比較して58.6%の人 が改善したと回答 ( 6/4 都生 活文化 局調査 ) 《大和町交差点》 課題と取り組み 3. 区 道 の 整 備 ∼もっと安心して歩きたい∼ • 狭い道路の拡幅 −地先道路(幅員3∼4m)の 拡幅整備 −国や都への働きかけ(都補助 26号線整備等と踏切の解消) • 区道整備の促進 −計画的な道路整備 −快適な道路整備のための舗装 材料等の改良 −生活に密着した道路整備 《大和町交差点:土壌による浄化実験中》 道路不備を感じている区民 33% (区民 アンケートより) • 道路の整備について −電柱の地中化 −道路の拡幅 −歩道上の障害物の取締り • バリアフリ-総合計画の促進 −視覚障害者誘導用ブロックの 整備 −歩道の段差解消と傾斜の改善 −駅・公共施設でのバリアフリー化 (エレベーター、エスカ レーター等) − 区内バリアフリーマップの作成 移動手段の支援を要望する区民 障害者70%、高齢者62% (区民 アンケートより) 《都道 26号線》 《板橋区役所玄関入口のバリアフリー》 24 【各班の発表】 課題と取り組み 10. 道路交通班 4. 公 共 交 通 ∼地域に密着した移動手段を∼ ・コミュニティバスの導入 (福祉小型バス・ ¥100) −都心への便は良いが区内の移動手段の悪い地域があ る −交通不便地域の解消(道路拡幅3∼4mの地域) 大谷口、向原、小茂根地区 仲宿、板橋3∼4丁目、本町、稲荷台地区 西台、若木町、中台、前野町、宮本町、大原町地区 −高齢者、障害のある方、子連れの方々の外出手段 ・踏み切りゼロ運動 −東上線(37ヶ所)、埼京線(1ヶ所) (三田線、有楽町線はゼロ) −立体交差化の早期実現→近隣自治体(練馬区、和光市等) との連 携推進運動 −生活道路の確保と小学生(低学年)の安全な通学道路の確保 《東上線・東武練馬駅踏切》 ま と め 1. 地域ニーズに応えた事業の展開 1. 地域ニーズに応えた事業の展開 2. 広域事業(道路、都道、踏切)は近隣自治体と連携推進 2. 広域事業(道路、都道、踏切)は近隣自治体と連携推進 3. 「ユニバーサルデザイン」による、〝快適で安全なまちづく り バリアフリー 推進 道路 ・ 道路環境 ・ 区道整備 ・ 生活道路 《千代田区・福祉小型バス「風ぐるま」 》 交通 ・ 駐車場 ・ 踏切 ゼロ ・ コミュニティーバス 波及効果 目的地 ・ 公共施設 ・ 通勤、通学 ・ 買い物 他 区内の移動が便利 ・ 自由な時間が増える ・ 高齢者の外出促進 ・ 介護保険、医療費の削減 ◆ この提案に対して、皆様のご意見を是非お聞かせください! 25 【各班の発表】 11. 危機管理の優れた街班 11. 危機管理の優れた街班 ■ 危機管理の優れた安全なまち班 メンバー ■区民メンバー 危機管理の優れた安全なまち 板橋基本構想ワークシ ョップ 中間成果発表会 平成16年 6月19日 茂木正光(発言者) 浅利 眞 大河内 淑子 小栗 健城 小栗 知美 ■職員プロジェクトチーム 浅賀俊之、 峯崎芳一 ■事務局 樋野公宏 ■ 生活像 ■ 課題 平成15年度区民意識調査より P.42 「施策改善の方向性」にて。 「安全に安心して暮らせるまち」 防犯対策、震災に強いまち、防災意識は、「住みやすさと の関連性が高く、満足度が低い」に位置付けられている。 4割以上の住民が「満足をしていない」。 また「犯罪から守られている」が、将来の望ましい「まちの 姿」として、第6位(8.8%)となっている。 → 区民の関心は高い。 しかし・・・。 「子どもたちを被害者にも加害者にもさせない まち」 「住民の身体・生命のために住民がともに 助け合えるまち」 ■ 課題 「いたばし2005」計画について 「安全なまちの実現」の対象は防災が中心で、防犯に関 する具体的施策はほとんど盛込まれていない。その後の 治安状況の悪化から「計画」が対応できなくなっている! また、 「防災計画」は、阪神淡路大震災以前の理念による施策 であり、 板橋区における危機管理全般に関する一本化された窓 口がない 26 【各班の発表】 11. 危機管理の優れた街班 ■ 板橋区の安全の取組み ■ 板橋区の安全の取組み 防犯に関して • • • • • 板橋区生活安全条例の制定 板橋区生活安全協議会の活動 板橋区生活安全の日の制定 板橋セーフティー・ネットワークによる防犯活動 板橋安全・安心パトロール 防災に関して 耐震診断費の助成 耐震の簡易な自己診断パンフの配布 建物の防火性の向上 安全な避難路整備の推進 災害時の連絡体制の整備 防災訓練・避難訓練の実施 • • • • • • ■ そして・・・。新たな危機管理の取組み ■ 防犯や防災の取り組みに対する意見 平成15年度区民意識調査より (防犯に関し) 区民が協力し合って、防犯パトロールやボランティア活動に参加する。その ための企画の情報発信や、拠点となる場所をつくる。 子供たちを犯罪から守るため、地域での防犯対策に力を入れる。 区と区民で協力し、子どもやお年寄り、様々な人々が気軽に参加できるイベ ントを増やしてもらえると良い勉強になるし、近所にどんな人が住んでいるの か、知り合えると思う。街の防犯、近所の人々との連携、子どもの育成につ ながっていくと思う。 (防災に関し) 避難路を使って、災害時に避難場所にたどり着けるか心配。防災訓練を充 実して行い、日頃から防災意識を高め、まちの状況を知っておくことが重要。 地域のコミュニケーションを活かした新たな犯罪や災害 に対する危機管理の取組みが始まっている ¾ 2004/3/28 読売新聞東京朝刊 都民版 町を守るのは私たち 75町会パトロール隊を結成 ¾ 2003/9/6 読売新聞東京朝刊 都民版 防犯、まず清掃から 住民の外出機会増やし監視の目 東京・板橋区 大山の商店街。NPO連携、新組織 →さらに、住民の意識は、地域のコミュ ニケーシ ョンによる犯罪や災害 への危機管理を望む方向に! その他、多数! ■ まとめ ■ まとめ わたしたち危機管理班の思うこと • • • • • 住民の危機管理の取組みへの支援の仕組みや、この取組み間 の連携を行うべき(茂木) 都市計画決定手続の中で、 広報いたばしによる縦覧のお知らせ 後の区民の声を反映して いるか?(小栗) 区と区民との間で情報を整理し、意見を調整する所が必要な の では?(浅利) 犯罪の多い町「板橋」というイメージの払拭(茂木) 防災ボランティア 等せっかく良い制度があるのに、区民が知らな いのは残念だし、活動内容も明確ではな い?(小栗) わたしたち危機管理班が、今後、区民提案をまとめていく上での方 針 ●「住民主体の安全の取組みの促進」 「そのための、住民意識の向上」 ●「防犯・防災、そして将来の生活像にマッチした、 トータル的な危機管理体制を構築」 ●「防犯・防災などの取組みをの効果を評価し、 これに基づく改善を行う」 →『 人口分布の変動や、区内事業者の活性化も視野に 入れての分野別具体的な “危機管理の優れた安全なま ち行動計画”を策定 』 → そこで・・・。 27 【各班の発表】 12. 防災班 12. 防 災 班 • 阪神・淡路大震災では、自分の住んでいた家が倒壊し 下敷きになって亡くなった方が9割でした。 • 私たちは、支え合い、自律し、地域とともに暮らすこ とがどれほど大切であるかを学びました。 • まず、亡くなる方を出さないことを目指す施策を重視 します。 • 災害時要援護者にとっては、助け合いシステムの確立 がとても大切です。 • 避難する人が少ないほど、避難所は楽です。だから、 避難住民を少なくする施策が大切です。 • 私たちが目指すのは、区民の力で地域に区民の暮らし を築くこと、そして行政が責任を持ってそれを支える ことです。 • 私たちは、自立した区民が連帯し、自らの社会を、自 らが担うことが重要だと考えます。 防災チーム 逃げ出さなくてもよい住まいとまちづくり メンバー 【区民】:内田三和、千代崎一夫、 廣瀬カズ子、矢倉重子 【職員PT】:雨谷周治 【事務局】:秋山健司、鈴木信行 課 題 板橋区での取り組み状況 1.地震による建物倒壊 2.火災による延焼 3.台風や大雨による浸水被害 4.爆発性物質や毒物・劇薬による被害 5.災害時要援護者の安否確認 6.安全な避難場所の確保 1.耐震診断費助成 2.建物の防火性の向上や安全な 避難路整備の推進 3.災害援助協定 社会の防災力を向上させるには? 板橋区の評価 『板橋区基本計画「いたばし2005計画」の到達点』より 基本目標Ⅰ 安全で快適なまちづくり 安全なまちの実現 都市防災不燃化の促進、公共建築物の補強、防災 センターの充実など、区が主体となって都市防災不燃 化の促進、公共建築物の耐震実施できる事業について は、目標量が達成されつつあるが、密集市街地の整備、 歩道の整備など、土地所有者との合意形成を要する事 業については、目標量に達しない状況にあり、震災に 強いまちについては満足度も低くなっている。 28 1.被害抑止力の向上(災害への抵抗力の向上) =被害を出さないための備え 〇被害を抑止する力を高める。すなわち、被害を出 さないようにする。 2.被害軽減力の向上(災害からの回復力の向上) =被害を最小限に止めるための備え 〇防ぎきれずに出てしまった被害を可能な限り小さ くし、できるだけ早く回復できるようにする。 3.情報の共有=被害抑止力と被害軽減力を組み合 わせた力を、できるだけ大きくする。 〇発生してしまった被害をそれ以上大きくしないた めに、状況をきちんと認識して必要な対応をする。 〇そして、対応したことを皆に知らせる。 【各班の発表】 12. 防災班 2.災害対応のリーダーの養成 ・ 「防災は行政がやってくれる」という 意識を改め、「自分達で何とかしてい こう」と気付いてもらうために、防災 に関しての不安や解決策などを地域住 民に教え、災害時に地域で活躍できる リーダーを育てる。 考えられる対応 1.災害に強いコミュニティづくり ・ 災害に対する被害を少なくするためには、災 害があってから駆けつけるよりも、地域防災 を充実させ、防災意識の喚起による「災害に 強いまちづくり」が重要である。 ・ 地域住民の自発性を引き出すことにより、緊 急時だけでなく、平常時から人々が助け合う ことができ、安心して暮らせる「災害に強い コミュニティづくり」を目指す。 3.防災意識を高める啓発活動 ・ 学校や町会・自治会での防災教育、企 業の防火管理責任者の会合や経営者協 会などでの講演など、防災準備の重要 性などについて啓発活動を行う。 4.災害時の助け合いシステムの具体化 ・ 災害は何度も来るものではない。いざ という時は、隣近所で助け合う。日常 の生活の中で、地域との関わりを多く 持ち、地域における個人と団体(会社・ 病院・学校など)との連携を強化する。 ・ 避難困難者の所在を正確に把握すると ともに、災害時の避難情報取得システ ムを構築する。また、災害発生時の避 難経路を確認する。 • 区役所の中で立ち上げた災害時要援護 者対策プロジェクト(防災課と福祉事 務所との協働)に区民を巻き込む。 • 「すぐ出来ること」、「少しの変更で 出来ること」、「予算等の措置が必要 なこと」を分け、出来ることから始め る。 政策化への提言 5.ハードとソフトの組み合わせによる対策 • 対策は、「ハード」と「ソフト」の両 方、「テクノエイド」と「ヒューマン エイド」の両方で考えることが必要で ある。 1.耐震診断・耐震補強を公の手で 2.自動消火装置設置の条件の緩和 3.バリアフリー助成制度の充実・拡大 4.ヘルパー等の訪問援助者・教育関係者への 防災教育を公の手で 5.災害時の助け合いシステムの具体化 6.広域避難場所の確認 7.避難経路の整備 8.災害対応の組織の明確化 29 「基本構想ワークショップ」では、本日の中間成果発表に対するご意 見をお待ちしております。いただいたご意見は、次回以降のワークショ ップで参考にさせていただきたいと考えていますので、下記事務局宛に、 6月28日(月)までに、お送りくださるようお願いします。 【事務局】板橋区 政策経営部政策企画課 計画担当 〒173-8501 板橋区板橋 2-66-1 電話:3579−2013 ファックス:3579−4211 Eメール:[email protected]
© Copyright 2025 ExpyDoc