2012年 11月号 - 名古屋YMCA

昭和 27 年 5 月 13 日 第三種郵便物認可
毎月 1 日 (月刊 定価 1 部 60 円)
(購読料はYMCA会費に含まれています)
NAGOYA YMCA NEWS
マ(=心の 傷 ) 反 応 、 ② 大 切 な 人 と の 死 別
危険にさら さ れ る よ う な 体 験 に よ る ト ラ ウ
の反応が生 じ る と 述 べ て い ま す 。 ① 生 命 が
ラウマ体験 が あ っ た 時 、 人 間 の 心 に は 3 つ
しむ人を 目にすることは辛 いことですが、
十分に泣くことは癒しにつながります。悲
の感情を十分に表すことや、泣きたい時に
す。これもとても自然な反応です。悲しみ
災害によって大切な人やものを失った方
は、しばらくすると深い悲しみに襲われま
名古屋東海
11 月 2 日(金)
「社会保険労務士が考えていること」
ラ・スース ANN 卓話 石原社会保険労務士事務所 所長 石原 宮昭 氏
18:45 〜 20:45
〔継続〕 近藤 豊 水谷 公亮
名古屋南山 11 月 8 日(木)
19:00 〜 21:00 南山 YMCA
と い う 意 味 で す が、 英 語 の 共 感 に あ た る
は「共に苦しむ」という意味
compassion
をもちます。悲しみの深さ、苦しみの強さ
を想像してください。
こころのケアを考えるということは、ま
ずは被災者のこころの状態を理解すること
から始まります。それは目の前にいる被災
者の支援に役立つだけでなく、偏見のない
態度で遠くから被災者を見守り、応援する
ことにも繋がります。また、いつか自分自
身が被災者になったときにも役立つはずで
す。さらに、この学びをとおして若い方た
ちの中から被災者支援の専門家が誕生する
ことも期待しています。今回の震災による
甚大な苦しみから、私たち一人ひとりが大
きな何かを学び取り、成長し、社会のため
に還元することができたとすれば、そこか
らより良い未来が拓かれるのではないかと
確信します。
11 月は変則になります。第 1 例会として故坂倉洋氏追悼例会(11 月 17 日)
、
名古屋グランパス 第 2 例会として仙台被災地支援ツアー(11 月 3-4 日)を行ないます。
そっと人に寄り添う
「こころのケアを考える」
方 比佐子
つけてしまうという事態が、残念ながらよ
ことや言ったことが、被災者をかえって傷
ります。ただし、支援者が善意から行った
ランティアが支援できることもたくさんあ
被災によるこころのダメージが大きい場
合には専門家による治療が必要ですが、ボ
ります。
ど心身の症状や問題行動が現れることもあ
(外傷後スト
処できない場合には、 PTSD
レ ス 障 害 )、 う つ 病、 ア ル コ ー ル 依 存 症 な
す。しかし、こうした心の反応にうまく対
ていく自然な力が人間にはあるといわれま
金城学院大学多元心理学科教授 宗
「 心 の ケ ア 」 と い う 言 葉 は、 阪 神 淡 路 大
震災以降、よく使われるようになりました。
く起きてしまいます。被災者が経験してい
被災者に新たな心の傷を与えることのない
「心を痛 めた人たちに親身 に接する」、「心
人たちへの 、 さ ま ざ ま な 精 神 的 支 援 」 と 説
よ う に、 慎 重 に 行 動 す る 必 要 が あ り ま す。
る過酷な状況は、一般の人の想像をはるか
明されてい ま す 。 精 神 科 医 の 安 克 昌 氏 に よ
絶望的な悲しみもいつか薄らいでいくもの
のこもった 配 慮 を す る 」 と い う よ う な 意 味
れば、心の ケ ア と は 、 言 い か え れ ば 「 心 の
ではありますが、場合によっては長い年月
に超えた ものであることが 多いからです。
傷を癒すと い う こ と 」 と さ れ ま す 。
が か か り ま す。「 時 間 が 経 て ば 忘 れ る 」 と
で理解されています。より専門的には、「災
それでは、 今 回 の 東 日 本 大 震 災 に よ っ て 被
か「早く元気になって」というような励ま
支援者は そのことをしっか り肝に銘じて、
災者が経験 し た 心 の 傷 と は ど の よ う な も の
し は、 か え っ て 傷 つ け る こ と が あ り ま す。
害や大事故 、 犯 罪 な ど で ト ラ ウ マ を 受 け た
でしょうか 。
などによる 悲 嘆 反 応 、 ③ 生 活 の 変 化 に よ る
周 囲 の 人 が で き る こ と は、 基 本 的 に は 傍
卓田 講師未定
11 月 13 日(火)
18:30 〜 20:30
ボランティア会員
兵庫県こ こ ろ の ケ ア セ ン タ ー ・ セ ン タ ー
長で精神科 医 の 加 藤 寛 氏 は 、 災 害 な ど の ト
ストレス反応です。このような心の反応は、
ら に い て あ げ る こ と だ け で す。 共 感 と い
う こ と ば は「 一 緒 に 同 じ 気 持 ち を 味 わ う 」
被 災 者 の 多 く に 起 き る 自 然 な 反 応 で あ り、
時の経過や 適 切 な 対 処 行 動 に よ っ て 回 復 し
「タイココミュニケーション」
名古屋 YMCA 卓話 本多 正典 氏(パーカッショニスト)
名古屋
代官町
11 月 8 日(木)
名古屋プラザ 18:45 〜 20:45 名古屋 YMCA 卓話「ワイズについて」島崎正剛氏(プラザワイズ)
〔新入〕清水 仁花 長崎 圭祐 富尾 迅 伊藤 智香
安藤 千晶 岩橋 佳子 河合 宏美 青木 愛乃
栗本 愛子 大谷 梨歌 田中 大雄 嵯峨 良典
若林 将太 (敬称略)
ワイズコーナー 11 月例会の予定
〔継続〕小尾 雅彦 小尾 昌代 加藤 満 加藤由貴子
加藤 宏 加藤田鶴子 杉山 敏雄 橋爪 良和
橋爪 圭子 水谷 克巳 水谷 里美 松本 勝
松本 淳子 服部 敏久 藤田 瑠美 伊左治正文
伊左治クミ子 早川 匡彦 牛田 欣也
〔新入〕山田 英次
南山
■名古屋 YMCA ボランティアセンター■
日時:12 月 1 日(土)
7:45 ~ 8:30 場所:名古屋 YMCA 維持会員としてのお支えを心より感謝申し上げます。
名古屋 YMCA 早天祈祷会 維持会員 2012 年 9 月 16 日〜 10 月 15 日
(マタイによる福音書 5 章 16 節)
「あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。
」
年間聖句
0 5 2 - 9 3 2 - 3 3 6 6 ● 発行人 加藤明宏 ● 編集人 中野美幸
461-0002 名古屋市東区代官町 35 番 16 号 ●発 行 所 名 古 屋 キ リ ス ト 教 青 年 会 〒
680
2012
11
2012 年(平成 24 年)11 月 1 日
名 古 屋 青 年
2012 年(平成 24 年)11 月 1 日
でも、一試合も勝つことができずにいよいよ最
サッカー全国大会の感想
4年 小池直虎
今年の八月、全国大会に行きました。まず行っ
てから、しばになれるために練習しました。そ
して一試合目は、開始7秒で点をとりました。
ぼくはびっくりしました。でもその後2点とら
れて負けました。ぼくは1点とっても油断して
はいけないなと思いました。二試合目はぼろ負
(昭和 27 年 5 月 13 日第三種郵便物認可)(月 刊)No.680(2)
後の試合になりました。今度こそはと、いっしょ
サッカー
YMCA全国
大会
けでした。これが実力の差かなと思いました。
うけんめい走って、絶対に勝ってやろうと思い試
合にのぞみました。今までは、一点取ってもすぐ
に取り返され負けていましたが、今回はそこから
追加点をとることができ、
勝つことができました。
一番いい試合ができてぼくはとてもうれしかった
です。
これからも、いっしょうけんめい練習をして今
年より多く勝てるようにがんばりたいです。
三試合目は気持ちを切りかえて試合をしまし
た。2-2の引き分けでした。その時も2-1
で勝っているとき油断したので同点にされてし
まいました。もったいないなと思いました。四
試合目は4-1で負けてしまったけれど、最後
まであきらめなかったから終了ぎりぎりで1点
とりかえしました。五試合目は全敗はしたくな
いので全力でやりました。1点リードの後半、
ピンチもあったけど必死で守りました。そして
勝ちました。うれしかったです。来年は二勝以
昨年全敗した全国YMC A サッカー大会に今年
は 3 ・ 4 年生 15 名が 8/20 ~ 22 の 3 日間、 静
岡県の時の栖で試合に挑みました。 決勝トー
ナメントに出場することを目標にこれまでトレー
ニングに励んできました。
今大会では目標こそ達成できず課題は残った
ものの、 子ども達の勇姿が多くみられた大会
となりました。
多くの保護者 ・ ちびっこ達の応援のおかげでい
つもホームで戦っているようでした。 これから
も応援よろしくお願いします。
YMCA 全国サッカー大会を終えて
4年 佐溝眞行
今年もYMCAのサッカー大会に出場しまし
た。去年は一試合も勝てなかったので今年はたく
さん勝ちたいという思いで試合にのぞみました。
試合は二日にわたるリーグ戦と、二日目の最後
の試合と三日目をトーナメントで戦いました。で
もリーグ戦のグループで三位だったので決勝トー
ナメントには行けず、フレンドリートーナメント
上したいです。
で試合をすることになりました。決勝トーナメン
トに行けなくて、チームのみんなやリーダーたち
YMCA 全国サッカー大会に参加して
も、とってもくやしそうでした。でも、三日目の
4年 佐溝宏之
最後の試合に2-1で勝つことができ、ぼくもう
夏休みにYMCA全国サッカー大会に出場し
れしかったし、
リーダーたちもチームのみんなも、
ました。昨年は、一度も勝てずにくやしい思い
とてもよろこんでいました。
をしたので今年は絶対に勝ちたいと思っていま
今年は去年とはちがうところがたくさんあった
した。
と思います。中でも、みんなが集中力を切らさず
今年から育成チームができ、全国大会の決勝
にがんばれたことがよかったです。そして、ぼく
トーナメント進出をめざして、リーダーや仲間
自身はディフェンスとしてしっかりと動くことが
達と去年の倍くらい練習をしてきました。
特に、
できたところです。
パスを中心にしたチームサッカーを試合ででき
来年、この大会に出るときは、もっとがんばっ
るようにみんなでがんばってきました。
て決勝トーナメントにのこりたいです。
今年もやります!
クリスマス・キャロル in タワーズ・ガーデン
第 10 回目を迎えるクリスマス・キャロルの
合唱団員を募集しています。事前に 4 回の練習
を行ない、当日はサンタの衣装に身を包んで賛
美の歌を歌います。高校生以上で、最低 2 回の
練習に参加できる方ならどなたでもご応募いた
だけます。
実施日時:12 月 23 日(祝・日)
18:00 および 19:00 各 30 分 ×2 回公演
場 所:名古屋駅前
JR セントラルタワーズ・ガーデン
事前練習:11 月 27 日 /12 月 4 日・11 日・18 日
いずれも地下鉄栄下車すぐの名古屋
中央教会にて 18:45 ~ 20:30。
*詳しくはボランティアセンターまでお問い合
わせください。
秋の根の上まつり 開催されました
10 月 8 日(祝・日)
、
体育の日の恒例行事「秋の根の上まつり」が、
岐阜県中津川市にある名古屋 YMCA 根の上キャンプ場で開催さ
れました。当日は遠く関東方面からの参加者を含む 75 名が集まり
ました。開会セレモニーでは、パーカッショニストの本多正典さ
んのリードで、全員が打楽器を手に様々なリズムに合わせてタイ
コをたたき、皆が一つになることができました。
昼食はグランパスワイズメンズクラブの坂口功祐さん以下、キッチンボランティアの皆さんの
お世話で、ボリューム満点のバーベキューを楽しみました。また、アトラクションでは華麗なフ
ラダンスを楽しんだり、キャンプソングを歌ったりした後、今回のゲストのナノ・セカンドの皆
さんと本多正典さんによるライブ演奏など、盛りだくさんの内容でした。
かつての少年キャンパーや元ボランティアリーダーを中心に、春と秋の年 2 回開催される根の
上まつり。皆さんも一度お越しになりませんか!
★冬・春プログラム
参加者募集中 !! ★
スキー・デイプログラムの空
き情報をホームページから閲
覧できます。
YMCA・YWCA 合同祈祷週特別集会
「暴力に勝利はない-人権と尊厳の尊重を目指して-」をテーマに、特別集会
が開催されます。
日時:11 月 13 日㈫ 13: 30 ~ 15 : 30 場所:名古屋 YWCA(中区新栄 2-3)
内容:礼拝、講演会、交流会
*詳しくはボランティアセンターまでお問い合わせください。
名古屋 YMCA 国際協力キャンペーン
募金のお願い
名古屋 YMCA では秋の国際協力キャン
ペーンを 10 月から実施しています。11
月末まで募金を受付けています。募金は
お近くの YMCA 窓口にお持ちいただくか、下記の銀行口座
までお振込みいただきますようお願いいたします。いただき
ました募金はラホール YMCA 小学校支援やアジアの災害被
災地の復興支援、平和な国づくりを応援するために使わせて
いただきます。
【振込先口座】
三菱東京UFJ銀行 上前津支店
普通 231032 財団法人名古屋キリスト教青年会
名古屋 YMCA 使命
CARING
HONESTY
「名古屋YMCAは、キリスト教精神に基づき、すべての人びとに、生涯にわたる
RESPONSIBILITY 学習の場と、社会参加の機会を提供し、相互の交わりと連帯を通して、共に生き
RESPECT
る世界の実現を目指します。」
お問い合わせ
名古屋YMCA
南山ファミリーYMCA
南山幼稚園
http://www.ngoymca.com/
052-932-3366
052-831-6968
052-831-8271