対外試合等における移動手段の基本方針 枚方フットボールクラブ 代表責任者 宮川 淑人 後援会会長 今井 恵一 対外試合等で移動する際の交通手段については、安全性を第一優先として経済性・利便性を考慮し、以下の 基本方針に則り運用していきますのでご確認ください。 <基本的考え方> 1)年齢に応じた安全確保 安全確保を最優先とします。たとえば、低年齢の選手(小学低学年)が一人でもしくは友達と一緒に試合 会場に行くことは安全確保の面から必然的に保護者の帯同が必要となります。 だからといって高校生に同じルールを義務付けるようなことはナンセンスです。 安全確保を最重要視しつつ、年齢に応じた手段を選択することになります。 2)団体行動における社会性の育成 サッカーに限らず、団体競技の良いところは仲間と一緒に移動時間を過ごすことで社会の常識を学べるこ とです。電車やバスに団体で乗ることで社会のルールを自然と学べるのではないでしょうか。 お年寄りに席を譲る、荷物を邪魔にならないようにする、騒がない等、保護者の送迎では得られない体験 をさせてあげたいと思います。 3)自主性の育成 コーチや保護者が朝起きてからの時間設定や交通手段を教えてしまうことで子供が自分で考えて行動す る事(自主性)がどんどん失われてきます。 試合会場までの時間設定、交通手段選択等を自分たちで調べてスケジュール設定する経験(誰と一緒に行 くか?の相談も)も大事なことと思います。何よりサッカーをしているのは選手自身なのですから。 4)経済性・利便性 とはいえ、バスや電車の乗り継ぎ等で費用がかかりすぎる場合や公共交通機関では不便な場合は、原則の 限りではなく便利な手段を採用します。 上記を踏まえ、カテゴリーごとに交通手段の『原則』を下記の通りとします。 <チャオ~ガンナーズ小3> 保護者引率による現地集合、現地解散。 乗り合わせ等はクラブからは指示しませんので選手・保護者間で連絡しあってください。 保護者の皆様は路上駐車などの迷惑行為は絶対にしないでください。 <ガンナーズ小4年~小6年> 集合場所を設定し公共交通機関でコーチが引率する。 困難な場合はマイクロバスなどでの移動又は車出しで対応。 <マシア(中学生)・カンテラ(高校生)> 公共交通機関で現地集合・現地解散。 試合時間が早い場合や遠隔地の場合はマイクロバスなどの移動で対応。 また、保護者の送迎は『不可』とします。 <共通> コーチの運転による大型バスでの移動・遠征は禁止します。 費用は安くあがりますが、疲れたコーチが往復運転することでは安全確保ができません。 車出しをお願いする場合は学年担当コーチが車出しを依頼することを決定し、学年代表さんに連絡します。 その場合は担当コーチが、行き先・到着時間・人数・終了予定時間等を学年代表さんに連絡します。 車出しにかかる費用はガソリン代、高速代、駐車場代を参加者で均等割りを原則とし、計算方法(燃費等の 取り決め)は学年代表さんに一任します。 <まとめ> 『子供の親離れ』と『親の子離れ』が年齢に応じて進んでいけばよいと思います。 保護者の送迎の機会が少ないと感じられるかもしれませんが、応援を妨げるものではありません。 どんどん応援してサッカーを家庭での共通の話題にしてください。 『保護者が車で応援に行くのだから子供も乗せていく方が経済的だ』と言うご意見もあろうかと思いますが、 子供たちが社会勉強する場をクラブとしては与えてあげたいと思います。 当然ながら多額の交通費がかかるようなときは手段を考慮します。 ルールを作るのが目的でなくクラブの方針をご理解いただくために取りまとめさせていただきました。 ご意見・ご質問がありましたら代表責任者・宮川淑人もしくは後援会長・今井恵一([email protected]) までお願いします。
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