EATON UPS Intelligent Power Manager (IPM) インストールマニュアル (for vCenter5.0) 1 目次 表紙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 IPM インストール手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 Windows ファイアーウォールの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 vCenter plug in(IPM)の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 IPM UPS の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 UPS の設定(マネージメントカード)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 2 Intelligent Power Manager v1.20 による UPS 設定 環境について 設定環境: ・ ESXi5.0 がセットアップされているサーバー 2 台 ・ Eaton 社製 UPS 5PX1000 3台 ・ vCenter Server5.0 及び Vmware-vSphere-Prel-SDK-5.0.0-422456 がセットアッ プ、インストールされているサーバー 1 台 注意点:vCenter を ESXi5.0 ゲスト OS として用意すると、UPS シャットダウン制御 できないので vCenter は物理マシンをご用意下さい。 ネットワーク図: IPM 1.20 ESXi 5.0 192.168.0.50/24 vCenter Windows2008Server R2 192.168.0.200/24 ESXi 5.0 192.168.0.100/24 192.168.0.0/24 5PX1000 5PX1000 5PX1000 E SC ESC ESC EATON 5PX 192.168.0.150/24 EATON 5PX 192.168.0.151/24 EATON 5PX 192.168.0.152/24 LANケーブル 電源ケーブル1 電源ケーブル2 設定内容: ・ ESXi サーバー1台に UPS1台で電源供給を行う。 ・ 障害が発生した場合、60 秒で ESXi サーバーがシャットダウンし、10 分で vCenter サーバがシャットダウンします。 3 IPM インストール手順: 画面 設定内容 vCenter Server5.0 に IPMv1.20 のインス トールをします。 “ipm_win_1_20_070”を実行しインスト ールを開始します。 デフォルト設定の次へで進みます、 ライセンスも未入力で進みます。 パスを確認し、インストールをクリック します。 以上で IPMV1.20 インストールは完了し ます。 4 Windows ファイアーウォールの設定: (環境によって異なりますが、必要な場合は設定して下さい。) Windouws ファイアウォール詳細設定 受信の規制を選択 Eaton Intelligent Power Manager プロファイル列ドメインのプロパティ を開きます。 詳細設定のプロファイルパブリックに チェックし適用します。 各 UDP、TCP に適用して下さい。 5 vCenter plugin(IPM)の設定: IPM にログインします。 vCenter からブラウザを使用しアクセス します。http://127.0.0.1:4679 ID:admin パスワード:admin ログインをクリックします。 パスワードがデフォルトの為 警告が表示されます。 OK をクリックします。 設定→システム→モジュール設定の編 集をクリックします。 ・管理 ・仮想化(ネットワークソリューション の場合のみ)にチェックを入れ保存しま す。 6 設定→仮想化が追加されます。 1 台目と 2 台目の ESXi を追加します。 スーパーバイザーの追加をクリックし ます。 製品:VMware ホスト名又は IP:ESXi ServerIP ユーザー名:管理者 ID パスワード:管理者パスワード vCenter プラグイン:チェックなし 保存します。 vCenter を追加します。 スーパーバイザーの追加をクリックし ます。 製品:VMware ホスト名又は IP:vCenter ServerIP ユーザー名:管理者 ID パスワード:管理者パスワード vCenter プラグイン:チェック 保存します。 仮想化欄にスーパーバイザーが 3 つ追加 されるのを確認します。 IPM からログアウトし画面を閉じます。 Client で vCenter Server に接続します。 7 新規データセンターを登録します。 ホストの追加で ESXi Server2台を追加 します。 プラグインの確認 画面左欄 vCenter Server 名をクリック します。 Eaton Power Manager が追加されたのを 確認します。 Eaton Power Manager タブをクリックし ます。 セキュリティの警告が表示されます。 はいを選択します。 8 IPM UPS の設定: Eaton Power Manager にログインします。 ログイン:admin パスワード:admin ログインをクリックします。 初期設定パスワードの為警告が表示さ れます。 OK をクリックします。 設定→システム→モジュールの編集を クリックします。 ・管理 ・シャットダウン ・仮想化(ネットワークソリューション の場合のみ) 3つにチェックし、保存します。 設定→シャットダウン→電源の編集を クリックします。 パワーソースの選択:192.168.0.152 (vCenter に電源供給する UPS) 負荷セグメント:マスター出力 ログイン:admin パスワード:admin 保存をクリックします。 9 設定→シャットダウン→シャットダウ ンの編集をクリックします。 シャットダウンタイマー(秒) :なし シャットダウンの継続期間(秒):120 シャットダウンのタイプ:シャットダウ ン シャットダウンスクリプト:空白 保存をクリックします。 管理→ノード設定→ノードリスト ESXi5.0 Server を選択 シャットダウン設定の鉛筆マークをク リック シャットダウン設定の構成 変更箇所の右側をクリックします。 リモート保守:保守無効 保守タイマー:-1 リモートシャットダウン:シャットダウ ン有効 パワーソース:192.168.0.150 (各 ESXi Server に電源供給する UPS) 負荷セグメント:マスター出力 マスターシャットダウン継続時間:120 マスター指定した時間後にシャットダ ウン:-1 適用をクリックします。 10 Node configuration の同期ボタンをク リックします。 はいをクリックします。 OK をクリックします。 2 台目の ESXi5.0 Server も P10 下段から 同様に設定します。 IPM 設定は以上になります。 11 UPS の設定(マネージメントカード): UPS 設定 (3 台共に) vCenter からブラウザを使用し UPS へア クセスします。 例:http://192.168.0.150 設 定 後 は 別 の UPS(192.168.0.151 と 192.168.0.152 も設定をします) シャットダウンパラメータをクリック します。 セキュリティ確認が表示されます。 上欄には admin 下欄には admin OK をクリックします。 シャットダウンパラメータを入力しま す。 詳細パラメータの表示をチェックしま す。 バッテリ使用項 シャットダウン □にチェックを入れる □の後:1min 保存をクリックします。 12 (※vCenter Server に接続される UPS のみ)シャットダウンパラメータを入力 します。 詳細パラメータの表示をチェックしま す。 バッテリ使用項 シャットダウン □にチェックを入れる □の後:10min 保存をクリックします。 Web ページからのメッセージ 保存変更しますか? はいをクリックします。 設定→時間をクリックします。 時間を設定します。 手動による設定にチェック 日付:yyyy/mm/dd 時間:hh:mm:ss 保存をクリックします。 Web ページからのメッセージ 保存変更しますか? はいをクリックします。 UPS 設定は以上になります。 UPS の電源を遮断し、シャットダウン動作を確認します。 13
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