デジタルフォト基礎演習 - 長岡造形大学

10-4-1 専門教育科目[視覚デザイン学科共通]
基礎造形実習Ⅱ(複合造形)
第1学年 後期 必修 実習 2単位
履修ガイド参照
授業の概要およびテーマ
造形の要素と云うべき観察力と描写力、構成力をバランス良く高め、最終的に表現として
完成度のある作品創作を実践する。また各自の進捗確認のためコンクール形式による造形
実習を行う。ここでは客観的に各自の基礎造形力及び技術力を把握し、自己分析を行うこ
とでその後の表現力や感受性を含む造形感覚を研鑽するための一助とする。また、各学科
別課題ではプロダクトデザイン、視覚デザイン、美術・工芸の各学科が志向する分野に於
いて、これまでの基盤に積み上げたより高い表現に応用するための課題を習得し基礎造形
力の充実を図る。
<※学科により授業形態が異なる>
達成目標
・課題の説明や指導内容を記録し理解する、各自の問題を抽出しまとめることができる。
・これまでの授業で培った各自の基礎力を総合し課題に対して適切な表現をすることがで
きる。
・完成度の高い作品を制作できる。
・制作に対する積極的姿勢と集中力を獲得することができる。
・各学科課題の理解と基礎の応用と展開を基盤とした強い制作姿勢をもつ事ができる。
授業計画
複合造形II―(1)
第1回~第 5回:コンクール
第1回:課題説明/制作
第2回:制作
第3回:制作
第4回:制作
第5回:講評
複合造形II―(2)
第6回:描写彩色表現作品課題
第7回:制作
第8回:制作
第9回:制作
第10回:講評会
複合造形II―(3)
【プロダクトデザイン学科】
イメージと造形(2)
第11回:ガイダンス、アイデアスケッチ
第12回:アイデアスケッチ
第13回~14回:モデリング
第15回:講評
【視覚デザイン学科】
第11回:課題説明、アイデアスケッチ
第12回~第14回:制作
第15回:講評
【美術・工芸学科】
第11回:ガイダンス、スケッチ
第12回~第15回:制作・講評
学生に対する成績評価基準
受講態度・制作姿勢及び理解度(50%)、課題による成果物〈作品〉の内容(50%)を合
わせた評価。
なお成績評価の前提条件として、欠席や遅刻の回数、また課題提出が締め切りを過ぎた場
合は遅れた日数により換算し、それぞれ最終評価から減点します。
出席・遅刻の基準
出席とは授業開始時間から終了時間までアトリエの所定の場所で制作を行うことです。
これ以外は出席と見なしません。授業開始5分前には準備をして始める用意をしてください。
原則、遅刻は認めません。もし正当な理由があり遅刻した場合は担当教員にその場で申告
してください。なお授業開始20分以降に遅れてきた学生に対しては欠席扱いとなりますの
で注意してください。
また課題によってはアトリエ入室を認めない場合があります。
参考書・参考資料等
課題資料としてプリントを配付する場合があります。このプリントは授業を通して(基礎
造形実習Ⅱも含む)使用する事があります。必ず毎授業持参することを求めます。(この
為に基礎造形専用のファイルバインダーの購入と持参を求めます。)
また、大学図書館、書店などに課題、基礎造形系(描写、平面、立体等)の入門書・技法
書等が多数刊行されていますので適宜参照することを薦めます。
様々なデザイン・アート分野の様々な作品を閲覧し、各自のアイデアソースとして資料収
集し作品制作に生かす事が大切です。
用具
授業にて適宜指示する。
履修希望者への要望・事前準備
この複合造形のカテゴリーは基礎造形実習IIの最終の課題を構成しています。1年間の基
礎造形実習I・IIを通して各自がデザイン造形分野での根幹を作り上げたゴールとも成り
ます。また2年次から各専門へのスタートラインとなるものと確信していますので、最後
まで集中力を持続して受講してください。
デジタルフォト基礎演習
第2学年 前期 必修 演習 4単位
阿部充夫、金 夆洙、ヨールグ ビューラ、真壁 友、
◎松本明彦、山田博行
授業の概要およびテーマ
本授業は、視覚デザインに欠かすことができないデジタルフォトの
ハンドリングを学ぶものである。2つのラインを基本とし、「写
真」授業では、デジタルフォトの撮影、画像処理を、「デジタル・
映像」授業では、DTPやWeb、映像への応用を学んでゆく。
達成目標
Photoshopを習得し、基本的な画像補正、画像処理、画像合成が出
来るようになる。
InDesignの基本操作を習得する。
HTMLとCSSの基礎を理解し、簡単なWebデザインを出来るように
なる。
コマ撮りアニメーションの例で映像作品の制作過程を理解できる。
授業計画
1.撮影、 DTP
2.撮影、 DTP
3.画像補正、 DTP
4.画像補正、DTP
5.画像補正、DTP
6.画像補正、Web
7.画像補正、Web
8.画像合成、Web
9.画像合成、Web
10.写真課題のプレゼンテーション、Web
11 映像:コマ撮りアニメーションについて、撮影
12 映像:アイデア出し、撮影
13 映像:撮影、編集
14 映像:編集、仕上げ
15 映像:作品講評
2クラスに分けて授業を行います。クラス分け、スケジュールにつ
いては年度始めの全体ガイダンスでアナウンスします。
学生に対する成績評価基準
課題、60%
積極性など授業態度、40%
用具
ノートパソコン、Adobe CC
履修希望者への要望・事前準備
ヴィジュアルデザイン全般の大きな要素の一つとなるデジタルフォ
ト。デジタルフォト撮影、画像処理をし、DTPやWebや映像など
も学び、視覚デザイン学科全コースに関わるのが本授業です。
課題に限らず、日頃から撮影をする、その画像を元にフォトショッ
プで遊んでみる等、慣れることが上達の早道です。
毎回の授業でノートパソコンを使います。ノートパソコン、電源ア
ダプタ、ネットワーク接続用のケーブルを持参してください。
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