秋田県由利本荘市矢島町城内字八森下117 TEL 0184-55-3165 FAX 0184-55-3167 http://www.tenju.co.jp 第56号 ●場所/天寿酒造(精米所付近) 大井建史 お陰さまで有難うございます 代表取締役社長 やはり、気象は異常ですね。 日の 蔵開放前夜三時の気温はなんと十四 度 寒 仕込 みの重 要な時 期に雨 が降 り続き、驚いた事に田圃に雪がなくな りました。頑張って施した雪室の彫刻 も 誠 に 残 念 な⋮担 当 者 が 可 哀 相 な 状 態でした。ところが、翌日の晩から一 転して大雪です。爆弾低気圧?本当に いい加減にして欲しいですね。 蔵開放当日の天気予報は﹁雨﹂﹁波 浪警報﹂。準備をしながら戦々恐々と しておりました。スタートの状況は想 像通り例年より低調。秋田県は地元企 業の倒産も多く景気は最悪、天気も最 悪⋮と勝手な思い込みはいけません。 本当に有難うございました。私共の蔵 開放を中心に、市・観光協会・商工会 等の皆さんに色々イベントを共催し て頂いた相乗効果か、千六百人を超え るお客様にお越し頂き、これまでの最 高記録となりました。 イ ベ ン ト 開 催 中、各 担 当 が 対 応 に 困った時の指針となるのは﹁如何にお 客様に喜んで頂くか﹂でありました。 トラブル・クレーム0を目指しており ますが、新幹線の遅れでホテルのバス に乗れなかったお客様、靴を間違えら れたお客様等々ご迷惑をお掛けして しまいました。事後に知り、お会い出 来ませんでした私からも心からお詫 於 ホテルまさか 《4/24同日開催》 18:00∼20:00 必要な本数を、お客様ご自身でビンに手詰め することが出来ます。 《 空ビンは天寿で準備致します。》 ◎ご希望の会場または天寿酒造へお申し込みください。 び申し上げますと共に、担当者の努力 に免じ、御寛容頂きました事に心から 感謝申し上げます。 スタッフの半分以上がボランティ アとして参加して頂いた皆様です。初 めて参加された岩田幸子様からこん なメールを頂きました。 ﹁東京より参加し、前日から当日朝 にかけて緊張していたのですが、最初 のお客様を迎えてからは時が過ぎる のも忘れるほど楽しい一日でした。 私は、﹁朝しぼり﹂の販売を担当し ましたが、 新企画の為 今年の売れ行 き次第で来年への存続が決まると思 い、一生懸命に売り上げ貢献に努めた つもりです。出来るだけお客様に話し かけ、笑顔で接しました。中には笑顔 で 返 し て く れ る 方 も い て、そ ん な 時 は、至上の喜びでした。特に嬉しかっ たのが、 ﹁蔵のお酒を全て飲んだけど、 朝しぼりが一番美味しかったので 戻ってきました!﹂と買ってくれた時 は、造りに携わっていない私ですが、 とても嬉しく、晴れやかな気持ちにな りました。 こんな素敵な体験をさせていただ き、本当にありがとうございました。 消費者から少しだけ造りの側に近づ けた気がしました。今は、あの体験を 周りの人へ説明し、自慢しているとこ ろです。﹂ 抜粋 ありがたいかぎりです。この方々が いらっしゃらなければ到底成り立た ●時間/ ●会費/前売チケット制 ●会場/下記参照 定員 40名 参加費 3,000円 運行日時 4/24(金) 由利高原鉄道《おばこ号》を借り切って、解禁パー 羽後本荘駅発18:49往復 列車《おばこ号》に乗って 宴会列車(テーブル付)雪室解禁パーティー 詳しくは由利高原鉄道株式会社 0184-56-2736 まで 申込み 定員 店 名 住 所 電話番号 ホテル まさか 由利本荘市鳥海町猿倉字湯ノ沢52 0184-58-2188 4,000円 80人 酒楽亭 うみひこ 秋田市大町6丁目2-18 (横町店) 018-863-6732 4,000円 50人 たつみ寛洋ホテル にかほ市象潟町字後田116-5 0184-32-5555 4,000円 60人 会費 たない事業になりました。私共の﹁お祭 り は 見て いるよ り 参加 した方 が おも し ろい﹂の音頭に乗って下さった方、社員 の奥さん・友人・天寿OB・昨年のお客 様等々、色々な思いを持って御参加頂 いております。 ﹁終了後の打ち上げで旨 い酒を飲みたいから﹂は皆共通の思い のようです。 昨今の健康志向も勿論理解できま す。しかし、子供達を眺めながらの晩 酌・友との語らいの酒・寒さの中の燗酒 は何物にも変えがたい。 今 の 厳 し い時 期 に 豪 華な 旅 行 や 買い 物は我慢の時でしょうし、カロリーコ ン ト ロー ルや翌 朝 の残 存アル コ ール 濃 度の心配も重要でしょうが、この時代 の今だからこそ﹁一杯の酒﹂のくつろぎ が大事なのではないでしょうか。 催 開封当日に秋田県内 飲食店で解禁パーティー 店 ¥1,365(税込) 720ml ●日時/4月24日(金) 蔵 午前10:00∼12:00 天寿 雪室氷点熟成純米生酒は、2月の 「酒 蔵 開 放」で し ぼ り た て 純 米 生 酒 の 入ったタンクをまるごと雪の中に封印 し±0℃の氷点で熟成させたお酒です。 そのお酒を4/24に雪室から開封いた します。純米生酒のとろりとした味わい を楽しんで頂くための各種イベントを ご紹介します。 14 ティー列車として運行いたします。列車に揺られて 旅情あふれる酒宴をお楽しみ下さい。 ( ボランティアの岩田・平野・田村の各氏 2009年3月号 雪室 〒015-0411 直接天寿の酒蔵に 雪室生酒を酌みに行こう !! 純米生酒 開封!! 氷点 熟成 雪室タンクから 天寿酒造株式会社 ( ) ) 杜氏の系譜 9( ) た。﹄︵秋田県酒造史・本編︶ 広作 さん は昭和 七年 第十一 回杜 氏 養 成 講 習 会 に 参 加 し て い る 。大 正六∼ 七年 ごろか ら県 内各地 で酒 造従事 者へ の短期 夏季 講習会 は毎 年 開 催 さ れ て い た が、 こ の講習は 実 際の造り で、 ある程度の 期間偉い先 生 達から指導 を受けられ た の で、 受 講 生 は 秋 田 流 新 技術を習得 して各蔵元 へ 帰り秋田酒 のレベルを 上 げ、〝酒の秋田〟と称さ れる業界発 展の基盤を 築 いたのである。 広作さんの 受講記念写 真 には前列中 央に花岡先 生 の 姿 が あ る が、先 生 に は 後年試験場 長退官後十 年 間の長きに 亘り当社の ご 指 導 を 頂 き 、彼 も 先 生 の 薫陶を受け 更に腕を磨 く こ と に な る の だ が 、そ れ は十年も後のことにな る。︹ 四(︶︱3に先述︺ 彼は昭和 十三年三十 五 才の若さで 杜氏に昇格 し た。入 社 後 十 九 年 の 経 験 と技術練磨の後であっ た。当 社 で は 初 の 地 元 杜 氏︵鷲 尾 久 八 の 流 れ を く む 矢 島 杜 氏 と 言 っ て も 過 言 で な い・・・秋 田の杜氏︶の誕生である。 佐藤広作さん 丸印 秋田県第十一回杜氏養成講習会記念 代表取締役会長 六代目 大井 永吉 ﹃大 正 十 一 年 湯 沢 町 に 県 内 酒 造 業 者の出資により秋田銘醸株式会社 が 創 立 さ れ る に 当 り、 秋 田 県 酒 造 組合連合会は秋田県技師花岡正庸 と 謀 り、業 者 の 子 弟 お よ び 従 業 員 に対して新醸造技術を習得させて 後継者の技術向上養成を図るた め、同 社 が 酒 造 に 着 手 す る に あ た り同社を県内酒造家の技術研修の 場として実地酒造講習会を開催す る こ と と し た。本 講 習 会 に 対 す る 業者の関心は高く参加希望者が多 く、県 内 酒 造 家 の 推 せ ん に よ る 酒 造家の子弟および従業員の中から 十 二 名 を 選 び、大 正 十 一 年 第 一 回 講 習 会 を 開 催 し た。講 師 と し て 花 岡 正 庸 を は じ め、仙 台 税 務 監 督 局 技 手、 池 見 元 一・ ・・ 中 略・ 講 習 終了後受講生は各々の酒造場に戻 り講習により習得した新技術によ り酒造に励 んだ。・中 略・本講習 会は他県に例を見ない極めて意義 のあるものとし業界においても高 く評価されて受講生の酒造技術の 向上にともなう秋田酒の品質向上 による業界発展に多大の成果をみ ゴールデンウィーク ◆◆◆◆ 試飲即売予定 ◆◆◆◆ ︶ ◎秋田空港︵秋田 市 ★蔵元通信(2ヶ月に1度奇数月に発行予定)希望 の方はご連絡下さい。無料 ★メールマガジン(天寿情報)希望の方は、E-mailで ◎アトリオン︻ 県産品プラザ︼︵ 秋田 市 ︶ ★蔵見学希望の方は、準備等の都合がございます ので事前にご連絡下さい。 天寿 ひな街道記念酒 300ml 500円 ☆ なでしこの 花酵母 の 純米吟醸酒 720ml 1000円 (六)ー13 天寿大井家の古今雛 ゴールデンウィーク期間 中に地 元 の道 駅 各 店 と 秋田 市 アトリオンビル県産品 の プラザ 、 秋田空港 で 試飲即売会 を 致 しま 4月 日 に 雪室タンク か ら瓶詰 め す。 ば かりの﹁ 雪室氷点熟成純米生酒 ﹂ した 準備 して 皆 様のお 越 しをお待ちし などを ております。 24 ●Eメールアドレス ・・・・・・[email protected] ●ホームページアドレス・・・・http://www.tenju.co.jp ●フリーダイヤル ・・・・・・・・0120-50-3165 ●F A X ・・・・・・・・・・ 0184-55-3167 ご意見、ご感想をおきかせください。 日本酒についてもっと知りたい方、天寿に ついての情報を知りたい方、ご連絡をお待 ちしております。 今 年 も 由 利 本 荘﹁ひ な 街 道﹂が 始 ま り ま し た。資 料 館・美 術 館 な ど で 開 か れ る﹁春 を 告 げ る お ひ な っ こ﹂ と﹁町 中 ひ な め ぐ り﹂の 2 本 立 て で、お客様をお待ちしております。 由 利 本 荘 市 内 の 各 地 域 で、江 戸 時 ☆ ひな街道本 醸造 代 の 矢 島・本 荘・岩 城 の 藩 主 や 旧 家 の お 雛 様 を は じ め、庶 民 に 愛 さ れ た 沢山の古いお雛さまが展示されてい ます。 30 5/3日 ・ 4日 ・ 5日 駅︻ねむ の 丘︼︵ にか ほ 市 ︶ ◎ 道の 5/4日 ・ 5日 駅︻ ︼︵ 由利本荘市 ︶ ◎ 道 の に し め 5/ 2 日 ・ 3日 ・ 4日 雪ごよみ生貯 き酒 春の 宴 ◆◆◆ 秋田銘酒新酒 利 ◆◆◆ 三十蔵人集う ひな街道本醸造 毎 年 恒例 の ホテルサンルーラル大潟 行わ れる イ ベ ン ト﹃新 酒 利 き酒 早 で 宴﹄ が 今 年 も 開 催 さ れ ま す。 春の 秋 田県 内 の 蔵元 蔵 、 約 1 50 種 も 純米 や 純米吟醸 ・ 大吟醸等 も 出品 さ の 酒好き にはたま ら ない イベント れ、お となって おり ます。 詳 し く は ホテルサンルーラル大潟 の ホームページ で 35 http://www.sunrural-ogata.com/ / 3月 日︵日︶ 日 時 時 分∼ 会費/10 、 000円 ︵チケット制︶ 会場/ホテル サンルーラル大潟 秋田県南秋田郡大潟村字北1 3 17 申込み先/ホテル サンルーラル大潟 ℡0185︵45︶3311 15 天寿酒造 では 築百八十 年の本 宅 に 飾ら れた 明治初期 の古今雛を ご覧 い だけ た ま す 。 ま た 、 由 利 本 荘 ひな街 記 念 し て、 特別限定酒 を 販売 い 道を たします。 期間/3月1日∼3月 日 22 ︵土 ・ 日不定休︶ 間/ ∼ 時 時 時まで ☆ 酒蔵見学 事前 ご予約下 さい。 は に 区 では矢島 共通 ひな ま た、矢 島 地 巡 り 券︵3 0 0 円︶ を 販売 しており 期間 中 何度 でも 使用可能 な 絵 ま す。 馬型 の チ ケ ッ ト で す。 販売場所 は矢 駅 ・ 大 井 家・ 総合案 内 所︵ や さ い 島 王国 となり ︶ の 3ヶ所 です。 イベント の 詳細及びチケッ ひな街道 ト販売 に つ いては由利本荘市 ホーム ページ の 観光情報 を ご確認下 さい。 16 http://www.city.yurihonjo.akita.jp/ 10 天寿の歴史 イベントの お知らせ
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