第 5 号 ご覧頂けます。 - 市原市教育情報ネットワーク

市原市立湿津中学校
第 5 号
平成24年8月27日
湿津中学校教育目標
-志の高い、社会に通用する子どもの育成-
目指す生徒像
(1)夢を持って学ぶ生徒(知)
目標を持ち、粘り強く取り組むことのできる生徒
(2)ともに感動できる生徒(徳)
集団の一員として喜び悲しみを分かち合える生徒
(3)心身ともに健やかな生徒(体)
あいさつ、ありがとう、ごめんなさいの言える生徒
生徒・保護者・地域の皆様へ
校長 牧 田 康 之
この夏休み前から「いじめ」の問題
が大きく報道されています。本校でも、
日頃から教師はできるだけ子どもにつ
くことはもちろん、生活改善アンケー
トや教育相談活動、生徒会活動を通し
て、いじめ撲滅に取り組んでいます。
昨今の報道を見ると「いじめ」とい
うより傷害・暴行・恐喝といった犯罪
ではないかと感じている方も多いと思
います。しかし、冷やかしやからかい
がエスカレートしていったケースも多
々あります。
例年、夏休み中、市内の全教職員が
一堂に集まって研修が行われます。今
年は論語から学ぶ機会がありました。
さっそく子どもたちに2点話しまし
た。1つは「子曰く、過ちて改めざる、
是を過ちと謂う。」・・・過ちは誰に
もあるが、真の過ちは間違っていると
分かっていて、それを改めないという
ことだ。2つめは「子貢問いて曰く、
一言にして以て、身を終うるまで之を
行うべき者有りや。子曰く、其れ、恕
か。己の欲せざる所、人に施すこと勿
かれ。」が出てくる章であり、「自分
がして欲しくないことは、他人にもし
てはならない。」と一生涯を通して実
践できる教訓として孔子が子貢に教え
たものです。
非を認める素直な心、思いやりの心
(恕の心)は市原市の子育て4か条や
市原の子どもの4つの約束にありま
す。特に「自分がして欲しくないこと
は、他人にもしてはならない。」この
ことは、いじめを生まない基本と考え
ます。学校として全力で取り組むこと
はもちろんですが、家庭・地域も一体
となって「人の痛みがわかる心根の優
しい津田原健児」を育てていけるよう
ご協力をお願いします。
過ちて改めざる、是を過ちと謂う
己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ
-1-
吹奏楽部の活躍
感動をあり がと う
夏の熱い陽射しの中、市原市中学校
総合体育大会が7月17日から始まり
ました。この大会に向け各部が日頃か
ら練習を積み重ねてきたことは言うま
でもありません。練習の成果が十分に
発揮できた部もあれば、そうでなかっ
た部もあると思います。毎日の練習を
「一生懸命」行った人は、結果がどう
であれ、心の中に充実感があるのでは
ないでしょうか。
選手の皆さん、お疲れ様でした、そ
して、感動をありがとう。
[大会結果]
◆バスケットボール部女子
1回戦 対菊間中
惜敗
◆バレーボール部女子
1回戦 対辰巳台中 惜敗
◆バレーボール部男子
リーグ戦 敗退
◆サッカー部
1回戦 対市原中 惜敗
◆野球部
2回戦 対有秋中 勝利
準決勝 対五井中 惜敗
ブロック第3位
スタンドに吹奏楽部が登場
野球部準決勝の試合に吹奏楽部が応
援にかけつけました。湿津中の攻撃に
合わせて、力の
入った演奏で選
手を応援し、ス
タンドの観客か
らも、その演奏
に対し大きな喝
采を得ていまし
た。
吹奏楽部は毎日熱心に練習に励み、
その実力はいろいろなコンクールでも
高い評価を受けています。そこで、今
年度の演奏の足跡を追ってみました。
安房上総地区吹奏楽祭
安房上総地区の多くの学校が参加し
ていますが、その中でも質の高い演奏
は会場の人たちから、ひときわ大きな
拍手をいただきました。
第54回千葉県吹奏楽コンクール
昨年度に引き続き「金賞」を受賞しま
した。総勢18名の人数ですが、千葉
県文化会館に響いた演奏は聴く人を魅
了しました。
非常にレベルが高い中での、連続金
賞はとても価値のあるものです。
TBS こども音楽コンクール
君津市民文化ホールで行われた「TBS
こども音楽コンクール」では優秀賞に
輝きました。今後、録音された音源を
もとに最終審査が行われますが、この
結果が届くのを部員一同楽しみにして
います。
市津まつり
8月19日に行われた「市津まつり」
での演奏は、地域の方に日頃の練習の
成果を知っていただくとてもよい機会
です。集まった人たちは、中学生でも
トップクラスの演奏に大きな拍手を送
ってくれました。
-2-
中学校区生徒指導連絡協議会
今年も7月12日に、湿津中学校区
生徒指導連絡協議会を行いました。こ
の会議は、小・中学校と地域の各団体
の方が意見交換をして、子どもたちの
健全育成のために情報を共有していく
ものです。
参加した方からは、それぞれの団体
の活動内容と地域の子供たちの様子、
どんな関わり方ができるか、などが話
されました。特に、地域の自然の活用
や今後の資源回収の在り方などが話題
の中心となりました。
地域の子供たちのことを真剣に考
え、ご多忙にも関わらず会議に参加し
てくださった方々に心から感謝いたし
ます。
湿津小中学校の連携
8月21日、湿津小中合同で教科部
会を実施しました。これまでに、相互
授業参観を実施していますが、小中の
授業の違いも含めて意見交換をするよ
い機会となりました。
今後も授業や指導方法に関する意見
交換を行い、小中のスムーズな接続の
ため情報を共有していきます。
10月10日には、小・中合同で避
難訓練を実施し、2次避難後は、小学
校に兄弟姉妹のいる生徒が、湿津小に
向かい、合流する訓練も予定していま
す。
今後も1小1中の特性を生かした連
携教育を推進していきたいと思いま
す。
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