VOC排出規制はじまる - 日本塗料工業会

VOC排出規制はじまる
平成17年10月28日(金)
日本塗装技術協会主催講演会
場所;日本化学会館
社団法人 日本塗料工業会
西村幸男
地表付近の平均大気組成と循環過程
化学式
不 変 成 分
可
変
成
分
*
濃度 /体積
(ppb)
6
平均滞留時
**
おもな生成源
間(年)
7
2×10
生物過程
N2
O2
Ar
CO2
Ne
He
CH 4
780.48×10
6
209.46×10
6
9.34×10
3
340×10
3
18.18×10
3
5.24×10
1.65×103
Kr
H2
N 2O
Xe
O3
1.14×10
―
560
∼2
310 100∼120
87
―
0∼70 夏 0.1∼0.3
0∼21 冬
-3
0.1
10
-3
0.05∼0.3
10
0.2
10 -3
-4
10 g/m3
-4
10 g/m3
1
0.01
100
0.1
6
4.83×10
SO2
NO,NO 2
CH 2O
I2
NaCl NH3
CO H 2O
3
2.2×10
―
∼2
―
7
3×10
5∼10
3
おもな消滅先
**
生物過程
生物過程
物理・化学過程
生物過程
物理・化学過程
物理・化学過程
生物過程
物理・化学過程
生物過程
生物過程
なし
生物過程
なし
物理・化学過程
物理・化学過程
なし
生物過程
生物過程
物理・化学過程
物理・化学過程
生物過程
なし
物理・化学過程
人工(工場)
対流圏
人工 (工場)
対流圏
自然(生物)
対流圏
人工 (工場)
物理・化学過程
人工(工場)
人工(工場)
物理・化学過程
対流圏
物理・化学過程
対流圏
対流圏
物理・化学過程
*;H2O以外は、乾燥大気中の地表付近濃度
**;自然か人工起源を示し、消滅先はほとんど物理・化学過程なので反応の場を
示す。対流圏ではおもにOHとの反応で、成層圏と電離層圏はおもに光分解。
[日本化学会編、大気の化学、化学総説、10、p47、学会出版センター(1990)]
「環境とエネルギーの科学
入門」市村禎二郎/著、講
2
談社サイエンティフイック
(2001.3.20)
3
4
大気汚染に係わる環境基準
環境省ホームページ;大気汚染状況について」より
5
6
7
大気汚染の影響と被害
8
オゾンの各濃度における影響
影響 濃度
呼吸困難、肺水腫、脈拍増 5∼10 ppm
慢性暴露、気管支炎 1 ppm 6時間/日−1年間 頭痛、喉、鼻、目の粘膜の渇き 数10 ppmの短期暴露 平均肺活量の20%減 1.5 ppm 2時間 正常者にとり不快、鼻、喉の刺激 1.0 ppm
染色体の微細な異常 0.5 ppm 6∼10時間 喘息患者の発作回数増加 0.1∼0.5 ppm
マウス親の暴露の新生児死亡 0.1∼0.3 ppm 臭気を感じる 0.01∼0.02 ppm
出展) ILO:Occupatioal Safety and Heaith より抜粋 9
km
100
大気圏の構成
20
280K
0
80
熱層
0.01hPa
中間層
60
40
成層圏
20
0
気象現象
55hP
a
対流圏
地上から圏界面(高度10km)まで、6.5℃/km
の減率気温は下がる。
10
大気中のVOC等の反応メカニズム
非揮発性有機化合物
有機化合物
揮発性有機化合物
有機一次有機粒子
OH NO3等
O3
二次有機粒子
RO2
SPM(有機粒子)
ROO
NO NO3 RO 2
SPM(無機粒子)
OH NO3O3等
NO3、 N2O52
O3
アルデヒド
NO
NO2
OH OH, O 2 ,NO 2
hν
NHNO32
NONH4 NO 32
光化学オキシダント
O2
パーオキシアセチルナイトレートペルオキシアセチルナイトレート(PAN)
O2
オゾン( O3)
(NONH4) 2SO 42
前駆ガス
NHNO32
OH NO3O3等
H2SNO42
SNO2
オキシ ダントNO2
二次粒子NO2
出典:浮遊粒子状物質汚染予測マニュアル炭化水素類に係る科学的基礎情報調査(三菱化学安全科学研究所)より作成
11
VOCのOHラジカルとの反応速度と環境大気中での寿命
化合物
n-ヘキサン
n-ヘプタン
酢酸エチル
ベンゼン
トルエン
エチルベンゼン
O-キシレン
m-キシレン
P-キシレン
四塩化炭素
1、1、1-トリクロロエタン
トリクロロエチレン
テトラクロルエチレン
反応速度(cm3/ mole・sec)
5.58×10-12
7.2 ×10-12
1.82×10-12
1.28×10-12
6.19×10-12
7.5 ×10-12
14.7×10-12
24.5×10-12
15.2×10-12
1.0 ×10-16
1.19×10-13
2.36×10-12
1.67×10-13
寿命τ(日)
2.07
1.61
6.36
9.04
1.87
1.54
0.79
0.47
0.76
(31 年)
97.26
4.90
69.31
*Roger Atkinson ;Kinetics and Mechanisms of the Gas-Phase Reactions Hydroxyl
Radical with Organic Compounds under Atmospheric Conditions,Chem.Rev.,86(1)69201(1986)
12
13
14
15
16
3.7 諸外国のVOC規制との比較
アメリカ
法令名
施行年
対象
汚染物質
EU
Clean Air Act Gothenburg
大気浄化法 議定書1999/13/EC
特定活動における
有機溶剤の使用によ
るVOC放出の抑制す
るための理事会指令
Environmental
Production Act
1990
環境保護法
ドイツ
日本
Bundes改正
Immissionssch
大気汚染防止法
-Utzesetz(TA-Luft)
連邦排出防止法
TA-Luft
政令31条
1990年改正
1999年
1990年
2001年
2004年
オゾン
オゾン
オゾン
オゾン
SPMとオキシダント
2010年までに
1999年比
約30%削減
20℃において
0.01Kpa
(約1/10,000気圧)
以上の蒸気圧を
有するあらゆる有
機化合物
2010年までに
1990年比
約70%削減
20℃において
0.01Kpa
(約1/10,000気圧)
以上の蒸気圧を有
するあらゆる有機化
合物
2010年までに
2000年比
約30%削減
大気中に排出され、
または飛散した時
に気体である有機
化合物(メタン、フロ
ン系7物質を除く)
−
2010年までに
1990年比
約60%削減
大気中で蒸発 20℃において
し、光化学反 0.01Kpa
応に関与する (約1/10,000気圧)
対象
有機化合物
以上の蒸気圧を
有機化合物
有するあらゆる
有機化合物
VOC削減
目標
イギリス
韓国:大気環境保護法(1995年改正) 台湾:大気汚染防止法(1994年改正)
17
3.8 条例によるVOC規制の概要
埼玉県
埼玉県
条令名 生活環境保全条例
施行年
2002年
環境負荷低減
人の健康保護
目的
1)単一物質で、1気圧の状態で
沸点が150℃以下、
対象
2)混合物では、1気圧の状態で
有機
留出量が5%の時の温度が150℃
化合物 以下の揮発性物質
裾きり
要件
最大使用量の合計 500Kg/日以
上の施設又は5,000Kg/月以上の
事業所…塗装・乾燥・焼付を行う
施設
規制基準
VOCの年間排出量(Kg)
イ) A= 原材料の年間使用量
内容
×100(≦30%)
ロ) B=
VOCの年間排出量(Kg)
VOCの年間使用量
×100(≦50%)
東京都
愛知県
三重県
大阪府
都民の健康と安 環境基本条例 三重県生活環境 大阪府生活環境の保全
全を確保する環
の保全に関する に関する条例
境に関する条例
条例
1972年
2003年
1974年
1994年
人の健康保護 人の健康保護
人の健康保護
人の健康保護
生活環境保全 生活環境保全
生活環境保全
有害ガス(ベンゼン、トル
エン、キシレン、アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、メタノールなど
41物質)
−
排出濃度
規制基準値
指定物質の合計
800mg/Nm3 その他
の指定物質単品の
基準値100∼
300mg/Nm3
有機溶剤(石油 有機化学物質の製
系炭化水素、ハロ 造の用に供する有
ゲン化炭化水素、 機溶剤(1気圧の状
アルデヒド類、ケトン 態で沸点が150℃以
類及びアルコール類)下のもの)
−
1)単一物質で、1気圧の状
態で沸点が150℃以下、
2)混合物では、1気圧の状
態で留出量が5%の時の温度
が100℃以下の揮発性物質
有機溶剤を貯蔵す 吹付塗装施設排風機能力
る施設で、貯蔵量が 100m3 /min以上
50Kg以上のもの
乾燥・焼付施設排風機能力
(圧力式除く)
10m3 /min以上
施設ごとに設備基準
構造基準、管理基準
−
−
18
米国のVOC規制地域
欧州各国のVOC排出抑制の実績
欧州各国の産業界からのVOC排出量(kt/年)と2010年の排出上限値と削減率
削減率
**
国名
2010年
((19901985年* 1990年
欧州各国の産業界からのVOC排出削減計画
6,000
ドイツ
2010)/1990)
1
2
ドイツ
フランス
3
イギリス
4
イタリア
5 ベルギー
6
オランダ
7 ルクセンブルク
8 アイルランド
9 デンマーク
10
ギリシャ
11
スペイン
12 ポルトガル
13 オーストリア
14 フインランド
15 スウエーデン
5,554
2,352
3,195
2,957
995
1,050
69%
64%
3,842
2,710
405
420
226
89
2,555
2,213
324
502
20
197
1,200
1,159
139
185
9
55
53%
48%
57%
63%
55%
72%
201
418
1,265
134
178
373
1,094
640
351
209
526
85
261
662
180
159
130
241
52%
30%
39%
72%
55%
38%
54%
合計
17,615
15,334
6,510
58%
注) * 出典;Commission of the European Communities 欧州共同体委員会
**出典;Council Directive 2001/81EC
フランス
イギリス
5,000
イタリア
ベル
ギー
オランダ
V 4,000
O
C
排
出
3,000
量
・
K
t
/ 2,000
年
ルクセン
ブルク
アイルラ
ンド
デン
マーク
ギリシャ
スペイン
1,000
0
1985年*
1990年**
2010年
20
EU・3都市での塗装からのVOC排出削減状況
排出源の種類
EU/3都市の塗装から のVOC抑制推移
45
41.3
起
点
︵
40
ロンドン
パリ
35
デユッセルドルフ
30.1
30
25
24.47
20
15
︶
K
t
/
年
19
19.9
18.6
16.1
13.9
10.8
9.39
6.65
5
1985
1990
年度
1995
2000
可
動
性
発
生
源
︶
0
非
起
点
︵
11.89
10
固
定
発
生
源
:
工
場
建設資材−塗料
戸外構造物−塗料
船・造船−塗料
自動車−塗料
金属産業−塗料
一般機械産業−塗料
木工−塗料
接着剤
印刷
ドライクリーニング
金属、機械の洗浄液
給油所
保管庫
その他
合計
建設−塗料
戸外構造物−塗料
自動車修理−塗料
道路標識−塗料
家庭用塗装−塗料
農業用化学物質
家庭(殺虫剤、化粧品)
自動車
交通(タンクローリー)
その他:ガソリン蒸発
合計
欧州連合(EU)における揮発性有機化合物(VOC)に関する報告
(東京都委託調査)より2004,4,20
21
日本
100,000
世界の主要国の塗料生産量推移
アメリカ
ドイツ
生
産
数
量 10,000
・
千
ト
ン
イタリア
イギリス
フランス
スペイン
オランダ
中国
1,000
韓国
台湾
インド
タイ
100
1975
1985
1990
1995
1997
1998
1999
2000
2001
2002
主要国22カ
国合計 22
23
規制対象となる塗装施設、
裾切り基準および濃度規制値
施設類型
外形裾切り基準
排風機の能力が
吹付塗装(吹付塗装を
100,000m3/h以上のも
行うものに限る。)
の
塗 装の用 に供する乾
燥施設(揮発性有機化
合 物を蒸 発させるた
め のもの に限る。以
下同じ。)
(吹付塗装及び電着塗
装を除く。)
排出濃度基準値
自 動車製 造の吹付塗
装:400ppmC
前項以外:700ppmC
送風機の送風能力が
木材又は木製品(家具
10,000m3/h以上のも
の(送風機が設置さ を含む):1,000ppmC
れていない施設にあっ
ては、排風機の排風 前項以外:600ppmC
能力。以下同じ)
24
VOC排出抑制のベスト・ミックス
規制領域
︵
V
O
基準年度排出量
C
排
出
排
濃
出
度 規制値
濃
2
・
度 自主取組による削減量
回
排
の
/
風
測
年
能
定
力
目標排出量
義
務
︶
H16
H17
H18
H19
H20
H21
法規制適用
(規制値は変更
の可能性あり?)
H22
H23
目標排出量
自主取組による削減量
規制対象外領域
基準年度排出量
25
自主管理と抑制による塗料ユーザの反応は?
VOC排出量と排風量と濃度(ppm)の分布
1000
900-1000
800-900
700-800
600-700
500-600
400-500
300-400
200-300
100-200
0-100
900
800
V
O 700
C 600
濃
度 500
・ 400
p
300
p
m 200
100
0
24
7
排風量
(m3/min)
88
VOC排出量(kg/月)
50
441
2
2 64
17
65
1
200
14
7
88
2
73
5
44
1
4
500
29
14
7
• 製品VOC含有量の把
握
MSDS ⇒Sol.含有量、 組成の開示
・排風能力の見直し ⇒排出VOC濃度算定と 計測
・希釈率/希釈シンナー
の削減見直し
・低VOC製品への移行
⇒低粘度品・2液型・ 水系
26
対象塗装施設と法規制裾切り値以下
の施設の割合
計
トン/年
56,263
7,262
63,525
施設数
N
1,601
299
1,900
45,226
6,018
51,244
%
80
83
81
施設数
267
81
348
%
17
27
18
11,038
1,245
12,283
%
20
17
19
施設数
1,334
218
1,552
%
83
73
82
排出量基準
施設数基準
排出量(トン/年)
法規制
裾切り
以下の
施設
乾燥又は
焼付け施設
排出量
排出量(トン/年)
法規制
対象施
設
吹付け
塗装施設
排出量基準
施設数基準
環境省;揮発性有機化合物(VOC)排出抑制対策検討会 塗装小委員会報告書より(H17,2,3)
27
平成15年度 塗料・塗装からの大気への
排出推定との比較
90 ,0 00
80 ,0 00
排出量・t/y
H16年度環境省調査・塗装分野
排
出 70 ,0 00
量
・
ト
ン 60 ,0 00
70,000
7,2 62
60,000
50,000
6 ,018
MIBK
50 ,0 00
MEK
40,000
30,000
乾燥又は
焼付け施設
その他
吹付け
塗装施設
5 6,26 3
40 ,0 00
石油系炭化
水素類
30 ,0 00
酢酸ブチル
45,2 26
20,000
1 ,245
酢酸エチル
20 ,0 00
ブタノー ル
10,000
11 ,038
10 ,0 00
IPA
0
その他
路面標示
家庭用
木工製品
金属製品
機械
電気機械
自補修
自動車
船舶
0
構造物
法規制裾切り以下
建築資材
法規制対象施設
建物
排出量
エチルベンゼ
ン
キシレン
トルエン
需要分野別大気排出溶剤種類比較
28
塗料製造業者R&Dの年次調査-2004
OEM市場向けに製造される塗料種類の回答比率(%)
(160社のR&D研究開発部長の回答)
種類 項目
水性
ハイソリッド溶剤系
二成分系
UV/EB硬化
粉体
超ハイソリッド
一般溶剤系
硬化時間
生産 コスト削減 VOC/HAPs 性能改善
その他処方
短縮
75.4
61.9
53.4
25.4
19.5
16.1
65.3
76.6
73.5
70.1
59.5
75
63.8
53.0
64.2
27.0
―
54.3
39.8
37.3
56.8
41.7
54.3
42.2
53.7
43.2
66.7
48.9
48.2
35.8
35.1
79.2
Industrial Paint & Powder,February 2004より
29
111,496
その他の塗料
12,232
4,128
ウレ タ ン 樹脂 塗料
エ ポキシ 樹脂 塗料
85,382
トラフィックペ イント
市場への
出荷塗料
の内訳
25,041
粉体塗料
153,930
水性樹脂系塗料
217,373
厚膜型エ マルシ ョ ン
151,792
エ マルシ ョ ン ペイ ン ト
71,185
その他溶剤系
塩化ゴ ム系
6,666
11,628
ビ ニル樹脂
9,702
シリコン・ふっ 素樹脂
(平成15年度)
平成15年度・塗料種類の出荷量一覧
281
船底塗料
平成15年度塗料種類別出荷量比率
18,964
船底塗料・ 一般型
10,957
不飽和ポ リエステル
128,692
ウレ タ ン 樹脂系
25,788
エ ポキシ
74,440
エ ポキシ ・ 一般タ イ プ
一般溶剤
系
38 %
2,536
ア ク リ ル・ 焼付乾燥型
42,621
ア ク リ ル・ 焼付乾燥
水性
36%
50,549
ア ク リ ル・ 常温乾燥
84,125
ア ミ ノ ア ルキド 樹脂系
53,466
さ び止ペイ ン ト
39,656
調合ペイ ン ト
出荷量(トン)
31,616
ワニス・ エ ナメ ル
超ハイソリッ ド
1%
344
電気絶縁塗料
粉体
8%
二成分系
15%
ハイソリッ ド系
溶剤
2%
20,098
ラッ カー
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
30
31
環境負荷低減型塗替え塗装系の開発例
(財・鉄道総合技術研究所;RTRI REPORT Vol.16,No.12,2002,12)
• 指定化学物質の クラス分け
• VOCの総量評価
(塗量1L中に含まれる VOCのg数)
• MIRVOC値評価
• 塗替え塗装周期評価
• 塗装コスト評価
• 目標値の設定
指定化学物
質[g/(m2・y)]
MIRVOC値
[g/(m2・y)]
塗装コスト
円/(m2・y)
2.2以下
13以下
220以下
• 環境にやさしい 高耐久性塗替え 塗装設計の検討
• 試験塗装による確認
• 試験塗装の結果の評価
32
LCAから見た環境負荷コスト比較
インベントリ
NMVOC
環境中濃度
インパクトカテゴリ
オキシダント濃度
カテゴリエンドポイント
光化学オキ
シダント
人間の健康
CO2
地球温暖化
単一指標
人間社会
呼吸器疾患
トルエン
温室効果ガス
の濃度
保護対象
エネルギー消費
単一指標
DALY
統合化
社会資産
Yen
コンジョイント分析 − 経済評価、パネル法
LCA
Research
Center for
Life Cycle
Assessment
のデータより
影響領域
環境負荷物
経済評価(円/Kg)
地球温暖化
CO2
1.62
光化学オキシダント
NMVOC
117
トルエン
13
Cf.環境税 2400円/t
33
法規制と塗料対応の例
(日)自治体の条例指針
(米)CAA
大気汚染防止
大気汚染防止
水系塗料
VOC規制
HAPs規制
EU統合規制
有機溶剤
排出規制
(独)TA-Luft
地球環境保護
(世)モントリオール議定書
その後の会議
バンパー
脱脂用
TCE全廃
地球温暖化防止
地球温暖化防止
(日)地球温暖化防止
行動計画
(日)廃掃法
無溶剤用塗料
排出炭酸
ガス削減
有害金属等
廃棄規制
有害物フリー
塗料
(世)バーゼル条約
土壌汚染防止
土壌汚染防止
水系脱脂用
塗料
低温短時間
硬化塗料
車体軽量化
対応塗料
工程短縮
対応塗料
(世)リルドベック宣言
(日)地球温暖化防止条約(ブラジル)
スーパー
ハイソリッド塗料
粉体塗料
(英)PG-6/20
オゾン層破壊防止
オゾン層破壊防止
ハイソリッド塗料
(米)LERA
水質汚濁防止
水質汚濁防止
34
H15年度PRTR
のトルエン濃度
35