レスポンシブウェブデザインで、制作の工数を下げるために - 株式会社

株式会社コミュニティコム
星野 邦敏
〒116-0013
東京都荒川区西日暮里5-37-5 NSO2階
URL: http://www.communitycom.jp/
E-MAIL: [email protected]
1
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
制作の工数を下げるために、
始めに打ち合わせておくべきこと
2
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
星野 邦敏(ほしの くにとし)
Twitter : @khoshino
Facebook : 星野邦敏(Kunitoshi Hoshino)
株式会社コミュニティコムという会社で、
自社運営サイトやアプリ、他企業様向けサイトも作っています。
オープンソースの活動をしたり、IT系の勉強会を主催したり、
地域の活動をしたり。
WordPressをCMSとしてWEBサイトを作ることが増えています。
3
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
WordPressのイベントである
「WordCamp」や「WordBench」に
スタッフやスピーカーとして参加。
4
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
WordPress日本語サイトの「イベントカレンダー」を更新する係。
ココ
5
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
公式ディレクトリにプラグインを登録したり。
Japan Tenkiプラグイン
→全国142地域の天気を自動表示
Hello Wapuuプラグイン
→ブログ更新を応援
6
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
WordPressに関して、書籍や雑誌で執筆をしたり。
2012年1月に出版
2012年2月に出版
2012年3月に出版
web creators特別号
Webサイト制作
最新トレンドの傾向と対策
Web Designing 2012年3月号
速習デザインWordPress
7
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
WordPressに関して、書籍や雑誌で執筆をしたり。
今も執筆中です。
2012年7月に出版
web creators特別号
スマートフォン・ソーシャル
メディア・WordPress
8
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
参考サイト
A List Apart 日本語サイト
http://all-web.org/ala/
9
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
参考サイト
OpenCU
http://www.opencu.com/
10
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
CSS3のMedia Queriesによって、WordPressテーマ側で、
レスポンシブ・ウェブデザインにして、画面サイズに応じて、
表示を振り分けることができます。
11
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
(参考)
現在のデフォルトテーマ「Twenty Eleven」はもちろん、
2012年12月リリース予定の、WordPress3.5からの
新デフォルトテーマ「Twenty Twelve」テーマも、
レスポンシブ・ウェブデザインに対応したテーマとなる予定です。
http://twentytwelvedemo.wordpress.com/
12
http://core.svn.wordpress.org/trunk/wp-content/themes/twentytwelve/
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
参考サイト
水族館コミュニティ
http://www.japan-aquarium.com/
13
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
同一URLで、ユーザーエージェントで振り分けることにより、
PCサイト・スマートフォンサイト・ガラケー(携帯)サイトの
振り分けることができます。
14
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
方法
(ⅰ)レスポンシブ・ウェブデザインによる画面切り替え
(ⅱ)ユーザーエージェントによる振り分け
メリット
(1)各端末ごとに自動で最適な表示
→ ユーザーも見やすい。収益の機会損失が無くなる。
(2)同一URLで自動で振り分け
→ コンテンツを複数書く手間が無い。
ミラーサイトにならないので被リンク分散が無くSEOにも合う。
15
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
WordPressによる実装方法
(方法1)
Media Queriesを使ってテーマで対応。
レスポンシブ・ウェブデザイン。
(方法2)
ユーザーエージェントで振り分けて、PC・スマート
フォン・ガラケー、それぞれのテーマを作る。
(方法3)
それらを組み合わせる。
(方法4)
スマートフォンに自動対応するプラグイン。
16
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
始めに、結局、
何が良いの?
17
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
→要は、同じHTMLが良いと言ってる。他の方法を否定はしていない。
Googleウェブマスター向け公式ブログ:
Googleがお勧めするスマートフォンに最適化された
ウェブサイトの構築方法
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/06/google.html
18
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
Googleウェブマスター向け公式ブログ:
Googleがお勧めするスマートフォンに最適化された
ウェブサイトの構築方法
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/06/google.html
19
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
まとめ
・レスポンシブ・ウェブデザインを推奨するGoogleの公式見解。
→(方法1)
・各種バナーの振り分けをCSS3だけでは難しいので、
その部分はWordPressの条件分岐タグを使う。
→(方法2)
・とは言え、レスポンシブ・ウェブデザインにするのが難しい
サイト構成やデザインもある。(←ココ重要)
→(方法2)
・簡易的に対応するなら、プラグインを入れて完了。
20
→(方法4)
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザイン & WordPress の
実装方法は、以下のスライド資料をご覧ください。
http://www.communitycom.jp/2012/08/11/wordbench-osaka-20120811/
21
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザイン
のディレクションについて。
22
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザインのディレクション
通常の制作の流れ
1.要件定義
2.ワイヤーフレーム
3.デザインをPhotoshopやFireworksなどで作る
4.モックアップ
レスポンシブ・ウェブデザインの
5.実装
案件だったのに、実現不可能になることも。
6.デバック
ワイヤーフレームを決める段階から
7.完成納品
23
入り込めないと厳しいのでは?
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザインのディレクション
前提:
「モバイルファースト」
モバイルユーザーに対応したコンテンツ
の出し方から考えていく。
24
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザイン
コチラへ
コチラから
25
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザインのディレクション
紙から考えるイメージでは無い。
レスポンシブ・ウェブデザインが普及したら、
Webブラウザベースでデザインしていくことも?
例:
text-shadow →影を付ける
border-radius →角丸を付ける
参考:菊池崇さんの技術評論社さんでの記事
http://gihyo.jp/design/feature/01/css3-approach/0001
26
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザインのディレクション
そもそも無理なこと
(1)
可変にしないpx(ピクセル)指定はできない。
→%やemで!
(2)
グリッドから外れたdivの設定はできない。
→グリッドレイアウト推奨で!
27
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
CSS3のメディアクエリ(Media Queries)
style.css
→横幅に応じて自動対応させている。
「ブレークポイント」
/* =Responsive Structure
----------------------------------------------- */
ビューエリアの最大幅
@media (max-width: 800px) {
横幅800pxより小さい場合に適用
・・・・・
}
@media (max-width: 650px) {
横幅650pxより小さい場合に適用
・・・・・
}
@media (max-width: 450px) {
横幅450pxより小さい場合に適用
・・・・・
}
@media only screen and (min-device-width: 320px)
and (max-device-width: 480px) {
・・・・・
ビューエリアが320px~480pxの場合に適用
}
28
(iPhone3G/3GSを意識している)
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザインのディレクション
工数の
掛かる例:
例えば、
ココとココの
整合性として、
可変で
どう考えてるの?
29
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザインのディレクション
グリッドレイアウト
均等なカラムと隙間から成り立っているCSSのレイアウト
(CSSフレームワーク)
を使うと、レスポンシブ・ウェブデザインがしやすい。
例:Twitter Bootstrap
http://twitter.github.com/bootstrap/scaffolding.html
30
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザインのディレクション
例:Twitter Bootstrap
http://twitter.github.com/bootstrap/scaffolding.html
31
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
レスポンシブ・ウェブデザインのディレクション
例:Dreamweaver CS6 の「可変グリッドレイアウト」機能
参考記事:
可変グリッドレイアウトで実現するレスポンシブWebデザイン
http://www.adobe.com/jp/devnet/dreamweaver/articles/responsive_web_design_1.html
32
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
まとめ
(1)モバイルサイトから考えてPCサイトへ。
(2)ブレークポイントを決めて、
どの画面サイズに対応するか考えよう。
(3)CSSフレームワークベースで初めから提案しても。
(4)WordPressなので、レスポンシブ対応テーマから、
子テーマ or カスタマイズで対応しても。
(5)無理なら、レスポンシブデザインは諦めて、
ユーザーエージェントで振り替え or プラグインで!
33
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
WordPressで繋がろう!
WordPressのコミュニティに、ぜひご参加を!
WordPressのイベントや勉強会に参加してみませんか?
http://ja.wordpress.org/
34
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
WordCamp Tokyo 2012
2012年9月15日(土)
10:00-17:00
大田区産業プラザ
東京都大田区南蒲田1-20-20
http://2012.tokyo.wordcamp.org/
35
WordBench神戸
レスポンシブデザインやるなら座談会
今後のお問い合わせなど
何かありましたら、
Twitter: @khoshino
Mail: [email protected]
URL: http://www.communitycom.jp/
http://wp3.jp/
などに、ご連絡ください。
ありがとうございました!
株式会社コミュニティコム 星野邦敏
36