ICI 想像文化研究組織 講師:帝塚山学院大学 第 3 回公開講演会 氏原 寛(臨床心理学) ■ICI からご挨拶■ こころ豊かな生を生きるとは、いったいどういうことなのでしょうか。今まさに私たちは人生の輝か しいゴールに向かって生きています。想像文化研究組織では、「生きること」「老いること」「死ぬこと」 をめぐって、哲学・文学・社会学・心理学などの多彩な観点から「死生学」を考えようとしています。 今回は講師に、長年、心理臨床実践に携わっておられる氏原寛先生をお迎えして、臨床心理学の立場 から「生きること」と表裏一体にある「いかに死ぬか」ということについてお話をしていただきます。 さらに講演後には、参加者の皆様方との質疑応答、ディスカッションを予定しています。 多数の方のご来場をお待ちしております。 ■講師からひとこと■ クラーゲスという人が、「動物はただ終わる。死ぬのは人間だけだ」と言っている。 これを言いかえると、「人間だけが、いつか終わることを知りながらいまを生きている」 ということになる。だからこそ、生きていても仕方がないと考えるのか、「いま・ここ」の 生の営みがかけがえのないものと見えてくるのか。人それぞれの思いは異なるにしても、 現代人がいかにうまく生きるかだけに心を奪われて、いかに死ぬかを忘れがちである ことは確かである。それらについて、若い皆さん方よりは少しばかり死に近い場にいる 老人として、ちょっとした感想を述べてみたい。 (帝塚山学院大学 氏原寛) ◆日 時:2011 年 7 月3日(日) 14 時~16 時[予定] ▲質疑応答あり▲ ◆場 所:甲南大学 18 号館3階 於 講演室 ◆参加費:一般 600 円 学生 300 円 (お茶などをご用意しています) *参加申し込みは、メール、ファックス、電話で、下記事務局まで Institute de la Culture Imaginative ICI 想像文化研究組織 事務局 〒658-8501 兵庫県神戸市東灘区岡本8-9-1 甲南大学文学部上村研究室内 Mail:[email protected] Fax:078-435-2572 Tel:080-3039-6150(上村)/ 090-6054-7484(あいば)
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